JPS63194882A - レ−ザ加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、圧延ロール等の被加工物の表面にレーザ光
をパルス状に照射して無数の凹凸をパターンとして形成
するレーザ加工装置に関する。

［従来の技術］ 鋼板表面への塗料の付着を良くするため、調質圧延ロー
ル等の表面に無数の凹凸を形成し、冷延鋼板の調質圧延
工程に際し、上記ロールを使用することにより鋼板表面
にロール表面の凹凸パターンを転写する方法が採られて
いる。

上記ロールの表面に凹凸を形成する方法として、近時、
ロールの表面上にレーザ光をパルス状に照射して無数の
凹凸を形成する方法か採られている。このレーザ光を利
用する方法は、従来の鋼製グリッドをロール表面に投射
するショツトブラストで形成される凹凸パターンとは異
なり、それぞれの凹凸の大きさをロール全面にわたって
均一にし且つ互いに隣接する凹凸のピッチを一定に求め
ることができることから、このロールで圧延された鋼板
表面の塗装後の鮮映性の向上か図れるといった特徴を有
している。

このようなレーザ光を利用した従来のカロエ装置は、レ
ーザ光の光路の適宜位置に、板面にレーザ光が通過でき
る開口部を形成したチョッパープレートを設け、このチ
ョッパープレートを高速回転させることによりレーザ光
の通過と遮蔽を行い、レーザ光をロール表面上にパルス
状に照射するようになっている。

〔発明か解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来の加工装五にあっては、チョッ
パープレートによりレーザ光を遮蔽したとき、危険防止
のためこのレーザ光を吸収し或は拡散させる装置を必要
とするといった問題があり、更にはチョッパープレート
により遮蔽したときのレーザ光が全く無駄になっている
といった問題がある。

この発明は上記問題点に鑑み、チョッパープレートによ
り遮蔽されたレーザ光の利用を図り、このことによりか
かるレーザ光による危険防止のための装置の必要をも無
くすことを目的としたレーザ加工装置を提供するもので
ある。

［問題点を解決するための手段］ この発明は上記目的を達成するために、板面にレーザ光
が通過できる開口部を形成したチョッパープレートによ
りレーザ光の通過と遮蔽を行いレーザ光を被加工物にパ
ルス状に照射して加工するレーザ加工装置において、チ
ョッパープレートの遮蔽面を反射面とし、この反射面に
投射し反射されたレーザ光を新たな加工ヘッドへ誘導す
る誘導機構と加工へウドを備えた。

［作　用］ レーザ発振器から発射されたレーザ光は、光路の途中に
設けられ高速回転するチョッパープレートにより、チョ
ッパープレートに形成された開口部を通過するレーザ光
と、チョウパープレートの遮蔽面により反射するレーザ
光に振り分けられ、前記開口部を通過するレーザ光は適
宜のレーザ光誘導機構を介して１つの加工ヘッドへ誘導
され、この加工ヘッドから被加工物にパルス状となって
照射し、また前記遮蔽面により反射されたレーザ光は誘
導機構を介して他の新たな加工へ・ンドヘ誘導され、こ
の加工ヘッドから被加工物にパルス状となって照射する
。

［実施例］ 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。

図面において、ｌはレーザ発振器、２はレーザ発振器か
ら発射されたレーザ光３を誘導する誘導機構でありレー
ザ光３の光路を形成している。誘導機構２の内部にはミ
ラー４が設けられており。

前記レーザ発振器ｌから発射されたレーザ光３をミラー
４て反射して曲げ、誘導Ｌ９．構２の先端に位置して設
けられた１つの加工ヘッド５に誘導するようになってい
る。６は誘導機構２により形成される光路の適宜位置に
設けられた円板状のチョッパープレートであり、このチ
ョッパープレート６はその円周方向に適宜間隔をもって
レーザ光３が通ｄできる開口部フとレーザ光３を遮蔽す
る遮蔽面８を有している。そしてこのチョッパープレー
ト６はモーター９により高速回転するようになっており
、光路を通るレーザ光３の通過と遮蔽を行い、開口部７
を通過するレーザ光３ａはパルス化されて加工ヘッド５
へ誘導されるようになっている。

前記レーザ光３の通過と遮蔽を行うチョッパープレート
６は、開口部７と遮蔽面８とかほぼ同間隔に形成されて
おり、そして遮蔽面８はレーザ光３を反射する反射面に
形成されている。１０は前記誘導機４Ａ２に接続して設
けた他の誘導機構であり、この誘導機４ＪｉｌＯは内部
にミラー１１を有し、前記チョッパープレート６の遮蔽
面８で反射されたレーザ光３ｂをミラー１１で反射して
曲げ、新たな加工ヘッド１２へ誘導するようになってい
る。

１３は加工ヘッド５．１２内に設けられた集光レンズ、
１４はアシストガス供給口、１５は被加工物である。

次に作用を説明する。

レーザ発振器１から発射されたレーザ光３は誘導機構２
内に設けたミラー４により反射して曲げられ誘導されて
誘導機ａ２により形成される光路を通り、そして光路の
途中に設けられたモーター９により高速回転するチョッ
パープレート６により、チョッパープレート６に形成さ
れた開口部７を通過するレーザ光３ａとチョッパープレ
ート６の遮蔽面８により反射するレーザ光３ｂに振り分
けられる。前記チョウパープレート６の開口部７を通過
したレーザ光３ａは誘導４１Ｍ４２を通りミラー４に反
射して曲げられて１つの加工ヘッド５へ誘導され、この
加工ヘッド５から被加工物１５にパルス状となって照射
する。〒方、前記チョッパープレート６の遮蔽面８によ
り反射されたレーザ光３　ｂ　ｉ：ｉ：誘導機４１　ｔ
　ｏを通りミラー１１に反射して曲げられて新たな加工
ヘッド１２へ誘導され、この加工ヘッド１２から被加工
物１５にパルス状となって照射する。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、板面にレーザ光が通過
できる開口部を形成したチョッパープレートによりレー
ザ光の通過と遮蔽を行いレーザ光を被加工物にパルス状
に照射して加工するレーザ加工装置において、チョッパ
ープレートの遮蔽面を反射面とし、この反射面に投射し
反射されたレーザ光を新たな加工ヘッドへ訪導する銹４
機構と加工へ・ンドを備えたから、レーザ発振器から発
射したレーザ光をチョッパープレートにより、チョッパ
ープレートの開口部を通過するレーザ光と遮蔽面により
反射するレーザ光に振り分け、前記開口部を通過するレ
ーザ光を１つの加工ヘッドに誘導し、この加工ヘッドか
ら被加工物にパルス状に照射し、また前記遮蔽面により
反射したレーザ光を他の新たな加工ヘッドに誘導し、こ
の加工ヘッドから被加工物にパルス状に照射することか
できるので、従来この種のレーザ加工装置では全く無駄
になっていた遮蔽時のレーザ光を同様の被加工物に有効
に利用することかできるのて極めて経済的であり、被加
工物の作ｉ！能率の向上を図ることかてき、そしてこの
結果、従来のレーザ加工装置において必要とされたレー
ザ光の遮蔽時に、このレーザ光を安全に処理するだめの
装置の必要性を無くすることかできるといった効果かあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す説明図、第２図はチ
ョッパープレートの開口部を通過するレーザ光の光路を
示す説明図、第３図はチョッパープレートの遮蔽面に反
射したレーザ光の光路な示す説明図である。 ３・・・レーザ光、５・・・加工へウド６・・・チョッ
パープレート、７・・・開口部８・・・遮蔽面、１０・
・・誘導機構 １２・・・加工ヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　板面にレーザ光が通過できる開口部を形成したチョッ
   パープレートによりレーザ光の通過と遮蔽を行いレーザ
   光を被加工物にパルス状に照射して加工するレーザ加工
   装置において、チョッパープレートの遮蔽面を反射面と
   し、この反射面に投射し反射されたレーザ光を新たな加
   工ヘッドへ誘導する誘導機構と加工ヘッドを備えたこと
   を特徴とするレーザ加工装置。