JPS63179578A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPS63179578A
JPS63179578A JP62012057A JP1205787A JPS63179578A JP S63179578 A JPS63179578 A JP S63179578A JP 62012057 A JP62012057 A JP 62012057A JP 1205787 A JP1205787 A JP 1205787A JP S63179578 A JPS63179578 A JP S63179578A
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JP
Japan
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gate
control gate
insulating film
floating gate
region
Prior art date
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JP62012057A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Mizutani
水谷 嘉久
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) この発明は、半導体装置及びその製造方法にrIAする
もので、特に浮遊ゲートと制御ゲートとを有し、電気的
に情報の再占換え可能な読み出し専用半導体メモリ(E
EPROM:Electrically Erasab
leProgranugable Read 0nly
 Henory)のメモリセルに係わる。
(従来の技術) 一般に、EEPROHのメモリセルとしては、第9図に
示すような44Gが知られている。即ち、図中の1はp
型単結晶シリコン基板であり、この基板1の表面にはフ
ィールド酸化膜2が選択的に設けられている。このフィ
ールド酸化膜2で分離された基板1の素子領域には、互
いに電気的に分離されたn+型のソース、ドレイン領域
3.4が設けられており、これら領域3,4間のチャン
ネル領域上にはゲート酸化Wi!5を介して浮遊ゲート
6が設けられる。前記浮遊ゲート6上には、絶縁膜7を
介して制御ゲート8が設けられる。そして、前記制御ゲ
ート8上を含む基板1の全面には層間絶縁膜9が被覆形
成され、この絶縁WAO上にはコンタクトホールを通し
て前記ソース、ドレイン領域3、/lに接続されるソー
ス電極101ドレイン電極11が大々設けられるり(図
中のA部)。一方、前記基板1の素子領域に隣接Jる素
子領域には、同第9図に示すように前記ドレイン領域4
の延在部である「げ型拡散領域4−が設けられている。
この拡散領域4″上には、絶縁薄膜12を介して前記浮
遊ゲート6の延在部6′が設けられる。こうしたn+型
拡F&領域4′、絶縁a9膜12及び浮遊ゲート6の延
在部6−により図中の8に示vMOSキャパシタを構成
している。
上述した構成のメモリセルにおいて、ドレイン電極11
と制御ゲート8との間に高電圧、例えば20V以上の電
圧を印加すると絶縁薄膜12を通して浮遊ゲート6の延
在部6′とn+型拡散領域4′との間にトンネル電流が
流れ、これによって浮遊ゲート6に対して電荷の注入、
排出が行われる。EEPROHでは、通常、浮遊ゲート
6に電荷が蓄積されている状態をrOJ 、ffi荷が
存在しない状態を「1」としており、第9図中のA部に
おけるトランジスタの閾値電圧〈VTI()が高い状態
及び低い状態に大々対応する。つまり、かかる構成のE
EPIIOHにおいては、絶縁薄膜12を通して浮遊ゲ
ート6に対して電荷の注入を行ない、その結果として生
じるA部のトランジスタの閾値電圧の変化を検出するこ
とにより、そのメモリセルに記憶された情報を読み出し
ている。
ところで、上記構成のメモリセルを製造する工程は、A
部のトランジスタ領域では、通常のシリコンゲートHO
8FETの製造工程と基本的に同一である。即ち、フィ
ールド酸化膜2により分離された素子領域の表面に熱酸
化によりゲート酸化WA5を形成した後、多結晶シリコ
ンよりなる浮遊ゲート6及びフィールド酸化rIA2を
マスクとしてn型導電型を与える不粍物、例えば砒素を
イオン注入等により基板1の表面にドープしてn+型の
ソース。
ドレイン領域3,4を形成する。なお、前記浮遊ゲート
6は同様な多結晶シリコンからなる制御ゲート8のパタ
ーンと同時に制御ゲート8に対して整合的に形成され゛
る。
しかしながら、上述した構成のEEPROHのメモリセ
ルにおいては、8部のMOSキャパシタ領域が存在する
ため、製造工程が著しりW1雑となる。即ち、8部にお
けるn1型拡r&領域4−は、A部のドレイン領域4の
延在部であるが、この領域は同じくA部の浮遊ゲート6
の延在部6′の下に形成する必要があるため、前記工程
のように浮遊ゲート6をマスクとして形成されるドレイ
ン領域4と同一工程で形成することができず、浮遊ゲー
ト6゜(6′)を形成する以前に予め形成しておく必要
がある。しかも、n+型拡散領域4−と浮遊ゲートの延
在部6−の間に形成される絶縁薄膜12は、トンネル電
流を流すのに適当な厚さを持っていなければならない。
従って、前述したA部のトランジスタ領域のゲート酸化
WA5の形成前に同時に成長形成した酸化膜をそのまま
利用できず、この工程の後、一旦その部分の酸化膜を除
去し、新たに熱酸化を行なって絶縁膜rIA12を形成
する必要がある。
また、上記構成のメモリセルにおいて情報の読み出しを
行なう場合には、1IilJIpゲート8及びドレイン
電極11に対して適当な読み出し電圧を印加し、浮遊ゲ
ート6中に存在する電荷の有無に応じてソース、ドレイ
ン領域3.4間を流れる電流の大きさに基づいて書込ま
れた情報を判別している。
この時、浮遊ゲート6中の電荷が存在しない状態は、ト
ランジスタの閾値電圧の低い状態に対応しており、かか
る際には読み出し電圧の印加によりソース、ドレイン領
域3,4間に電流が流れる。
しかしながら、デバイスの微細化に伴って、チャンネル
長が短くなったEEPROHのメモリセルでは、読み出
しに用いられるような比較的低い電圧(+5V)のドレ
イン電圧及び制御ゲート8を印加した場合でも、ソース
領域3からドレイン領域4に向かって流れるエレクトロ
ンが充分加速され、ドレイン領域4近傍のチャンネル領
域でインパクトアイオニゼーシミンを起こし得るエネル
ギーを持つようになる。従って、高集積化されてチャン
ネル長の短くなったEEPRONでは、情報の読み出し
を行なっている際に、本来「1」の情報を記憶している
はずのメモリセルの浮遊ゲート6にもエレクトロンがト
ラップされ、遂には「0」の情報が書込まれた時と同様
の状態になってしまう。このような現象を通常、情報の
誤書込みと称し、前記第9図に示した構成のメモリセル
を高集積化した場合、flflm込みの発生は電源電圧
を低くしない限り防止できない。しかしながら、電源電
圧を低下させると、メモリセルからの情報の読み出し1
M度が低下すると言う新たな問題を生ずる。
このような観点より、前記第9図の如き構成のEEPR
OHセルに替わり、第10図(a)、  (b)ニ示t
ような#l造のメモリセルが考えられている。(a)図
はパターン平面図、(b)図は(a)図のX−X−線に
沿った断面図である。即ち、第10図において、13は
P型シリコン基板であり、この基板13の表面にはフィ
ールド酸化rvA14が選択的に設けられる。このフィ
ールド酸化膜14で分離された素子領域には、互いに電
気的に分離され、ソースまたはドレインとして用いられ
るn+型拡散領域15.16が設けられる。これら領域
15゜16間のチャンネル領域を含む基板13上にはゲ
ート酸化Wi!17を介して制御ゲート18、浮遊ゲー
ト19が設けられており、制御ゲート18、浮遊ゲート
19の間は絶縁薄膜20によって分離されている。そし
て、前記制御ゲート18、浮遊ゲート19上を含む全面
は層間絶縁膜21で被覆されており、この層間絶縁膜2
1上にはコンタクトホールを通して前記n+型拡散領域
15.16と接続されるソース、ドレイン電極22.2
3が設()られる。
このような@成のメモリセルでは、制御ゲート18とn
+型拡散領域15との間に^電圧、例えば20V程度の
電圧を印加することにより、絶縁簿膜20を通してit
、IJ罪ゲート18と浮遊ゲート19との間にトンネル
電流が流れ、その結果浮遊ゲート19に対して電荷の注
入、排出が行なわれる。
前記第10図に示したメモリセルの動作について詳述す
ると、情報の読み出しを行なう場合には、一方のn+型
拡散領域15をソース領域、他方のn+型拡故頭域16
をドレイン領域として使用する。即ち、電極22をソー
ス電極、電極23をドレイン電極とし、ソース、トレイ
ン間に適当な電位差(例えば5V)を印加した上で制御
ゲート18に適当な電圧(例えば+5V)を印加して「
1」の情報の書込まれたセルとrOJの情報が書込よれ
たセルの特性の差、例えば閾値電圧V711を調べるこ
とにより情報が読み出される。この場合においても、ソ
ース、ドレイン領域間の電界は集中的にドレイン領域つ
まりn”型拡散領域16近傍で強くなるため、この部分
でホットキレリアの発生が起こる場合がある。しかしな
がら、かかる場合にはホットキャリアの発生する部分の
近傍に浮遊ゲートが存在しないため、発生したキャリア
は浮遊ゲートに注入されず、その結束、情報のF14g
込みを防止することができる。
このように前記第10図に示した4M3nのメモリセル
においては、情報読み出し時にii[込みの起こる恐れ
がないため、チャンネル長を充分に短くすることができ
ると共に、情報の読み出し時に印加するTil!!電圧
を高くしておくことが可能であり、その結果メモリセル
からの情報の読み出し速度を早くすることができる。
また、前記構成のメモリセルでは、浮遊ゲート19に対
する電荷の注入、排出を行なう場合のトンネル電流の通
り遊となる酸化i1膜20は制御ゲート18の側面に位
置し、ドレイン領域16つまり基板13上に形成されて
いないので、ドレイン領域16の延在部を形成するため
に必要であったn+型拡111領域の形成工程が不要と
なる。従って、前記第9図の構造に比べて極めて筒中な
工程により上述した効果を有するEEFROMのメモリ
セルを製造できる。
しかしながら、前記第10図の構造のEEPROHセル
には次のような問題点が存在する。即ち、このような構
成のメモリセルでは、制御ゲート18とn+型拡散領域
15との間に高電圧を印加することにより、絶縁i[2
0を通して制御ゲート18と浮遊ゲート19との間にト
ンネル電流を流し、4遊ゲート19に対して電荷の注入
、排出を行う訳であるが、絶縁#膜20を通してトンネ
ル電流を流すためには絶縁膜v!20に実際に印加され
る電界すなわら制御ゲート18と浮遊ゲート19との間
の電位差が問題となる。浮遊ゲート19の電位Vfgは
、 で与えられる。ここで、V 1■ 、V、Ub1S ■、はそれぞれ制御ゲート、n+型拡散領域15、基板
13、n+型拡散領域16の電位、C1゜C2,C3,
C,はそれぞれ浮遊ゲートと、制御ゲート、ソース領域
、基板、ドレイン領域との間の容量、Qfgは浮遊ゲー
ト中に存在する電荷量である。
ところで、絶n膜を介して接触した電極間の容量は、そ
の接触面積が大きい程、また絶縁膜厚が小さい程大きく
なる。前記第10図の4■造の[EPROHセルでは、
制御ゲート18と浮遊ゲート19は極く薄い絶縁1n2
0を介して接触しているため、この間の容量(1式のC
I )は非常に大きなものとなる。従って、浮遊ゲート
19の電位Vf9は制御ゲート18の電位Vgに近い値
となってしまう。このため、制御ゲート18と浮遊ゲー
ト19間の電位差は殆ど無くなって、絶a薄膜20を通
るトンネル電流は流れなくなってしまう。
(R明が解決しようとする問題点) 上述したように従来のEEPROHでは、高集積化に伴
なってチャンネル長が短くなると情報の誤書込みが発生
し、これを防止しようとすると情報の読み出し速度が低
下する欠点がある。また、情報の読み出し速度を低下さ
せることなく誤書込みを防止しようとすると制御ゲート
と浮遊ゲートとの間の絶縁薄膜を介しての浮遊ゲートへ
の電荷の注入、排出が不安定となる欠点がある。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、高集積化に伴なってチャンネ
ル長が短くなっても情報の誤書込みを防止できるととも
に、情報の読み出し速度を向上でき、しかも浮遊ゲート
への電荷の注入、排出の安定化が図れるEEPROH等
の半導体装置、並びにかかるEEPRON等の半導体装
置の製造方法を提供しようとするものである。
[発明の構成J (問題点を解決するための手段と作用)すなわち、この
発明においては、上記の目的を達成するために、半導体
基体の表面領域に分離して夫々ソースまたはドレイン領
域となる第1、第2の拡散領域を形成し、これら第1、
第2の拡散領域間のチャンネル領域上に第1の絶縁膜を
介して浮遊ゲート及びff1lJ tallゲートを形
成している。
そして、前記制御ゲートは前記第2拡散領域の近傍に、
前記浮遊ゲートは前記第1拡fil(領域の近傍にそれ
ぞれ偏在しており、前記浮遊ゲートと制御ゲートとの間
を第2の絶縁膜によって分離し、この第2の絶縁膜の一
部を他の部分に比べて薄膜化している。
こうすることにより、制御ゲートと浮遊ゲートとの間の
分離の大部分を厚い絶縁膜によって行なうことができる
のでこれらのゲート間の容量を低減でき、制御ゲートと
第2の拡散領域との間に高電圧を印加した場合に1IJ
IJIjゲートと浮遊ゲート間の電位差を確保して浮遊
ゲートへの電荷の注入、排出の安定化を図れる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例についてnfヤンネルEEP
ROHのメモリセルを例に取って説明する。
第1図(a)〜(C)はその構成を示すもので、(a)
図はパターン平面図、(b)図は(a)図のX−X=線
に沿った断面図、(C)図は(a)図のY−Y’″線に
沿った断面図である。第1図において、24はp型シリ
コン基板、25はフィールド酸化膜、26はゲート酸化
膜、27aは制御ゲート、28は5in2plA129
は酸化膜、31は薄い酸化膜(絶縁薄膜)、33は浮遊
ゲート、34は酸化膜、35.36はソース、ドレイン
領域としてのn+型不純物拡散層、38.39はコンタ
クトホール、40.41は/l電極(ソース、ドレイン
電極)である。
前記第1図に示したメモリセルは、第2図(a)〜(C
)ないし第8図(a)〜(C)に示すような工程を経て
形成される。
まず、第2図(a)〜(C)に示すようにp型シリコン
塁板24の表面を選択酸化して素子分離を行なうための
フィールド酸化膜25を形成した後、900〜1000
℃の酸化雰囲気中で熱酸化して上記フィールド酸化Wi
!25で分Wl’i:’れた素子領域の基板24上に厚
さ250八程度のゲート酸化膜26を形成する。続いて
全面にLPCVD法により厚さ3000八程度のn型ま
たはp型の不純物をドープした多結晶シリコンlF!2
7を堆積形成し、更にその上に厚さ2000000八程
 r 02 MB2を堆積形成する。
次に、第3図(a)〜(C)に示す如くフォトレジスト
(図示せず)をマスクとして上記5i02膜28、多結
晶シリコン膜27を順次パターニングして多結晶シリコ
ンより成る1bIIIllゲート27aを形成し、90
0〜i ooo℃の酸化雰囲気中で熱酸化して上記制御
ゲート27a側面に厚さ400八程度の酸化膜29を形
成する。
その後、第4図(a)〜(C)な示すように、フォトレ
ジストパターン30をマスクとして制御ゲート27aの
側面の酸化膜29の一部をエツチングして除去する。
次に、再び900〜1000℃の酸化雰囲気中で熱酸化
を行ない、上記エツチングで除去した制御ゲート27a
の側面に厚さ100八程度の酸化膜31(絶縁薄膜)を
形成すると、第5図(a)〜(C)に示すようになる。
ついで、LPCVD法により全面に厚さ3000八程度
のn型またはp型不純物をドープした多結晶シリコン膜
32を堆積形成し、異方性エツチング法、例えばRIE
法を用いてこの多結晶シリコンII!232をその膜厚
弁だけエツチング除去する。この時、制御ゲート27a
の周囲は実効的に高さ方向の膜厚が厚いため、その周囲
に多結晶シリコン膜32が残存されて、第6図(a)〜
(C)に示すようになる。
この後、フォトレジスタパターン(図示せず)をマスク
として前記残存されてりる多結晶シリコンWA32を選
択的にエツチング除去し、前記制御ゲート27aの片側
で且つ素子部層jT!にのみ位置する浮遊ゲート33を
形成すると第7図(a)〜(C)に示づようになる。
続いて、900〜1000℃の酸化雰囲気中で熱処理を
行ない、第8図(a)〜(C)に示す如(浮遊ゲート3
3の表面に厚さ500八程度の酸化膜34を形成する。
そして、前記フィールド酸化膜25、制御ゲート27a
1及び浮遊ゲート33をマスクとしてn型不耗物、例え
ば砒素を打込みエネルギー50KeV、打込みドーズf
f1IX1015/d の条件でイオン注入する。この
時、浮遊ゲート33で覆われていない制御ゲート27a
の側面の酸化膜部分は、前記酸化膜34の形成時に膜厚
が増し、500八程度の厚みとなる。
続いて、熱処理を施して前記イオン注入した砒素の活性
化を行ない、ソースあるいはドレイン領域となるn+型
不純物拡散層35.36を形成する。そして、CVD法
により全面に層間絶縁膜としての5iO2Pli37を
j#積影形成、コンタクトホール38,39を開孔した
後、Al膜の蒸者形成、パターニングを行なってAj!
電極(ソース。
ドレイン電極)40.41を形成して前記第1図(a)
〜(C)に示したようなEEPRO)lのメモリセルを
製作する。
このようにして形成したEEFROMのメモリセルは、
第1図(a)〜(C)に示した如くフィールド酸化膜2
5で分離されたp型シリコン基板24の素子領域表面に
、互いに電気的に分離されソースあるいはドレインとし
て用いられるn+型不純物拡散層35.36が設けられ
、これらの拡散層35゜36間の基板24表面(チャン
ネル長域)上にゲート酸化膜26を介して制御ゲート2
7a及び浮遊ゲート33が形成されている。そして、こ
れら制御ゲート27aと浮遊ゲート33との間は比較的
厚い酸化膜29によって分離されており、この酸化膜2
9の一部は薄い酸化膜31となっている。
このようなliImのメモリセルにおいては、制御ゲー
ト27aと浮遊ゲート33の分離の大部分を充分に厚い
酸化膜29によって行なうので、これらのゲート27a
、33間の言争を小さくできる。
従って、n−1allゲート27aとn+型不純物拡散
層36との間に高電圧を印加した場合に、制御ゲート2
7aと浮遊ゲート33との間の電位差を確保することが
でき、しかも浮遊ゲート33に対しては薄い酸化膜31
の部分を介して電荷の注入、排出を安定に行なうことが
できる。
なお、上記実施例では第8図(a)〜(C)に示した■
稈において、浮遊ゲート33の周囲を酸化した後にイオ
ン注入を行っているが、イオン注入を行った後に浮遊ゲ
ート33の周囲を一酸化しても良い。このような方法を
採用することにより、浮遊ゲート33の周囲を酸化する
ための熱処理とイオン注入された不純物を活性化するた
めの熱処理を兼用させることができる。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、高集積化に伴っ
てチャンネル長が短くなっても、情報の誤書込みを防止
できるとともに、情報の読み出し速痘を向上でき、しか
も浮遊ゲートへの電荷の注入、排出の安定化が図れるE
EPROH等の半導体装置、並びにかかる半導体装置の
製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はそれぞれこの発明の一実施例に係
わる半導体装置及びその製造方法について説明するため
の図、第9図および第10図はそれぞれ従来の半導体装
置について説明するための図である。 24・・・p型シリコン基板(半導体基体)、25・・
・フィールド酸化膜、26・・・ゲート酸化膜(第1の
絶縁膜)、27a・・・制御ゲート、28・・・SiO
2膜、29・・・酸化膜(第2の絶縁膜)31・・・薄
い酸化膜(第2の絶縁膜)33・・・浮遊ゲート、34
・・・酸化膜(第3の絶縁膜)、35゜36・・・n+
型不純物拡散層(第1、第2の拡散領域)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基体の表面領域に互いに分離して設けられ
    、夫々ソースあるいはドレイン領域となる第1、第2の
    拡散領域と、これら第1、第2の拡散領域間のチャンネ
    ル領域上に形成される第1の絶縁膜と、この絶縁膜上の
    前記第2の拡散領域近傍に偏在する制御ゲートと、前記
    絶縁膜上に前記制御ゲートと隣接して設けられ、前記第
    1の拡散領域近傍に偏在する浮遊ゲートと、この浮遊ゲ
    ートと前記制御ゲートとの間に形成され一部が他の部分
    に比べて薄膜化される第2の絶縁膜とを具備することを
    特徴とする半導体装置。
  2. (2)半導体基体の表面に第1の絶縁膜を形成する工程
    と、前記絶縁膜上に第1の導電層を形成する工程と、こ
    の導電層上に被覆層を形成する工程と、前記被覆層およ
    び前記導電層を順次パターニングして制御ゲートを形成
    する工程と、この制御ゲートの側面に第2の絶縁膜を形
    成する工程と、この第2の絶縁膜の一部を薄膜化する工
    程と、前記半導体基体の全面に第2の導電層を被覆形成
    する工程と、この第2の導電層を異方性エッチング法を
    用いてエッチングし、前記制御ゲートの側壁に前記第2
    の導電層を残存させる工程と、前記制御ゲートの側壁に
    残存させた第2の導電層を選択的にエッチング除去する
    ことにより、前記制御ゲートの側壁に浮遊ゲートを形成
    する工程と、この浮遊ゲートの周囲に第3の絶縁膜を形
    成する工程と、この第3の絶縁膜の形成前、あるいは後
    に前記制御ゲート及び浮遊ゲートをマスクにして前記半
    導体基体の表面領域に不純物をドープしてソースあるい
    はドレイン領域となる第1、第2の拡散領域を形成する
    工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5081057A (en) * 1986-06-27 1992-01-14 Sgs-Thomson Microelectronics Electrically alterable, nonvolatile, floating gate type memory device with reduced tunnelling area and fabrication thereof
US5089433A (en) * 1988-08-08 1992-02-18 National Semiconductor Corporation Bipolar field-effect electrically erasable programmable read only memory cell and method of manufacture

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