JPS63184490A - 映像信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ノイズ低減回路を備えた映像信号再２ヘ一／
゛ 主装置に関するものである。

従来の技術 第３図は、従来の映像信号再生装置の構成を示すもので
ある。図において、１はビデオヘッド。

２はビデオヘッド１から出力されたＦＭ変調された再生
映像輝度信号を増幅する再生増幅器、３はＦＭ復調器、
４は記録時にエンファシスされた映像信号の高域成分を
復元するだめのディエンファシス回路、５はハイパスフ
ィルタ（以下ＨＰＦと略す）、６は振幅制限器、７は出
力増幅器、８は減算器、９は加算器である。

以上のように構成された従来の映像信号再生装置につい
て以下第３図及び第４図を用いてその動作を説明する。

なお第４図は第３図のａ点からｄ点での波形を示したも
のである。

前記ビデオヘッド１に誘導されたＦＭ変調された再生映
像輝度信号は再生増幅器２により増幅され、そしてＦＭ
復調器３により復調された後、さラニディエンファシス
回路４により記録時に強調された高域成分が復元され、
いわゆる再生映像輝３へ−１ 度信号となる。このディエンファシス回路４の出力信号
は第４図ａのように伝送系でのノイズ成分を含んだ再生
映像輝度信号である。次にこの再生映像輝度信号はＨＰ
Ｆ５により低域周波数成分が除去され、第４図すのよう
にノイズ成分を含んだ高域周波数成分となる。

前記ノイズ成分はこのＨＰＦ５により取り出された高域
周波数成分の微小レベルに多く分布しており、ある微小
振幅制限レベルに設定された振幅制限器６によりノイズ
成分が検出されていた。そして減算器８によりディエン
ファシス回路４の出力信号から振幅制限器６より出力さ
れるノイズ成分を差し引く。その後加算器９により再生
色度信号が加えられ、さらに出力増幅器７により増幅さ
れてノイズ成分の取り除かれた再生映像信号が出力され
ていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ディエンファシス
回路４より出力された再生映像輝度信号に含まれるノイ
ズレベルと振幅制限器６より出力される一定の微小振幅
に制限された高域周波数成分のレベルが等しい場合（第
４図ａのし）のような信号）は、ノイズ成分を十分に取
り除く事が可能であるが、振幅制限器６の振幅制限レベ
ルよりも大きなレベルのノイズ成分を含んだ映像信号１
例えば、何回も編集（ダビング）をしたような映像信号
（第４図乙の（ハ）のような信号）を再生した場合は、
再生映像輝度信号に含まれるノイズ成分のレベルに対し
差し引かれるノイズ成分のレベルが小さいためノイズ成
分を十分に取り除けない。また逆に振幅制限レベルより
も小さなレベルのノイズ成分を含んだ映像信号を再生し
た場合は再生映像輝度信号から、ノイズ成分とノイズ成
分のレベルと振幅制限レベルの間の振幅を持つ再生映像
輝度信号の微小高域周波数成分が取り除かれてしまい。

再生映像の細部の再現性が悪くなるという問題点を有し
ていた。

本発明は上記問題点に鑑み、再生映像輝度信号に含まれ
るノイズ成分のレベルが大きい場合でも十分なノイズ低
減ができ、さらに、ノイズ成分の５へ　。

レベルが小さい場合でも再生映像の細部の再現性を損う
ことなくノイズ低減を行なうことができる映像信号再生
装置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するだめに本発明の映像信号再生装置は
、映像信号より水平同期信号を分離する水平同期分離回
路と、前記映像信号の高域周波数成分を通過させるハイ
パスフィルタと、前記ノ・イパスフィルタの出力信号を
前記水平同期信号の期間のみ通過させる切換器と、前記
切換器の出力信号の信号レベルを検出する検波回路と、
前記検波回路の出力信号を積分する積分器と、前記積分
器の出力信号を一定期間ホールドするホールド回路と、
前記ホールド回路の出力信号にもとづいて。

前記ハイパスフィルタから出力される映像信号の高域周
波数成分の振幅制限を行なう可変振幅制限器と、前記映
像信号より前記可変振幅制限器の出力信号を差引く減算
器とを備えたものである。

作用 ６　へ−７゛ 上記構成により再生映像信号の高域周波数成分の水平同
期信号部分をハイパスフィルタ、水平同期分離回路およ
び切換器により取り出す。この取り出された水平同期信
号部分は映像信号を含まないため高域ノイズ成分のみで
ある。そして、検波回路、積分器および電圧ホールド回
路により切換器より取り出された高域ノイズ成分のレベ
ルを検知し、その検知されたレベルに応じて可変振幅制
限器の振幅制限レベルを再生映像信号のノイズ成分を必
要かつ十分に低減できるレベルに変化させ。

その最適レベルに振幅制限された高域周波数成分を減算
器により再生映像信号より差し引く。

実施例 以下１本発明の一実施例の映像信号再生装置について図
面を参照しながら説明する。なお従来と同様の構成につ
いては同符号を付してその詳細な説明を省略する。

図において、１は磁気ヘッド、２は再生増幅器。

３はＦＭ復調器、４はディエンファシス回路、５はハイ
パスフィルタＣ以下ＨＰＦと略す）、７は出力増幅器、
８は減算器、９は加算器である。以上は従来と同様の構
成である。

１０は水平同期分離回路で、前記ディエンファシス回路
４の出力側に接続され、再生映像輝度信号から水平同期
信号を分離するものである。前記水平同期分離回路１ｏ
の出力側には第１の単安定マルチバイブレータ（以下Ｍ
Ｍ人と略す）１１が接続されている。このＭＭＡｌ　１
は入力パルスの立上りで起動される。また前記水平同期
分離回路１ｏの出力側は切換器１２の制御側に接続され
ている。

前記ディエンファシス回路４の出力側に接続されたＨＰ
Ｆ５の出力側は、前記切換器１２と可変振幅制限器１３
の入力側に接続されている。前記切換器１２の出力側は
検波回路１４の入力側に接続されている。この検波回路
１４は前記ＨＰＦ　５から出力された再生映像輝度信号
の高域周波数成分のレベルを検出するものである。前記
検波回路１４の出力側は積分器１５の入力側に接続され
。

この積分器１５の出力側は電圧ホールド回路１６の入力
側に接続されている。

前記ＭＭＡ１１の出力側は第２の単安定マルチバイブレ
ータ（以下ＭＭＢと略す）１７の入力側と前記電圧ホー
ルド回路１６のＲ端子に接続されている。前記ＭＭＢ１
７は入力信号の立下りで起動される。またＭＭＢｌ７の
出力側は電圧ホールド回路１６のＣＬＫ端子に接続され
ている。前記電圧ホールド回路１６は、ＣＬＫ端子に制
御信号であるＭＭＢｌ７の出力信号が入力されると、入
力側から入力された信号の電圧をホールドし、そしてＲ
端子に制御信号であるＭＭＡｌ２の出力信号が入力され
ると、ホールドされていた電圧をリセットするものであ
る。この電圧ホールド回路１６の出力側は前記可変振幅
制限器１３のＣＮＴ端子に接続されている。この可変振
幅制限器１３は。

ＣＮＴ端子に入力される信号の電圧により振幅制限レベ
ルが制御されるものである。前記可変振幅制限器１３の
出力側は前記減算器８に接続されている。

以上のように構成された本実施例の映像信号再９　へ−
、パ 主装置について、以下、第１図および第２図を参照しな
がらその動作を説明する。第２図は第１図のｅ点から０
点の各点の波形を示すものである。

前記ビデオヘッド１に誘導されたＦＭ変調された再生映
像輝度信号は、再生増幅器２により増幅され、そしてＦ
Ｍ復調器３により復調される。さらにディエンファシス
回路４により記録時に強調された高域成分が復元され、
いわゆる再生映像輝度信号となる。このディエンファシ
ス回路４の出力信号は第２図ｅのように伝送系でのノイ
ズ成分を含んだ再生映像輝度信号である。

次にこの再生映像輝度信号はＨＰＦ５によって高域周波
数成分が取り出され、一方、水平同期分離回路１ｏによ
って水平同期信号が分離され出力される。この水平同期
分離回路１ｏからの出力信号（第２図ｋ）によって切換
器１２を制御し、水平同期信号部分に対応する再生映像
輝度信号の高域周波数成分を検波回路１４に印加し、そ
してそのレベルを検出し、積分器１５にて検波回路１４
の出力信号を積分する。前記積分器１５より出力１ｏへ
一７′ される水平同期信号部分の再生映像輝度信号の高域周波
数成分の電圧レベルは第２図１１ｍに示しだＭＭＡｌ　
１　、ＭＭＢｌ　７より出力されるパルスの制御にて電
圧ホールド回路１６で第２図ｊのようにホールドされ、
可変振幅制限器１３のＣＷＴ端子に出力される。この可
変振幅制限器１３の振幅制限レベルは第２図ｎに示した
ようにＣＮＴ端子に入力される制御電圧が高ければ、第
２図（イ）のように振幅制限レベルを大きくシ、逆に小
さければ第２図（ロ）のように振幅制限レベルを小さく
するというように連続的に変化し、再生映像輝度信号の
高域周波数成分に含まれるノイズレベルと同一レベルの
振幅制限レベルとなる。一方、ディエンファシス回路４
より出力された再生映像輝度信号は減算器８により可変
振幅制限器１３で振幅制限された高域周波数成分（第２
図ｎ）が差し引かれ、第２図０に示したノイズ成分が取
り除かれた再生映像輝度信号となる。そして、加算器９
により再生色度信号が加算され、さらに出力増幅器７で
増幅されて再生映像信号となる。

１１　へ−７ 以上のように、本実施例によれば再生映像輝度信号の高
域周波数成分の振ＩＭを制限する可変振幅制限器１３の
制御信号発生器として、水平同期信号部分の高域周波数
成分のレベルを検知する検波回路１４と積分器１５及び
積分器１５の出力信号のレベルをホールドする電圧ホー
ルド回路１６を設けたために再生映像輝度信号に含まれ
るノイズ成分のレベルに応じて可変振幅制限器１３の振
幅制限レベルが設定され、そしてこの可変振幅制限器１
３の出力信号がディエンファシス回路４の出力信号から
減算され、再生映像輝度信号のノイズ成分を最適に低減
できるものである。実験によると２〜３回程度ダビング
を重ねた映像信号を再生した場合、従来の方式に比べＳ
／Ｎ比で３〜ｓｄＢ程度、そのノイズ特性が改善できた
。

なお１本実施例では、磁気記録された映像輝度信号につ
いて述べたが、ノイズ成分を含んだ映像信号全般に適用
できる事は言うまでもない。

発明の効果 本発明によれば、映像信号の高域周波数成分を水平同期
信号の期間だけ通過させる切換器と、この切換器の出力
信号の信号レベルを検出する検波回路と、この検波回路
の出力信号を積分する積分器と、前記積分器の出力信号
の信号レベルをホールドするホールド回路と、このホー
ルド回路の出力信号にもとづいて入力された映像信号の
高域周波数成分の振幅制限レベルが制御される可変振幅
制限器と、映像信号から前記可変振幅制限器の出力信号
を差引く減算器とを備えた構成によって。

映像信号のノイズである水平同期信号部分の高域周波数
成分の信号レベルに応じて前記可変振幅制限器の振幅制
限レベルが制御され、映像信号からこの可変振幅制限器
で振幅制限された映像信号の高域周波数成分が除去され
るために、最適なノイズ低減を行うことが可能となり、
再生映像の画質を向上させるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例の映像信号再生装置の
ブロック図、第２図は同映像信号再生装置の要部におけ
る信号波形を示す波形図、第３図１３へ−２ は従来の映像信号再生装置のブロック図、第４図は同映
像信号再生装置の要部の信号を示す波形図である。 ５・・・・・・ハイパスフィルタ（ＨＰＦ）、ｓ・・・
・・・減算器、１０・・・・・・水平同期分離回路、１
１．１７・・・・・・単安定マルチバイブレータ（ＭＭ
）、１２・・・・・・切換器、１３・・・・・・可変振
幅制限器、１４・・・・・・検波回路、１５・・・・・
・積分器、１６・・・・・・電圧ホールド回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号より水平同期信号を分離する水平同期分離回路
   と、前記映像信号の高域周波数成分を通過させるハイパ
   スフィルタと、前記ハイパスフィルタの出力信号を前記
   水平同期信号の期間だけ通過させる切換器と、前記切換
   器の出力信号レベルを検出する検波回路と、前記検波回
   路の出力信号を積分する積分器と、前記積分器の出力信
   号を一定期間ホールドするホールド回路と、前記ホール
   ド回路の出力信号にもとづいて前記ハイパスフィルタか
   ら出力される映像信号の高域周波数成分の振幅制限を行
   う可変振幅制限器と、前記映像信号より前記可変振幅制
   限器の出力信号を差引く減算器とを備えた映像信号再生
   装置。