JPS6319010Y2 - - Google Patents

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JPS6319010Y2
JPS6319010Y2 JP1983039910U JP3991083U JPS6319010Y2 JP S6319010 Y2 JPS6319010 Y2 JP S6319010Y2 JP 1983039910 U JP1983039910 U JP 1983039910U JP 3991083 U JP3991083 U JP 3991083U JP S6319010 Y2 JPS6319010 Y2 JP S6319010Y2
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JP
Japan
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gear
transmission gear
axis
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rotating body
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JP1983039910U
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JPS59145351U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案、除塵伝達機構を備えた電気掃除機に
関するものである。
(従来技術) 従来、この種の電気掃除機は、第1図及び第2
図に示すように構成されており、以下にその構成
について説明すると、 左右に分割された本体ケース1の上部には、防
振ゴム2,3によつて電動送風機4が支持され、
その下には、リール軸5に回転自在に保持される
コードリール6が配置されている。
このコードリール6の側壁には、コードリール
6の回転力を除塵装置7に伝達するための歯車8
が一体に設けられている。9は電源コード10を
巻取るためのゼンマイバネで、一端がリール軸5
に、他端がコードリール6にそれぞれ固定されて
いる。11は前記歯車8と中間歯車12を介して
噛み合う駆動歯車で、本体ケース1の前面壁1a
より露出した部分には、駆動カツプリング13が
設けられている。
14は前記本体ケース1に着脱自在に結合され
る集塵ケースで、その前方には吸込口15が設け
られると共に、その後方開口部には、フイルタ装
置16が着脱自在に装着されている。そのフイル
タ装置16の後方側に配置される除塵装置7は、
支持板17と、その支持板17に回転自在に取付
けられ、且つ外周面に平歯車18を一体に形成し
た回転除塵体19と、その回転除塵体19に設け
られた除塵子20及び除塵ツマミ21とからなつ
ている。
又、除塵伝達機構は、本体ケース1側に配置さ
れた、コードリール6の歯車8、中間歯車12、
駆動歯車11及び駆動カツプリング13と、集塵
ケース14側に配置された、受動カツプリング2
2,伝達歯車23及び回転除塵体19の平歯車1
8とから構成される。
そして、コードリール6の回転が前記のような
順に伝達されて回転除塵体19が回転するので、
回転除塵体19に設けられた除塵子20によつ
て、フイルタ装置16の背面が打撃される。
このような従来の構成においては、第2図に示
すように、伝達歯車23が回転除塵体19の外周
面においてその平歯車18と噛み合うことに基づ
き、集塵ケース14の大きさに対しては平歯車1
8(回転除塵体19)の半径方向の大きさと伝達
歯車23の半径方向の大きさとの和が大きく影響
するので、その回転伝達機構が必然的に大型化す
ることは免がれなかつた。また、コードリール6
の回転を平歯車18に伝達する手段として、駆動
カツプリング13,受動カツプリング22,カツ
プリング付勢ばね,中間歯車12等を備えている
ので、その回転伝達構成が複雑であり、部品、そ
の製造、組立等のコストが高く付く欠点がある。
(考案の目的) この考案は、このような従来の事情に対処して
なされたものであり、回転除塵体と噛み合う伝達
歯車の大きさによつて、回転伝達機構が高さ方向
において大型化することなく、これを小型かつコ
ンパクトにまとめることができ、また、コードリ
ールの回転を回転除塵体に伝達する回転伝達構成
を極めて簡略化して、そのコストを大幅に低下さ
せることができるようにした電気掃除機を提供し
ようとするものである。
(解決手段) この考案は、前記目的を達成するために、特
に、回転体における両ケースの接合面側の周側部
内側に、前記回転体の前後方向の軸線を中心とす
る環状の内歯ギヤを一体に形成すると共に、伝達
ギヤにおける前記接合面側に突出した部分に、そ
の伝達ギヤと軸線を共通にすると共にその伝達ギ
ヤと一体に形成され、かつ前記内歯ギヤに噛み合
う駆動ギヤを設けたことを特徴とするものであ
る。
(具体例) 以下に、この考案の具体例を添付図面について
詳細に説明する。
第1図には電気掃除機が示されており、その上
部に電動送風機31を、その下部にコード巻取装
置32をそれぞれ配置した本体ケース33と、そ
の本体ケース33に着脱自在に結合する集塵ケー
ス34とから構成されている。
コード巻取装置32は、リール軸35に回転自
在に保持されるコードリール36と、一端がリー
ル軸35に、他端がコードリール36にそれぞれ
固定された電源コード37を巻取るためのゼンマ
イバネ38とからなつている。このコードリール
36の下方の側壁にはギヤ39が一体に形成され
ている。このギヤ39と噛み合う伝達ギヤ40を
本体ケース33の前面壁41に回転自在に取付
け、その伝達ギヤ40の集塵ケース34側に突出
した部分に、一体に駆動ギヤ42が形成されてい
る。その駆動ギヤ42の上半分を覆うように、前
記前面壁41にギヤカバー43が突設されてい
る。
集塵ケース34内には粗目フイルタ44と細目
フイルタ45とが前後に並設されている。この細
目フイルタ45は複数の襞を有する波形フイルタ
であり、それらの各頂部には補強リブ46が一体
に固定されている。そして、その後部側すなわち
本体ケース33側に位置する補強リブ46群のう
ち中央の2個の補強リブ46の上下方向中央部に
は、その2個の補強リブにまたがる支持突部47
が一体形成される。
前記支持突部47には、断面略コ字状の回転体
48がその中央のボス状嵌合部49においてネジ
50等により回転可能に支持されている。前記回
転体48には複数個の通気口51が形成されると
共に、そのうちの1個の通気口51を貫通して、
細目フイルタ45の後部側頂部を打撃するための
弾性を有する除塵体52が取付けられている。
又、その回転体48の本体ケース33側の端部に
は内歯ギヤ53が一体に設けられており、本体ケ
ース33と集塵ケース34とが結合されることに
より、第4図に示すように内歯ギヤ53と前記駆
動ギヤ42とが直接噛合される。更に、回転体4
8の前記駆動ギヤ42と内歯ギヤ53との噛合の
じやまにならない位置に、手動除塵用の操作ツマ
ミ54が形成されている。
このような構成において、前記両ケース33,
34を結合した状態で細目フイルタ45のコード
除塵を行なう場合、電源コード37の引出し又は
巻取りによるコードリール36の回転が、本体ケ
ース33側ではコードリール36のギヤ39,伝
達ギヤ40,駆動ギヤ42と伝わり、更に、その
駆動ギヤ42により、集塵ケース34側の回転体
48の内歯ギヤ53に伝達されて回転体48が回
転する。これにより、除塵体52が細目フイルタ
45の後面側頂部を順次打撃するので、細目フイ
ルタ45の除塵が行なわれる。
又、両ケース33,34を分離した状態で手動
除塵を行なう場合、操作ツマミ54により回転体
48を回転させ、それにより細目フイルタ45の
除塵が行なわれる。
この考案では、本体ケース33側の駆動ギヤ4
2と集塵ケース34側の回転体48の内歯ギヤ5
3とが直接噛合するので、従来のような複雑なカ
ツプリング機構を必要とせず、構造が簡単で部品
点数の少ない安価なものになる。
更に、内歯ギヤ53(回転体48)の回転軸線
と駆動ギヤ42の回転軸線との間の距離W1は、
内歯ギヤ53のピツチ円の半径d1と駆動ギヤ4
2のピツチ円の半径d2との差(第4図参照) W1=d1−d2 となる。
そして、従来の場合、外歯歯車である平歯車1
8(回転除塵体19)の回転軸線と伝達歯車23
の回転軸線との間の距離W2は、平歯車18のピ
ツチ円の半径d3と伝達歯車23のピツチ円の半
径d4との和(第2図参照) W2=d3+d4 となる。
そこで、内歯ギヤ53のピツチ円の半径d1と
平歯車18のピツチ円の半径d3とが等しく、且
つ駆動ギヤ42のピツチ円の半径d2と伝達歯車
23のピツチ円の半径d4とが等しいとすると、 d1=d3,d2=d4 W2−W1=2d2(=2d4) この考案の両回転軸線間の距離W1は、従来の
ものの両回転軸線間の距離W2よりも2d2分だけ
つまり駆動ギヤ42のピツチ円の直径だけ小さく
なる。
(考案の効果) 以上詳述したように、この考案は、特に、回転
体48における両ケース33,34の接合面側の
周側部内側に、前記回転体48の前後方向の軸線
を中心とする環状の内歯ギヤ53を一体に形成
し、伝達ギヤ40における前記接合面側に突出し
た部分に、その伝達ギヤ40と軸線を共通にする
と共にその伝達ギヤ40と一体に形成され、かつ
前記内歯ギヤ53に噛み合う駆動ギヤ42を設け
たので、例えば駆動ギヤ42の径が大きくても、
その回転伝達機構の高さは前記内歯ギヤ53の径
の範囲内に収まり、当初に述べた従来のもののよ
うに除塵用平歯車の径に伝達歯車の径がプラスさ
た寸法の高さとなることはなく、その回転伝達機
構を小型かつコンパクトにまとめることができ
る。
また、前記コードリール36の回転を回転体4
8に伝達する回転伝達構成として、前記のように
伝達ギヤ40に一体形成された前記駆動ギヤ42
を、前記回転体48に一体形成された前記内歯ギ
ヤ53に直接噛合させる構成としたから、その回
転伝達構成を極めて簡略化することができ、その
コストを大幅に低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気掃除機の断面図、第2図は
その要部説明図、第3図はこの考案の電気掃除機
の断面図、第4図はその要部説明図である。 符号の説明、33は本体ケース、34は集塵ケ
ース、42は駆動ギヤ、45は細目フイルタ、4
8は回転体、52は除塵体、53は内歯ギヤであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース33に、電動送風機31と上下方向
    の軸線の周りに回転自在に枢支されたコードリー
    ル36と、そのコードリール36の周面のギヤ3
    9に噛合し、かつ前後方向の軸線の周りに回転自
    在に枢支された伝達ギヤ40とを備え、前記本体
    ケース33に着脱自在に結合される集塵ケース3
    4には、細目フイルタ45と、その細目フイルタ
    45の前記本体ケース33側において前後方向の
    軸線の周りに回転自在に枢支され、かつその回転
    により前記細目フイルタ45に除塵振動を与える
    除塵体52を有する回転体48とを備えた電気掃
    除機において、 前記回転体48における前記両ケース33,3
    4の接合面側の周側部内側に、回転体48の前後
    方向の軸線を中心とする環状の内歯ギヤ53を一
    体に形成し、 前記伝達ギヤ40における前記接合面側に突出
    した部分に、その伝達ギヤ40と軸線を共通にす
    ると共にその伝達ギヤ40と一体に形成され、か
    つ前記内歯ギヤ53に噛み合う駆動ギヤ42を設
    けたことを特徴とする電気掃除機。
JP3991083U 1983-03-18 1983-03-18 電気掃除機 Granted JPS59145351U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3991083U JPS59145351U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 電気掃除機

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JP3991083U JPS59145351U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 電気掃除機

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JPS59145351U JPS59145351U (ja) 1984-09-28
JPS6319010Y2 true JPS6319010Y2 (ja) 1988-05-27

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JP3991083U Granted JPS59145351U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 電気掃除機

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746930U (ja) * 1980-08-29 1982-03-16

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JPS5746930U (ja) * 1980-08-29 1982-03-16

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JPS59145351U (ja) 1984-09-28

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