JPS63187892A - 視野制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、無人監視を行うためにテレビカメラの姿勢
、レンズの焦点距離等の制御を行う視野制御装置に関す
るものである。

［従来の技術］ 第３図は例えば特開昭５９−９８０８９号公報に示され
た従来の視野制御装置を示すブロック図であり、図にお
いて（＋、）は異常検知センサ、（２）は複数の異常検
知センサ（］）によって形成されるセンサライン、（３
）は異常検知センサ（１）に接続された異常検知入力装
置、（４）は監視用のテレビカメラ、（５）は異常検知
入力装置（３）からの入力データに応じてテレビカメラ
（４）の視野制御データを決定する計算機、（６）は計
算機（４）内に内蔵され、異常検知センサ（＋）に対応
付けられたテレビカメラ（４）の左右方向の角度、上下
方向の角度、レンズの焦点距離を示すズーム値等の視野
制御データを記憶するテーブル、（７）は計算機（４）
からの視野制御データに基づいてテレビカメラ（４）の
姿勢、レンズの焦点距離等を制御するカメラ制御装置、
（８）はテレビカメラ（４）が撮像した映像を表示する
すモニタである。

次に動作について説明する。侵入者がセンサライン（２
）を通過する等の異常が発生すると、異常検知センサ（
１）は異常信号を送出し、この異常信号は異常検知入力
装置（３）を介して計算機（５）へ入力される。異常信
号を受けた計算機（５）は当該異常検知センサ（１）の
センサ番号等に基づいてテーブル（６）を参照して、異
常を検出した異常検知センサ（１）に対応するテレビカ
メラ（４）の水平方向の角度、上下方向の角度、及び初
期のズーム値等の視野制御データを読込んで、これをカ
メラ制御装置（７）へ送る。カメラ制御装置（７）はこ
の視野制御データに基づいてテレビカメラ（４）の姿勢
及びレンズの焦点距離を制御する。これによって侵入者
の動きがテレビカメラ（４）にて撮像され、モニタ（８
）に映しだされる。計算機（５）はＴ秒経過後に再度テ
ーブル（６）を参照し、Ｔ秒後のズーム値を読込んでカ
メラ制御装置（７）に送り、テレビカメラ（４）のレン
ズの焦点距離を短縮してより広い範囲を撮像してモニタ
（８）に映しだす。監視者はモニタ（８）に映しだされ
たこれらの映像を見て採るべき処置を判断し、しかるべ
く行動を開始する。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の視野制御装置は以上のように構成されているので
、計算機（５）に内蔵されているテーブル（６）にはテ
レビカメラ（４）の視野制御データしか記憶されておら
ず、異常発生時にモニタ（８）に映しだされた映像の撮
影場所を特定することが容易ではなく、さらに、発生し
た異常に対する対処も監視者の能力に負うところが大き
く、安定した上質の監視体制を採ることが困難であるな
どの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、モニタに処置を指示するメツセージ表示も行
うことで、個人差の少ない上質な監視体制を維持できる
視野制御装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る視野制御装置は、計算機が内蔵している
テーブルに、異常検知センサに対応付けられたテレビカ
メラの視野制御データとともに、発生した異常に対して
監視者のとるべき処置を示す表示用文字データも記憶さ
せ、計算機は異常発生時にこのテーブルを参照してテレ
ビカメラの視野を制御して撮像した映像とともに、それ
ぞれの異常に対して監視者が採るべき処置をモニタ上に
同時に表示するものである。

［作用コ この発明における計算機は、異常検知センサからの異常
情報に基づいて前記テーブルを参照し、前記テレビカメ
ラの姿勢及びレンズの焦点距離等を制御して撮像した映
像をモニタ上に映しだすとともに、前記テーブルから読
込んだそれぞれの異常に対して監視者が採るべき処置を
指示するメツセージを前記モニタ上に同時に表示し、予
め決定されている異常時の対処計画をあらためて監視者
に認識させる。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、（１）〜（５）及び（７）、（８）は第３
図に同一符号を付したものと同一、あるいは相当部分で
あるため説明は省略する。（９）は計算機（５）に内蔵
されたテーブルであり、第２図に示すように、異常検知
センサ（１）に対応付けられたテレビカメラ（４）の左
右方向の角度、上下方向の角度、レンズの焦点距離を示
すズーム値等の視野制御データの外に、発生した異常に
対して監視者のとるべき処置を示す表示用文字データを
記憶している点で第３図に（６）で示す従来のテーブル
とは異なっている。また、（１０）は計算機（５）が読
込んだ表示用文字データをモニタ（８）に表示させるモ
ニタ表示装置である。

次に動作について説明する。侵入者がセンサライン（２
）を通過する等の異常が発生すると、異常検知センサ（
１）は異常信号を送出し、この異常信号は異常検知入力
装置（３）を介して計算機（５）へ入力される。異常信
号を受けた計算機（５）は、異常検知入力装置（３）よ
り入力されたこのＦＡｔ信号から当該異常検知センサ（
１）のセンサ番号を認知し、それに基づいてテーブル（
９）を参照し、異常を検出した異常検知センナ（１）に
対応するテレビカメラ（４）の水平方向の角度、上下方
向の角度、及び初期のズーム値等の視野制御データ、及
び発生した異常に対して監視者のとるべき処置を示す複
数のメツセージの入った表示用文字データを読込む。こ
れら両データを読込んだ計算機（５）は直ちに、視野制
御データをカメラ制御装置（７）に送るとともに、表示
用文字データをモニタ表示装置（ｌＯ）に送る。カメラ
制御装置（７）は受取った視野制御データに従ってテレ
ビカメラ（４）の姿勢及びレンズの焦点距離を制御し、
テレビカメラ（４）は侵入者の動きを撮影してモニタ（
８）に映しだす。

また、モニタ表示装置（ｌＯ）は受取った表示用文字デ
ータの各メツセージを、当該モニタ表示装置（１０）に
予め記憶されている時間間隔毎にモニタ（８）へ送り、
前記テレビカメラ（４）からの映像に併せてこの監視者
へのメツセージもモニタ（８）上に同時に表示する。監
視者はモニタ（８）に映しだされたこれらの映像及びメ
ツセージを見てしかるべく行動を開始する。

［発明の効果コ 以上のように、この発明によれば計算機が内蔵している
テーブルに、視野制御データに併せて表示用文字データ
も記憶させ、モニタ上にテレビカメラが撮像した映像に
併せてメツセージも表示するように構成したので、異常
検知という緊急時に、監視者が注目している異常情況を
映しだしているモニタ上に、監視者が採るべき処置を示
すメツセージが時系列的に表示されることとなり、監視
者はそのメツセージによって指示される手順通りに冷静
に緊急処置を行うことができ、個人差の少ない安定した
監視体制が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による視野制御装置を示す
ブロック図、第２図はテーブルの内容を示す構成図、第
３図は従来の視野制御装置を示すブロック図である。 （１）は異常検知センサ、（４）はテレビカメラ、（５
）は計算機、（７）はカメラ制御装置、（８）はモニタ
、（９）はテーブル。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 （外Ｚる） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 異常が発生した場所の映像をモニタ上に映し出すために
   、異常を検出した異常検知センサからの異常情報を計算
   機で処理し、カメラ制御装置がこれに基づいてテレビカ
   メラの姿勢、焦点距離等の制御を行う視野制御装置にお
   いて、前記計算機に、前記異常検知センサに対応付けら
   れたテレビカメラの姿勢、レンズの焦点距離等の視野制
   御データと、発生した異常に対して監視者のとるべき処
   置を示す表示用文字データとを記憶しているテーブルを
   内蔵させ、前記計算機は前記異常検知センサが異常を検
   出すると、前記テーブルを参照して前記テレビカメラの
   姿勢、レンズの焦点距離等を制御して撮像した映像とと
   もに、それぞれの異常に対して監視者が採るべき処置を
   前記モニタ上に同時に表示すること特徴とする視野制御
   装置。