JPS63189817A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS63189817A
JPS63189817A JP2213587A JP2213587A JPS63189817A JP S63189817 A JPS63189817 A JP S63189817A JP 2213587 A JP2213587 A JP 2213587A JP 2213587 A JP2213587 A JP 2213587A JP S63189817 A JPS63189817 A JP S63189817A
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JP
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lens
zooming
time
speed
focus detection
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JP2213587A
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Masatoshi Ito
正利 伊藤
Hidesato Fukuoka
秀悟 福岡
Kazuhiko Kojima
和彦 小嶋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ズーム機能を備えたビデオカメラに適する自
動焦点調節装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のズームレンズでは、被写体光の結像位置がズーミ
ングに依らず一定となるように、バリエータレンズとコ
ンペンセータレンズとの間隔をカム環で規制することが
一般的である。そのようなズームレンズでは焦点合わせ
は前玉レンズで行っている。
一方、米国特許2,782,683号には、摺動抵抗を
用いてバリエータレンズとコンペンセータレンズの位置
検出を行い、カム環を用いずにバリエータレンズとコン
ペンセータレンズとの位置関係を規制する技術が開示さ
れているが、カム環の代わりにレンズ位置検出用の摺動
抵抗が必要になる。
また、特公昭52−15226号公報には、一旦、手動
でピントを合わせた後、ズーミングすると、ズームレン
ズの絶対的焦点距離情報に応じてフォーカスレンズを位
置制御することにより結像面補償を行うようにしたズー
ムレンズが開示されているが、自動焦点調節装置と関連
させたものではないので、一旦、手動でピントを合わせ
ておいてからズーミングしなけれならず、しかも、ズー
ムレンズの絶対的焦点距離情報を必要とし、また、フォ
ーカスレンズの駆動速度制御ではなく位置制御を行って
いるものであるから、ズーミング中の合焦を常に保証す
るとは限らなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、ズームレンズでは、被写体光の結像位置
がズーミングに依らず一定となるように。
バリエータレンズとコンペンセータレンズとの間隔をカ
ム環で規制することが一般的であるが、レンズの小形軽
量化のために、このカム環を用いずにズーミング時の合
焦状態を確保することが望まれる。
そこで、1眼レフ用のズームレンズでは、上記カム環を
無くし、焦点検出結果に基づいてコンペンセータレンズ
を位置制御して、バリエータレンズとの相対位置を保つ
と共に、焦点合わせもコンペンセータレンズによって行
うものが提案されている。このような1眼レフにおいて
は、シャッターレリーズ時にのみ焦点が合っていれば良
く、ズーミング中に合焦状態を保ち続ける必要はないの
で、焦点検出結果に基づいてコンペンセータレンズを位
置制御するだけで良い、しかしながら、ビデオカメラで
は撮影を行いながらズーミングを行うので、ズーミング
中にも常に合焦状態を保ち続けることが要求される。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、カム環のような連結部材を用い
ずに、結像面補償用のコンペンセータレンズの駆動速度
を制御してズーミング中にも高精度で合焦状態を保ち続
けるようにした自動焦点調節装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る自動焦点調節装置にあっては、上記の目的
を達成するために、変倍用のバリエータレンズと結像面
補償用のコンペンセータレンズとを連結部材を介さずに
含んで成る撮影レンズと、撮影レンズを通過した被写体
光により撮影レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出
手段と、バリエータレンズを駆動して撮影レンズの焦点
距離を変えるズーミング中には、焦点検出手段から一定
時間毎に焦点検出データが得られるように焦点検出手段
の焦点検出時間を設定すると共に、一定時間毎の撮影レ
ンズの焦点距離情報と、焦点検出手段による焦点検出デ
ータとに基づいて、コンペンセータレンズの駆動速度を
制御するように構成して成ることを特徴とするものであ
る。
(作用) 本発明にあっては、変倍用のバリエータレンズを駆動し
て撮影レンズの焦点距離を変えるズーミング中は、撮影
レンズの焦点距離情報と、焦点検出データとに基づいて
結像面補償用のコンペンセータレンズの駆動速度を制御
するようにしたので、カム環のような連結部材を用いず
に、ズーミング中においても常に合焦状態を維持するこ
とができるものであり、また、ズーミング中には、焦点
検出手段の焦点検出時間を一定にしなので、この時間中
シこバリエータレンズが駆@hされる橙が分かり−バリ
エータレンズとコンペンセータレンズとの関係からその
期間にコンペンセータレンズをどれだけ動かせば良いの
かが分かる。したがって、これによりコンペンセータレ
ンズの駆動速度を決めることができ、また、コンペンセ
ータレンズの駆動速度を略一定時間毎に更新して、コン
ペンセータレンズを理想的な速度に至近する速度で駆動
することができ、ズーミング中の合焦精度を高くするこ
とができるものである。さらに、決定された駆動速度を
焦点検出結果に基づいて変化させているので、合焦精度
を更に高くすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る自動焦点調節装置の全
体構成を示す図である0図において、1〜4のレンズ群
は変倍機能を有する撮影用ズームレンズを構成しており
、そのうち、2が変倍用のバリエータレンズ、3が焦点
合わせ用のコンペンセータレンズである。5はバリエー
タレンズ2の位置を読み取るズームエンコーダであり、
パリエ−タレンズ2の全移動範囲を5つの焦点距離ゾー
ンに分割し、そのうち、どのゾーンにバリエータレンズ
2が位置しているかを検出する。6はバリエータレンズ
2を駆動するためのズームモータ、7はコンペンセータ
レンズ3を駆動するためのAFモータである。8は焦点
検出部であり、撮影レンズ1〜4を通過した被写体光を
用いて焦点検出を行う。9は駆動回路であり、マイクロ
プロセッサ10からの信号によりズームモータ6とAF
モモ−7を駆動する。11はズーミングのために操作さ
れるズームキー(スイッチ)である。
次に、焦点検出部8の構成を説明する。
第2図は焦点検出部8の構成を光学系を含めて示したも
のであり、30は撮影レンズ、31はリレーレンズ、3
2は再結像レンズ、33はCODラインセンサー、34
は絞りマスクである。撮影レンズ30を通過した入射光
は絞りマスク34により2つの光束に分割され、再結像
レンズ32によりCCDラインセンサー33上に設定さ
れた基準部と参照部の2つの領域に結像する。CCDラ
インセンサー33上に結像した2つの像間隔置よ、第3
図に示すように、合焦時をroとすると、前ビンの場合
はムよりも小さく、後ビンの場合番よ10よりも大きく
なる。そして、この像間隔は、デフォーカス量にほぼ比
例する。したがって、この像間隔を検出することにより
、合焦、非合焦を知ることができると共に、非合焦の場
合には、デフォーカスの量および方向を知ることができ
る。それ故、ズーミングしないときの焦点合わせは、焦
点検出1ti8からの情報を元にマイクロプロセッサ1
0でデフォーカス量を算出し、それに相当する距離だけ
コンペンセータレンズ3を移動させるようにAFモモ−
7を駆動して行うものである(第1図参照)。
次に、ズーミング時に合焦状態を保たせるための方法に
ついて説明する。
第4図は焦点距離に対するバリエータレンズ2(以下、
「バリエータ」と呼ぶ)の繰出量と、結像面位置を一定
にするためのコンペンセータレンズ3(以下、「コンベ
ンセータ」と呼ぶ)の繰出量との関係を示している。但
し、被写体距離については、■−と無限遠の場合のみ示
した。したがって、コンペンセータを図の曲線に沿うよ
うに駆動制御することができれば、ズーミング中にも合
焦状態を保つことができる。
第5図において、曲線はズーミング中に合焦状態を保つ
ためのコンベンセータの理想的な動きを表しており、折
れ線はコンベンセータの実際の動きの一例を表している
。この折れ線が前記曲線に近い範囲に収まれば、実用上
の合焦状態が保たれることになる。ズーミング中にコン
ペンセータを駆動制御するための情報としては、焦点距
離、ズーミングの方向、焦点検出結果(デフォーカス量
)がある。
ところで、焦点検出部8ではCODラインセンサー33
で受光量に応じた電荷を蓄$71(CCD1分)し、マ
イクロプロセッサ10では、その結果を元に焦点検出演
算を行うので、ズームキー11がオン(第5図の時刻1
=1.)になってから、最初に焦点検出結果が得られる
(第5図の時刻1=1.)までには、若干の時間が掛か
る。この間、バリエータだけを駆動させて、コンベンセ
ータを停止させていると、ピントは大きくぼけることに
なる。
そこで、ズームキー11をオン(第5図の時刻t=to
)にして、バリエータの駆動を開始すると同時に、コン
ペンセータの駆動も開始する。そのときのコンペンセー
タの駆動速度は、ズームエンコーダ5からの情報(バリ
エータの位置する焦点距離ゾーン)とズームキー11か
らの情報(ズーミングの方向)とに基づいて、マイクロ
プロセッサ10のROMから読み取った基本速度(焦点
距離ゾーンとズーミングの方向ごとに用意されている)
である、1Mえば、ワイド方向にズーミングするとき、
バリエータが第3ゾーン(第4図参照)に在れば、RO
Mからワイド方向、第3ゾーンの基本速度(+0.18
m請/5ee)を読み取って、コンペンセータの駆動速
度とし、バリエータが第5ゾーンに在れば、ROMから
ワイド方向、第5ゾーンの基本速度(−0,2’zs麟
/5ea)を読み取って、コンベンセータの駆動速度と
する。ただし符号は、コンベンセータを繰り出す方向を
正とする。
ここで、基本速度の値について説明する0合焦状態にお
けるコンベンセータの繰出量が、最短撮影距離でのコン
ベンセータの繰出量と、無限遠撮影距離でのコンベンセ
ータの繰出量との中間値となるような距離の被写体に対
して、ある方向にズーミングを行うとき、理想的な合焦
状態を保つためのコンベンセータの理想的な速度を考え
、それの各焦点距離ゾーン内での平均的な値を、各焦点
距離ゾーンにおけるそのズーミング方向についてのコン
ベンセータの基本速度としている。1つの焦点距離ゾー
ンに対して、テレ方向ズーミング用とワイド方向ズーミ
ング用の2つの基本速度が用意されている。
焦点距離ゾーンによっては、ズーミング方向により、コ
ンベンセータの基本速度の符号(コンベンセータの駆動
方向)だけでなく、絶対値も変えている0例えば、第1
ゾーンではテレ端から更にテレ方向にズーミングするこ
とはないので、第1ゾーンのテレ方向ズーミング用基本
速度°は、第1ゾーン内のワイド寄りの理想的なコンベ
ンセータ速度に近いものに設定しており、ワイド方向ズ
ーミング用の基本速度とは絶対値が異なる。
第4図から分かるように、被写体までの距離によってコ
ンベンセータの繰出量の曲線が異なるので、基本速度だ
けでコンベンセータを駆動し続けると、合焦状態から外
れる場合も生じ得る。そこで、ズーミング開始後、焦点
検出結果が得られるようになると、ズーミング方向、焦
点距離ゾーン、焦点検出結果(デフォーカス量)に基づ
いて、コンベンセータの駆動速度を制御することにより
、合焦状態を保つようにする。このとき、CCDWJ分
の期間、コンベンセータを駆動し続けているので、CO
D[分期間の中央の時刻でのデフォーカス量DIを代表
としてとれば、時刻L=t+に得られるデフォーカスM
DIはCCD積分と焦点検出演算に要する時間だけ時刻
1=1−よりも前の時点でのデフォーカス量である。ズ
ーミング中はバリエータが動き続けているので、時刻1
=1+でのレンズ位置から、このデフォーカス量D+だ
けコンベンセータを動かしたのでは、ピントが合わない
、ここでは、焦点検出結果として、時刻t”t+に得ら
れたデフォーカス量り、と時刻t=tl−,に得られた
デフォーカス量DI−1を用いて、コンベンセータの駆
動速度を制御することにより、ズーミング中のき前状態
を保つようにする。
例えば、第3ゾーンでワイド方向にズーミングを行う場
合を例に採って、コンベンセータの速度制御を説明する
。第5図において曲線は、ズーミング中に撮影レンズか
ら2Illの距離にある被写体からの光が撮像面に結像
し続けるようなコンベンセータの繰出量の時間的変化を
表しており、折れ線は速度制御を受けたコンベンセータ
の繰出量の時間的変化を表している。
時刻1=10にズームキー(ワイド側)が押されると、
バリエータをワイド方向に駆動し始めると同時に、コン
ベンセータを第3ゾーン、ワイド方向ズーミングの基本
速度(0、18vava/ 5ee)で駆動し始める。
また、CODラインセンサー33で電荷蓄積(CCD7
1分)を開始する。被写体輝度に応じな時間の経過後に
CCD積分を終えて、そのデータを元に焦点検出演算を
行う1時刻t =t +で焦点検出結果(デフォーカス
量D+)が得られると、このデフォーカス量D1と、ズ
ーミング開始直前のデフォーカス量D0とに基づいて、
コンベンセータの速度を変更し、次の焦点検出結果が得
られる時刻1=12まで、その速度でコンベンセータを
駆動する0時刻1= 12に焦点検出結果としてデフォ
ーカス量D2が得られると、デフォーカス量D2と、時
刻1= 1.に得られたデフォーカス量り、とに基づい
て、コンベンセータの速度を変える。以後も同様の手続
きを続ける。
上記デフォーカス量D+(i=0.1,2.・・・)は
、コンベンセータの繰出量に換算された量であるので、
バリエータの静止時であれば、DIだけコンベンセータ
を繰り出せば、完全に合焦することになる。ただし、D
Iが±35μ輪程度に収まっていれば、実用土合焦と見
なせるので、実際には、コンベンセータを動かすことは
しない、第5図ではズーミング開始直前のデフォーカス
量D0は+7μ涌であるので、合焦状態からズーミング
を行い、ズーミング中も合焦状態を保っている。
コンベンセータの速度については、まず、ズーミング方
向と焦点距離ゾーンとによって、マイクロプロセッサ1
0のROM上から第1表のようなデータテーブルを選び
出し、最新のデフォーカス量D+、及び、このデフォー
カス量り、と1回前の焦点検出で得られたデフォーカス
量DI−1との差(DI  DI−1)によって、表中
の値を読み取って、コンベンセータの速度を設定する0
例えば、時刻t;t2から時刻1= 1.の間のコンベ
ンセータの速度は、Dよと(D2  DI)によって選
ぶ、すなわち、D、=+9μ繭、D2=+13μ−なの
で、コンベンセータの速度を+0 、25 +am/ 
seeとする。
また、第3ゾーンでテレ方向にズーミングを行う場合の
コンベンセータの速度のデータを第2表に示す、上述と
同じ条件(即ち、D+=+9μm、D2=+13μm)
の場き、コンベンセータの速度を−0、13am/ s
ecとする。
第1表および第2表では、第3ゾーンについて示したが
、その他のゾーンにおいても、ズーミングの方向、今回
のデフォーカス量、今回と前回のデフォーカス量の差か
ら、そのゾーンに応じた速度が決まる。
前記データテーブル内の値について説明する。
第5図に示したように、第3ゾーン、ワイド方向のズー
ミングでは、コンベンセータの繰出量の理想的な曲線は
、右上がりになっている。このようなときに、(D r
  D +−4)= Oであれば、折れ線は曲線に対し
て平行に近い状態、(D ID +−+)> 0であれ
ば、曲線よりも折れ線の勾配が小さい状態、(DI  
DI−+)<Oであれば、曲線よりも折れ線の勾配が大
きい状態となっている。したがって、データテーブル上
で、同じDIであれば、(DI  DI伺)が大きくな
るほど(第1表では右側はど)、コンベンセータの速度
は大きな値となっている。また、D I>Oであれば、
実際のコンベンセータの繰出量が理想のコンベンセータ
の繰出量よりも小さいことを示しており、DI〈0であ
れば、実際のコンベンセータの繰出量が理想のコンベン
セータの繰出量よりも大きいことを示している。したが
って、データテーブル上で(D+  D+−+)の値が
同じであれば、D+が大きくなるほど、(第1表では上
側はど)、コンベンセータの速度の値は大きくなってい
る。
上述したように、(D+  D+−+)によって前記折
れ線の勾配が前記曲線の勾配よりも大きいか小さいかが
分かるが、同じ(D+  D+−+)でも焦点検出の時
間間隔が短ければ、勾配の差は大きいことになるし、時
間間隔が長ければ、勾配の差は小さいことになる。した
がって、焦点検出の時間間隔は一定である方がコンベン
セータの速度制御を行いやすい、焦点検出部8のCOD
ラインセンサー33の電荷蓄積量が焦点検出演算を行う
のに充分な讃となるために要する時間は被写体輝度が低
いほど長くなる。そこで、次のようにしてズーミング中
の焦点検出の時間間隔を一定にする。
(i)ズーミング中は被写体輝度が低いときでも5 Q
 5secでCCD′vI分を打ち切る。
(ii)被写体輝度が高く、50 m5ec以内にCC
D猜分を終えたときは、50 m5ecよりも短い分だ
け待ち時間を設ける。
COD積分の結果を元に、焦点検出演算を行うのに要す
る時間はデータ転送時間などを含めて約50w+see
であるので、上記のようにすると、焦点検出サイクルは
約100 m5ecで一定となる。
ズーミング中は画角が変化するので、受光素子に当なる
被写体光も変化する。また、前述の折れ線が曲線と略平
行でないときは、デフォーカス量も変化し続ける。その
ため、ズーミング中は通常よりも焦点検出精度が低くな
る。しかも、その傾向はCCDfa分時間が長くなるほ
ど強くなる。したがって、ズーミング中のCOD積分時
間を短く規制すれば上のような原因による焦点検出精度
の低下を抑えることができるという利点も生じる。
被写体輝度が低いのに、CCD71分を50m5ecで
打ち切ったために、焦点検出不能となる場きもあるが、
そのようなときは、コンベンセータを基本速度で駆動し
て合焦状態から大きく外れないようにする。被写体のコ
ントラストが低くて焦点検出できない場合にも、コンベ
ンセータは基本速度で駆動する。
第6図のフローチャートで全体の動作を説明する。以下
、記号“#”はプログラムのステップを意味するものと
する。まず、#Oでは、COD積分およびその出力に基
づく焦点検出演算を行う。次に、#1では、ズームキー
の状態を読み込むと共に、ズームエンコーダにてバリエ
ータの位置を読み込む。#2では、ズームキーが押され
ているか(ONであるか)否かを判別する。
#2でズームキーが押されていなければ、バリエータと
コンベンセータは駆動せずに(#12)、焦点検出を行
う(#18)。そして、得られたデフォーカス量だけコ
ンベンセータを駆動して<#19)、合焦させ、#0に
戻る。これがズーミングしない場合の動作である。
#2でズームキーが押されていれば、#3に進む、ズー
ムキーが押されて1回目であれば、#4に進み、バリエ
ータの位置する焦点距離ゾーンとズーミングの方向とに
基づいてROMがら読み取った基本速度をセットする。
そして、#5に進んで所定の速度でバリエータを駆動し
始めるのと同時に、#4でセットした基本速度でコンベ
ンセータを駆動し始める。#13に進み、#Oでの焦点
検出演算の結果に基づいて焦点結果可能か盃かを判断し
、焦点検出可能ならば、#15に進んで焦点検出を行い
、焦点距離ゾーンとズーミング方向とデフォーカス量に
基づいてROM上のデータテーブルから読み取った速度
をセットする(# 16 )。
被写体のコントラストが低いなどの理由で焦点検出不能
な場合には、基本速度をセットする(#14)、#17
に進んで、#16もしくは#14でセットした速度でコ
ンベンセータを駆動して#0に戻る。#1では、ズーム
キーとズームエンコーダをセンスし、ズームキーがON
ならば(#2)、今度は2回目なので、#3から#6に
進む。ズーミング方向が前回と同じで、バリエータの位
置する焦点圧スtゾーンも前回と同じであれば(#7)
、#13に進む、#6でズーミング方向が前回と逆であ
れば、#10に進んで、今回の焦点距離ゾーンとズーミ
ング方向に対応する基本速度をROMから読み込んでセ
ットする。#11に進み、バリエータを前回と逆方向に
駆動し、コンベンセータを#10でセットした基本速度
で駆動する。そして、#13に進む。#6でズーミング
方向が前回と同じで、#7で焦点距離ゾーンが前回と異
なれば、#8に進み、今回の焦点距離ゾーンに対応する
基本速度をROMから読み込んでセットする。
#9に進んで、#8でセットした速度でコンペンセータ
を駆動する。そして、#13に進む、#13以降は前回
と同様で、上に述べた処理を続ける。
次に、第7図のフローチャートによって、第6図の#0
における焦点検出の時間規制について説明する。#21
でCCDラインセンサーにおける電荷蓄積が開始される
とともに、焦点検出時間の時間カウントが開始される。
被写体輝度が高く、50IIlsec以内に電荷蓄積量
が基準レベルを越えたときには(#22.#23)、そ
の時点で電荷蓄積を終了する(#28)。
第8図は時間経過に伴う電荷蓄積量の変化を示す図であ
り、被写体輝度が低くなるにしたがって、■、■、■の
ような曲線を描く。曲線■が上記した50m5ec以内
に電荷蓄積を終了するt%なの例である。
50 m5ecを経過しても電荷蓄積量が基準レベルを
越えないときは、#24に進み、ズーミング中であれば
、電荷蓄積量によらず電荷蓄積を終了する(#28)。
ズーミング中でなければ、#25に進み、電荷蓄積量に
所定の値Sをかければ、基準レベルを越えるとき、すな
わち、増幅回路(不図示)でCOD出力を増幅すれば、
焦点検出演算を行うに足る情報が得られるときは、電荷
蓄積を終了する。第8図では曲線■が上のような場きの
例である。
増幅しても電荷蓄積量が基準レベルに足りないようなと
きには、#26に進み、200 m5ec経過するまで
電荷蓄積を続ける(#27)。第8図では、曲線■がこ
の場合の例である。ただし、200+*see経過する
までに、#26で電荷蓄積量が基準レベルを越えたと判
断されれば、その時点で電荷蓄積を終了する。
電荷蓄積を終了する(#28)と、#29に進み、焦点
検出演算を行う、焦点検出結果が得られた後、ズーミン
グ中であれば、待ち時間を入れて、#21で時間カウン
ト開始してから、100 eisec経過した時点で1
回の焦点検出終了としく#30.#31)、ズーミング
中でなければ、そのまま1回の焦点検出終了とする。こ
のように構成することにより、ズーミング中の焦点検出
時間を一定(この例では、100 m5ec)にするこ
とができる。
(発明の効果) 本発明は上述のように、変倍用のバリエータレンズを駆
動して撮影レンズの焦点距離を変えるズーミング中に、
撮影レンズの焦点距離情報と、焦点検出データとに基づ
いて結像面補償用のコンペンセータレンズの駆動速度を
制御するようにしたので、カム環のような連結部材を用
いずに、ズーミング中においても常に6焦状態を維持す
ることができ−それによって、ズーム機能を有する撮影
レンズを軽量小形化できるという効果があり、また、ズ
ーミング中には、焦点検出手段の焦点検出時間を一定に
したので、コンペンセータレンズの駆動速度の制御に用
いる焦点検出データおよび焦点距離情報が一定時間毎に
得られることにより、コンペンセータレンズの駆動速度
を略一定時間毎に更新して、コンペンセータレンズを理
想的な速度に至近する速度で駆動することができ、ズー
ミング中の合焦精度を高くすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る自動焦点調節装置の全
体構成を示す図、第2図は同上に用いる焦点検出部の構
成を示す図、第3図は同上の焦点検出部による焦点検出
状態の説明図、第4図は同上に用いる撮影レンズにおけ
るバリエータとコンペンセータの相対位置を示す説明図
、第5図は同上のコンペンセータの駆動制御の説明図、
第6図及び第7図は同上の自動焦点調節装置の動作を示
すフローチャート、第8図は同上の焦点検出部に用いる
受光素子における電荷蓄積量の時間的変化を示す図であ
る。 2はバリエータレンズ、3はコンペンセータレンズ、8
は焦点検出部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変倍用のバリエータレンズと結像面補償用のコン
    ペンセータレンズとを連結部材を介さずに含んで成る撮
    影レンズと、撮影レンズを通過した被写体光により撮影
    レンズの焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、バリ
    エータレンズを駆動して撮影レンズの焦点距離を変える
    ズーミング中には、焦点検出手段から一定時間毎に焦点
    検出データが得られるように焦点検出手段の焦点検出時
    間を設定すると共に、一定時間毎の撮影レンズの焦点距
    離情報と、焦点検出手段による焦点検出データとに基づ
    いて、コンペンセータレンズの駆動速度を制御する制御
    手段とを備えて成ることを特徴とする自動焦点調節装置
JP2213587A 1987-02-02 1987-02-02 自動焦点調節装置 Pending JPS63189817A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2213587A JPS63189817A (ja) 1987-02-02 1987-02-02 自動焦点調節装置
US07/372,237 US4935763A (en) 1987-02-02 1989-06-26 Camera having a zoom lens unit

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