JPS63178923A

JPS63178923A - 略三角形状の包装体の自動包装装置

Info

Publication number: JPS63178923A
Application number: JP61309197A
Authority: JP
Inventors: 一彦鈴木
Original assignee: Omori Machinery Co Ltd
Current assignee: Omori Machinery Co Ltd
Priority date: 1986-12-27
Filing date: 1986-12-27
Publication date: 1988-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、略三角形状の包装体の自動包装装置に関す
るもので、より具体的には、シール手段の改良に関する
ものである。

（従来の技術）従来、略三角形状の被包装物を包装する場合には、予め
、被包装物を挿入するための間口部が配設された三角形
状の包材を形成し、これを１個づつ取り出して開口部を
拡げて包材内に被包装物を手作業にて挿入した後、その
開口部を封着して略三角形状の包装体を形成していた。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、上記した従来の場合では、略三角形状の
包装体を得るには、手作業あるいは半自動で行わなけれ
ばならず、さらには、予め別途形成した略三角形状の包
材を用意しなければならず、その作業が極めて煩雑で、
能率がわるかった。

また、少なくとも、略三角形状の包材を製造する第１の
工程と、その包材に被包装物を収納密封する第２の工程
が必要であり、第１の工程から第２の工程へ移る間に一
旦！ｌｌ造した包材を貯蔵しなければならず、貯蔵スペ
ースが必要となる等の問題があった。

そこで、帯状のフィルムから包装体まで、一連の作業で
、かつ、自動的に略三角形状の包装体を形成することの
できる自動包装装置の開発が従来から望まれていた。

この発明は、上記した問題点に鑑みてなされたもので、
略三角形状の包装体を別途用意した包材を用いることな
く一連の連続した工程で自動的に製造することのできる
略三角形状の包装体の自動包装装置を提供することにあ
る。

（問題点を解決するための手段）上記した目的を達成するため、本発明にがかる略三角形
状の包装体の自動包装装置では、略三角形状の被包装物
を交互に上下逆に収納された状態で筒状フィルムを搬送
する搬送手段と、該搬送手段の前方に配設されたシール
手段と、該シール手段の前方に配設された切断手段とを
備え、該シール手段が当接状態で回転する一対のダイロ
ールであって、該ダイロールの表面に交互に上下が逆に
配置された略三角形状の凹部が形成され、かつ、隣接す
る該凹部間に加熱部を形成した。

（実　施　例）以下、本発明の好適な実施例について添付図面を参照に
して説明する。

第１図〜第５図は本発明の一実施例を示している。

まず、第１図、第２図に基づいて本実施例の装置の概略
構成について説明すると、略三角形（本実施例では略台
形状）の被包装物１を、交互に上下逆にして搬送する搬
送手段２と、この搬送手段２の前方に配設されたシール
手段たるシール装置５と、この第１シール手段の前方に
配設されたシールカット装置６とを備えている。そして
、搬送手段２の上方には帯状のフィルム７を捲回した原
反フィルム８が配設され、このフィルム７は複数のロー
ラ９を介して搬送手段２上に導かれ、製袋器１０にて筒
状に形成されて筒状フィルム７′となり、この筒状フィ
ルム７′内に被包装物１が順次供給されるようになって
いる。

次に、各部材ごとに詳述すると、まず、搬送手段２は、
被包装物１のみを搬送する第１の搬送装置１２と、第１
の搬送装置の前方に配置され筒状フィルム７′内に被包
装物１を挿入配置した状態で搬送する第２の搬送装置１
３とからなる。そして、この第１の搬送装置１２は、一
対のスプロケット１５間に架設されたエンドレスチェー
ン１６と、このエンドレスチェーン１６の所定間隔毎に
配設されたフィンガー１７とから構成されており、この
第１の搬送装置１２のフィンガー１７は上方に起立形成
された２本の爪１７ａ−１７ａを有し、このフィンガー
１７８−１７ａは搬送する被搬送物１の傾斜面に対応す
るように、前後方向に位置をずらして配置されている。

また、第２の搬送装置１３は、進行方向中心線上に溝孔
１８ａを有する搬送路１８を備え、この搬送路１８の下
側所定位置にセンターシールローラ２０−２０が配置さ
れている。そして、筒状フィルム７′の両端部が搬送路
１８の溝孔１８ａ内に挿入され、センターシールローラ
２０−２０により前進させながらシールされるようにな
っている。

シール装置５は、上下に配設された一対のダイロール２
５−２５を有し、第３図並びに第４図に拡大して示すよ
うに、図外の駆動源に接続された回転軸２６−２６に略
円柱状のダイロール２５−２５が固着され、このダイロ
ール２５−２５は平面略三角形の凹部２７が９０度間隔
に穿設され、隣接する凹部２７は上下が逆に配置されて
いる。

さらに、隣接する凹部２７間の突出した仕切壁部が第１
の加熱部２８となっている。また、ダイロール２５−２
５の両側端部は第１の加熱部２８と略同−面のガイド部
２９が形成され、ダイロール２５−２５の回転をスムー
ズに行なわせるようになっている。さらにまた、ダイロ
ール２５−２５の内部には第１の加熱部２８を加熱する
ヒーター３１並びに′ｌＡ度検知用の熱電対３３が埋設
されている。

さらに、シール装置５の前方に配設されたシールカット
装置６は、第３図並びに第５図に示すように、いわゆる
ボックスモーション式の構造になっており、所定位置に
移動不能に配設された上下一対のカムのカム溝３６−３
６内にカムローラ３７が挿入され、このカムローラ３７
はそれぞれ連結杆３８を介して取付台４０に連繋されて
いる。

従って、カムローラ３７がカム満３６内を回動すること
により、取付台４０．４０’も上下並びに前後移動する
ようになってるいる。そして、この取付台４０は第３図
に拡大して示すように、中央開口した平面略二等辺三角
形状に形成され、かつ、両側辺４０８−４０Ｈにヒータ
ー４２−４２が配設され、第２の加熱部となっている。

また、各ヒーター４２の中央部にはガイド溝４０ｂが形
成されており、このガイド溝内をカッター４３が摺動自
在に配設されている。さらに、取付台４０の下方には、
受はローラ４５が取付台４０の移動に同期して前後方向
移動可能に配設されている。さらにまた、受はローラ４
５の前後端に近接して一連のエンドレスベルト４８が配
置されている。このエンドレスベルト４８はシールカッ
ト装置６の移動にともない、その移動量に相当する分だ
け搬送路長が伸縮するようになっており、常に受はロー
ラ４５の両端部に近接配置されるようになっている。そ
して、シール切断された略三角形状の包装体がエンドレ
スベルト４８によって搬送されるようになっている。

次に本実施例における作用について説明すると、まず、
搬送手段２により筒状フィルム７′内に交互に上下逆に
挿入配置された被包装物１がシール装［５に供給される
。このとき、被包装物１がシール装置５のダイロール２
５の凹部２７内に入り込むように位置調整されている。

そして、ダイロール２５の回転に伴なって、筒状フィル
ム７′とともに被包装物１が上記凹部２７に入り込みな
がら前進移動する。このとき、前後の被包装物１の間の
フィルムが上下のダイロール２５−２５の第１の加熱部
２８−２８により圧接状態で加熱され、予備シールされ
る。そして、このシールは第１の加熱部２８が進行方向
に対して傾斜して配置されているため、第１の加熱部２
８の進行方向手前側の箇所の筒状フィルム７′と点接触
しながら徐々に進行方向前方の箇所へその当接箇所が移
動する。

従って、筒状フィルム７′の所定箇所を徐々に前方へ押
出しながら熱シールすることになるので、しわの発生を
防止できる。

次に、シールカット装置６により予備シールされた箇所
を本シールするとともに切断して包装体を製造する。す
なわち、連続的に搬送される筒状フィルム７′の予備シ
ールされた箇所を、略口字形の軌跡に従って移動する取
付台４０−４０に設けられた第２の加熱部並びにカッタ
ー４３によって上下から挟持する。そして、取付台４０
−４０が筒状フィルム７′を挟持しながら前進して本シ
ールを行い、ヒーター４２の中央部に配設されたカッタ
ー４３がガイド溝４０８内を摺動して、切断するように
なっている。

そして、各製品毎に切断された包装体は次段のエンドレ
スベルト４８により搬送される。

尚、上記実施例では、シール装置で予備シールをした後
、次段のシールカット装置で本シールを行いつつ切断す
るようにしたが、本発明は、これに限ることなく、シー
ル装置のみで本シールを行うようにしても良く、あるい
は、シールカット装置をシール手段とカット手段に分離
して形成しても良い。

また、シールカット装置は、略三角形状に一体的に形成
されているが、例えば、これを分割して独立した２本の
直線状の物等、種々の形状のものを用いることができる
。

さらにまた、シール装置たるダイロールは必ずしも一体
成型する必要はなく、加熱部、ガイド部。

等を別個に形成した後組み立てても良いことはもちろん
である。

また、本明細書で用いた略三角形状の被包装物とは必ず
しもいわゆる三角形に限るものではなく、上記実施例で
示した略台形状等を含むものであり、要は傾斜シール辺
を有する包装体であれば良い。

（発明の効果）以上のように本発明に係る略三角形状の包装体の自動包
装装置は、一連の連続した工程でもって帯状のフィルム
から略三角形状の包装体を自動的に製造することができ
る。その結果、高速かつスムーズに包装体を製造でき、
従来問題となっていた、手作業で行う繁雑さ、並びに包
材を一時的に保管するための多大なスペース等が不要と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る略三角形状の包装体の自動包装装
置の好適な一実施例を示す正面図、第２図はその側面図
、第３図は要部拡大正面図、第４図はシール装置を示す
拡大斜視図、第５図はシールカット装置を示す拡大側面
図である。１・・・・・・被包装物　　　　２・・・・・・搬送手
段５・・・・・・シール装置　　　６・・・シールカッ
ト装置７・・・・・・帯状フィルム　　７′・・・筒状
フィルム２５・・・ダイロール　　　２７・・・凹　部
２８・・・第１の加熱部特許出願人　　　　　大森機械工業株式会社代　理　人
　　　　　弁理士　−色　健輔同　　　　　　　弁理士
　松本　雅利第２図

Claims

【特許請求の範囲】

略三角形状の被包装物を交互に上下逆に収納された状態
で筒状フィルムを搬送する搬送手段と、該搬送手段の前
方に配設されたシール手段と、該シール手段の前方に配
設された切断手段とを備え、該シール手段が当接状態で
回転する一対のダイロールであつて、該ダイロールの表
面に交互に上下が逆に配置された略三角形状の凹部が形
成され、かつ、隣接する該凹部間に加熱部が形成されて
なることを特徴としてなる略三角形状の包装体の自動包
装装置。