JPS63179955A - 形状記憶性樹脂材料 - Google Patents

形状記憶性樹脂材料

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JPS63179955A
JPS63179955A JP62011291A JP1129187A JPS63179955A JP S63179955 A JPS63179955 A JP S63179955A JP 62011291 A JP62011291 A JP 62011291A JP 1129187 A JP1129187 A JP 1129187A JP S63179955 A JPS63179955 A JP S63179955A
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武司 池松
Hideo Morita
英夫 森田
Akira Hirata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強度特性、耐衝撃性等の物理的特性に優れ、
加湿処理により高い形状回復特性を示し、かつ射出成形
等の加工性に優れる樹脂材料を提供するものである。詳
しくは、重合体成分とじて(八)硝子転位湿度が50℃
以上でおる2つ以−ヒのビニル芳香族炭化水素重合休炉
ブロックに挟まれた、25℃において結晶性を有す1・
4−トランス共役ジエン重合体類ブロックを重合体連鎖
中に少なくとも一組含む構造のブロック共重合体97〜
30重量%、及び(B)湿度25℃〜150℃の範囲で
溶融する低融点の結晶性重合体3〜70重量%を含む組
成物である形状記憶性樹脂材料に関するものでおる。
〔従来の技術〕
有機リチウム等の■。金属化合物を用いた重合触媒のリ
ビング重合特性を利用することによりビニル芳香族単量
体および共役ジエン単量体を順次重合するか、或いは必
要により末端カップリング反応を行って、ビニル芳香族
単量体と共役ジエン単量体とのブロック共重合体を得る
ことは既によく知られている。これらのブロック共重合
体は比較的ビニル芳香族化合物の含有量が少ない場合熱
可塑性エラストマーと呼ばれゴム材料、プラスチック改
質剤、粘着剤等の分野で広く用いられている。また比較
的ビニル芳香族化合物の含有量が多い場合は透明性と耐
衝撃性に優れた熱可塑性樹脂が得られ、食品包装容器分
野を中心に広く用いられている。しかし、このような製
造方法によって得られる共重合体の共役ジエン部のトラ
ンス結合金率は通常60%を越えることはなく、結晶性
のトランス共役ジエン重合ブロックを有するブロック共
重合体は得られなかった。
一方トランスー1・4−結合含率の高い共役ジエン重合
体は従来法の3種の技術によって製造出来ることか知ら
れている。
(1)遷移金属化合物を主成分とするいわゆるチーグラ
ー触媒を用いる製造技術。
(2)アルカリ土類金属化合物を主成分とするアニオン
重合触媒系を用いる製造技術。
(3)希土類金属化合物を主成分とする触媒系を用いる
製造技術。
しかしこれらの技術によって共役ジエン部のトランス結
合含率が80%を越える立体規則性の高い、結晶性の重
合体を得ようとする場合、一般に重合温度を低くする必
要があり、重合活性は低いもの= 7− となってしまう。特に共役ジエン単量体とビニル芳香族
単量体とをブロック共重合しようとする場合、重合反応
の各ブロックで反応を完結させる必要があり、高い重合
活性と重合活性末端に高いリビング性が要求される。ぞ
のため本発明で用いられる如き構造を有する結晶性ブロ
ック共重合体を得るには到っていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点9 以上のように従来の重合触媒を用いる技術においてはそ
の触媒特性に問題があるため、本発明の目的とする2つ
以上のビニル芳香族化合物の重合ブロックに挟まれた、
共役ジエン部の1・4−トランス結合金率が80%以上
の結晶性の共役ジエン重合ブロックを重合体連鎖中に含
むブロック共重合体は得られるには到っておらず、現在
に至るまでこの種の重合体及びその性質についてはまっ
たく知られていなかった。
〔問題点を解決するための手段および作用〕このような
状況下、本発明者は結晶性トランス共役ジエン重合体ブ
ロックとビニル芳香族化合物重合体ブロックを含む共重
合体の製造法を開発し、結晶性ブロック共重合体を得た
。そしてさらにこの結晶性ブロック共重合体を含む組成
物について鋭意検討した結果、重合体成分としてこの結
晶性ブロック共重合体と低融点の結晶性重合体とを含む
組成物が、結晶性ブロック共重合体本来の強度、耐衝撃
性及び形状記憶性等に優れるという特性を保持し、かつ
その流動性が改良され成型、加工性、特に射出成型性お
よび剛性に優れることを見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は(A)結晶性ブロック共重合体97
〜30重量%と(B)温度25℃〜150℃の範囲に融
点を有する低融点の結晶性重合体3〜70重量%を含む
形状記憶性樹脂材料を提供するものである。
本発明の形状記憶性樹脂材料の重合体成分中の(A)成
分である結晶性ブロック共重合体は重合体連鎖中に少な
くともA−B−Cの一般式で示ざで示される星形構造を
含むものが好ましい。
ここで、一般式中のA、CおよびDは硝子転位温度50
℃以上、重量平均分子量2,000〜100,000の
範囲のビニル芳香族化合物の単独重合体、又はビニル芳
香族化合物と他のビニル芳香族化合物もしくは共役ジエ
ン化合物との共重合体から成るブロックである。
A、CおよびDブロックの硝子転位温度が50℃未満で
は得られる樹脂材料の強度および伸び等の物性が著しく
低下して好ましくない。 重量平均分子量が2,000
未満でもやはり樹脂材料の強度および伸び等の物性が低
下して好ましくないし、100.000を越えると樹脂
材料の加工性が著しく低下して好ましくない。
A、CおよびDのブロックはビニル芳香族化合物の単独
重合体もしくはビニル芳香族化合物と他のビニル芳香族
化合物との共重合体であることが好ましいが、ビニル芳
香族化合物と共役ジエン化合物とのランダムもしくはテ
ーパー共重合体であっても構わない。
BおよびEのブロックは、それぞれの重量平均分子量が
25,000〜1,000,000の範囲もしくはio
、ooo〜500.000の範囲であり、硝子転位温度
が10℃以下、25℃において結晶性を有し、共役ジエ
ン部の1・4−トランス結合含率80%以上の共役ジエ
ン化合物の単独重合体、又は共役ジエン化合物と伯の共
役ジエン化合物との共重合体もしくは共役ジエン化合物
と20重量%未猫のビニル芳香族化合物との共重合体か
ら成るブロックである。
Bのブロックの重量平均分子量が25,000未満もし
くはFブロックの重量平均分子量が10,000未満で
は、得られる樹脂材料の伸びおよび反撥弾性等の物性が
低下して好ましくない。B、Eそれぞれのブロックの重
量平均分子量が1,000,000もしくは、500.
000を越えると得られる樹脂材料の加工性が著しく低
下して好ましくない。
またBおよびFのブロックの硝子転位温度が10℃を越
えると、得られる樹脂材料の反撥弾性や形状記憶特性が
低下して好ましくない。
BおよびFのブロックは25℃において結晶性を有して
いなければならない。すなわち、その融点は25℃以上
でなければならない。好ましいBおよびEのブロックの
融点は25℃以上で、かつ対応する重合体のAおよびC
のブロックもしくはDのブロックの硝子転位以下であり
、特に好ましくはその硝子転位温度の10℃以下である
BおよびFのブロックが25℃で結晶性を持たない場合
、得られる樹脂材料は硬度および強度が低下し、かつ形
状記憶特性が著しく低下し好ましくない。
またBおよびFのブロックにおける共役ジエン部の1・
4−トランス結合金率が80%未満でも、得られる樹脂
材料の強度および伸びが低下し、形状記憶特性が著しく
低下して好ましくない。
さらにBおよびEのブロックは共役ジエン化合物の単独
重合体、共役ジエン化合物と他の共役ジエン化合物との
共重合体もしくは共役ジエン化合物と20重量%未猫の
ビニル芳香族化合物との共重合体であり、ブロック中の
ビニル芳香族化合物の含率が20重量%を越えると、得
られる樹脂材料の反撥弾性や形状記憶特性が低下して好
ましくない。
またその共重合の態様はランダム共重合でも、テーパー
共重合であっても構わない。
本発明の結晶性ブロック共重合体においては、重合体連
鎖中に、上記A、B、Cのブロックもしくはり、Eのブ
ロックの他に、各ブロックの間もしくは外に本発明で規
定しない構造のブロック、例えば1・4−トランス結合
金率が80%未満の共役ジエン重合体ブロック等を本発
明の重合体の基本的特性を失わない程度で含んでいても
構わない。
本発明の結晶性ブロック共重合体の構造を示す一般式に
おけるnは2以上、10以下の整数である。
nが1では得られる樹脂材料の強度、伸び等の物性が箸
しく低下し、形状記憶特性が低下して好ましくなく、n
が11以上では加工性が著しく低下して好ましくない。
Xは末端カップリング剤であり、一般に共役ジエン類の
アニオン重合での末端カップリング反応に用いられるカ
ップリング剤から選ばれる。
本発明の結晶性ブロック共重合体を構成する単量体の例
は、ビニル芳香族化合物としてスチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスレチン、m−メチルスレチン、0
−メチルスチレン、p −tert−ブチルスチレン、
ジメチルスチレン、ビニルブフタレン等が挙げられ、共
役ジエン化合物としてブタジェン、イソプレン、ピペリ
レン等が挙げられる。特に好ましい単量体はスヂレンお
よびブタジェンである。
結晶性ブロック共重合体は、前記の一般式へ−B−Cの
トリブロック共重合体もしくは一般式(D−E)−Xの
星形ブロック共重合体の他に、当熱重合中に生成する不
純物、例えば1・4−トランス共役ジエン重合、ビニル
芳香族化合物重合体、1・4−トランス共役ジエン重合
ブロックとビニル芳香族化合物ブロックとから成るジブ
ロック共重合体を含むものであっても構わない。しかし
この場合でもA−B−Cトリブロック共重合体もしくは
(D−「FXの星形ブロック共重合体が30重量%以上
含まれていなければ、本発明の効果を十分には発現でき
ない。
本発明の形状記憶性樹脂材料の(B)成分である結晶性
重合体は温度25℃〜150℃の範囲に融点を有さなけ
ればならない。特に好ましくは40℃〜90℃の範囲で
ある。結晶性重合体の融点が25℃未満では得られる樹
脂材料の剛性および強度が低下して好ましくない。15
0℃を越えると加工性や形状記憶性等が著しく低下して
好ましくない。 さらにこれ等低融点の結晶性重合体の
分子量は特に限定しない。一般には組成物の構成や用途
にもよるが500〜500.000の範囲であることが
好ましい。
特に好ましくは1,000〜100.000の範囲であ
る。
分子量500未満では樹脂材料の剛性や強度がやや低下
し、分子量が500.000を越えると加工性が低下す
る場合がある。
低融点の結晶性重合体の好ましい例としては、トランス
ブタジェン重合体、l・ランスポリイソプレン、トラン
スポリオクテニレン、ポリ−ε−カプロラクトン等があ
げられる。
本発明の形状記憶性樹脂材料において、重合体成分とし
ての(八)成分である結晶性ブロック共重合体の含有率
は97〜30重量%の範囲である。(A)成分の含有率
が30重量%未満では本発明の特徴の一つである優れた
形状記憶特性を寸−分発揮できないし、97%を越える
とその単味の場合に比較して流動性にもとずく成型、加
工性および剛性の改良効果が十分でない。
本発明の形状記憶性樹脂材料においては、またさらに、
上記重合体成分の他に硬度や可塑性等を調整するために
必要により無機充填剤や可塑剤を配合することかできる
。また、重合体樹脂材料に添加する一般的な添加剤であ
る安定剤や顔料等は、本発明の場合でも従来樹脂材料と
同様に適宜添加することができる。
使用される無機充填剤の量は、重合体成分100重量部
当り5〜100@量部である。無機充填剤の例としては
、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー、タルク、マイ
カ、ベントナイト、シリカ、カーボン等が挙げられる。
100重量部を越える無機充填剤の使用は、得られる重
合体樹脂材料の衝撃強度を低下させて好ましくない。
使用される可塑剤の量は、通常重合体成分100重量部
あたり1〜20重量部の範囲である。可塑剤の例として
は、ジブチルフタレート、シー(2−エチルヘキシル)
フタレート、ジー(2−エチルヘキシル)アジペート、
ジエチレングリコールジベンゾエート、ブチルステアレ
ート、ブチルエポキシステアレート、トリー(2−エチ
ルヘキシル)ポスフェート、各種石油オイル等が挙げら
れる。
本発明の結晶性ブロック共重合体は押出機、ニーダ−、
ロール等によって容易に混合することができる。これら
の装置の設定温度は60〜200℃の範囲で自由に選択
できるが、好ましくは80〜180℃に設定するのが良
い。また適当な溶剤に溶解し溶液中で混合することもで
きる。
このようにして得られる形状記憶性樹脂材料はその特長
、すなわち形状記憶特性、剛性、強度、耐衝撃性等の物
性、および射出成型性、低温加工性、リワーク性等の加
工性における特長を牛かして種々の樹脂材料としての用
途に利用出来る。
例えば、(1)主に剛性と耐衝撃性に優れるという特長
、および比較的低温すなわち人膚に触れてまたは手作業
で加工もしくは部分修正が容易であるという特長を生か
して副木、ギブス等の@療用看部固定材料および各種ス
ポーツ用プロテクター材料、(2)シート状等に押出成
型した後の冷延伸もしくは加熱延伸、好ましくは結晶性
ブロック共重合体の対応するA、CもしくはDブロック
の硝子転位温度以下でかつ常用の温度以上の範囲で延伸
処理した感熱収縮フィルムもしくは積層体(ラミネート
フィルム)、(3)射出成型もしくは押出成型等によっ
て円筒状もしくはその他の各種形状に成型した後、同様
の条件で延伸拡張処理した熱収縮性スリーブ、カップリ
ングデバイスもしくは熱収縮性の電線の集束、絶縁チュ
ーブ、(4)低温で一時変形された形状から、一定の温
度に達すると射出成型もしくはコンプレッション成型さ
れた原形に形状を回復するという形状記憶特性を生かし
た玩具、人形、造花もしくはそれを利用した感熱センサ
ー、(5)成型加工により予め大まかな形状を記憶させ
た後、熱収縮もしくは形状回復による型表面へのフィツ
トと人膚に触れての細部の加温加工もしくは修正が容易
であるという特長を生かした各種型取り材およびかつら
用頭部型取り材等に利用出来る。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は樹脂として有用な各種の
優れた特性、例えば剛性、強度、耐衝撃性を有するとと
もに、優れた形状記憶特性を具備し、かつ成型、加工が
容易、特に射出成型性および低温加工性に優れるという
特長を有する樹脂材料を提供するものである。
〔実施例〕
以下に実施例を示し本発明を具体的に説明するが、本発
明の範囲はこれらに限定されるものではない。
実施例1〜11 出願番号昭和61−33945号に開示される製造方法
ブロック共重合体を得た。本実施例において、式中のD
はポリスチレンブロックであり、Eはトランスブタジェ
ンブロックであり、Xは炭酸ジフェニルであり、nは3
である。
分析の結果り部は示差熱分析計による硝子転位温度93
℃、ゲルパーミェーションクロマトグラフによる重量平
均分子量9,200であり、F部は示差熱分析計による
融点68℃1硝子転位温度−90℃1赤外分光光度計を
用いハンプトン法(より討算される1・4−トランス結
合金率87%、ゲルパーミェーションクロマトグラフに
よる重量平均分子量21.000であった。全体として
は重量平均分子量89、0001スチレン含率30重量
%の結晶性ブロック共重合体であり、7%のポリスチレ
ン、トランスポリブタジェンおよびスチレン・ブタジェ
ンジブロックポリマーを不純物として含んでいた。
この結晶性ブロック共重合体を表−1に示す組成で低融
点の結晶性重合体、無機充填もしくは可塑剤と150℃
に設定したラボプラストミル(1)にて、スクリュー回
転数5Or囲で5分間混練しその組成物の物性を評価し
た。得られた結果を表−1に示す。
*(1)東洋精機製作所株式会社製 (1)TP301 (タラレポリイソプレンケミカルv
iJ製、融点57℃) (2)1・4トランス結合金率84%1重量平均分子M
7.9万、融点56℃のブタジェン重合体。
(3)ブラクセルト1−7(ダイセル化学工業(l木製
融点60℃) (4)ベステナマ−8012(ヒュルス社製、融点52
℃) (5)チタンホワイトA−100(石原産業■製)(6
)微粉タルク (7) N1psil VH2(日本シリカニ業Il製
)(B) JIS K−6301によって測定した(9
)試験温度190℃1試験荷重2.16Kg(10)幅
5M、厚さ2M1長さioCmの試験片を80℃の温度
で角度で180°折返し、そのまま20℃に急冷するこ
とによって形状を固定する。次いで試験片の温度を徐々
に上げ、角度が90’になる温度を形状回復温度とする
ざらに80℃まで温度を上げてその折返し角の回復度を
回復率で現した。
実施例12〜14 出願番号昭和61−57096号に開示される製造方法
によってA−B−Cの一般式で示される結晶性ブロック
共重合体を得た。得た結晶性ブロック共重合体の構造を
表−2に示す。
これらの結晶性ブロック共重合体を表−3に示す組成で
低融点の結晶性重合体と150℃に設定したラボプラス
トミルにて実施例1と同様の条件で混練しその物性を評
価した。物性評価条件は表−1の条件に同じ。得られた
結果を表−3に示す。
(以下余白) 表−3 (1)プラクセルH−7+ダイセル化学工業■製、融点
60℃実施例15 実施例1に示した結晶性ブロック共重合体80部とポリ
−ε−カプロラクトン(プラクレルトI−7゜ダイセル
化学工業蛛製)20部およびタルク10部からなる組成
の形状記憶性樹脂材料を用い、150℃に設定された射
出成型機により背丈22cmの直立した形状の人形を得
た。この人形は60℃の温水で加温しながら変形し、冷
却固定することで種々の姿勢に自由に変形することかで
きた。またさらに、変形後再度70℃の温水中に浸して
加温で−ることにより完全【こ元の直立した形状の人形
に回復さけることができた。
実施例16 実施例2に示すと同様の組成の形状記憶性樹脂材料を2
0m+の押出機により150℃の設定湿度で直径3rr
mrのストランドに押出した。押し出したストランドは
直ちに直径15mmのテフロン棒に巻きつけ、冷却して
コイル状に成形した。このコイルを50℃の温水中で引
き伸ばしそのまま常温に戻したところ、引き伸ばされた
形状のまま形状が固定された。
しかしこのものを再度60℃の温水中に浸したところ、
完全に元のコイル状に形状を回復した。
実施例17 実施例1に示した結晶性ブロック共重合体80部とトラ
ンスポリイソプレン(TP301.クラレイソブレンケ
ミカル儲製)20部から成る組成の形状記憶性樹脂材料
を、150℃の設定湿度で20m1n押出機により押出
成型し、内径3mmφ、肉汁0.8゜のチューブを成型
した。その後70℃で真空引きし、ブユーブを円周方向
に200%(3倍径>U張さUだ。
得られたチューブは常温における抗張力320Kg/c
〃1、破断伸び480%、70℃温水中に1分間浸漬後
の径り向の加熱収縮率190%(残留歪み10%)、3
0℃の恒温槽中1週間後の自然収縮率2.1%と電気配
線の集合および絶縁保護等に用い(qる加熱収縮チュー
ブとして良好な性質を有覆るものてあつIこ。
実施例18 実施例1に示した結晶性ブロック共重合体50部とトラ
ンスポリブタジェン(1,4−トランス結合含率84%
2重合平均分子量79.000.融点56℃)50部お
よびタルク30部から成る組成の形状記憶性樹脂材料を
150℃におけるコンプレッション成型により腕ギブス
状成型物を17だ。
この腕ギブス状成型物を50℃の温水に漬けて加温、軟
化し、腕にあて部分修[[シギブスとした。
このギブス材は予め大まかな形状を成型記憶させること
によって容易にhつ短時間に目的のギブスと覆ることこ
とが出来た。
またこのギブスit、11J、常温における引張強C1
210Kg/ cni、曲げモジ1ラス23001(g
/ cni*2ヲ示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)結晶性ブロック共重合体97〜30重量%と
    、 (B)温度25℃〜150℃の範囲に融点を有する低融
    点の結晶性重合体3〜70重量% を含む形状記憶性樹脂材料。 2、(A)成分の結晶性ブロック共重合体が重合体連鎖
    中に少なくともA−B−Cの一般式で示されるトリブロ
    ック連鎖を含む結晶性ブロック共重合体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の形状記憶性樹脂材
    料。 〔式中、AおよびCは硝子転位温度50℃以上、重量平
    均分子量2,000〜100,000の範囲のビニル芳
    香族化合物の単独重合体、又はビニル芳香族化合物と他
    のビニル芳香族化合物、もしくは共役ジエン化合物との
    共重合体から成るブロックであり、AとCは同一構造で
    も異なった構造であってもかまわない。Bは硝子転位温
    度10℃以下、25℃において結晶性を有し、重量平均
    分子量が25,000〜1,000,000の範囲、共
    役ジエン部の1・4−トランス結合含率80%以上の共
    役ジエン化合物の単独重合体、又は共役ジエン化合物と
    他の共役ジエン化合物との共重合体もしくは共役ジエン
    化合物と20重量%未満のビニル芳香族化合物との共重
    合体から成るブロックである。〕 3、(A)成分の結晶性ブロック共重合体が重合体連鎖
    中に少なくとも(D−E)−_nXの一般式で示される
    星形構造を含む結晶性ブロック共重合体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の形状記憶性樹脂材
    料。 〔式中、Dは硝子転位温度50℃以上、重量平均分子量
    2,000〜100,000の範囲のビニル芳香族化合
    物の単独重合体、又はビニル芳香族化合物と他のビニル
    芳香族化合物もしくは共役ジエン化合物との共重合体か
    ら成るブロックである。Eは硝子転位湿度10℃以下、
    25℃において結晶性を有し、重量平均分子量10,0
    00〜500,000の範囲、共役ジエン部の1・4−
    トランス結合含率80%以上の共役ジエン化合物の単独
    重合体、又は共役ジエン化合物と他の共役ジエン化合物
    との共重合体もしくは共役ジエン化合物と20重量%未
    満のビニル芳香族化合物との共重合体から成るブロック
    である。Xは末端カップリング剤であり、nは2以上、
    10以下の整数である。〕 4、(B)成分の低融点の結晶性重合体の分子量が50
    0〜500,000の範囲にあることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第3項のいずれかに記載の形状記
    憶性樹脂材料。 5、(A)成分を構成するビニル芳香族単量体がスチレ
    ンであり、共役ジエン単量体が1・3−ブタジエンであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第4項の
    いずれかに記載の形状記憶性樹脂材料。 6、(B)成分がトランスポリイソプレンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれか
    に記載の形状記憶性樹脂材料。 7、(B)成分がトランスポリブタジエンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれか
    に記載の形状記憶性樹脂材料。 8、(B)成分がトランスポリオクテニレンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれ
    かに記載の形状記憶性樹脂材料。 9、(B)成分がポリ−ε−カプロラクトンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項のいずれ
    かに記載の形状記憶性樹脂材料。 10、無機充填剤を重合体成分100重量部に対して5
    〜100重量部添加したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項から第9項のいずれかに記載の形状記憶性樹脂
    材料。 11、(A)結晶性ブロック共重合体97〜30重量%
    と、 (B)温度25℃〜150℃の範囲に融点を有する低融
    点の結晶性重合体3〜70重量% を含む形状記憶性樹脂材料を射出成型、押出成型、又は
    コンプレッション成型して得た成型物。 12、形状記憶性樹脂材料が特許請求の範囲第2項から
    第10項のいずれかに記載の樹脂材料であることを特徴
    とする特許請求の範囲第11項記載の成型物。 13、成型物が医療用患部固定材、スポーツ用プロテク
    ター材、玩具、人形、造花、型取り材及びかつら用頭部
    型とり材から選ばれたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第11項又は第12項記載の成型物。 14、(A)結晶性ブロック共重合体97〜30重量%
    と、 (B)温度25℃〜150℃の範囲に融点を有する低融
    点の結晶性重合体3〜70重量% を含む形状記憶性樹脂材料を射出成型、押出成型、又は
    コンプレッション成型して得た成型物を延伸又は拡張処
    理して得た熱収縮性を有する成型物。 15、熱収縮性を有する成型物が熱収縮性のカップリン
    グデバイス、スリーブ、電線被覆、結束チューブ、フィ
    ルム、及び積層体から選ばれたものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第14項記載の熱収縮性を有する成
    型物。 16、(A)結晶性ブロック共重合体97〜30重量%
    と、 (B)温度25℃〜150℃の範囲に融点を有する低融
    点の結晶性重合体3〜70重量%を含む形状記憶性樹脂
    材料を用いた感熱センサー。
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