JPS6319172A - 海洋波変調屈折装置 - Google Patents

海洋波変調屈折装置

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Publication number
JPS6319172A
JPS6319172A JP16348186A JP16348186A JPS6319172A JP S6319172 A JPS6319172 A JP S6319172A JP 16348186 A JP16348186 A JP 16348186A JP 16348186 A JP16348186 A JP 16348186A JP S6319172 A JPS6319172 A JP S6319172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave
area
modulating
refraction
sea
Prior art date
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Pending
Application number
JP16348186A
Other languages
English (en)
Inventor
矢野目 銑三
朝田 宏
直人 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6319172A publication Critical patent/JPS6319172A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、比較的高波高の海域と低波高の海域を得るこ
とのできる海洋波変調屈折装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、海洋性レジャーとしてサーフィンが盛んであるが
、サーフィンには一定値以上の波高を必要とする。この
ため、自然の波だけでプレーを行える海域には限界があ
り、プール等に使用される造波装置によりサーフ波を造
成することが考えられる。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、従来の造波装置は、例えは造波板を流体
圧シリンダ等の駆動装置で往復動させて波を造波させる
ため動力が必要となり、又造波規模もプールに比較して
はるかに大きくなるため装置が大型化して工事か難しく
なると共に設備費、運転維持費が高価となり、更にサー
フィン場として初級者用と上級者用を設置する場合には
装置の大型化、工事の困難性、設備費、運転維持費の高
騰化は益々顕著となり、更に又造波板により海水の流れ
か妨げられると自然環境が破壊されるおそれがある、等
の問題がある。
本発明は上述の実情に鑑み、比較的高波高の海域と低波
高の海域を同時に得ることができ、動力不要で設置が容
易な低コストでしかも自然環境の維持を図ることのでき
る海洋波変調屈折装置を提供することを目的としてなし
たものである。
[問題点を解決するための手段] −2= 本発明は水中内所要位置に、沖合いに向って下り勾配の
部分を有する変調屈折板を配設し、該変調屈折板の沖合
いに面した側の縁部両側部を平面的に見て沖合いに向っ
て山形状に傾斜させた構成を備えている。
[作   用] 比較的低波高の自然片波は変調屈折板により変調される
と共に屈折され、その結果比較的高波高の海域と低波高
の海域が同時に形成される。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する
第1図及び第2図は本発明の一実施例で海中1には、海
洋被変調屈折装置本体2が配設されている。海洋被変調
屈折装置本体2は、変調屈折板3を備えており、該変調
屈折板3の前後には浮力タンク4が固着されている。又
変調屈折板3の下面には浮力によりたわむのを防止する
ため補強材5.6が固着されている。
浮力タンク4の前後面に固着したブラケット7にはワイ
ヤーロープ或いはチェーン等の係留索8か連結され、係
留索8の下端には変調屈折板3を海中1内所要深さに保
持させるための重錘9が連結されている。係留索8の固
定は重錘ではなくアンカーで行っても良い。
変調屈折板3は海岸10に面した側は平坦であり、沖合
いに面した側は沖に向って下り勾配になっている。又変
調屈折板3の沖合いに面した側の縁部、及び平坦部と傾
斜部の境界部は、その左右両側部が平面的に見て海岸線
に対して傾斜すると共に中央部が海岸線と平行となり、
且つ沖合いに向って山形状に形成されている。
図中11は自然片波、12は自然片波海域、13は変調
屈折海域、14はサーフ波海域、15は高波高域、16
は低波高域である。
自然片波海域12の比較的低波高の自然片波11は変調
屈折海域13にて変調屈折板3により変調されてステイ
プネス(波高/波長の比)が高められると共に変調屈折
板3中央側の高波高域15に屈折する。このため、高波
高域15で比較的高波高のサーフ波が造成され、変調屈
折板8の左右の低波高域16で比較的低波高のサーフ波
が造成される。
今例えば自然片波海域12における波高をHo1波長を
り。とじ、変調屈折海域13における海面から変調屈折
板3までの水深をh、波高をH1波長をLとすると、浅
水係数Ksは で表わされる。
上記(+)式を基に横軸に水深波長比h/L0をとり、
縦軸に浅水係数KSをとり、片波の波高H0と波長り。
の比をパラメータとしてグラフを描くと第3図に示すよ
うになり、このグラフが分る。従って変調屈折板3を設
けて水深りを浅くすれば、水深りの部分で波高Hを大き
くすることができ、比較的高波高のサーフ波が造成され
る。
−5= 又、自然片波海域12の波速をV。、所定海域での水深
をh、その部分での波長をし、波速度で表わされる。従
って、第1図の海岸10から略一定距離XにあるX1点
、X2点の波速をvXl、VX2、水深をhXl、hX
2とすると、hx2 >hxlであるため、(n)式よ
りVX2>vXl となる。このため、変調屈折海域1
3の波は、海洋被変調屈折装置本体2で互に近接するよ
う矢印Aの方向へ屈折し、その結果サーフ波海域14の
中央部には比較的高波高域15が造成され、サーフ波海
域14の左右には比較的低波高域16が造成される。
更に、上記変調屈折板3を設けた場合、台風時のように
自然片波海域12の波高が大きくなると、消波効果も生
じる。なぜなら、変調屈折板3により水深が浅くなって
いるため、波高の大きい波はこの部分で崩れ波になり、
一定の波高以上の波は接岸できないためである。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得
ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明の海洋被変調屈折装置によれば、比較的高波高の
海域と低波高の海域を同時に簡単且つ確実に得ることが
でき、又波のエネルギーを利用して変調屈折を行ってい
るため動力が不要で省エネルギーを図ることができ、更
に強制的に動かす必要のない変調屈折板を水中に設置す
るため工事を容易に行うことができて設備費、運転維持
費が安価であり、更に又海水の流れが妨げられないから
自然環境を破壊するおそれがない、等種々の優れた効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の海洋被変調屈折装置の一実施例の説明
図、第2図は第1図の■−■方向矢視図、第3図は水深
波長比と浅水係数との関係を表わすグラフである。 図中2は海洋波変調屈折装置本体、3は変調屈折板、4
は浮力タンク、8は係留索、9は重錘、15は高波高域
、16は低波高域を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)水中内所要位置に、沖合いに向って下り勾配の部分
    を有する変調屈折板を配設し、該変調屈折板の沖合いに
    面した側の縁部両側部を平面的に見て沖合いに向って山
    形状に傾斜させたことを特徴とする海洋波変調屈折装置
JP16348186A 1986-07-11 1986-07-11 海洋波変調屈折装置 Pending JPS6319172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16348186A JPS6319172A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 海洋波変調屈折装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16348186A JPS6319172A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 海洋波変調屈折装置

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JPS6319172A true JPS6319172A (ja) 1988-01-26

Family

ID=15774693

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JP16348186A Pending JPS6319172A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 海洋波変調屈折装置

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