JPS62208336A - 包装体の隅角切除方法および隅角切除装置 - Google Patents

包装体の隅角切除方法および隅角切除装置

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JPS62208336A
JPS62208336A JP5057286A JP5057286A JPS62208336A JP S62208336 A JPS62208336 A JP S62208336A JP 5057286 A JP5057286 A JP 5057286A JP 5057286 A JP5057286 A JP 5057286A JP S62208336 A JPS62208336 A JP S62208336A
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cutting
belt
corners
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小磯 保彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は包装体の隅角切除方法および装置に関し、さら
に詳細には断続的にベルト上を移動する扁平状包装体の
隅角切除方法および隅角切除装置に関する。
熱可塑性合成樹脂フィルム、紙、布、不織布などのフィ
ルム単独またはこれらの組合せで得られる複合フィルム
を重ね合せてその周辺を熱溶着、糊着などでシールする
ことにより、各種薬剤、化粧品、日用雑貨、食品などを
包装することが広く行われている。
〔従来の技術〕
これらの包装体としてはその生産性の良さからロール巻
された長尺のフィルムを包材に用いる自動充填包装機に
よシ、四角形(長方形または正方形)扁平状とされたも
のが多く、たとえば1枚のフィルムを折シ曲げて重ね合
わせ内容物を充填した状態で折り曲げ部を除く周囲3辺
を一定iJでシールしたもの(3方シール型)および内
容物を2枚のフィルムの間に挾み、その周辺4辺を一定
巾でシールしたもの(4方シール型)などがある。しか
しながらフィルムを重ね合わせてその周辺を熱溶着ある
いは糊着によりシールされた扁平状包装体のシール部分
はフィルムが重ね合わされ、かつ接着されていることか
ら剛性が著しく大きくなっている。このような包装体製
品を風呂敷く包んだシ紙袋などの袋に入れた場合には剛
性が大きく先端の尖った隅角がつきささり傷や穴を生ず
る。また鉄粉などの酸化反応熱を利用した化学かいろの
包装袋に熱可塑性樹脂フィルム、不織布などの複合フィ
ルムを重ね合わせて周辺を熱溶着などによりシールされ
たものが用いられているが、この化学かいろを人体に装
着した場合には包装袋の隅角の先端が肌着を通して皮膚
に刺激を与えたりすり傷などを生じたりするという欠点
がある。
これらの欠点を解消することおよび製品の美観を高める
ための手段の一つとして包装体の隅角部を斜め、あるい
は曲線状などに切除して鋭角をなくすることが行われて
いる。包装体の隅角の切除方法としてはたとえば得られ
た包装体の隅角を手動式のカッターなどで1隅角ずつ切
除する方法、包装体の複数の隅角を同時に切除できるよ
うに包装体の寸法にあらかじめ合せて製作したカッター
などによシ隅角部のみを切除するかあるいは周辺シール
部等を含めて全体を打抜く方法などがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
包装体の隅角部を手動操作で1ケ所ずつ切除することは
確実な方法であるが大量の処理を行うことはできない。
また所定の大きさの打抜き刃型で全体を打抜くには包装
体の周辺を太き目に製作しなければならず、打抜後の周
辺はスクラップとなり包材のロスが大きくなる。これら
のことから長方形などの包装体の4つの隅角のみをあら
かじめ所定の寸法に製作したカッターなどで同時に切除
するならば包材のロスもなく効率もよい。しかしながら
連続式自動充填包装機はロール巻された長尺のフィルム
などを包材として用いるので、この包装機によって製造
された長方形扁平状の包装体などは加工中フィルムにか
かる張力の変動や内容物の充填量の誤差などKよシ得ら
れた包装体毎に寸法のバラツキを有している。この寸法
のバラツキは包装体の製造中、フィルムに張力のかかる
方向(長方形の包装体の場合には通常は長辺方向)に特
に著しい。このような包装体の隅角をあらかじめ所定の
寸法に製作したカッターで4つの隅角を同時に切除する
場合にはその寸法に合う包装体は第6図ピ)に示すよう
に均等に切除することも可能であるが、包装体毎の寸法
にバラツキがあると切除位置が合わなくなる。すなわち
包装体の寸法がカッターの刃の間隔に対し短いときには
たとえば第6図(C4のように包装体の一つの辺の左右
の隅角が正確に切除されても相対する辺の隅角は切除さ
れなくなシ、また包装体の寸法がカッターの刃の間隔に
対し長過ぎる場合(はたとえば第6図eiのように包装
体の一つの辺の左右の隅角が正確に切除されても相対す
る辺の隅角はシール部の内側まで切断され、袋に孔がお
いて内容物が漏れ出す惧れが生ずるという問題点があっ
た。以上のように連続的に生産され寸法のバラツキを有
する四角形(通常は長方形であるが正方形を含む)の包
装体の隅角を正確にかつ生産効率よく切除する方法は未
だ知られていない。
〔問題点を解決するための手段0作用〕本発明者らはこ
れらの問題点を解決し、包装体の隅角を正確にかつ効率
よく切除する方法および装置について種々検討を続けた
結果、コンベアーのベルトの進行方向に平行となる方向
(通常は長辺方向)に寸法のバラツキが大きいことから
進行方向に対し、包装体の前部両端の隅角と後部両端の
隅角とを2度に分けて切除することに着目し、ざらに研
讃を重ねて本発明を完成した。
すなわち、本発明は(1)相対する二辺が進行方向く平
行となるように載置されてコンベアーのベルト上を移動
する四角形扁平状包装体の隅角切除方法において、前進
中の包装体の前辺を定位置に合せて停止させ、該包装体
の前部左右両端の隅角を切除し、次いで該包装体をベル
トによって後退させ、後退中の包装体の後辺(前進方向
に対し)を定位置に合せて停止させ、該包装体の後部左
右端の隅角を切除した後、ベルトによって前方に移送す
ることを特徴とする包装体の隅角切除方法および、(2
)複数本のベルトがそれぞれ所定の間隔を保って並列に
取伺けられ且つ包装体の移送面の窩さとこれよりも低い
高さとの間でベルトの上下動が可能な前進用コンベアー
と、該前進用コンベアーと同一平面内に設置され、複数
本のベルトが前記前進用コンベアーのベルトと交互に上
下に入れ替えられるように間隔を保って並列に取付けら
れ且つ包装体の移送面の高さとこれよシも低い高さとの
間でベルトの上下動が可能な後退用コンベアーと、前進
用コンベアーと後退用コンベアーとを交互に上下動させ
るための動作機構と、包装体の移送面に近接してそれぞ
れ設けられ前進(包装体が前進用コンベアーによって進
む方向)中または後退中の包装体をそれぞれ所定の位置
でべlレトに対しスリップ状態で所定の時間停止させる
ための前部ストッパーおよび後部ストッパーと、該前部
ストッパーによって停止中の包装体の前部左右端隅角の
切除部にそれぞれ刃が合う位置に配設された前部カッテ
ィングユニットと、該後部ストッパーによって停止中の
包装体の後部左右端隅角の切除部にそれぞれ刃が合う位
置に配設された後部カッティングユニットと、ベルト上
を移動する包装体の動きにタイミングを合せ、前記コン
ベアーの上下動機構、前記それぞれのストッパーおよび
カッティングユニットを時系列的に順次動作させるため
の信号伝達機構とを備えたことを特徴とする包装体の隅
角切除装置である。
本発明は四角形(主として長方形)の扁平状包装体の隅
角の切除に用いられ、本発明によればベルトの進行方向
の寸法にバラツキを有する包装体の全ての隅角を正確に
切除することができる。
以下、図面(第1図)Kより例示して本発明の詳細な説
明する。
第1図Kl〜に)はそれぞれ本発明の方法における操作
手順を例示する模式図であり、(イ)〜に)において−
)および(blはそれぞれ側面図および平面図である。
第1図ピ)〜に)においてベルト1の上方にはベルトの
高さとの間で上下移動が可能な前部ストッパー2および
後部ストッパー3が所定の間隔を保って設置されている
。前部ストッパー2および後部ストッパー3それぞれの
左右には包装体の隅角を切除するための刃を備えたカッ
ティングユニット4.4および5.5が設けられている
。ベルト1の上方で前部ストッパー2と後部ストッパー
3との間には包装体の通過を検知し操作信号を出すため
の検知装置6が配設されている。なおこの場合にはベル
ト1の巾はカッティングユニットの刃に触れないよう、
また隅角部の切り屑がベルト上に落ちるのを防止する目
的などから包装体の巾よりも小さくされている。
第1図(イ)の(、)および(b)において連続的に製
造され1体づつ切り離された長方形篇平状(正方形を含
む)の包装体Aは前進(図では右方向)中のベルト1上
に相対する二辺が進行方向に対して平行となるように載
置され、後部ストッパー3の下を通り抜けて前進する。
さらに前進すると検知装置6によってその通過が検知さ
れる。
検知装置からの信号が送られると第1図(ロ)の(a)
および(b)に示すように前部ストッパー2および後部
ストップ−3ならびにカッティングユニット4,4およ
び5,5はベルトの位置まで下降する。前進中の包装偉
人は前部ストッパー2と接触し、前辺を定位置(ストッ
パー2の位置)に合せてベルト1に対してスリップ状態
で停止する。包装体Aは前進方向に軽く押され、前部左
右端の隅角はそれぞれカッティングユニット4.4の所
定位置にはまり、この状態でそれぞれの隅角が正確に切
除される。次に第1図(ハ)の(a)および(b)に示
すようにベルト1の進行を後退方向に切換えることによ
って包装偉人は後退し、後部ストッパー3と接触し、後
辺を定位置(ストッパー3の位置)に合せてベルト1に
対してスリップ状態で停止する。包装偉人は後退方向に
軽く押され、後部左右端の隅角はそれぞれカッティング
ユニット5,5の所定位置にはまり、この状態でそれぞ
れの隅角が正確に切除される。
続いて第1図に)の(、)および(b)に示すようにベ
ルト1を前進方向に切替えると同時に前部ストッパー2
および後部ストッパー3が上方の位置に戻される。隅角
が切除された包装偉人は前進し前部ストッパー2の下を
通って前方に送り出されると共に続いて製造された包装
体Bがベルトlに載置され、包装偉人と同様な手順で隅
角の切除処理が行われる。
ここで包装体1体当りの隅角切除処理時間を、自動充填
包装機による包装体の1体当りの製造時間よりも短かく
なるように設計することによって生産ラインに接続する
こともできる。
隅角部の切除は切除後の包装体に鋭角部が残りさえしな
ければその切除形状には特に制限はないが、たとえば斜
めの直線状および円周曲線状などであり、それぞれの目
的に応じてカッティングユニットの刃の形状が任意に選
択される。
これらの切除部の形状のうちでも美観をも含めた観点か
らは円周曲線状すなわち切除後の包装体の角部が丸くな
る形状とされることが好ましい。
包装体の前進および後退は第1図で示したように一つの
コンベアーのベルトでその進行方向を切替えることによ
って行ってもよいが、前進用コンベアーと後退用コンベ
アーとを組合わせて用いることもできる。たとえばリボ
ン状または紐状の細いベルトをこれらの巾よりも大きい
間隔を保って複数本並列に張られた前進用のコンベアー
と、該ベルトの間隔部毎に張られ、この間隔部よりも巾
の小さいリボン状または紐状の細いベルト複数本が並列
に設けられた後退用コンベアー(前進用のコンベアーよ
りも全長が短いのが好ましい)とを組合わせた装置を用
いることもできる。この場合、包装体を前進させるとき
には前進用ベルトを包装体の移送位置の高さに保ち、後
退用のベルトはこれよりも低い位置に保つことによって
包装体は前進し、次に前進用ベルトと後退用のベルトの
高さの位置を入れ替えることによって包装体を後退させ
ることができる。包装体の移動方向の切替の迅速性の要
求、沿よび1台のベルトで移動方向を反転させるときに
生ずる衝撃などによる機械の損耗などの見地からは後者
の2台のコンベアーを組合せた方法が好ましい。
包装体を停止させるためのストッパーと隅角を切除する
ためのカッティングユニットとは1体に組込まれて同時
に移動する形でもよく、それぞれを切り離し、カッティ
ングユニットはベルトの定位置に固定し、ストッパーの
みを移動可能な形としてもよい。ストッパーは所定の時
間に所定の位置で包装体を隅角がカッティングユニット
に正確に合うように停止させることができさえすればそ
の移動形式には特に制限はないが例えばベルト上で上下
方向または左右に移動させる方法、あるいはベルトの左
右外側の下から爪状の停止片を突き出す形などの方法が
ある。カッティングユニットはストッパーで停止した包
装体の隅角部が切断用の刃に合う位置に設けられ、切断
刃は所望の形状に合わせ、直線状または曲線状とされた
ものが使用される。
なお本発明の方法は包装体の隅角の切除に関するもので
あるが、隅角の切除の代りにまたは隅角の切除に加えて
、包装体の前部詔よび後部からの所定の位置にその他の
加工を行うζ七を妨げるものではない。すなわち、包装
体の移動方向に対する前部および後部をそれぞれ所定の
位置で正確に停止させることができるので、たとえば前
部および後部のシール部の所望の位置に吊下げ用孔など
の穿設や開封用ノツチのカッティング加工なども正確に
行える。
次に本発明の隅角切除装置を図面によって例示して説明
する。
第2図および第3図はそれぞれ隅角切除装置の主要部を
示す側面図および平面図であり、第4図は包装体、スト
ッパーおよびカッティングユニットの位置を示す平面図
であろう 第2図および第3図において、2本の紐状のベル)10
.10が間隔を保って並列に設けられた前進用コンベア
ー11の設置平面内に重複して、前進用コンベアー11
よりも短く、3本のベル)12,12.12が前進用コ
ンベアー11のベル1−10.10と平面視野で交互に
なるように間隔を保って設けられた後退用コンベアー1
3が設置されている。前進用コンベアー11は滑車14
.・・・、14の軸受、15.・・・。
15と結合ユニット16.・・・、16で支持され、ガ
イド17.・・・、17によって垂直方向にのみ上下動
ができるようにされている。また後退用コンベアー13
も滑車18.18の軸受19゜19と結合ユニット20
.・・・、20で支持され、ガイド21.・・・、21
によって垂直方向にのみ上下動ができるようにされてい
る(結合ユニットおよびガイドは!43図にのみ示した
)、。
前進用コンベアー11および後送用コンベアー13の滑
車14.・・・、14および18.18はそれぞれ直線
カム22に懸架されている。直線カム22の後端(図で
は左端)は直線カム22を前後移動させるためのエアー
シリンダー23に接続されている。なお、前進用コンベ
アー11および後退用コンベアー13の駆動モーター等
は図示されていない。
後退用コンベアー13の前方(図では右方向)および後
方(図では左方向)には後退用コンベアー13に近接し
て前部ストッパー24および後部ストッパー25がそれ
ぞれ配設され、それぞれ工γ−シリンダー(図では省略
)に接続され所定の距離を上下動できるようにされてい
る。
前部ストッパー24および後部ストッパー25の左右端
付近には包装体の巾に合せて前部カッティングユニット
26.26および後部カッティングユニット27.27
がそれぞれ隅角切除用の刃を動作させるためのエアーシ
リンダー(図では省略)に接続された状態で配設されて
いる。
後退用コンベアー13の上方には、包装体の通過を感知
して信号を出すための光電管28が設けられている。光
電管28の信号線は包装体の通過によって装置の作動を
顆次行わせる信号を出すためのプログラムコントローラ
ー(図示していない)に接続され、プログラムコントロ
ーラーからはそれぞれのエアシリンダーに信号線が接続
されている。
自動充填包装機によって製造され1体毎に切り離された
包装体は前進用コンベアー11のベルト10に載置され
て前進し、光電管28の下を通過するこきによって感知
されて、プログラムコントローラーに伝達される。コン
トローラーからの信号によってエアーシリンダーが作動
し、前部ストッパー24が第2図の破線で示すように包
装体の前方に突き出し、包装体の前辺左右端の隅角が前
部カッティングユニット26゜26の所定位置に合う状
態で停止する。第4図はこの状態を示した平面図であり
、矢印の方向に移動して来た包装体30がシール部31
の先端で下から突き出したストッパー24で支えられ、
その隅角部がカッティングユニット26の刃の降下位置
(破線で示した)に合う状態となっている。ここでエア
ーシリンダーによって前部カッティングユニツ)26.
26の刃が降下し、包装体の前部左右端の隅角が切除さ
れる。
その後、前部カッティ〕/グユニット26,26の刃が
上ると同時に後部ストッパー25が包装体の後方に突き
出し、(第2図の破線で示した)続いて直線カム22の
エアーシリンダー23が作動して直線カム22が後方(
第2図の直線カム22の破線の位置)に引かれ、前進用
コンベアー11が下降し、後退用コンベアー13が上昇
して、ベルト10.10とベルト12.12の高さが入
れ替る(破線で示した)ことによって包装体は後退する
。同時に前部ストッパー24は元の位置に下り、後退中
の包装体は第4図と対称な形態で処理される。すなわち
、後部ストッパー25によって包装体の後部の左右の隅
角が後部カッティングユニット27.27の所定位置に
合う状態で停止し、後部カッティングユニツ)27.2
7の刃が降下し、隅角を切除後上昇する。
続いてエアーシリンダー23が作動して直線カム22が
前方に移動し、元の位置(第2図の実線で示した位置)
に戻ることによって前進用コンヘアー11が上昇し、後
退用コンベアー13が下降して高さが入れ替り、隅角が
切除された包装体は前方に送り出される。同時に後部ス
トッパー25は元の位置に下降し、続いて製造された包
装体の処理が同様な手順で行われる。
本発明の装置に詔いては、後退用ベルトは前進用ベルト
よりも短いのが好ましい。この場合には前部ストッパー
および後部ストッパーは通常、後退用コンベアーのベル
トの前後両端付近に設けられる。
ストッパー、カッティングユニットおよび直線カムを操
作するための作動タイミングはプロゲラムコ゛/トロー
ラ−によって任意に設定することができる。また本装置
を自動充填包装機による包装体の主意ラインに介在させ
る場合には包装体1体当りの隅角切除処理時間が1体当
りの製造時間よりも短くなるようにプロゲラムコ′/ト
ローラ−を設定することによって全体の流れを円滑にす
ることができる。第2図および第3図では断続的にベル
ト上を流れる1系列の包装体の隅角切除を行う装置で示
したが、複数列の包装体を製造する自動充填包装機の生
産ラインに接続する場合にはこれに合せて隅角切除装置
も複数列で処理できるものが使用される。たとえば、包
装体が同時に4列で製造される場合には、コンベアーの
各ローラーの軸の延長および直線カムの巾を広げて共通
に使用し、これに!2図および@3図で示された前進お
よび後退ベルト、ストッパー、およびカッティングユニ
ットをそれぞれ4組並列に配設することによって4つの
包装体を同時に処理することができる。
コンベヤー用のベルトとしては通常はリボン状、紐状な
どが用いられ、包装体を安定して移送できるよう前進用
コンベアーおよび後退用コンベアーにはそれぞれ適切な
間隔をあけて複数本のベルトが設けられる。
前進用コンベアーおよび後退用コンベアーの上下動は直
線カムによるほか、それぞれにエアーシリンダーなどを
取付けることによって上下動させてもよいが、確実に連
動できることから直線カムを用いるのが好ましい。また
包装体の方向のずれを防止するため、ベルトの両側に包
装体の巾に合わせてガイド板を設けることが好ましい。
第5図は第2〜3図で説明したと同様な隅角切除装置が
包装体の生産ラインに組込まれた例を示したフローシー
トである。充填ホッパー32、ダイローラー33、引張
ゴムローラー34セよびカッター35などを有する自動
充填包装機36(破線で示した)の下部には包装体をベ
ルト上に載置するためのバキュームアーム37を介して
送り込みコンベアー38、光電管28および各動作ユニ
ットがプログラムコントローラー39に接続された隅角
切除装置40ならびに送り出しコンベアー41が包装体
の移送方向に対して順次連設されている。自動充填包装
機36で製造され、1体毎に切り離された包装体はバキ
ュームアーム37によって送り込みコンベアー38に断
続的に載置され、ベルト上を移動して隅角切除装置に送
り込まれる。ここで包装体の隅角は第2〜3図で説明し
たような手順で切除された後、送り出しコンベアー40
のベルト上に移り次の工程に移送される。ここで隅角切
除時間は包装体1体当りの製造時間と同じかまたはそれ
よりも短く調節されることにより生産ラインはスムーズ
に流れる。
〔発明の効果〕
本発明によってベルト上を断続的に移動する長方形扁平
状の包装体の隅角が効率よく、しかも進行方向の寸法に
バラツキがあっても正確に切除することができるので自
動充填包装機による包装体の生産ラインなどlこ組込む
ことが可能となった。
実施例 1 第2〜3図で示されたと同様な構成の隅角切除装置を第
5図のように包装体の生産ラインの製造ラインに組込み
、鉄粉などの酸化反応熱を利用した発熱組成物を不織布
と熱可塑性樹脂のラミネートフィルムで包装した長方形
扁平状の包装体(化学カイロ)の隅角切除処理を行った
自動充填包装機で製造される包装体は巾が100fl、
長さ132〜136m、シール巾は6〜7朋である。カ
ッティングユニットの位置は包装体の巾に合せてそれぞ
れ調節し、前部ストッパーと後部ストッパーとの距離は
160鶴とし、包装体1体当りの隅角切除処理が1.8
秒で行えるようプログラムコントローラーおよびコンベ
アーの速度を設定した。自動充填包装機によって2秒間
隔で断続的に製造される包装体の隅角切除処理を行った
結果、生産ラインに乗ってスムーズに処理することが出
来た。1時間当りの処理数1800体のうち隅角切除が
不十分と見られるものはほとんどなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜に)はそれぞれ本発明の方法における操
作手順を示す模式図であり、第2図およびfI/c3図
はそれぞれ隅角切除装置の主要部を示す側面図および平
面図であり、第4図は包装体、ストッパーおよびカッテ
ィングユニットの位置を示す平面図であり、第5図は隅
角切除装置を生産ラインに組込んだフローシートであり
、第6図(イ)〜(ハ)はそれぞれ隅角の切除状態を示
す図である。 図において、 l ベルト  2 前部ストッパー  3 後部ストッ
パー  4および5 カッティングユニット  6 検
知装置  人およびB 包装体  10および12 ベ
ルト  11 前進用コンベアー  13 後退用コン
ベアー14および18 滑車  15および19 軸受
  22 直線カム  23 エアーシリンダー  2
4 前部ストッパー  25 後部ストッパー  26
 前部カッティングユニット  27 後部カッティン
グユニット28 光電管  30 包装体  31 シ
ール部  なら、びに 36 自動充填包装機特許出願
人  日本バイオニクス株式会社代表者 高崎丈夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対する二辺が進行方向に対して平行となるよう
    に載置されてコンベアーのベルト上を移動する四角形扁
    平状の包装体の隅角切除方法において、前進中の包装体
    をその前辺を定位置に合せて停止させ、該包装体の前部
    左右端の隅角を切除し、次いで該包装体をベルトによっ
    て後退させ、後退中の包装体をその後辺を定位置に合せ
    て停止させ、該包装体の後部左右端の隅角を切除した後
    、ベルトによって前方に移送することを特徴とする包装
    体の隅角切除方法。
  2. (2)複数本のベルトがそれぞれ所定の間隔を保つて並
    列に取付けられ且つ包装体の移送面の高さとこれよりも
    低い高さとの間でベルトの上下動が可能な前進用コンベ
    アーと、該前進用コンベアーと同一平面内に設置され、
    複数本のベルトが前記前進用コンベアーのベルトと交互
    に上下に入れ替えられるように間隔を保って並列に取付
    けられ且つ包装体の移送面の高さとこれよりも低い高さ
    との間でベルトの上下動が可能な後退用コンベアーと、
    前進用コンベアーと後退用コンベアーとを交互に上下動
    させるための動作機構と、包装体の移送面に近接してそ
    れぞれ設けられ前進中または後退中の包装体をそれぞれ
    所定の位置でベルトに対しスリップ状態で所定の時間停
    止させるための前部ストッパーおよび後部ストッパーと
    、該前部ストッパーによって停止中の包装体の前部左右
    端隅角の切除部にそれぞれ刃が合う位置に配設された前
    部カッティングユニットと、該後部ストッパーによって
    停止中の包装体の後部左右端隅角の切除部にそれぞれ刃
    が合う位置に配設された後部カッティングユニットと、
    ベルト上を移動する包装体の動きにタイミングを合せ、
    前記コンベアーの上下動機構、前記それぞれのストッパ
    ーおよびカッティングユニットを時系列的に順次動作さ
    せるための信号伝達機構とを備えたことを特徴とする包
    装体の隅角切除装置。
JP5057286A 1986-03-10 1986-03-10 包装体の隅角切除方法および隅角切除装置 Granted JPS62208336A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089136A (ja) * 2004-08-26 2006-04-06 Sanko Kikai Kk 縦型多列自動包装機における袋ガイド機構
JP2011073740A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Daio Paper Corp 包装装置
CN105416721A (zh) * 2015-12-08 2016-03-23 深圳市卓翼科技股份有限公司 剪角机装置
CN105416723A (zh) * 2015-11-27 2016-03-23 怡富包装(深圳)有限公司 一种包装机切角装置

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