JPS63183600A - ヒト乳頭腫ウイルスの診断用ペプチド - Google Patents

ヒト乳頭腫ウイルスの診断用ペプチド

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JPS63183600A
JPS63183600A JP62173741A JP17374187A JPS63183600A JP S63183600 A JPS63183600 A JP S63183600A JP 62173741 A JP62173741 A JP 62173741A JP 17374187 A JP17374187 A JP 17374187A JP S63183600 A JPS63183600 A JP S63183600A
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thr
leu
glu
ser
pro
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JP62173741A
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ガリー ケー.スクールニック
ジョエル エム.パレフスキー
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Leland Stanford Junior University
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Leland Stanford Junior University
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/08Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses
    • C07K16/081Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from viruses from DNA viruses
    • C07K16/084Papovaviridae, e.g. papillomavirus, polyomavirus, SV40, BK virus, JC virus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2710/00MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA dsDNA viruses
    • C12N2710/00011Details
    • C12N2710/20011Papillomaviridae
    • C12N2710/20022New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒト乳頭腫ウィルス(HPV)感染に対する
ワクチンおよび診断に関する。特に、生殖器の部分に感
染する型のHPVの推定ペプチド領域に相当する合成ペ
プチドは2診断、および感染に対する保護に有用な抗体
を産生ずる。
(従来の技術) ヒト乳頭腫ウィルスは、悪性の状態を呈する子宮癌の進
行に関連すると思われる。この状態は。
子宮上皮(C組織)の腫瘍形成(CIN)のいくつかの
段階により進行することが、明らかとなっている。CI
NとHPV感染との関係は、長い間認識されている(M
eiseles+ A、+  ら、n並並し0ncol
 (1981)12 : 3111−3123 ; C
rum、 C0P、、ら、 1bid (1983)1
5 : 8B−94; 5yrjanen、 K、Jl
、  0bstet G necol箪(1984)刹
、 252−265)。実際、乳頭腫ウィルス抗体の群
特異的なIgGの反応性は、子宮癌患者の93%、およ
びCIN患者の60%に検出される。
しかし、対照被験体とは全く反応しない(Baird。
P、J、、  Lancet (1983) ii :
 17−18) 、そして。
これらの病巣中に、 HPVのDNAが存在することが
いくつかのグループによって確認されている。
ハイブリダイゼーション技術を用いるDNA配列の相同
性により分類される。約40種の異なる型のHPVが存
在する。ハイブリダイゼーションにより判定されるよう
に、 50%以上の相同性を有する試料は、同一型と決
定される。この種々の型は、むしろ組織特異的であると
思われる。HPV−6,HPV−11、HPV−16,
HPV−18およびHPV−31は、生殖管に関係する
らしい;他のものは、他の組織の表皮の形成異常、また
は「いぼ」に関係する。しかしながら、 HPV−6お
よびHPV−11は、コンジローム型病巣に関係し、こ
れに対して、 Hpv−16,Hpv−1gおよびHP
V−31は、子宮上皮の腫瘍形成(浸透する癌を含む)
に関係する。
CINおよび子宮癌の進行と、 HPV感染との関係は
、明確ではない。しかしながら、 HPVが子宮癌化の
イニシェークーとして作用し、かつ悪性転換が、他の因
子との相関によることは、自明のこととされている(Z
ur Hausen、 H,+  ら、 Lancet
 (1982)旦、 1370)。1966年から19
81年までの間に、男も女もともに、生殖器HPV感染
に関連する患者が。
7(10%の増加を示すように(Center for
 DiseaseControl ; Nonrepo
rted 5exually Transmitted
Diseases (1979) MMWR28= 6
1)、  そして30才以下の女性の乳首スミアの3%
以上に、 HPVが存在するように(Ferenczy
、 A、、  ら、 Am J Sur  Patho
l(1981) 5 : 661−670) 、 HP
V感染の発生は8増加していることが明らかである。
乳頭腫ウィルスの一般的性質、特にHPV46の性質が
、最近よく研究されている。HPV−16は、パポバウ
イルス群の構成要素であり、 79(14bpの2本鎖
DNAゲノムを含む(Siedorf、 L+ら、 u
皿に鉦(1985) 145 : 181−185)。
このカプシドは、 50nmであり、72カブツマ−を
含む(Klug、 A、、 J Mol Biol(1
965)  旦: 4(13−423)。50%以上の
相同性を示すことで単離されるものの、制限酵素でのエ
ンドヌクレアーゼパターンの異なる。 HPV−16の
多くのサブタイプが存在する(Coggin、 Can
cer Re5earch(1979)  競: 54
5−546)。
いくつかのHPV型を含むウシ乳頭腫ウィルス(BPV
)およびワタオウサギ乳頭腫ウィルス(CHPV)など
のいくつかの乳頭腫ウィルスのDNAが配列決定されて
いる。これらのすべては、オープンリーディングフレー
ムに関して、同様のヌクレオチド配列のパターンを示す
。このオープンリーディングフレームは、初期領域(E
)および後期領域(L)に機能的に分割され得る;この
E領域は、複製および悪性転換に必要なタンパクをコー
ドし、そしてL %i域は、ウィルスのカプシドタンパ
クをコードしていることが自明である(Danos、 
0.+ら、ノーInvest Derm (1984)
  83 : 7s−11s)。
子宮サンプル中のHPVの検出は、複製周期を通じて試
験されるべき組織から得られたウィルスに耐え得る組織
培養系がないため、困難であった(Tichman+ら
、 J Invest Derm (1984)  8
3 : 25−65)。
しかしながら、最近、インビトロ悪性転換アッセイが報
告されている(Yasumoto、 S、  J Vi
rol (1986)57 : 572−577、 T
surokawa、 U、  ら、 Proc Nat
’l Acad鎖i (USA) (1986)  蔓
: 22(10−22(13)。より研究の進んでいる
BPV系やCRPX系に類似するために。
例えばE6. E5. ETおよびE2 (第1図参照
)などのいくつかの初期オープンリーディングフレーム
によりコードされるタンパクは、 11PVの生殖器感
染に重要であると考えられている。しかしながら。
これらの領域に関連したペプチドを9診断の補助として
、またはワクチン合成の目的に利用することを示唆した
系はない。
(発明の要旨) HPV感染に関連した抗原領域を有する本発明のペプチ
ドの調製プロセスは、以下の方法を包含する:検体HP
VウィルスDNAのオープンリーディングフレームによ
りコードされた推定アミノ酸配列を、逆転位領域および
予想される親水性領域の両方を含む決定領域の分析にか
けること、および少なくとも1つの逆転位および予想さ
れる親水性を含む領域に対応する。少なくとも8個のア
ミノ酸残基のペプチドを合成すること。この方法により
調製される抗原性ペプチド、およびこの抗原性ペプチド
に免疫特異的であり、必要に応じて標識に結合した抗体
も2本発明に包含される。
本発明は2選択されたオープンリーディングフレームに
よりコードされるタンパクやペプチドから予想される二
次構造および親水性に基づき1選択されたペプチドを提
供する。この二次の構造および親水性は、これらのタン
パクのアミノ酸配列から+ Hopp、 T、+  ら
、 Proc Natl Acad Sci (USA
)(1981)  78 : 3824 : Levi
t、 M、、  J Mol Biol (1976)
 1(14 : 59 ; and Chou、 P、
、ら、 Biochem (1974)13 : 21
1に開示の方法に従い、推定される。これらの推定の結
果から、以下にさらに記述のように。
全タンパクと反応性の抗体を引きだすペプチドの構築が
可能となる。このような抗原ペプチドの2つの一般型が
調製された。ペプチド領域は、他の11PV型との相同
性を欠くことにより、 HPV−16に特異的であるか
、または他のHPVO型に特異な決定因子に特異的であ
るように同定される。このペプチド領域は、HPV46
または他のウィルス型に対する診断、保護および治療の
目的で、抗体を生じるのに有用なペプチドとなる。種々
のタイプの重要なHPVウィルス間で相同性のあるペプ
チド領域は。
広範囲の診断薬およびワクチンに有用であり、そして広
範囲の診断に利用できる抗体を生じる。
従って、ある局面では1本発明は、 HPV−16の顕
著な領域から推定される以下の配列のペプチドが示され
る: (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
(最初のCysをSerで置換した以外、 E6の残基
147−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する。 Phe−Gl
n−Asp−Pro−GIn−Glu−Arg−Pro
−Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−
Cys  ;(3)E 6の残基24−37に対応する
。 Thr−Glu−Leu−Gln−Thr−Thr
−Ile−His−Asp−Ile−Ile−Leu−
Glu−Cys  ;(4)E6の残基45−58に対
応する。 Leu−Arg−Arg−Glu−Val−
Tyr−Asp−Phe−Δla−Phe−Arg−A
sp−Leu−Cys  ;(5)E6の残基127−
136に対応する。 Asp−Lys−Lys−Gln
−Arg−Phe−His−Asn−Ile−Arg 
;(6)ETの残基40−50に対応する。 Gly−
Pro−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−P
ro−Asp−Arg−Ala :(7)ETの残基4
−12に対応する。 Asp−Thr−Pro−Thr
−Leu−His−Glu−Tyr−Met ;(8)
E 7の残基29−40に対応する、Asn−Asp−
Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp−G
lu−Ile−Asp−Gly ;(9)E 2の残基
75−85に対応する。 Leu−Gln−Leu−T
hr−Leu−Glu−Thr−Ile−Tyr−As
n−Ser  ;(10)E2の残基210−219に
対応する。 Ile−Ile−Arg−Gln−His
−Leu−Ala−Asn−112s−Pro  ;0
1)E2の残基218−230に対応する。 His−
Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−L
ys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly  ;
(12)E2の残基339−350に対応する。 Se
r−Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln
−Phe−Leu−Ser−Gln−Val  ;σ3
)E4の残基48−58に対応する。 Asp−Gln
−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pro−
Glu−Thr−Pro  ;(14)E4のアミノ酸
20−34に対応する。 Gly−Ser−Thr−T
rp−Pro−Thr −Thr −Pro−Pro”
 Arg−Pro−I Ie−Pro−Lys −Pr
o  ; (15)Elのアミノ酸476−487に対応する。 
Arg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−A
sp−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn  ;
および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する。 
Ala−Pro−T 1e−Leu−Thr−A la
−Phe−Asn−Ser−Ser−His−Lys−
Gly−Cys  ; ここで、前述のすべてはタイプ1Gに由来する;そして 面タイプ6BのE6のリーディングフレームのアミノ酸
6−17に対応する。 Glu−Ser−Ala−As
n−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−Thr
−Thr−Ile−Cys  。
本発明には、これらアミノ酸配列を有するペプチドに免
疫特異的であり、必要に応じて標識と結合した抗体も包
含される。
HPV感染に対し患者を保護する本発明方法は。
上記ペプチドの有効量を患者に投与することを包含する
試料中のHPVの存在を評価する本発明方法は上記抗体
で試料を処理することを包含する。頚部バイオプシーま
たはスメヤーでHPV感染の段階を評価する本発明方法
は、上記抗体で該バイオプシーまたはスメヤー処理する
ことを包含する。HPV感染に対する受動免疫治療の本
発明方法は、上記抗体の有効量を、このような治療を必
要とする患者に投与することを包含する。
上記アミノ酸配列でペプチド1.ペプチド2などと命名
される先の各ペプチド、すなわちペプチド1〜17は、
もしそれが、すでにこの残基を有しないならば、中性の
キャリアーと結合させやすくするために、C末端にシス
ティンを付加して調製されてよもい。そして、他の局面
では8本発明は。
この付加したシスティンを含むペプチドに関する。
さらに1本発明は1種々の局面での本発明で有用なペプ
チドの合成法に関する。この方法には。
生殖器感染に関連したHPVウィルス型に対応するDN
Aのオープンリーディングフレームによりコードされる
ペプチドの二次構造および親水性の分析方法を調製する
こと、および全タンパクと反応性の抗体を産生じ得る表
面領域に対応する二次構造の領域を選択すること、を包
含する。この選択されたペプチド領域は1次いで、固相
合成かあるいは他の適切な方法のいずれかを用いて合成
にて調製される。本発明は、また、この方法を用いて調
製されるペプチドに関する。このように調製されたペプ
チドは、特定のウィルスタイプに特異的なものとして設
計され得るか2または所望の使用に依存して、生殖器感
染に関連するHPvの範囲と交差反応する抗体を産生し
得る。上の1〜17番の特異的なペプチドのように、こ
れらも、結合を容易にするために、C末端にシスティン
を付加して調製されてもよい。
さらなる局面では2本発明は、これらのベプチドの免疫
性を保ち得るキャリアーと結合された上記ペプチドに関
し、これらのペプチドに対し生じる抗血清およびこの血
清中に含まれる抗体に関し。
これらの抗血清を利用する組織にてHPVの存在を診断
する方法に関し、このペプチド自体を用いて。
抗−HPV抗体を検出する方法に関し、そしてこのよう
な分析に有用なキットに関する。
(以下余白) (発明の詳細な 説明のペプチドは、 HPVによる感染に対する保護が
望まれる患者に、抗体(すなわちワクチンとして)を生
じさせるためか、または、すでに存在するHPV感染に
対する免疫応答を高めるために。
使用される。それらは、また2診断に有用な抗血清を得
るために、産生種に注射される。産生体中で得られるポ
リクローナル抗血清の代わりに、モノクローナル抗体が
、 KohlerおよびMilsteinの方法を用い
るか、または、より最近の改良法により(それにより、
抗体産生クローンを得るべく注射された動物から、肺臓
または他の抗体産生細胞を永久に活性化することにより
)、生産され得る。
いずれにしても、得られたポリクローナル抗体またはモ
ノクローナル抗体は、頚部の生検または乳首スミアにて
、 HPV感染の診断に有用であり。
かつヒトまたは他の対象中にて疾患の程度を評価する際
に有用である。特に3本発明の抗体を用いた診断は、サ
ンプルと関連したCINの特定の段階の同定だけでなく
、悪性転換の危険性の高い患者の確認も可能である。こ
の抗体は、感染または癌腫の制御を示す抗ウィルス剤ま
たは他の薬剤を用いて治療の進行を追跡するためだけで
なく、このウィルスを検出するため、または感染した組
織の転移におけるこのウィルスを検出するために、血清
の分析の際にも使用され得る。この抗体は、もし種の多
様性に対し補正されるなら、受動治療としても使用され
得る。
逆の診断では2本発明のペプチドは、 HPVに感染し
ている疑いのある患者の血清中のHPVに対して生じる
抗体の存在を検出するため、または、抗HPvワクチン
で処理した患者の血清を滴定するために、同様の免疫検
定に使用され得る。この目的のための合成ペプチドの使
用は、これらの試験で用いるための、比較的低価格かつ
再生産可能な試薬を供給するという有利な点を有する。
このタンパクを宿主に直接投与することにより。
■pvに対する保護免疫、またはもし患者がすでに感染
しているなら、その患者自身の病気の進行により効果的
な抵抗を与えるための患者自身の免疫応答の増大を賦与
し得る。全ての適用に対して。
このペプチドは、免疫学的な形で投与される。このペプ
チドは、比較的短いので、これは、免疫原性を与えるキ
ャリアー材料と結合させる必要がある。このキャリアー
材料は、理想としては、抗原性的に中性、すなわち、そ
れ自体に対する抗体を生じる効果のないもの、とされる
べきである。もちろん、抗原的中性とは、実際に満足で
きる多くのキャリアー材料がいくつかの抗原領域(この
領域は宿主中で抗体を生じ得る)を含むので、理想状態
である。しかしながら、もしこの抗原性領域が、実際に
、興味のあるペプチドの領域と異なるか(これは、容易
に達成できる)、またはキャリア一部分に対して生じる
抗体が患者に対して無害なら、これは、まだ受は入れら
れる。
本発明のペプチドは2重要なHPV型のオープンリーデ
ィングフレームによりコードされる適当なタンパク領域
を選択することにより、インビトロ合成のために設計さ
れる。領域は、その免疫原性能力に対し、そして、必要
な用途に依存して、型特異的または広範囲のワクチンお
よび診断薬として供する能力に対して2選択される。
いったん設計されると1本発明のペプチドは。
ある好都合な方法で9通常、固相法を用いる化学ペプチ
ド合成により、調製される。キャリアータンパクとの結
合のために9例えば、結合に便利なようにスルフヒドリ
ル基を供給するために、C末端にて付加的なシスティン
残基を有するペプチドを合成することは、好都合である
。しかしながら。
用いられる結合の性質に依存して、結合を形成する他の
方法も可能である。結合したペプチドは。
次いで、被験動物に投与される。
もし、このペプチドがワクチンとして投与され得るなら
、保護されるべき患者へのこのような投与の従来の方法
に従って、それらのペプチドが処方される。もし、それ
らが1診断試薬として、直接使用され得るなら、このよ
うな用法のために精製され包装される。もし、それらが
診断のために抗体を生成するべく用いられるなら、好都
合な試験動物が、適当な抗血清を調製するために使用さ
れ、そしてこれらの抗血清は、直接使用される。
適当な宿主には、マウス、ラット、ウサギ、モルモット
、または、より大きい哺乳動物(例えばヒツジ)さえ包
含される。このような動物に投与するために、キャリア
ーに結合したこのペプチドは。
一般に、アジュバント(通常フロイントの完全アジュバ
ント)の存在下で投与され、そしてこのポリクローナル
血清は、標準方法により、定期的に採取される。
この抗体が治療のために用いられるなら、処理されるべ
き対象と和合可能な抗体に1種特性を与えることが望ま
しい。したがって、これらの抗体をモノクローナル抗体
の形で調製することが、しばしば望まれる。適当なパー
トナ−との融合は。
分泌されたモノクローナルに、所望の特性を与え得るか
らである。
これらの事柄を、以下に、より詳細に述べる。
づ11」区明l沢 少な(とも5つのHPV型が生殖器感染と関連すること
が知られている。そして、将来さらに別の型が単離され
るかもしれない。存在する全ての型が実際に検出される
ことは確かでないからである。
また、突然変異の結果、以前存在しなかった型の出現が
予想される。現在公知の5つの型のうち。
HPV−6およびHPV−11は、良性の状態と関連し
ている。これに対して、HPV−16,HPV−18お
よびHPV−31は、悪性転換と関連していると思われ
る。
これら5つの型の全て、およびまだ発見されるであろう
型は、これらDNAの類似した構成を示す。
その結果、全ては1例えば、推定される初期(E)タン
パクおよび後期(L)タンパクと関連したオープンリー
ディングフレームを含む。このペプチドの意図される用
途に依存して、初期または後期の推定タンパクの適当な
領域が選択される。
この初期タンパクは、ウィルスの複製および転換に関連
し得ると考えられるので、■Pv感染の進行の診断に必
要な抗体を発生させるために、産生動物に投与される免
疫原の部分として、特に有用である。それらはまた、ワ
クチン成分として有用である。この後期タンパクに関連
した試薬は、力プシドタンパクに関連し得ることが明ら
かなので。
ワクチンとしても有用である。それらは、また。
血流中の遊離ウィルスの存在の診断に役立ち、かつそれ
自体が全ウィルスに対して生じた抗体を検出する際に有
用である抗体を生じ得る。従って。
この分析の第一段階は、実用のための対象を形成するウ
ィルス感染の段階を確認することである。
第二の決定点は、このペプチドが、特定の型に特異的な
適用について設計されるか、生殖器感染を引き起こすH
PVの広範囲に対して設計されるか。
いずれかということに関する。もし特定の型と関連した
抗原または抗体の検出が望まれるなら、試薬または抗血
清の基礎として、型特異的なペプチドを有することが望
まれる。他方、もしHPV生殖器感染に対する防御ワク
チンが一般に望まれるなら、または、もしあるHPV生
殖器感染の有無を決定すれば満足ならば、その時には、
広範囲のこれらウィルスと関連するペプチドが望ましい
種特異的ワクチンを設計するために、オープンリーディ
ングフレームによりコードされる推定りンパク領域が選
択される。この領域は1株から株への相同性はないが9
重要な特定の型の特徴を有する。もし広範囲のペプチド
が必要なら、相同性のある試薬が選択される。第2図〜
第6図は、数種のHPV型の種々のオープンリーディン
グフレームに対するアミノ酸配列の比較を示す。これら
の配列は、これらタンパクに対して相同性のある種々の
領域を示す。例えば、初期タンパクをコードする領域E
2において、109〜119間の領域は、この配列の1
39〜148間の領域に比べて、ずっと大きな相同性を
有する。331〜350残基の間の領域では、かなり相
同性がある。これに対して241〜260間の位置には
相同性はない。
選択の第三の段階は、二次構造および親水性に関する。
全タンパクに対し交差反応性の宿主中にて、おそらく抗
体を生じると考えられる領域は。
本来の状態におけるそれ自体の二次構造をまねるような
タンパクの特定の副次部分の能力に基づいて、選択され
る。一般に、付加的な情報がない場合、この領域は、N
末端領域およびC末端領域のようなコンホーメーション
に柔軟性のある領域の使用に限定される。もとのタンパ
クのこれらの領域は1合成ペプチドと同じコンホーメー
ションのスペクトルを示すと仮定されるからである。し
かしながら、この方法の困難な点は、可能性が多様なた
めに、所望のコンホーメーションに対する抗体産生が、
生じる抗体の小部分を示すかもしれず。
またプロセスが相対的に不充分なことにある。
より優れた方法は、完全なタンパク中にて9合成ペプチ
ドにより示されるタンパク領域と同じコンホーメーショ
ンを有すると思われるタンパク領域を確かめることに基
づく。これらは、逆位ターンまたはベータターンを有す
る領域と考えられている。これらターンの形成は、一般
に、タンパク表面と関連しており、また、互いに近接し
て接するアミノ酸配列にも依存しているからである。所
望のベータターンの位置を確認する方法は、当該技術分
野で公知であり、上に引用したChouおよびFass
manの文献に記述されている。第7図は、 HPV−
16のE7オープンリーデイングフレームにコードされ
ているタンパクのアルファーへりックス領域。
ベータシート領域および逆位ターン領域を示すこれら方
法に従って得られた例示プロットを示す。
この結果は、これらベータターンの形成に重要な疎水性
領域および親水性領域に関するデータを提供する。それ
ゆえ、第7図を例証として用いると。
所望の免疫原性を示すと考えられる領域が、ペプチド1
〜5として例示される。これらのペプチド領域を選択す
る際に、ベータターンの存在および関連した親水性領域
の存在を示すプロットから。
情報が得られる。もちろん、この分析は、所望のHPV
型のどのようなオープンリーディングフレーム中でコー
ドされるペプチドに関しても9行われる。
適当な領域がこの分析により選択されると、この領域を
含む8〜15アミノ酸残基のペプチドが。
以下に記述のように合成される。充分な配列を供給する
には、少なくとも8個のアミノ酸が必要であると考えら
れている。15アミノ酸より長いペプチドなら合成され
得るが、経済的に無駄である。
づ1フ」シ叙戊 ここで用いられているように、“′ペプチド”。
′“ポリペプチド゛および°“タンパクパは、互換的に
用いられ、中性形(電荷をもたない形)または塩として
、そして糖化、側鎖の酸化またはリン酸化のような修飾
を受けていないか、またはこれらの修飾を受けている1
種々の長さのアミノ酸配列を意味している。アミノ酸配
列が、酸性基および塩基性基を含んでいること、そして
ペプチドによって示される特定のイオン化状態は、タン
パクが溶液中にある場合には2周囲の溶媒のpHに依存
し。
またタンパクが固体の状態であるならば、それが得られ
た培地のp)Iに依存することが当該分野でよく理解さ
れている。スルフヒドリル基の酸化のおうな、鎖の化学
的転換に関係する修飾と同様に。
配糖体ユニット、脂質、あるいはリン酸のような無機イ
オンといった。アミノ酸側鎖に結合している付加的な置
換基によって修飾されたタンパクもまた。この定義に含
まれる。このように、 “′ペプチド“′あるいは、そ
の同義語は、参照された適当なアミノ酸配列であって、
上述の修飾のうち、その免疫特異的抗原特性をこわさな
い修飾を受けたアミノ酸配列を含むことを意図している
本発明のすべてのペプチドは、当該分野で現在。
標準となっている方法による化学合成が可能であるほど
十分に短いものである。このような方法の評論は1例え
ば、 Margolin、 A、ら、 Ann Rev
 Biochem(1970)39 : 841により
与えられている。これらの方法では、たいていC末端の
アミノ酸は固体の担体に結合しており、自己縮合しない
ようにアミノ基の部分を保護された配列の次のアミノ酸
と反応する。最初の結合の後、 Nu2保護基を取り除
き。
そして次のアミノ酸との結合過程を順次繰り返す。
このようにして、相当長い鎖長のポリペプチドが合成さ
れてきた。唯一の必要条件は、生産すべき所望のアミノ
酸配列が既知であることである。
組換えDNAの方法論は、所望のペプチドを合成する別
の方法を提供する。所望のペプチドまたはタンパクのD
NAコード配列を、受容細胞を形質転換するのに適した
発現ベクターに連結する。これによって、遺伝子の発現
およびタンパクの生産がなされる。DNAコード配列は
、当該分野で既知の方法を用いて合成的に調製するには
十分短いものである;例えば、 Edge、M、P、ら
、 Nature (1981)刹2 ニア56を参照
されたい。
コード配列は2組換え宿主に適合し得る制御配列の制御
下で、所望のコード配列を挿入するために都合のよい制
限部位を含むプラスミド中に配置させる。例えば、細菌
宿主に関しては、このようなプラスミドの典型的なもの
として、ミネソタ大学のMessing+ J、から入
手し得るpUC8およびplJC13(例えば、 Me
ssing ら、 Nucleic Ac1ds Re
s (1981)9:309を参照されたい)、あるい
はニューイングランドバイオラボズから入手し得るpB
R322がある。
好適なプロモーターとしては2例えば、β−ラクタマー
ゼ(ベニシリナーゼ)およびラクトース(lac)プロ
モーター系(Changら、 Nature(1977
) 198 :;(156) 、 そしてトリプトファ
ン(trp)プロモーター系(Goeddel D、ら
、 Nucleic Ac1ds Res (1980
)8 : 4(157)が含まれる。得られた細菌発現
ベクタ−は、 Cohen、 S、N、  ら、 Pr
oc Natl Acad 5ci(USA(1972
)69 : 2110によって述べられている塩化カル
シウム法を用いて、適当な細菌宿主中に形質転換され、
そしてその形質転換体を選別し、培養する。
また、これらのペプチドは、適当な制御配列、ベクター
および形質転換技術を用いて、非細菌組換え宿主中で生
産し得る。
猪金主■金底 本発明のペプチド配列は、小さすぎて免疫原性ではない
と考えられるので、この性質を配列上に与えるために、
この配列を担体物質に連結する。
担体物質は、抗血清を生成する被験体中では、抗原的に
中性であるべきである。
“実質的に抗原的中性の担体゛°が意味するのは。
本発明のペプチドが連結して免疫原性を与え得る。
物質であって、それ自体は宿主に対して有害となる抗体
を誘導しないか、あるいは本発明のペプチドの抗原機能
を阻害する抗原部位を含まない物質である。例えば、ラ
ビットまたはマウスといった。
肉食でない被験体では、ウシ血清アルブミン(BS^)
が用いられる。しかしながら、ヒトに用いるためには、
担体は、抗体をヒトが通常、出会い発病しない物質にし
ないタンパクに限定される。例えば。
ヒト血清アルブミン(ISA)あるいは破傷風トキソイ
ドタンパクが用いられる。
結合体は種々の方法で形成し得る。例えば、一方の末端
官能基でジスルフィド結合を形成させ。
他方でペプチド結合を形成させる。非常に多くの異種二
機能性試薬(heterobifunctional 
agent)があり、これらが広(用いられてきた。こ
れらのうちで最も一般的なものは、N−スクシンイミジ
ル−3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SP
DP)である。この試薬は、それ自体と一方のタンパク
のシスティン残基との間にジスルフィド結合を形成し、
かつリジンのアミノ基または他方のタンパクの遊離アミ
ノ基によってアミド結合を形成する。このような種々の
ジスルフィド/アミド形成試薬が知られている。例えば
Immun Rev 、(1982)62:185を参
照されたい。他の三機能性結合試薬は。
ジスルフィド結合よりむしろチオエーテルを形成する。
これらのチオエーテル形成試薬の多くは。
市販されており、6−マレイミドカプロン酸、2〜フロ
モ酢酸、2−ヨード酢酸、1−(N−マレイミド−メチ
ル)シクロヘキサン−1−カルボン酸などの反応性エス
テルを包含する。カルボキシル基は、それらをスクシン
イミドまたは1−ヒドロキシ−2−ニトロ−4−スルホ
ン酸ナトリウム塩と結合させることにより活性化し得る
。本発明の方法に用いる結合試薬としては、ピアース 
カンパニー、ロックフォード、ILより入手したスクシ
ンイミジル4−(N−マレイミド−メチル)シクロヘキ
サン−1−カルボキシレート(SMCC)が特に好まし
い。
上述のリストは、すべての試薬を網羅しているわけでは
なく、また名前が掲げられている化合物の誘導体も明ら
かに用いることができる。しがしながら、ペプチドにジ
スルフィド結合またはチオエーテル結合を行わなければ
ならないが、ペプチドが都合のよいシスティンを含んで
いない場合。
ペプチドの調製の際に、どちらかの末端に別のシスティ
ン残基を付加し得る。短いペプチドのみが担体へ結合さ
せる必要があるので、これらの残基は化学合成の間に都
合よく含められ得る。
ワクチンの調製 活性成分としてペプチド配列を含むワクチンの調製は、
当該分野でよく理解されている。典型的には、このよう
なワクチンは、溶液または懸濁液のような注射し得る形
で調製される;また、注射前に、液体に溶解するか、あ
るいは懸濁させるのに適した固体の形として調製される
。また、乳化によっても調製し得る。活性な免疫原性を
示す成分は、しばしば薬剤として受容され、活性成分と
適合し得る賦形剤と混合される。適当な賦形剤としては
1例えば水9食塩水、デキストロース、グリセリン、エ
タノールなど、およびこれらの組み合わせがある。さら
に、必要に応じて、ワクチンは、湿北側、乳化剤、 p
H緩衝剤、またはワクチンの効果を高めるアジュバント
のような少量の補助物質を含有し得る。通常、ワクチン
は1例えば。
皮下注射または筋肉内注射により非経口投与される。他
の投与方法に適した製剤としては、座薬。
および場合によっては、経口製剤が含まれる。
ワクチンは、投薬処方に適した方法で、かつ治療上、効
果があり、免疫原性となるような量を投与される。投与
量は、治療を受ける被験体、抗体を合成する被験体の免
疫系の能力、そして所望の予防程度に依存する。投与す
る必要のある活性成分の正確な量は、医師の判断に依存
し、また各個人に特有なものである。しかしながら、皮
下注射または筋肉注射に適する用量の範囲は、活性成分
が1人あたり50〜5(10μgとなる程度のものであ
る。最初の投与およびブースター注射の好適な手順は、
変更し得るが、最初の投与の後、1〜2週間の間隔で、
後の注射または他の投与を行うのが典型的である。
筑皿清■脳盟 診断用の抗血清の調製としては、高度免疫血清を、最初
の注射および追加投与を包含する標準免疫化技術を用い
て3例えばウサギにおいて調製し得る。血清は、定期的
に、固相検定法によって免投原性のペプチドに対する抗
体価が調べられる。
モノクローナルパネル(monoclonal pan
el)の調製には、免疫化した動物を殺し、抗体を生産
し得る一細胞を得るために、肺臓細胞を採取して永久分
裂能を与える。成功裏に永久分裂能を与えられた細胞の
上澄を、注射したペプチドと反応する抗体の生産につい
て選択にかける。治療に利用されるのがモノクローナル
抗体である場合、抗血清の調製および永久分裂能の付与
は2選択された抗体に好適な種としての特性を与え得る
技術を含み得る。
ヒトに特徴的な抗体を得る技術は、ヒト ハイブリドー
マおよびモノクローナルパネル(1985) Engl
eman。
E、ら編、プレナム プレス、’  P、71において
Teng+N、N、l+、らによって要約され、開示さ
れている。
政所 調製された抗血清は2種々の診断の検定に使用し得る。
これらの全ては、もちろん、免疫検定であり、このよう
な検定のデザインは非常に変化に冨んでいる。おそらく
、最も便利なのは、少なくとも1つの層が本発明の抗体
で構成され;そしてもう1つ別の層が試料で構成されて
いる“′サンドイッチ°゛を用いる。固相法免疫検定で
ある。1つの可能な実施態様において2本発明の方法に
従って調製された抗血清は1例えば、検査される試料の
HPV成分と特異的に反応する表面を与えるミクロタイ
タープレートのような固体支持体を覆わなければならな
い。次いで、このプレートを試料で処理し、そして所望
のHPV抗原とも反応する別の抗体で処理する。第3層
は、それ自体が放射活性を有するか、蛍光体を有するか
、または酵素標識を含み得るか、あるいはこのような標
識を含んでいるさらに別の層と反応し得る。このような
検定に対する様々なプロトコルは、当該分野においてよ
く理解されており、どのような適切なプロトコルも受容
し得る。
本発明の抗体が1診断に有用であるという指摘に関して
、最も一般的に見られる用法は、明らかに、パパニコラ
ウスミア、頚部の生体組織検査。
あるいは他の組織の生体組織検査におけるHPV −1
6または他の関連した11PVの存在の有無の診断であ
る。頚部の生体組織検査またはパパニコラウスミアニお
ける。特ニHPV−16,そし7 HPV−18または
HPV−31の存在は、子宮頚癌をもたらす悪性転移の
大きな危険性を示している。
有害な状態を生じるHPV感染の進行は、最終的に悪性
転移した癌に移行する前に2通常、  CINI。
Cl1l12およびCIN 3と呼ばれる3つのCIN
段階を経ると考えられている。その様々な段階は、感染
した組織の分化のレベルで変化を生じさせる。 HPV
ウィルスの異なる遺伝子の発現と関連し得る。従って、
  ClN3とCIN 2を客観的に区別することは。
これらの抗血清を用いてなし得る。何故なら、 ClN
3と関連した分化状態は9本発明のペプチド1〜4に対
して生じた抗血清に対する陽性反応を示さないが、  
ClN2と関連した分化状態は陽性反応を示すからであ
る。そこで、病変の進行段階に関する形態学的な特徴が
明らかでない場合には、これらの2つの段階は、この抗
血清との反応性によって識別し得る。
さらに、この抗血清は、血液または血清中のHPVウィ
ルスを検出するのに有用であり、これらの液体中、また
は原発部位からの転移の存在を示す外来の組織中におけ
る抗原の検出に対する基礎を与える。
HPV感染に関連した癌の治療結果は、血清または他の
組織中の、これらの抗血清と反応する種のレベルの評価
によるものである。例えば、インターフェロンの投与に
よって、この疾患を治療する場合、この薬剤の効果は、
この検定における抗体を用いて血清中のI(PV抗原の
レベルを追跡することによってモニターし得る。
逆に2本発明のペプチドは、血清中の抗HPV抗体の存
在の有無を検査する免疫検定に用い得る。
このような検定に対するプロトコルは、試料と試薬が入
れ換わること以外は、抗原の存在の有無を検査するため
に抗血清を用いることに関連したプロトコルと同様であ
る。これらのタンパクは、最小限の交差反応で検定し得
る。純粋なHPV材料の都合のよい源である。
始薄IJ聾九灸使凋− この抗体は、治療されるべき宿主に適合する限り、治療
用にも使用し得る。適当な種の特徴を有するモノクロー
ナル調製物は9本発明のこのような応用に最も適してい
る。この応用は、  HPV感染の進行に対抗するのに
十分な抗体調製物を、すてにHPV感染している人に注
射することによって行う。
上述のように、ペプチド自身は、この疾患を予防するた
めに、感染に先立って、ワクチンとして用いることに加
えて、被験体がすでに感染している場合には免疫調節試
薬としても用いることができる。別の免疫原性ペプチド
を与えることにより。
患者の有する抗体応答が強化され、そして疾患の抑制に
さらに効果的となる。
キット 本発明の診断用抗体またはペプチドは、それらが必須試
薬である免疫検定を行うためのキットにまとめられ得る
。このようなキットを構成するものは、典型的には5本
発明のペプチドまたは抗体調製物、検出を可能にする標
識された抗体または他のタンパク、そして必要に応じて
、記述されたプロトコルを実行するのに適した支持体お
よび容器を包含する。さらに、このようなキットは、検
査試料と提供された用具および試薬の関係において本発
明のペプチドまたは抗血清の利用に関する指示書を包含
する。
尖施拠 以下の実施例は9本発明を例証する目的のものであって
1本発明を限定するものではない。
C末端システィン残基をさらに含むペプチド1〜17は
、ペニンシュララボラトリーズInc、 +ベルモント
、 CAから得たt−ブトキシカルボニル(1−Boc
)で保護されたアミノ酸およびアミノ酸のポリスチレン
樹脂誘導体を用いた。 Chirgwin、 J、M、
ら。
Biochem (1979HEし5294に開示され
た固相法によって調製する。Asp+ Glu+ Th
rおよびSer側鎖はO−ベンジルエステルとして保護
する; ArgおよびHis(!IJ鎖はトシル基で保
護する; Cysはp−メトキシヘンジルで保護する;
 Lysは0−クロロベンジルオキシカルボニルで、 
Tyrは2.6−ジクロロベンジルで保護する。2.5
〜3モルの過剰t−ブトキシカルボニルアミノ酸および
ジシクロへキシルカルボジアミド(DCC:)で結合を
行う。AsnまたはGlnの結合には、2.5倍モル過
剰のN−ヒドロキシトリアゾールも含める。結合はニン
ヒドリンでモニターシ、99%の効率が得られるまで続
行する。
所望の鎖を合成した後、保護基および樹脂をジメチルス
ルホキシドおよびアニソール存在下で無水フッ化水素に
よって同時に開裂させる。開裂したペプチドをエーテル
で抽出し、5%酢酸で抽出することによって樹脂から単
離し、そして数度。
凍結乾燥する。最終生成物の純度はリコソープRP18
 (メルク ドルムステートFRG)上の逆相HPLC
およびアミノ酸分析によって決定する。
チログロビンまたはウシ血清アルブミンに結合させる。
いずれの場合も、 10■の担体タンパクを3dのPB
S (pH7,4)に溶解し、そしてチログロビンに対
しては架橋剤m−マレンイミドベンゾイル−N−ヒドロ
キシスクシンイミジルエステル(MBS) 、 ウシ血
清アルブミンに対してはスクシンイミジル4−(N−マ
レンイミドメチル)シクロヘキサン−1−カルボキシレ
ート(SMCC)を5■含む、蒸留したDMFl戚と混
合する。
一方、ペプチド1〜17の各々を水中で15分間。
ホウ水素化ナトリウムで還元し、遊離のスルフヒドリル
の存在を確かめる。HCIで過剰のホウ水素化ナトリウ
ムを分解した後、中和し還元したペプチドを担体架橋結
合物と化合させ、室温で一晩。
撹拌する。得られたペプチド担体結合物は、 0.1M
重炭酸アンモニウム緩衝液(pl+7.5)中のセファ
デックスG25によるゲル濾過で単離し、生成物中にお
けるペプチドの担体に対するモル比を決定する。
高度免疫血清は、実施例2で調製した結合物を用いて、
雌ニューシーラントホワイトラビットで調製する。2匹
のラビットを、ペプチド1〜17の担体結合物の各々に
対して免疫化する。5(10μgのチログロブリン−M
BS−ペプチド結合物をフロインドアジュバント中に乳
化させ、皮下および筋肉内部の多数の部位に注射する。
これらのラビットは、不完全フロインドアジュバントで
乳化した同じ抗原で6週間、増幅し、そして1週間後に
その心臓を穿刺して採血する。これらのラビットは。
初めて心臓を穿刺した後、その1週間後に増幅し。
2週間後には採血し、3週間後には3度目の増幅を行い
、そして4週間後には3度目の採血を行う。
次いで、抗血清は、抗原としてペプチド−SMCC−B
SA結合結合用いて、ミクロタイター固相結合分析で評
価する。
使い捨てのポリスチレンUミクロタイタープレートのウ
ェルを、 0.1M炭酸ナトリウム緩衝液(pH9,6
)中のペプチド−BS^結合結合室温にて12時間覆う
。次いで、ウェルをNaC1−bfljで3回、洗浄す
る。連続的に希釈した抗血清をPBS−brij  B
SA中に添加し、37°Cにて2時間インキュベートし
そして洗浄する。PBS−BSA−brij中の約20
.(100cpmの12J−プロティンAを各ウェルに
添加し。
37°Cにて1時間インキュベートし、そして洗浄する
。ガンマ線シンチレンーションカウンターで。
これらのウェルの放射活性を測定する。陰性の対照は、
非感受性ウェル、抗血清にさらされていないウェル、お
よび免疫前の血清にさらしたウェルである。各試料は、
3回測定し、その平均値を記録した。
実施例4で調製した4つの抗血清を用いて1種々のCI
N段階および悪性子宮頚癌(cervical car
cinoma)と相関のあるHPVウィルスの存在を調
べる。頚管スワブの検査および生検を行う。異常なパパ
ニコラウスミア(pap smear)を示した経歴の
ため、形成異常であると診断された患者から試料を得た
頚管の生検材料は凍結保存する。
検定を行うためには、パパニコラウスミアのイムノペル
オキシダーゼ染色および頚管生検、子宮頚管スミアのド
ツト免疫結合、ウェスタンプロット、および免疫沈降を
含む、いくつかのプロトココルを用い得る。
頚管スワブは、ニトロセルロース紙に免疫結合させるの
が都合よい。JahnらProc Natl^cad 
5ci(照灯(1984)81 : 1684−168
7によって迷べられているように、孔の大きさが0.2
pmのニトロセルロース紙の10請区分上にスポットす
る。この紙を空気乾燥し、 10%v/v酢酸、25%
v/vイソプロパツール溶液で15分間固定し、ゆすい
で、トリスで緩衝した食塩水で5分間ブレインキュベー
トし。
そしてトリス−食塩水−5%BSAを含有する遮断緩衝
液(blocking buffer)でインキュベー
トする。
次いで、この紙を、トリス−食塩水−USA−0,1%
トリトンX−1(10中で、上記ペプチド1,2.3お
よび4に対する抗血清と共に2時間インキュへ−トし、
ゆすいで、そして再び遮断緩衝液中に30分間浸漬する
。次いで、この紙を3(10 、 OOOcpmの+z
sT−プロティンAと、トリス−食塩水−BSA −ト
リトンX−1(10中で37°Cにて1時間インキュベ
ートし、洗浄し、そして乾燥する。方形の区分を切り出
し、ガンマ線シンチレーションカウンターで放射活性を
測定する。
生検には、イムノペルオキシダーゼ染色が最も便利であ
る。Hsu、 S、M、 ら9.′化学の進7、(19
84)メディカル バブリッシャーズ、 PP、31−
42によって述べられるような、アビジン/ビオチン法
を用いた。
内在するペルオキシダーゼ活性を阻害するために組織切
片を3%過酸化水素に浸漬する。次いで。
このスライドを蒸留水およびPBS中で洗浄し、そして
非特異的結合を阻害するために3%正常ヤギ血清(ベク
ター ラボラトリーズ)に浸漬する。
次いで、ペプチド抗血清を1:1(10〜1:2(10
0の範囲の希釈率で添加し、そして4°Cにて一晩イン
キユヘートする。このスライドをPBSでゆすぎ。
ヤギ抗−ラビットIgGとインキュベートし1次いでア
ビジン/ビオチン複合体(ABC)試薬(ベクター ラ
ボラトリーズ)と最低30分間反応させる。
標識している抗体(ABC株)を30分間添加し、そし
てスライドを再びPBS中でゆすぐ。ジアミノベンゼジ
ン(DAB)溶液(0,(15%5%トリスル7.6.
 DAB、 ’30%過酸化水素)を用いた。呈色反応
を5分間進行させ、試料をゆすぎ、ヘマトキシリンで対
比染色し、そしてカバーをはずす。陽性の染色は、  
DABの黒茶色を呈する沈澱によって示される。
病状によってClN2と診断された。1つの生検の染色
の結果を第8図に示す。ペプチド1に対して産生された
が、過剰のペプチド1の存在下で血清をインキュベート
することによってペプチドを前吸着させた。ラビット抗
血清を用いて染色したこの区分を第8図Aに示す。第8
図Aが示すように。
DAB沈澱は検出されない;上皮層は、基底膜が明白に
定義されているという明らかな細胞形態により明らかに
支質と区別し得る。第8図Bは、同じ抗血清ではあるが
ペプチド1を吸着していない抗血清を用いて染色した同
じ区分である。上皮は明らかに組織中にClN2特性が
存在することを示している。HPV抗原は、写真中に茶
色の染色で明らかに示されるように、この段階と関係す
る。基底膜の浸透がClN2でまだ生じていないため、
この抗原は支質中に見られない。第8図Cは、第8図B
に示されている上皮の表面における染色領域の拡大図で
ある。
本発明の免疫ペルオキシダーゼ法によって支質中の1つ
の悪性細胞の存在を検出し得る能力を第9図に示す。第
9図は悪性転移がすでに起こり。
すでに子宮頚癌の病理学的診断が下された患者に由来す
る染色組織の拡大図を示す。写真中央の細胞は、単離し
た悪性細胞であって、  HPV抗原を表している。
第8図および第9図に示された結果は、上述のような1
1人の患者に関する研究過程で得られた。
これらの分析において、免疫前の血清、または免疫する
ペプチドと予めインキュベートした血清を用いても免疫
反応(茶色の染色)がみられなかったことを示すために
対照を行った。これらの対照は、すべての試験で行った
。さらに別の対照を。
HPV−16,’HPV−18,I(PV−6またはH
P’V−11を含有することが既知である試料を用いて
、ペプチド1に対する抗血清により行った。HPV’−
16および18だけが陽性の結果を与え、  HPV−
16の方が強い色強度が得られた。  HPV−18と
のこのような交差反応性は、ペプチド1が交差形の反応
を行う抗血清を産生ずることを示している。通常の頚管
スワブを対照として用いたところ、検査した4つのどの
ペプチドから得られた抗血清を用いても反応は得られな
かった。
しかしながら、形成異常であることが判明している患者
は、以下の表1に示すように陽性の結果を示した。表1
に示された結果によると、この検査によってウィルスの
存在が検出され、ウィルスゲノムの段階的発現によって
おこる組織分化の進行が追跡される。
(以下余白) 紅 表1の第1行に記載した。最初の2人の患者は。
病状によりCIN 1段階の病変を有すると診断された
。しかしながら、これらの患者にはHPV−16ウイル
スが存在しないこと((−)で示す)をスミア上で行う
サザンプロットDNへハイブリダイゼーションによって
決定した。示されているように。
これらの患者は、抗血清を用いた検査によるとHPV 
−16の存在に対し陰性であった。一方、病状によりC
IN’lとみられるが、サザンフ゛口・ントDNへハイ
フ゛リダイゼーションによってH,PV−16を有する
((+)と識別する)とみられる6人の患者は、抗血清
を用いた検査に陽性の結果を示した。CIN 2と診断
された4人の患者は、  HPVの存在を調べる抗血清
検査で明らかに陽性であった。
しかしながら、  ClN3と診断された2人の患者は
、おそらくこの段階において組織が分化状態にあるため
、すべての血清と反応しなかった。ある患者の生検は独
立に調べたが、他のCIN 3組織は上記の行のClN
2試料のうちの1つの付近から得た。これから、抗血!
の検、査によ、ってClN2とClN3を客観的に区別
し得ることが確かめられる。
これを目視検査で確かめることは、しばしば困難である
;すなわち、1人の病理学者の得た結果は。
一般的にその内部では一貫しているだろうが、他。
の病理学者によ・って与えられる評←は、し、ばしば差
が存在する。
表の下から2番目の行に示されているように。
既知の癌腫を有する患者は、ペプチド1,3および4に
関し陽性であったが、ペプチド2に関しては陰性であっ
た。これは、おそらく細胞が悪性になる場合に起こり得
る。ゲノム組込み、転写、または転写後の事象における
変化を示している。表の最終行には、すべての抗血清に
対して陰性の検査結果を与えるCIN 3組織を有する
が、サザンプロットによってCIN 3組織がHPV−
16を含むことを示された患者から得た通常組織の結果
を与える。
陽性の結果は9周辺組織が感染の後期段階にある場合、
潜伏ウィルスおよび遺伝子発現生産物が。
正常細胞に残存していることを示している。
4、′  の、単なL 第1図は1種々の乳頭腫ウィルスにおけるオープンリー
ディングフレームの配列を示す。この図は、全ての可能
なリーディングフレームでのHPV −16ヌクレオチ
ド配列の翻訳終止コドンの分布を表す。各、縦線は終止
コドンを示す。このオープンリーディングフレームはB
PVI、 HPVla、 HPV6b、およびCHPV
 DNAの編成に似せて示されている。この図は5ee
dorf、に、 Virology(1985)145
:182から採用された。
第2図は1種々のヒト乳頭腫ウィルスに対するE2オー
プンリーディングフレームにおけるアミノ酸配列の比較
を示す。
第3図は1種々のヒト乳頭腫ウィルスに対するE6オー
プンリーデイングフレームにおけるアミノ酸配列の比較
を示す。
第4図は1種々のヒト乳頭腫ウィルスに対するE7オー
プンリーデイングフレームにおけるアミノ酸配列の比較
を示す。
第5図は2種々のヒト乳頭腫ウィルスに対するし1オー
プンリーデイングフレームにおけるアミノ酸配列の比較
を示す。
第6図は2種々のヒト乳頭腫ウィルスに対するL2オー
プンリーディングフレームにおけるアミノ酸配列の比較
を示す。
第7図は、親水性の2次構造を明らかにするために、参
照された方法を用いる典型的な分析プロットを示す。
第8回は1本発明の抗体により媒介されるイムノペルオ
キシダーゼ染色を用いるCIN 2段階での子宮の生検
法染色を示す。
第8図Aは、あらかじめ吸着させた免疫血清により、免
疫感作ペプチドを染色した部分を示す。
第8図Bは、免疫血清で染色した同じ部分を示し。
第8図Cは、第8図Bの染色の拡大図を示す。
第9図は、単一の悪性細胞を検出するために。
本発明の抗体により媒介されるイムノペルオキシダーゼ
染色の能力を示す。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、以下の方法を包含するHPV感染に関連した抗原領
    域を有するペプチドの調製プロセス: 検体HPVウィルスDNAのオープンリーディングフレ
    ームによりコードされた推定アミノ酸配列を、逆転位領
    域および予想される親水性領域の両方を含む決定領域の
    分析にかけること、および 少なくとも1つの逆転位および予想される親水性を含む
    領域に対応する、少なくとも8個のアミノ酸残基のペプ
    チドを合成すること。 2、前記ペプチドがタイプ特異的であり、そして前記プ
    ロセスが、さらに、他のHPVタイプの類似領域と低い
    アミノ酸配列相同性を有する推定アミノ酸配列の領域を
    選択することを包含する、特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 3、前記ペプチドがタイプ特異的でなく、そして前記プ
    ロセスが、さらに、他のHPVタイプの類似領域と高い
    アミノ酸配列相同性を有する推定アミノ酸配列の領域を
    選択することを包含する、特許請求の範囲第1項に記載
    の方法。 4、検体HPVウィルスDNAのオープンリーディング
    フレームによりコードされた推定アミノ酸配列を、逆転
    位領域および予想される親水性領域の両方を含む決定領
    域の分析にかけること、および 少なくとも1つの逆転位および予想される親水性を含む
    領域に対応する、少なくとも8個のアミノ酸残基のペプ
    チドを合成すること、 を包含するHPV感染に関連した抗原領域を有するペプ
    チドの調製プロセスにより、調製される抗原性ペプチド
    。 5、他のHPVタイプの類似領域と低いアミノ酸配列相
    同性を有する推定アミノ酸配列の領域に対応するペプチ
    ド、 および他のHPVタイプの類似領域と高いアミノ酸相同
    性を有する推定アミノ酸配列の領域に対応するペプチド
    、から成る群から選択され、そして 該ペプチドが、 想定される前期タンパクのオープンリーディングフレー
    ムから導かれる配列に対応するか、または、 想定される後期タンパクのオープンリーディングフレー
    ムから導かれる配列に対応する、特許請求の範囲第4項
    に記載のペプチド。 6、抗原的に中性のキャリアータンパクに結合している
    か、または標識に結合した特許請求の範囲第4項に記載
    のペプチド。 7、検体HPVウィルスDNAのオープンリーディング
    フレームによりコードされた推定アミノ酸配列を、逆転
    位領域および予想される親水性領域の両方を含む決定領
    域の分析にかけること、および 少なくとも1つの逆転位および予想される親水性を含む
    領域に対応する、少なくとも8個のアミノ酸残基のペプ
    チドを合成すること、 を包含するHPV感染に関連した抗原領域を有するペプ
    チドの調製プロセスにより、調製される抗原性ペプチド
    に対し免疫特異的であり、必要に応じて標識に結合した
    抗体。 8、抗原領域として、以下から成る群から選択されたア
    ミノ酸配列を有するペプチド、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys; ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6BのE6のリーディングフレームのア
    ミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Ala−
    Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−T
    hr−Thr−Ile−Cys。 9、以下から成る群から選択されたペプチド、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    ; (2)Phe−Gln−Asp−Pro−Gln−Gl
    u−Arg−Pro−Arg−Lys−Leu−Pro
    −Gln−Leu−Cys; (3)Thr−Glu−Leu−Gln−Thr−Th
    r−Ile−His−Asp−Ile−Ile−Leu
    −Glu−Cys; (4)Leu−Arg−Arg−Glu−Val−Ty
    r−Asp−Phe−Ala−Phe−Arg−Asp
    −Leu−Cys; (5)Asp−Lys−Lys−Gln−Arg−Ph
    e−His−Asn−Ile−Arg; (6)Gly−Pro−Ala−Gly−Gln−Al
    a−Glu−Pro−Asp−Arg−Ala; (7)Asp−Thr−Pro−Thr−Leu−Hi
    s−Glu−Tyr−Met; (8)Asn−Asp−Ser−Ser−Glu−Gl
    u−Glu−Asp−Glu−Ile−Asp−Gly
    ; (9)Leu−Gln−Leu−Thr−Leu−Gl
    u−Thr−Ile−Tyr−Asn−Ser; (10)Ile−Ile−Arg−Gln−His−L
    eu−Ala−Asn−His−Pro; (11)His−Pro−Ala−Ala−Thr−H
    is−Thr−Lys−Ala−Val−Ala−Le
    u−Gly; (12)Ser−Glu−Trp−Gln−Arg−A
    sp−Gln−Phe−Leu−Ser−Gln−Va
    l; (13)Asp−Gln−Asp−Gln−Ser−G
    ln−Thr−Pro−Glu−Thr−Pro; (14)Gly−Ser−Thr−Trp−Pro−T
    hr−Thr−Pro−Pro−Arg−Pro−Il
    e−Pro−Lys−Pro; (15)Arg−Leu−Tyr−Leu−His−G
    lu−Asp−Glu−Asp−Lys−Glu−As
    n; (16)Ala−Pro−Ile−Leu−Thr−A
    la−Phe−Asn−Ser−Ser−His−Ly
    s−Gly−Cys; (17)Glu−Ser−Ala−Asn−Ala−S
    er−Thr−Ser−Ala−Thr−Thr−Il
    e−Cys。 10、抗原的に中性のキャリアータンパクに結合してい
    るか、または標識に結合した特許請求の範囲第8項に記
    載のペプチド。 11、抗原領域として、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys; ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6B(7)E6のリーディングフレーム
    のアミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Al
    a−Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala
    −Thr−Thr−Ile−Cys; からなる群から選択されたアミノ酸配列を有するペプチ
    ドに免疫特異的であり、必要に応じて標識と結合した抗
    体。 12、抗原領域として、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys; ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6BのE6のリーディングフレームのア
    ミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Ala−
    Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−T
    hr−Thr−Ile−Cys; からなる群から選択されたアミノ酸配列を有するペプチ
    ドに免疫特異的であり、必要に応じて標識と結合した抗
    体で試料を処理することを包含する、試料中のHPVの
    存在を評価する方法。 13、抗原領域として、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys; ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6BのE6のリーディングフレームのア
    ミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Ala−
    Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−T
    hr−Thr−Ile−Cys; からなる群から選択されたアミノ酸配列を有するペプチ
    ドの有効量を患者に投与することを包含する、HPV感
    染に対し該患者を保護する方法。 14、頚部バイオプシーまたはスメヤーでHPV感染の
    段階を評価する方法であって、 抗原領域として、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys; ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6BのE6のリーディングフレームのア
    ミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Ala−
    Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−T
    hr−Thr−Ile−Cys; からなる群から選択されたアミノ酸配列を有するペプチ
    ドに免疫特異的であり、必要に応じて標識と結合した抗
    体で、該バイオプシーまたはスメヤー処理することを包
    含する方法。 15、HPV感染に対する受動免疫治療の方法であって
    、 抗原領域として、 (1)Ser−Arg−Ser−Ser−Arg−Th
    r−Arg−Arg−Glu−Thr−Gln−Leu
    (最初のCysをSerで置換した以外、E6の残基1
    47−158に対応); (2)E6の残基9−23に対応する、Phe−Gln
    −Asp−Pro−Gln−Glu−Arg−Pro−
    Arg−Lys−Leu−Pro−Gln−Leu−C
    ys; (3)E6の残基24−37に対応する、Thr−Gl
    u−Leu−Gln−Thr−Thr−Ile−His
    −Asp−Ile−Ile−Leu−Glu−Cys; (4)E6の残基45−58に対応する、Leu−Ar
    g−Arg−Glu−Val−Tyr−Asp−Phe
    −Ala−Phe−Arg−Asp−Leu−Cys; (5)E6の残基127−136に対応する、Asp−
    Lys−Lys−Gln−Arg−Phe−His−A
    sn−Ile−Arg; (6)E7の残基40−50に対応する、Gly−Pr
    o−Ala−Gly−Gln−Ala−Glu−Pro
    −Asp−Arg−Ala; (7)E7の残基4−12に対応する、Asp−Thr
    −Pro−Thr−Leu−His−Glu−Tyr−
    Met; (8)E7の残基29−40に対応する、Asn−As
    p−Ser−Ser−Glu−Glu−Glu−Asp
    −Glu−Ile−Asp−Gly; (9)E2の残基75−85に対応する、Leu−Gl
    n−Leu−Thr−Leu−Glu−Thr−Ile
    −Tyr−Asn−Ser; (10)E2の残基210−219に対応する、Ile
    −Ile−Arg−Gln−His−Leu−Ala−
    Asn−His−Pro; (11)E2の残基218−230に対応する、His
    −Pro−Ala−Ala−Thr−His−Thr−
    Lys−Ala−Val−Ala−Leu−Gly; (12)E2の残基339−350に対応する、Ser
    −Glu−Trp−Gln−Arg−Asp−Gln−
    Phe−Leu−Ser−Gln−Val; (13)E4の残基48−58に対応する、Asp−G
    ln−Asp−Gln−Ser−Gln−Thr−Pr
    o−Glu−Thr−Pro; (14)E4のアミノ酸20−34に対応する、Gly
    −Ser−Thr−Trp−Pro−Thr−Thr−
    Pro−Pro−Arg−Pro−Ile−Pro−L
    ys−Pro; (15)E1のアミノ酸476−487に対応する、A
    rg−Leu−Tyr−Leu−His−Glu−As
    p−Glu−Asp−Lys−Glu−Asn;および (16)E2のアミノ酸218−230に対応する、A
    la−Pro−Ile−Leu−Thr−Ala−Ph
    e−Asn−Ser−Ser−His−Lys−Gly
    −Cys: ここで、前述のすべてはタイプ16に由来する;そして (17)タイプ6BのE6のリーディングフレームのア
    ミノ酸6−17に対応する、Glu−Ser−Ala−
    Asn−Ala−Ser−Thr−Ser−Ala−T
    hr−Thr−Ile−Cys; からなる群から選択されたアミノ酸配列を有するペプチ
    ドに免疫特異的であり、必要に応じて標識と結合した抗
    体の有効量を、このような治療を必要とする患者に投与
    することを包含する方法。
JP62173741A 1986-07-10 1987-07-10 ヒト乳頭腫ウイルスの診断用ペプチド Pending JPS63183600A (ja)

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