JPS63182221A - 熱可塑性材料の配送方法およびシステムおよび装置 - Google Patents

熱可塑性材料の配送方法およびシステムおよび装置

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JPS63182221A
JPS63182221A JP63004648A JP464888A JPS63182221A JP S63182221 A JPS63182221 A JP S63182221A JP 63004648 A JP63004648 A JP 63004648A JP 464888 A JP464888 A JP 464888A JP S63182221 A JPS63182221 A JP S63182221A
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JP
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delivery
thermoplastic material
pipe
refractory
refractory metal
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JP63004648A
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ロナルド デルバート フォグル
アショク ラクスミナラヤン ナヤク
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Corning Glass Works
Original Assignee
Corning Glass Works
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/26Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Furnace Details (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) この発明は、溶融ガラスのような溶融熱可塑性材料を、
そのような材料の源(溶解炉のようなもの)から、隣接
する形成装置のような所望の出口位置まで搬送し、且つ
調整するための配送システムに関する。本発明は、その
好ましい形態において、次のような炉から溶融ガラスを
配送するための先頭炉に関する。すなわち、前記炉にお
いては、前記溶融ガラスが耐火金属製導管に通して配送
され、且つ同時に、当該溶融ガラスが、必要により当該
溶融ガラスへ効率良く且つ経済的に熱を与えるとともに
当該溶融ガラスから熱を除去するための熱交換装置を通
過する際、同熱交換装置により所望の比較的均一な温度
および粘度に調整されるものである。前記導管は、停滞
したガラスの内に浸漬されてもよく、あるいは当該停滞
したガラスにより包囲されてもよい。水で冷却される誘
導加熱手段が、前記導管の周囲に位置された耐火材料に
緊密に接触する状態で前記導管の周りに配置され、それ
により、前記導管内のガラスへ均一な熱の印加を行ない
、その間に耐火物の外表面を比較的冷温状態に維持する
本発明は、次のような用途に限定されるものではないが
、米国特許第4.029.887号および第4,143
.232号に開示されたような、垂直方向に向けられた
電気的ガラス溶解炉と一緒に使用するのに特別な適応性
を有している。同様の配送システムが、米国特許第4.
352,887号、第4.3135.986号および第
4,385.987号に示されているような垂直溶解炉
と一緒に実際に使用されてきている。前記第′987号
特許は、前記第′687号特許に類似しているが、前記
配送導管を通過する流れを調整するための流れ制御手段
を備えている。
前記第′687号特許に開示されたガラス配送システム
は、溶融ガラスを搬送するための耐火構造内に収容され
た耐火金属製パイプもしくは導管を備えている。前記耐
火構造は、前記パイプの周りに離間され、且つ多量のガ
ラスを受容する閉鎖空間を設定し、それにより、そのよ
うなガラスで前記パイプの外周囲を包囲するようにして
いる。モリブデンの網からなる電気ヒータの形態となっ
ている熱印加装置が、前記パイプへ熱を供給するために
前記閉鎖空間内に位置されている。また、別の冷却手段
が、前記パイプに通して配送されるガラスにより放出さ
れる熱エネルギを除去するために設けられている。
前記第′986号および第′687号特許に開示された
配送システムは、完全に満足できるものではなかった。
なぜなら、前記モリブデンの網からなるヒータは、腐食
および酸化により故障するためである。そのようなモリ
ブデンの網からなるヒータにより供給される熱を入手し
ないと、それらの特許に記載された配送システムは、通
常の作動状態においてガラスを所望温度に維持し得る信
頼性がなく、あるいはガラスが高温で均熱されるように
する能力に信頼性がなく、あるいは、冷却されそして動
作温度まで高温に戻されるようにする能力に信頼性がな
い。
前記第′986号および第′687号特許に開示された
配送システムとは異なり、本発明の、水で冷却される誘
導システムは、供給電力が通り抜ける熱電対、またはそ
れに連係する浄化ラインを必要としない。本発明の耐火
構造は容積がより小さい。
なぜなら、前記パイプから耐火物までの空洞が、数イン
チに亘ってつめられることができ、またその耐火物の厚
さを最小にすることができるからである。なぜなら、前
記水で冷却される誘導コイルは、前記耐火物を横断する
温度に大きいグラディエンド(勾配)を設定することに
より、ガラスの洩れに対して能動的な障壁を構成するか
らである。
さらに、前記第′687号の配送システムの冷却速度は
増大されることができる。なぜなら、前記耐火物の断面
はより薄く、そして前記水で冷却される誘導コイルは、
前記耐火物と緊密に接触するからである。また、前記誘
導被加熱システムは、第′687号特許の網製ヒータに
よりエネルギを供給されるシステムよりもさらに信頼性
があると痛感される。
(発明の要約) 本発明は、その最も簡単な形態において、ガラスのよう
な溶融した熱可塑性材料を、その源から配送地点まで配
送し、その間にそれを熱的に調整するための改良された
配送システムを開示する。
前記ガラスは耐火金属製パイプ内で搬送され、このパイ
プは耐火構造物により包囲され、この耐火構造物は、前
記パイプと当該構造物の耐火性内壁との間に閉鎖空間を
形成するように配置されている。水で冷却される誘導加
熱コイルが、前記耐火構造物の外表面に緊密に接触する
状態で、同耐火構造物の周りに設けられている。前記耐
火金属製パイプを通過している溶融ガラスの温度応答は
非常に高速である。なぜなら、前記パイプは、光の速度
で作用する電磁界を用いる前記コイルにより誘導的に加
熱されるからであり、また前記耐火金属製パイプはそれ
自体非常に良好な熱伝導性を有しているからである。さ
らに、前記コイルは水で冷却されるとともに、それ自体
比較的薄く且つ前記耐火金属製パイプと密接に結合する
前記耐火物と緊密に接触するので、上記した従来技術の
特許により得られるものよりも大幅に早い熱移送速度を
達成することができる。
(実 施 例) 以下、図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図および第3図を参照すると、配送兼調整システム
10が、ガラス・タンク14のような溶融ガラス源の出
口導管12へ接続された状態で示されている。この出口
導管12は、耐火金属製の配送パイプ18の入口端部1
6へ接続され且つこれと連通され、配送パイプ18は前
記配送兼調整システム10の中央に位置されている。他
の耐火金属が用いられても良いけれども、前記配送パイ
プI8は、好ましくはモリブデンで形成され、且つ複数
の区域18a、18b等を備えることができ、これらの
区域は、後述されるように互いに連結され、それゆえ前
記溶融ガラスのための所望長さの流路を形成する。水で
冷却される一対のフランジ組立体20a、20bが、出
口導管12の端部および配送パイプ18の入口端部1B
のそれぞれを螺合状態に受けるために、ネジ山を形成さ
れた抑止リング22a、22b  (第3図参照)を有
している。モリブデン製プレート24a、24bが、前
記水で冷却されるフランジ組立体の各々の中に位置され
、それにより、前記パイプ18の外部へ出る可能性のあ
る全ての溶融ガラスの流れを有効に密封するようにして
いる。前記配送パイプ18の出口端部26には、同様の
水で冷却されるフランジ組立体20cが設けられ、この
フランジ組立体20cは、ネジ山を形成された抑止リン
グ22cおよびモリブデン製プレート24C(第1図参
照)を有している。
前記モリブデン製配送パイプ18は耐火性スリーブ28
により包囲され、スリーブ28はスペーサもしくはクサ
ビ30によりパイプ18から離間され、それによりパイ
プ18の外周囲の周り、およびパイプ18を通過する流
路の周りに空洞もしくは空間32を形成している。前記
スペーサ30は、前記モリブデン製パイプ18を支持す
るためにも使用されている。
前記耐火性スリーブ28は、前記配送システムの所望の
長さに従って、複数の区域28a、 28b等に分けて
形成され、そして複数の(−心継手29により互いに連
結されてもよく、各偏心継手29は、これらの間で溶融
ガラスが流れるのを防止または禁止する。
前記耐火性スリーブ区域は、ジルコン、ザク(ZaC)
もしくはアルミナ耐火物のような任意の適宜材料で作ら
れることが可能である。
ジルコニア・セメントのような鋳造可能な混合耐火材料
34が、前記耐火性スリーブ区域28の外周囲の周りで
形成されてもよい。水で冷却される誘導加熱コイル36
が、前記鋳造可能な耐火材料34の外周囲の周りに位置
され、且つこのコイルは、アルミナ・セメントのような
適宜の耐火材料38により埋設もしくは収納されること
ができる。選択された前記コイル3Gのセメントは、冷
却効果を改善するために良好な熱伝導性を有するべきで
ある。
前記誘導加熱コイル36は、入口端部もしくは電力供給
リード体40を有し、これは、当該コイルを貫通してい
る中空通路42へ水のような冷却流体を供給するためと
、当該コイルを励起するための両方の目的を有し、また
当該誘導加熱コイル36は出口端部44を有し、この出
口端部44は、当該コイルから前記冷却流体を除去する
ためと、当該コイルへの電気的接続を完成するためのも
のである。
前記コイル36の周回部38a等の各々は、前記耐火物
34に緊密に接触する状態に保持され、且つ植込みボル
ト46によりその隣接する周回部に対して離間状態に保
持され、植込みボルト4Gは、コイル36の各周回部に
固着され、且つ各植込みボルトはコイル支持部材50内
の凹部48を貫通している。各コイル支持部材50のた
めのスペーサ52は、コイル36を外側の包囲殻54に
対して位置決めする。この殻54は、当該殻の上部およ
び下部の半割部を互いに固定するための締付はフランジ
56と、環状の強化リブ58とをHしている。前記支持
部材50およびスペーサ52は、木からなっていてもよ
く、且つそれらの側部に沿う支持突片60を有していて
もよい。
先に述べたように、前記クサビもしくはスペーサ30は
、前記パイプ18を前記空洞32内に位置させる。第2
図に示されているように、クサビ30は、パイプ18の
底部近くに位置されるが、垂直中心線ノ各側で約60″
の所に位置される。前記モリブデン製配送パイプは前記
包囲耐火物から異なる状態に膨張すると言う事実に鑑み
、クサビ30は、パイプ1Bが前記耐火物に対して水平
方向に摺動するとともに、そのような異なる膨張を補償
することを可能にする。また、前記種々な区域18a、
 18b等(前記配送システムの所望の長さによる)は
、滑り継手62により互いに接続される。この継手62
はパイプ区域の一端部に固定され、その際、隣接する各
端部は、これらの内部で自由に摺動することができ、そ
れにより前記パイプ区域の膨張および収縮を吸収する。
さらに、前記滑り継手62は、前記モリブデン製パイプ
18を酸化から保護するため、前記配送パイプもしくは
導管18内の流路から、同配送パイプの外周囲を包囲し
ている前記空間もしくは空洞32の中までの、溶融ガラ
スの流れを制限するのを容易にする。また、前記クサビ
30および前記滑り継手62もモリブデンで形成される
のが好ましく、その結果、前記空洞32内の溶融ガラス
による酸化から保護される。先に述べたように、モリブ
デン製プレート24a、 24b、 24cは、パイプ
18の外側のガラスが空洞32から外側へ流れるのを防
止するために、障壁もしくはシールとして機能する。
前記フランジ組立体20a〜20cは、水で冷却されて
、これらの周りの全ての漏れ経路を凍結させ且つ密封す
るように機能する。
第2図に示されているように、複数の分路64が、前記
外殻54の範囲内、および前記複数のスペーサ52間で
、前記配送システム10に沿って長手方向に延在してい
る。これらの分路64はシリカ鉄で作られており、且つ
これらの各々は、鋼製のケーシング54の加熱を防止す
るために、前記誘導コイル36により発生される電束(
磁束)を吸収する。分路64は、もし望まれれば、余分
な熱を除去するために水で冷却されてもよく、そして、
もしその冷却が当該分路のためでないとすると、前記鋼
製のケーシングは加熱されるようになることがある。
リング状ブロック68が、水で冷却されるフランジ組立
体20bと、耐火性スリーブ28および耐火材料34の
端部との間に位置されている。ファラディ・リング68
が、前記リング・ブロック66の外周囲を包囲し、且つ
当該包囲構造から適宜の耐火材料70により絶縁されて
いる。耐火材料70は、例えば、Carborundu
m Coll1panyと言う会社からFlberrr
axと言う登録商標で販売されているアルミナおよびシ
リカから作られたセラミック繊維である。前記ファラデ
ィ・リング68は、前記コイル36からの電束(磁束)
を捕捉するために用いられ、それにより、コイル36が
前記炉の構造用鋼および前記フランジ組立体20a、 
20bを加熱させるのを防止する。
しかし、開始時間中またはアイドリング(遊び)期間中
の流れを発生させるために、前記コイル36による充分
な熱が、出口導管12中の地点″A”内へガラス・タン
クもしくは炉14から供給されるのが重要である。ただ
し、前記フランジ組立体における前記モリブデン/ステ
ンレス鋼間の境界面をモリブデンの酸化温度(すなわち
約700℃)以上に加熱しない二とが重要である。実際
の技術事項として、所望されるだけの熱は前記コイル3
6により配送パイプ18へ供給されることができ、また
耐火金属製パイプ18は非常に良好な熱伝導性を有して
いるので、出口導管12中の点Aにおけるガラスはパイ
プ18および12に沿う伝導により昇温することになる
。前記水で冷却される銅製のファラディ・リング68は
、前記ステンレス鋼製フランジ組立体2Qa、20bお
よび隣接する構造用鋼の向かう誘導性電束(磁束)を吸
収もしくは低減するように機能し、それゆえ前記鋼がコ
イル36により加熱されるのを防止する。このファラデ
ィ・リング68は分割構造のものであってもよく、その
結果、それは過度の熱損失を避けるために通常の作動時
に容易に取り外されることが可能である。
隣接する鋼の加熱を防止する他の方法として、連結突片
もしくは短絡バー72が、パイプ18の入口端部16、
および入口もしくは電力供給リード体40の近くで、1
つまたはそれ以上のコイル周回部36a等の間に接続さ
れてもよく、それにより前記フランジ組立体20a、 
20bの近くでコイル36の端部を一時的に短くしても
よい。したがって、前記短絡バー72は、フランジ組立
体20a、20bの近(でコイル36の入口端部から電
力を除去し、その間に、コイル36の隣接する他の周回
部は、パイプ18を加熱するために充分な電束(磁束)
を発生している。
パイプ18からの熱は伝導により移送され、それにより
、前記炉の出口端部に近い地点Aに必要な熱を与え、そ
の間に、前記フランジ組立体および隣接する支持鋼構造
の加熱が、前記短絡されるコイル周回部により防止され
る。もちろん、前記短絡バー72は、必要であるならば
、前記フランジ組立体の過渡の加熱を防止するために、
前記電力供給リード体40および前記所望の周回部38
a間で接続および分断されるのが便利であることが理解
される。さらに、前記ガラス・タンク14から出口導管
12により配送されて地点Aのガラスへ与えられる熱の
量を増大させるために、入口端部16の近くで配送パイ
プ18の加熱を増大させるため、フランジ組立体20a
、 20bに近いコイル36の端部に隣接したコイル周
回部36a等は、導管12へさらに緊密に連結されるこ
とができ、それにより、前記フランジ組立体を加熱させ
ることなく、バイ118の入口端部へより多量の熱を与
えるようにしてもよい。
冷却水は、入口端部40を通して前記誘導加熱コイル3
Bへ供給されるとともに、中空通路42を経由して種々
な周回部38a等を通って循環し、そして出口端部44
を通って脱出する。前記入口接続部(端部)40および
出口接続部(端部)44は、前記誘導電束(磁束)を発
生させるための電流も搬送し、且つ水で冷却され、前記
コイル3Gは、有害な効果を発生することなく非常に高
い電流で作動することができる。前記配送パイプ18へ
供給される熱の制御は、前記コイル36へ供給される電
力により調節され、そしてその電力は熱電対を使用して
自動的に制御されることが可能である。前記コイル36
の周回部3[ia等は、当該コイル領域を包囲するアル
ミナ・セメント38を塗布する前に、隣接する周回部が
互いに短絡するのを防止するため、ファイバーグラス製
の絶縁材の中に被覆されてもよい。
第1図には前記耐火金属製配送パイプ18のうちの2つ
の区域18a、 18bのみが示されているけれども、
必要な長さの配送に適合するよう、要望に応じて任意数
のそのような区域を使用することが可能である。さらに
、コイルのたった1つの区域と、それに付随する耐火物
が第1図に示されているが、各パイプ区域L8a、 1
8bの長さに等しいような、任意数のコイル区域を使用
し得ることが理解されるであろう。前記コイル3Bは、
複数の連続的周回部3Ba等から形成されたものとして
示されているが、もし望まれれば蛤の殻状のコイル構造
(第4図)が配送パイプ18の周りに使用されてもよい
。この場合、各周回部の半割部36x、36yは、流体
移送用のホース接続部35により、および電流移送用の
電気的接続部37により互いに分離可能に接続されてお
り、またそのような接続部は、前記蛤の殻状の誘導コイ
ル構造の別々の半割部を取り外すため、および/または
、修理するために容易に取り外し可能となっていてもよ
い。そのような蛤の殻状構造は、耐火物またはモリブデ
ンに対してより容易に且つさらに便利に修繕を施し得る
ことが期待される。
動作を説明すると、前記空洞もしくは空間32は、滑り
継手62を通ってそのような空洞内へ溶融ガラスが流動
する前に、最初にカレット(硝子くず)または詰め物を
詰められ5.当該カレットまたは詰め物は、前記配送パ
イプ18の外周囲表面にガラス製上薬を形成して、それ
の酸化を防ぐことになるであろう。窒素のような不活性
浄化ガスが、前記空洞32およびそれを包囲する耐火材
料から酸素を除去するために最初に使用される。しかし
、ガラスが配送パイプ18を通して流され、そして前記
伸長継手62を通って空洞32内へ浸出してしまった後
は、前記種々な耐火性継手も同ガラスにより密封され、
それゆえ前記浄化ガスの連続的な使用は最早必要とされ
なくなる。前記空洞32は、当該空洞内で前記パイプ1
8を離間状態に保持する構成材料およびクサビまたはサ
ポート30の熱膨脹に一致する最小容積のものである。
先に述べたように、前記滑り継手62は、ガラスの加工
量が出口導管12から配送パイプ18を通って流れた直
後に、前記空洞が溶融ガラスで充満されるように構成さ
れている。
前記空洞32内のガラスは収容され、そしてパイプ18
を通して伝導された熱により溶融状態に保持されるが、
水で冷却される耐火性フランジ組立体20a、20bお
よび20cのために停留する。前記配送パイプ18を通
過している溶融ガラスの熱の調整は容易に制御される。
なぜなら、パイプ18は、光の速度で作用する電磁界で
誘導的に加熱され、また当該耐火金属製パイプそれ自体
が非常に良好な熱伝導性を有しているからである。さら
に、前記コイルは、水で冷却されるとともに、前記耐火
金属製導管18と緊密に結合している比較的薄い耐火物
と密接に接触するので、従来の技術と比較して数倍の熱
移送速度を達成することができる。さらに、前記ガラス
内での高温の道筋を防止し、前記導管18に沿うそのコ
アと表皮との間での温度配分を均一にするため、前記第
7987号特許に示されているような静止混合装置が利
用されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配送兼搬送システムの断面図であって
、第2図の1−1線に沿って取られた断面図であり、当
該システムへ接続された炉の出口を概略的に示している
断面図である。 第2図は第1図の2−2線に沿って取られた縦断面図で
ある。 第3図は前記配送システムの入口端部の拡大破断断面図
である。 第4図は本発明の他の実施例の破断概略図である。 lO・・・配送兼調整システム 12・・・出口導管    14・・・ガラス・タンク
IB・・・入口端部    18・・・配送パイプ20
a、20b、20c −・・フランジ組立体22a、2
2b、22cm抑止リング 24a、 24b、 24c・・・モリブデン製プレー
ト2G・・・出口端部    28・・・耐火性スリー
ブ29・・・偏心継手    30・・・スペーサ(ク
サビ)32・・・空洞(空間)34・・・耐火材料35
・・・ホース接続部  3G・・・誘導加熱コイル37
・・・電気的接続部  38・・・耐火材料40・・・
電力供給リード体(入口端部)42・・・中空通路  
  44・・・出口端部46・・・植込みボルト  4
8・・・四  部50・・・コイル支持部材 52・・
・スペーサ54・・・外側包囲数   58・・・強化
リブ60・・・支持突片    62・・・滑り継手6
4・・・分  路    66・・・リング・ブロック
68・・・ファラデイーリング

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性材料の源から配送場所まで同熱可塑性材
    料が配送される際、熱可塑性材料を熱的に調整するため
    の配送兼調整システムであって、熱可塑性材料の源に連
    通する入口端部、および所望の配送場所に連通する出口
    端部を有し、熱可塑性材料を自らに流すための配送パイ
    プと、前記配送パイプを包囲し、且つ同配送パイプに沿
    って長手方向に延在する耐火材料と、 前記パイプを誘導的に加熱するため、および伝導を介し
    て、前記パイプの内部の熱可塑性材料を加熱するため、
    前記耐火材料に対して作動可能に係合し、且つ前記配送
    パイプから離間された状態で同配送パイプを包囲した誘
    導加熱手段と、前記配送パイプ内の熱可塑性材料の熱的
    調整を制御するために、前記誘導加熱手段へ電力を供給
    するための手段と、および 前記誘導加熱手段を冷却するための手段と、を具備する
    配送兼調整システム。
  2. (2)前記配送パイプを包囲している前記耐火材料が、
    前記パイプの外周囲表面から離間され、それにより当該
    外表面と前記耐火材料との間に空洞を形成し、また、前
    記パイプ内の熱可塑性材料の流れから前記空洞内への同
    熱可塑性材料の進入の制限を可能にする手段と、前記配
    送パイプの前記入口および出口端部の近くで前記空洞を
    密閉するための手段とが備えられていることを特徴とす
    る請求項1記載の配送兼調整システム。
  3. (3)前記配送パイプが、軸方向に整列された複数のパ
    イプ断片で形成され、また、前記熱可塑性材料の進入の
    制限を可能にする前記手段が、前記パイプ断片の熱膨脹
    および収縮を可能にしながら、隣接するパイプ断片の端
    部を互いに連結させるための滑り継手手段を包含してい
    ることを特徴とする請求項2記載の配送兼調整システム
  4. (4)前記配送パイプの入口および出口端部の近くで前
    記空洞を密閉するための前記手段が、水で冷却されるフ
    ランジ組立体を包含し、同フランジ組立体は、前記耐火
    材料の端部に当接するとともに、前記空洞の端部を閉鎖
    し、密閉するために、前記配送パイプの外周囲部分に係
    合することを特徴とする請求項2記載の配送兼調整シス
    テム。
  5. (5)前記誘導加熱手段が誘導加熱コイルを備え、この
    誘導加熱コイルは、前記配送パイプの周囲に螺線状に巻
    かれ、前記パイプを包囲している前記耐火材料に係合す
    る複数の周回部を有し、当該周回部の各々は、蛤の殻状
    構造のものであって、当該蛤の殻状構造の半割部間に流
    体移送用接続部と、電気的接続部とを有していることを
    特徴とする請求項1記載の配送兼調整システム。
  6. (6)溶融した熱可塑性材料を案内するための装置であ
    り、当該装置を通過している材料の流れを熱的に調整し
    ながら、入口場所から配送場所まで溶融された熱可塑性
    材料を案内するための装置であって、 熱可塑性材料の源に連通した入口端部、および所望の配
    送場所に連通した出口端部を有し、熱可塑性材料の流れ
    を前記入口端部から前記出口端部まで案内するための耐
    火金属製導管手段と、前記耐火金属製導管手段の長手方
    向に延在する部分を包囲する耐火材料と、 前記耐火金属製導管手段を前記包囲している耐火材料か
    ら離間させ、前記耐火材料および前記耐火金属製導管手
    段の外周囲表面間に空洞を形成するための手段と、 および、前記耐火金属製導管手段を誘導的に加熱するた
    め、および前記導管手段内の熱可塑性材料を熱的に調整
    するために、前記耐火材料の部分に係合する手段と を具備する溶融した熱可塑性材料を案内するための装置
  7. (7)前記耐火金属製導管手段が、前記入口端部および
    配送場所間で軸方向に整列された複数の導管区域を包含
    し、また滑り継手手段が、前記導管区域の熱膨脹および
    収縮を補償しながら、前記導管区域の隣接する端部を接
    続するために設けられていることを特徴とする請求項6
    記載の溶融した熱可塑性材料を案内するための装置。
  8. (8)前記滑り継手手段が、前記導管区域内の熱可塑性
    材料が前記空洞内へ流れるのを可能にするよう、前記空
    洞および前記導管区域の内部間に開放された連通通路を
    備えていることを特徴とする請求項7記載の溶融した熱
    可塑性材料を案内するための装置。
  9. (9)前記耐火金属製導管手段の入口端部および出口端
    部の近くで、水により冷却されるフランジ組立体が前記
    空洞を密閉することを特徴とする請求項6記載の溶融し
    た熱可塑性材料を案内するための装置。
  10. (10)前記耐火金属製導管手段を誘導的に加熱するた
    めの前記手段が、流体により冷却される誘導加熱コイル
    を備え、このコイルは、前記耐火金属製導管手段から離
    間された状態でそれを包囲していることを特徴とする請
    求項6記載の溶融した熱可塑性材料を案内するための装
    置。
  11. (11)前記耐火金属製導管手段を誘導的に加熱するた
    めの前記手段が、容易に取り外し可能な誘導加熱コイル
    を備え、このコイルは、前記導管手段の周囲に巻かれた
    複数の周回部を有し、そして当該周回部が、蛤の殻状構
    造のものであって、当該各構造の隣接する半割部が、流
    体移送用接続部および電気的接続部を有していることを
    特徴とする請求項6記載の溶融した熱可塑性材料を案内
    するための装置。
  12. (12)熱可塑性材料を熱的に調整しながら、熱可塑性
    材料の源から所望の配送場所まで同熱可塑性材料を配送
    する方法であって、 入口端部がそのような材料の源に連通し、且つ出口端部
    が所望の配送場所に連通している配送経路に沿って、溶
    融した熱可塑性材料を流す工程と、前記配送経路の長手
    方向範囲を誘導的に加熱可能な材料で包囲する工程と、 前記配送経路に沿って流れている前記熱可塑性材料を加
    熱するために、前記配送経路に沿って前記誘導的に加熱
    可能な材料を誘導的に加熱すると同時に、前記誘導加熱
    の源に冷却を施す工程と、前記配送経路内で前記熱可塑
    性材料を熱的に調整するために施された前記加熱および
    冷却を調整する工程と を具備する熱可塑性材料を配送する方法。
  13. (13)前記誘導的に加熱可能な材料を、前記配送経路
    の外側で熱可塑性材料により包囲する工程を包含してい
    ることを特徴とする請求項12記載の熱可塑性材料を配
    送するための方法。
  14. (14)前記配送経路を包囲している前記誘導的に加熱
    可能な材料の方へ向けられない、誘導的に発生された不
    本意な電束(磁束)を吸収する工程を包含していること
    を特徴とする請求項12記載の熱可塑性材料を配送する
    方法。
  15. (15)前記配送経路の長手部分に沿って、選択的に誘
    導加熱を施す工程を包含していることを特徴とする請求
    項12記載の熱可塑性材料を配送する方法。
JP63004648A 1987-01-12 1988-01-12 熱可塑性材料の配送方法およびシステムおよび装置 Pending JPS63182221A (ja)

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