JPS63180856A - 糞便の潜血検査等に使用する改良した連続ストリップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、糞便の潜血試験のような診断用検査の生成物
に関し、更に詳細には、かがる試験に用いられる改良さ
れたテープまたは細長い、連続ストリップに関する。糞
便の潜血検査における本発明のテープは特に利用される
ので、このような関係においてこのテープを説明する。

しかしながら、以下の説明は、本発明のテープの利用に
限定されるものと考えるべきではない。

［従来の技術］ 糞便の潜血検査は一般的には、例えば、消化骨癌の指標
となる消化管からの出血を早期に検出するための試験に
有効であると考えられている。

グアヤクのような無色色素原と、展開溶液とも表わされ
る過酸化水素のような酸素供与体を用いる標準化した試
験の背景によって、糞便標本中の潜血を検出する検査は
周知である。ヘモグロビンのような触媒活性を示す物質
の存在で、酸素は酸素供与体から放出されて、色素原と
反応し、色素原を変色させる。このような試験はしばし
ば糞便の潜血の「グアヤク」試験と呼ばれている。グア
ヤクは、スライドの形状または連続ストリップまたはテ
ープとして市販されているフィルターペーパー上に印刷
または含浸されている。糞便標本をスパーチル型の器具
を用いてフィルターペーパー上に置く、典型的には、グ
アヤクを用いるときには、グアヤクはシュライヒャー・
アンド・シュエル（Ｓｃｈｌｅｉｃｈｅｒ　＆　５ｃｈ
ｕｅｌｌ）製の２０４３Ａフイルターペーパーのような
通常の吸収性フィルターペーパー上に印ψ１または含浸
される。この型のフィルターペーパーは、従来はスライ
ド型生成物およびテープ生成物に用いられてきた。

グアダグノ（Ｇｕａｄａｏｎｏ）の１９８５年における
米国特許第４，５４１，９８７号明細書には、他の色素
原および酸素供与体並びに糞便標本を入れるトイレ用ボ
ウル中に市販の生成物を垂らす、スロー・イン・ザ・ボ
ウル（ｔｈｒｏｗ−ｉｎ−ｔｈｅ−ｂｏｗｌ）として知
られている他の型の試験が記載されている。

当然のことながら、化合物、すなわち色素原および酸素
供与体か適性に機能していることを確かめることか望ま
しい。この目的のため、コントロールまたはモニターが
、試験スライド上またはと共に、およびスロー・イン・
ザ・ボウル（ｔｈｒｏｗ−団−ｔｈｅ−ｂｏｗｌ）生成
物上に備えられて来た。従来技術の例は、１９７９年の
フレンド（Ｆｒｉｅｎｄ）の米国特許第４，１７５，９
２３号明細書、１９８２年のローレンス（Ｌａｗｒｅｎ
ｃｅ）とタウンスレイ（Ｔｏｗｎｓｌｅｙ）の米国特許
第４，３６５，９７０号明細書および１９８５年のグア
タグノ（Ｇｕａｄａｇｎｏ）ノ米国特許第４，５４１，
９８７号明細書である。

［発明が解決しようとする問題点］ 試験スライドおよびトイレ用ボウルに用いられる生成物
に追加して、従来「テープ」として知られている、実際
には細長くて薄い連続的なストリップ状であり、ディス
ペンサーに取り付けられたロール状をしており、短いテ
ープ部分をディスペンサーから取り出して糞便の潜血試
験に用いることができるようになっているものが数社か
ら販売されている。このテープは、頻繁に病院および医
−〇　− 局で利用されている。しかしながら、当然のことながら
、特に様々な使用者がディスペンサーがら異なった長さ
のテープを引き出すことによって、テープ上のコントロ
ールまたはモニターの−が標本試験部位を妨けることが
あるので、成形された同定可能なコントロールまたはモ
ニターをテープ上に配設しておくことはなかった。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、新規且つ改良されたテープまたは連続ストリ
ップ試験材料を提供することによって、上記のような問
題点を解決する。

更に詳細には、本発明は糞便の潜血試験に利用する化合
物が適性に機能するのを確かめるための定義されたコン
トロール部位またはコントロール領域を有し、且つ定義
された試験部位または試験領域を有する連続的な細長い
ストリップ状の試験材料を提供する。

したがって、本発明は、糞便の潜血試験用テープ等にコ
ントロールまたはモニター系を組み入れることによって
上記の不都合を解決する。

［発明の態様コ 本発明の利益および利点は、下記のような図面に関する
発明の詳細な説明を読むことによって更に完全に理解さ
れるであろう。

図面において、同じ参照番号は同一の対応する成分を表
わす。

図面について本発明を説明する。図面には、細長い幅の
狭い薄い連続的ストリップまたはテープ１０がロール状
にそれ自体で巻き取られた形で示されており、ディスペ
ンサー１４内に配置されている。ディスペンサーは、テ
ープを取り出す適当な開口部を有する直方体固体状をし
ていてもよい。

第２図については、テープ１０の断面が示されている０
本発明に用いられるテープは、細長い、幅が狭い、薄い
連続的ストリップとして切断されるシュライヒャー・ア
ンド・シュエル （Ｓｃｈｌｅｉｃｈｅｒ　＆　５ｃｈｕｅｌｌ）製の２
０４３Ａフイルターペーパーである。単一ロールのテー
プは、例えば幅が１３／１６インチで長さが１００〜２
００インチであってもよい。テープ全体に色素原を含浸
させることができ、好ましい態様では、色素原は従来他
の糞便潜血試験テープおよびスライド生成物に用いられ
たのと同じグアヤクである。本発明に好ましく用いられ
る酸素供与体は、これも従来糞便の潜血試験テープで一
般的に用いられた過酸化水素である。

ストリップまたはテープ１０は、一連の感覚をあけて取
った横列のミシン目１６を有する。それぞれの組のミシ
ン目は一般的にはストリップの縦軸に垂直である。それ
ぞれの組のミシン目はツギノまたは隣接する組のミシン
目から縦方向に１゜７５インチの感覚を取っである。２
個の隣接する組のミシン目の間のテープは標本試験部位
または領域１８およびコントロール部位または領域２０
を画定する。標本試験領域１８は、隣接する組のミシン
目の間の縦方向の距離の大部分かストリップの縦軸に沿
って約１，５インチの距離から成っていることかできる
。

コントロール部位２０は、一対の間隔を開けた横方向ラ
イン２２．２４であって、これに垂直で、テープの縦軸
に平行な短いライン２６によって相互に連結されている
ライン２２．２４を有している。ライン２６はテープの
中心軸上にあってもよく、ライン２２．２４および２６
か一般的にはｒ）（Ｊ字を画定する。陰性モニター領域
２８として同定されテープの縦軸の半分にライン２２．
２４および２６によって画定されるコントロール部位２
０の一部分には、マイナス印３０か付けられている。ラ
イン２２．２４および２６によって画定され、テープの
反対側の半分にあるテープのもう一方の半分には、陽性
モニター領域かあり、プラス印が付けられている。ライ
ン２２．２４．２６およびプラスおよびマイナス印を識
別し易くするため、通常のインキを用いて赤または橙色
のような明るい色で印刷することができる。印刷は、通
常のフレキソ印刷法を用いて行うことができる。

標本試験領域１８およびコントロール領域２０を含むテ
ープ全体を、色素原で含浸する。また、触媒３６を陽性
試験領域３２に供給する。この触媒は、色素原と展開溶
液（または試薬）の両者が−　１〇　− それらの所望な化学的活性を保持するかぎり色素原に変
色を尾来させる物質である。

本発明のテープを使用するため、糞便標本を試験部位１
８（または好ましくはテープの反対側）に置いて、次に
展開溶液を陰性モニター領域２８では試験部位１８に、
陽性モニター領域３２では触媒３６上に置く。

試験部位１８の変色は陽性応答が考えられ、このような
変色かないことは陰性応答と考えられる。

コントロール部位の陰性部分では、色素原は無色のまま
であり、変色がある場合には、試験部位１８における如
何なる試験結果（陽性または陰性）も無視すべきである
。コントロール部位の陽性部分では、触媒３６は変色す
る。色素原または酸素供与体あるいは両方共が「新鮮で
ない」かまたはそれらの活性を喪失してしまっていると
きには、この触媒に展開溶液を塗布しても無色のままで
あり、この場合には、試験部位１８における如何なる結
果（陽性または陰性）も無視すべきである。

本発明の好ましい触媒は、１９８３年１２月２１日付の
同時係属共同出願第５６３，９０３号明細書二より詳細
に記載されている酢酸鉛である。

上記のように、テープ１ｏは複数の組の感覚を置いたミ
シン目１６を有する。ティスペンサー１４からテープ１
ｏを引き出す際に、ミシン目は標本試験領域とコントロ
ール領域の両方を有する使用可能な部分の切断を容易に
する。ミシン目によって、はテープ１ｏの使用可能な区
分への好都合な分離が容易になる。数個の試験部位と数
個のコントロール部位を有する長めのテープ部分を引き
出すことも、試験部位とコントロール部位とがロール１
２がら引き出されて、切断されるかぎり、受容可能であ
る。ミシン目１６は、切り込み線またはテープの切断を
容易にするその他の手段であってもよい。

上記の説明は、本発明の好ましい態様の完全な記載であ
る。本発明の精神および範囲から離反することなく多数
の変更および改質を行うことができる。それ故、本発明
は特許請求の範囲によってのみ制限されるべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ディスペンサーに配設されたロール上の連続
ストリップまたはテープの透視図であり、第２図は、テ
ープまたは連続ストリップの一部である。 １０：　テープ、 １２：　ロール、 １４：　ディスペンサー、 １６：　ミシン目、 １８：　標本試験部位、 ２０：　コントロール部位、 ２２．２４：　横断ライン、 ２６：　短いライン、 ２８：　陰性モニター領域、 ３０：　マイナス印、 ３２：　陽性モニター領域 ３４：　プラス印、 ３６：　触媒。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、色素原−酸素供与体試験システムに使用する細長く
   、幅が狭くて、薄い連続ストリップであって、 複数の定義された試験部位と、 複数のコントロール部位とを有し、 それぞれのコントロール部位が２個の隣接する試験部位
   の中間にあることを特徴とする、ストリップ。 ２、それぞれのコントロール部位が陽性試験指示薬およ
   び陰性試験指示薬を有する、特許請求の範囲第１項記載
   のストリップ。 ３、複数のテープを切断するのを容易にする手段を有し
   、 それぞれの試験部位と一個の隣接するコントロール部位
   とが、このテープの切断を容易にする２個の隣接した手
   段の間に配置されている、特許請求の範囲第１項記載の
   ストリップ。 ４、テープ切断手段が一連のミシン目である、特許請求
   の範囲第３項記載のストリップ。 ５、色素原と試薬とを用いて潜血の存在を計測するのに
   用いる試験基材であって、 細長く、幅が狭くて、薄い連続的なストリップであって
   、 複数の試験部位と、 複数のコントロール部位とを有し、 それぞれのコントロール部位が隣接する試験部位の中間
   に配置され、 それぞれのコントロール部位は潜血試験の用いられる色
   素原と試薬が適性に機能することを証明するようになっ
   ていることを特徴とする、試験基材。 ６、上記連続ストリップが上記色素原を支持する吸収性
   基材である、特許請求の範囲第５項記載の試験基材。 ７、上記連続ストリップが上記色素原を含浸した吸収性
   基材である、特許請求の範囲第６項記載の試験基材。 ８、上記コントロール部位が色素原と試薬の適正な機能
   を視認する物質を有する、特許請求の範囲第５項記載の
   試験基材。 ９、コントロール部位が明るい色で着色された不活性ボ
   ーダーによって縁取りされている、特許請求の範囲第５
   項記載の試験基材。 １０、色素原がグアヤクである、特許請求の範囲第５項
   記載の試験基材。 １１、試薬が過酸化水素である、特許請求の範囲第５項
   記載の試験基材。 １２、コントロール部位が触媒を有する、特許請求の範
   囲第５項記載の試験基材。 １３、触媒が酢酸鉛である、特許請求の範囲第１２項記
   載の試験基材。