JPS63189525A - 水中コンクリ−ト打設装置 - Google Patents
水中コンクリ−ト打設装置Info
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- JPS63189525A JPS63189525A JP2000487A JP2000487A JPS63189525A JP S63189525 A JPS63189525 A JP S63189525A JP 2000487 A JP2000487 A JP 2000487A JP 2000487 A JP2000487 A JP 2000487A JP S63189525 A JPS63189525 A JP S63189525A
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- Japan
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- valve
- concrete
- casing
- water
- pinch valve
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 47
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 35
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 239000008400 supply water Substances 0.000 abstract 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「ffl業上の利用分野」
本発明は、水中(特に大深度の水中)においてコンクリ
ートを打設する際に、コンクリート打設管の先端部に取
り付けて使用する水中コンクリート打設装置に関する。
ートを打設する際に、コンクリート打設管の先端部に取
り付けて使用する水中コンクリート打設装置に関する。
「従来の技術」
従来の、この種のコンクリート打設管の先端部に配設さ
れて、水中にコンクリートを打設する際に使用する水中
コンクリート打設装置としては、第5図に示すようなも
のが知られている。
れて、水中にコンクリートを打設する際に使用する水中
コンクリート打設装置としては、第5図に示すようなも
のが知られている。
図において、水中Wにはコンクリートを打設するための
コンクリート打設管1が配置されており、上端部には打
設用のコンクリートを溜めるホッパー2が取り付けられ
ているとともに、下端部にはコンクリートの流出を制御
するためのエア駆動式のピンチバルブ3が配設されたも
のとなっている。
コンクリート打設管1が配置されており、上端部には打
設用のコンクリートを溜めるホッパー2が取り付けられ
ているとともに、下端部にはコンクリートの流出を制御
するためのエア駆動式のピンチバルブ3が配設されたも
のとなっている。
ピンチバルブ3は、フランジ付きのケーシング3aとそ
の内部に取り付けられたゴム製の弁膜3bによって構成
されており、ケーシング3aの側部にはエアホース4が
接続されている。エアホース4は、コンクリート打設管
1に沿って水上まで配管されており、その他端部は切換
弁5や減圧弁6を介してコンプレッサー(図示せず)に
接続されている。
の内部に取り付けられたゴム製の弁膜3bによって構成
されており、ケーシング3aの側部にはエアホース4が
接続されている。エアホース4は、コンクリート打設管
1に沿って水上まで配管されており、その他端部は切換
弁5や減圧弁6を介してコンプレッサー(図示せず)に
接続されている。
そして、まず、エアホース4からピンチバルブ3のケー
シング3aと弁膜3bとの間に圧搾空気を送り込むこと
によって、ピンチバルブ3を閉とした状態で、ホッパ2
やコンクリート打設管l内にコンクリートを供給する。
シング3aと弁膜3bとの間に圧搾空気を送り込むこと
によって、ピンチバルブ3を閉とした状態で、ホッパ2
やコンクリート打設管l内にコンクリートを供給する。
ついで、エアホース4によってピンチバルブ3内の空気
を抜いて、ピンチバルブ3を開の状態として、水中にコ
ンクリートを打設する。水中コンクリートを打設した後
には、コンクリート打設管l内に所定量(コンクリート
打設管内に水の侵入や逆梳を防止できるm)のコンクリ
ートを残した状態で、ピンチバルブ3内に圧搾空気を供
給し、再び、ピンチバルブ3を閉の状態とする。
を抜いて、ピンチバルブ3を開の状態として、水中にコ
ンクリートを打設する。水中コンクリートを打設した後
には、コンクリート打設管l内に所定量(コンクリート
打設管内に水の侵入や逆梳を防止できるm)のコンクリ
ートを残した状態で、ピンチバルブ3内に圧搾空気を供
給し、再び、ピンチバルブ3を閉の状態とする。
「発明が解決しようとする問題点」
ところが、前記従来の水中コンクリート打設装置におい
ては、コンクリートを打設する際に、エア駆動によって
ピンチバルブの開閉を行うようにしているため、大深度
の水中においては深度が大きくなるに従って、バルブに
かかる水圧が増大し、水圧とバルブの開閉圧との合計を
エアで加圧する必要があり、従来の標準的なコンプレッ
サ(最大吐出圧力= 7 K g/ c+++”)の使
用が難しくなること、また、ピンチバルブへのエア供給
用のエアホースが必要であり、取り扱いが繁雑であると
ともに切断のおそれがあること、さらに、エア駆動の場
合ピンチバルブを全開か全開の場合のどちらかの状態で
しか使用することができず、ホッパや打設管内のコンク
リートの残量とバルブの開閉調節が難しく、コンクリー
トが下部管内まで下がった場合には、上部管のジヨイン
ト部から水圧によって浸水して管内のコンクリートと混
ざったり、コンクリートが打設管内から全部抜けた場合
には、底部から打設管内へ水が逆流して来る恐れがある
こと等の問題点があった。
ては、コンクリートを打設する際に、エア駆動によって
ピンチバルブの開閉を行うようにしているため、大深度
の水中においては深度が大きくなるに従って、バルブに
かかる水圧が増大し、水圧とバルブの開閉圧との合計を
エアで加圧する必要があり、従来の標準的なコンプレッ
サ(最大吐出圧力= 7 K g/ c+++”)の使
用が難しくなること、また、ピンチバルブへのエア供給
用のエアホースが必要であり、取り扱いが繁雑であると
ともに切断のおそれがあること、さらに、エア駆動の場
合ピンチバルブを全開か全開の場合のどちらかの状態で
しか使用することができず、ホッパや打設管内のコンク
リートの残量とバルブの開閉調節が難しく、コンクリー
トが下部管内まで下がった場合には、上部管のジヨイン
ト部から水圧によって浸水して管内のコンクリートと混
ざったり、コンクリートが打設管内から全部抜けた場合
には、底部から打設管内へ水が逆流して来る恐れがある
こと等の問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、大深度
の水中においても水圧の影響を受けることなく開閉する
ことができ、ピンチバルブへのエア供給用のエアホース
を不要とし、コンクリート打設管内のコンクリートの残
量に応じてピンチバルブの開度を自由に調節することが
できる水中コンクリート打設装置を提供することを目的
としている。
の水中においても水圧の影響を受けることなく開閉する
ことができ、ピンチバルブへのエア供給用のエアホース
を不要とし、コンクリート打設管内のコンクリートの残
量に応じてピンチバルブの開度を自由に調節することが
できる水中コンクリート打設装置を提供することを目的
としている。
「問題点を解決するための手段」
本発明は、前記問題点を解決するために、ケーシングと
その内部に設けられた弁膜とからなるピンチバルブと、
このピンチバルブの近傍に配設されるとともに前記弁膜
を駆動するためにケーシングと弁膜と間に水中の水を供
給する水中ポンプと、この水中ポンプにより供給された
水を前記、ケーシングの外部へ排出するために該ケーシ
ングに形成された排水口とを具備したことを特徴として
いる。
その内部に設けられた弁膜とからなるピンチバルブと、
このピンチバルブの近傍に配設されるとともに前記弁膜
を駆動するためにケーシングと弁膜と間に水中の水を供
給する水中ポンプと、この水中ポンプにより供給された
水を前記、ケーシングの外部へ排出するために該ケーシ
ングに形成された排水口とを具備したことを特徴として
いる。
この場合、前記ピンチバルブの弁膜の開度を自由に制御
するために、前記水中ポンプの回転数を自由に変換する
ためのインバータを備えたり、前記排水口に排水口を開
閉するためのソレノイドバルブを設けたりすることが望
ましい。
するために、前記水中ポンプの回転数を自由に変換する
ためのインバータを備えたり、前記排水口に排水口を開
閉するためのソレノイドバルブを設けたりすることが望
ましい。
「作用」
この発明は、ピンチバルブのケーシングと弁膜との間に
水中ポンプによって水中の水を圧入することにより、弁
膜の開閉を行なうようにしている。
水中ポンプによって水中の水を圧入することにより、弁
膜の開閉を行なうようにしている。
そのため、弁膜には内側にも外側にも水圧が作用するこ
とになり、弁膜を駆動するだけの力を水中ポンプによっ
て与えれば、水中の深度に関係なく弁膜を駆動すること
ができる。また、インバータによりポンプの回転数を変
えることにより、ケーンング内の水圧が変化し、弁膜の
開度が制御される。
とになり、弁膜を駆動するだけの力を水中ポンプによっ
て与えれば、水中の深度に関係なく弁膜を駆動すること
ができる。また、インバータによりポンプの回転数を変
えることにより、ケーンング内の水圧が変化し、弁膜の
開度が制御される。
「実施例」
以下、本発明を第1図ないし第4図を参照しながら説明
する。第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すも
のであり、第1図はコンクリート打設管°の先端に本発
明の水中コンクリート打設装置を取り付けた図であり、
第2図ないし第4図はそれを実際に使用しているところ
を示す図である。
する。第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すも
のであり、第1図はコンクリート打設管°の先端に本発
明の水中コンクリート打設装置を取り付けた図であり、
第2図ないし第4図はそれを実際に使用しているところ
を示す図である。
これらの図において、前記従来の技術に示した構成要素
と同一の要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。
と同一の要素については、同一符号を付してその説明を
省略する。
第1図において、水中Wにはコンクリート打設管1が配
設され、その上部にはコンクリートを溜めるホッパ2が
取り付けられているとともに、底部には本発明の水中コ
ンクリート打設装置(以下「装置」という)■が配設さ
れている。
設され、その上部にはコンクリートを溜めるホッパ2が
取り付けられているとともに、底部には本発明の水中コ
ンクリート打設装置(以下「装置」という)■が配設さ
れている。
装EVはピンチバルブ3と水中ポンプ10とを主な構成
要素としており、ピンチバルブ3は筒状のケーシング3
aと、このケーシング3aの開口部と連通ずるようにケ
ーシング内部に張設されて一側面が流体(打設コンクリ
ート)の通路を形成するとともに、他側面が前記ケ“−
シンク3aとの間に空間部Sを形成するゴム製の弁膜3
bと、ケージ・ング3aの開口部に固定された7ランジ
3Cとによって形成されている。そして、前記空間部S
内へ水中の水を供給することにより弁膜3bを駆動する
ための水中ポンプ10がピンチバルブ3の近傍、即ち、
コンクリート打設管の下端部にとりつけられており、水
中ポンプ10とケーシング3aとは加圧71;−ス11
によって連通されている。また、ケーシング3aには、
加圧ホース11が接続された側と反対側に、水中ポンプ
IOに上りケーシング3a内に供給された水を外部へ排
出するための排水口12が形成されており、排水口12
にはその開閉を行なうソレノイドバルブ13が取り付け
られている。そして、前記水中ポンプIOには、弁膜3
bの開度を制御するために、水中ポンプ10の回転数を
自由に変換できるインバータ(図示せず)を備えた構成
とされている。
要素としており、ピンチバルブ3は筒状のケーシング3
aと、このケーシング3aの開口部と連通ずるようにケ
ーシング内部に張設されて一側面が流体(打設コンクリ
ート)の通路を形成するとともに、他側面が前記ケ“−
シンク3aとの間に空間部Sを形成するゴム製の弁膜3
bと、ケージ・ング3aの開口部に固定された7ランジ
3Cとによって形成されている。そして、前記空間部S
内へ水中の水を供給することにより弁膜3bを駆動する
ための水中ポンプ10がピンチバルブ3の近傍、即ち、
コンクリート打設管の下端部にとりつけられており、水
中ポンプ10とケーシング3aとは加圧71;−ス11
によって連通されている。また、ケーシング3aには、
加圧ホース11が接続された側と反対側に、水中ポンプ
IOに上りケーシング3a内に供給された水を外部へ排
出するための排水口12が形成されており、排水口12
にはその開閉を行なうソレノイドバルブ13が取り付け
られている。そして、前記水中ポンプIOには、弁膜3
bの開度を制御するために、水中ポンプ10の回転数を
自由に変換できるインバータ(図示せず)を備えた構成
とされている。
つぎに、前記構成の装置Vの作用について、簡単に説明
する。
する。
まず、コンクリートCをホッパ2及びコンクリート打設
管lに満たず場合には、第2図に示すように、水中ポン
プIOを駆動させることにより、水中Wの水を空間S内
に供給してケーシング3a内を加圧し、弁膜3bを内側
に絞り込んで閉の状態とした後、ホッパ2やコンクリー
ト打設管l内へコンクリートCを満たす。その際、弁M
3bには内側にも外側にも水圧が作用していることにな
り、弁膜3bを駆動するだけの力を水中ポンプIOによ
って与えれば、水中の深度に関係なく弁膜3bを駆動す
ることができる。
管lに満たず場合には、第2図に示すように、水中ポン
プIOを駆動させることにより、水中Wの水を空間S内
に供給してケーシング3a内を加圧し、弁膜3bを内側
に絞り込んで閉の状態とした後、ホッパ2やコンクリー
ト打設管l内へコンクリートCを満たす。その際、弁M
3bには内側にも外側にも水圧が作用していることにな
り、弁膜3bを駆動するだけの力を水中ポンプIOによ
って与えれば、水中の深度に関係なく弁膜3bを駆動す
ることができる。
つぎに、第2図に示すように、インバータを用いて水中
ポンプlOを所定の回転数に下げることによって、ケー
シング3a内の空間S内の水圧が下がり、ピンチバルブ
3が全開となり、コンクリート打設管の先端から水中内
へコンクリートCが流出し、打設が開始される。
ポンプlOを所定の回転数に下げることによって、ケー
シング3a内の空間S内の水圧が下がり、ピンチバルブ
3が全開となり、コンクリート打設管の先端から水中内
へコンクリートCが流出し、打設が開始される。
そして、管内のコンクリートCのmが少なくなると、第
4図に示すように、インバータによって水中ポンプlO
の回転数を所定の値に上げることにより、ケーシング3
aの空間部S内の圧力が上昇し、弁膜3bが次第に半開
の状態に絞り込まれ、コンクリートCの吐出量が減少す
る。
4図に示すように、インバータによって水中ポンプlO
の回転数を所定の値に上げることにより、ケーシング3
aの空間部S内の圧力が上昇し、弁膜3bが次第に半開
の状態に絞り込まれ、コンクリートCの吐出量が減少す
る。
さらに、コンクリートCの吐出量が減少した状態で、し
ばらく打設を継続し、ホッパ2及びコンクリート打設管
l内のコンクリートCのmが一定の残量となったときに
、インバータにより水中ポンプlOの回転数をさらに上
げてケーシング3a内の水圧を上昇させ、ピンチバルブ
3を閉の状態として、lサイクルの打設を終了させる。
ばらく打設を継続し、ホッパ2及びコンクリート打設管
l内のコンクリートCのmが一定の残量となったときに
、インバータにより水中ポンプlOの回転数をさらに上
げてケーシング3a内の水圧を上昇させ、ピンチバルブ
3を閉の状態として、lサイクルの打設を終了させる。
なお、排水口12に設けたソレノイドバルブ13は、水
中ポンプ10に連動して開閉するように構成されている
。そして、水中ポンプIOが稼動しているときには、ソ
レノイドバルブI3は開の状態としておき、ケーシング
3a内の水は常に一定m外へ排出されるようにする。こ
のように、ケーシング3a内の圧力は水中ポンプIOの
回転数、即ち、インバータによって制御されるようにな
っている。
中ポンプ10に連動して開閉するように構成されている
。そして、水中ポンプIOが稼動しているときには、ソ
レノイドバルブI3は開の状態としておき、ケーシング
3a内の水は常に一定m外へ排出されるようにする。こ
のように、ケーシング3a内の圧力は水中ポンプIOの
回転数、即ち、インバータによって制御されるようにな
っている。
したがって、本発明の装置Vによれば、水中ポンプlO
によって水中の水をケーシング3aと弁膜3bとの間の
空間S内に圧入することにより、水圧によって弁膜3b
の開閉を行うようにしているため、弁膜3bには内側と
外側の両側から水圧が作用することになり、弁膜3bの
内外に作用する深度(こ起因する水圧が平衡状態となり
、大深度の水中においても弁膜3bの開閉を深度による
水圧の影響を受けることなく、即ち、弁膜3bの駆動力
のみによって開閉することができる。また、エア駆動式
のように、ケーシング3a内へエアを供給するためのエ
アホースが不要となる。したがって、大深度においても
ピンチバルブによってコンクリートの打設が可能となり
、設備費のコストダウンを図ることができるとともに、
その取り扱いが簡易なものとなる。さらに、本発明の装
置Vは、インバータによって水中ポンプlOの回転数を
適宜変えることにより、ケーシング3a内の水圧を制御
し、弁膜3bの開度を全開から全開の状態まで任意の開
度に調節することができるため、ホッパ2や打設管l内
のコンクリートCの残量とピンチバルブ3の開閉調節を
容易に行なうことができ、所定のコンクリートCの残m
をコンクリート打設管1内に確保することができ、管内
への水の逆流や、管の接続部からの浸水を防止すること
ができ、その結果、品質の良い水中コンクリートの打設
が可能となる。
によって水中の水をケーシング3aと弁膜3bとの間の
空間S内に圧入することにより、水圧によって弁膜3b
の開閉を行うようにしているため、弁膜3bには内側と
外側の両側から水圧が作用することになり、弁膜3bの
内外に作用する深度(こ起因する水圧が平衡状態となり
、大深度の水中においても弁膜3bの開閉を深度による
水圧の影響を受けることなく、即ち、弁膜3bの駆動力
のみによって開閉することができる。また、エア駆動式
のように、ケーシング3a内へエアを供給するためのエ
アホースが不要となる。したがって、大深度においても
ピンチバルブによってコンクリートの打設が可能となり
、設備費のコストダウンを図ることができるとともに、
その取り扱いが簡易なものとなる。さらに、本発明の装
置Vは、インバータによって水中ポンプlOの回転数を
適宜変えることにより、ケーシング3a内の水圧を制御
し、弁膜3bの開度を全開から全開の状態まで任意の開
度に調節することができるため、ホッパ2や打設管l内
のコンクリートCの残量とピンチバルブ3の開閉調節を
容易に行なうことができ、所定のコンクリートCの残m
をコンクリート打設管1内に確保することができ、管内
への水の逆流や、管の接続部からの浸水を防止すること
ができ、その結果、品質の良い水中コンクリートの打設
が可能となる。
「発明の効果」
以上説明したように本発明は、ケーシングとその内部に
設けられた弁膜とからなるピンチバルブと、このピンチ
バルブの近傍に配設されるとともに前記弁膜を駆動する
ためにケーシングと弁膜と間に水中の水を供給する水中
ポンプと、この水中ポンプにより供給された水を前記ピ
ンチバルブの外部へ排出するためにケーシングに形成さ
れた排水口とを具備したものであるもので、大深度の水
中においても水圧の影響を受けることなく弁膜を開閉す
ることができるとともに、ピンチバルブへのエア供給用
のエアホースが不要となり、打設作業が簡易となるとと
もに、設備費のコストダウンを図ることができる。特に
、前記水中ポンプにインバータを設けることにより、水
中ポンプの回転数を自由に変えることができ、ケーシン
グ内の水圧を制御して、弁膜の開度を自由に調節するこ
とができる。その結果、ホッパや打設管内のコンクリー
トの残mとピンチバルブの開閉調節を容易に行なうこと
ができ、所定のコンクリートの残量をコンクリート打設
管内に確保することができ、管内への水の逆流や、管の
接続部からの浸水を防止することができ、その結果、品
質の良い水中コンクリートの打設を可能とする効果を奏
する。
設けられた弁膜とからなるピンチバルブと、このピンチ
バルブの近傍に配設されるとともに前記弁膜を駆動する
ためにケーシングと弁膜と間に水中の水を供給する水中
ポンプと、この水中ポンプにより供給された水を前記ピ
ンチバルブの外部へ排出するためにケーシングに形成さ
れた排水口とを具備したものであるもので、大深度の水
中においても水圧の影響を受けることなく弁膜を開閉す
ることができるとともに、ピンチバルブへのエア供給用
のエアホースが不要となり、打設作業が簡易となるとと
もに、設備費のコストダウンを図ることができる。特に
、前記水中ポンプにインバータを設けることにより、水
中ポンプの回転数を自由に変えることができ、ケーシン
グ内の水圧を制御して、弁膜の開度を自由に調節するこ
とができる。その結果、ホッパや打設管内のコンクリー
トの残mとピンチバルブの開閉調節を容易に行なうこと
ができ、所定のコンクリートの残量をコンクリート打設
管内に確保することができ、管内への水の逆流や、管の
接続部からの浸水を防止することができ、その結果、品
質の良い水中コンクリートの打設を可能とする効果を奏
する。
第1図ないし第4図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はコンクリート打設管の先端部に取り付けら
れた本発明の水中コンクリート打設装置の側断面図、第
2図はコンクリート打設管内へコンクリートを満たすた
めに閉の状態とした装置の側断面図、第3図はコンクリ
ートを打設するために開の状態とした装置の側断面図、
第4図はコンクリートの流量を調節するための半開状態
にした装置の側断面図、第5図は従来のエア駆動式のピ
ンチバルブの側面図°である。 W・・・・・・水中、■・・・・・・装置(水中コンク
リート打設装置)、S・・・・・・空間部、■・・・・
・・コンクリート打設管、3・・・・・・ピンチバルブ
、3a・・・・・・ケーシング、3b・・・・・・弁膜
、lO・・・・・・水中ポンプ、12・・・・・・排水
口、13・・・・・・ソレノイドバルブ。
で、第1図はコンクリート打設管の先端部に取り付けら
れた本発明の水中コンクリート打設装置の側断面図、第
2図はコンクリート打設管内へコンクリートを満たすた
めに閉の状態とした装置の側断面図、第3図はコンクリ
ートを打設するために開の状態とした装置の側断面図、
第4図はコンクリートの流量を調節するための半開状態
にした装置の側断面図、第5図は従来のエア駆動式のピ
ンチバルブの側面図°である。 W・・・・・・水中、■・・・・・・装置(水中コンク
リート打設装置)、S・・・・・・空間部、■・・・・
・・コンクリート打設管、3・・・・・・ピンチバルブ
、3a・・・・・・ケーシング、3b・・・・・・弁膜
、lO・・・・・・水中ポンプ、12・・・・・・排水
口、13・・・・・・ソレノイドバルブ。
Claims (3)
- (1)水中にコンクリートを打設するコンクリート打設
管の先端部に配設されてコンクリート打設管からのコン
クリートの流出量を調節するための水中コンクリート打
設装置であって、ケーシングと弁膜とからなるピンチバ
ルブと、このピンチバルブの近傍に配設されるとともに
前記弁膜を駆動するためにケーシングと弁膜と間に水中
の水を供給する水中ポンプと、この水中ポンプにより供
給された水を前記ケーシングの外部へ排出するために該
ケーシングに形成された排水口とを具備したことを特徴
とする水中コンクリート打設装置。 - (2)前記弁膜の開度を自由に制御するために、前記水
中ポンプの回転数を自由に変換できるインバータを備え
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水中コ
ンクリート打設装置。 - (3)前記排水口に排水口の開閉を行なうソレノイドバ
ルブを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の水中コンクリート打設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000487A JPS63189525A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 水中コンクリ−ト打設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000487A JPS63189525A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 水中コンクリ−ト打設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189525A true JPS63189525A (ja) | 1988-08-05 |
Family
ID=12014990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000487A Pending JPS63189525A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 水中コンクリ−ト打設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63189525A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102134852A (zh) * | 2010-01-25 | 2011-07-27 | 宏利国际投资有限公司 | 混凝土灌注设备及方法 |
JP2013213357A (ja) * | 2012-04-03 | 2013-10-17 | Yoshin Kensetsu Kk | 土質遮水材打設装置及びその打設工法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6018149B2 (ja) * | 1976-05-04 | 1985-05-09 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 半導体記憶器 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP2000487A patent/JPS63189525A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPS6018149B2 (ja) * | 1976-05-04 | 1985-05-09 | シ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト | 半導体記憶器 |
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