JPS63188116A - コリメ−ト光学系 - Google Patents

コリメ−ト光学系

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JPS63188116A
JPS63188116A JP62019916A JP1991687A JPS63188116A JP S63188116 A JPS63188116 A JP S63188116A JP 62019916 A JP62019916 A JP 62019916A JP 1991687 A JP1991687 A JP 1991687A JP S63188116 A JPS63188116 A JP S63188116A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、半導体レーザ、LD等の光源から出射した発
散光束を平行光束に変換するコリメート光学系に関し、
特に光学系に球レンズを用いた高性能のコリメート光学
系に関する。
〔従来技術〕
従来、レーザビームプリンタ等の精密機器に於いて、レ
ーザから出射したレーザ光をコリメートするコリメート
光学系が用いられてきた。
この種のコリメート光学系は波面収差を174波長以内
の低収差に押える必要がある為、通常複数枚のレンズか
ら構成したり、非球面レンズを使用したりして所望の性
能を得ていた。
しかしながら、複数枚のレンズから構成されるコリメー
ト光学系は、ガラス加工や組立精度が厳しい為、製作や
調整に時間が掛かり、量産性があまり良くなかった。
又、非球面レンズを用いたコリメート光学系は、単レン
ズで所望の性能を達成することができるが、非球面のm
l精度が厳しく、非球面研磨や非球面金型の製作に困難
が伴なうという欠点を有しており、又、量産時の歩止ま
りも良くはなかった。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、波面収差を
良好に補正し得、且つ量産性に富むコリメート光学系を
提供することにある。
上記目的を達成する為に、本発明に係るコリメート光学
系は、発散光束を球レンズを介して平行光束に変換する
コリメート光学系であって、前記球レンズの屈折率をn
1焦点距離をf1開口数をNA、前記発散光束の発散原
点と球レンズ端面との間隔をI! optとした時、 0 < NA < 0.3 であることを特徴としている。
又、本発明の異なる形態では、発散光束を平行光束に変
換するコリメート光学系であって、前記発散光束の発散
原点側から順に平行平板と球レンズとを有し、前記球レ
ンズの屈折率をn、焦点距離をf1開口数をNA、前記
平行平板の屈折率をnt。
厚みをt1前記発散原点と球レンズ端面との間隔を1 
aplとした時、 0 < NA < 0.3 を満足することを特徴としている。
本発明によれば、上記特徴を有することにより、極めて
簡便な構成で所望の特性を備えたコリメート光学系を得
ることが出来る。
又、本明細書で述べる「球レンズ」の外形は必ずしも球
状に限らない。即ち、光束入射面となる2つの凸面の曲
率中心が一致しているレンズを総称して、ここでは球レ
ンズと称している。従って、通常の球面レンズの様にコ
バを有する外形を持つものでも構わない。
以下、本発明の具体的実施例に関して詳述する。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るコリメート光学系の一実施例を示
す断面図である。
同図に於いてlは球レンズ、2は光源、3は絞り、fは
球レンズlの焦点距離、Aは球レンズ1の光源2側の焦
点位M(以下、位置Aと記す。)、Bは最適な光源2の
位置(以下、位置Bと記す。)、lは球レンズ1の光源
2側端面から位置Aまでの距離、12 optは球レン
ズ1の光源側端面から位置Bまでの距離、δは位置Bの
位置Aからのずれ量、Lは平行光束を示す。尚、位置B
は平行光束りの波面収差を最小にするような光源位置の
ことを意味する。
本実施例のコリメート光学系は、球レンズlの屈折率を
nとすると、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1−
a)0 < NA < 0.3・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1−b)を
満足している。
本実施例のコリメート光学系は、第1図に示す様に、球
レンズ1と絞り3の2つの光学部材のみで構成され、レ
ンズは球レンズlのみである。
絞り3は球レンズlの光束出射側端面近傍に配され、実
質的に本光学系のNAを決定するものである。
換言すれば、絞り3により収差の制御を行うことも出来
る。尚この絞り3は必ずしも必要な部材ではなく、光源
2から出射される発散光束の発散角や光学系の仕様に併
せて使用される。
又、球レンズlの光束人出射面以外の形状は球面である
必要はな(、本光学系を装置に組込む際に設置し易い形
状にするのが好ましい。
さて、第1図に示すコリメート光学系に於いて、球レン
ズlの(曲率)半径をrとすると、(曲率)半径r及び
位置Aと球レンズlの端面との間隔I!(以下、レンズ
バックlと記す。)は、 で表わされる。焦点距離fを例えばf=4.5mmとす
ると、 となり、rとlは屈折率nだけの関数になる。このrと
lの値を第2図に示した。第2図に於いて、横軸は屈折
率nであり、縦軸はrとlを示している。
次に第1図に示された球レンズlの収差に関して述べる
実際には光源2の発光点から発散光束が出て球レンズ1
を通過し、平行光束りとなって出射するのであるが、こ
こでは、計算の便宜上、無限遠物点から平行光束りが球
レンズlに入射して結像するものとして収差を求めた。
焦点距離をf=1に正規化し、位置Aを像面とした場合
、球レンズ1で発生する収差の3次収差係数は次のとお
り屈折率nだけの関数として表わされる。
(尚、3次収差係数については松居吉哉著「レンズ設計
法」共立出版、を参照) このIと■のnに対する関係を前述のr、 !!と同様
に第2図に示した。
第2図から屈折率nが高い程収差が小さくなり、又、レ
ンズバックlが小さくなることが分かる。
そして、屈折率nがn=2.0のときにレンズバックl
がf=oとなって端面結像の状態となる。
ここで、f=4.5mm、NA=0.2と仮定すると、
球面収差係数Iが寄与する横収差量Δyは、次式で与え
られる。
Δy = 0.018 X I [mm]  ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)この
6式から、n = 2.0の時Δy=4.5 μm。
n=1.5の時ΔY=22.5μmと変化することが解
る。即ち位置Aの位置に光源2を置いた場合には、特に
nが小さい場合に収差が大きく発生する。
従って、実際の使用に際しては、光源2の位置を焦点A
からずらして収差の小さくなる位置で用いなければなら
ないことが理解出来る。
本発明者はこの考え方に基づき、種々の屈折率の球レン
ズを設計した。仕様は、焦点距離f=4.5mm。
開ロ数NA=0.2.使用波長λ=780mmである。
数値実施例を表1に示す。
表1に於いて、前述と同様に、12 optは波面収差
が最小となるようなレンズ−光源間距離であり、δは光
源位置の球レンズの焦点位置Aからのずれ量を示す。又
、WAは軸上の最大波面収差(λ単位)を表わす。更に
、lは球レンズ端面から焦点位置Aまでの距離、I、n
は前記(4)、(5)式で示した球面収差係数、コマ収
差係数を示している。
又、本発明の特徴を成す前記(1)式の左辺の値をも示
している。
ここで、1 opl 、  δ、lの関係は、1=lo
pt+δ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)
で示されることは容易に理解出来るであろう。
又、表1中の実施例7 (n=2.0の場合)の括弧内
の数値は計算上の最適光源位置に於ける値を示すもので
あるが、l optが負になり実現不可能である。従っ
て、実際には球レンズ端面に光源を置いて使用しなけれ
ばならない。このときの値を括弧表1から、レンズ端面
に光源を密着して用いる場合の球レンズの最適な屈折率
はn ”t 1.995で、この例が実施例8である。
尚、光源2が半導体レーザー等の場合に、レンズ端面に
光源を密着することが不都合な場合があるが、その場合
には実施例5. 6. 9の様に比較的屈折率の高い球
レンズを用いて、光源を球レンズから僅かに離して用い
るのが収差上好ましい。これらの実施例5.6.9は、
球レンズと半導体レーザーを一体で構成する場合等に好
適である。
本発明は、更に光源の焦点位置からのずれ量δを表現す
る実験式を次の様に求めた。
この式は、ずれ量δが球面収差係数Iに比例すると仮定
して求めたものである。
又、表1に示す実施例に於いては、光源位置が光軸方向
に10μm移動するにともなって約0.25λの割合で
波面収差が発生する。
第3図は第1図に示す光学系に於ける光源と焦点位置の
ずれ量δ及び波面収差WAを、球レンズの屈折率nの関
数として示したグラフ図である。
尚、この光学系の焦点距離fをf = 4 、5 m 
m 。
開口数NA=0.2として計算を行なっている。
同図からも、球レンズlの屈折率nが大きい程波面収差
WAを小さく出来ることと、球レンズ1の屈折率nが大
きいほどずれ量δを小さくする必要があることが解る。
前記(1−a)式は、上述の実験結果を利用して、球レ
ンズによりコリメート光学系を構成する場合に収差が出
来るだけ小さくなる様な条件を示すものである。
従って、前記(1−a)式の範囲を越えると、収差発生
が著しく、コリメート光学系として使用することが困難
になる。言うまでもなく、前記(1−a)式の左辺の値
が零近傍である時程収差は最小になるが、前記(1)式
の範囲であればほぼ使用に耐えうる。
又、(1−b)式は本光学系に好適な開口数NAの範囲
を示すものであり、この範囲を越えると、残存収差が大
きくなり、コリメート光学系として使用するのが困難で
ある。
半導体レーザーから出射した光をコリメートする為には
、光源(発光点)とレンズ間の距離1 oplが大であ
る必要がある。従って、屈折率の低い球レンズが必要で
あり、上記の表1に於いては、実施例番号の小さい球レ
ンズが好適である。しかしながら、この場合、発生する
収差は大きくなる。
又、半導体レーザーには一般にレーザー光の射出面に平
板ガラスが使われているので、コリメータ系を設計する
場合、その影響も考慮する必要がある。
従って、以下に示す実施例では平行平板を含むコリメー
ト光学系に関して示す。又、下記実施例は光源とレンズ
間の距離が大きい場合でも収差補正が可能なコリメート
光学系を提供する。
第4図は本発明に係るコリメート光学系の他の実施例を
示す断面図である。
図中、第1図に示された部材と同一の部材には同じ符号
を符し、ここでは説明を省略する。又、4は厚さt、屈
折率ntの平行平板を示し、球レンズlと光源2との間
の光路中に配されている。
又、l’ 、  12’ opt 、  δは夫々第1
図に於けるl。
j2opt、  δに対応する間隔(距離)を示してい
る。
尚、本実施例に於いて平行平板4の位置は球レンズlと
光源2の間の如何なる所であっても構わず、光源2から
出射した発散光束は平行平板4と球レンズl、及び絞り
3を介して平行光束りとなる。
又、第4図に示すコリメート光学系は、・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9−a)
0 < NA < 0.3  ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・(9−b)本実施例
に於ける近軸量や収差係数は以下に示す式で与える。
第1に、球レンズlの(曲率)半径γと焦点距離fとの
関係は、第1図の実施例同様に前記(2)。
(3)式で示される。
又、球レンズlの端面(光源2側)と焦点位置Aとの間
隔l′は、 nt で表わされる。
従って、コリメート光学系に平行平板を挿入することに
より、球レンズlの端面と焦点位置Aまでの距離がt(
1−−)だけ増加する。具体的t 数値例を挙げると、t=0.3mm、nt=1.50で
ある時は、増加量が0.1mmとなる。
次に、球面収差係数I′ とコマ収差係数■′は、焦点
距離f=1として規格化して表わすと、コマ収差係数:
n’=n−−・−(1−−)・・・・・(12)n  
nt   n”t となり、平行平板4を挿入しない場合と比較して、それ
ぞれ第2項が加わっている。この第2項の影響は、例え
ばnt=n=1.5.t=0.3mm (f=1に換算
してt=0.0667)の時に球面収差で−0,025
゜コマ収差で+o、oosであり、夫々第1項のI、 
 IFより1桁小さな値である。従って、収差は平行平
板4を入れない場合と大差なく、第1図の実施例同様光
源2の位置を焦点Aからずらして用いることが望ましい
第4図に示すコリメート光学系の数値実施例を下記の表
2に示す。表2中の記号及び記載形式は表1と同様であ
る。但し、表1に於けるf optがf’opt、δが
δ/ 、1がl′に蓄えられ、又、前記(9)式の左辺
の値及び平行平板のパラメータも記載した。
表2に示されるコリメート光学系の共通の仕様は、f 
= 4 、5 m m 、  N A = 0 、2 
、  λ= 780 n m 、  n t =1.5
1072である。
又、このコリメート光学系に於ける光源位置と焦点位置
とのずれ量δ′は実験的に、 δ’  =0,209X  I’  X  (NA)2
・f  ・・・・・・・・・・・(13)で表わされる
因に、球面収差係数として前記(4)式を用いたとして
も、ずれ量δ′は、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(14)となる
。従って、(13)式及び(14)式のどちらを用いて
も表2に於けるδ′の値をほぼ精度良(尚、表2に示す
各実施例に於いても、光源位置が光軸方向に10μm移
動するに伴なって約0.25λの割合で波面収差が発生
する。
前記(9−a)式は、上述の実験結果を利用して、球レ
ンズと平行平板とを有し、NAが0〜0.3程度のコリ
メート光学系を構成する場合に、収差が出来るだけ小さ
くなる様な条件を示すものである。
従って、前記(9−a)式の範囲を越えると、収差発生
が著しく、コリメート光学系として使用することが困難
になる。
又、前記(1−a)式同様、左辺の値が零近傍の時、収
差は最小になる。
又、(a−b)式は上記(1−a)式同様、本光学系に
好適な開口数NAの範囲を示すものであり、この範囲を
越えると、残存収差が大きくなり、コリメート光学系と
して使用することが困難になる。
以上示した第1図と第4図の実施例に於いては、光源(
又は発光点)が1個の例が示されているが、複数個の光
源(又は発光点)を用いても良い。又、絞り−3は球レ
ンズの光束出射面上に位置しているが、他の位置に於い
ても構わない。
又、光源としては、半導体レーザー、LED、気体レー
ザー等積々の光源を用いることができる。
球レンズ及び平行平板の材料としてはガラス材料の他プ
ラスチック等の他の材料を用いてもよい。
又、平行平板の屈折重重と厚みt、球レンズの焦点距離
f1開ロ数NA、光源の波長λなども数値実施例に示し
た数値に限定される訳ではなく、他の値を用いてもよい
因みに、表1の実施例2及び表2の実施例1Oに示す球
レンズを各々開口数NA=0.1で用いると次のように
なる。
支1五」」 f = 4.5mm、  NA = 0.1 、  λ
= 780 mmn=1.50. 7=3.000mm
、  fopt=1.488nmδ= 12μm、  
WA = 0.02λ、  j! = 1.500mm
11且」] f=4.5mm、  NA=0.1.  λ= 780
 n m 。
nt=1.51072  n=1.51072. 7=
3.040mm。
t=0.200mm、   II’ opt=1.51
2mm、  δ’=12μm。
WA :0.02λ   f’  = 1.524この
ように、NAを小さくして用いることにより、残存収差
を大幅に改善することができる。又、この場合は近軸位
置からのずれ量δ、δ′ がNA=0.2の場合の約1
/4になり、光源位置の光軸方向への移動にともなう波
面収差発生量も、10μmの光源移動に対して0.06
λとなり、NA=0.2の場合の約1/4になる。
第5図は本コリメート光学系を後いて構成したレーザー
ビームプリンターの一実施例を示す概略図である。
第5図に於いて、5は第1図または第4図の構造を有す
るコリメート光学系、6はポリゴンミラー、7はf−θ
レンズ、8は感光ドラムである。本コリメート光学系5
を出射したレーザービームはポリゴンミラー6で反射さ
れ、f−θレンズ7を通り感光ドラム8上にスポットと
して結像する。ポリゴンミラー6は等速回転をしている
ので、f−θレンズ7によって形成された感光ドラム8
上のスポットも、前記ドラム上を等速で移動することに
なり、画像情報を歪みなく記録することができる。
尚、第5図のポリゴンミラー6から感光ドラム8に至る
走査光学系としては、図に示した形態のものには限定せ
ず、例えばガルバノミラ−とアークサインレンズの組合
わせなど、種々の走査光学系を利用することができる。
又、本実施例に於いても光源は1個であっても複数個(
複数ビームスポット)であってもよい。
〔発明の効果〕
以上、本発明に係るコリメート光学系は、球レンズを主
たる要素とした系である為、構成が簡便で且つ低コスト
にて作成出来る。又、前記条件式(1)、  (9)を
満足することにより収差発生を小さく抑え、広画角で高
性能を備えたコリメート光学系とすることが出来た。
即ち、球レンズは、従来の球面レンズの加工・研磨とは
異なり、ベアリングボールと同様の量産方式により、高
精度(球の直径の精度1μm以下)且つ安価に生産でき
る。
又、球レンズ特有の球対称性によって、傾き偏心が無く
、部品点数の低減やレンズ枠等のメカ部品の簡素化もで
きる為、組立コストの低減にもつながる。
更に、球レンズは前述の球対称性によって、どの方向か
ら光が入射しても収差が変わらないため、発光素子アレ
イや多ビーム用の光学系として有効に用いることができ
る。
以上の如(球レンズには多くの利点が存するのであるが
、均質媒質の単レンズである為一般に球面収差が発生す
る。
本発明では上述の問題を解消する為に、コリメート光学
系に前記(1)式或いは(2)式の条件を満足させて、
従来の非球面レンズ等から成るコリメート光学系と比較
しても何ら選色のない性能を得ることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコリメート光学系の一実施例を示
す断面図。 第2図は第1図に示す光学系に於ける球レンズの曲率半
径γとレンズ−焦点位置間隔lと収差係数I、IIの値
を、球レンズの屈折率nの関数として示したグラフ図。 第3図は第1図に示す光学系の最適光源位置Bと波面収
差Wの値を、球レンズの屈折率nの関数として示したグ
ラフ図。 第4図は本発明に係るコリメート光学系の他の実施例を
示す断面図。 第5・図は本コリメート光学系を用いたレーザビームプ
リンタの一例を示′す概略図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発散光束を球レンズを介して平行光束に変換する
    コリメート光学系であって、前記球レンズの屈折率をn
    、焦点距離をf、開口数をNA、前記発散光束の発散原
    点と球レンズ端面との間隔をl_o_p_tとした時、 |(l_o_p_t/f)−[(2−n)/n]+0.
    05×[(3n−1−n^2)/(n−1)^2](N
    A)^2|<(4×10^−^4)/(NA)^20<
    NA<0.3 することを特徴とするコリメート光学系。
  2. (2)発散光束を平行光束に変換するコリメート光学系
    であって、前記発散光束の発散原点側から順に平行平板
    と球レンズとを有し、前記球レンズの屈折率をn、焦点
    距離をf、開口数をNA、前記発散原点と球レンズ端面
    との間隔をl_o_p_t、前記平行平板の屈折率をn
    _t、厚さをtとした時、|(l_o_p_t/f)−
    [(2−n)/n]−t/f[1−(1/n_t)]+
    0.05[(3n−1−n^2)/(n−1)^2]−
    (NA)^2|<(4×10^−^4)/(NA)^2
    0<NA<0.3 を満足することを特徴とするコリメート光学系。
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