JPS63189441A - 表面に凹凸模様のある発泡体の製造方法 - Google Patents

表面に凹凸模様のある発泡体の製造方法

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JPS63189441A
JPS63189441A JP62022091A JP2209187A JPS63189441A JP S63189441 A JPS63189441 A JP S63189441A JP 62022091 A JP62022091 A JP 62022091A JP 2209187 A JP2209187 A JP 2209187A JP S63189441 A JPS63189441 A JP S63189441A
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foam
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Shunichi Iizuka
俊一 飯塚
Yoshio Iida
飯田 良男
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Adeka Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面に凹凸模様のある発泡体の製造方法に関
し、詳しくは、発泡剤を含有するポリ塩化ビニル系樹脂
の表面に、特定のアシッドホスフェート化合物を発泡抑
制剤として含有するインキまたはワニスを塗布あるいは
印刷し、その後加熱発泡させることを特徴とする表面に
凹凸模様のある発泡体の製造方法に関する。
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体等の
ポリ塩化ビニル系樹脂に発泡剤を配合し加熱発泡させる
ことによって得られる発泡体は、比較的安価であり、ま
た、優れた弾性及び風合を有しているので、レザー、壁
装材あるいは家具製品等に広く使用されている。
これらの発泡体には装飾的効果を目的として表面にエン
ボス(凹凸模様)を施すことが行われることが多い。こ
のエンボスを施す方法としては、エンボスロールを用い
る方法の他に、特公昭43−28636号公報、特公昭
46−42637号公報に記載されているように、発泡
剤の発泡を抑制する化合物をインキ中に加え、塗布また
は印刷した後加熱発泡させることにより、印刷部分の発
泡が抑制される結果、印刷部分が凹部となり、非印刷部
分が凸部となる凹凸模様を表面に形成させる方法が用い
られている。このような、化学的な作用により発泡剤の
分解を調節し、表面に凹凸模様を形成させる方法を一般
にケミカルエンボス法と称している。
このケミカルエンボス法は、細部の彫刻の必要なエンボ
スロールを用いる方法と比較して、多種多様な模様を容
易にしかも極めて安価に形成させることが可能である利
点を有している。
従来、ケミカルエンボス法に用いられる発泡抑制剤とし
ては、無水トリメリット酸、アジピン酸等の有機カルボ
ン酸、あるいは、ヘンシトリアゾール、メルカプトベン
ゾチアゾール等の複素環式化合物が主として用いられて
いたが、これらの化合物を用いた場合には、発泡抑制効
果が不十分であったりあるいは発泡抑制剤の移行によっ
て模様の境界部分が不鮮明となったり、あるいは印刷部
分が着色したりする欠点があり、実用上満足し得るもの
ではなかった。
本発明者等は、かかる現状に鑑み鋭意検討を行った結果
、次の一般式(I)で表される化合物が発泡抑制効果が
極めて大きく、しかも発泡体に着色を与えることのない
ことを見出し本発明を完成した。
即ち、本発明は、発泡剤を含有するポリ塩化ビニル系樹
脂をセミゲル化させ、その表面に、次の一般式(I)で
表される化合物の少なくとも一種を発泡抑制剤として溶
解あるいは分散させたインキまたはワニスを塗布あるい
は印刷した後、加熱発泡させることを特徴とする表面に
凹凸模様のある発泡体の製造方法を提供するものである
(R−0)fiP(OH)3−、    (r)(式中
、Rアルキル基またはアリール基を示し、nは1または
2を示す。) 以下、上記要旨をもってなる本発明について詳述する。
上記一般式(I)で表される化合物において、Rで示さ
れるアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、オクチル、ノニル
、デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ヘキ
サデシル、オクタデシル、エイコシル、トリアコンチル
等の炭素原子数1〜30のアルキル基があげられ、アリ
ール基としては、例えば、フェニル、トリル、キシリル
、エチルフェニル、ブチルフェニル、オクチルフェニル
、ノニルフェニル、ジノニルフェニル、ドデシルフェニ
ル等があげられ、特に、Rが炭素原子数10〜20のア
ルキル基である化合物が好ましい。また、上記化合物は
、nが1または2の化合物単独、あるいはnが1及び2
の化合物の混合物の何れであっても良い。
本発明の方法が適用できるポリ塩化ビニル系樹脂として
は、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル/エチレン共重合体、塩化ビニル/塩化ビ
ニリデン共重合体、塩化ビニル/アクリロニトリル共重
合体、塩化ビニル/マレイン酸エステル共重合体、塩化
ビニル/フマル酸エステル共重合体等があげられる。
発泡剤としては、加熱により分解する化学発泡剤が使用
され、例えば、アゾジカルボンアミド、ジニトロペンタ
メチレンテトラミン、ベンゼンスルホニルヒドラジド、
トルエンスルホニルヒドラジド、4.4−オキシビスベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、アゾビスイソブチロニト
リル、ニトロウレア、トルエンスルホニルアジド、トル
エンスルホニルジヒドラジド、トリニトロソトリメチレ
ントリアミン、トルエンスルホニルセミカルバジド、オ
キザリルヒドラジド、ニトログアニジン、ヒドラゾカル
ボンアミド、トリヒドラジノトリアジン等があげられ、
特に、アゾジカルボンアミドが好ましい。
これらの発泡剤の使用量は特に制限されるものではない
が、一般にポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
0.1〜10重量部が用いられる。
また、本発明で用いられるポリ塩化ビニル系樹脂組成物
には、通常用いられる金属系安定剤、発泡促進剤(キツ
カー)、可塑剤、有機ホスファイト化合物(キレータ−
)、エポキシ化合物、顔料、充填剤、滑剤を添加するこ
とができる。
この安定剤は、キツカーとしても作用するものもあり、
一般には、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウム、バリウム、カドミウム、亜鉛及び鉛のカルボン
酸塩(金属石#B)、有機錫化合物、無機鉛化合物が用
いられ、キツカーとしては酸化亜鉛、水酸化亜鉛等の無
機亜鉛化合物が用いられることが多い。
可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジオクチルア
ジペート、トリオクチルトリメリテート、エポキシ化大
豆油、塩素化パラフィン、ポリエステル系可塑剤等の汎
用の可塑剤を使用することができる。
本発明の発泡抑制剤を溶解あるいは分散するインキまた
はワニスはケミカルエンボス用に通常用いられるものが
使用でき、その組成としては、溶剤、分散剤、媒質、発
泡抑制剤及び必要に応じて着色剤から成るものであり、
発泡抑制剤の濃度は特に限定されないが、一般的には、
5〜60重量%含有するものが用いられる。
上記の溶剤あるいは分散剤としては、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン、トルエ
ン、キシレン、酢酸エチル等が、単独であるいは数種混
合して用いられる。媒質としては、アマニ油、キリ油、
大豆油、脱水ヒマシ油、マレイン化油、スチレン化油、
ロジン、マレイン酸樹脂、セラック等の天然油、変性天
然油あるいは天然樹脂及びフェノール樹脂、キシレン樹
脂、アルキッド及び変性アルキッド樹脂、ポリアミド、
ポリ塩化ビニル、塩化ゴム、ニトロセルロース、エチル
セルロース、ポリ酢酸ビニル等の合成樹脂があげられる
印刷あるいは塗布する方法としては、凹凸模様を付けよ
うとする成型品の形態及び物性によって異なるが、毛刷
毛塗布、スプレー塗装、どぶ消は塗装、グラビア印刷、
スクリーン印刷、転写印刷等の方法を用いることができ
る。
以下、本発明を実施例によってより詳細に説明するが、
本発明は以下の実施例によって制限されるものではない
実施例 I PSM−70C”        100重量部ジオク
チルフタレート       60炭酸カルシウム  
        2〇二酸化チタン         
  10アゾジカルボンアミド       3MAR
K  FL−21921 MARK  BAP−1°      0.5酸化亜鉛
             1*1:鐘淵化学製ペース
トゾル用pvc*2ニアデカ・チーガス化学製Na/Z
n系発泡用安定剤 *3ニアデカ・アーガス化学製セル調整剤上記配合物を
、挿潰機により充分に混合しペースト状のゾルとした。
これを紙上に0.2mmになるようにドクターナイフで
塗布し、130℃で60秒間加熱してセミゲルシートを
作成した。
次に、下記の組成のインキを常法によって印刷し、印刷
後1日放置した後200℃で2分間加熱発泡させ、エン
ボス効果を見た。尚、凹凸差が大きい程発泡抑制効果が
大きいことを示し、また、発泡抑制剤が非印刷部に移行
すると鮮明性が劣ることとなる。
その結果を表−1に示す。
〔インキの組成〕
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体 15重量部メチルエ
チルケトン       50トルエン       
     30発泡抑制剤           20
顔料(トーナー)10 表−1 実施例 2 ゼオン 25“1       100重量部ジオクチ
ルフタレート       20エポキシ化大豆油  
       5二酸化チタン           
5アゾジカルボンアミド       4MARK  
FL−211 MARK  BAP  1       0.5酸化亜
鉛             1本1:日本ゼオン製ペ
ーストソ゛ル用PvC上記配合物を用い、実施例1と同
様の操作により発泡抑制剤の効果を調べた。
その結果を表−2に示す。
表−2 実施例 3 ゼオン103EP”       100重量部ジオク
チルフタレート       70炭酸カルシウム  
       2〇二酸化チタン          
10アゾジカルボンアミド       3MへRK 
 0F−14″2     2MARK  BAP−2
”       1*1:日本ゼオン製すスペンション
PVC*2ニアデカ・チーガス化学製Ba/Zn系発泡
用安定剤 *3ニアデカ・アーガス化学製キツカー上記配合物を、
2本ロールで5分間150℃で混練し、厚さ0.3mm
のシートを作成した。
このシートに実施例1と同じインキを用いて印刷し、1
日放置後ギヤーオーブン中で200℃で15分間加熱発
泡させ、エンボス効果を見た。その結果を表−3に示す
表−3 上記の如く、本発明の発泡抑制剤をケミカルエンボスに
用いた場合は、従来の発泡抑制剤を用いた場合と比較し
て、凹凸差は同等以上であり、発色もなく、しかも発泡
抑制剤が非印刷部分に移行し難いので、凹凸境界部が極
めて鮮明である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 発泡剤を含有するポリ塩化ビニル系樹脂をセミゲル化さ
    せ、その表面に、次の一般式( I )で表される化合物
    の少なくとも一種を発泡抑制剤として溶解あるいは分散
    させたインキまたはワニスを塗布あるいは印刷した後、
    加熱発泡させることを特徴とする表面に凹凸模様のある
    発泡体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rアルキル基またはアリール基を示し、nは1
    または2を示す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5961903A (en) * 1997-02-20 1999-10-05 Mannington Mills, Inc. Method of making a surface covering having a natural appearance
US6114008A (en) * 1997-02-20 2000-09-05 Mannington Mills, Inc. Surface coverings having a natural appearance and methods to make a surface covering having a natural appearance
US6753066B2 (en) 1997-02-20 2004-06-22 Mannington Mills Of Delaware, Inc. Surface coverings having a natural appearance and methods to make a surface covering having a natural appearance

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