JPS63181641A - エンジンの始動装置 - Google Patents

エンジンの始動装置

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JPS63181641A
JPS63181641A JP1180687A JP1180687A JPS63181641A JP S63181641 A JPS63181641 A JP S63181641A JP 1180687 A JP1180687 A JP 1180687A JP 1180687 A JP1180687 A JP 1180687A JP S63181641 A JPS63181641 A JP S63181641A
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JP
Japan
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rotor
stator
engine
teeth
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP1180687A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Higuchi
俊郎 樋口
Takashi Hayashi
隆司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明はエンジンの始動装置に関するものである。
(従来技術) 従来、スタータモータは自動車用エンジンのシリンダブ
ロックに取着され、エンジン始動時に駆動し回転力をク
ランクシャフトに伝達するようになっていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、スタータモータはエンジンとは別個に取り付
けられているためエンジン回りが大型になっていた。又
、スタータはブラシ、コンミュテ−夕等の摩耗部品を使
用していることから保守点検が必要となるとともに寿命
が短く信頼性に問題があった。
この発明の目的は上記問題点を解消し、エンジンの小形
化を図るとともに、ブラシ、コンミステータ等の摩耗部
品を備えたスタータモータを使用することなくエンジン
始動を行なうことができその信頼性を向上させることが
できるエンジンの始動装置を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記目的を達成すべく、エンジンのクランク
シャフトに固設され、所定間隔で配置された歯を有する
ロータと、前記ロータの歯に対し一定間隔をおいて対向
配置されるとともに所定間隔をおいて配置された歯を有
するステータと、前記ステータの各歯に巻装されるとと
もにバッテリーに接続されたコイルと、前記コイルを通
電制御するコイル駆動手段と、前記ロータとステータと
の相対位置を検出する回転位置検出手段と、前記回転位
置検出手段に基づいて前記コイル駆動手段を制御して前
記ロータをステータに対して回転駆動させる始動制御手
段とからなるエンジンの始動装置をその要旨とするもの
である。
(作用) 上記構成により、始動制御手段がロータとステータとの
相対位置を検出する回転位置検出手段に基づいてコイル
駆動手段を制御すると、ステータの歯が磁化されてロー
タの歯が吸引されロータを回転させる。その結果、ロー
タに固設されたクランクシャフトが回転されエンジンが
始動する。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
第1図は自動車用4気筒ガソリンエンジンの概略図を示
し、4つのピストン1と連結されたクランクシャフト2
はその一端においてフライホイール3が取着されるとと
もに、他端に鉄製のロータ4が固設されている。このロ
ータ4は、第2図に示すように円板状を成し、その表面
及び裏面には第2図及び第3図に示すように中心に対し
放射状の歯5が等間隔で全周にわたって形成されている
尚、第2図において、歯5はその一部のみ示す。
又、同日−夕4両側にはそれぞれエンジンのシリンダブ
ロック6に固着された鉄製のステータ7が一定間隔をお
いて対向配置されている。このステータ7は第5図及び
第6図に示1ように円板状を成し、前記ロータ4と対向
する面には中心に対し放射状の一対の歯形成突部8a、
 8bが全周にわたって交互に多数形成されている。尚
、第4図、第5図及び第6図においては隣合う2つの歯
形成突部(以下、第1の突部8aと第2の突部8bとい
う)のみ示す。
その各突部8a、 8bの中心には第1の溝9が形成さ
れるとともに、さらに、その溝9にて形成された第1〜
第4の突条10a〜10dの中心にも第2の溝11がそ
れぞれ形成されている。即ち、第1の突部8aには第1
及び第2の突条10a。
10bが、又、第2の突部8bには第3及び第4の突条
10c、10dがそれぞれ形成されている。
この第1及び第2の溝9,11にて形成された各歯12
の幅D1は前記ロータ4の歯5の幅D2と等しくなって
いる。又、ロータ4の歯5の間隔及びステータ7の歯1
2の間隔は予め設定されていて、第4図に示すロータ4
とステータ7の配置状態では第1の突条10aにおける
歯12はロータ4の歯5と完全に対向し、第2の突条1
0bにおける歯12はロータ4の歯5と対向しない位置
にある。さらに、第3の突条10cにおける歯12はロ
ータ4の歯5と半分の面積対向する位置にあり、さらに
第4の突条10dにおける歯12もロータ4の歯5と半
分の面積だけ対向している。
尚、第3の突条10cと第4の突条10dにおける歯1
2はロータ4の歯5と対向する部分が逆になっている。
この一対の突部8a、8bには巻き数が等しく、かつ巻
き方向が異なる磁束形成手段としてのフィールドコイル
l−fが直列結線にて巻装されている。
従って、このフィールドコイルLfを通電すると、第1
の突部8aの歯12がS極に、又第2の突部8bの歯1
2がN極に磁極化される。その結果、第1の突部8a→
ステータ7→第2の突部8b→ロータ4→第1の突部8
aに至る磁束の流れが形成される。尚、このフィールド
コイルl−fは本装置で発電をする場合のみ使用され、
モータとして使用する場合には通電されない。
又、第1の突条10aには第1のステータコイルLs1
が巻装されるとともに、第3の突条10Cにはその第1
のステータコイルLSIとは巻き方ステータコイルLS
Iと巻き方向が等しい第3のステータコイルLs3が巻
装されるとともに、第4の突条10dには同じく第1の
ステータコイルLs1とは巻き方向が異なる第4のステ
ータコイルLs4が巻装されている。
従って、各ステータコイルし51〜LS4を順次通電さ
せることにより各突条10a〜10dの歯12が磁極と
なり、ロータ4のm5を吸引しロータ4を回転させるこ
とができる。これは公知のVR型ステッピングモータの
駆動原理に基づいたものである。
又、第4図に示す状態で、前記フィールドコイル[fを
励磁させステータ7とロータ4との間に磁束を生じさせ
たときには、ロータ4からステータ7の第1の突部8a
への磁束は両歯5,12間の対向する面積の大きな第1
の突条10aの歯12に集中し、第2の突条10bは少
なくなっている。一方、ステータ7の第2の突部8bか
らロータ4への磁束は、両歯5,12間の対向する面積
が等しいので第3及び第4の突条1Qc、10dの歯1
2から均等に流れる。そして、ロータ4が回転すると、
この状態が順次シフトしていくので両歯5,12間に流
れる磁束は増減する。その結果、各ステータコイルLs
1〜Ls4には起電力が発生し、第7図に示すような位
相が90度ずれた交流電圧γ1.γ2.γ3.γ4を出
力する。
第8図はバッテリー13に接続された励磁回路14を示
し、バッテリー13の両p譜子間にはマグネットコンタ
クタ15、前記第1のステータコイルLS1及び第1の
トランジスタTr1が直列に接続されている。尚、マグ
ネットコンタクタ15は代りにパワートランジスタのよ
うな半導体スイッチを使用してもよい。
このマグネットコンタクタ15と第1のステータコイル
Ls1の間の接続点aは前記第2のステータコイルLs
2と第2のトランジスタ丁r2の直列回路を介してバッ
テリー13のマイナス端子と接続されている。又、同接
続点aとバッテリー列回路、及び前記第4のステータコ
イルLs4と第4のトランジスタTr4の直列回路がそ
れぞれ接続されている。
ざらに、各ステータコイルLS1〜LS4と各トランジ
スタTr1〜Tr4との間の接続点す。
c、d、eは、バッテリー13の両端子との間において
2つのダイオードD1とD2.D3とD4゜D5とD6
.D7とD8よりなる直列回路の各中間接続点f、g、
h、iとそれぞれ接続されてい一〇− る。
又、バッテリー13の両端子間には前記フィールドコイ
ルl−f及び第5のトランジスタTr5が直列に接続さ
れている。そのフィールドコイルLfと第5のトランジ
スタTr5との間の接続点、jとバッテリー13のプラ
ス端子との間にはダイオードD9が接続されている。
従って、第5のトランジスタTr5にベース電流を流し
同第5のトランジスタTr5をオン動作させると、フィ
ールドコイルLfを励磁させることができる。又、マグ
ネットコンタクタ15を閉路させた状態で第1〜第4の
トランジスタTr7〜Tr4にベース電流を流すことに
より各トランジスタ丁r1〜Tr4をオン動作させ、各
ステータコイルLs1〜1−64を励磁させることがで
きる。
さらに、マグネットコンタクタ15を開路し第1〜第4
のトランジスタTr1〜Tr4をオフさせるとともに第
5のトランジスタTr5をオンさせた状態でロータ4が
回転しているとき、第1〜第4のステータコイルLs1
〜Ls4に第7図に示す交流電圧γ1.γ2.γ3.γ
4が発生し、各ダイオードD1〜D8によりその交流電
圧γ1゜γ2.γ3.γ4が第9図に示すように整流さ
れ同励磁回路14から出力される。
即ち、例えば、第1の期間T1では第1及び第3のステ
ータコイルし81.Ls3の起電力にょって、第1のス
テータコイルし$1→第3のステータコイルLS3→ダ
イオードD5→バッテリー13→ダイオードD2の電流
経路が形成される。
又、第2の期間T2では第2及び第4のステータコイル
LS2.Ls4の起電力によって、第2のステータコイ
ルLS2→第4のステータコイルL 、s 4→ダイオ
ードD7→バツテリー13→ダイオードD4の電流経路
が形成される。
さらに、第3の期間T3では第3及び第1のステータコ
イルLS3.ls1の起電力にょって、第3のステータ
コイルLS3→第1のステータコイルLs1→ダイオー
ドD1→バッテリー13→ダイオードD6の電流経路が
形成される。又、第4の期間T4では第4及び第2のス
テータコイルしS4−、LS2の起電力によって、第4
のステータコイルLs4→第2のステータコイルLs2
→ダイオードD3→バッテリー13→ダイオードD8の
電流経路が形成される。
次に、このように構成したエンジンの始動装置の電気的
構成を第10図に基づいて説明する。
回転位置検出手段としての光電式エンコーダ16は前記
ロータ4の回動位置及び回転速度を検出するセンサであ
って、本実施例ではロータ4の歯5に対し1/4ピツチ
づつずらした位置に4つのフォトセンサ17をステータ
7に設け、このフォトセンサ17の検知信号に基づいて
相対位置を検出するようにしている。尚、フォトセンサ
17の代りに近接センサを使用してもよい。
又、コントローラ18は外部からのエンジン始動開始信
号を入力し、同信号によりエンジンの始動開始を検知す
る。この開始信号は、例えばイグニッションスイッチの
オン信号等が使用される。
さらに、コントローラ18は前記励磁回路14のM1〜
第5のトランジスタTr1〜Tr5に駆動信号(ベース
電流)SG1〜SG5を出力し同トランジスタ丁r1〜
Tr5をオンオフ制御するとともにマグネットコンタク
タ15に駆動信号SG6を出力し同マグネットコンタク
タ15を開閉駆動制御するようになっている。
電圧検出回路19は前記第1〜第4のステータコイルL
s1〜Ls4の起電力による励磁回路14の出力電圧を
検出し、その検出信号をA/Dはこの信号入力による現
時点における励磁回路14の出力電圧に基づいて所定の
電圧値とすべく第5のトランジスタTr5のデユーティ
(オンオフ動作の切換えタイミング)を制御する。
次に、このように構成した始動装置の作用を説明する。
まず、コントローラ18はエンジンの始動開始信号の入
力によりエンジンの始動開始を検知すると、マグネット
コンタクタ15を閉路状態にするとともに第5のトラン
ジスタTr5をオフ状態にする。その後、コントローラ
18は光電式エンコーダ16からの検出信号に基づいて
第1〜第4のトランジスタTr1〜Tr4を順次オンオ
フ動作させ各ステータコイルLSI〜LS4を順次励磁
させる。その結果、ステータ7の歯12が磁極となりロ
ータ4の歯5が吸引されロータ4が所定の速度で歩進的
に回転させられる。このロータ4の回転によりクランク
シャフト2が回転されエンジンの始動が行なわれる。
そして、コントローラ18は光電式エンコーダ16によ
り検出された検出信号に基づいてロータ4の回転速度が
ロータ4の回転駆動のための回転速度〈第1〜第4のト
ランジスタTr1〜Tr4の駆動信号出力タイミング)
より大きくなったとき、エンジンが始動しこのステータ
7とロータ4との協働によって行なわれたスタータモー
タとしての役割が終了したと判断する。従って、以後、
ロータ4はエンジンの駆動によって回転する。
次に、コントローラ18はこのようにしてエンジンが始
動したと判断すると、まずマグネットコンタクタ15を
開路させるとともに第1〜第4のトランジスタTr1〜
Tr4をオフ状態にし第5のトランジスタTr5をオン
させる。そして、コントローラ18は励磁回路14の出
力電圧を検出しこの電圧が予め定めた電圧値で一定にな
るように第5のトランジスタTr5をデユーティ制御し
バッテリー13への充電動作を行なう。
即ち、ロータ4の回転に伴う各ステータコイルカ電圧が
上昇すればデユーティを小さくしフィールドコイルしf
に流れる電流を減少させ励磁回路14の出力電圧を下げ
、逆に同出力電圧が下がればデユーティを大きくしフィ
ールドコイルl−fに流れる電流を増加させ出力電圧を
上る。
このように本実施例においては、クランクシャフト2に
直接エンジンの始動装置を取り付けた構造としたので、
従来のスタータモータをシリンダブロックに取り付けた
場合に比べ小形化することができる。さらに、この始動
装置はクランクシャフト2に直接充電を行なわせる、い
わゆるオルタネータとしての役目を果し充電装置をも取
り付けた構造としているので、従来のスタータモータ及
びオルタネータを別個に取り付けた場合に比べ小形化で
きるとともに部品点数を少なくすることができる。
又、本始動装置は従来のスタータモータのような摩耗部
品を使用していないので、その各部品の保守点検を不要
にすることができるとともに、寿命を長くすることがで
き信頼性を向上させることができる。又、同様に従来の
オルタネータのブラシ、スリップリング、プーリベルト
等の摩耗部品を使用していないので、その各部品の保守
点検を不要にすることができるとともに、寿命を長くす
ることができ信頼性を向上させることができる。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく以
下のように実施してもよい。
(イ)上記実施例では充電をも行える始動装置としたが
、充電装置(オルタネータ)を本始動装置とは別途に設
けてもよい。即ち、上記始動装置においては始動動作し
か行なわず充電は別途に設けた充電装置(オルタネータ
)により行うようにしてもよい。
(ロ)上記実施例ではロータ4の両面にステータ7を配
置したが、−面のみにステータ7を配置するようにして
もよい。
(ハ)第11図に示すように、フライホイール21をロ
ータとして使用してもよい。この場合、フライホイール
21がロータの役目をするので、さらに部品点数を減少
させることができることとなる。
(ニ)フィールドコイル「fの巻き方は第12図に示す
ように、ステータ7の突部8a、8bを巻装するのでは
なく両突部Ba、Bbの間の部分を巻装するようにして
もよい。
(ホ)さらに、上記実施例ではステータ7の1つの突条
10a、10b、10c、10dに対し歯12を2つ形
成したが、第13図に示すように歯12を1つ、あるい
は3つ以上形成してもよい。
この場合、ロータ4の歯5もそれに対応して変更する必
要がある。
(へ)上記実施例では円板状のステータ7及びロータ4
を使用したが、第14図及び第15図に示すように円筒
型のステータ22及びロータ23を使用してもよい。こ
の場合、円筒型ロータ23の外周部及び円筒型ステータ
22の内周部にそれぞれ歯24.25が形成されること
になる。
(ト)上記実施例では第1〜第4のステータコイルLs
1〜LS4による4相にて行なったが3相あるいはそれ
以外の相数で行なってもよい。
(チ)励磁回路は第16図に示すように構成し、各ステ
ータコイルLsl〜LS4の出力する交流電圧を整流す
るようにしてもよい。この場合、2つのダイオードD1
とD2.D3とD4.D5とD6.D7とD8よりなる
直列回路を並列接続しその並列回路とツェナダイオード
[)2とを直列にしてバッテリー13の両端子を接続し
たことにより同励磁回路26を確実に保護することがで
きる。
(す)上記実施例では各ステータコイルLs1〜LS4
を1つづつ順次通電してロータを駆動する1相励磁で説
明したが、VR型ステッピングモータと同様に2相励磁
、1−2相励磁を行って特性の改善をしてもよい。
(ヌ)ソーヤモータの原理を用いてロータ4を回転させ
るようにしてもよい。
即ち、第17図に示すように、第1〜第4の各突条10
a、10b、10c、10dに7−1’−ルドコイルl
−fの巻き数と等しく、かつ巻き方向が一致するものと
異なるものの一組のステータ」イルLs1a 〜Ls4
a、Ls1b−Ls4bをそれぞれ巻装する。この場合
のフィールドコイルLfはソーヤモータにおける永久磁
石の代りをするものである。
さらに、第18図に示すように、この各ステータコイル
1s1a−1s4a、1s1b 〜1−s4bのうちの
第1と第2の突条10a、10b、及び第3と第4の突
条10G、10dのステータコイルLs1aとLslb
、Ls2aとLs2b。
Ls3aと1−s3b、1s4aとLs4bをそれぞれ
直列に接続する。
そして、エンジン始動の際にはフィールドコイルLfを
励磁させステータ7の両穴部8a、8bとロータ4との
間で磁束を発生させる。ざらに、第1のトランジスタT
r1をオンすると第17図中ステータコイルLs1aに
よりその第1の突条10aの歯12での磁束は強められ
、一方、ステータコイル1s1bによりその第2の突条
10bの歯12での磁束は打消される。そして、このよ
うにして、各トランジスタTr1〜Tr4を順次オンす
ることによりロータ4を回転させる。
又、エンジン始動後における充電の際にはフィールドコ
イルLfを励磁させたままの状態で各ステータコイルL
s1a−Ls4a、Lslb 〜Ls4bに発生する起
電力にて充電する。
尚、このソーヤモータの原理を利用しての装置は他の態
様として、ロータ7の突部8a、8bに磁極を形成する
方法として永久磁石を使用してもよい。
さらに、このソーヤモータの原理を利用した方法におい
て上記(イ)〜(チ)のように実施してもよい。
尚、この発明は他にも自動車用4気筒ガソリンエンジン
の他、自動車以外のエンジンに具体化したり、3気筒以
下あるいは5気筒以上のエンジンに具体化してもよい。
さらに、ガソリンエンジンの他各種のエンジンに具体化
してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明はエンジンの小形化を図
るとともに、ブラシ、コントロ−ラ等の摩耗部品を備え
たスタータモータを使用することなくエンジン始動を行
なうことができその信頼性を向上させることができる優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1〜第10図はこの発明を具体化した一実施例を示し
、第1図は始動装置を備えたエンジンの概略図、第2図
はロータの正面図、第3図はロータの断面図、第4図は
ロータ及びステータの要部断面図、第5図はステータの
正面図、第6図はステークの側面図、M7図は各ステー
タコイルから出力される交流電圧を示す図、第8図は励
磁回路を示す電気回路図、第9図は励磁回路から出力さ
れる電圧を示す図、第10図は始動装置の電気ブロック
図、第11図は別例のエンジンの概略図、第12図は別
例のステータの一部断面図、第13図は別例のロータ及
びステータの要部断面図、第171図及び第15図は別
例のロータ及びステータ第18図は同じくその励磁回路
を示す図である。 2はクランクシャフト、4はロータ、5は歯、7はステ
ータ、8a、8bは突部、1Qa、10b。 10c、10dはM1〜第4の突条、12は歯、13は
バッテリー、16は回転位置検出手段としての光電式エ
ンコーダ、18はコイル駆動手段及び始動制御手段とし
てのコントローラ、22はスフ −夕、23はロータ、
24.25は歯、Lfは磁束形成手段としてのフィール
ドコイル、Ls1〜Ls4゜LS1a〜LS4a、LS
1b〜Ls4bはそれぞれステータコイルである。 特許出願人  樋 口  俊 部 株式会社豊田自動織機製作所 代  理  人   弁理士   恩  1)  博 
 宣第12隋

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンのクランクシャフトに固設され、所定間隔
    で配置された歯を有するロータと、 前記ロータの歯に対し一定間隔をおいて対向配置される
    とともに所定間隔をおいて配置された歯を有するステー
    タと、 前記ステータの各歯に巻装されるとともにバッテリーに
    接続されたコイルと、 前記コイルを通電制御するコイル駆動手段と、前記ロー
    タとステータとの相対位置を検出する回転位置検出手段
    と、 前記回転位置検出手段に基づいて前記コイル駆動手段を
    制御して前記ロータをステータに対して回転駆動させる
    始動制御手段と からなるエンジンの始動装置。 2、ステータはその歯に磁束を形成させる磁束形成手段
    を備えたものである特許請求の範囲第1項に記載のエン
    ジンの始動装置。 3、磁束形成手段はステータに巻装されたフィールドコ
    イルである特許請求の範囲第2項に記載のエンジンの始
    動装置。 4、磁束形成手段は永久磁石である特許請求の範囲第2
    項に記載のエンジンの始動装置。
JP1180687A 1987-01-21 1987-01-21 エンジンの始動装置 Pending JPS63181641A (ja)

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