JPS6319405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319405Y2 JPS6319405Y2 JP1981157934U JP15793481U JPS6319405Y2 JP S6319405 Y2 JPS6319405 Y2 JP S6319405Y2 JP 1981157934 U JP1981157934 U JP 1981157934U JP 15793481 U JP15793481 U JP 15793481U JP S6319405 Y2 JPS6319405 Y2 JP S6319405Y2
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- JP
- Japan
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- plates
- side plates
- base end
- main boom
- plate
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shovels (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、バツクホーにおける主ブームの構
造に関するものである。
造に関するものである。
バツクホーは掘削作業機であることから、各部
に重荷重が加わり、このためその構造を堅率にし
て強度を十分に保有させる必要がある。特に掘削
装置における主ブーム基端部には引張り、曲げ、
ねじれ等の種々の重荷重が加わることから強度十
分な構造に構成する必要がある。
に重荷重が加わり、このためその構造を堅率にし
て強度を十分に保有させる必要がある。特に掘削
装置における主ブーム基端部には引張り、曲げ、
ねじれ等の種々の重荷重が加わることから強度十
分な構造に構成する必要がある。
そこで本案では、主ブームの基端部に補強板を
設けるとともに、この補強板の基端側を外側方向
に広げた状態で、その基端を主ブームの基端に設
けた支点ボスに溶着させることにより、主ブーム
基端部の上下方向および左右方向の強度を向上さ
せ、かつ主ブームの左右側板を一枚の板材により
形成させることで構造を簡単にさせるとともに溶
着個所を減少させて溶接作業を容易にさせようと
するものである。
設けるとともに、この補強板の基端側を外側方向
に広げた状態で、その基端を主ブームの基端に設
けた支点ボスに溶着させることにより、主ブーム
基端部の上下方向および左右方向の強度を向上さ
せ、かつ主ブームの左右側板を一枚の板材により
形成させることで構造を簡単にさせるとともに溶
着個所を減少させて溶接作業を容易にさせようと
するものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明す
る。
る。
Aは掘削作業機としてのバツクホーで、走行装
置としての無限軌道走行装置1に施回台2を支持
し、同旋回台2上にエンジン等の駆動装置および
操縦キヤビン3を設けるとともに、先端部には主
ブーム4、中間ブーム5、およびバケツト6とか
らなる掘削装置Bを支持させている。尚、図中7
で示すものは掘削装置Bの基端ブラケツト、8は
主ブーム作動用の油圧シリンダ、9は中間ブーム
作動用の油圧シリンダ、又10はバケツト作動用
の油圧シリンダである。
置としての無限軌道走行装置1に施回台2を支持
し、同旋回台2上にエンジン等の駆動装置および
操縦キヤビン3を設けるとともに、先端部には主
ブーム4、中間ブーム5、およびバケツト6とか
らなる掘削装置Bを支持させている。尚、図中7
で示すものは掘削装置Bの基端ブラケツト、8は
主ブーム作動用の油圧シリンダ、9は中間ブーム
作動用の油圧シリンダ、又10はバケツト作動用
の油圧シリンダである。
上記主ブーム4は、外形を略く字状に形成した
左右側板4a,4bと、この左右側板4a,4b
の上辺に沿つて略く字状に折曲げ形成した上側板
4cおよび左右側板4a,4bの下辺に沿つて略
く字状に折曲げ形成した下側板4dとで上下側板
4c,4dの両側縁が若干外方に張り出す状態の
断面略方形状に形成されている。そしてこの場
合、上記左右側板4a,4bはそれぞれ基端から
先端部にかけて一枚の板材により形成されてい
る。又、主ブーム4の基端構造は、上記基端ブラ
ケツト7に軸支11させる支点ボス12の外周に
左右側板4a,4bの基端を溶着させるととも
に、上下側板4c,4dの基端内面を同支点ボス
12に溶着させ、そして左右側板4a,4bの外
側に補強板13,13を設けて、同補強板13,
13の基端側と左右側板4a,4bとの間に空間
Sを形成し、この補強板13,13の基端を主ブ
ーム4の基端に設けた支点ボス12に溶着すると
共に、同板13,13の中途から先端側に向つて
同板3,13と左右側板4a,4bとの間隔をゆ
るやかに狭めて同板13,13の先端部13′を
左右側板4a,4bの外面に貼着し、同先端部1
3′を中央が突出した略山形状に形成している。
しかも、この補強板13,13と左右側板4a,
4bとの間には、空間Sを形成している。尚、こ
のとき左右側板4a,4bおよび上下側板4c,
4dの各基端と支点ボス12とはすみ肉溶接で溶
着され、又、補強板13,13の先端および基端
もそれぞれ左右側板4a,4bおよび支点ボス1
2にすみ肉溶接により溶着されている。
左右側板4a,4bと、この左右側板4a,4b
の上辺に沿つて略く字状に折曲げ形成した上側板
4cおよび左右側板4a,4bの下辺に沿つて略
く字状に折曲げ形成した下側板4dとで上下側板
4c,4dの両側縁が若干外方に張り出す状態の
断面略方形状に形成されている。そしてこの場
合、上記左右側板4a,4bはそれぞれ基端から
先端部にかけて一枚の板材により形成されてい
る。又、主ブーム4の基端構造は、上記基端ブラ
ケツト7に軸支11させる支点ボス12の外周に
左右側板4a,4bの基端を溶着させるととも
に、上下側板4c,4dの基端内面を同支点ボス
12に溶着させ、そして左右側板4a,4bの外
側に補強板13,13を設けて、同補強板13,
13の基端側と左右側板4a,4bとの間に空間
Sを形成し、この補強板13,13の基端を主ブ
ーム4の基端に設けた支点ボス12に溶着すると
共に、同板13,13の中途から先端側に向つて
同板3,13と左右側板4a,4bとの間隔をゆ
るやかに狭めて同板13,13の先端部13′を
左右側板4a,4bの外面に貼着し、同先端部1
3′を中央が突出した略山形状に形成している。
しかも、この補強板13,13と左右側板4a,
4bとの間には、空間Sを形成している。尚、こ
のとき左右側板4a,4bおよび上下側板4c,
4dの各基端と支点ボス12とはすみ肉溶接で溶
着され、又、補強板13,13の先端および基端
もそれぞれ左右側板4a,4bおよび支点ボス1
2にすみ肉溶接により溶着されている。
又、上下側板4c,4dの基端部は補強板1
3,13の基端側を外側方向に広げたことに伴つ
て末広がり状に形成されている。
3,13の基端側を外側方向に広げたことに伴つ
て末広がり状に形成されている。
尚、図中14は、前後方向に長手状とした横向
き補強板を示しており、同補強板14は、主ブー
ム4の基端内部に上下側板4c,4dと略平行状
態に連結されている。
き補強板を示しており、同補強板14は、主ブー
ム4の基端内部に上下側板4c,4dと略平行状
態に連結されている。
すなわち、横向き補強板14は、同板14の仮
想延長面が支点ボス12の回動中心軸線と一致す
るように配置され、その長手状の両側縁を、主ブ
ーム4の基端側の左右側板4a,4bの内側面に
溶着され、しかも、その基端は、支点ボス12に
溶着されている。
想延長面が支点ボス12の回動中心軸線と一致す
るように配置され、その長手状の両側縁を、主ブ
ーム4の基端側の左右側板4a,4bの内側面に
溶着され、しかも、その基端は、支点ボス12に
溶着されている。
かかる構造により、先細り状とした主ブーム4
の基端部分には、左右側板4a,4bに補強板1
3,13を空間Sを設けて、外側方向に広げた状
態で支点ボス12に溶着されていることから、同
主ブーム4基端部の断面係数を増大させ、全体の
強度を略同一とし、主ブーム4の曲げ、引張りの
各荷重に対する強度が得られるものである。
の基端部分には、左右側板4a,4bに補強板1
3,13を空間Sを設けて、外側方向に広げた状
態で支点ボス12に溶着されていることから、同
主ブーム4基端部の断面係数を増大させ、全体の
強度を略同一とし、主ブーム4の曲げ、引張りの
各荷重に対する強度が得られるものである。
さらに、主ブーム4の基端内部に設けた横向き
補強板14により、左右側板4a,4b、及び支
点ボス12の基端部を補強している為に、作業時
に主ブーム4の支点ボス12にかかる左右曲げ方
向の応力が直接同補強板14に伝達され、左右側
板4a,4bに分散吸収される。また、同板14
の仮想延長面上に支点ボス12の回動中心軸線が
存在することから、上記応力の分力が発生せず、
同分力による派生的応力の発生を防止している。
また、同支点ボス12にかかるねじり応力に対し
て充分な強度を得ることができ、広範囲な作業性
を向上することができる。
補強板14により、左右側板4a,4b、及び支
点ボス12の基端部を補強している為に、作業時
に主ブーム4の支点ボス12にかかる左右曲げ方
向の応力が直接同補強板14に伝達され、左右側
板4a,4bに分散吸収される。また、同板14
の仮想延長面上に支点ボス12の回動中心軸線が
存在することから、上記応力の分力が発生せず、
同分力による派生的応力の発生を防止している。
また、同支点ボス12にかかるねじり応力に対し
て充分な強度を得ることができ、広範囲な作業性
を向上することができる。
また、主ブーム4の基端において左右側板4
a,4bと補強板13,13との間に設けた空間
Sにより、バツクホーの旋回及び掘削作業時に、
主ブーム4の基端が衝突しても補強板13,13
との間の空間Sによりその応力を緩和することが
でき、主ブーム4にその影響を与えず保護してい
る。又、左右側板4a,4bが一枚の板材により
形成されて継ぎ目がないことから当然にその分の
溶着個所が減少し、構造が簡単になるとともに溶
接作業が容易となるのである。
a,4bと補強板13,13との間に設けた空間
Sにより、バツクホーの旋回及び掘削作業時に、
主ブーム4の基端が衝突しても補強板13,13
との間の空間Sによりその応力を緩和することが
でき、主ブーム4にその影響を与えず保護してい
る。又、左右側板4a,4bが一枚の板材により
形成されて継ぎ目がないことから当然にその分の
溶着個所が減少し、構造が簡単になるとともに溶
接作業が容易となるのである。
上述のように本案によれば、補強板によつて主
ブームの基端部に加わる引張り、ねじれ、曲げ等
の荷重に対する十分な強度が得られるばかりでな
く、主ブームの構造を簡単にさせ、かつ溶接作業
が容易になるという効果がある。
ブームの基端部に加わる引張り、ねじれ、曲げ等
の荷重に対する十分な強度が得られるばかりでな
く、主ブームの構造を簡単にさせ、かつ溶接作業
が容易になるという効果がある。
第1図はバツクホーの全体側面図、第2図は主
ブームの側面図、第3図は同主ブームの基端部分
を示す平面図である。 A:バツクホー、B:掘削装置、4:主ブー
ム、4a:左側板、4b:右側板、4c:上側
板、4d:下側板、12:支点ボス、13,1
3:補強板。
ブームの側面図、第3図は同主ブームの基端部分
を示す平面図である。 A:バツクホー、B:掘削装置、4:主ブー
ム、4a:左側板、4b:右側板、4c:上側
板、4d:下側板、12:支点ボス、13,1
3:補強板。
Claims (1)
- 左右側板4a,4bと上下側板4c,4dとで
断面略方形状に形成した主ブーム4を有するバツ
クホーにおいて、上記左右側板4a,4bをそれ
ぞれ基端から先端部にかけて一枚の板材により形
成させ、かつ主ブーム4の基端側において左右側
板4a,4b外側に補強板13,13を設けて、
同補強板13,13の基端側と左右側板4a,4
bとの間に空間Sを形成し、この補強板13,1
3の基端を主ブーム4の基端に設けた支点ボス1
2に溶着すると共に、同板13の中途から先端側
に向つて、同板13,13と左右側板4a,4b
との間隔をゆるやかに狭めて、同板13,13の
先端部13′を左右側板4a,4bの外面に貼着
し、同先端部13′を中央が突出した略山形状に
形成し、さらに、主ブーム4の基端側の内部に前
後方向に長手状とした横向き補強板14を、同板
14の仮想延長面が支点ボス12の回動中心軸線
と一致するように配設して、同板14の両側縁を
左右側板4a,4bの内面に溶着し、同補強板1
4の基端側端縁を支点ボス12の外周面に溶着し
てなるバツクホーにおける主ブーム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15793481U JPS5863255U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | バツクホ−における主ブ−ム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15793481U JPS5863255U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | バツクホ−における主ブ−ム構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5863255U JPS5863255U (ja) | 1983-04-28 |
JPS6319405Y2 true JPS6319405Y2 (ja) | 1988-05-31 |
Family
ID=29950439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15793481U Granted JPS5863255U (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | バツクホ−における主ブ−ム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5863255U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102017124505A1 (de) * | 2017-10-20 | 2019-04-25 | Schwing Gmbh | Doppelwandiges Mastsegment |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346101A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-25 | Case Co J I | Back hoe structure |
JPS5612354A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-06 | Ihara Chem Ind Co Ltd | 3'-(fluoropropoxy)-2-substituted benzanilide, its preparation and aquatic life repellent containing the same |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5188902U (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-16 | ||
JPS5758308Y2 (ja) * | 1977-01-10 | 1982-12-14 | ||
JPS56759U (ja) * | 1979-06-15 | 1981-01-07 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP15793481U patent/JPS5863255U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346101A (en) * | 1976-10-07 | 1978-04-25 | Case Co J I | Back hoe structure |
JPS5612354A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-06 | Ihara Chem Ind Co Ltd | 3'-(fluoropropoxy)-2-substituted benzanilide, its preparation and aquatic life repellent containing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5863255U (ja) | 1983-04-28 |
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