JPS6318331A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、液晶表示装置に係り、特に上下２分割駆動
を行うマトリクス型の液晶表示装置に関する。

（ロ）従来の技術 近年、液晶表示装置は、小型で軽量、薄型また低消費電
力という特徴から小型コンピューターのディスプレイ端
末をはじめとして各種機器の表示装置として、広く使わ
れている。また、表示情報の多様化に、充分に対応でき
る表示装置ということで液晶表示装置に対して情報容旦
の拡大と、視認性の向上などが要求されており、液晶パ
ネル、セル構造、電極構成や駆動方式及び液晶材料等の
検討が各方面で活発に行なわれてきている。

第４図は、従来の上下２分割型液晶表示装置のブロック
図の一例である。同図において、１は液晶パネル、Ｙ１
〜Ｙｓ、Ｙｌ−〜Ｙｓ　−は走査電極、Ｘ＋　〜Ｘ＋２
　、Ｘｔ　−〜Ｘ＋２−　ハ信号電極テｔＳる。尚ここ
ではＮＸＭのＸＹマトリクスにおいて、Ｎ＝１０．Ｍ＝
１２の場合を例にあげている。通常、液晶パネルは、表
示容重を大きくするために、上下同数の走査電極数にな
るように、信号電極を分割部８で×１〜Ｘ１２と×１−
〜Ｘ１２−とに２分割し、上下同時に時分割駆動するこ
とにより、Ｎ７２分割相当の液晶パネルの表示品位を保
ちながら、Ｎ本の走査電極の液晶パネルと同等の高分解
能を得るような電Ｆｆｌ構成をとっている。さらに、４
は走査電極ドライバー、２，２′および３゜３′はそれ
ぞれ上下信号電極ドライバーであり、奇数、偶数の信号
電極に対してそれぞれ専用のデータ信号線を備えている
。このように２個の信号電極ドライバーを１組づつ使用
することにより、データ転送周波数を低減し、低消費電
力化をはかつている。６は上側面奇数信号電極用信号、
６Ｉは上画面偶数信号電極用信号、７は下画面奇数信号
電極用信号、７′は下画面偶数信号電極用信号である。

そして、上下画面用のデータ信号及び各種タイミング信
号をコントローラ５が送出し、制御している。また、液
晶パネル１の上下画面の走査線数はそれぞれ５本づつで
あるので時分割数は５となり、いわゆる１１５デユーテ
イ駆動となる。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 このような従来の上下２分割マトリクスパネルは、第３
図に示す様に信号電極パターンが完全にまん中で分割さ
れているので、表示に関し次の様な欠点がある。

すなわち、画像や、キャラクタを表示した場合、下画面
と下画面とで駆動波形の周波数成分が異なり、電極抵抗
やドライバーの抵抗、さらに表示絵素の各組等の影響を
受けて駆動波形に歪みが生じる。その結果、点灯画素、
もしくは、非点灯画素に印加される実効電圧値が上下画
面で若干異なる。

従来の上下２分割マトリクス液晶パネルは画面中央で完
全に上下に完全分割されているため、上記の実効電圧値
の差によって、上下分割が際立って目立ち、画面全体に
均質な画像を表示することができない。この問題を解決
する１つの手段としては、透明電極の膜厚さを厚くし、
電極抵抗を低下させることが考えられるが、この方法で
は、透明Ｎ極の透過率が低下するため、画面全体の明る
さが暗くなるうえ、上下画面の分割部は、画面内部と異
なり、透明電極が存在しないため、これが上下画面を分
割する“白い直線パとなって、認識され、表示品位の著
しい悪化を招くことになる。

この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、
信号電極を２分割しても、それによって画面の品質が異
なることのない表示品位の良好な液晶表示装置を提供す
るものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明は、複数の信号電極と複数の走査電極とを直交
させて画面を形成し、各信＠電極を画面のほぼ中央部で
下画面用と下側面用に２分割して構成した上下２分割マ
トリクスパネルを有する液晶表示装置において、主画面
信号電極と正画面信号電極の分割端が、画面の中央部で
互いに入り組んで配置され、かつ、交互に共通の走査電
極と交差するように構成されてなることを特徴とする液
晶表示装置である。

（ホ）作　用 上下画面の信号電極が共通の走査電極と交差するように
配置され、信号電極の分割端が直線的にならず、上下画
面の信号電極は互に入りくみ合う。

従って、上下パネルの表示特性が多少異なっても、上下
画面が分割部で混合され画面全体の均質化が計られる。

（へ）実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する
。なお、これによってこの発明が限定されるものではな
い。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

液晶パネル１ａにおいて、Ｙ１〜Ｙ６およびＹｌ−〜Ｙ
４−は走査電極であり主画面信号電極Ｘ、〜Ｘ１２と正
画面信号電極Ｘ１−〜Ｘ１２′とは分割部８ａ　、　８
ｂを有し、下画面（奇数）信＠電極Ｘ□〜Ｘ＋２と下画
面（偶数）信号電極Ｘ２−〜Ｘ１２−４．を共に走査Ｎ
＆Ｙ５．Ｙｓ　と交、！するよう配置されている。５ａ
は信号電極×１〜Ｘ、Ｘ１−〜Ｘ＋ｚ−用のデータ信号
および各種タイミング信号を創出するコントローラであ
る。

また、液晶パネル１ａの走査電極数は１０本であり、そ
のうち走査電極Ｙ１〜Ｙ６の６本は上面面走査電極、走
査電極Ｙ１−〜Ｙ４−の４本は下回面走査電極として、
それぞれ走査電極ドライバー４に接続されている。それ
他の構成は第４図と同様である。

第２図は、第１図の液晶表示装置を駆動する信号の一例
を示すタイムチャートであり、時分割数は６でいわゆる
１／６デユーテイ駆動となっている。

第２図（Ａ＞は走査電極Ｙｉ〜Ｙ６およびＹｔ−〜Ｙ４
−に印加される波高値Ｖ１の電圧波形、同図（Ｂ）の（
田は上側面（奇数）信号電極×１〜×１１に印加される
電圧波形、同図（Ｂ）の＋ｂ＋は上側面（偶数）信号電
８ｉＸ　２〜Ｘ１２に印加される電圧波形、同図（Ｃ）
の（ωは下側面（奇数）電極ｘ１−〜Ｘ１１−に印加さ
れる電圧波形、同図（Ｃ）の＋ｂ＋は下側面（偶数）電
極Ｘ２−〜Ｘ＋２′に印加される電圧波形である。ここ
で、各信号電極に印加される電圧の波高値はｖ２であり
、Ｒ過電圧平均化法に基づいてＶ１＝、／預−Ｖ２　　
（Ｎは走査線数）とし、液晶を駆動するようにしている
。

また、上側面（偶数）信号電極Ｘ２〜Ｘｌ’２と下側面
（奇数）電極Ｘ１−〜Ｘ１１′とは走査電極Ｙ５、Ｙ６
と交差しないため走査ＩＦｊＹｓ、Ｙｓの走査時には、
上側面（偶数）信号電Ｆｉｌ　Ｘ　２〜Ｘ１２および下
側面（奇数）信号電極Ｘｓ−〜×１１′にダミーデータ
（Ｖ　２又は−ｖ２のいずれの電圧でもよい）が印加さ
れる（第２図（Ｂ）の（ア）、第２図（Ｃ）の （イ））。

さらに、下側面（偶数）信号電極×２−〜Ｘ＋２−は走
査電極Ｙｓ、Ｙｓと交差するため、走査電極Ｙ５．Ｙ６
の走査時には下側面（ｇＡ数）信号電極Ｘ２　′〜Ｘ１
２′に上側面（偶数）信号電極ｘ２〜Ｘ１２用の信号を
印加する（第２図（Ｃ）の（つ））。以上のデータ信号
はコントローラ５′内で制御され、上下ドライバー２，
２−および３゜３′へ送出される。

また、この駆動方法では、従来と比べて、デユーティ比
が若干小さくなるが走査線数が極めて多い場合（約６０
本以上）には、デユーティ比の差による動作マージンの
違いはわずかであるため、画面の表示品位の低下を招く
ことはほとんどない。

この液晶表示装置を実際の上下２分割ＸＹマトリクスパ
ネル（１２８ｘ　　１２８ドツト）に適応して表示実験
をした結果、従来の欠点である、上下画面を分離する゛
白い直線″は認識されず、画面全体にわたり均一な画像
表示が得られることを確認した。

第３図はこの発明の他の実施例を示す第１図の液晶パネ
ル対応図であり、信号電極は三種類の分割部８ａ　、８
ｂ　、８ｃを有するが、第１図に示す実施例と同様の効
果を得ることができる。

（ト）発明の効果 この発明によれば、上下２分割マトリクスパネルの分割
部の画面の均質化が計られ、表示品位のすぐれた液晶表
示装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は第１図の実施例の各種信号を示すタイムチャート、第
３図はこの発明の他の実施例の液晶パネルを示す説明図
、第４図は従来例の第１図対応図である。 １ａ・・・・・・液晶パネル、 ２．２′・・・・・・上面面信号電極ドライバー、３．
３′・・・・・・下画面信号電極ドライバー、×１〜Ｘ
＋２・・・・・・上面面信号電極、Ｘｌ”〜Ｘ１２−・
−・・・・正画面信号電極、Ｙ、〜Ｙａ、Ｙ１−〜Ｙ４
−・・・・・・走査電極、４・・・・・・走査電極ドラ
イバー、 ５・・・・・・コントローラ。 第１図 講２図 第３図 第４図 手続補正書 昭和６１年７月ｌダ日 啄 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 １、事件の表示 玉補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住　所　　大阪市阿倍野区長池町２２番２２＠名　称　
　　（５０４）シャープ株式会社代表者　佐　伯　　　
旭 ４゜代理人　〒５３０ 住　所　　大阪市北区西天満５丁目１−３クォーター・
ワンどル５、補正命令の日付　　　　　自　発 ６、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄補正の内容 （１１明細書第５頁第４行の「複数の信号電極と複数の
走査電極」を「平行な第１帯状電極郡と平行な第２帯状
電極郡」に補正する。 （２）同書、同頁第５行の「各信号電極」をｒ第１電極
郡」に補正する。 （３）同書、同頁第８行〜第１１行の「主画面信号電極
・・・・・・交差するよう構成され」を「上画面第１帯
状電極と下画面第１帯状電極の分割部が第２帯状電極郡
の異なる電極配列間に位置し」に補正する。 （４）同書、同頁第１４行〜第１５行の［信号電極が共
通の走査電極と交差するようにＪを「第１帯状電極の分
割部が第２帯状電極郡の異なる電極間に」に補正する。 （５１同書、同頁第１６行〜第１７行の「ならず、上下
画面の信号電極は互に入りくみ合う。 従って、」を「位置することがないので」に補正する。 特許請求の範囲 １、平行な第１帯状電極郡と平行な第２帯状電極郡−と
を直交させて画面を形成し、１１電極郡−を画面のほぼ
中央部で上画面用と下画面用に２分割して構成した上ｆ
２分割マトリクスパネルを有する液晶表示装置において
、上画面第１帯状電極と下画面第１帯状電極の分割部工
が、第２帯状電極郡の異なる電極配列間に位置してなる
ことを特徴とする液晶表示装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数の信号電極と複数の走査電極とを直交させて画
   面を形成し、各信号電極を画面のほぼ中央部で上画面用
   と下画面用に２分割して構成した上下２分割マトリクス
   パネルを有する液晶表示装置において、 上画面信号電極と下画面信号電極の分割端が、画面の中
   央部で互いに入り組んで配置され、かつ、交互に共通の
   走査電極と交差するように構成されてなることを特徴と
   する液晶表示装置。