JPS63187185A - 裏板の位置測定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は航空機等の組立作業に適用される裏板の位置測
定方法に関する。

［従来の技術） 航空機等は、外板、縦通材及び金具などが層状に重なり
、この多層構造部位がリベットやファスナによって櫟械
的に結合されている。

これら構造物の組立作業においては、外板と裏板（縦通
材、金具等）との位置決めとその穴明は作業が航空機等
組立作業全体の中で大きな比重を占めている。

従来、これら組立作業は、裏板が組立誤差によりばらつ
いているため、大がかりな治具や本機をガイドとして殆
ど手作業で行っている。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述した従来の手作業では、組立作業の効率が良くない
上、組立ｍ度の高度化の要求もあり、一般に難作業とな
っていた。

したがって本発明においては、従来の組立作業がもつ以
上のような問題点を解消し、裏板の位置を自動的に検出
し、組立て作業を容易にする裏板の位置測定方法を提供
することを技術的課題とする。

Ｅ問題点を解決するための手段及び作用Ｊ上記従来の問
題点を解決する本発明の裏板の位［測定方法は、低周波
渦電流センサで表板上を走査し、裏板により誘起される
渦電流を検知し、この渦電流の情報により前記裏板の位
置を求めることを要旨とする。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る裏板の位置測定方法を
示す構成図である。同図において、航空機等の表板（外
板〉１上に低周波渦電流センサ２を両者の間隔が常に一
定となるように治具を用いて設置する。そして、この低
周波渦電流センサ２で表板１上を走査し、磁力線７と裏
板３により誘起される渦電流の情報恐を低周波渦電流計
測器４で検知する。

この場合、低周波渦電流センサ２の位置（Ｘ軸）を変位
計６で、又上記Ｖ＆Ｎ流の出力信号（Ｙ軸）を同時に第
２図に示すＸＹレコーダ５で検出し、グラフ化する（関
係曲線又は較正曲線と称す）。

そして、この曲線による裏板３の端部（Ａ、８部）の出
力電圧から端部の位置を検知し、所定の穴明は位置決め
作業を行うものである。なお、この検出精度は、検出出
力電圧の処理と本システムのロボット化アルゴリズム設
計の良否に大きく左右される。

［発明の効果］ 以上のように本発明の裏板の位置測定方法によれば、低
周波渦電流センサで表板上を走査し、裏板により誘起さ
れる渦電流を検知し、この渦電流の情報により前記裏板
の位置を求めるようにしたので、自動的に裏板の位置を
検知でき、穴明は作業を効率的に行うことができる。し
たがって、航空機等組立作業における裏板の位置決めと
穴明は等の難作業の自動化が計れ、組立作業能率の向上
に大きく貢献できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る裏板の位置測定方法を
示す構成図、第５図は第１図の方法に用いるＸＹレコー
ダを示す正面図である。 １・・・表板、２・・・低周波渦電流センサ、３・・・
裏板、４・・・低周波渦流計測器、５・・・ＸＹ・・・
レコーダ、６・・・変位計

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 低周波渦電流センサで表板上を走査し、裏板により誘起
   される渦電流を検知し、この渦電流の情報により前記裏
   板の位置を求めることを特徴とする裏板の位置測定方法
   。