JPS6319213A - フツ素樹脂の成形加工方法 - Google Patents

フツ素樹脂の成形加工方法

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Publication number
JPS6319213A
JPS6319213A JP16415786A JP16415786A JPS6319213A JP S6319213 A JPS6319213 A JP S6319213A JP 16415786 A JP16415786 A JP 16415786A JP 16415786 A JP16415786 A JP 16415786A JP S6319213 A JPS6319213 A JP S6319213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
fluororesin
powder
fluorocarbon resin
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP16415786A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Tomikawa
富川 光博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS6319213A publication Critical patent/JPS6319213A/ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はフッ素樹脂の成形加工方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来例によるこの種のフッ素樹脂の成形加工方法は、通
常の場合、原料素材としてフッ素樹脂からなるモールデ
ィングパウダーを用い、このフッ素樹脂パウダーを、目
的とする所期の金型内に封入し、ある程度までの所定圧
力によりプレスし、かつ適宜熱処理を加えて成形加工す
るようにしている。
すなわち、この従来例方法によれば、フッ素樹脂パウダ
ーの粒界の一部が溶融され、パウダー相互が溶着し合っ
て成形されるのである。
第2図(a)および(b)は、このようにして成形加工
された従来例によるフッ素樹脂成形品を示す正面図およ
び一部拡大断面図であり、図中、符号11はフッ素樹脂
成形品、12は同上多孔質状を呈した孔部分である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来例方法によるフッ素樹脂パウダーを用い
た成形加工では、フッ素樹脂からなるパウダーの粒界の
一部が溶融され、パウダー相互が溶着し合って成形され
るために、加工された成形品11は、基本的に多孔質状
を呈することになり、この多孔IfPi成形部に形成さ
れる気泡状をした孔12の大きさは、一般的に数千オン
グストローム程度に達し、この大きさのために孔12の
相互が連続される場合がある。
従って、この種のフッ素樹脂成形品11により、例えば
、薬液槽を構成させた場合などには、多孔質成形部の孔
12内に、薬液が入り込んで溶着部分を浸食し、結果的
に、不要なダストの発生源となったり、また、成形時に
相互に連続された孔12゜もしくは浸食によって相互に
連続された孔12を通して、入り込んだ薬液が外部に浸
み出て、好ましくない汚染源になるなどの問題点があっ
た。
この発明は従来のこのような問題点を解消するためにな
されたものであり、その目的とするところは、フッ素樹
脂成形品での成形加工時における多孔質化性状を改善し
たフッ素樹脂の成形加工方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明に係るフッ素樹脂
の成形加工方法は、フッ素樹脂からなるモールディング
パウダーを所期の金型内に封入して、まず、 300℃
〜400℃の高温で加熱処理し、充分に溶融させた後、
所定圧力によりプレス加工して成形させ、かつこの成形
に続いて、 200’C以下の温度まで急冷するように
したものである。。
〔作   用〕
すなわち、この発明方法では、金型内に封入したフッ素
樹脂パウダーを、まず、高温加熱処理して充分に溶融さ
せることにより、成形部での多孔質化を阻止でき、この
状態でプレス成形した後、続いて、急冷処理して樹脂自
体の結晶化を避けることにより、成形部での気泡状の孔
の形成を可及的に排除し、かったとえこの気泡状の孔が
一部に形成されたとしても、その孔の大きさを可及的に
小さくし得るのである。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係るフッ素樹脂の成形加工方法の一実
施例につき、第1図(a)、(b)を参照して詳細に説
明する。
この実施例方法においては、フッ素樹脂からなるモール
ディングパウダーを所期の金型内に封入し、まず、 3
80℃の温度で加熱処理して、封入されたツー2素樹脂
パウダーを充分に溶融させた後、プレス圧力5kg/c
rn’により加圧加工して所期の成形をなし、かつこの
成形に続いて、こ−では、水冷により 200℃以下の
温度まで急冷させて、第1図(a)に示すフッ素樹脂成
形品1を得た。
しかして、このように成形加工されたフッ素樹脂成形品
1を、この場合、水銀ポロシメータを用いて、その多孔
質性について測定したところ、前記した従来例方法にあ
っては、数千オングストロームの径の孔12が、比較的
密集された状態に存在する形態を示していたものが、こ
の実施例方法では、第1図(b)に見られるように、数
百オングストロームの径の孔2が、比較的疎隔された状
態に存在する形態を示すことが確認された。そしてまた
、フッ素樹脂成形品1の透明度も損なわれることがなか
った。
こXで、この実施例による成形加工方法では、出初の高
温加熱処理により、原料であるフッ素樹脂パウダーが、
完全かつ充分に溶融された状態でプレス成形されるため
に、パウダー粒の既存布。
換言すると、粒界の一部溶解に基づいた気泡状の孔が形
成されず、偽ってこの成形中における多孔質性状が解消
されるのであり、また、続いてなされる急冷処理により
、溶融したフッ素樹脂が、成形後にあって、例えば自然
放冷される場合のように、結晶化されて脆弱になるのを
避は得るのである。
そして、前記加熱処理温度としては、プレス圧力との相
関々係で、このプレス圧力が高ければ、ある程度までは
低い温度にし得るのであるが、せいぜい300℃が限界
であり、かっ400”Cを越えるとフッ素樹脂の分解が
始まるために、それ以下の温度とするのが好ましい、な
お、前記プレス圧力については、高いほど良い結果を得
られることが判明している。また、前記急冷処理のため
には、フッ素樹脂の結晶化温度が300’C付近に、変
形点が220℃付近にあるため、前記した加熱処理温度
から、−挙に200℃以下まで急冷させることが望まし
い。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明方法によるときは、フッ
素樹脂からなるモールディングパウダーを用いるフッ素
樹脂の成形加工方法において、所期の金型内に封入した
フッ素樹脂パウダーを、まず、 300℃〜400℃の
高温で加熱処理して、これを充分に溶融させた状態でプ
レス成形させ、続いて、 200℃以下に急冷処理する
ようにしたので、前者の高温加熱処理によっては、成形
中における多孔質性状が解消され、成形部での気泡状の
孔の形成を可及的に排除、もしくはたとえ一部に形成さ
れたとしても、その孔の大きさを可及的に小さくし得て
多孔質化を阻止でき、また、後者の急冷処理によっては
、樹脂自体の結晶化を避けることができ、成形後におけ
る成形部の脆弱化などを防とし得られ、結果的には、こ
のフッ素樹脂成形品により、例えば、薬液槽を構成させ
た場合などにあっても、成形部内に薬液が浸透し、部分
浸食がなされてダストの発生源となったり、薬液が成形
部内を通して外部に浸み出て汚染源になるなどの惧れが
なくなり、このように良好な性状をもっこの種のフッ素
樹脂成形品を再現性よく製造でき、しかもその工程9手
段についても、極めて簡単で容易に実施し得るなどの優
れた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)および(b)はこの発明の一実施例方法に
より成形加工されたフッ素樹脂成形品を示す正面図およ
び一部拡大断面図であり、また第2図(a)および(b
)は同上従来例方法により成形加工されたフッ素樹脂成
形品を示す正面図および一部拡大断面図である。 l・・・・ツー2素樹脂成形品、2・・・・気泡状の孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フッ素樹脂からなるモールディングパウダーを用
    いるフッ素樹脂の成形加工方法において、フッ素樹脂パ
    ウダーを所期の金型内に封入して、まず、300℃〜4
    00℃の高温で加熱処理し、充分に溶融させた後、所定
    圧力によりプレス加工して成形させ、かつこの成形に続
    いて、200℃以下の温度まで急冷するようにしたこと
    を特徴とするフッ素樹脂の成形加工方法。
JP16415786A 1986-07-11 1986-07-11 フツ素樹脂の成形加工方法 Pending JPS6319213A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069196A1 (ja) * 2006-12-04 2008-06-12 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン成形体及びその製造方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069196A1 (ja) * 2006-12-04 2008-06-12 Daikin Industries, Ltd. ポリテトラフルオロエチレン成形体及びその製造方法
JPWO2008069196A1 (ja) * 2006-12-04 2010-03-18 ダイキン工業株式会社 ポリテトラフルオロエチレン成形体及びその製造方法
JP4858545B2 (ja) * 2006-12-04 2012-01-18 ダイキン工業株式会社 ポリテトラフルオロエチレン成形体及びその製造方法

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