JPS6318554A

JPS6318554A - ビデオテ−プレコ−ダのテ−プ速度切換装置

Info

Publication number: JPS6318554A
Application number: JP61162667A
Authority: JP
Inventors: Koichi Nishimura; 浩一西村
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1986-07-10
Filing date: 1986-07-10
Publication date: 1988-01-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、高速モード（ＳＰモード）と低速モード（Ｌ
Ｐモード）の２種類のテープ速度を有するアジマス記録
方式のヘリカルスキャン型ビデオテープレコーダに関す
る。

（従来の技術）従来、この種のビデオテープレコーダ（以下単にＶＴＲ
と称する）、例えば８ミリＶＴＲにおいては、第４図に
示すように、磁気テープには順次異なる周波数を有する
４種類のパイロット信号ｆ。

〜ｆ４、低域変換色差信号、ＦＭオーディオ信号、およ
びＦＭ輝度信号がそれぞれ記録されている。

このうち４種類のパイロット信号ｆ、−ｆ、は、第５図
および第６図に示すように、磁気テープの各トラックご
とに巡回しながらＦＭ輝度信号等に重畳して記録されて
いる。第５図は高速モード、第６図は低速モードの時の
パターンをそれぞれ示している。これらパイロット信号
ｆ１〜ｆ４の周波数は、第７図に示すように、６．５　
ｆＨ、？、５　ｆＨ。

１０．５ｆＨ、９，５１Ｈ（ｆイ　：水平同期周波数）
にそれぞれ設定されており、あるトラックのパイロット
信号と両側の隣接するトラックのパイロット信号との周
波数の差はｒ。（１６ｋＨｚ）　、　　３　ｆＨ（４８
ｋｌ（ｚ）になっている。また、第５図および第６図か
られかるように、高速モードと低速モードとではテープ
速度およびトラック幅が異なるので、正常に再生するた
めには磁気テープの記録モードと再生モードを同じにす
る必要がある。

第９図は、このようなパイロット信号を用いてトラッキ
ング制御およびモードの判別を行う従来のＶＴＲのブロ
ック図の一例を示している。この従来例では４ヘフド構
成としているが、高速モードおよび低速モードで同じヘ
ッドを使う２ヘツド構成についても同様の動作となる。

以下、第９図を参照して従来のＶＴＲの通常再生モード
のトラッキング制御を説明する。

磁気テープａには前記したような４種類のパイロ、ト信
号ｆ１〜ｆ４等が記録されている。この磁気テープａか
ら回転磁気ヘッドｂ、　　ｃ、　　ｄ、　　ｅにより再
生された再生パイロット信号は、モードによって各回転
磁気ヘッドｂ、ｃ、ｄ、６を切換える切換スイッチｆ、
ｇで適宜切換えられた後、ヘッドアンプｈでそれぞれ増
幅され、ローパスフィルタ（ＬＰＦ）ｉを経てミキサｊ
に供給される。

一方、パイロット信号発生回路ｋがら出力された周波数
ｆ、〜ｆ４のパイロット信号は、セレクト回路ｌによっ
て切換えられ、順次ミキサｊに供給される。ミキサｊの
出力は第１バンドパスフイルタ（ＢＰＦ）ｍおよび第２
バンドパスフイルタ（ＢＰＦ）Ｈにそれぞれ入力されて
、ここでｆＨ１３ｆＨの各ビート信号ＳＺ、Ｓ３が抽出
され、次段の切換回路Ｏに供給される。

第１０図にこの時の各信号波形を示す。基準パイロット
信号は同図（Ｃ）に示すようなタイミングで切換えられ
、各フィールドのＡの区間を後述するモード判別に、Ｂ
の区間をトラッキング制御に使用する〔同図（ｂ）参照
〕。前記各バンドパスフィルタｍ、ｎの出力Ｓｚ、Ｓｓ
（同図！ｄ）、　（ｅｌ参照〕は、第８図に示すように
、回転磁気ヘッドが走行するビデオトランクに記録され
ているパイロット信号ｆ１と、そのビデオトラックの両
側の隣接するビデオトラックに記録されている各パイロ
ット信号ｆ、、ｆ、との周波数差、すなわち周波数’Ｈ
＋３ｆｏの信号である。この２つのバンドパスフィルタ
ｍ、ｎの出力Ｓｔ、Ｓ＊は、位相の進み遅れの極性が各
フィールドごとに反対であるため、ヘッドスイッチング
パルス（Ｈ，ＳＷ、Ｐ）　Ｓ、　　（同図（ｂｌ参照〕
によって前記切換回路０の切換制御を行うことにより、
フィールドごとに極性が入れ換えられ、２種類の切換出
力Ｓａ、Ｓ５（同図（ｆ）、　ｆｇｌ参照〕として各検
波回路ｐ、ｑに出力され、ここで同図（ｈ）、　（１）
に示す波形の信号Ｓｂ、Ｓ７に検波された後比較回路ｔ
に供給される。

このように、２種類のバンドパスフィルタ出力Ｓｔ、Ｓ
ｓは、回転磁気ヘッドｂ、ｃ、ｄ、ｅが走行するビデオ
トラックに記録されているパイロット信号と、そのビデ
オトラックの両側の隣接するビデオトランクに記録され
ている各パイロット信号との周波数差の信号であるから
、両ビット信号の出力レベルが等しければ回転磁気ヘッ
ドｂ。

ｃ、ｄ、ｅがビデオトラックを正しくトレースしている
ことになり、等しくなければ正しくトレースしていない
ことになる。したがって、両バンドパスフィルタ出力Ｓ
ｔ、Ｓｉの極性をフィールドごとに切換えた両誤差信号
のレベルを比較回路ｔで比較し、この出力をサーボ回路
（図示省略）に供給してトラッキング制御を行うもので
ある。

なお、基準パイロット信号の切換えは、フィールド切換
のタイミングと同じでないため、第１０図に示すＢの区
間をサンプルホールド回路（Ｓ／Ｈ）ｒ、ｓでサンプリ
ングし、この出力Ｓ、、Ｓ、。

〔同図（ｋｌ、　（１’ｌ参照〕を比較回路ｔに供給し
ている。

次に、モード切換について説明する。

第１１図に記録、再生同一モードの時の各信号を示す。

トラッキング制御部の動作は上記と同様である。

モード切換部では、各検波回路ｐ、ｑの出力Ｓｈ＋Ｓ７
が比較回路Ｕに入力される。この比較回路Ｕの出力Ｓ＋
＋（同図（Ｊ）参照〕は、モード切換部の信号を取り出
すため、ゲートパルスＳ＋ｚＣ同図（ｋ）参照）によっ
てサンプルホールド回路（Ｓ／Ｈ）ｖでサンプリングさ
れる。再生モードが記録モードに合っている場合には、
サンプルホールド回路Ｖの出力ＳＩ３は同図Ｊ）に示す
ようにｒＨＪレベルで安定した波形となる。この出力Ｓ
ｌ！は波形整形回路Ｗで波形整形〔同図（ｆｆ１）参照
〕され、パルス作成回路Ｘに供給される。パルス作成回
路Ｘでは、ヘッドスイッチングパルスＳ１に基づいて同
図（ｎ）に示すパルスＳＩ３が作られ、波形整形出力Ｓ
１４〔同図に）参照〕によりミュートされる。すなわち
、モードが合っている場合には、波形整形出力Ｓ１４は
ｒＨＪレベルとなるため、パルスは総てミュートされ、
パルス作成出力は出力されない〔同図（０）参照〕。

次に、ＳＰモードで記録した磁気テープをＬＰモードで
再生した時の各出力を第１２図に示す。

図かられかるように、この場合は、パルス作成回路Ｘか
らパルスが出力されるが、パルスが４パルス連続して出
力されない区間ができる〔同図（０）参照〕。

さらに、ＬＰモードで記録した磁気テープをＳＰモード
で再生した時の各出力を第１３図に示す。

この場合、パルス作成回路Ｘの出力は、２パルス出力さ
れない区間ができる〔同図（０）参照〕。

つまり、モードが合っている場合は、パルスは出力され
ず、ＳＰモードで記録した磁気テープをＬＰモードで再
生した時は、パルスは「４パルス出力Ｊ、ｒ４パルス出
ない」、「４パルス出力」という周期で出力され、ＬＰ
モードで記録した磁気テープをＳＰモードで再生した時
は、パルスは「２パルス出力」、「２パルス出ない」、
「２パルス出力」という周期で出力される。したがって
、このパルスを検出することによりモードが判別できる
。

このようにパルスの周期を調べるのは、ノイズ、ドロッ
プアウト等で突発的に発生するパルスによる誤動作を防
ぐためである。また、周期をパルスで読むのは、パルス
化することにより１フィールド中一部分のみを監視し、
またパルス欠落の周期を見ているだけでよいので、マイ
クロコンピュータのプログラム上の負担を減らすことが
できるからである。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記したような誤動作防止対策をしても
、記録されていない磁気テープ（未記録部分）を再生し
た時にはノイズ等で周期パルスが発生され、モーＶが切
換わってしまうことがあった。したがって、総て同一モ
ードで記録されていても、再生中に一部でも未記録部分
があるとそこでモードが切換わってしまい、モードが再
度判別されて正常に再生できるまで画面が見にぐくなる
という問題があった。

（問題点を解決するための手段）本発明に係るビデオテープレコーダのテープ速度切換装
置は、高速モードと低速モードの２種類のテープ速度で
順次具なる周波数を有する４種類のパイロット信号をＦ
Ｍｇ度信号等に合成するとともに各フィールドごとに順
次切換えて磁気テープに記録し、再生時、前記パイロッ
ト信号によりテープ速度を検出するためのモード判別パ
ルスを形成し、該モード判別パルスの周期を計測するこ
とにより記録テープ速度と再生テープ速度が一致するよ
うにテープ速度を切換えるアジマス記録方式のヘリカル
スキャン型ビデオテープレコーダにおいて、ヘッドアン
プから出力されるドロップアウト検出パルスを波形整形
することによりモード判別パルスミュート信号を形成す
るミュート信号発生手段と、該ミュート信号発生手段か
らのモード判別パルスミュート信号により未記録部分再
生時にモードが切換わらないように前記モード判別パル
スをミュートするモード判別パルスミュート手段とを備
えたものである。

（作用）ヘッドアンプより出力されるドロップアウト検比信号を
波形整形し、その出力により無信号時間を測定し、その
測定時間が他モードで再生した場合であるのかを判別し
、未記録部分を再生と判別した場合にはパルス作成回路
より出力されるモード判別パルスをミュートしてモード
が切換わらないようにする。

（実施例）以下、本発明の一実施例を第１図を参照して説明する。

同図において、１〜４は回転磁気ヘッド、５゜６は切換
スイッチ、７はヘッドアンプ、８はローパスフィルタ、
９はミキサ、１０はパイロット信号発生回路、１１はセ
レクト回路、１２は第１バンドパスフイルタ、１３は第
２バンドパスフイルタ、１４は切換回路、１５．１６は
検波回路、１７゜１８はサンプルホールド回路、１９．
２０は比較回路、２１はサンプルホールド回路、２２は
波形整形回路、２３はパルス作成回路、２４はモード切
換回路であり、これらは前記した従来のビデオテープレ
コーダの構成と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。

本発明では、上記構成のビデオテープレコーダに波形整
形回路３１、無信号時間測定回路３２からなるミュート
信号発生部３０およびモード判別パルスミュート回路３
３を付加したものである。

以下、ミュート信号発生部３０について第２図および第
３図を参照して説明する。

第２図（ａｌはＳＰモード記録・ＬＰモード再生の場合
の磁気テープパターンおよびヘッドのトレース状態を示
し、同図（ｂｌ〜（ｅｌは各部の出力信号波形を示して
いる。また、図中り、Ｒはヘッドのアジマスが異なるこ
とを示している。

このような状態で再生した場合のヘッドアンプ７の出力
は第２図ｔｅｌに示す波形の信号Ｓ２゜となり、この結
果、ヘッドアンプ７よりドロップアウトパルスＳｚ＋（
第２図＋ｄ）参照〕が出力される。このドロップアウト
パルスＳＺ＋は、ドロップアウト検出器（図示省略）が
ドロップアウトと見なす境界では不安定な状態となるた
め、波形整形回路３１によって矩形波の信号Ｓ２□〔第
２図ｆｅ）参照〕に整形される。このときのドロップア
ウト区間（無信号時間）は約１．５Ｖ（Ｖ：垂直同期信
号周期＝１６．６ｍ　ｓ　）である。

一方、第３図（ａｌはＬＰモード記録・ｓｐモード再生
の場合の磁気テープパターンおよびヘッドのトレース状
態を示し、同図（ｂｌ〜（ｅ）は各部の出力信号波形を
示している。この場合には、トラック幅に比べて回転磁
気ヘッド１〜４の幅が広いため、ヘッドアンプ７の出力
は常時出力され、ドロップアウトパルスは出力されない
〔第３図（ｄ）参照〕。

したがって、波形整形回路３１からの出力もｒＬＪレベ
ルのままである〔第３図（８１参照〕。また、未記録テ
ープを再生した場合には、ヘッドアンプ７の出力はなく
なるため、ドロップアウトパルスは常時出力され、波形
整形回路３１の出力はｒＨＪレベルを持続する。

このように、記録・再生が異モードである時に、波形整
形回路３１から出力される波形整形出力の時間（＝１．
５　Ｖ）以上の無信号時間があった場合には、無信号時
間測定回路３２よりモード判別パルスミュート回路３３
にミュート信号が出力され、モード判別パルスがミュー
トされる。この結果、モード切換回路２４への信号入力
がなくなり、モード切換は行われない。なお、モードが
切換わる時の最短時間は、ＬＰ記録・ｓｐ再再生場合の
第１番目のパルスから第４番目のパルスまでの約４Ｖの
時間であり、無信号検出はこれより短い時間で行われる
ので、この時間（約４Ｖ）の幅でモードが切換わること
はない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、磁気テープの未
記録部分を再生した場合でもモードが切換わることがな
く、再生画面を良好に保ち得るビデオテープレコーダの
モード切換装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の一実施例を示し、第１図
はテープ速度切換装置を含むビデオテープレコーダの概
略ブロック図、第２図（ａ）はＳＰモード記録・ＬＰモ
ード再生の場合のテープパターンおよびヘッドのトレー
ス状態を示す図、第２図（ｂ）〜（ｅ）は各部の信号波
形図、第３図＋ａｌはＬＰモード記録・ＳＰモード再生
の場合のテープパターンおよびヘッドのトレース状態を
示す図、第３図（ｂｌ〜（ｅｌは各部の信号波形図、第
４図は磁気テープに記録された信号の周波数スペクトル
、第５図は磁気テープ上の各トラックの高速モード時の
パターンを示す図、第６図は磁気テープ上の各トラック
の低速モード時のパターンを示す図、第７図は各パイロ
ット信号の周波数スペクトル、第８図はヘッドがトラッ
クをトレースする様子を示す図、第９図は従来のビデオ
テープレコーダの概略ブロック図、第１０図１ｂｌは磁
気テープのパターンおよびヘッドのトレース状態を示す
図、第１０図１ｂ）〜ω）は第９図に示すビデオテープ
レコーダの各部の信号波形図、第１１図（ａ）は記録・
再生が同一モードの場合のテープパターンおよびヘッド
のトレース状態を示す図、第１１図（ｂ）〜（０）は各
部の信号波形図、第１２図（ａ）はＳＰモード記録・Ｌ
Ｐモード再生の場合のテープパターンおよびヘッドのト
レース状態を示す図、第１２図（ｂｌ〜（０）は各部の
信号波形図、第１０図１ｂ）はＬＰモード記録・ＳＰモ
ード再生の場合のテープパターンおよびヘッドのトレー
ス状態を示す図、第１３図山）〜（０）は各部の信号波
形図である。１〜４・・・回転磁気ヘッド５．６・・・切換スイッチ　　　７・・・ヘッドアンプ
８・・・ローパスフィルタ　９・・・ミキサ１０・・・
パイロット信号発生回路１↓・・・セレクト回路１２・・・第１バンドパスフイルタ１３・・・第２バンドパスフイルタ１４・・・切換回路　１５．１６・・・検波回路１７．
１８．２１・・・サンプルホールド回路１９．２０・・
・比較回路　２２・・・波形整形回路２３・・・パルス
作成回路　２４・・・モード切換回路３０・・・ミュー
ト信号発生部３１・・・波形整形回路３２・・・無信号時間測定回路３３・・・モード判別パルスミュート回路（ｔ”）手　続　（甫　正　占（方式）昭和６１年１０月２７日１、事件の表示昭和６１年特許願第１６２６６７号２、発明の名称ビデオテープレコーダのテープ速度切換装置３、補正を
する者事件との関係　　特許出願人住　所　　大阪市阿倍野区長池町２２番２２号名称　（
５０４）シャープ株式会社代表者　　辻　　晴雄４、代理人　〒５３０電話（０６）３６４−８２５３１
１ｔ’１住　所　　大阪市北区西天満４丁目４番１８号
昭和６１年９月３日（発送日同年９月３０日）６、補正
の対象ｆｉｌ　　明細書の「図面の簡単な説明」の欄（２）　
　図　面（第１１．１２．１３図）７、補正の内容（１）　　明細書第１５頁第１８行目の「第１１図（ｂ
）〜（０）は」を「第１１図山）〜（０）は記録・再生
が同一モードの場合の」と補正する。（２）同第１６頁第１行目の「第１２図（ｂｌ〜（０１
は」を「第１２図（ｂ）〜（ｏ）はＳＰモード記録・Ｌ
Ｐモード再生の場合の」と補正する。（３）同第１６頁第４行目の「第１３図（ｂｌ〜（０）
は」を「第１３図（ｂｌ〜（０）はＬＰモード記録・Ｓ
Ｐモード再生の場合の」と補正する。（４）図面中、第１１図（その１）（その２）、第１２
図（その１）（その２）、第１３図（その１）（その２
）を削除し、別紙添付図面の通り新たに第１１図、第１
２図、第１３図を加入する。

Claims

【特許請求の範囲】

１）高速モードと低速モードの２種類のテープ速度で順
次異なる周波数を有する４種類のパイロット信号をＦＭ
輝度信号等に合成するとともに各フィールドごとに順次
切換えて磁気テープに記録し、再生時、前記パイロット
信号によりテープ速度を検出するためのモード判別パル
スを形成し、該モード判別パルスの周期を計測すること
により記録テープ速度と再生テープ速度が一致するよう
にテープ速度を切換えるアジマス記録方式のヘリカルス
キャン型ビデオテープレコーダにおいて、ヘッドアンプ
から出力されるドロップアウト検出パルスを波形整形す
ることによりモード判別パルスミュート信号を形成する
ミュート信号発生手段と、該ミュート信号発生手段から
のモード判別パルスミュート信号により未記録部分再生
時にモードが切換わらないように前記モード判別パルス
をミュートするモード判別パルスミュート手段とを備え
たことを特徴とするビデオテープレコーダのテープ速度
切換装置。