JPS6318980A - 誘導電動機のベクトル制御装置 - Google Patents

誘導電動機のベクトル制御装置

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JPS6318980A
JPS6318980A JP61159841A JP15984186A JPS6318980A JP S6318980 A JPS6318980 A JP S6318980A JP 61159841 A JP61159841 A JP 61159841A JP 15984186 A JP15984186 A JP 15984186A JP S6318980 A JPS6318980 A JP S6318980A
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Kazuya Endo
遠藤 和弥
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サイクロコンバータを介して誘導電動機を
ベクトル制御する制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は誘導電動機における電流ベクトルを示すベクト
ル図である。
す々わち、前導電動機の1次電流(固定子tfN、 )
l、は、回転子を中心に回転する空間ベクトルとしてと
らえることができる。これと同様に、1次電流11によ
って生じる回転子鎖交磁束も、回転子軸を中心にして回
転する空間ベクトルとしてとらえることができる。この
1次電流ベクトル11のうち、磁束ベクトルΦと同一方
向の成分は磁化(励磁)電流1と呼ばれており、直流機
の界磁電流に相当するものでおる。また、これと直角な
方向の成分はトルク電流ITと呼ばれ、直流機の電機子
電流に相当する。誘導電動機におけるこれらの成分を互
いに分離して制御することができる々らば、直流機より
も安価で、しかも堅牢な誘導電動機において直流機と同
等の可変速制御性能を発揮させることができる。か−る
原理にもとづいて前導電動機を制御するのが、いわゆる
誘導電動機のベクトル制御と云われるものである。なお
、矢印(→)を付してベクトル量を表わすが、特に必要
のある場合を除いてはその区別をしないとと又する。そ
して、このような誘導電動機のベクトル制御を可能くす
るためには、回転する磁束ベクトルの軸(磁束軸;M軸
)を基準として、互いに直交する2つの成分の形で指令
値が与えられる電流ベクトルを、回転しない固定軸(α
軸)を基準とするベクトル量に変換する必要があること
から、磁束軸(M軸)の位置ψを検出しなければならな
いことがわかる。なお、この固定子軸(α軸)は、固定
子の成る1つの巻機軸にとるのが一般的である。
第3図はこのような原理にもとづく制御装置の従来例を
示す構成図で、出願人が先に出願したものである。同図
において、11は磁束調節器、12は速度調節器、13
は割算器、14はベクトル回転器、15は座標変換器、
16(L6a〜16c)は電流調節器、17はサイクロ
コンバータ、18(18a〜18c)は電流検出器、1
9は誘導電動機、20は磁束ベクトル演算器、21は回
転子位置検出器、22は速度検出器、23は回転子位置
演算器である。
このような構成において、磁束の大きさの実際値Φをそ
の目標値Φ に一致させる働きをする磁束調節器11に
より、励磁電流の目標値iM′が与えられる。また、速
度検出器22からの速度実際値nをその目標値n”に一
致させる働きをする速度調節器12の出力として得られ
るトルク目標値を、割算器13にて磁束実際値Φで割算
することにより、トルク電流の目標値、T+が求められ
る。
こうして得られる磁束軸基準の電流ベクトル成分AM′
、!T4には、磁束ベクトルΦの単位ベクトル(COS
ψr 5Lllψ)とへもにベクトル回転器14に導か
れ、こ〜で固定子軸αを基準とするベクトル成分i、♂
、11β1変換される。このときの演算式は、次式で与
えられる。
11cl 撃I MCQSψ−I T0n q’111
=iM′siψ+iT”cosg+この目標値’1ap
 i、βは、座標変換器15により次式の如き3相の目
標値: a” ’ j b” Hi c ”に変換され
る。
i ″−’1(Z′″ 養      1  ・    脣   vT    
  簀Ib″′−丁11α+T+ 1β や  1  、  *  y’T、  +IC−711
α−了11β 6相の各目標値1 a4k 、 Hb4) 、 Hc4
には、電流調節器16at 16be 16cにそれぞ
れ導かれる。
各電流調節器16a、16b+ 16cは、電流検出器
18 a + 18 b 、18 cにてそれぞれ検出
されるサイクロコンバーター7の各相電流実際[;at
+5.Ioをその目標値に一致させるべく、サイクロコ
ンバータ1フ0点弧制御を行う。
以上、ベクトル制御の概要について説明したが、必要な
らば、例えば特開昭56−86089号公報。
特開昭57−85184号公報等を参照されたい。
ところで、この種の制御装置をマイクロコンピュータの
如き演算処理装置(プロセッサ)を用いてディジタル処
理する場合、全ての処理を1台のマイクロコンピュータ
で行なわせてアナログ制御方式と同等の制御性能を得よ
うとするKは、マイクロコンピュータの処理速度、処理
能力の点から現時点では困難とされている。そこで、所
望する制御性能を得るために、複数台のマイクロコンピ
ュータを用いて処理機能を分散する方式が考えられる。
その−例を第4図、第5図に示す。
第4図はハードウェア構成例を示す概要図で、4台のマ
イクロコンピュータ1a〜1dから構成されている。各
マイクロコンピュータは中央処理部(CPU)2.外部
との信号授受のための入出力回路(10)3.  メモ
’、l (M)4および各マイクロコンピュータ間でデ
ータの授受を行なうためのシステム入出力回路(SIO
)5がら構成されている。
第5図は各マイクロコンピュータの処理内容を201.
202,205.電流指令値の座標変換14.15の各
処理を行なう。なお、この例では単位磁束ベクトルの位
置信号coSψ+ 5illψの演算をディスクリート
回路(204,205)で実現している。このディスク
リート回路との信号授受および速度信号nの取り込みは
、マイクロコンピュータの入出力回路(SIO)5を経
由して行なわれる。この入出力回路(SIO)5として
は、公知のアナログ/ディジタル変換器やディジタル/
アナログ変換器が使用される。
マイクロコンピュータ1aで演算された各相毎の電流指
令値!”、i “、l ”はディジタル量とbc してシステム入出力回路(SIO)5を通してマイクロ
コンピュータ1b* 1cH1dへ送られ、各マイクロ
コンピュータ1b、1c、1dは夫々の入出力回路を通
して電流実際値’a”b”cを取り込み、電流調節(1
6a、16b、16c)並びにサイリスタの点弧パルス
発生を行なう。このとき、マイクロコ/ピユータ1b、
Ic、1d による処理は、いずれもサイリスタ点弧パ
ルスの出力に同期して行なわれる。しかも、サイクロコ
ンバータの性質上、各マイクロコンピュータ1b、1C
21d間の動作には同期性はなく、また同一コンビ二一
夕においてもサイリスタ点弧パルスの出力間隔は常に変
化している。このように、互いに動作に時間的な同期性
のない複数台のマイクロコンピュータに交流信号として
のデータを送出するには、データ受信側でデータを交流
として再現できるよう、できるだけ早い周期で演算出力
する必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、第4図、第5図において、マイクロコンピュ
ータ1aはCPUの処理能力、処理時間の点からia”
、ib”、!どの出力周期には限界があり、その結果所
望する制御特性が得られないという欠点がある。
例えば、第6図に示すような正弦波信号を受信側で5%
以内の精度で再現しようとするならば、送信側での演算
・出力間隔は、 5ix−’ (Q、05 ) −2,86’となり、と
へて正弦波の周波数を2011LZにすると、1   
 z86゜ となり、約400μs毎のデータ更新が要求されること
に唸る。一方、座標変換処理(第5図の14゜15)の
みを早い周期で実現する方法も考えられるが、この場合
は他の機能、例えば速度調節、磁束調節の処理間隔が長
くなり、やはり所望する制御特性が得られないという問
題がある。
したがって、この発明は早い演算処理周期を要すること
なく電流指令値を伝達可能にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
電流目標値の演算処理を行なう第1のプロセッサと、こ
の電流目標値にもとづき交流電流調節演算を行う第2の
プロセッサとを設ける。
〔作用〕
この発明は、固定子電流の目標ベクトルをその大きさと
磁束ベクトルとの成す角度で表現すると、定常状態では
両者は一定量(@流量)となり、早いくり返し演算処理
を要しないことに着目したもので、電流指令値を送出す
る第1のプロセッサで電流指令値ベクトルを極座標形式
に変換して送出し、受信側の第2プロセッサで必要な時
に交流全である各相電流指令値の瞬時直に変換するよう
にしたものである。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明実施例を示す制御ブロック図である。
なお、マイクロコンピュータのノ・−ドウエア構成は第
4図と同じである。こ\では、第5図の制御ブロック図
との相違点のみを説明する。
立 マイクロコンピュータ−1の処理において、6はベクト
ル変換機能であり、二軸量(磁束ベクトル方向成分IM
+とそれに直行する成分17”)で表現されている電流
指令値ベクトル11′を、そのベクトルの大きさ工げと
磁束ベクトルからの角度θi−で表現される極座標形式
に変換するものでおり、下式の如き演算処理を行なう。
ベクトルの大きさ工げ ? ’=’  (i ”)”+(i 号−−−−−−(
1)i          M        T磁束
ベクトルとの角度θ、41 24は積分器で、こ〜で λ=fω dt         ・・・・・・(6)
t の演算を行なう。
マイクロコンピュータ1b+1c+1dの処理において
、7a+ 7b、7cは電流指令値演算機能で、極座擦
表示された電流指令値ベクトルを、固定子a相巻綜軸と
磁束ベクトルとの成す角度ψの情報を取り込み各固定子
巻線電流の指令値ta”、ib”。
ic′に変換するもので、以下の演算処理を行なう。
r 、−I 、 * cOs (θ11”+ψ)   
   (7aの処理)+5”−Iげ愼(θiげ+ψ−T
π) (7bの処理)l♂m114″(2)(θt+”
 ” ψ5 ” )  (7c O処理)マイクロコン
ピュータ1b+ Ic、idのt i IJ節部8は第
5図の16a〜16cと同様なので、電流指令値演算機
能7a、7b、7cの追加によって負担は増すが、角度
の余弦にテーブル参照等の処理を行なうことで、処理は
サイリスタ点弧パルス発生に同期して数回の加減算と1
回の乗算処理が増えるのみで、特性を著しく悪化させる
ようなことはない。さらに、この実施例によれば、−定
負荷で誘導電動機を運転すると114.θ11″は共に
運転条件に応じた一定量(直流量)となるため、工げ、
θi、″″の演算、出力のくり返し周期は制御装置の過
渡特性をいかにするかで決まるくり返し周期でよく、つ
まりは速度調節機能、磁束調節機能と同一の演算周期で
よいことになり、交流信号を演算、出力する方式に比べ
てCPUの負担は軽くなり、その結果良好な制御特性を
得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、電流指令値を極座標形式のベクトル
データとして送出し、受信側では必要な時点で交流信号
の瞬時値に変換するように構成したことにより、電流指
令値の伝送周期を速度調節機能と同一周期にすることが
でき、その結果CPUの負担が軽くなり、上記くり返し
周期を早くすることが可能で、制御特性の悪化を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図は誘導
電動機の電流ベクトルを示すベクトル図、第3図は誘導
電動機用ベクトル制御装置の従来例を示す構成図、第4
図は第2図に示す制御装置をマイクロコンピュータの如
き演算処理装置で構成した場合のハードウェア構成例を
示す概略図、第5図は第4図と同じくその詳細図、第6
図はマイクロコンピュータの如き演算処理装置における
交流信号処理動作を説明するための波形図である。 符号説明 1a+ 1b、 1c+ 1d・・・・・・演算処理装
置(マイクロコンピュータ)、2・・・・・・中央処理
m(CPU)、3・・・・・・入出力回路(10)、4
・・・・・・メモリ(M)、5・・・・・・システム入
出力回路(SIO)、6・・川・ベクトル変換部、7a
、7b、7c・・・・・・指令値演算部、8a、8b、
8c・・・・・・電流調節部、11・・・・・・磁束調
節器、12・・・・・・速度調節器、13・・・・・・
割算器、14・・・・・・ベクトル回転器、15・・・
・・・座標変換器、16(16a〜16c)・・・・・
・電流調節器、17・・・・・・サイクロコンバータ、
18(18a〜18c)・・・・・・電流検出器、19
・・・・・・誘導電動機、2o・・・・・・代理人 弁
理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎    済 第2図 第6図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サイクロコンバータを介して誘導電動機をベクトル制御
    するマルチプロセッサ構成の制御装置であつて、 電流目標値ベクトルの演算を行う第1のプロセッサと、 該第1プロセッサからの電流目標値にもとづき交流調節
    演算を行う第2のプロセッサと、 を備え、前記第1プロセッサから出力される電流目標値
    ベクトルのデータを極座標形式のデータとすることを特
    徴とする誘導電動機のベクトル制御装置。
JP61159841A 1986-07-09 1986-07-09 誘導電動機のベクトル制御装置 Pending JPS6318980A (ja)

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JP61159841A JPS6318980A (ja) 1986-07-09 1986-07-09 誘導電動機のベクトル制御装置

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JPS6318980A true JPS6318980A (ja) 1988-01-26

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JP61159841A Pending JPS6318980A (ja) 1986-07-09 1986-07-09 誘導電動機のベクトル制御装置

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