JPS63187988A - 巡回型雑音低減装置 - Google Patents
巡回型雑音低減装置Info
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- JPS63187988A JPS63187988A JP2024487A JP2024487A JPS63187988A JP S63187988 A JPS63187988 A JP S63187988A JP 2024487 A JP2024487 A JP 2024487A JP 2024487 A JP2024487 A JP 2024487A JP S63187988 A JPS63187988 A JP S63187988A
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、輝度信号と色信号を時分割多重し、両信号
に共通の画像メモリを用いた巡回型雑音低減処理を施す
ようにした巡回型雑音低減装置に関する。
に共通の画像メモリを用いた巡回型雑音低減処理を施す
ようにした巡回型雑音低減装置に関する。
[従来の技術]
NTSC方式のテレビジョン方式の規格を変更せず、受
信機側だけで画質改善を図る試みは、現行方式の枠内と
いう制約はあるものの、ディジタル信号処理技術等の導
入により、がなりの成果を上げている。例えば、順次走
査画面の画面ライン数262.5本を倍密度走査により
2倍の525本に高めることで、ラインフリッカを追放
し垂直解像度の改善することのできるダブルスキャン方
式などは、画面や大型化が進むテレビジョン受像機にと
って、走査線密度の低下を顛う−っの活路として注目を
集めている。
信機側だけで画質改善を図る試みは、現行方式の枠内と
いう制約はあるものの、ディジタル信号処理技術等の導
入により、がなりの成果を上げている。例えば、順次走
査画面の画面ライン数262.5本を倍密度走査により
2倍の525本に高めることで、ラインフリッカを追放
し垂直解像度の改善することのできるダブルスキャン方
式などは、画面や大型化が進むテレビジョン受像機にと
って、走査線密度の低下を顛う−っの活路として注目を
集めている。
第3図に示すテレビジョン受像機Iは、走査線補間を用
いてノンインタレース走査を行うもので、人力映像信号
をまずAD変換器2にてディジタル信号に変換し、続い
て輝度・色分離器3にて輝度信号と色信号に分離する。
いてノンインタレース走査を行うもので、人力映像信号
をまずAD変換器2にてディジタル信号に変換し、続い
て輝度・色分離器3にて輝度信号と色信号に分離する。
分離した輝度信号と色信号は、輝度・色処理回路4にて
各種信号処理を施したのち、色信号は色復調器5を介し
て、また輝度信号は直接にそれぞれ巡回型雑音低減装置
6゜7に供給する。こ、の巡回型雑音低減装置6.7は
、フィールドメモリ又はフレームメモリ等の画像メモリ
を用いて遅延した映像信号を原信号に巡回的に加算する
ことで、雑音を抑圧するものである。
各種信号処理を施したのち、色信号は色復調器5を介し
て、また輝度信号は直接にそれぞれ巡回型雑音低減装置
6゜7に供給する。こ、の巡回型雑音低減装置6.7は
、フィールドメモリ又はフレームメモリ等の画像メモリ
を用いて遅延した映像信号を原信号に巡回的に加算する
ことで、雑音を抑圧するものである。
巡回型雑音低減装置6.7を通過した輝度信号と色信号
は、それぞれ輝度・色補間回路8に供給され走査線補間
に供される。走査線補間された信号は、走査変換回路9
にて倍密度走査信号に変換されたのち、マトリクス回路
10にてRGB3原色信号とされる。こうして得られた
3原色信号は、それぞれDA変換器11r、l1g、l
lbにてアナログ信号に変換され、しかるのち、映像出
力回路12を介して受像管13に供給される。
は、それぞれ輝度・色補間回路8に供給され走査線補間
に供される。走査線補間された信号は、走査変換回路9
にて倍密度走査信号に変換されたのち、マトリクス回路
10にてRGB3原色信号とされる。こうして得られた
3原色信号は、それぞれDA変換器11r、l1g、l
lbにてアナログ信号に変換され、しかるのち、映像出
力回路12を介して受像管13に供給される。
[発明が解決しようとする問題点]
上記従来のテレビジョン受像機1は、雑音低減に用いる
巡回型雑音低減装置6.7が、輝度信号と色信号用に別
個に設ける構成であるため、フィールド遅延又はフレー
ム遅延のための画像メモリがそれぞれに必要であり、こ
のためどうしても製造コストが高くつく等の問題点があ
った。
巡回型雑音低減装置6.7が、輝度信号と色信号用に別
個に設ける構成であるため、フィールド遅延又はフレー
ム遅延のための画像メモリがそれぞれに必要であり、こ
のためどうしても製造コストが高くつく等の問題点があ
った。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、上記問題点を解決したものであり、入力側
に帰還させた出力を1フイ一ルド期間又はlフレーム期
間にわたって遅延し、入力に加算することで巡回型雑音
低減を行う巡回型雑音低減装置であって、雑音低減せん
とする輝度信号と色信号を時分割多重する入力時分割多
重回路と、雑音低減を施したあとの輝度信号と色信号を
時分割多重する出力時分割多重回路と、この出力時分割
多重回路を介して帰還される信号を、1フイ一ルド期間
又はlフレーム期間にわたって遅延する単一の画像メモ
リと、この画像メモリにより遅延された信号と前記入力
時分割多重回路を通過した信号を加算する加算手段と、
この加算手段の加算出力が輝度信号と色信号に分離系列
化されて得られるようにする分離系列化回路とから構成
したことを特徴とするものである。
に帰還させた出力を1フイ一ルド期間又はlフレーム期
間にわたって遅延し、入力に加算することで巡回型雑音
低減を行う巡回型雑音低減装置であって、雑音低減せん
とする輝度信号と色信号を時分割多重する入力時分割多
重回路と、雑音低減を施したあとの輝度信号と色信号を
時分割多重する出力時分割多重回路と、この出力時分割
多重回路を介して帰還される信号を、1フイ一ルド期間
又はlフレーム期間にわたって遅延する単一の画像メモ
リと、この画像メモリにより遅延された信号と前記入力
時分割多重回路を通過した信号を加算する加算手段と、
この加算手段の加算出力が輝度信号と色信号に分離系列
化されて得られるようにする分離系列化回路とから構成
したことを特徴とするものである。
[作用]
この発明は、輝度信号と色信号を時分割多重し、得られ
た時分割多重信号を、画像メモリを信号遅延手段に用い
る巡回型雑音低減処理に供し、さらに雑音低減処理の一
過程である人力と遅延出力の加算過程において、輝度信
号と色信号を各別に系列化して取り出すことで、巡回型
雑音低減の機能を輝度信号と色信号に共通の1回路に集
約し、回路構成の簡約化を図る。
た時分割多重信号を、画像メモリを信号遅延手段に用い
る巡回型雑音低減処理に供し、さらに雑音低減処理の一
過程である人力と遅延出力の加算過程において、輝度信
号と色信号を各別に系列化して取り出すことで、巡回型
雑音低減の機能を輝度信号と色信号に共通の1回路に集
約し、回路構成の簡約化を図る。
[実施例]
以下、この発明の実施例について、第1図ないし第3図
を参照して説明する。第1図は、この発明の巡回型雑音
低減装置を適用したテレビシロン受像機の一実施例を示
す回路構成図、第2図は、第1図に示した巡回型雑音低
減装置の回路構成図、第3図は、第2図に示した回路各
部の信号波形図である。
を参照して説明する。第1図は、この発明の巡回型雑音
低減装置を適用したテレビシロン受像機の一実施例を示
す回路構成図、第2図は、第1図に示した巡回型雑音低
減装置の回路構成図、第3図は、第2図に示した回路各
部の信号波形図である。
第1図に示すテレビジョン受像機20は、従来輝度信号
と色信号にそれぞれ別個に設けていた巡回型雑音低減装
置6.7を、画像メモリを輝度信号と色信号に共用する
巡回型雑音低減装置21に変えたものである。巡回型雑
音低減装置21は、第2図に示すごとく、入力時分割多
重回路22゜出力時分割多重回路23.単一の画像メモ
リ24゜係数器25と分離系列化回路26を介して接続
された加算手段として対をなす減算器27.28等から
大略構成される。なお、加算手段は、対をなす減算器2
7.28を通過する信号が最終的に負号を反転されると
いう意味も込め、紘算も広義の加算に含めて表現したも
のである。また、減算器28自体は、輝度信号Y用に1
個と色信号R−Y。
と色信号にそれぞれ別個に設けていた巡回型雑音低減装
置6.7を、画像メモリを輝度信号と色信号に共用する
巡回型雑音低減装置21に変えたものである。巡回型雑
音低減装置21は、第2図に示すごとく、入力時分割多
重回路22゜出力時分割多重回路23.単一の画像メモ
リ24゜係数器25と分離系列化回路26を介して接続
された加算手段として対をなす減算器27.28等から
大略構成される。なお、加算手段は、対をなす減算器2
7.28を通過する信号が最終的に負号を反転されると
いう意味も込め、紘算も広義の加算に含めて表現したも
のである。また、減算器28自体は、輝度信号Y用に1
個と色信号R−Y。
B −Y用に1個の計2個設けであるので注意が必要で
ある。
ある。
入力時分割多重回路22は、シリアル信号として送られ
てくる色差信号R−Y、B−Yと輝度信号Yの3信号を
時分割多重するため、輝度信号Yと色差信号R−Y、B
−Yの各占有帯域に応じた周期でもって切り替わる切り
替えスイッチ29を有する。この実施例の場合、輝度信
号のサンプリングクロックを色副搬送周波数fsの2倍
すなわち2fsに定め、色差信号のサンプリングクロッ
クはその半分のfsに設定しである。ここでは、輝度信
号Yと色差信号R−Y、B−Yを、まず折り返し歪み除
去用の低域が波回路30.31に供給し、輝度信号は直
接に、また色差信号はシリアル・パラレル変換回路32
を介して赤色色差信号R−Yと青色色差信号B−Yに分
離したのち、切り替えスイッチ29に供給する構成をと
る。出力時分割多重回路23は、上記入力時分割多重回
路22とまったく同じ回路構成をとるものであり、輝度
信号Yの出力線路と色差信号R−Y、B−Yの出力線路
から得られる信号を、輝度対色差でみた時分割比を2対
lで多重し、画像メモリ24に帰還する。
てくる色差信号R−Y、B−Yと輝度信号Yの3信号を
時分割多重するため、輝度信号Yと色差信号R−Y、B
−Yの各占有帯域に応じた周期でもって切り替わる切り
替えスイッチ29を有する。この実施例の場合、輝度信
号のサンプリングクロックを色副搬送周波数fsの2倍
すなわち2fsに定め、色差信号のサンプリングクロッ
クはその半分のfsに設定しである。ここでは、輝度信
号Yと色差信号R−Y、B−Yを、まず折り返し歪み除
去用の低域が波回路30.31に供給し、輝度信号は直
接に、また色差信号はシリアル・パラレル変換回路32
を介して赤色色差信号R−Yと青色色差信号B−Yに分
離したのち、切り替えスイッチ29に供給する構成をと
る。出力時分割多重回路23は、上記入力時分割多重回
路22とまったく同じ回路構成をとるものであり、輝度
信号Yの出力線路と色差信号R−Y、B−Yの出力線路
から得られる信号を、輝度対色差でみた時分割比を2対
lで多重し、画像メモリ24に帰還する。
画像メモリ24は、出力時分割多重回路23を介して帰
還される信号を、1フイ一ルド期間又はlフレーム期間
にわたって遅延するもので、輝度信号と色差信号を交互
に信号遅延する。加算手段を構成する一対の減算器27
.28は、巡回型雑音低減処理過程で総合的なゲインを
1に保つ必要があり、両者の中間に係数K(0≦K<1
)の係数器25を介在させたのも、そのためである。す
なわち、減算器27への被減算入力は、係数器Kにて係
数Kを乗算されたのち再び減算器28にて原信号から減
算されることで、実質的に(1−K)倍され、また減算
器27の減算入力である画像メモリ24の遅延出力は、
負号のまま係数Kを乗算されたのち再び減算入力とされ
ることで、実質的にに倍される。そして、これら(1−
K)倍された人力とに倍された遅延出力の和をもって、
最終的な出力が得られるわけで、係数にの値によらず総
合ゲインを1に保つことができる。なお、係数器25に
は、画像の動きを検出し、動きの激しい部分で係数を小
さな値に切り替えて残像の発生を抑制する動き検出回路
33が接続しである。
還される信号を、1フイ一ルド期間又はlフレーム期間
にわたって遅延するもので、輝度信号と色差信号を交互
に信号遅延する。加算手段を構成する一対の減算器27
.28は、巡回型雑音低減処理過程で総合的なゲインを
1に保つ必要があり、両者の中間に係数K(0≦K<1
)の係数器25を介在させたのも、そのためである。す
なわち、減算器27への被減算入力は、係数器Kにて係
数Kを乗算されたのち再び減算器28にて原信号から減
算されることで、実質的に(1−K)倍され、また減算
器27の減算入力である画像メモリ24の遅延出力は、
負号のまま係数Kを乗算されたのち再び減算入力とされ
ることで、実質的にに倍される。そして、これら(1−
K)倍された人力とに倍された遅延出力の和をもって、
最終的な出力が得られるわけで、係数にの値によらず総
合ゲインを1に保つことができる。なお、係数器25に
は、画像の動きを検出し、動きの激しい部分で係数を小
さな値に切り替えて残像の発生を抑制する動き検出回路
33が接続しである。
この実施例では、輝度信号Yと色信号R−Y。
n−Yについて、画像メモリ24と減算器27及び係数
器25は共用するが、減算器28については、輝度信号
Yと色信号R−Y、B−Yに各別に設ける必要がある。
器25は共用するが、減算器28については、輝度信号
Yと色信号R−Y、B−Yに各別に設ける必要がある。
分離系列化回路26は、2個の減算器28に対して係数
器25の出力を振り分けるためのものであり、切り替え
スイッチ29に連動して切り替わる切り替えスイッチ3
4の3個の切り替え出力端子に、それぞれドツト補間の
ための補間回路35y、35r、35bを接続し、補間
回路35yは直接減算器28に接続し、さらに補間回路
35rと35bはパラレル・シリアル変換回路36を介
してもう一つの減算器28に接続しである。
器25の出力を振り分けるためのものであり、切り替え
スイッチ29に連動して切り替わる切り替えスイッチ3
4の3個の切り替え出力端子に、それぞれドツト補間の
ための補間回路35y、35r、35bを接続し、補間
回路35yは直接減算器28に接続し、さらに補間回路
35rと35bはパラレル・シリアル変換回路36を介
してもう一つの減算器28に接続しである。
ここで、入力時分割多重回路22と出力時分割多重回路
23の各部の信号波形は、第3図に示す通りである。同
図からも判るように、時分割多重回路22.23の出力
は、切り替えスイッチ29の切り替え周期に応じて、2
つの色差信号R−YとB−Yの中間に輝度信号Yが時分
割多重された信号波形となる。従って、各信号は、それ
ぞれ占有帯域を十分上回る周波数のクロック信号にてす
することなく、共通の画像メモリ24を交互に信号遅延
に用いる巡回型雑音低減処理に供することができる。す
なわち、巡回型雑音低減装置21は、輝度信号Yと色信
号R−Y、B−Yを時分割多重し、得られた時分割多重
信号を、画像メモリ24を信号遅延手段に用いる巡回型
雑音低減処理に供し、さらに減算器27.28と係数器
25による入力と遅延出力の加算過程において、分離系
列化回路26が輝度信号Yと色信号R−Y、B−Yを各
別に系列化して取り出すことで、巡回型雑音低域の機能
を輝度信号Yと色信号R−Y、B−Yに共通の1回路に
集約することができる。この場合、巡回型雑音低減処理
に必要な画像メモリ24は、輝度信号Yと色信号R−Y
、B−Yに共通に1個あればよく、輝度信号Yと色信号
R−Y、B−Yについて、それぞれの占有帯域を考慮し
て時分割比を設定したことにより、映像信号の構成に必
要な最小限の情報を失うことなく時分割多重できる。
23の各部の信号波形は、第3図に示す通りである。同
図からも判るように、時分割多重回路22.23の出力
は、切り替えスイッチ29の切り替え周期に応じて、2
つの色差信号R−YとB−Yの中間に輝度信号Yが時分
割多重された信号波形となる。従って、各信号は、それ
ぞれ占有帯域を十分上回る周波数のクロック信号にてす
することなく、共通の画像メモリ24を交互に信号遅延
に用いる巡回型雑音低減処理に供することができる。す
なわち、巡回型雑音低減装置21は、輝度信号Yと色信
号R−Y、B−Yを時分割多重し、得られた時分割多重
信号を、画像メモリ24を信号遅延手段に用いる巡回型
雑音低減処理に供し、さらに減算器27.28と係数器
25による入力と遅延出力の加算過程において、分離系
列化回路26が輝度信号Yと色信号R−Y、B−Yを各
別に系列化して取り出すことで、巡回型雑音低域の機能
を輝度信号Yと色信号R−Y、B−Yに共通の1回路に
集約することができる。この場合、巡回型雑音低減処理
に必要な画像メモリ24は、輝度信号Yと色信号R−Y
、B−Yに共通に1個あればよく、輝度信号Yと色信号
R−Y、B−Yについて、それぞれの占有帯域を考慮し
て時分割比を設定したことにより、映像信号の構成に必
要な最小限の情報を失うことなく時分割多重できる。
砕って、巡回型雑音低減装置2Iによれば、単理を施し
ても、なんら帯域制限的な悪影響が派生することはなく
、画像メモリ24を共用したことによる部品点数の削減
を、製造コストの低減に結び付けた上で、雑音低減の実
を挙げることができる。さらに、輝度信号Yも色信号R
−Y、B−Yもベースバンドによる信号処理を受けるた
め、ビデオテープレコーダからの再生出力のように、輝
度信号Yと色信号R−Y、B−Yの時間軸が多少ずれて
いるような信号であっても、ジッタの影響を排′除する
ことが可能である。
ても、なんら帯域制限的な悪影響が派生することはなく
、画像メモリ24を共用したことによる部品点数の削減
を、製造コストの低減に結び付けた上で、雑音低減の実
を挙げることができる。さらに、輝度信号Yも色信号R
−Y、B−Yもベースバンドによる信号処理を受けるた
め、ビデオテープレコーダからの再生出力のように、輝
度信号Yと色信号R−Y、B−Yの時間軸が多少ずれて
いるような信号であっても、ジッタの影響を排′除する
ことが可能である。
なお、上記実施例では、画像メモリ24と係数器25及
び一対の減算器27.28による閉ループにより巡回型
雑音低減処理を施す構成を例にとったが、画像メモリ2
4に係数がKと1−にの2個の係数器と加算器を組み合
わせることで、実質的に同等の雑音低減処理を施すこと
のできる閉ループ構成も可能であり、雑音低減の原理が
同じ回路構成であれば、実施例と異なる回路構成のもの
を用いても、同様の効果を挙げることができる。
び一対の減算器27.28による閉ループにより巡回型
雑音低減処理を施す構成を例にとったが、画像メモリ2
4に係数がKと1−にの2個の係数器と加算器を組み合
わせることで、実質的に同等の雑音低減処理を施すこと
のできる閉ループ構成も可能であり、雑音低減の原理が
同じ回路構成であれば、実施例と異なる回路構成のもの
を用いても、同様の効果を挙げることができる。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明は、輝度信号と色信号を
時分割多重し、得られた時分割多重゛信号を、画像メモ
リを信号遅延手段に用いる巡回型雑音低減処理に供し、
さらに雑音低減処理の一過程である入力と遅延出力の加
算過程において、輝度信号と色信号を各別に系列化して
取り出すことで、巡回型雑音低減の機能を輝度信号と色
信号に共通の1回路に集約する構成としたから、巡回型
雑音低減処理に必要な画像メモリは、輝度信号と色信号
に共通に1個あればよく、輝度信号と色信号について、
それぞれの占有帯域を考慮して時分割比を設定すること
により、映像信号の構成に必要な最小限の情報を失うこ
となく時分割多重でき、従って弔−の画像メモリの交互
利用による雑音低減処理を施しても、なんら帯域制限的
な悪影響が派生することはなく、画像メモリを共用した
ことによる部品点数の削減を、製造コストの低減に結び
付けた上で、雑音低減の実を挙げることができ、さらに
輝度信号も色信号もベースバンドによる信号処理を受け
るため、ビデオテープレコーダ等からの再生出力のよう
に、輝度信号と色信号の時間軸が多少ずれているような
信号であっても、ジッタの影響を排除することが可能で
ある等の優れた効果を奏する。
時分割多重し、得られた時分割多重゛信号を、画像メモ
リを信号遅延手段に用いる巡回型雑音低減処理に供し、
さらに雑音低減処理の一過程である入力と遅延出力の加
算過程において、輝度信号と色信号を各別に系列化して
取り出すことで、巡回型雑音低減の機能を輝度信号と色
信号に共通の1回路に集約する構成としたから、巡回型
雑音低減処理に必要な画像メモリは、輝度信号と色信号
に共通に1個あればよく、輝度信号と色信号について、
それぞれの占有帯域を考慮して時分割比を設定すること
により、映像信号の構成に必要な最小限の情報を失うこ
となく時分割多重でき、従って弔−の画像メモリの交互
利用による雑音低減処理を施しても、なんら帯域制限的
な悪影響が派生することはなく、画像メモリを共用した
ことによる部品点数の削減を、製造コストの低減に結び
付けた上で、雑音低減の実を挙げることができ、さらに
輝度信号も色信号もベースバンドによる信号処理を受け
るため、ビデオテープレコーダ等からの再生出力のよう
に、輝度信号と色信号の時間軸が多少ずれているような
信号であっても、ジッタの影響を排除することが可能で
ある等の優れた効果を奏する。
第1図は、この発明の巡回型雑音低減装置を適用したテ
レビジョン受像機の一実施−例を示す回路構成図、第2
図は、第1図に示した巡回型雑音低減装置の回路構成図
、第3図は、第2図に示した回路各部の信号波形図、第
4図は、従来の巡回型雑音低減装置を適用したテレビジ
ョン受像機の一例を示す回路構成図である。 21、、、巡回型雑音低減装置、22.、、−入力時分
割多重回路、23.、、出力時分割多重回路、24.、
、画像メモリ、25.、、係数器。 26、、、分離系列化回路、27.28.、、減算器。
レビジョン受像機の一実施−例を示す回路構成図、第2
図は、第1図に示した巡回型雑音低減装置の回路構成図
、第3図は、第2図に示した回路各部の信号波形図、第
4図は、従来の巡回型雑音低減装置を適用したテレビジ
ョン受像機の一例を示す回路構成図である。 21、、、巡回型雑音低減装置、22.、、−入力時分
割多重回路、23.、、出力時分割多重回路、24.、
、画像メモリ、25.、、係数器。 26、、、分離系列化回路、27.28.、、減算器。
Claims (1)
- 入力側に帰還させた出力を1フィールド期間又は1フレ
ーム期間にわたって遅延し、入力に加算することで巡回
型雑音低減を行う巡回型雑音低減装置であって、雑音低
減せんとする輝度信号と色信号を時分割多重する入力時
分割多重回路と、雑音低減を施したあとの輝度信号と色
信号を時分割多重する出力時分割多重回路と、この出力
時分割多重回路を介して帰還される信号を、1フィール
ド期間又は1フレーム期間にわたって遅延する単一の画
像メモリと、この画像メモリにより遅延された信号と前
記入力時分割多重回路を通過した信号を加算する加算手
段と、この加算手段の加算出力が輝度信号と色信号に分
離系列化されて得られるようにする分離系列化回路とか
らなる巡回型雑音低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024487A JPS63187988A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 巡回型雑音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2024487A JPS63187988A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 巡回型雑音低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187988A true JPS63187988A (ja) | 1988-08-03 |
Family
ID=12021779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2024487A Pending JPS63187988A (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 | 巡回型雑音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63187988A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122195A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−映像信号のノイズリダクシヨン装置 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP2024487A patent/JPS63187988A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59122195A (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-14 | Victor Co Of Japan Ltd | カラ−映像信号のノイズリダクシヨン装置 |
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