JPS63182725A - 電源シ−ケンス制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 スイッチによる電源制御信号と外部より入力される電源
制御信号とをそれぞれ有効無効とする切換手段と、切換
手段から出力されたいずれか一方の電源制御信号で配下
の装置の電源を投入切断するとともに、その投入切断動
作以降に電源制御信号を出力するシーケンス制御手段を
コントローラ（主装置）に設けたもので、上記出力する
電源制御信号が他のコントローラの入力電源制御信号と
なるようコントローラ間を縦続接続するとともに最上位
のコントローラのみスイッチを有効に設定して電源の投
入切断を行うシステム間の電源シーケンス制御を提供す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は複数のコントローラで構成されるシステム間の
電源シーケンス制御方式の改良に関する。

コントローラ（主装置）配下に接続されるファイル装置
、端末装置等（以下コントローラを含めてシステムと称
する）の電源シーケンス制御は従来よりコントローラに
よって行われている。

しかし、近年では各種サーバ（上記コントローラに相当
するもので、配下の端末装置に対してファイル、プリン
タ、通信手段等を供給するもの）が高速通信手段（ＬＡ
Ｎ等）で接続される場合が多（、これら複数のシステム
の電源を集中的に投入切断するとともに過大な突入電流
を防止することが必要とされている。

このため、複数のシステム間における簡易な電源シーケ
ンス制御が求められている。

〔従来の技術〕

第４図に共通電源ソースによる電源制御例を表す図、第
５図に集中電源制御装置による電源制御例を表す図を示
す。

複数のサーバ（コントローラ）群の電源制御方法として
、従来より、 （１１人間による個々のコントローラの電源投入／切断 （２）共通電源ソースの操作 （３）集中電源制御装置によるシーケンス制御等の方法
が採用されている。

第４図は共通電源ソースによる制御例を表したもので、
すべてのコントローラ１，２の電源供給を１箇所（電源
盤３）に集中させ、そこのスイッチＳＷ７を人間が投入
／切断する。

これにより、各コントローラ１，２の電源が同時に投入
／切断され、配下のファイル装置４．端末装置５はコン
トローラｌ、　　２の出力する電源制御信号５０によっ
てシーケンス制御される。

第５図は集中電源制御装置ＴＰＣ６によるシーの異なる
電源制御信号（シーケンス信号）５１　〔第５図−（■
）〕が各コントローラに供給され、各コントローラの電
源の投入切断がシーケンス制御される。

〔発明が解決しようとする問題点３ 個々のコントローラ（サーバ）を人間によって投入／切
断する上記（１１の方法はコントローラ群の数が多くな
った場合およびコントローラ間で電源制御の順序が規定
されている場合は誤操作および負担が重（、また（２）
の方法は各コントローラへの電源ケーブルが長くなり、
さらに突入電流が過大。

即ち電源盤の電源容量が大きくなって、コスト高になる
という問題点がある。

一方、上記（３）の方法は、これらの問題点を解決した
方法であるが、集中電源制御装置ＴＰＯが必要であると
ともに、制御線が長（なってやはりコスト高となる欠点
がある。

本発明は上記問題点に鑑み、システム間における簡易な
電源シーケンス制御方式を提供することを目的とするも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的のため、本発明の電源シーケンス制御方式は、
第１図本発明の原理説明図に示すように、第１の電源制
御信号（Ａ　）を出力するスイッチ（１０）と、 外部より入力される第２の電源制御信号（Ｂ　）と前記
第１の電源制御信号（Ａ　）とをそれぞれ有効および無
効とする切換手段（３０）と、該切換手段（３０）より
出力される第１および第２の電源制御信号の中いずれか
一方の電源制御信号に基づき配下の該装置に対して電源
シーケンス制御を行うとともに、少なくとも該装置の電
源投入切断動作より遅れた第３の電源制御信号（Ｃ）を
出力するシーケンス制御手段（３１）と、を該コントロ
ーラ（８）に設けたものである。

〔作用〕

自己の備えるスイッチ１０または外部より入力された電
源制御信号で配下の装置を投入切断制御するとともに、
その投入切断動作よりも遅らせた第３の電源制御信号Ｃ
を生成し出力するシーケンス制御手段３１をコントロー
ラ８に設け、上記入出力する電源制御信号Ｂ、Ｃの信号
線で複数のコントローラ８を縦続接続する。

最上位に接続されたコントローラ８は電源投入切断用の
スイッチｌＯを有効とし、下位に接続された他のコント
ローラはこのスイッチ１０を無効として上位から入力さ
れる電源制御信号Ｂを有効とする。

これにより、それぞれのコントローラ８において、配下
の電源が制御された後火のコントローラが電源制御され
る。　　。

以上の構成により、システム数、システム配置等にかか
わらず簡易にシーケンス制御が可能となり、且つ独立し
て設けた従来の電源制御装置が不要となる。

〔実施例〕

本発明の実施例を第２図実施例の電源制御回路ブロック
図、第３回動作タイムチャート図を参照しつつ説明する
。

第２図は、コントローラおよび配下の端末装置における
電源制御回路の要部をそれぞれ示したものである。

コントローラ８において、 ｌＯは電源投入切断用のスイッチＳＷ、１１は有効／無
効スイッチＳＷであり、オフ状態で且つ５ＷＩＯがオン
のとき、外部から入力される電源制御信号（入力電源制
御信号）Ｂを有効とし、オン状態のとき入力電源制御信
号Ｂを無効とするとともに５ＷＩＯの投入切断を有効と
する。

１２はノアゲート、 １３はオアゲート、 １４．１５は遅延回路ＤＬ。

１６はコントローラの電源、 １７は電源１６の過電圧、過電流、温度上昇等の異常を
検出する異常検出部であり、上記異常を検出したとき、
および端末装置９等から異常検出信号５２が出力された
とき、所定の処理をした後、電源１６を切断するもの、 である。

また端末装置９において、 １８．１９は遅延回路ＤＬ。

２０は端末装置９の電源、 ２１は異常検出部であり、電源２０を監視し異常を検出
したとき電源２０に切断信号を出力するとともに、コン
トローラ８に異常検出信号を送出するもの、 である。

なお、各部処理される電源制御信号は投入／切断を表す
状態信号であり、それぞれＡ−Ｇで表す。

上記構成において、電源投入時における動作を説明する
。

（１１コントローラ８の電源１６を入力電源制御信号Ｂ
によって制御するとき、５ＷＩＯをオフ状態、５ＷＩＩ
をオン状態に設定する。

（２）入力電源側？１１（投入）信号Ｂが前段のコント
ローラより出力（ＯＶ→５ｖ）されると、Ｄ’ＬＩ４に
より入力電源制御信号ＢよりＩｓ遅延した電源制御信号
（出力電源制御信号）Ｃが次段のコントローラへ出力さ
れる。

（３）一方、ＤＬ１５により入力電源制御信号Ｂより２
０ｍ５遅れた電源制御信号りは電源１６を投入／切断す
るとともに、電源制御信号Ｅとして端末装置９に出力さ
れる。

（４）端末装置９では、ＤＬ１９により電源制御信号Ｅ
より２０ｍ５遅れて電源２０が投入されるとともに、次
の接続された装置にＤＬ１８により５０ｍ５遅れた電源
制御信号Ｇを出力する。

以上の動作をタイムチャート図で示したものが第３図で
あって、１組のシステム内では所定のシーケンスで電源
が投入されるとともに、次のコントローラには、少なく
とも配下の電源投入以降に出力電源制御信号Ｃが出力さ
れる。

なお、最上位に接続されたコントローラは、５Ｗｌｌを
オフ状態に設定して５ｗ１ｏを有効とし、これを投入切
断することにより、自己のシステムの電源を投入切断す
るとともに、次に縦続されたコントローラに電源制御信
号を出力し、これにより上記動作によって順次接続され
たコントローラの電源の制御が行われる。

なお、各異常検出部１７．２１は電源異常を検出したと
きそれぞれ自己の電源１６．２０を切断するとともに、
コントローラ８では端末装置９等から異常検出信号５２
が出力されたときは、ファイルセーブ等を行った後電源
１６を切断する。

この異常処理動作は他のコントローラには船台しないよ
うに構成される。

以上のごとき構成および動作であるから、規定の制御順
または配置等に基づいて縦続接続することができ、最上
位のコントローラの５ＷＩＯを有効に設定し、これを投
入切断するのみで簡易に電源シーケンス制御を行うこと
ができる。

〔発明の効果〕

上記詳細に説明したように、本発明は、電源投入切断ス
イッチおよび入力された電源制御信号を存効無効とする
手段と、次のコントローラへ電源シーケンス信号を出力
する手段とを設けて、システム間の電源シーケンス制御
を行う方式を提供するものであるから、 独立した電源制御装置が不要 システム配置に依存しない 等、コスト低減効果は極めて多大である。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理説明図、 第２図は実施例の電源制御回路ブロック図、第３図は動
作タイムチャート図、 第４図は共通電源ソースによる電源制御例を表す図、 第５図は集中電源制御装置による電源制御例を表す図で
あり、 である。図中、 １．２はコントローラ（または主装置、サーバ）、 ３は電源盤、　　　　　４はファイル装置、５は端末装
置、 学はコントローラ、　　１２はノアゲート、１３はオア
ゲート、 １４．１５．１８．１９は遅延回路ＤＬ。 １６．２０は電源、 １７．２１は異常検出部、 ５０．５１は電源制御信号、 ５２は異常検出信号、 Ａ−Ｇは電源制御信号、 である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電源投入および切断を指示する電源制御信号に基づき配
   下の装置に対する電源シーケンス制御を行うコントロー
   ラ（８）をそれぞれ備えるシステム間の電源シーケンス
   制御方式であって、 第１の電源制御信号（Ａ）を出力するスイッチ（１０）
   と、 外部より入力される第２の電源制御信号（Ｂ）と前記第
   １の電源制御信号（Ａ）とをそれぞれ有効および無効と
   する切換手段（３０）と、 該切換手段（３０）より出力される第１および第２の電
   源制御信号の中いずれか一方の電源制御信号に基づき配
   下の該装置に対して電源シーケンス制御を行うとともに
   、少なくとも該装置の電源投入切断動作より遅れた第３
   の電源制御信号（Ｃ）を出力するシーケンス制御手段（
   ３１）と、を該コントローラ（８）に設け、第３の電源
   制御信号（Ｃ）を次のコントローラの第２の電源制御信
   号（Ｂ）とするようコントローラ間を縦続接続するとと
   もに、最上位に接続されたコントローラの前記スイッチ
   を有効とし且つ下位に接続されたコントローラの該スイ
   ッチを無効として該システムの電源を投入切断すること
   を特徴とする電源シーケンス制御方式。