JPS63194557A - 1相の細長型半導体電動機 - Google Patents

1相の細長型半導体電動機

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JPS63194557A
JPS63194557A JP2251387A JP2251387A JPS63194557A JP S63194557 A JPS63194557 A JP S63194557A JP 2251387 A JP2251387 A JP 2251387A JP 2251387 A JP2251387 A JP 2251387A JP S63194557 A JPS63194557 A JP S63194557A
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JP
Japan
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phase
control circuit
armature
output
semiconductor motor
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JP2251387A
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Itsuki Ban
伴 五紀
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Secoh Giken Co Ltd
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Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 径が16ミリメ一ドル位、長さが2D〜30ミリメート
ル位の小型のl相の半導体電動機で、例壺 えば、tミリビデオ装置のオートフォーカス、自動焦合
装置の駆動源として利用されるものである。その他軽ト
ルクで、長い耐用時間と機械1音の発生が小さい動力源
として利用されるものである。
〔従来の技術〕
径が76ミリメ一ドル位、長さがJ〜30ミリメートル
位の駆動源となるものとして、整流子電動機は知られて
いるが、l相の半導体電動機シまない。従って、長い耐
時間で、騒音の発生がなく、しかも小型の電動機はない
〔本発明が解決しようとしている問題点〕本発明が解決
しようとしている問題点は次の諸点である。
第1に%tミリビデオのオートフォーカス、自動焦合装
置の駆動源は、径が/A ミIJメートル以下の細長型
の電動機となり、又出力トルクが平坦で、正逆転可能な
l相の半導体電動機が必要となる。
しかし、かかる電動機の技術は未開発問題となっている
第λに、上記した電動機は、入力がO,Sワット位で、
しかも小型となっているので、電機子コイルを装着すべ
き空間が限定されている。又電源電圧は、一般の電子機
器の電圧である/2ボルト若しくは評ボルトが多い。
従って、細い銅線を多数回巻いて電機子コイルを構成し
ているので、直流抵抗が大きく従って銅損が大部分とな
り、効率を減少せしめる原因となる不都合がある。
〔問題点を解決する為の手段〕
第1の問題点を解決する為に、細長型のl相内転型半導
体電動機とし、第1図につき後述するように、円筒型の
磁性体(軟鋼プレス部材若しくは珪素鋼粉末焼結体若し
くはソフトフェライトにより作られたもの)の内側面に
、プラスチック円筒に埋設した電機子コイルを嵌着する
又その一方の端面及び円筒状磁性体の一方の端面に円板
状基板を密着して設ける。
又、円板状基板の内側面にプリント基板を設け、その上
にホール素子を固定し、ホール素子と電機子コイルの配
線を行ない、それぞれの導出端子を本体外に導出する。
又電機子コイルはダ個が並置され、トルクに有効な導体
部の巾は電気角で120度となっている。
又、内転型のマグネット回転子の1つは円板状となり、
その磁極はホール素子に対向してl相の位置検知信号を
発生する。
又、円柱状のマグネット回転子の磁極は、次の構成とな
っている。
隣接するN、S磁極は一組となり、軸対称に配設され、
電機子コイル面に対向している。各硼極巾は電気角で7
3S度となり、従って、qo度の巾の無磁界部がある。
磁極の磁界分布は特別となり、中央の7j度がほぼ平坦
な分布曲線となっている。
以上の構成により、小型細長型で量産性のあるものとな
っている。
更に又ホール出力による電機子コイルの通電を反転する
ことにより正逆転せしめることができる。
第2の問題点を解決する為に、l相の半導体電動機の特
性を##喀印加電圧が3ボルト位で作動するように、電
機子コイルの線径9巻数を設定する。
/2ボルトの電源の場合には、第1の手段として、3ボ
ルトの定電圧電源を作り、これにより電動機を駆動する
第2の手段としては、所要の定電流回路とし、起動時の
み大きい電流が流れるようにして、起動特性を改善する
〔作用〕
第1の問題点を解決した為に、量産性のある即ち小型の
半導体電動機の組立てが容易となるものである。
特に、基板上に、上記した成型時にプリント基板を埋設
し、この上に所要の部品及びその配線が設けられるので
量産性がある。
マグネット回転子の磁極が、特別な構成となつ℃いるの
で、出力トルクが平坦で、正逆転できる。
第2の問題点を解決した為に、O,Sワット以下の入力
の小出力のl相の半導体電動機でも、3ボルトの印加電
圧で作動するように、即ち電圧若しくは電流制御が行な
われているので、小出力でも銅損が減少する。
又可変抵抗を変化することにより、回転速度の変更がで
きる。
更に、起動特性を負荷に対応したものとすることができ
ろ。
〔実施例〕
次に、本発明装置の実施例につき説明する。
第1図以降の図面の同一記号の部材は、同一部材を示す
もので、その重複した説明は省略する。
第1図は、本発明装置の構成を示す断面図である。
軟鋼材により、プレス加工された円筒コの左端開口部に
は、オイルレスメタル軸承3@が嵌着される。
記号ダの部分は、電機子コイルの埋設されたプラスチッ
ク成型体で、円筒状となり、磁路となる円筒コの内(!
I+に、右方より挿入嵌着されている。
電機子コイルの形状は、矩形、偏平に巻線して作られた
もので、後述するように、ダ個のコイルが、円周面にそ
って並置されている。
記号Sで示す部分は、上記した円筒状の電機子コイルの
成型時に、同時忙、1体に成型された円板状の基板で、
その中央部の凹部には、オイルレスメタル軸承3bが嵌
着されている。
記号9で示すものは、プリント基板で、その上にはホー
ル素子10が固着されている。
又電機子コイル亭の所要の配線が、プリン、ト基板を上
で行なわれた後に、上記したプラスチック成型が行なわ
れるものである。かかる成型体が、円筒−の右側開口部
より挿入されて・図示のように固定されるものである。
このときに、プリント基板ヂも円板よ上に固着される。
スプリント基板9の外周端部q4は、本体外に突出され
、この部分に、ホール素子10及び電機子コイル弘の導
出端子が設けられている。
回転軸lは、軸承ji、3hに回動自在に支持され、こ
れに円板状のフェライトマグネットg及びこれに密接し
た円柱状のフェライトマグネット6が固定されて同期回
転する。
マグネット6とざは、一体化したマグネットにより構成
することもできる。第3図にマグネット回転子となるマ
グネット/、、gの詳細が示されている。
第3図(4)において、円板状(円環状)のマグネツ)
fは、N、S磁極が図示のように着磁され、各磁極の巾
は等しくされている。
マグネット!:は、第1図に示すように、マグネット基
の右端に密着されている。
第3図(b)において、円柱状のマグネット6は、図示
のようにN、S磁極に着磁され℃いろ。磁極N、Sは交
互に異極となるように、又左右の一組のN、S磁極は隣
接し、対称の位置にある。
各磁極の巾は、矢印Eで示すように、電気角で135度
となっている。以降はすべて電気角の表示とする。
記号7α、7bで示す部分は切欠凹部で無磁界部となっ
ている。第2図に示すものは、電機子コイル弘の埋設さ
れた円筒と円板状の基板l/を構成する他の実施例を示
すものである。
即ち、記号ダで示す部分には、電機子コイルが埋設され
て、円筒状にプラスチック成型され1、このときに、図
示していないが、所要の導出端子が外部に導出されてい
る。
記号//で示す部分は、第1図の円板状基板Sに対応す
る部材で、金属で加工されて図示の断面形状となってい
る。その中央凹部には、軸承3hが嵌着されている。
基板1/の左側には、プリント基板デが貼着され、その
上にホール素子io 75s固定される。
円筒ダの右側は、基板//の突出リング部//eL。
//b上に接着され、その前に、電機子コイル及びホー
ル素子10の所要の配線が行なわれている。
突出端子96部には、上記部材の導出端子が設けられて
いる。以上の構成なので、第2図示の部材を、第1図の
円筒−の左側開口部より、左方に挿入嵌着することによ
り同じ目的が達成されるものである。
第1図は、実寸法のλ倍図となつ℃いるもので、径がm
ミリメートル、長さが3Sミリメートル位の電動機が構
成される。
試作の結果によると、径が7549メートル。
長さがjミリメートル位の細長型の電動機を作ることが
できる。
又構成より理解されるように、組立が容易で量産性のあ
る手段が得られる特徴がある。
第1図において、電体と磁路を兼ねる円筒コは、カップ
状となっているが、点線、lb、2dで示す部分で切離
された円筒とし、点線コl。
−〇で示す折曲部を設けた浅いカップ状のプレス加工部
材を円筒−に被冠して構成することもできる。カップ状
のプレス加工部材の中央空孔に軸承31が嵌着される。
磁路となる軟鋼円筒コの内面で、マグネット回転子6が
回転するので、渦流損失が発生し、制動作用があり、毎
分tooo回転位の電動機となる。
回転速度を大きくするには、円筒コをソフト7エライト
若しくは、珪素鋼粉末の焼結体で構成する必要がある。
軸承3s、3bの相対位置は、精度良く構成する必要が
ある。本実施例においては、円筒λのプレス加工の精度
を上げ℃作り、プラスチック成型体ダ、5の精度を上げ
ることにより目的が達成できる特例がある。従って、細
長型のこの種の電動機の構成として最適のものが得られ
るものである。
次に、第4図の展開図、タイムチャートにより本発明電
動機の回転する状態を説明する。
第1図のホール素子IOは、マグネット回転子gの磁極
面に対向しているので、l相の位置検知信号が出力され
る。
この信号により、電機子コイルの通電制御が行なわれて
回転する。本発明電動機は、突極型でなく、コアレス型
のものとなる。
々 第3図(b)に示すマグネット回転子6が、第〜図に展
開して示しである。
N、51iB極の境界には無磁界部(斜線部)71.7
bが設けられている。磁極44.t、b。
be、bdの巾は、矢印Eで示すように、135度とな
っている。又斜線部の巾は90度となる。
斜線部を着磁・しない無磁界部と・してもよく、又マグ
ネット回転子6を第3図(句のように変形して作っても
よい。
電機子コイルに定電流が流れている場合について説明す
る。一段目の電機子コイル弘堪、ダb、・・・と3段目
のものは同じ電機子コイルの展開図である。
マグネット回転子6が、矢印G方向に回転しているとき
に、電機子コイルダ喀の左側の導体部/Jαによるトル
クは、1段目の曲線/47 gとなる。又右側の導体部
i、t b Kよるトルクは、曲線lダbとなる。これ
らの合成トルクの中央部は平坦となる。
電機子コイルiceも同時に通電されているので、全く
同じトルク曲線が得られる。これは。
端子/2 dに接続されたトランジスタが、ホール素子
/θの位置検知信号により導通するからである。
ホール素子10は、マグネット回転子ざの端面に着磁さ
れたダ個の等しい巾のN、S磁極の磁界により、マグネ
ット回転子が/7.回転する毎に、異なるl相の位置検
知信号を出力する。
この出力により、端子12d若しくは端子lコCに接続
されたトランジスタがオンオフする周知の制御回路が使
用されている。端子/2 nLは電源正極である。
マグネット回転子6が更忙回転すると、電機子コイルq
aによるトルクは負のトルクとなるが、省略して図示し
ていない。更に回転すると再び正のトルクが得られ、導
体部i3c 、 i、t hによるトルクは曲線/! 
4 、 I!r bとなる。
このときの電機子コイルgb、actによるトルク曲線
の正の部分のみが、曲線/A rL、 /4 b及び曲
線/りa、/りbとなる。
電機子コイル弘1.弘r及びダb、edは、l/や回転
する毎に通電が交替され、その交替点は、O点1点線/
g a 、 /l b 、 /l /!となるので、全
体の合成トルクは平坦となる。
若し磁極巾が135度でな(、120度とすると、例え
ば、曲線734の末期及び曲線is bの初期は点線/
9 tz 、 t9 bとなり、中央部にトルク零の点
が発生し、大きいトルクリプルを発生する。
本実施例のように、磁極巾をiys度とし、電機子コイ
ルの導体部の巾を7.20度とすること忙より、上述し
た欠点が除去される効果がある。
トルク曲線は、図示のように台形波とし、上底中が矢印
Hで示すように7s度となることが必要である。
かかるトルク曲線を得るように、各磁極の磁界分布を設
定する必要がある。
電機子電流が定電流の場合には、上述した理論でよいが
、定電流でない場合には、逆起電力により電流値が変動
するので、各曲線の中央部は凹部となる。
従って、この事実を加えて、磁極の磁界分布を変更する
必要がある。出力トルクを台形波とすることは、実際に
は困難であるが、平坦性を良好とすることができること
は確実である。
出力トルクの零の点がないので自起動することもできる
ものである。コギングトルクにより自起動する一般のl
相の半導体電動機は、正逆転することが不可能である。
しかし本実施例は、正逆転することができる特徴がある
。その手段につき第S図(C) Kついて説明する。
第5図(C)において、記号lコα、/2は電源圧負極
である。
トランジスタ3θα9.7θb 、 30 /! 、 
、70 dはブリッジ回路となっている。端子3/にハ
イレベルの入力があると、トランジスタ?Oα1、?θ
bが導通して、ホール素子ioの印加電圧の上側が正電
圧となる。
端子3/にローレベルの入力があると、トランジスタ3
0 e 、 、?Odが導通して、ホール素子10の印
加電圧は反転する。従って左右の端子の出力も反転する
。記号−9,bは反転回路である。
オペアンプ23の出力は、トランジスタコざbを導通し
て、電機子コイルlIa、qcを通電し、又反転回路2
9αを介してトランジスタ2g 4を導通して、電機子
コイルllb、lidを通電する。
端子3/の入力がハイレベルのときに、又ホール素子1
0が第J惰でS極下にあるときに、トランジスタコざb
が導通するように構成した場合のトルク曲線が曲線/4
Cり、 ia b 、 ls 4 、 ls b 、・
・・となるもので、電動機はG方向に回転する。端子3
/の入力をローレベルとすると、ホール素子10がN極
下にあるときに、電機子コイルah。
lldが通電するので、トルクはG方向と反対となり逆
転する。
電機子コイルah、ダdは、それぞれS極下にあるので
逆トルクが発生するからである。
110度回転すると、電機子コイシダ1.ダrがS極下
となり通電されるので逆トルクが発生して、引続いた回
転が行なわれる。
→ この場合のトルク曲線は、第ψ図のトルク曲線と同じ形
式となるので、自起動することば勿論平坦なトルク特性
が得られるものである。
正逆転する為の他の手段は、トランジスタコα、xbの
ペース入力を切替スイッチにより交換してもよい。
トランジスタM G 、 −21bに並列に、ツェナダ
イオード若しくはコンデンサが接続され、磁気エネルギ
の処理が行なわれているが省略して図示していない。次
に第5図(勾、(勾について説明する。
第S図(α)において、記号Fは、第S図(C)に示す
通電制御回路を示す本のである。正逆転回路はなくても
よい。
本発明装置のような小型小出力の電動機の場合には、電
機子コイルの巻線の為の空間が小さくなり、印加電圧が
高い場合には、極細線を数多く巻回する必要がある。
従って、銅損を増加し効率の劣化を招く不都合がある。
本実施例は、かかる点を改良したものである。
一般に、この種の大きさの電動機は、印加電圧が3ボル
ト位がよい。即ち通電制御回路Fの印加電圧は、3ボル
ト位がよい。
端子/コ1の電圧は/:1ポルト若しくは評ボルトとの
場合が多い。端子/L261 、 /ユの電圧は、可変
抵抗20 a 、抵抗xbにより分割されている。電源
が投入されると、オペアンプj/の子端子より一端子の
入力電圧が大きいので、出力はローレベルとなり、従っ
てトランジスタ2−が導通する。
コンデンサコア1は、電源容量に応じた電流により充電
され、この電圧が、オペアンプ〉も一端子の入力電圧即
ち抵抗Jhの電圧降下より上昇すると、オペアンプ2/
の出力はハイレベルとなり、トランジスタ2コは不導通
に転化する。
従って、コンデンサ2/ iにより通電制御回路Fの通
電が行なわれる。コンデンサコア1の電圧が降下すると
、オペアンプ2iの出力は再びローレベルとなり、トラ
ンジスタ2コは導通して、コンデンサー〇を充電する。
かかるサイクルを繰返して、通電制御回路Fの印加電圧
は、リプル電圧を含むが、抵抗xrbの電圧降下とほぼ
等しく保持される。
抵抗3bの電圧降下が3ボルトとなるように、可変抵抗
a4を変更することにより、端子lコ信の電圧が、前述
したように72ボルトでも評ボルトでも同一電動機を使
用できる効果がある。
又端子/J 4の電圧が一定の場合に、可変抵抗3αを
変更することにより、電動機の回転速度を任意に変更で
きる。
電動機の印加電圧を3ボルト位にできるので電力損失が
小さくなり、有効である。
第5図Ch)の回路は、電動機の通電制御回路Fの通電
電流を設定された値に保持することにより、電源端子/
24の電圧に無関係に、即ち制御回路Fの印加電圧が3
ボルト位の場合と同じ出力トルク特性を保持するもので
、第S図(号と同じ目的が達成されるものである。
電源スィッチを投入すると、コンデンサmeを介して、
抵抗2Dhには、大きい電流が流れ、その電圧降下が大
きくなる。
従つ℃、抵抗Ll bの電圧降下より、上記した電圧降
下が大きくなるので、オペアンプ2/の出力は、ローレ
ベルとなり、トランジスタnが導通する。
従って、制御回路Fを流れる電流は上昇し、抵抗22 
bの電圧降下が、抵抗、wbのそれより増大すると、オ
ペアンプ21の出力は)\イレベルとなり、トランジス
タ22は不導通に転化する。
制御回路Fの電機子コイルの磁気エネルギは、ダイオー
ド224により放電されるので、抵抗2コbの電圧降下
も減少し、これが抵抗xrbの電圧降下より小さくなる
と、オペアンプ!/の出力はローレベルとなり、トラン
ジスタ2コは再び導通する。
かかるサイクルを繰返して、制御回路Fの供電電流値の
初期は、コンデンサ21)Cの為に増大し、大きい起動
トルクが得られる。その後は、所要の定格トルクにより
運転することができる。
可変抵抗20 ’lを変更することにより、出力トルク
即ち電動機の回転速度を変更できる。
又コンデンサ20cの容量を大きくすることにより、起
動トルクが大きい区間を延長できるので、立上りの特性
を改善できる効果がある。大きい慣性負荷の場合に有効
である。
第6図に示すものは、第5図Cb)の実施例の場合の位
置検知信号と通電電流のタイムチャートを示している。
記号A、Cの段は、l相の位置検知信号で、曲線評a 
、 2tIb、・・・及びムα、 26h 、・・・の
巾は1g0度で互いに110度の位相差がある。
C,D段の曲線x a 、 x b 、・・・及び曲線
2?曝。
27b、・・・は、電機子コイルの通電電流曲線である
啜 第励図のマグネット回転子乙の磁極の形状は、同じ目的
を達するものであれば、他の形状のものを採用しても本
発明を実施することができる。
〔効果〕
本発明装置は、l相のコアレス型の細長型の電動機とし
て構成した場合に、外径を小さく、/タミリメートル位
とすることができる。従って、小型の一般の駆動源とし
て使用できる。
又固定電機子は、磁性体円筒、電機子コイル。
円板状基板、プリント基板、軸承の嵌着孔が、プラスチ
ック材により一体に成型し℃作られているので、外径が
小さく量産性のすぐれたものが得られる。
又軸承孔の精度を上昇することもできる。
第Aの第7段目に示されるように、マグネット回転子の
磁極の形状を特別な形としたので、出力トルク特性が平
坦となり、l相の電動機であっても正逆転することがで
きる。従って、小型、細長型の一般の負荷の駆動源とし
て有効なものが得られる。
第S図(N) 、 (b)に示す実施例は、入力θ、S
ワット位の小型l相半導体電動機に利用して有効な制御
回路である。
この種の電動機は、小型となる為に、電機子コイルの装
着空間が小さく、又印加電圧は/コボルト若しくは評ボ
ルトが多い。
従って、電機子コイルは極細電線となり、巻数も多くな
るので、銅損を増大し、効率を劣化せしめる。
本実施例では、これを防止する為に、電動機の印加電圧
を3ボルト位にエネルギ損失なしに低下せしめて、効率
の劣化を防止している。これは第S図(勾の場合である
第S図Cb)の場合には、起動特性を良好として、定電
流駆動をして同じ目的を達している。両者ともに、可変
抵抗を利用して、回転速度の変更をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の断面図、第2図は、同じ(その
1部の他の実施例の説明図、第3図は、マグネット回転
子の説明図、第9図は、マグネット回転子、電機子コイ
ルの展開図及びトルク曲線のタイムチャート、第5図(
勾、 (b)は、l相の半導体電動機の電機子電流制御
回路図、第S図(1?)は、l相の半導体電動機の正逆
転回路図、第6図は、位置検知信号と電機子電流のタイ
ムチャートをそれぞれ示す。 l・・・回転軸、  コ・・・軟鋼円筒、  3α。 3b・・・軸承、  ダ、ダrt、ah  IIe  
1Ict・・・電機子コイル、  j 、 //・・・
円板状基板、?、9.4・・・プリント基板、  10
・・・ホール素子、A、t・・・マグネット回転子、 
 6α、6b。 6I−,4d・・・磁極、  7tx、7b・・・切欠
凹部、/2 、 /2 n ・・・電源圧負極、  l
am、/Ilb、lza。 /、lt A 、/6g、/ルb、/りa 、 /7 
b 、  *−)ルク曲線、コ/、22・・・オペアン
プ、  F・・・通電制御回路、−、コ1.コb、3θ
4.3θb 、 30 e 、30 (t・・・トラン
ジスタ、  評1.評り、・・・、ムa、24b。 ・・・位置検知信号曲線、  xawb  ・・・コア
1.2りす、・・・通電電流曲線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁路となる円筒状磁性体と、該磁性体の1方の開
    口部の中央部に装着された第1の軸承と、円筒状磁性体
    の内側に嵌着されたプラスチック円筒ならびに該円筒内
    に埋設され、トルクに有効な導体部の巾が電気角で12
    0度の4個の電機子コイルが隣接して配設された固定電
    機子と、前記したプラスチック円筒の1方の開口部及び
    前記した磁性体円筒の他方の開口部に外周が密接する円
    板状基板と、該基板の中央部に装着された第2の軸承と
    、円板状基板の内側に設けたプリント基板と、該プリン
    ト基板上に固定したホール素子と、該ホール素子ならび
    に電機子コイルの端子よりの導出綿をプリント基板配線
    を介して、本体外部に導出する導出端子と、第1、第2
    の軸承に回動自在に支持された回転軸と、円周部にN、
    S磁極4個が等しい巾で交互に着磁され、N、S磁極が
    前記したホール素子に対向して、1相の位置検知信号出
    力が得られるように回転軸と同期回転する円板状マグネ
    ット回転子と、回転軸に固定され、外周面が空隙を介し
    て電機子コイル面と対向して回転する円柱状マグネット
    回転子と、該回転子の外周面の回転面にそつて4個のN
    、S極が軸対称の位置に2組配設され、各1組のN、S
    極は隣接し、巾が電気角で135度となつている磁極と
    、1相の位置検知信号により、電機子コイルの偶数番目
    のものと奇数番目のものを交互に通電して1方向のトル
    クを発生する通電制御回路とより構成されたことを特徴
    とする1相の細長型半導体電動機。
  2. (2)第(1)項記載の特許請求の範囲において、円柱
    状マグネット回転子の各磁極の中央部の電気角で75度
    の部分の磁化曲線がほぼ平坦となる磁極を有することを
    特徴とする1相の細長型半導体電動機。
  3. (3)第(1)項記載の特許請求の範囲において、ホー
    ル素子の印加電圧の方向を正転し若しくは反転する制御
    回路を付設したことを特徴とする1相の細長型半導体電
    動機。
  4. (4)第(1)項記載の特許請求の範囲において、ホー
    ル素子のN、S磁極に対向したときの出力信号による電
    機子コイルの通電制御を反転して行なう切替回路を付設
    したことを特徴とする1相の細長型半導体電動機。
  5. (5)入力が0.5ワット以下の小出力の1相の内転型
    半導体電動機において、電源正負端子間に接続された可
    変抵抗と固定抵抗の直列接続体ならびに該直列接続体と
    並列に接続された1相の半導体電動機の通電制御回路と
    、該制御回路と電源端子間に挿入されたトランジスタと
    、通電制御回路に並列に、又トランジスタに直列に接続
    されたコンデンサと、前記した固定抵抗の電圧降下とコ
    ンデンサの充電電圧を比較して、前者が後者より大きい
    とき若しくは小さいときに対応して、ハイレベル、ロー
    レベルの2つのモードの出力が得られるヒステリシス特
    性を有するオペアンプと、該オペアンプの出力により、
    前記したトランジスタを制御して、コンデンサの充電電
    圧を設定された電圧の近傍に保持する電気回路とより構
    成されたことを特徴とする1相の細長型半導体電動機。
  6. (6)入力が0.5ワット以下の小出力の1相の内転型
    半導体電動機において、電源正負端子間に接続された可
    変抵抗と固定抵抗の直列接続体ならびに該直列接続体と
    並列に接続された1相の半導体電動機の通電制御回路と
    、電源正端子と該制御回路との間に挿入されたトランジ
    スタならびに電源負端子と該制御回路との間に挿入され
    た電機子電流検出の為の低抵抗と、電源正端子に近い前
    記した可変抵抗に並列に接続されたコンデンサと、固定
    抵抗の電圧降下と前記した低抵抗の電圧降下を比較して
    、前者が後者より大きいとき若しくは小さいときに対応
    して、ハイレベル、ローレベルの2つのモードの出力が
    得られるヒステリシス特性を有するオペアンプと、該オ
    ペアンプの出力により、前記したトランジスタを制御し
    て電機子電流を設定した値に保持して制御する電気回路
    と、前記した通電制御回路と低抵抗の直列接続体に逆接
    続されたダイオードとより構成されたことを特徴とする
    1相の細長型半導体電動機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010283961A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd カップタイプのステータを有する直流モーターとその構成を有する直流ファン
US9903380B2 (en) 2010-07-08 2018-02-27 Johnson Electric S.A. Fan

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