JPH05244795A - リラクタンス型2相高速電動機 - Google Patents

リラクタンス型2相高速電動機

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JPH05244795A
JPH05244795A JP4088422A JP8842292A JPH05244795A JP H05244795 A JPH05244795 A JP H05244795A JP 4088422 A JP4088422 A JP 4088422A JP 8842292 A JP8842292 A JP 8842292A JP H05244795 A JPH05244795 A JP H05244795A
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armature coil
armature
coil
slots
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JP4088422A
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Itsuki Ban
五紀 伴
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Secoh Giken Co Ltd
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Secoh Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、径の小さい高速高効率のリラクタ
ンス型電動機を得ることが目的である。 【構成】 磁性体回転子の突極は2個で、固定電機子に
はスロット8個が等しいピッチで配設され、該スロット
に2相全波通電の第1,第2,第3,第4の相の電機子
コイルが捲着することにより小型で径の小さい電動機と
することができる。位置検知信号により電機子コイルに
電気角で90度の巾の通電をして最大トルクで効率を良
好とし、小容量のコンデンサの静電エネルギを媒体とし
て各電機子コイルの磁気エネルギの転換を最短時間で行
なうことにより高速度回転を可能とする構成となってい
る。又チョッパ回路を設けて通電電流を設定値に保持す
るとともに、この作用を利用して電機子コイル間を磁気
エネルギが移動するときの鉄損によるエネルギ損失を補
填して矩形波に近い通電波形とし出力トルクを増大する
構成としている。更に又電機子コイルの通電波形をサイ
ン波に相似したものとすることにより、トルク,速度特
性を一般の直流電動機と同じものとし、鉄損を減少して
効率を良好とする構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】リラクタンス型の電動機を小型化
し、高速化できるのでドリルマシンの駆動源として利用
できる。その他小型で高速を必要とする駆動源として利
用される。
【0002】
【従来の技術】リラクタンス型電動機は、出力トルクが
大きく、マグネット回転子が不要であると言う利点があ
るが、反面に欠点も多いので実用化された例はほとんど
ない。小型化と高速化は更に困難な技術となっているの
で実用化された例はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題 従来の手
段によると、電機子コイルの通電制御の為のスイッチン
グ素子は電機子コイルの両端に挿入されているので、高
価なパワ素子の数が多くなり、コストが上昇する問題点
がある。又電源正極側のスイッチング素子は、導通制御
の為の入力電気信号が別電源となり、高価となる欠点が
ある。第2の課題 リラクタンス型電動機の場合には、
回転子の突極の数が多く、インダクタンスが大きいの
で、磁極と突極に蓄積され若しくは放出される磁気エネ
ルギの量が大きく、又1回転毎の蓄積と放出の回数が多
い。従って、出力トルクは大きい長所がある反面に低速
となる問題点がある。突極数が多い為に径の小さい小型
の電動機を得ることができない問題点がある。上述した
低速とは毎分300回転位、又高速とは毎分6万回転位
までを示すものである。
【0004】第3の課題 マグネット回転子を有する直
流電動機と比較すると、電機子コイルのインダクタンス
が著しく大きいので、通電初期の電流の立上がりがおそ
く、又通電停止時の電流の降下がおくれる。前者は出力
トルクを減少し、後者は反トルクを発生する問題点があ
る。通電初期の立上がりを速くする為に電源を高電圧と
すると、磁気飽和点以降で鋭い電流の立上がりが発生す
る。この為に、振動と電気ノイズを発生し、又上述した
電流の立上がる区間は、トルクの小さい区間なので、欠
点のみが助長される問題点がある。上述した減トルクと
反トルクの発生することにより高速化は不可能となる問
題点がある。突極数が多いので1回転する時の磁気エネ
ルギの出入の回数が多く鉄損が増大し、従って高速とす
ると効率が劣化する問題点がある。高速とする為に印加
電圧を上昇すると600ボルト以上となり実用性が失な
われる不都合がある。第4の課題 高速化の為に電機子
電流の立上がりと降下を速くすると鉄損を増大する不都
合を発生する。理想的な波形はサイン波の半波の形状と
することが理想的であるが、この手段が困難となる問題
点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段 固定電機子
と磁性体回転子を備えた2相全波通電のリラクタンス型
直流電動機において、磁性体回転子の外周回転面に等し
い巾と離間角で配設された2個の突極と、固定電機子内
周面に等しい離間角で配設された8個のスロットと、1
番目と3番目のスロットに捲回されたコイルならびに5
番目と7番目のスロットに捲回されたコイルを直列若し
くは並列に接続した第1の相の電機子コイルと、2番目
と4番目のスロットに捲回されたコイルならびに6番目
と8番目のスロットに捲回されたコイルを直列若しくは
並列に接続した第2の相の電機子コイルと、3番目と5
番目のスロットに捲回されたコイルならびに7番目と1
番目のスロットに捲回されたコイルを直列若しくは並列
に接続した第3の相の電機子コイルと、4番目と6番目
のスロットに捲回されたコイルならびに8番目と2番目
のスロットに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接
続した第4の相の電機子コイルと、突極の回転位置を検
出する位置検知素子の出力により電気角で90度の巾で
順次に360度位相のおくれた第1の相の位置検知信号
及びこれ等より電気角で90度位相のおくれた第2の相
の位置検知信号及びこれ等より電気角で90度位相のお
くれた第3の相の位置検知信号及びこれらより電気角で
90度位相のおくれた第4の相の位置検知信号が得られ
る位置検知装置と、第1,第2,第3,第4の相の各電
機子コイルの電源負極側に挿入された1個のスイッチン
グ素子と、各電機子コイルの電源正極側に順方向に挿入
された1個の第1のダイオードと、該ダイオードと電機
子コイルとスイッチング素子の直列接続体に供電する直
流電源と、第1,第2,第3,第4の相の位置検知信号
によりそれぞれ対応する第1,第2,第3,第4の相の
電機子コイルに接続したスイッチング素子を位置検知信
号の巾だけ導通して電機子コイルを通電せしめて最大出
力トルクを得る通電制御回路と、スイッチング素子が位
置検知信号の末端で不導通に転化したときに、該スイッ
チング素子と電機子コイルとの接続点より、第2のダイ
オードを介して電機子コイルに蓄積された磁気エネルギ
を小容量のコンデンサに流入充電して保持し、電機子コ
イルの通電電流の降下を急速とする電気回路と、磁性体
回転子が設定された角度だけ回転して、位置検知信号に
より導通されるスイッチング素子を介して電機子コイル
の通電が開始されたときに、該スイッチング素子の導通
と同期して導通される半導体素子を介して、第1のダイ
オードと該電機子コイルの接続点より前記した小容量の
コンデンサに蓄積した静電エネルギを流入せしめて通電
電流の立上がりを急速とする電気回路と、電機子コイル
の通電電流が所定値を越えて増大したことを検出して検
出電気信号を得る検出回路と、該検出電気信号により該
電機子コイルの通電を停止し、所定時間後に通電せしめ
ることにより通電電流を所定値に保持するチョッパ回路
とより構成されたものである。第2の手段 請求項1の
特許請求の範囲において、電機子コイルの通電が停止さ
れたときに、第2のダイオードを介して小容量のコンデ
ンサに電機子コイルの磁気エネルギを流入して、チョッ
パ周波数に対応した回数だけ静電エネルギとして充電し
て保持する電気回路とより構成されたものである。
【0006】第3の手段 固定電機子と磁性体回転子を
備えた2相全波通電のリラクタンス型直流電動機におい
て、磁性体回転子の外周回転面に等しい巾と離間角で配
設された2個の突極と、固定電機子内周面に等しい離間
角で配設された8個のスロットと、1番目と3番目のス
ロットに捲回されたコイルならびに5番目と7番目のス
ロットに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続し
た第1の相の電機子コイルと、2番目と4番目のスロッ
トに捲回されたコイルならびに6番目と8番目のスロッ
トに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続した第
2の相の電機子コイルと、3番目と5番目のスロットに
捲回されたコイルならびに7番目と1番目のスロットに
捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続した第3の
相の電機子コイルと、4番目と6番目のスロットに捲回
されたコイルならびに8番目と2番目のスロットに捲回
されたコイルを直列若しくは並列に接続した第4の相の
電機子コイルと、突極の回転位置を検出する位置検知素
子の出力により電気角で90度の巾で順次に360度位
相のおくれた第1の相の位置検知信号及びこれ等より電
気角で90度位相のおくれた第2の相の位置検知信号及
びこれ等より電気角で90度位相のおくれた第3の相の
位置検知信号及びこれ等より電気角で90度位相のおく
れた第4の相の位置検知信号が得られる位置検知装置
と、各電機子コイルとスイッチング素子の直列接続体に
供電する直流電源と、第1,第2,第3,第4の相の位
置検知信号によりそれぞれ対応する第1,第2,第3,
第4の相に接続したスイッチング素子を導通して、正ト
ルクの発生する区間の始端部より位置検知信号の巾だけ
電機子コイルを通電せしめて出力トルクを得る通電制御
回路と、第1,第2,第3,第4の相の各電機子コイル
の電源負極側に挿入された1個のスイッチング素子と、
第1,第2,第3,第4の相の各電機子コイルとスイッ
チング素子の直列接続体のそれぞれに逆接続された第1
群のダイオードと、第1,第3の相の電機子コイルの通
電が断たれたときに、蓄積磁気エネルギを電機子コイル
とスイッチング素子の接続点に接続した第2群のダイオ
ード及び第1群のダイオードを介してコンデンサに充電
する電気回路と、該コンデンサの正極と電源正極との間
に挿入されるとともにコンデンサの電圧と電源電圧を比
較して、前者と後者がほぼ等しくなるように通電制御を
する電気回路と、電機子コイルの通電電流が電機子コイ
ルを焼損する電流値を越えないように保持するチョッパ
回路とより構成されたものである。
【0007】
【作用】電機子コイルの通電が断たれたときに、磁気エ
ネルギが小容量のコンデンサに充電されるのでその放出
時間がみじかくなり反トルクの発生が防止され、又該コ
ンデンサの高電圧が次に通電される電機子コイルに印加
されるので、通電電流の立上りが急速となり減トルクの
発生が抑止される。従って高速化できる作用があり第
2,第3の課題が解決される。突極数が2個なので、1
回転するときの磁気エネルギの出入回数が少なく、高速
回転の場合に鉄損を小さくすることができて効率の劣化
を防止する作用がある。又径の小さい電動機とすること
ができる。
【0008】チョッパ回路が付設されるので、電機子コ
イルの通電電流値を所定値に保持する作用に付加して次
に述べる作用がある。電機子コイルの電流値が所定値を
越えると該電機子コイルに接続したスイッチング素子が
不導通に転化するので、電機子コイルの磁気エネルギの
1部が小容量のコンデンサに充電される。従ってチョッ
パ周波数に比例した静電エネルギが充電して保持され
る。位置検知信号の末端で通電が断たれたときの磁気エ
ネルギが更に加算して小容量のコンデンサに充電され
る。このコンデンサの静電エネルギが次に通電される電
機子コイルの電流の立上りをより急速としている。電機
子コイル間を磁気エネルギが移動するときに、磁極の鉄
損と電機子コイルの銅損により、電流の立上りが中途で
ゆるくなる不都合があるが、上述した手段により、立上
りが充分に速くなり矩形波に近い通電電流とすることの
できる作用がある。電源電圧が低い場合に特に有効であ
る。電機子コイルの通電制御の為のスイッチング素子は
電源負極側に1個が挿入されているのみなので、高価な
回路素子の数を1/2とすることができ、又電源負極側
にスイッチング素子があるので、その導通制御の回路が
簡素化される。従って第1の課題を解決する作用があ
る。電機子コイルの通電電流をサイン波の片波に相似し
た形状とすることができて、しかも反トルクの発生が防
止できるので高速化ができる。従って第4の課題を解決
する作用がある。
【0009】
【実施例】図1以降について本発明の実施例を説明す
る。各図面の同一記号のものは同一部材なので、その重
複した説明は省略する。以降の角度表示はすべて電気角
で表示する。次に本発明が適用される2相全波のリラク
タンス型の電動機の構成について説明する。図1は、固
定電機子と回転子の平面図である。図1において、記号
1は回転子で、その突極1a,1bの巾は180度(機
械角で90度)でそれぞれは360度の位相差で等しい
ピッチで配設されている。回転子1は、珪素鋼板を積層
した周知の手段により作られている。記号5は回転軸で
ある。固定電機子16には、スロット8個が等しい離間
角で設けられそれぞれ記号16a,16b,…で示され
ている。記号6は外筺となる円筒である。スロット16
a,16c及びスロット16e,16gにはそれぞれ1
個のコイルが捲回され、2個のコイルは直列若しくは並
列に接続されて第1の相の電機子コイルとなる。本実施
例では直列接続されている。スロット16b,16d及
びスロット16f,16hにはそれぞれ1個のコイルが
捲回され、2個のコイルは直列に接続されて第2の相の
電機子コイルとなる。スロット16c,16e及びスロ
ット16g,16aにはそれぞれ1個のコイルが捲回さ
れ、2個のコイルは直列に接続され第3の相の電機子コ
イルとなる。スロット16d,16f及びスロット16
h,16bにはそれぞれ1個のコイルが捲回されて直列
に接続されて第4の相の電機子コイルとなる。一般に2
相の電動機は第1,第2の相の電機子コイルにより構成
されているものであるが、各相がバイフアラ巻きされて
いると考えると第1の相は2個1組となり、第2の相も
2個1組の電機子コイルとなる。これ等を第1,第3の
相及び第2,第4の相の電機子コイルと呼称する。通電
の順序は第1の相→第2の相→第3の相→第4の相の電
機子コイルの順となりこれが繰返されて出力トルクが得
られる。
【0010】矢印Aは回転子1の回転方向で、突極1
a,1bの巾は機械角で90度となり、互いに同じ角度
だけ離間する。図2は回転子1と電機子コイルの展開図
である。図2において、電機子コイル9a,9bは前述
した第1の相の電機子コイルを示し、電機子コイル9
c,9d及び電機子コイル9e,9f及び電機子コイル
9g,9hはそれぞれ前述した第2,第3,第4の相の
電機子コイルを示している。第1,第2,第3,第4の
相の電機子コイルの導出端子は記号8a,8b及び8
c,8d及び8e,8f及び8g,8hで示される。固
定電機子16も回転子1と同じく珪素鋼板積層体により
作られている。
【0011】点線1c,1dで示す斜線部にはプラスチ
ック材が充填されているが、これは高速回転時に空気の
摩擦損失を防止する為のものである。上述した第1,第
2,第3,第4の相の電機子コイルを以降はそれぞれ電
機子コイル32a,電機子コイル32b,電機子コイル
32c,電機子コイル32dと呼称する。電機子コイル
32cが通電されていると、突極1a,1bが吸引され
て、矢印A方向に回転子1が回転する。90度回転する
と、電機子コイル32cの通電が断たれ、電機子コイル
32dが通電される。更に90度回転すると、電機子コ
イル32dの通電が断たれて、電機子コイル32aが通
電される。通電モードは90度の回転毎に、電機子コイ
ル32a→電機子コイル32b→電機子コイル32c→
電機子コイル32d→とサイクリックに交替され、2相
全波の電動機として駆動される。このときに軸対称の位
置にある磁極は、N,S極に着磁されている。励磁され
る2個の磁極が常に異極となっている為に、非励磁磁極
を通る洩れ磁束は互いに反対方向となり、反トルクの発
生が防止される。
【0012】コイル10a,10bは、突極1a,1b
の位置を検出する為の位置検知素子で、図示の位置で電
機子16の側に固定され、コイル面は、突極1a,1b
の側面に空隙を介して対向している。コイル10a,1
0bは90度離間している。コイルは5ミリメートル径
で100ターン位の空心のものである。図3に、コイル
10a,10bより、位置検知信号を得る為の装置が示
されている。図3において、コイル10a,抵抗15
a,15b,15cはブリッジ回路となり、コイル10
aか突極1a,1bに対向していないときには平衡する
ように調整されている。従って、ダイオード11a,コ
ンデンサ12aならびにダイオード11b,コンデンサ
12bよりなるローパスフイルタの出力は等しく、オペ
アンプ13の出力はローレベルとなる。記号10は発振
器で1メガサイクル位の発振が行なわれている。コイル
10aが突極1a,1b,…に対向すると、鉄損(渦流
損とヒステリシス損)によりインピーダンスが減少する
ので、抵抗15aの電圧降下が大きくなり、オペアンプ
13の出力はハイレベルとなる。
【0013】ブロック回路18の入力は、図10のタイ
ムチヤートの曲線33a,33b,…となり、反転回路
13aを介する入力は、曲線33a,33b,…を反転
した曲線35a,35b,…となる。図3のブロック回
路14aはコイル10bを含む上述した回路と同じ構成
のものを示すものである。発振器10は共通に利用する
ことができる。ブロック回路14aの出力及び反転回路
13bの出力は、ブロック回路18に入力され、それら
の出力信号は、図10において、曲線34a,34b,
…,及び曲線34a,34b,…を反転した曲線36
a,36b,…となる。曲線34a,34b,…は曲線
33a,33b,…より位相が90度おくれている。曲
線33a,33b,…と曲線36a,36b,…を2つ
の入力とするアンド回路の出力は曲線37a,37b,
…となり、曲線33a,33b,…と曲線34a,34
b,…を2つの入力とするアンド回路の出力は曲線38
a,38b,…となる。同じ手段により曲線39a,3
9b,…と曲線40a,40b,…が得られる。上述し
た回路がブロック回路18として示され、端子18a,
18b,…の出力はそれぞれ曲線38a,38b,…と
下段の曲線で示す信号となっている。コイル10a,1
0bの対向する図1の回転子1の代りに同じ形状のアル
ミニユーム板を使用しても同じ目的が達成される。
【0014】電機子コイルの通電手段を図6につき次に
説明する。電機子コイル32a,32b,32c,32
dの下端には、それぞれトランジスタ20a,20b,
20c,20dが挿入されている。トランジスタ20
a,20b,20c,20dは、スイッチング素子とな
るもので、同じ効果のある他の半導体素子でもよい。直
流電源正負端子2a,2bより供電が行なわれている。
本実施例では、トランジスタ20a,20b,20c,
20dは電機子コイルの下端即ち電源負極側にあるの
で、その導通制御の入力回路は簡素化される特徴があ
る。図4に示すものが従来周知の手段で、電機子コイル
6a,6bの両端にトランジスタ19a,19b,…が
挿入されている。従って電機子コイルの2倍の数のトラ
ンジスタとなる。トランジスタ19a,19b,…は、
パワ素子となるので高価となり、電源正極側のトランジ
スタ19a,19cは、端子19−1,19−2の入力
により導通制御をする場合に、別電源が必要となり、こ
の回路が高価となる。上述した2つの欠点がある。本発
明装置によるとこの欠点が除去される特徴がある。電機
子コイルの通電時に、その大きいインダクタンスの為に
立上がりがおくれ、又通電の停止時に、ダイオード6
c,6dを介して蓄積磁気エネルギが電源側に還流する
が、このときの電流の降下もおくれる。この為に回転速
度と効率が低下する。電源電圧を上昇すると上述した不
都合が除去されるが、1Kw出力で1万回転/毎分とす
ると、印加電圧は600ボルト以上となり実用性がなく
なる。本発明によると、かかる欠点も除去される。
【0015】次に図6につき詳細を説明する。端子42
a,42b,42c,42dより、図10の位置検知信
号曲線37a,37b,…,曲線38a,38b,…,
曲線39a,39b,…,曲線40a,40b,…が入
力される。上述した入力信号により、トランジスタ20
a,20b,20c,20dがアンド回路24a,24
b,24c,24dを介してベース入力が得られて導通
して、電機子コイル32a,32b,32c,32dが
通電される。端子41は電機子電流を指定する為の基準
電圧である。端子41の電圧を変更することにより、出
力トルクを変更することができる。電源スイッチ(図示
せず)を投入すると、オペアンプ41aの+端子の入力
は−端子のそれより低いので、オペアンプ41aの出力
はローレベルとなり、反転回路28bの入力もローレベ
ルなのでその出力はハイレベルとなり、トランジスタ2
0aが導通して、電圧が電機子コイルの通電制御回路に
印加される。抵抗22は、電機子コイル32a,32
b,32c,32dの電機子電流を検出する為の抵抗で
ある。ブロック回路Nは、電機子コイル32b,32d
の通電制御の為の電気回路で、電機子コイル32a,3
2cの通電制御回路と同様な構成となっている。トラン
ジスタ20a,20cダイオード49a,49bに対応
する部材となるダイオード49c,49d及びトランジ
スタ20b,20dのみがブロック回路Nに付加されて
いる。
【0016】図10の位置検知信号曲線の1つが図8の
タイムチヤートの1段目に曲線33aとして示されてい
る。図4において、この曲線33aの巾だけ電機子コイ
ルが通電される。図8の矢印23は通電角180度を示
している。通電の初期では、電機子コイルのインダクタ
ンスの為に立上がりがおくれ、通電が断たれると、蓄積
された磁気エネルギが、図4のダイオード6c,6dを
介して電源に還流放電されるので、点線Jの右側の曲線
25の後半部のように降下する。正トルクの発生する区
間は、矢印23で示す180度の区間なので、矢印23
aの区間で反トルクの発生があり、出力トルクと効率を
減少する。高速回転となるとこの現象は著しく大きくな
り使用に耐えられぬものとなる。
【0017】高速度となると、曲線33aの巾が小さく
なるので曲線25の立上がりもおくれるので、出力トル
クが減少する。即ち減トルクが発生する。これは、磁極
と突極により磁路が閉じられているので大きいインダク
タンスを有しているからである。リラクタンス型の電動
機は大きい出力トルクを発生する利点がある反面に回転
速度を上昇せしめることができない欠点があるのは、上
述した反トルクと減トルクの発生の為である。本発明装
置は、図6の逆流防止用のダイオード49a,49b及
び小容量のコンデンサ41c,41d及びダイオード2
1a,21b及び半導体素子4a,4b,5a等を付設
して上述した欠点を除去し、又電機子コイルの通電制御
のスイッチング素子(記号20a,20b,20c,2
0d)を電源負電圧側に1個のみ使用したことに特徴を
有するものである。本実施例では端子42a,42b,
…に入力される位置検知信号は90度の巾の図10の曲
線37a,37b,…,曲線38a,38b,…,曲線
39a,39b,…,曲線40a,40b,…が入力さ
れる。端子42aの入力信号曲線37aの末端で通電が
断たれると、電機子コイル32aに蓄積された磁気エネ
ルギは、逆流防止用ダイオード49aにより、直流電源
側に還流しないでダイオード21aを介して、コンデン
サ41cを図示の極性に充電して、これを高電圧とす
る。従って、磁気エネルギは急速に消滅して電流が急速
に降下する。
【0018】図8のタイムチヤートの1段目の曲線2
7,27a,27bは、電機子コイル32aを流れる電
流曲線でその両側の点線間が90度となっている。通電
電流は曲線27bのように急速に降下して反トルクの発
生が防止され、コンデンサ41cは高電圧に充電して保
持される。次に図10の位置検知信号曲線39aが端子
42cに入力されると、トランジスタ20cが導通して
電機子コイル32cが通電される。ブロック回路4は曲
線39aの始端部の微分パルスにより付勢される単安定
回路により構成されているので、端子42cの入力の始
端部の電気パルスによりトランジスタ4a,4b,SC
R5aが導通して、コンデンサ41cの高電圧が電機子
コイル32cに印加されて通電の立上りを急速とする。
曲線39aの末端でトランジスタ20cが不導通に転化
すると、電機子コイル32cの蓄積磁気エネルギは小容
量のコンデンサ41dにダイオード21bを介して充電
されて高電圧に保持する。
【0019】次に端子42aに入力される位置検知信号
により電機子コイル32aが通電されるが、このときに
コンデンサ41dの高電圧が印加されて通電の立上りを
急速とする。ダイオード21c,21dは上記したコン
デンサ41c,41dの放電回路となる。SCR5aの
必要となる理由を説明する。これが除去されると、電機
子コイル32cの通電が断たれたときに、その磁気エネ
ルギはダイオード21b→電機子コイル32a→ダイオ
ード21a→電機子コイル32cの順で放出されてコン
デンサ41dの充電が行なわれなくなり本発明の目的が
達成されないことになる。上述した電機子コイル32a
の通電時に、コンデンサ41dの充電電圧と電源電圧
(端子2a,2bの電圧)の両者が印加電圧となるの
で、電機子コイル32aの電流の立上りが急速となる。
この現象により、図8の曲線27のように急速に立上
る。立上りの通電曲線27は中途で図示のように立上り
がおそくなる。これは磁気エネルギが電機子コイル間を
移動するときに、コイルの銅損と磁極の鉄損により熱エ
ネルギに転化して消滅するからである。かかる不都合を
除去する手段については後述する。以上の説明のよう
に、減トルクと反トルクの発生が除去され、又矩形波に
近い通電となるので、出力トルクが増大する。ブロック
回路Nは電機子コイル32b,32dの通電制御回路
で、前述した電機子コイル32a,32cと同じ構成の
ものでその作用効果も同様である。電機子コイル32
b,32dは、端子42b,42dの入力位置検知信号
となる図10の曲線38a,38b,…と曲線40a,
40b,…により通電制御が行なわれる。
【0019】次にチョッパ回路について説明する。電機
子コイル32aの電流が増大して、その検出の為の抵抗
22の電圧降下が増大し、基準電圧端子41の電圧(オ
ペアンプ41aの−端子の入力電圧)を越えると、オペ
アンプ41aの出力がハイレベルに転化するので、微分
回路41bより微分パルスが得られ、単安定回路28a
を付勢して所定の巾のパルス電気信号が得られる。反転
回路28bの出力はローレベルにその巾だけ転化するの
で、アンド回路24aの出力も同じ巾だけローレベルと
なり、トランジスタ20aもその巾だけ不導通に転化す
る。従って電機子コイルの電流(電機子電流)は降下
し、ダイオード21aを介してコンデンサ41aを充電
する。単安定回路28aの出力信号が消滅すると、反転
回路28b,アンド回路24aの出力は再びハイレベル
に転化して、トランジスタ20aが導通して電機子電流
が増大し始める。電機子電流が設定値を越えると、オペ
アンプ41aの出力が再びハイレベルに転化してトラン
ジスタ20aは、単安定回路28aの出力パルス巾だけ
不導通に転化して電機子電流は降下する。かかるサイク
ルを繰返すチョッパ回路となり、電機子電流は基準電圧
端子41の電圧に規制された電流値となる。図8の曲線
27aはチョッパ制御の電流を示している。基準電圧端
子41の電圧を回転速度に比例した電圧により制御する
周知の手段により定速制御を行なうこともできる。
【0020】上述したチョッパ作用があるときに、単安
定回路28aの出力パルスの回数だけコンデンサ41c
は繰返して充電されて電圧が上昇し、静電エネルギが蓄
積される。位置検知信号の末端で、トランジスタ20a
が不導通に転化すると、電機子コイル32aの磁気エネ
ルギの全部がコンデンサ41cに充電される。コンデン
サ41cの静電エネルギは、チョッパ周波数と電機子電
流の降下時間に対応した静電エネルギが更に付加され
る。かかる静電エネルギにより、電機子コイル32cが
次に通電されたときに電流が立上るので、前述した電機
子コイルの銅損と磁極の鉄損によるエネルギ損失を補填
することができる。従って電機子電流は図8の1段目の
点線曲線27cのように急速に立上り、ほぼ矩形波に近
いものとなり出力トルクを増大する作用効果がある。コ
ンデンサ41cの容量、チョッパ電流の周波数、単安定
回路28aの出力パルス巾は上述した作用効果があるよ
うに調整する必要がある。電機子コイル32b,32
c,32dもアンド回路24b,24c,24dトラン
ジスタ20b,20c,20dにより同じく電機子電流
のチョッパ制御が行なわれる。
【0021】電機子コイルの通電は、突極が磁極に侵入
する点より45度までの区間のいずれの点でもよいが、
回転速度,効率,出力トルクを考慮して調整し、位置検
知素子となるコイル10a,10bの固定電機子側に固
定する位置を変更する。以上の説明より理解されるよう
に効率良く、大きい出力と高速回転を行なうことができ
るので本発明の目的が達成される。図8の1段目の曲線
26a,26b,26cは電機子コイルの通電曲線を示
し、点線26−1と26−2の間隔は位置検知信号の9
0度の巾である。曲線9−1,9−2,9−3は出力ト
ルク曲線である。曲線9−1は電機子コイルの電流が小
さいときで、トルクは平坦であるが、電流の増大ととも
にトルクピーク値は、曲線9−2,9−3に示すように
左方に移動し、ピーク値の巾もせまくなる。通電の開始
される点は、上述したトルク特性と通電電流値を考慮し
て突極が磁極に侵入する点より30度位おくれた点とな
るように位置検知コイル10a,10bの固定位置を調
整することがよい。コンデンサ41cは小容量の方が充
電電圧が高電圧となるので、通電曲線の立上りと降下を
急速とし、高速回転の電動機を得ることができ、リラク
タンス型電動機の欠点となっている低速度となる欠点が
除去できる。上述したコンデンサの容量は充電電圧が回
路のトランジスタを破損しない範囲で小容量のものを使
用することがよい。本実施例ではコンデンサ41c,4
1d2個を使用したが1個のコンデンサとして、ダイオ
ード21a,21bを介して充電するようにしても同じ
作用効果がある。図6のアンド回路24a,24b,…
を除去し、点線記号16で示すスイッチング素子を挿入
しこのベース端子16aを反転回路28bの出力により
制御してもチョッパ回路を構成することができる。
【0022】次に図7の実施例について説明する。図6
のコンデンサ41c,41dは電機子コイルに並列に接
続されているが、図7ではトランジスタ20a,20c
に並列にコンデンサ47aが接続されて同じ作用を行な
っている点が異なっている。図6と同じ記号の部材は同
じ作用効果を有するので詳細な説明は省略する。電機子
コイル32a,32cの通電が断たれると、それ等の蓄
積磁気エネルギはダイオード21a,21b,21c,
21dを介してコンデンサ47aを充電して図示の極性
で高電圧とする。従って通電電流の降下が急速となる。
トランジスタ20a,20cのいずれかが端子42a,
42cの入力位置検知信号(図10の曲線37a,37
b,…と曲線39a,39b,…)により導通すると、
コンデンサ47aの高電圧が電機子コイル32a,32
cのいづれかに印加されて通電の立上りを急速とする。
ブロック回路Pは電機子コイル32b,32dの通電制
御をする為の回路で、電機子コイル32a,32cの制
御回路と同様な回路である。以上説明より理解されるよ
うに本発明の目的が達成されるものである。
【0023】次に図5の実施例につきその詳細を説明す
る。図5において、端子42a,42b,…にはそれぞ
れ図10の位置検知信号となる曲線37a,37b,
…,曲線38a,38b,…,曲線39a,39b,
…,曲線40a,40b,…が入力される。位置検知信
号の入力により対応するトランジスタ20a,20b,
…が導通して、電機子コイル32a,32b,…が通電
される。端子42aに曲線37aが入力されると、電機
子コイル32aは図8の2段目に示す曲線25aのよう
に通電電流が増大する。リラクタンス型の電動機は前述
したように大きいインダクタンスを有し、立上りに時間
を要するので曲線25aのようになる。曲線37aの末
端(点線Kの点)で通電が断たれると蓄積磁気エネルギ
がダイオード21a,21c,コンデンサ47を介して
放電される。
【0024】コンデンサ47はツエナダイオード17a
を介して直流電源正負端子2a,2bより電源電圧で充
電されているので、前記した磁気エネルギの放電は、周
知の手段となっている電源側に磁気エネルギが還流され
る手段と同じ現象となり、図8の曲線25aの立上りの
巾と降下部の巾はほぼ等しくなる。この為にコンデンサ
47は磁気エネルギの流入により余り電圧が上昇しない
ように大きい容量のものを使用する必要がある。図8の
曲線25aの立上りの巾は90度となり降下部の巾も9
0度となるので、ともに正トルクのみが発生する。この
為に突極1a,1bが磁極に侵入する点より電機子コイ
ルの通電が開始するように位置検知素子(コイル10
a,10b)と各電機子コイルとの相対位置を調整する
ことが必要となる。
【0025】端子42cに入力される曲線39a,39
b,…の位置検知信号により導通されるトランジスタ2
0cにより通電される電機子コイル32cについても通
電電流は同じ理由でその立上りと降下部の巾はともに9
0度で、ダイオード21b,21d,コンデンサ47の
作用も同様である。電機子コイル32a,32cの通電
が交替される毎にコンデンサ47は充電され、電圧が設
定値だけ上昇すると、ツエナーダイオード17aを介し
て電源側に放電されてエネルギ損失と電圧の上昇が抑止
される。電機子コイル32b,32dの通電制御もブロ
ック回路Mにより同じ手段により行なわれ、その作用効
果も同様である。端子42b,42dには図10の曲線
38a,38b,…と曲線40a,40b,…の電気信
号が入力されてトランジスタ20b,20dの制御が行
なわれる。ツエナーダイオード17bの作用もツエナー
ダイオード17aと同様である。
【0026】図9の曲線31a,31b,31c,31
dはそれぞれ図5の電機子コイル32a,32b,32
c,32dの通電曲線を示している。又曲線28a,2
8b,28c,28dは、図6,7の実施例の電機子コ
イル32a,32b,32c,32dの通電曲線を示し
ている。両者の差を次に説明する。図5の実施例では高
速となると各通電曲線のピーク点が左方に移動するので
ピーク値が降下し出力トルクが減少する。又印加電圧を
上昇すると通電曲線の立上りの傾きが急速となり対応し
て出力トルクが上昇する。かかる特性は周知の直流電動
機と相似した特性となり有効な技術を供与できる。18
0度回転したときに、磁極と突極の磁気エネルギが1回
だけ出入するのでサイン波の片波の通電と同じ鉄損とな
り、後述する矩形波の通電と比較して鉄損が小さく効率
が上昇する作用効果がある。図6,7の実施例では、高
速となっても曲線28a,28b,…のピーク値は変更
されないので、高速回転が容易で出力トルクが自由に制
御できる。又印加電圧が設定値以上であれば上述した特
性は変化しない。出力トルクの発生する区間はほぼ90
度なので、この区間を最大トルクの得られる区間とする
ことにより、出力トルクを増大し又効率を上昇せしめる
ことができる。通電曲線の立上りと降下が急速なので、
鉄損が図5の実施例と比較して増大する欠点がある。
【0027】図5の実施例では、起動時若しくは過負荷
で低速のときに電機子コイルの通電電流が著しく上昇し
て焼損する。これを防止する手段について説明する。図
5において、抵抗22の電圧降下が大きくなって+端子
41の電圧を越えるとオペアンプ41aの出力がハイレ
ベルに転化し、微分回路41bの電気パルスにより単安
定回路28aより所定巾の電気信号が出力され、反転回
路28bの出力がローレベルにその巾だけ転化するの
で、トランジスタ28が不導通に転化する。電機子コイ
ルの通電が断たれ、その磁気エネルギはダイオード2を
介して放電されるので電流が減少する。所定時間後に反
転回路28bの出力がハイレベルに復帰するのでトラン
ジスタ28が導通して電流が増大する。かかるサイクル
を繰返えすチョッパ回路となる。従って端子41の電圧
を電機子コイルの焼損電流より少ない電流による抵抗2
2の電圧降下とすることにより焼損を防止することがで
きる。
【0028】
【発明の効果】第1の効果 突極数が2個なので径の小
さい電動機を得ることがでる。又高速回転のときの鉄損
を減少できる。第2の効果 電機子コイルの通電制御の
為のパワ素子が電源負極側に1個ですみ廉価となる。第
3の効果 高速回転(毎分10万回転位まで)の電動機
を得ることができる。高速回転時においても減トルク,
反トルクの発生がないので有効な技術が得られる。第4
の効果 チョッパ回路により電機子電流を設定値に保持
し若しくは定速制御を行なうことができるとともに、チ
ョッパ作用を利用して電機子コイルに蓄積された磁気エ
ネルギにより、電機子コイル間を磁気エネルギが移動す
るときの電機子コイルの銅損と磁心の鉄損を補填してい
る。従って、電機子コイルの通電電流の立上りと降下を
著しく急速とすることができるので、高速で出力トルク
の大きい電動機が得られる。又低電圧電源でも駆動する
ことができる。第5の効果 電機子電流を図9の曲線3
1a,31b,…のようにサイン波に相似した波形とす
ることができるので鉄損を減少し効率を上昇することが
できる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2相全波通電のリラクタンス型電
動機の平面図
【図2】図1の電動機の固定電機子と回転子の展開図
【図3】位置検知装置の電気回路図
【図4】従来の電機子コイルの通電制御回路図
【図5】本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図
【図6】本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図の
他の実施例
【図7】本発明装置の電機子コイルの通電制御回路図の
更に他の実施例
【図8】電機子電流のタイムチャート
【図9】図5,6の電機子コイルの通電電流のタイムチ
ヤート
【図10】位置検知信号のタイムチヤート
【0030】
【符号の説明】
1,1a,1b… 回転子と突極 5 回転軸 16,… 電機子 9a,9b,…,6a,6b 電機子コイル 6 外筺 10a,10b 位置検知コイル 32a,32b,…,32d 電機子コイル M,N,P 電機子コイルの通電制御をするブロック回
路 4 ブロック回路 41 基準電圧端子 41b 微分回路 28a 単安定回路 9−1,9−2,9−3… トルク曲線 25,25a,26a,26b,26c,27,27
a,27b,27c,31a,31b,…,28a,2
8b,… 電機子コイルの通電曲線 10 発振器 16a,16b,… スロット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段 固定電機子
と磁性体回転子を備えた2相全波通電のリラクタンス型
直流電動機において、磁性体回転子の外周回転面に等し
い巾と離間角で配設された2個の突極と、固定電機子内
周面に等しい離間角で配設された8個のスロットと、1
番目と3番目のスロットに捲回されたコイルならびに5
番目と7番目のスロットに捲回されたコイルを直列若し
くは並列に接続した第1の相の電機子コイルと、2番目
と4番目のスロットに捲回されたコイルならびに6番目
と8番目のスロットに捲回されたコイルを直列若しくは
並列に接続した第2の相の電機子コイルと、3番目と5
番目のスロットに捲回されたコイルならびに7番目と1
番目のスロットに捲回されたコイルを直列行しくは並列
に接続した第3の相の電機子コイルと、4番目と6番目
のスロットに捲回されたコイルならびに8番目と2番目
のスロットに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接
続した第4の相の電機子コイルと、突極の回転位置を検
出する位置検知素子の出力により電気角で90度の巾で
順次に360度位相のおくれた第1の相の位置検知信号
及びこれ等より電気角で90度位相のおくれた第2の相
の位置検知信号及びこれ等より電気角で90度位相のお
くれた第3の相の位置検知信号及びこれらより電気角で
90度位相のおくれた第4の相の位置検知信号が得られ
る位置検知装置と、第1,第2,第3,第4の相の各電
機子コイルに直列に挿入されたスイッチング素子と、各
電機子コイルの電源正極側に順方向に挿入された1個の
第1のダイオードと、該ダイオードと電機子コイルとス
イッチング素子の直列接続体に供電する直流電源と、第
1,第2,第3,第4の相の位置検知信号によりそれぞ
れ対応する第1,第2,第3,第4の相の電機子コイル
に接続したスイッチング素子を位置検知信号の巾だけ導
通して電機子コイルを通電せしめて最大出力トルクを得
る通電制御回路と、スイッチング素子が位置検知信号の
末端で不導通に転化したときに、該スイッチング素子と
電機子コイルとの接続点より、第2のダイオードを介し
て電機子コイルに蓄積された磁気エネルギを小容量のコ
ンデンサに流入充電して保持し、電機子コイルの通電電
流の降下を急速とする電気回路と、磁性体回転子が設定
された角度だけ回転して、位置検知信号により導通され
るスイッチング素子を介して電機子コイルの通電が開始
されたときに、第1のダイオードと該電機子コイルの接
続点より前記した小容量のコンデンサに蓄積した静電エ
ネルギを流入せしめて通電電流の立上りを急速とする電
気回路と、電機子コイルの通電電流が所定値を越えて増
大したことを検出して検出電気信号を得る検出回路と、
該検出電気信号により該電機子コイルの通電を停止し、
所定時間後に通電せしめることにより通電電流を所定値
に保持するチョッパ回路とより構成されたものである。
第2の手段 請求項1の特許請求の範囲において、電機
子コイルの通電が停止されたときに、第2のダイオード
を介して小容量のコンデンサに電機子コイルの磁気エネ
ルギを流入して、チョッパ周波数に対応した回数だけ静
電エネルギとして充電して保持する電気回路とより構成
されたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】第3の手段 固定電機子と磁性体回転子を
備えた2相全波通電のリラクタンス型直流電動機におい
て、磁性体回転子の外周回転面に等しい巾と離間角で配
設された2個の突極と、固定電機子内周面に等しい離間
角で配設された8個のスロットと、1番目と3番目のス
ロットに捲回されたコイルならびに5番目と7番目のス
ロットに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続し
た第1の相の電機子コイルと、2番目と4番目のスロッ
トに捲回されたコイルならびに6番目と8番目のスロッ
トに捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続した第
2の相の電機子コイルと、3番目と5番目のスロットに
捲回されたコイルならびに7番目と1番目のスロットに
捲回されたコイルを直列若しくは並列に接続した第3の
相の電機子コイルと、4番目と6番目のスロットに捲回
されたコイルならびに8番目と2番目のスロットに捲回
されたコイルを直列若しくは並列に接続した第4の相の
電機子コイルと、突極の回転位置を検出する位置検知素
子の出力により電気角で90度の巾で順次に360度位
相のおくれた第1の相の位置検知信号及びこれ等より電
気角で90度位相のおくれた第2の相の位置検知信号及
びこれ等より電気角で90度位相のおくれた第3の相の
位置検知信号及びこれ等より電気角で90度位相のおく
れた第4の相の位置検知信号が得られる位置検知装置
と、各電機子コイルとスイッチング素子の直列接続体に
供電する直流電源と、第1,第2,第3,第4の相の位
置検知信号によりそれぞれ対応する第1,第2,第3,
第4の相に接続したスイッチング素子を導通して、正ト
ルクの発生する区間の始端部より位置検知信号の巾だけ
電機子コイルを通電せしめて出力トルクを得る通電制御
回路と、第1,第2,第3,第4の相の各電機子コイル
に直列に挿入されたスイッチング素子と、第1,第2,
第3,第4の相の各電機子コイルとスイッチング素子の
直列接続体のそれぞれに逆接続された第1群のダイオー
ドと、第1,第3の相の電機子コイルの通電が断たれた
ときに、蓄積磁気エネルギを電機子コイルとスイッチン
グ素子の接続点に接続した第2群のダイオード及び第1
群のダイオードを介してコンデンサに充電する電気回路
と、該コンデンサの正極と電源正極との間に挿入される
とともにコンデンサの電圧と電源電圧を比較して、前者
と後者がほぼ等しくなるように通電制御をする電気回路
と、電機子コイルの通電電流が電機子コイルを焼損する
電流値を越えないように保持するチョッパ回路とより構
成されたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】チョッパ回路が付設されるので、電機子コ
イルの通電電流値を所定値に保持する作用に付加して次
に述べる作用がある。電機子コイルの電流値が所定値を
越えると該電機子コイルに接続したスイッチング素子が
不導通に転化するので、電機子コイルの磁気エネルギの
1部が小容量のコンデンサに充電される。従ってチョッ
パ周波数に比例した静電エネルギが充電して保持され
る。位置検知信号の末端で通電が断たれたときの磁気エ
ネルギが更に加算して小容量のコンデンサに充電され
る。このコンデンサの静電エネルギが次に通電される電
機子コイルの電流の立上りをより急速としている。電機
子コイル間を磁気エネルギが移動するときに、磁極の鉄
損と電機子コイルの銅損により、電流の立上りが中途で
ゆるくなる不都合があるが、上述した手段により、立上
りが充分に速くなり矩形波に近い通電電流とすることの
できる作用がある。電源電圧が低い場合に特に有効であ
る。電機子コイルの通電制御の為のスイッチング素子は
電機子コイルの両端に挿入することが一般的手段である
が、電源負極側に1個を挿入するのみでも実施すること
ができる。従って高価な回路素子の数を1/2とするこ
とができ、又電源負極側にスイッチング素子があるの
で、その導通制御の回路が簡素化される。従って第1の
課題を解決する作用がある。電機子コイルの通電電流を
サイン波の片波に相似した形状とすることができて、し
かも反トルクの発生が防止できるので高速化ができる。
従って第4の課題を解決する作用がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定電機子と磁性体回転子を備えた2相全
    波通電のリラクタンス型直流電動機において、磁性体回
    転子の外周回転面に等しい巾と離間角で配設された2個
    の突極と、固定電機子内周面に等しい離間角で配設され
    た8個のスロットと、1番目と3番目のスロットに捲回
    されたコイルならびに5番目と7番目のスロットに捲回
    されたコイルを直列若しくは並列に接続した第1の相の
    電機子コイルと、2番目と4番目のスロットに捲回され
    たコイルならびに6番目と8番目のスロットに捲回され
    たコイルを直列若しくは並列に接続した第2の相の電機
    子コイルと、3番目と5番目のスロットに捲回されたコ
    イルならびに7番目と1番目のスロットに捲回されたコ
    イルを直列若しくは並列に接続した第3の相の電機子コ
    イルと、4番目と6番目のスロットに捲回されたコイル
    ならびに8番目と2番目のスロットに捲回されたコイル
    を直列若しくは並列に接続した第4の相の電機子コイル
    と、突極の回転位置を検出する位置検知素子の出力によ
    り電気角で90度の巾で順次に360度位相のおくれた
    第1の相の位置検知信号及びこれ等より電気角で90度
    位相のおくれた第2の相の位置検知信号及びこれ等より
    電気角で90度位相のおくれた第3の相の位置検知信号
    及びこれらより電気角で90度位相のおくれた第4の相
    の位置検知信号が得られる位置検知装置と、第1,第
    2,第3,第4の相の各電機子コイルの電源負極側に挿
    入された1個のスイッチング素子と、各電機子コイルの
    電源正極側に順方向に挿入された1個の第1のダイオー
    ドと、該ダイオードと電機子コイルとスイッチング素子
    の直列接続体に供電する直流電源と、第1,第2,第
    3,第4の相の位置検知信号によりそれぞれ対応する第
    1,第2,第3,第4の相の電機子コイルに接続したス
    イッチング素子を位置検知信号の巾だけ導通して電機子
    コイルを通電せしめて最大出力トルクを得る通電制御回
    路と、スイッチング素子が位置検知信号の末端で不導通
    に転化したときに、該スイッチング素子と電機子コイル
    との接続点より、第2のダイオードを介して電機子コイ
    ルに蓄積された磁気エネルギを小容量のコンデンサに流
    入充電して保持し、電機子コイルの通電電流の降下を急
    速とする電気回路と、磁性体回転子が設定された角度だ
    け回転して、位置検知信号により導通されるスイッチン
    グ素子を介して電機子コイルの通電が開始されたとき
    に、該スイッチング素子の導通と同期して導通される半
    導体素子を介して、第1のダイオードと該電機子コイル
    の接続点より前記した小容量のコンデンサに蓄積した静
    電エネルギを流入せしめて通電電流の立上りを急速とす
    る電気回路と、電機子コイルの通電電流が所定値を越え
    て増大したことを検出して検出電気信号を得る検出回路
    と、該検出電気信号により該電機子コイルの通電を停止
    し、所定時間後に通電せしめることにより通電電流を所
    定値に保持するチョッパ回路とより構成されたことを特
    徴とするリラクタンス型2相高速電動機。
  2. 【請求項2】請求項1の特許請求の範囲において、電機
    子コイルの通電が停止されたときに、第2のダイオード
    を介して小容量のコンデンサに電機子コイルの磁気エネ
    ルギを流入して、チョッパ周波数に対応した回数だけ静
    電エネルギとして充電して保持する電気回路とより構成
    されたことを特徴とするリラクタンス型2相高速電動
    機。
  3. 【請求項3】固定電機子と磁性体回転子を備えた2相全
    波通電のリラクタンス型直流電動機において、磁性体回
    転子の外周回転面に等しい巾と離間角で配設された2個
    の突極と、固定電機子内周面に等しい離間角で配設され
    た8個のスロットと、1番目と3番目のスロットに捲回
    されたコイルならびに5番目と7番目のスロットに捲回
    されたコイルを直列若しくは並列に接続した第1の相の
    電機子コイルと、2番目と4番目のスロットに捲回され
    たコイルならびに6番目と8番目のスロットに捲回され
    たコイルを直列若しくは並列に接続した第2の相の電機
    子コイルと、3番目と5番目のスロットに捲回されたコ
    イルならびに7番目と1番目のスロットに捲回されたコ
    イルを直列若しくは並列に接続した第3の相の電機子コ
    イルと、4番目と6番目のスロットに捲回されたコイル
    ならびに8番目と2番目のスロットに捲回されたコイル
    を直列若しくは並列に接続した第4の相の電機子コイル
    と、突極の回転位置を検出する位置検知素子の出力によ
    り電気角で90度の巾で順次に360度位相のおくれた
    第1の相の位置検知信号及びこれ等より電気角で90度
    位相のおくれた第2の相の位置検知信号及びこれ等より
    電気角で90度位相のおくれた第3の相の位置検知信号
    及びこれ等より電気角で90度位相のおくれた第4の相
    の位置検知信号が得られる位置検知装置と、各電機子コ
    イルとスイッチング素子の直列接続体に供電する直流電
    源と、第1,第2,第3,第4の相の位置検知信号によ
    りそれぞれ対応する第1,第2,第3,第4の相に接続
    したスイッチング素子を導通して、正トルクの発生する
    区間の始端部より位置検知信号の巾だけ電機子コイルを
    通電せしめて出力トルクを得る通電制御回路と、第1,
    第2,第3,第4の相の各電機子コイルの電源負極側に
    挿入された1個のスイッチング素子と、第1,第2,第
    3,第4の相の各電機子コイルとスイッチング素子の直
    列接続体のそれぞれに逆接続された第1群のダイオード
    と、第1,第3の相の電機子コイルの通電が断たれたと
    きに、蓄積磁気エネルギを電機子コイルとスイッチング
    素子の接続点に接続した第2群のダイオード及び第1群
    のダイオードを介してコンデンサに充電する電気回路
    と、該コンデンサの正極と電源正極との間に挿入される
    とともにコンデンサの電圧と電源電圧を比較して、前者
    と後者がほぼ等しくなるように通電制御をする電気回路
    と、電機子コイルの通電電流が電機子コイルを焼損する
    電流値を越えないように保持するチョッパ回路とより構
    成されたことを特徴とするリラクタンス型2相高速電動
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997004520A1 (fr) * 1995-07-18 1997-02-06 Kabushikigaisya Sekogiken Moteur a reluctance polyphase
WO1997005692A1 (fr) * 1995-08-01 1997-02-13 Kabushikigaisya Sekogiken Moteur electrique a reluctance

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