JPS63185567A - 多段槽振動バレル加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、上下多段槽又は上下多段で内外多重のバレ
ル加工機にお【プる排石装置に関するものであって、バ
レル加工別の製造、販売又は使用の産業分野で利用され
る。

（従来の技術） 従来知られている多段＋ＩｎＩｎ−ル加工機の排石装置
は、第３図に示すように最下段のバレル槽３に排石口を
設り、該１ＪＦ石口に蓋１５を聞閉司能に設置した構造
であった（実１ｉｆｉ昭６１〜１１３６３１号）。

（発明により解決すべき問題点） 前記従来の排石装置によれば、排石口は内側の長尺管体
の終端と外側の長尺管体の始端との問、即ち、最下段の
バレル槽に設置されていた。従って研磨石をｉＪＩ出す
るため１１石口を開口すると、内側の長尺管体より下降
してぎた研磨石ｊＴは、υＬ石口を一気に通過するので
、その一部は排出口より排出されずに、外側の長尺管体
側へ移動し、外側の長尺管体を上昇して選別部を通過し
た後、再び内側の長尺管体を下降して前記動作を繰り返
すようになる。従って研摩石の全部を排出するには、バ
レル槽内を何回も循環しなければならず、研摩石の交換
作業には多大の時間を費す問題点があった。

（問題点を解決すべき手段） 然るにこの発明は、選別網の後端に研摩石の移動方向を
変えるフラップを取り付け、該フラップの下部に排石用
線を設置したので、選別品手前まで上昇したω１磨石は
フラップを開放することにより排石用樋内へ全て排出す
ることができることになり、前記従来の問題点を解決し
たのである。

即ちこの発明は、均一小径の長尺管体を、上下多段、又
は上下多段で内外多重に螺旋状に形成したバレル槽を振
動装置と共にスプリング上に懸架した多段槽振動バレル
加工機において、バレル槽終端部の槽底と選別網の後端
との間に排石口を設置′Ｊると共に、該排石口を開鎖し
、又は開放するフラップを設置し、前記フラップ下部に
排石用線を設けて、この発明の排石装置を完成した。

前記にＬ１３けるフラップは板状であり、その取付けは
横軸により上方又は下方へ回動可能に架設することによ
り、前記バレル槽底と選別網の後端との間に設けた排石
口を閉鎖又は開放することができる。

（発明の作用） この発明は、バレル槽底と選別網の後端との間にｒＩ１
１磨石の移動方向を変えるフラップを設け、フラップの
下部に排石用線の一側を臨ませたので、フラップを開放
することにより排石出線より全てのｒｔｌｆ磨石をスム
ーズに排出することができる。

（実施例１） 次にこの発明の実施例を第１図及び第２図に基づいて説
明する。第１図はこの発明の実施例の装置を設置したバ
レル加工機の正面図、第２図は同じく平面図である。

この発明は、同心状に配δした内筒１と外筒２の間へ均
一小径の長尺管体３ａ、３ｂを上下多段で内外多重に螺
旋状に巻き付けてバレル槽３を構成し、前記内筒１と外
ＷＩ２との間の空間に発泡プラスチック（例えば発泡ポ
リウレタン）又はスポンジゴム（例えばネオブレンスポ
ンジゴム）などの充填材４を充填して、前記バレル槽３
の全体を包みこんで固定する。

前記内筒１の内側上方へ一対の偏心重錘５．５ａを具え
た振動モーター６を垂直に取り付け、これらの装置をフ
ランジ７と共に多数のスプリング８．８によって基台９
上に懸架する。

前記バレル槽３は外側の長尺管体３ａと内側の長尺管体
３ｂとで構成され、夫々の管体３ａ１３ｂは下端で連結
されている。

また前記外側の長尺管体３ａの上端部のバレル槽底を切
り欠き、選別網１９の後端との間に研摩石の排石口１０
を設けると共に、該排石口１０をＩＪｌ鎖し、又は開放
するフラップ１１を回転＠１２（横軸）を支点として第
１図中１１ａの位置より１１ｂの位置まで回動６Ｉ能に
設置する。前記フラップ１１の下部に排石出線１３の一
側を臨まじる。

前記内側の長尺管体３ｂの上端は、前記選別網１９の下
方に設けた研摩石リターン用の樋２０に連結されている
。第１図中２２は前記樋２０に通じる工作物又は研摩石
の投入口、２１は工作物のＪＪ［出口である。

上記の構造に基づいてこの発明の詳細な説明する。先づ
工作物を研磨する時には、フラップ１１は１１ａの位置
に回動し、排石口１０を閉鎖しておく。ついで投入口２
２より投入された未研磨の工作物は、研摩石と共に内側
の長尺管体３ｂを下降した後、外側の長尺管体３ａを上
昇し、フラップ１１上を通過して選別網１９上へ導かれ
る。ｒＪｌ磨済工作物は選別網１９上で選別された後、
排出口２１より排出され、選別された研摩石は古び内側
の長尺管体３ｂへ戻され、前記と同様の動作を繰り返す
。研磨作業終了後、研摩石の交換を行なう場合には、フ
ラップ１１を第１図中１０）の位置に回動固定して、排
石口１０を開放する。このようにすると、外側の長尺管
体３ａを上昇し、管体３ａの上端部に到達したｒＩ１１
磨石は、排石用ｔｉｔ！１１３上へ落下し、バレル槽外
へ排出される。

尚、前記実施例では長尺管体の上端底部を切り欠いて排
石口を造ったが、これに限定されるのではなく、要はバ
レル槽終端部の槽底と選別網後端との間に排石口を設け
たものであれば良い。また前記実施例ではフラップを上
方へ回動して排石口を開放したが、下方へ回動して排石
口を開放するようにしても同様の効果が得られ、この発
明の技術範囲に属するものである。

また、さらに前記実施例ぐは、排石口およびフラップの
形状については詳述しなかったが、フラップの回動によ
りフラップと排石口との間には初動段階では隙間が生じ
ないのが望ましい。したがって排石口付近のみを断面方
形状とし、この断面形状に沿うようにフラップの形状を
定めるのが望ましい。

（発明の効果） 即ち、この発明によれば、バレル槽底と選別網の後端と
の間に排石口を設け、該排石口上に研磨石の移動方向を
変えるフラップを取り付【プ、該フラップの下部に排石
円価を設置したので、フラップを回動することにより研
磨石を排石円価からスムーズに排出することができる。

従って研磨石の交換作業が著しく短時間で、かつ容易と
なった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例の装置を具備したバレル加工
機の正面図、第２図は同じく平面図、第３図は従来の装
置を具備したバレル加工機の正面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　均一小径の長尺管体を、上下多段又は上下多段で内
   外多重に螺旋状に形成したバレル槽を振動装置と共にス
   プリング上に懸架した多段槽振動バレル加工機において
   、バレル槽終端部の槽底と選別網の後端との間に研磨石
   の排石口を設けると共に、該排石口上に研磨石の移動方
   向を変えるフラップを設置し、前記排石口の下部に排石
   用樋を設けたことを特徴とする多段槽振動バレル加工機
   における排石装置 ２　排石口はバレル槽底に穿設し、又はバレル槽底と選
   別網端との間隙に設けた特許請求の範囲第１項記載の多
   段槽振動バレル加工機における排石装置 ３　フラップの取付けは、横軸により上方又は下方へ回
   動可能に架設した特許請求の範囲第１項記載の多段槽振
   動バレル加工機における排石装置