JPS6077830A - 真空包装方法 - Google Patents

真空包装方法

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JPS6077830A
JPS6077830A JP18372983A JP18372983A JPS6077830A JP S6077830 A JPS6077830 A JP S6077830A JP 18372983 A JP18372983 A JP 18372983A JP 18372983 A JP18372983 A JP 18372983A JP S6077830 A JPS6077830 A JP S6077830A
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JP
Japan
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packaging
packaging bag
embossing
vacuum
web
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JP18372983A
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English (en)
Inventor
世古 清
添 和彦
谷口 俊則
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Fuji Corp
Fuji Kikai Seisakusho KK
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Fuji Kikai Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は真空包装方法に関するものである。
畜産・農産・水産加工品等の各種食料品等を腐敗変質か
ら守って長期保存性を高め、その他電気接点を有する電
気部品や精密機械部品等が外気に接触して腐蝕するのを
防止するための有効な手段として、これらの物品を気密
性の包装袋に収納し真空脱気包装する方法が広く種々の
産業界で実用化されるに至っている。
そして包装袋に真空包装を施す手段としては、包装袋の
開口部に真空吸引ノズルを挿入し、吸引脱気を行った後
、当該開口部をシールする方式が提案されているが、こ
れには以下の欠点が指摘される。すなわちノズルによる
真空吸引の進行に伴って包装袋内部に形成される負圧に
より、該包装袋のウェブ(フィルム、シート等の気密性
を有する合成樹脂材料一般を相称する)が第15図に示
すように相互に密着し合い、空気吸引路が断たれる結果
として、袋内に相当の空気が残留するにも拘らず脱気不
能となることである。
本発明は、前述した問題点に鑑みこれを克服するべく新
たに提案されたものであって、ノズルによる真空吸引の
進行に伴う負圧形成により包装袋のウェブ内面が相互に
密着当接しても、該包装袋内部に空気流通路が確保され
て、脱気効率を充分高めることのできる新規な真空包装
方法を提供することを目的としている。
前記目的を達成するため本発明に係る真空包装方法は、
包装用材料にエンボス加工を施す工程と、前記包装用材
料により少くとも一端部が開口した包装袋を成形する工
程と、前記包装袋の開口部にノズルを挿入して該包装袋
の脱気を行うと共に当該袋体開口部をシールする工程と
からなることを特徴とする。
次に本発明に係る真空包装方法につき、添付図面を参照
して以下詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る真空包装方法を好適に実施する
ための一連の真空包装ラインの概略構成を示すものであ
って、この真空包装ラインは被包装物10の搬送径路に
沿って、エンボス加工部12゜製袋充填部16および真
空包装部18とから基本的に構成される。なお図示の実
施例では製袋充填部16はそれ単独で一体化されている
が、製袋部と被包装物充填部とを夫々別工程として配設
するようにしてもよい。
本発明方法を実施する真空包装装置の構成につき順を追
って説明すると、エンボス加工部12は、ロール20と
してに巻かれた気密性でかつヒートシール可能な包装用
ウェブ22の繰り出し側に配設した一対のエンボスロー
ラ24.24からなる。
このエンボスローラは加熱用のヒータを内蔵していて、
対向し合う両ローラ面を当接係合させつつ回転し、該ロ
ーラ間に前記包装用ウェブ22を通過走行させることに
より、このウェブ22にエンボスを熱成形加工するよう
になっている。すなわち前記エンボスローラ24は、そ
の外周面に適宜のパターンで凹凸状の窪みおよび/また
は突起(いわゆる「しぼ」)が形成されていて、該ロー
ラがウェブ22を挟持しつつ加熱押圧することにより、
ウェブに窪みおよび/または突起からなるエンボスが形
成される。前記エンボスの一部をなす突起の先端形状は
、角錐状、円錐状、球状その他これらの任意の組合せが
採用される。
このエンボスローラ24としての各種変形例を第5図乃
至第8図にやや誇張的し;拡大して示す。
例えば第5図に図示したエンボスローラは、上方のロー
ラ24aに突起26が所定のパターンで一体的に突出成
形され、また下方のローラ241)には前記突起26と
噛合う位置に陥凹部28が多数穿設されている。このエ
ンボスローラに通過させることより、二点鎖線で示すよ
うにエンボス加工の施されたウェブ22が得られる。
第6図に示す実施例では、上下のローラ24a。
24bの何れにも所定のパターンで一体的番;突起30
が成形され、一方のローラに設けたこれら突起群30を
他方のローラに設けた突起群間の谷部に嵌スさせること
により相互に噛み合って、両ローラ間を通過する前記ウ
ェブ22にエンボス加工を施すようになっている。この
場合、前記エンボスローラに施される突起群のパターン
は、該ローラの外周にスパイラル状に形成するのが好ま
しい。
なお前記突起群の配列は、格子状、千鳥状等の各種パタ
ーンが、必要に応じて好適に採用される。
更に第7図は、少くとも一方のエンボスローラ24aの
外周面に、長手方向に延在する突条32を該ローラの円
周方向に僅かな間隔をおいて多数突設したものであって
、対向して配置されるローラ24bは、耐熱性に富む弾
性部材、例えばゴムを材質とするのが好ましい。また第
8図は、第7図に示す構成と基本的に同一であって、エ
ンボスローラ24aの外周面にその周方向に環状の突起
34が、該ローラの長手方向に僅かな間隔をおいて多数
突設されている点でのみ相違している。この第7図およ
び第8図に示す構成に係るエンボスローラにより前記ウ
ェブ22に熱加工されるエンボスは、該ウェブの縦方向
または横方向に突出する多数の突条として形成されるこ
とになる。
なお第9図に示すように、エンボスローラ24とは別に
ドラッグ兼用の加熱ローラ38を上流側に配設し、この
加熱ローラ38に加熱ヒータ36を内蔵させて、ウェブ
22の加熱軟化およびエンボス形成の各役割を分担させ
てもよい。またエンボスローラの加熱源としては、前記
加熱ヒータ以外に、ウェブに対するエンボス加工温度に
応じて該ローラ中に蒸気その他の熱媒を通すようにして
もよい。
またエンボスローラ24の外周面に付与される前記凹凸
の窪み乃至突起の形成パターンが、周方向および長手方
向に整列して形成されている場合において、前記周方向
および長手方向に整列した凹凸パターンをウェブ22に
エンボスとして付与したい場合は、第10図に示す如く
、該エンボスローラ24の回転軸心をウェブ22の供給
方向に対して直角になるよう配設すればよい。また前記
凹凸パターンにより付与されるエンボスが、ウェブ22
の長手方向に対して斜めに形成されるようにするには、
第11図に示す如く、該ウェブ22の供給方向に対しエ
ンボスローラ24の回転軸心が斜めになるよう配設すれ
ばよい。
なおエンボスローラの使用に替えて、所定のエンボスを
形成した無端体を適宜の加熱手段により加熱し、ウェブ
にエンボス模様を施してもよい。
またエンボスを適宜のパターンで形成した型板により、
前記ウェブを挟圧してエンボスを付与するようにしても
よい。
前記エンボス加工部12の下流側には、一対の引張りロ
ーラ40,40が配設されて、該ローラにより前記ウェ
ブ22を引張って前方へ繰出すと共にターニングパー4
2を介して走行方向を転換させ、フォーマ(製袋器)4
4により該ウェブ22を折返して断面横U字形に形成す
る。一方、スプロケット46に巻掛けされて循環走行す
る無端チェノ48およびこれに所定間隔で係着した複数
のブツシャ50により被包装物10を前記横U字形に形
成したウェブ22の間に送り込む。前記被包装物10を
挾持したウェブ22は、コンベヤ(図示せず)上を搬送
゛されると共に、該コンベヤの所定位置に上下の関係で
対向的に配置された回転式のシール装置52.52によ
り、横方向に所定間隔でシールおよび切断される。これ
によって、一端部が開口し内部に被包装物10を充填し
た個々の包装袋54が得られる。
このように被包装物10を充填した前記ウェブ22をシ
ールして端部が開口した包装袋54を作る製袋充填部と
しては、他に第2図乃至第4図に示す例がある。第3図
に示す例は、予め縦方向に2つ折りした前記ウェブ22
の開口側を、開拡部材56により開拡してこの間に被包
装物10を充填し、同じくシール装置52.52により
シール切断を行って、一端部が開口した包装袋54を得
るものである。この場合前記開拡部材56の上流側に一
対のエンボスローラ24,24を上下の関係で配設し、
各対のエンボスローラにより対応のウェブ22の各側面
を挟圧して前記エンボスを熱加工するようになっている
また第4図に示すように、フォーマ44によりウェブ2
2を上部に開口するよう長手方向に2つ折りし、シール
装置58により縦シールを施して被包装物10を充填し
た後、切断装置60により切断して一端部が開口した包
装袋54を得るようにしてもよい。この場合も、一対の
エンボスローラ24.24が前記フォーマ44の上流側
に配設され、前記エンボスローラによりウェブ22を挟
圧して前記エンボスを熱加工するようになっている。
更に第2図は、2枚のウェブ22,22を夫々別の供給
部から繰り出し、上下の関係で対をなすよう配設したエ
ンボスローラ24,24により各対応のウェブ22を挟
圧して前記エンボスを熱成形した後、シール装置52.
52によるシール切断を行って、両端部が開口した包装
袋54を得るものである。
次に第1図に戻って、前記の包装物充填部16の下流側
に整列して、真空包装部18が配設される。この真空包
装部18は、少くとも一端部が開口した包装袋を所定面
隔で位置ずれしないよう保持して搬送すると共に、真空
吸引ノズルを所定のタイミングで包装袋開口部に自動挿
入して脱気を行い、次いで所定のタイミングで該開口部
からの自動抜出を行い、更に開口部を密着した状態のま
まで好適にシールするために設けられている。すなわち
、前記包装物充填部16の搬送方向前方に設けた水平ベ
ルト62に整列して、搬送ベル1−64が走行自在に配
設されている。この搬送ベル1へ64は、包装袋54を
所定間隔で多数担持して矢印方向へ搬送するものである
。この場合第1図に示すように、前記包装袋54の開口
周縁部は、搬送ベルト64の長手方向端縁部から若干突
出するよう位置設定がなされている。例えば第1図の実
施例では、包装袋54はその開口部を横にして水平に搬
送され、後述する真空吸引ノズルは該開口部に水平に挿
入されるようになっているが、包装袋を縦に配置してそ
の開口部を上方に向け、前記真空吸引ノズルを垂下させ
て挿入するような構成としても充分実用可能なことは勿
論である。
前記搬送ベルト64の上方には、該搬送ベルト64に対
し平行でかつ上下間隔の調節自在に押えベルト66が循
環走行自在に配設され、この押えベルト66は前記搬送
ベルト64の搬送速度に同期して同一方向に走行するよ
うになっている。そして前記搬送ベルト64と押えベル
ト66との間に、被包装物10が充填された前記包装袋
54が挟圧保持されるようになっている。この場合前記
押えベルト66は、ウレタンやスポンジのように柔軟で
弾力性に富むブロック状の弾性セグメント70の外面を
、合成ゴムやビニール等のカバーで被覆して耐水性を向
上させるのが望ましい。
次に、前記搬送ベルト64および押えベルト66に挟圧
保持されて搬送到来する包装袋54の開口部に順次自動
的に挿入されると共に、該挿入状態で所定距離走行して
この間に包装袋の脱気を行う真空吸引ノズル72につい
て説明する。前記搬送ベルト64に近接して、例えば無
端チェノ74からなる無端支持体が複数のスプロケット
76等の回転支持体に巻掛けられ、適宜の駆動源により
回転付勢されて両ベルト64.66の搬送速度に同期・
しつつ同一方向に1i環走行するようになっている。こ
の無端チェノ74は、その循環走行路のうち少くとも一
部分が、前記両ベルト64゜66の配設区間に沿って平
行に延在する走行路となるよう予め位置設定されており
、該無端チェノ74に多数の真空吸引ノズル72が所定
間隔で水平に配設固定されている。各ノズル72の配設
間隔は、搬送ベル1−64と押えベルト66とにより挟
圧保持されて搬送到来する包装袋54相互の隣接間隔と
同じに設定されている。なお、第1図に示す実施例では
、各スプロケット76の配設レベルは同一で、かつその
回転軸は垂直となるようになっているので、一連の真空
吸引ノズル72は水平レベルを保持したまま循環走行す
る(これに対し、スプロケット76の回転軸を水平にし
て、配設レベルに高低があるようにして配設してもよU
)。この場合は、真空吸引ノズル72を包装袋54の開
口部に対し前進後退させる機構、例えば溝カムや案内レ
ールが別途必要になる)。なお、無端支持体74として
は、前記の無端チェノ以外にも、真空吸引ノズル72を
複数個支持して4M環走行させ得るものであれば、無端
ワイヤ、無端ベルトその他適宜の部材を使用することが
できる。
前記複数の真空吸引ノズル72は、夫々可撓性の吸気導
管78を介してロータリーバルブ80に連通接続すると
共に、該ロータリーバルブ80は真空ポンプ82に接続
している。
更に図示の如く、プーリ84,84に回転走行自在に張
架した弾性ベルト86が上下の関係で一対配設され、前
記真空吸引ノズル72の走行速度に同期して同一方向に
走行するようになっている。
そしてこれら一対の弾性ベルト86.86は、後述する
ように真空吸引ノズル72が包装袋54の開口部に挿入
された後、該ノズル72の挿入状態のままで包装袋54
の開口部外側周辺を密着的に挟圧して、該ノズル72と
共に所定区間走行するものである。
また前記一対の弾性ベルト86.86の走行最終端近傍
には、第1図に参照符号88で示す第1のシール装置が
配設され、これによって包装袋54(真空吸引ノズル7
2が挿入されかつ前記弾性ベルト86.86’により挟
圧されている)の開口部周辺にシールが施されるように
なっている。なお、第1のシール装置88および前記第
2のシール装置68の何れも、両ベルト86.86の搬
送方向においてボックスモーション作動して、包装袋開
口部のシールを行うようになっている。前記第2のシー
ル装置68は、包装袋開口部にディスプレー用の吊下げ
孔を開設し得るよう、幅広のシールを形成するために設
け・られる。また前記弾性ベルト86は、両ベルト間に
前記真空吸引ノズル72を挾持し得るように弾性変形が
可能であることを要件としている。従って一対のベルト
の内、少くとも一方のベルトが弾性に富んだ材質で構成
されていれば足りる。
なお第1・2図は、第1図に示す本発明方法を実施する
だめの装置の変形例を示すものである。すなわち、第1
図に示す装置ではウェブ22および包装袋54は直列に
搬送されるものであるが、第12図に示す別実施例では
、長手方向に2つ折りされたウェブ22の折目およびこ
れに対向する開口両端部分をヒートシーラ58により融
着し1次いで横方向にシール装置52によりシール切断
して一端部の開口した包装袋54を得た後、前記包装袋
54を前記ウェブ22の給送方向に対して直角に搬送し
、前記一連の真空包装工程を実施するものである。
また第13図は、真空吸引ノズル72を包装袋54に挿
入する機構の別の好適な実施例を示すものであって、前
記真空吸引ノズル72は、包装袋54の搬送径路に対し
て次第に遠ざかるような形態で配設したガイド溝90に
ピン92を介して挿通され、適宜の駆動源(図示せず)
により矢印方向に搬送されて、真空吸引が実施されるよ
うになっている。すなわち真空吸引ノズル72は、包装
袋54の開口部中に挿入されてこれと共に移動するが、
前述したように真空吸引ノズル72は、包装袋54の搬
送径路に対して次第に遠ざかるような形態で配設したガ
イド溝90に走行自在に支持されているから、真空吸引
が進行するにつれて前記真空吸引ノズル72は包装袋5
4中から漸時抜出されることになる。
このように構成した真空包装装置を使用して本発明に係
る真空包装方法を実施する場合につき、以下説明する。
第1図においてロール20として巻かれたウェブ22は
、一対の引張りローラ40゜40により繰り出されるが
、前記引張りローラの上流側に対向的に配設したエンボ
スローラ24゜24を通過することにより適宜のパター
ンでのエンボスが熱成形加工される。また図示の実施例
では、前記エンボスローラ24.24により挾圧されて
繰り出されるウェブ22の全面にエンボスが形成されて
いるが、必要に応じて、包装袋54に成形されたウェブ
22の開口部近傍に位置する部分にのみ、前記エンボス
を施すようレニシてもよい。
何れにしてもウェブ22は、エンボス加工部12を通過
することによりエンボスが施され、この状態で下流側に
位置する製袋部14を経ることにより、少なくとも一端
部が開口した包装袋54が成形され、これに被包装物物
10が自動的に充填される。
被包装物10を充填された包装袋54は、真空包装部1
8に搬送され、第1図に示すように搬送ベルト64およ
びその上方に平行に配設された押えベルト66とにより
挟圧保持され、これによって包装袋54は、その搬送途
次において搬送ベルト64に対し位置ずれを来すことは
ない。このように両ベルト64.66により挟圧保持さ
れた包装袋54には、第1図に示すように同期的に周回
走行している一連の真空吸引ノズル72が順次対応の包
装袋54の開口部に挿入され、ノズル挿入状態で搬送さ
れる途次において、前記一対の弾性ベルト86.86に
より該包装袋54の開口部周縁が密着的に挾圧される。
またこれと同時に、包装袋54に挿入されている当該の
真空吸引ノズル72は前記ロータリーバルブ80の作用
下に真空ポンプ82に連通して真空吸引が行われ、包装
袋54の脱気がなされる。この場合前記包装袋54は、
先に述べたように、凹凸状の窪みまたは突起からなるエ
ンボス(いわゆる「しぼJ)を施されたウェブ22によ
り成形されているから、第14図に示すように、包装袋
54の開口部中に真空吸引ノズル72を挿入して真空吸
引を行う際に前記エンボスにより空気流通路が確保され
、従って真空吸引の途中で包装袋の内面が相互に密着し
て吸引不能となることはない。
次いで包装袋54は、前記真空吸引ノズル72を開口部
中に挿入し、かつ前記一対の弾性ベルト86.86によ
り開口部周辺を密着的に挾圧された状態で搬送され、そ
の間に前記第1のシール装置88により開口部周辺のシ
ールが施されン)。その後真空吸引ノズル72は、第1
図に示すように旋回軌道に乗るため、包装袋開口部から
自動的に抜出され、一連の真空包装工程を終了して最終
的に真空包装製品が得られる。また、前記シール装置8
8.68の形態としては、他にローラ式やスチ′−ルベ
ルト式があり、また融着原理としては、バーシールやイ
ンパルスシール等の熱伝導法、高周波シール法、超音波
シール法、ホットエアーシール法等がある。更にシール
装置の作動形態には、揺動式、対向移動式、回転式、そ
の他ボックスモーション式等があり、何れも具体的な条
件および仕様に基づいて適宜選択的に採用し得る。
このように本発明に係る真空包装方法によれば、本明細
書の冒頭で述べた問題点が悉く解決され、従って円滑に
真空包装処理することができ1作業効率が著しく向上す
る。また、個々の包装袋に真空吸引ノズルを挿入して直
接脱気を行うものであるから真空到達度も高く、従って
食品等の場合一層長期保存が可能となる。
なお1本発明の実施例では、一端部が開口した包装袋で
の真空包装工程について説明したが、ノズル等の各部材
を対向的に2基設けることによって、面端部が開口した
包装袋の真空包装にも応用可能である。また特開昭52
−68589号公報に示す如く、包装袋の両端縁部を挟
持爪により挟んで搬送し、この行程において真空吸引ノ
ズルを挿入して脱気を行うようにしてもよい。更に特開
昭53−10085号公報に示すように、ノズルと真空
チャンバーとの併用形態で行うようにしてもよい。包装
形式としては、三方シールや四方シール以外に、′ピロ
ータイプとしたり、チューブフィルムから製袋充填する
三方シールの形態としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る真空包装方法を実施するのに好適
に使用される真空包装装置の概略構成を示す斜視図、第
2図乃至第4図は製袋部および被包装物充填部の各種変
形例を示す概略説明図、第5図および第6図は異なる変
形例でのエンボスローラの噛み合い状態を示す説明図、
第7図および第8図はエンボスローラの各種実施例を示
す斜視 □図、第9図はエンボスローラとは別に加熱ロ
ーラを配設した実施例の斜視図、第10図および第11
図はウェブに対するエンボスローラの配設例を示す斜視
図、第12図は本発明方法を実施する真空包装ラインの
別の実施例を示す平面図、第13図は包装袋へ真空吸引
ノズルを挿入する場合の別の実施例を示す概略説明図、
第14図はエンボスを施したウェブで形成した包装袋に
ノズルを挿入して脱気している状態を示す説明図、第1
5図は従来技術に係る包装袋からの脱気を行う場合の概
略説明図である。 特許出願人 株式会社富士機械製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 包装用材料にエンボス加工を施す工程と、前記包装用材
    料により少くとも一端部が開口した包装袋を成形する工
    程と、前記包装袋の開口部にノズルを挿入して該包装袋
    の脱気を行うと共に当該袋体開口部をシールする工程と
    からなる真空包装方法。
JP18372983A 1983-10-01 1983-10-01 真空包装方法 Pending JPS6077830A (ja)

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