JPS63190158A - アルミナイド被覆の形成方法 - Google Patents

アルミナイド被覆の形成方法

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JPS63190158A
JPS63190158A JP62278158A JP27815887A JPS63190158A JP S63190158 A JPS63190158 A JP S63190158A JP 62278158 A JP62278158 A JP 62278158A JP 27815887 A JP27815887 A JP 27815887A JP S63190158 A JPS63190158 A JP S63190158A
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • C23C10/28Solid state diffusion of only metal elements or silicon into metallic material surfaces using solids, e.g. powders, pastes
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    • C23C10/36Embedding in a powder mixture, i.e. pack cementation only one element being diffused
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アルミナイド被覆に係り、特に気相アルミナ
イド被覆に係る。
従来の技術 アルミナイド被覆はガスタービンエンジンに使用される
超合金部材を酸化及び腐食による劣化より保護するため
にガスタービンエンジンの工業界に於て広く使用されて
いる。アルミナイド被覆に関する従来技術を示す特許と
して、米国特許第3゜079.276号、同第3,27
6.903号、同第3,667.985号、同第3.8
01.353号、同第3’、837,901号、同第3
,958,047号、同第4.132.816号、同第
4,142,023号、同第4,148.275号、同
第4,332,843号がある。一般にアルミナイド被
覆はアルミニウム供給源と活性体と不活性の緩衝材、即
ち希釈材とを含む粉末混合物を被覆されるべき物品の存
在下にて加熱することにより形成される。物品は粉末混
合物中に埋設され(この方法はパック浸透法と呼ばれる
)、又は物品は粉末混合物より離れた状態に維持される
(この方法は気相法と呼ばれる)。
アルミニウム供給源は純金属アルミニウムであってもよ
く、また米国特許第4,132,816号に記載されて
いる如<Co2AIHの如きアルミニウム合金であって
もよい。米国特許第3.958.047号にはアル−ミ
ニラム供給源としてN13A1を使用することが記載さ
れており、また米国特許第4,332.843号にはF
e2Al6を使用することが記載されている。アルミナ
イジング法に従来より使用されている活性体は一般にア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロゲン化物を含ん
でいる。例えば前述の米国特許第4゜132.816号
を参照されたい。酸化アルミニウムは粉末混合物に添加
される典型的な希釈材であり、粉末混合物のアルミニウ
ムの活性を制御する。また例えば米国特許第3,667
.985号に記載されている如く、酸化アルミニウムは
粉末混合物が被覆プロセス中に焼結することを防止する
特に気相アルミナイジングプロセスに於て従来よりよく
生じている三つの問題は、被覆・される物品の表面にク
リオライトNa3AlF6が生成されること、元の基体
の表面に酸化物がジッパ−状に集合すること、及び被覆
それ自身内に酸化物が生成することである。クリオライ
トは基礎金属の劣化速度を増大させることが知られてい
る。特殊なアルミナイジング粉末混合物を使用すること
により、クリオライトの生成を成る程度制限することが
できるが、かかる混合物により生成される被覆の品質は
、クリオライトの生成が生じる粉末混合物により形成さ
れる被覆の品質はど良好ではない。被覆と基体との間の
界面及び膨覆それ自身内に生成する酸化物は好ましくな
い。何故ならば、かかる酸化物も被覆の特性を低下させ
るからである。前者の酸化物は被覆の剥離を惹起すこと
があり、後者の酸化物は疲労開始部位や促進された酸化
劣化の発生部位として作用することがある。
アルミナイジングの分野に於て種々の進歩発展がなされ
ているが、研究者はより一層良好な被覆を開発する努力
を払ってtλる。かかる被覆は優れた耐酸化性及び耐食
性を有していなければならず、また耐熱疲労生を有して
いなければならない。本発明はかかる研究努力の結果考
え出されたものである。
発明の開示 外方へ拡散するアルミナイド被覆が物品上に形成される
よう、アルミニウム供給源と、ハロゲン化物の活性体と
、実質的に酸化アルミニウムを含有せず粉末混合物中の
アルミニウムの活性を制御する緩衝材とを含む粉末混合
物を加熱することにより、ニッケル基超合金及びコバル
ト基超合金のための改善された気相アルミナイド被覆が
形成される。本発明に於て特に有用な一つの粉末混合物
は、ffi量で実質的に5〜20%のNH4F−HFと
、10〜30%のCrと、残部としてのCo2Al5と
よりなっている。粉末成分としての酸化アルミニウムを
排除することにより、形成されるアルミナイド被覆の品
質が大きく改善されることが解った。特に被覆の表面に
クリオライトが生成せず、また被覆と基体との間の界面
及び被覆それ自身内に酸化物が生成することが実質的に
排除される。フッ化水素アンモニウムNH4F−HFを
使用することにより、「均一被覆性」、即ち中空のガス
タービンブレードの内面を被覆する能力に優れた被覆混
合物が得られる。厚さ約o、oo。
5〜0.0035inch(0,0013〜0.089
 am)の薄く外方へ拡散するアルミナイド被覆が形成
されるよう、アルミニウムの活性を制御する緩衝材とし
てクロムが使用される。かかる薄い被覆は優れた耐熱疲
労性を有し、従来の最良のアルミナイド被覆に匹敵する
耐酸化性を有する。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 本発明は添付の図を参照することにより最も良好に理解
される。第1図に示された内方へ拡散する従来のアルミ
ナイド被覆は、高いアルミニウム活性を有する粉末混合
物により形成される。第1図より解る如く、従来の被覆
は三つの領域よりなる微細組織を有し、Nlλ1に富む
外方の領域中にかなりの相が析出している。かかる被覆
は一般に良好な耐酸化性を有しているが、それらの厚さ
は約0.0041nch(0,10sm)にもなる。か
かる厚いアルミナイド被覆は比較的耐熱疲労性に乏しい
ことが知られている。
第2図に示された従来の被覆は希釈材として約60vt
%の酸化アルミニウムを含有する粉末混合物にて形成さ
れた。被覆中に酸化物が存在していることは明らかであ
る。粉末混合物は第1図に示された被覆を形成した粉末
混合物よりも比較的低いアルミニウム活性を有していた
。従って基体の基礎金属(基体はニッケル基超合金であ
るので第2図に於てはニッケルである)が外方へ拡散し
たのに対し、粉末混合物中のアルミニウムは内方へ拡散
した。第2図に於ける被覆中の酸化物の大部分はジッパ
−状の酸化物、即ち元の基体の界面に存在する酸化物で
ある。前述の如く、これらの酸化物は使用中に被覆を剥
離させることがある。
第3図より解る如く、本発明の被覆は第2図に示された
被覆と同様外方へ拡散する被覆であるが、第2図の被覆
よりも遥かに酸化物等の少ないものである。被覆の厚さ
が公称で0.002inch(0゜050 am)であ
ることに加えて、かかる因子に6より、優れた耐酸化性
及び優れた耐熱疲労割れ性が達成される。
本発明の被覆は以下の要領にて形成される。重量で実質
的に5〜20%のNH4F−HFと10〜30%のCr
と残部としてのCo2Al5とよりなる粉末混合物が形
成される。ニッケル基超合金物品がこの粉末混合物の上
方に吊下げられ、米国特許第4,148,275号に記
載されたものと同様のシールされたレトルト内に収容さ
れる。
次いでレトルトが約1900〜2050下(1038〜
1121℃)に加熱され、約2時間乃至12時間経過し
た後に第3図に示された被覆と同様の被覆が形成される
。この被覆は酸化物等を含まないきれいな界面を有し、
金属学的に識別可能な二つの領域よりなる外方へ拡散す
るアルミナイド微細組織を有し、約0.0005〜0.
0035inch (0,013〜0.0’89sv+
) 、典型的には約0.0015〜0.00251nc
h(0,038〜0.064+*s+)の厚さを有する
。この被覆は約20〜35vt%のアルミニウム及び基
体よりの種々の元素を含有している。
Co 2 Al 5は好ましいアルミニウム供給源であ
るが、他のアルミニウム供給源が使用されてもよい。か
かるアルミニウム供給源としては純アルミニウム及びア
ルミニウムの遷移金属合金(例えばNI AlまたはN
l 3 Al )がある。本発明に於てはフッ化物含有
活性体が好ましい。何故ならばかかる活性体を使用する
ことにより非常に良好な均一被覆性を有する被覆混合物
が得られるからである。ガスタービンエンジンの中空の
ブレードの内面を被覆するために気相法が使用される場
合には、均一被覆性が良好であることが重要である。
フッ化水素アンモニウムNH4F−HFが好ましい活性
体であるが、アルカリ金属又はアルカリ土類金属のハロ
ゲン化物(最も好ましくはフッ化物)も有用である。好
ましい実施例に於ては、粉末混合物中のアルミニウムの
活性を制御するための希釈材としてクロムが使用され、
クロムが存在しない場合には粉末混合物の活性が高くな
りすぎ、厚く内方へ拡散する被覆が形成される。緩衝材
(希釈材)としてケイ素も使用されてよい。クロム若し
くはケイ素を含有する合金又は混合物が使用されいもよ
い。粉末混合物は大抵の従来の拡散被覆プロセスに於て
希釈材として広く使用されている酸化アルミニウムを実
質的に含有していない。従来の被覆混合物中に存在する
酸化アルミニウムは、従来の気相アルミナイド被覆に於
て一般に観察される上述の好ましからざる汚染(クリオ
ライト及び補足された酸化物)の原因となっていること
が解った。本発明によれば、酸化アルミニウムは粉末混
合物中に含まれておらず、このことにより実質的にきれ
いな(即ち汚染されていない)被覆が得られる。許容し
得ない量のクリオライトや酸化物を生成することがない
よう少量の(最大で約10vt%の)酸化アルミニウム
が粉末混合物に添加されてよいが、最も良好なアルミナ
イド被覆は粉末混合物が酸化アルミニウムを含有しない
場合に形成される。約10vt%以下の酸化アルミニウ
ムしか含有しない粉末混合物は酸化アルミニウムを実質
的に含有しないものとみなされる。
本発明の好ましい粉末混合物は実質的に5〜20%のN
H4F−HFと10〜30%のC「と約10%までのA
l 203と残部としてのCo2Al5とよりなってい
る。好ましい組成範囲は7〜17%NH4F@HF、1
3〜23%Cr s残部Co2Al5である。最も好ま
しい粉末混合物は約12%NH4F−HF、18%Cr
 s残部C02AI5である。この最も好ましい粉末混
合物ば接触しない状態でニッケル基層合金金物品が約1
975下(1079℃)に約4時間加熱されると、得ら
れる被覆の厚さは約0.0015〜0.00251nc
h(0,038〜0.064mm)になる。
かかる被覆は従来の被覆に匹敵する耐酸化性及び耐食性
を有し、また従来の被覆よりも良好な耐熱疲労割れ性を
有する。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内方へ拡散するアルミナイド披゛覆の金
属組織を示す顕微鏡写真である。 第2図は従来の外方へ拡散するアルミナイド被覆の金属
組織を示す顕微鏡写真である。 第3図は本発明による外方へ拡散するアルミナイド被覆
の金属組織を示す顕微鏡写真である。 (21面の、多口 FIG、J (方 式) 手続補正書 昭和63年2月16日 1、事件の表示 昭和62年特許願第278158号2
、発明の名称 アルミナイド被覆の形成方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  アメリカ合衆国コネチカット州、ハートフォ
ード、フィナンシャル・ブラザ 1 名 称  ユナイテッド・チクノロシーズ・コーポレイ
ション4、代理人 居 所  〒104東京都中央区新川1丁目5番19号
茅場町長岡ビル3階 電話551−4171昭和62年
12月24日(昭和63年1月26日発送)6、補正の
対象 図面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニッケル基合金及びコバルト基合金よりなる群よ
    り選択された基体の表面にアルミナイド被覆を形成する
    方法にして、アルミニウムが前記基体中へ拡散して外方
    へ拡散するアルミナイド被覆を形成するよう、実質的に
    アルミニウム供給源と、ハロゲン化物の活性体と、前記
    アルミニウム供給源の活性を制御するに有効な緩衝材と
    よりなり実質的に酸化アルミニウムを含有しない粉末混
    合物の存在下にて基体を加熱することを含む方法。
  2. (2)ニッケル基超合金物品又はコバルト基超合金物品
    上に気相アルミナイド被覆を形成する方法にして、実質
    的にコバルトと、アルミニウムと、フッ化水素アンモニ
    ウムと、外方へ拡散するアルミナイド被覆を形成するに
    有効な量の金属クロムとよりなり実質的に酸化アルミニ
    ウムを含有しない粉末混合物と物品とを加熱することを
    含む方法。
  3. (3)ニッケル基超合金物品又はコバルト基超合金物品
    上に気相アルミナイド被覆を形成する方法にして、重量
    で実質的に5〜20%のNH_4F・HFと10〜30
    %のCrと10%までのAl_2O_3と残部としての
    Co_2Al_5とよりなる粉末混合物と接触しない状
    態に物品を配置し、前記粉末混合物を加熱してアルミニ
    ウムを前記物品の表面に拡散させることを含む方法。
JP62278158A 1986-11-03 1987-11-02 アルミナイド被覆の形成方法 Expired - Lifetime JP2534081B2 (ja)

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