JPS63179139A - 3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造 - Google Patents

3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造

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JPS63179139A
JPS63179139A JP29017886A JP29017886A JPS63179139A JP S63179139 A JPS63179139 A JP S63179139A JP 29017886 A JP29017886 A JP 29017886A JP 29017886 A JP29017886 A JP 29017886A JP S63179139 A JPS63179139 A JP S63179139A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
cylinder
internal gear
range
gear
Prior art date
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Pending
Application number
JP29017886A
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English (en)
Inventor
Motohiro Ishikawa
石川 元博
Moritatsu Kawano
盛樹 川野
Toshio Tsuchiya
土屋 冨志雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS63179139A publication Critical patent/JPS63179139A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、第1気筒から順にロータが120゜ずつ位相
差をもって回転作動するように偏心軸に支持された3気
筒ロータリピストンエンジンの構造に関するものである
(従来の技術) 一般に、ロータリピストンエンジンにおいては、ロータ
にインターナルギヤを取付ける一方、ハウジングにステ
ーショナリギヤを取付け、両者を噛合して偏心軸の回転
に伴うロータの姿勢を規制するようにしている。そして
、上記インターナルギヤはノックピンによってロータに
固定され、該ノックピンのM田作用で燃焼荷重がダイレ
クトに伝達されないようにしている(例えば、特開昭5
3−48112号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、前記のようなロータに対するインターナルギ
ヤのノックピンによる取付け、およびこのインターナル
ギヤとステーショナリギヤとの噛合において、3気筒ロ
ータリピストンエンジンでは第2気筒のインターナルギ
ヤにクラックが発生する場合がある。
3気筒ロータリピストンエンジンの概略構成を、第2図
の縦断面図および第3図の第1気筒での部分断面側面図
に基づいて説明する。エンジン本体1はケーシング2内
に第1気筒C1、第2気筒C2、第3気筒C3を順に備
え、上記ケーシング2は多気1!I Cs〜C3に対応
する3つのロータハウジング4.6.8と、両端部のサ
イドハウジング3.9と、各気筒C1〜C3間の2つの
中間ハウジング5.7とで構成されている。ロータハウ
ジング4.6.8は内周面がトロコイド面となっており
、この内周面に頂部を摺接させて各気筒C1〜C3のロ
ータ10.11.12がそれぞれ収容され、その外周部
に作動室13〜15が形成される。このロータ10〜1
2は偏心軸16に支持されて各気筒で120°の位相差
で順に作動するようになっている。
前記偏心軸16は一端のサイドハウジング3から他端の
サイドハウジング9に向かってエンジン本体1を貫通し
、この偏心軸16は第2気筒C2および第3気筒C3の
ロータ11.12を支持する長い第1偏心軸18と、上
記第1WA心軸18に嵌挿され第1気筒C1のロータ1
0を支持する短い第2偏心軸19とに分割形成されてい
る。
上記偏心軸16はケーシング2の前後端部および中間部
の3か所で軸受されるものであり、第2偏心軸19が第
1気筒C1の部分で前端のサイドハウジング3に対して
、第1偏心軸18の中間が第2気筒C2の部分で広い幅
の中間ハウジング5に対して、および第1偏心軸18の
後端部が第3気筒C3の部分で後端のサイドハウジング
9に対して、それぞれ軸受部材21.22.23 (メ
タル)およびステーショナリギヤ24.25.26を介
して回転自在に支承され、各ステーショナリギヤ24〜
26は上記各ハウジング3.5.9に固定される。そし
て、各ステーショナリギヤ24〜26の歯部24a〜2
6aは各ロータ10〜12の一側面に取付けられたイン
ターナルギヤ27〜29に噛合され、ロータ10〜12
の遊星回転運動を得るようにしている。上記インターナ
ルギヤ27〜29はロータ10〜12に対してノックピ
ン32の嵌入によって固定される。
上記のように偏心軸16を3箇所の軸受部で支持し、ロ
ータ10〜12のインターナルギヤ27〜29とハウジ
ングのステーショナリギヤ24〜26との噛合を行う構
造において、第2気筒C2のインターナルギヤ28とス
テーショナリギヤ25の噛合部と第3気筒C3のインタ
ーナルギヤ29とステーショナリギヤ26の噛合部との
間隔は、第1気筒C1のインターナルギヤ27とステー
ショナリギヤ24の噛合部に対する間隔より広く、この
第2気n Czと第3気筒C3との間の軸受間隔が長い
ことから、この間での偏心軸16の振れが大きくなって
第20−タ11の倒れが大きく、しかも、第2気筒C2
の噛合部に作用する第3気筒C3のロータ12の遠心力
、燃焼荷重に伴う荷重が大きくなる。また、第1気筒C
1と第3気筒C3におけるステーショナリギヤ24.2
6のサイドハウジング3.9に対する固定は、フランジ
24b、26bの形成によってボルト30で堅固に固定
している一方、中間の第2気筒C2のステーショナリギ
ヤ25においては組付は性の点からフランジがなく中間
ハウジング5の四部に嵌合してボルト31で固定してお
り、この部分の取付は剛性が前者に比較して低くなり、
第2気筒C2におけるインターナルギヤ28に作用する
ギヤ荷重が反回転方向に偏って大きくなる傾向にある。
上記第2気筒C2のインターナルギヤ28に作用する捩
り荷重を測定した結果を第5図に示す。
この第5図から分るように、エキセン角において圧縮上
死点TOPの近傍と、上死点後120°近傍において、
荷重が疲労限界を越えて大きくなっていることが判明し
た。これに伴って、ノックピン32を等間隔に配設した
ものでは、上記範囲におけるインターナルギヤ28の歯
底からノックピン32のビン穴に向けてクラックが発生
する場合があり、高回転化の大きな障害となっている。
なお、上記のように第2気筒C2のインターナルギャ2
8に作用する荷重が高い範囲は、圧縮上死点TOPの近
傍範囲においては、この状態における各気筒のロータの
姿勢は第4図に示すように、実線で示す第2気筒C2の
ロータ11に対し破線で示す第3気筒C3のロータ12
は120′位相が遅れ、この第3気筒C3のロータ12
の遠心力が戻り方向に作用し、偏心軸16を介して第2
気筒C2のロータ11の振れが大きくなり、その荷重が
ステーショナリギヤ25との噛合点aにおけるインター
ナルギヤ28に作用する時期であり、ギヤ捩り荷重が最
大となる。一方、上死点後120° (ロータ回転角4
0°)の近傍においては、第2気筒C2のロータ11は
上記第4図において鎖線で示す姿勢であり、燃焼圧力が
大きくこの燃焼圧力と遠心力に対する反戻り荷重がステ
ーショナリギヤ25との噛合点すにおけるインターナル
ギヤ28に作用して大きなギヤ捩り荷重となっているも
のである。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、第2気筒のロータに
おけるインターナルギヤの疲労強度を高めてクラックの
発生を抑制するようにした3気筒ロータリピストンエン
ジンの構造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明のロータリピストンエンジンの構造は、第2気筒
のロータに対しステーショナリギヤと噛合するインター
ナルギヤをノックピンの嵌挿によって固定するについて
、該ロータの各頂部と中心とを結ぶ線から反回転方向に
10°、回転方向に20°の範囲、および各頂部と中心
とを結ぶ線から回転方向に70°〜90”の範囲以外の
領域に前記ノックピンを配設したことを特徴とするもの
である。
(作用) 上記のようなロータリピストンエンジンの構造では、第
2気筒のロータの回転作動に伴ってそのインターナルギ
ヤに作用するギヤ荷重が疲労限界を越えて大きくなる範
囲については、その疲労強度の低下の原因となるビン穴
の形成を行わないようにし、ギヤ荷重の低い領域でノッ
クピンによってインターナルギヤをロータに固定し、疲
労限界を越えたギヤ荷重が作用するのを回避し、耐久性
を向上するようにしている。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例における3気筒ロータリピス
トンエンジンの第2気筒用ロータの概略正面図である。
ロータ11の中心部には支持孔11aが開口され、この
支持孔11aには軸受部材(図示せず)を介して前記第
2図の偏心軸16の偏心部分が嵌挿される。この支持孔
11aの一側面には内周部に歯部が形成されたインター
ナルギヤ28が固定される。このインターナルギヤ28
の固定は、該インターナルギヤ28の外周部分にロータ
11に対して共加工によって形成されたビン穴28aに
ノックピン32を嵌挿することによって行う。
そして、上記ノックピン32は、インターナルギヤ28
に対するギヤ荷重の大きくなる第1範囲■および第2範
囲■を除き、それ以外の領域に配設するものである。第
1範囲工は、ロータ11のエキセン角において各フラン
ク而で形成される各作動室14の圧縮上死点TOP近傍
に対応する3箇所のステーショナリギヤ25とインター
ナルギヤ28の噛合範囲であり、各頂部11bと回転中
心Cとを結ぶ線Aの反回転方向(トレーリング側)に1
0”から回転方向(リーディング側)に20°の範囲で
ある。また、第2範囲■は、同様にエキセン角で圧縮上
死点後120°近傍に対応する3箇所のステーショナリ
ギヤ25とインターナルギヤ28の噛合範囲であり、偏
心軸16が1200回転する間にロータ11は40°回
転し、ギヤの噛合点は80°進むことから、前記各頂部
11bと回転中心Cとを結ぶ線Aから回転方向に80°
ずれた線Bの回転前後に10”すなわら前記線Aから回
転方向に70”〜90°の範囲である。
このノックピン32の配設数は例えば円周で6〜12本
程度配設される。
その他、上記ロータ11には頂部11bにアベックシー
ル溝33、コーナシール溝34、側面にサイドシール溝
35がそれぞれ形成され、インターナルギヤ28の外周
側にはオイルシール溝36が形成されている。
上記のように、第2気筒C2のロータ11の回転作動に
おいて、ステーショナリギヤ25との噛合に伴ってイン
ターナルギヤ28に作用するギヤ捩り荷重が大きくなる
第1および第2範囲1.I[については、インターナル
ギヤ28の疲労強度の低下の原因となるビン穴28aを
形成しないようにし、この部分の疲労限界を高く維持し
てクラックの発生を抑制するようにしたものである。
(発明の効果) 上記のような本発明によれば、第2気筒のロータにイン
ターナルギヤをノックピンの嵌挿によって固定するにつ
いて、該ロータのインターナルギヤに対し圧縮上死点近
傍における各頂部から回転前後に10°〜20″の範囲
とエキセン角で120゛近傍における各頂部から回転方
向に70’〜90°の範囲以外の領域に前記ノックピン
を配設したことにより、大きなギヤ荷重が作用する範囲
のインターナルギヤの疲労強度を高めることができ、ク
ラックの発生を抑制して耐久性の向上を図ることができ
、ひいてはエンジンの高回転化を可能とするものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における第2気筒用ロータの
側面図、 第2図は3気筒ロータリピストンエンジンの全体構成を
示す縦断面図、 第3図は第1気筒における部分断面側面図、第4図は第
2気筒のインターナルギヤに対する荷重が太き(なる領
域についてのロータ姿勢を示す説明図、 第5図はエンジンの運転に伴う第2気筒のインターナル
ギヤに作用するギヤ荷重の変化を示すグラフである。 1・・・・・・エンジン本体、2・・・・・・ケーシン
グ、3.9・・・・・・サイドハウジング、5.7・・
・・・・中間ハウジング、4.6.8・・・・・・ロー
タハウジング、10,11.12・・・・・・ロータ、
11b・・・・・・頂部、13,14.15・・・・・
・作動室、16・・・・・・偏心軸、24,25.26
・・・・・・ステーショナリギヤ、27.28゜29・
・・・・・インターナルギヤ、28a・・・・・・ビン
穴、32・・・・・・ノックピン、■・・・・・・第1
範囲、■・・・・・・第2範囲。 第3図 第4[A 第5図 二キンン角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1気筒から順にロータが120°ずつ位相差を
    もって回転作動するように偏心軸に支持された3気筒ロ
    ータリピストンエンジンにおいて、第2気筒のロータに
    対しステーショナリギヤと噛合するインターナルギヤを
    ノックピンの嵌挿によって固定するについて、該ロータ
    の各頂部と中心とを結ぶ線から反回転方向に10°、回
    転方向に20°の範囲、および各頂部と中心とを結ぶ線
    から回転方向に70°〜90°の範囲以外の領域に前記
    ノックピンを配設したことを特徴とする3気筒ロータリ
    ピストンエンジンの構造。
JP29017886A 1986-12-05 1986-12-05 3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造 Pending JPS63179139A (ja)

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JP29017886A JPS63179139A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造

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JP29017886A JPS63179139A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造

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JPS63179139A true JPS63179139A (ja) 1988-07-23

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ID=17752756

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JP29017886A Pending JPS63179139A (ja) 1986-12-05 1986-12-05 3気筒ロ−タリピストンエンジンの構造

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JP (1) JPS63179139A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013013495A1 (zh) * 2011-07-24 2013-01-31 Wang Zhen 旋转发动机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013013495A1 (zh) * 2011-07-24 2013-01-31 Wang Zhen 旋转发动机

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