JPS63178824A - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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Publication number
JPS63178824A
JPS63178824A JP62012102A JP1210287A JPS63178824A JP S63178824 A JPS63178824 A JP S63178824A JP 62012102 A JP62012102 A JP 62012102A JP 1210287 A JP1210287 A JP 1210287A JP S63178824 A JPS63178824 A JP S63178824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
air
water vapor
vacuum pump
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62012102A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Koshijima
次郎 越島
Katsuhiko Maruo
勝彦 丸尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP62012102A priority Critical patent/JPS63178824A/ja
Publication of JPS63178824A publication Critical patent/JPS63178824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、水蒸気透過性の膜状物を利用し、空気中の
水蒸気を強制的に凝縮させて室内等の除湿を行う除湿装
置に関するものである。
〔背景技術〕
近時、室内等の密閉空間内を除湿するために、水蒸気を
選択的に透過させる水蒸気透過性の膜状物、例えばセロ
ハンや障子紙等を利用した除湿装置が提案されている。
この除湿装置は、第2図に示すように、水蒸気透過性を
有する膜状物24で内部を仕切り内部を第1の空間22
と第2の空間23とに分割した水蒸気分離室21と、膜
状物24の第2の空間23側に設けられ第2の空間23
内を減圧して第1の空間22から第2の空間23へ水蒸
気を強制的に透過させる第1の真空ポンプ28とを備え
たものである。
第2図に示すように、第1の真空ポンプ28には第1の
真空ポンプ28で分離された水蒸気を凝縮させる凝縮器
29が連接され、この凝縮器29の下方には凝縮器29
で発生した結露水を溜めるタンク30が接続される。凝
縮器29とタンク30の間には前記凝縮器29を通過し
た未凝縮水蒸気と空気とを大気へ放出する第2の真空ポ
ンプ31が接続されている。
水蒸気透過性を有する膜状物24によって室内を第1お
よび第2の空間22.23に仕切った水蒸気分離室21
では、第1の空間22に空気の吸入口25が設けられ、
第2の空間23に空気の排出口32が設けられる。この
排出口32に前記第1の真空ポンプ28.凝縮器29.
第2の真空ポンプ31がこの順に接続される。また、凝
縮器29の外側には冷却用のファン32が設けられてい
る。
吸入口25より第1の空間22内へ流入した湿気を含ん
だ空気は膜状物24に接することによって水蒸気のみが
第2の空間23内へ透過される。この際、空気も微量で
はあるが透過する。透過された水蒸気は第1の真空ポン
プ28で加圧され、凝縮器29およびファン32によっ
て室温にまで冷却されて凝縮する。その際、凝縮した水
はタンク30内に溜まり、一方未凝縮水蒸気と空気は第
2の真空ポンプ31で大気圧にまで加圧されて室内に放
出される。この循環を繰り返すことによって室内は除湿
され低湿状態に保たれる。
かかる除湿装置においては真空ポンプ28.31の電力
が除湿装置の消費動力の大部分を占めているが、第3図
に示すように、真空ポンプは圧力の低い所では非常に効
率が悪く、例えば吸込圧力Pinが15mmHgでは効
率ηは約2%でしかない。しかしながら、前述のような
除湿装置においては第2の空間23内の圧力は減圧され
て圧力が低くなるため真空ポンプ28の効率が極めて悪
く、そのため消費電力が多くなりランニングコストが高
くつくという問題があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、消費電力を節減でき、ランニングコ
ストの低い除湿装置を提供することである。
〔発明の開示〕
この発明の除湿装置は、水蒸気透過性を有する膜状物で
内部が第1の空間と第2の空間とに仕切られた水蒸気分
離室と、前記膜状物の第2の空間側に設けられ前記膜状
物の前記第2の空間内を減圧して第1の空間から第2の
空間へ水蒸気を選択的に透過させる真空ポンプとを備え
た除湿装置において、前記水蒸気分離室内の減圧された
第2の空間に空気の吸入口とこの空気の吸入口から第2
の空間内に流入する空気量を調整するバルブとを設けた
ものである。
このように、この発明によれば、水蒸気分離室内の第2
の空間に、空気の吸入口とこの吸入口から第2の空間内
に流入する空気量を調整するバルブとを設けたので、こ
のバルブを開くことによって第2の空間内の空気の圧力
を上げることができ真空ポンプの効率を向上させること
ができる。とくに、バルブの開度を調節することによっ
て真空ポンプの消費電力が最小となるように第2の空間
へ流入する空気量を調節することができるため、ランニ
ングコストの低い除湿装置を提供することができる。
実施例 この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。すな
わち、この除湿装置は、第1図に示すように、水蒸気透
過性を有する膜状物4で内部が第1の空間2と第2の空
間3とに仕切られた水蒸気分離室1と、前記膜状物4の
第2の空間3側に設けられ前記膜状物4の前記第2の空
間3内を減圧して第1の空間2から第2の空間3へ水蒸
気を選択的に透過させる真空ポンプ8とを備えたもので
あって、前記水蒸気分離室1内の減圧された第2の空間
3に空気の吸入口6とこの空気の吸入口6から第2の空
間3内に流入する空気量を調整するバルブ7とを設けた
ものである。
第1図に示すように、前記真空ポンプ8には真空ポンプ
8で分離された水蒸気を凝縮させる凝縮器9が接続され
、この凝縮器9の下方には凝縮器9で発生した水を溜め
るタンク10が接続される。
凝縮器9とタンク10の間には前記凝縮器9を通過した
未凝縮水蒸気と空気とを大気へ放出する別の真空ポンプ
11が接続されている。
セロハンや障子紙等の水蒸気透過性を有する膜状物4に
よって内部が第1および第2の空間2゜3に仕切られた
水蒸気分離室1では、第1の空間2側に室内の空気を吸
い込む空気の吸入口5が設けられ、第2の空間側に空気
の排出口12が設けられる。この排出口12には前記真
空ポンプ8゜凝縮器9.真空ポンプ11がこの順に接続
される。
また、凝縮器9の外側には冷却用のファン12が設けら
れる。
また、第2の空間3には第2の空間3内に空気を取り入
れるための空気の吸入口6が、また吸入口6の近傍には
空気量調整用のバルブ7がそれぞれ設けられる。
このように構成された結果、吸入口5より第1の空間2
内へ流入した湿気を含んだ空気は膜状物4に接すること
によって水蒸気のみが第2の空間3内へ透過される。こ
の際、空気も微量ではあるが透過する。透過された水蒸
気は真空ポンプ8で加圧されるのだが、その際バルブ7
を開くことによって第2の空間3内へ空気を流入させ第
2の空間2内の圧力を上げかつバルブ7の開度の調節に
よって消費電力が最小となるように第2の空間3内へ流
入する空気量を調節する。水蒸気は凝縮器9およびファ
ン12によつて室温にまで冷却されて凝縮する。その際
凝縮された水はタンク10内に溜まり、一方未凝縮水蒸
気と空気は真空ポンプ11で大気圧にまで加圧されて室
内に放出される。
膜状物4を透過する水蒸気量Q (g/h)は次式(1
)で表される。
Q−ty−8−(Pa−P、)     (1)α :
透過係数(g/h−m” ・mmHg)S :膜状物面
積〔m2〕 Pa:第1の空間2の水蒸気分圧(mmHg)Pl:第
2の空間3の水蒸気分圧(mmHg:1また、真空ポン
プの消費電力Wは次式(2)で表される。
W=Lい/η            (2)I−th
:理論消費電力CW) η ;真空ポンプの効率 この実施例における除湿装置では、バルブ7を開けて空
気の吸入口6から第2の空間3内に空気を流入させると
、第2の空間3内の水蒸気分圧はPlのままであるが、
全圧(空気の分圧十水蒸気分圧)PinはPlより大き
くなる(ただし、第2図の提案例ではPin=P1)。
このため、真空ポンプ8の吸込圧力(P in)はPl
よりも大きくなり、それゆえ第3図のグラフから明らか
なごとく真空ポンプ8の効率ηが大きくなる(例えば、
Pin= 100mmHgでη=11%)。一方、流入
した空気量の分だけ第2図の提案例よりも理論消費電力
1−thも大きくなるが、L−の増加割合〈ηの増加割
合の場合、式(2)より消費電力Wは小さくなる。
このように、バルブ7の開度を調節することにより、消
費電力Wが最小となるように第2の空間3へ流入する空
気量を調節することができる。
〔発明の効果〕
この発明の除湿装置によれば、水蒸気分離室内の第2の
空間に、空気の吸入口とこの吸入口から第2の空間内に
流入する空気量を調整するノ\ルプとを設けたので、こ
のバルブを開くことによって第2の空間内の空気の圧力
を上げることができ、そのため真空ポンプの効率が向上
し、ランニングコストを低減させることができるという
効果があ
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の除湿装置の配管経路の説
明図、第2図は従来の除湿装置の配管経路の説明図、第
3図は真空ポンプの効率と吸込圧力との相関を示すグラ
フである。 1.21−一水蒸気分離室、2.22−第1の空間、3
.23−・第2の空間、4.24−膜状物、6−吸入口
、7−バルブ、8−真空ポンプ、9゜29−凝縮器、1
0.30−タンク、 手続補正書(帥 昭和62年03月27日 昭和62年特 許 願第012102号2、発明の名称 除湿装置 3、補正をする者 事件との関係  出願人 4、代理人 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 ロースやポリサルホン 」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水蒸気透過性を有する膜状物で内部が第1の空間と第2
    の空間とに仕切られた水蒸気分離室と、前記膜状物の第
    2の空間側に設けられ前記膜状物の前記第2の空間内を
    減圧して第1の空間から第2の空間へ水蒸気を選択的に
    透過させる真空ポンプとを備えた除湿装置において、前
    記水蒸気分離室内の減圧された第2の空間に空気の吸入
    口とこの空気の吸入口から第2の空間内に流入する空気
    量を調整するバルブとを設けたことを特徴とする除湿装
    置。
JP62012102A 1987-01-20 1987-01-20 除湿装置 Pending JPS63178824A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62012102A JPS63178824A (ja) 1987-01-20 1987-01-20 除湿装置

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JP62012102A JPS63178824A (ja) 1987-01-20 1987-01-20 除湿装置

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ID=11796205

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JP62012102A Pending JPS63178824A (ja) 1987-01-20 1987-01-20 除湿装置

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JP (1) JPS63178824A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012157791A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Ube Industries Ltd 含水溶剤の脱水濃縮方法
JP2021133264A (ja) * 2020-02-21 2021-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 水蒸気濃縮器、水蒸気濃縮方法、加湿気体製造方法、燃料電池自動車、及びガソリン自動車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012157791A (ja) * 2011-01-28 2012-08-23 Ube Industries Ltd 含水溶剤の脱水濃縮方法
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