JPS63180410A - 条材の自動切断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、条材たとえば配管等に使用するパイプ等の
材料を所定の長さに切断する自動切断装置に関するもの
である。

［従来の技術］ 通常、作業者が巻尺等のスケールを当て、測長じては手
動でバイス締めを行い手で押し切りしていた。このため
、能率はもちろん、切断精度も悪い上に、搬入、搬出に
も人手がかかる等の欠点があった。

また、自動切断装置もあるが、小品種多量生産向きのも
のが多く、切断長さの設定数が少なかったり、長尺物が
切れないなどの不具合があった。

更に機械そのものも、自動測長部と搬入、搬出機構が複
雑なものが多く、高価な機械であるなどの欠点があった
。

［発明が解決しようとする問題点コ 本発明は省人化を狙ったもので、各種の所要長さの条材
を事前にその寸法を機械に入力するだけで、あとは全自
動で測長、切断、ｍ出することを目的としたものであり
、測長部と搬出機構及び切断装置の切込み機構を簡単に
することで、できるだけ安価な装置にしようとするもの
である。

［問題点を解決するための手段］ 図面を参考にして説明する。

この発明に係る条材の自動切断装置は、条材よりなる材
料７２を載置する２つの貯溜台６６．６９の間に設けた
切断機６３と、該切断機６３の両側に接続され前記貯溜
台６６．６９の前方に設けられた上部に複数のローラー
６１ｃ、６４ｃを備えた入側および出側移送手段６１．
６４と出側移送手段６４の上方に旋回可能に設けた櫛歯
状の搬出手段６８と、前記出側移送手段６４の上部に設
けた材料７２の位置決め手段７１と、前記切断機６３の
テーブル６３ｄに設けたクランプ手段６２と、前記各手
段による材料の搬入乃至搬出の一連の工程を自動調節す
る如く設けた制御装置４０とからなるものである。

［作用コ 貯留台６６上に材料７２を載せると、入側移送手段６１
に移り、切断機６３を貫いて出側移送手段６４に送られ
、位置決め手段７１の位置で停止する。

クランプ手段６２が働いて原材料７２をクランプし、切
断機６３が作動して材料７２を切断する。

位置決め手段７１が所定の若干量だけ切断機６３から遠
ざかると共に切断機６３が非切断位置に戻り、且つクラ
ンプ手段６２が解放位置に戻る。

出側移送手段６４によって切断済材料７３を所定量だけ
切断機６３から離すように送り、櫛歯状の搬出手段６８
の旋回によって出側移送手段６４上の切断済材料７３を
切断済材料貯溜台６９上に搬出する。

［実施例］ 図面を参考にして説明する。

入側移送手段６１と、クランプ手段６２付き切断機６３
と、出側移送手段６４とが一直線上に並べられている。

ローラー６１ｃを有する入側移送手段６１は入側移送手
段用モーター６１ｂによって駆動され、クランプ手段６
２はクランプ用正逆転モーター６２ｂにより駆動され、
切断＠６３は切断用モーター６３ｂ及び送り用シリンダ
ー６３ｃにより駆動され、出側移送手段６４は搬出モー
ター６４ｂで駆動されるようになっている。

入側移送手段６１の側方には櫛歯旋回型搬入手段６５を
介して斜下向きの未切断材料貯溜台６６が設けられてい
る。６５ｂは搬入用流体シリンダーで、作動したとき搬
入手段６５を駆動させて原材料貯溜台６６上の原材料７
２を１個だけ入側移送手段６１上に移すようになってい
る。ローラー６４ｃを有する出側移送手段６４の側方に
は、櫛歯旋回型搬出手段６８を取付けた切断済材料貯溜
台６９が設けである。６８ｂは搬出用流体シリンダーで
、作動したとき櫛歯旋回型搬出手段６８を駆動させて、
出側移送手段６４上の切断済材料７３を切断済材料貯溜
台６９上に１個ずつ送るようになっている。

出側移送手段６４の側方に沿って移動すると共に櫛歯旋
回型搬出手段６８上に臨出する旋回アーム７０付きの位
置決め手段７１が設けられている。

材料撮画のため旋回型搬出手段６８が持上ったとき旋回
アーム７０はその端部を旋回型搬出手段６８上に引掛け
るようになっている（第４図）。

原材料貯溜台６６上の未加工原材料７２を搬入手段６５
によって入側移送手段６１に乗せると共に位置決め手段
７１を入力したデーターに従って所定位置に移動停止さ
せる搬入手段制御回路６５ａと位置決め手段制御回路７
１ａが設けられている。

６２はクランプ手段で、切断機６３のテーブル６３ｄ上
に設けられている。入側移送手段６１上に乗った原材料
７２を弛んでいるクランプ手段６２及び後退位置にある
切断機６３を通して出側移送手段６４上に乗せ且つ位置
決め手段７１の臨出した旋回アーム７０に当接するるま
で、入側移送手段６１及び出側移送手段６４を回転駆動
させる入側移送手段制御回路６１ａ及び出側移送手段制
御回路６４ａが設けられている。

位置決め手段７１に原材料７２が当接した状態において
、原材料７２をクランプすると共に、入力したデーター
に従って切断機の刃物材料外面に接近するまでは急速送
りをし且つ入力したデーターに従った切断速度で材料を
切断し、次いで切断機６３を後退させると共にクランプ
手段６２を弛めるクランプ手段制御回路６２ａ及び切断
機制御回路６３ａが設けられている。

前記した位置決め手段制御回路７１ａには、材料切断後
に位置決め手段７１を切断機６３から遠ざける方向に所
要長さ後退させる機能が付加されている。

前記した出側移送手段制御回路６４ａには、位置決め手
段７１が後退したのち出側移送手段６４を回わし切断済
材料７３が切断機６３及びクランプ手段６２から離れた
のち所望位置まで送る機能が付加されている。

搬出手段６日を旋回させ出側移送手段６４上の切断済材
料７３を切断済材料貯溜台６９に送る搬出手段制御回路
６８ａが設けられている。

そして、搬入手段制御回路６５ａ、入側移送手段制御回
路６１ａ、出側移送手段制御回路６４ａ。

クランプ手段制御回路６２ａ、切断機制御回路６３ａ、
ｔＭ出出手段制御回路６８８位置決め手段制御回路７１
ａを含む回路によりコンピューター制御回路４０が構成
されている。

位置決め手段７１の旋回アーム７０の切断機６３側に伸
びており振子状板７０ａが併設してあり、その振子状板
７０ａの先端に非接触センサー４４が設けられ、そのセ
ンサー４４の下方に材料７２が進入して来て接触すると
振子状板７０ａが跳ね上がるようになっている。この振
子状板７０ａを材料７２が跳ね上げることにより、上記
センサー４４が材料７２の進入を検知する。材料７２は
この振子状板７０ａを跳ね上げてそのまま直進し旋回ア
ーム７０のストッパーで材料が停止する。

その後タイマー（図示省略）により上記センサー４４の
検知信号は停止し、この停止信号が次のクランプ手段６
２の制御回路に送られる。

上記センサー４４の停止信号がクランプ６２の制御回路
に送られると、クランプ手段６２内のエアーモータ（図
示せず）が作動し、このエアーモータの作動によりクラ
ンプ手段６２のクランプヘッドが材料７２に向って接近
し、当接する。このときエアーモータの圧力が上昇する
とクランプ完了になりエアーモータは停止する。

なお、図中４０はコンピューター制御回路、４１は電源
スィッチ、４２はデータインプットユニット、４３は入
カニニット、４４はリミットスイッチ等のセンサー、４
５は電源、４６はＣＰＵ。

４７は出カニニット、４８はメモリ、４９はパトライト
や電磁弁やモーター、５０は操作盤、５２は位置決めユ
ニット、５３はサーボアンプ、５４はサーボモーター、
５５はピニオン、５６はラック、５７はサイドガイドで
ある。

実施例の作用を説明する。

１、原材料７２を未切断材料貯溜台６６上に載置する。

２、電源スィッチ４１をオンにすると同時に位置決め機
７１が原点復帰を行う。

３、データインプットユニット４２よりデータをコンピ
ューター制御装置４０の入カニニット４３に入力する。

４、材料７２を入側移送手段６１上に移載する。

５、位置決め手段７エは設定位置に移動し停止する。

６、位置決め手段７１の停止後、入側移送手段６１及び
出側移送手段６４が同時に駆動される。

７、材料７２が位置決め手段７１に設置された非接触セ
ンサー４４の設定範囲に入ると、センサーが信号を出力
する。

８、センサーの信号により、クランプ手段６２によって
材料７２をクランプする。

９、入側移送手段６１及び出側移送手段６４が停止する
。

１０、切断機６３が材料切断を始め、切断完了後、旧位
置に戻る。

１１、位置決め手段７１が予め決められた量だけ後退し
て停止する。

１２、クランプ手段６２が旧位置まで戻って材料を解放
する。

１３、出側移送手段６４が回動を始め、切断済材料７３
が位置決め手段７１に当って停止する。

１４．搬出手段６８が作動し、切断済材料７３を切断済
材料貯溜台６９上に置く。

１５、搬出手段６８が元に戻る。

１６、以上の動作をデータ終了するまで繰り返す。

［発明の効果コ （イ）配管の搬入から測長、切断、搬出、更には長さ寸
法別仕分けまでの作業を全自動で出来る。

（ロ）１１１人、搬出手段にサイドガイド機能を付加す
ることにより、従来鼓型ローラーを用いたり、別にサイ
ドガイドを設けて複雑な構造になっていたのが改良され
た。

（ハ）切断時の押力を製品の種類に合わせて、変えるこ
とが出来る。

（ニ）製品の測長部を搬出部側に設けた配置構成とする
場合、製品を搬出する時に、搬出手段と位置決め手段が
干渉するのを避けるため搬出時にｃｉ位置決め手段を別
位置に移動させる必要があるが、本発明では、位置決め
手段が搬出側のどの位置にいても搬出が可能である。

（ホ）切断長さを事前に多数予約出来る機能を有する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は全体
の概略斜視図、第２図は全体の概略正面図、第３図は全
体の概略平面図、第４図は第２図のＩＶ−ｒＶ側面図、
第５図は回路図である。第６図はフローチャートである
。 ４０　　　制御装置 ４１　　　電源スィッチ ４２　　　データインプットユニット ４３　　　人カニニット ４４　　　センサー ４５　　　電源 ４６　　　　ＣＰＵ ４７　　　出カニニット ４８　　　メモリ ４９　　　パトライト・電磁弁・モーター５０　　　操
作盤 ５２　　　位置決めユニット ５３　　　サーボアンプ ５４　　　サーボモーター ５５　　　ビニオン ５６　　　ラック ５７　　　　サイドガイド ６１　　　入側移送手段 ６１ａ　　　入側移送手段制御回路 ６１ｂ　　　入側移送手段用モーター ６１ｃ　　　入側ローラー ６２　　　クランプ手段 ６２ａ　　　クランプ手段制御回路 ６２ｂ　　　クランプ用正逆転モーター６３　　　切断
機 ６３ａ　　　切断機制御回路 ６３ｂ　　　切断用モーター ６３Ｃ送り用流体シリンダー ６３ｄ　　　テーブル ６４　　　出側移送手段 ６４ａ　　　出側移送手段制御回路 ６４ｂ　　　￥１１出モーター ６４Ｃ出側ローラー ６５　　　　ｍ人手段 ６５ａ　　　搬入手段制御回路 ６５ｂ　　　１１ｉ人用流体シリンダー６６　　　原材
料貯溜台 ６８　　　　ｍ山手段 ６８ａ　　　＠山手段制御回路 ６８ｂ　　　ｍ出用流体シリンダー ６９　　　切断済材料貯溜台 ７０　　　旋回アーム ７０ａ　　　振子状板 ７１　　　位置決め手段 ７１ａ　　　位置決め手段制御回路 ７２　　　原材料 ７３　　　切断済材料 特　許　出　願　人　　株式会社山崎兄第商会三菱重工
業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 条材よりなる原材料（７２）を載置する２つの貯溜台（
   ６６、６９）の間に設けた切断機（６３）と、該切断機
   （６３）の両側に接続され前記貯溜台（６６、６９）の
   前方に設けられた上部に複数のローラー（６１ｃ、６４
   ｃ）を備えた入側および出側移送手段（６１、６４）と
   出側移送手段（６４）の上方に旋回可能に設けた櫛歯状
   の搬出手段（６８）と、前記出側移送手段（６４）の上
   部に設けた原材料（７２）の位置決め手段（７１）と、
   前記切断機（６３）のテーブル（６３ｄ）に設けたクラ
   ンプ手段（６２）と、前記各手段による材料の搬入乃至
   搬出の一連の工程を自動調節する如く設けた制御装置（
   ４０）とからなる条材の自動切断装置。