JPS63178706A

JPS63178706A - 引出形遮断器

Info

Publication number: JPS63178706A
Application number: JP957787A
Authority: JP
Inventors: 公哉佐藤; 藤原　純二
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-01-19
Filing date: 1987-01-19
Publication date: 1988-07-22
Anticipated expiration: 2012-05-07
Also published as: JP2607495B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は引出形遮断器に係り、特に接続位置と断路位置
との間を移動させることができる引出形遮断器に関する
。

（従来の技術）一般に遮断器の操作回路は、第４図に示されるように制
御電源が接続されると直ちにリレーＸが付勢されてその
接点Ｘａが閉成し、Ｐ３．リミットスイッチＬＳの常閉
接点３６．接点Ｘａ、投入ばね蓄熱用モータＭＩＯ及び
Ｎ３を結ぶ回路が構成され、投入ばね蓄熱用モータＭＩ
Ｏに通電されてこのモータＭＩＯが回転して第５図に示
す遮断器操作機構部の投入ばね１１が蓄勢される構成に
なっている。したがって、第６図に示すように閉鎖配電
盤１２内において制御電源が生きている場合、遮断器制
御回路断路部３３に盤側制御回路断路部３４が接続され
ると直ちに投入ばね１１が蓄勢され、遮断器１５は投入
ばね１１が蓄勢されたまま盤内を試験位置Ｂから接続位
置Ｃへと移動する構成であった。

制御回路断路部がプラグ接続の場合、第６図において盤
側制御プラグ１４が遮断器制御回路断路部１３に接続さ
れると前記同様投入ばね１１が蓄勢されるが、ＩＥＣ規
格では、盤側制御プラグが遮断器側に接続されない限り
遮断器が接続位置へ移動出来ないことという規定もあり
、投入ばねが蓄勢された状態にて遮断器が盤内を移動す
る場合が多い。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以」二の様に、投入ばねが蓄勢されたまま遮断器が移動
する場合、第６図に示す通り接続位置Ｃに遮断器１５を
挿入後、遮断器操作員が誤まって図示しない投入ボタン
を押すと、投入ばね１１は既に蓄勢完了しているために
、第５図に示す通り遮断器の操作機構部は投入ばね１１
の放勢により投入カム１６が回転し第５（ａ）図から第
５（ｂ）図に示すようにリンク１７が動作し遮断器主接
点１８が閉となり投入する。この時、系統が短絡状態に
ありた場合は、短絡電流を投入することとなり非常に危
険である。

また、遮断器１５が移動中の場合は、第６図に示すとお
り移動用インターロックレバ−１９を持ち上げているた
め電気的には、インターロックレバ−１９と連動してイ
ンターロックスイッチ１．　Ｌ２０が０ＦＦＬ電気的電
気的投入箱４図に示す投入コイル２１へ人力されないと
ともに、機械的にもインターロックレバ−１９を持ち上
げると、第５図においてトリップキャッチ２２と半月ピ
ン２３が係合しないため、たとえ誤まって投入ボタンを
押しても操作機構部は第５（Ｃ）図に示すトリップフリ
ーの状態となり投入しない構造となっている。しかしな
がら移動中誤まって投入ボタンを押した場合は、以上の
通り投入はしないものの投入ばね１１が放勢されて、操
作機構部のみが投入動作を行ない第５（Ｃ）図に示すト
リップフリーの状態となって操作機構部に無用な損傷を
与えるとともに遮断器操作員の操作手順を煩雑にする恐
れがあった。

本発明は上述の事情に鑑み創案されたもので、その目的
とする処は遮断器の移動の際に投入ばねが蓄勢しない安
全性の高い引出形遮断器を提供することにある。

（発明の構成〕（問題点を解決するための手段）上述した問題点を解決するため本発明は、接続位置と断
路位置との間を出し入れ可能であり、この遮断器の出し
入れ時には遮断器を投入できないようにインターロック
機構を備えた引出形遮断器において、遮断器操作機構部
の投入ばねを蓄勢するための投入ばね蓄勢用モータ回路
にスイッチ手段を設け、このスイッチ手段は前記インタ
ーロック機構の動作時にＯＦＦ状態となるように構成し
たことを特徴とするものである。

（作　用）本発明は前記手段により、遮断器の移動中にインターロ
ック機構の動作によりスイッチ手段をＯＦＦ状態として
投入ばね蓄勢モータ回路を開放状態とし、たとえ盤側制
御電源が活線状態にあっても遮断器投入ばねは蓄勢され
ずに遮断器を移動可能であるため、移動中、誤まって投
入ボタンを押しても投入動作を行なうことがなく、また
接続位置挿入後に於いても、安全を確認役投入はねを蓄
勢可能であるため遮断器操作上の安全性か向」ニする。

（実施例）以下、本発明に係る引出形遮断器の実施例を第１図乃至
第３図を参照して説明する。

第１図及び第２図は本発明に係る引出形遮断器の基本構
成図であり、同図に示すように遮断器１５の移動用イン
ターロックレバ−１９の」三方に、インターロックレバ
−１９動作時に押し」二げられて移動する駆動ピン２６
が設けられている。駆動ピン２６は取付フレーム２７及
び駆動レバー２８を貫通して設けられており、その中間
部に駆動ばね２９及び復帰ばね３０が介装され、又、動
作時に駆動ばね２９を押し上げるためのＥリング３１が
設けられ、その上部に割ピン３２が設けられ、駆動ピン
２６が上下方向に動作可能なように設定されている。こ
こで、復帰ばね３０のばね力は駆動ばね２５のばね力よ
り十分に小さく設定されている。

しかして、インターロックレバ−１９の動作時に、駆動
ピン２６が上方に持ち上げられ、これに伴ないＥリング
３１により駆動ばね２９が上方に押されて駆動レバー２
８が上方に持ち上げられる。

この時、駆動レバー２８に押されてトグルスイッチ２４
のアーム３５が上方に動作してトグルスイッチ２４をＯ
ＦＦするように、トグルスイッチ２４を取付フレーム２
７に取付ける。

上記トグルスイッチ２４のアーム３５は、遮断器表面カ
バー２５より突出し、遮断器前面外側よリドグルスイッ
チ２４のスイッチ切替えが可能な構成とする。

そして、操作回路においては第３図に示すとおりモータ
回路Ｐ３−Ｎ３間の投入ばねの蓄勢完了を検出してＯＦ
ＦするリミットスイッチＬＳの常閉接点３６の前にトグ
ルスイッチ２４を配置する構成とする。なお、符号３７
はインターロックプレートである。

次に、前述のように構成された本発明に係る引出形遮断
器の作用について説明する。

第６図において、遮断器１５を断路位置Ａから接続位置
Ｃへ向って移動する時、移動口のインターロックレバ−
１９を持ち上げ、インターロックプレート３７との係合
を解く必要がある。

第１図及び第２図において、インターロックレバ−１９
を持ち上げるとインターロックレバ−１９の上部が駆動
ピン２６に当接して駆動ピン２６を上方に押し上げる。

これにより駆動ピン２６に設けたＥリング３１が駆動ば
ね２９を押し」二げ、この駆動ばね２９のばね力により
駆動レバー２８が上方に押し」二げられる。そして、駆
動レバー２８が、トグルスイッチ２４のアーム３５を押
し上げる。インターロックレバ−１９とインターロック
プレート３７との係合が解かれた直後に、駆動レバー２
８は、トグルスイッチ２４のアーム３５を上方へ反転さ
せ、トグルスイッチ２４をＯＦＦする。

しかして、制御回路においては第３図に示すとおリドグ
ルスイッチ２４がＯＦＦすることにより、モータ回路Ｐ
３−Ｎ３間が開状態となり、制御回路接続方式が自動連
結方式の場合には第６図において、遮断器１５が試験位
置Ｂ又は接続位置Ｃに移動し、遮断器側制御回路断路部
３３が盤側制御回路断路部３４と接続しても投入ばね１
１が蓄勢されることなく移動することができる。

最終的に、遮断器１５を接続位置Ｃに挿入し、遮断器操
作員が安全を確認後、手動にて、遮断器表面カバー２５
より突出したトグルスイッチ２４のアーム３５をＯＮす
ることにより安全に遮断器を離れることが出来る。

一方、制御回路接続方式が制御プラグ方式の場合は、イ
ンターロックレバ−１９により自動切替えとはならない
が、第６図において、断路位置Ａにて盤側制御プラグ１
４を遮断器側プラグ１３に接続する前に手動にてトグル
スイッチ２４のアーム３５を反転ＯＦＦすることにより
電気的にモータ回路を切離し、投入ばね１１が蓄勢され
ない状−〇　　　− 態での移動が可能である。

〔発明の効果〕

以上、実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、制御回路接続方式が自動連結方式の場合、インターロ
ック機構の動作により自動的に投入ばね蓄勢用モータ回
路が切離される構成により、たとえ盤側制御電源が活線
状態にあっても、遮断器投入ばねは蓄勢されずに遮断器
を移動可能であるため、移動中誤まって投入ボタンを押
しても投入動作を行なう事がなく、また接続位置挿入後
においても安全を確認役投入ばねを蓄勢可能であるため
遮断器操作」二の安全性が向」ニする。一方、制御回路
接続方式かプラグ方式の場合、モータ回路の切離しは手
動操作で行なう必要はあるが、」二連と同様の効果が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明に係る引出形遮断器の構成図
（第１図は正面図、第２図は側面図）、−１０＝第３図は同引出形遮断器の操作回路を示す図、第４図は
従来の引出形遮断器の操作回路を示す図、第５図は従来
の引出形遮断器の操作機構図であり、第５（ａ）図は開
路状態を示す図、第５（ｂ）図は投入状態を示す図、第
５（Ｃ）図はトリップフリー状態を示す図、第６図は従
来の閉鎖配電盤と遮断器の組合せ構成図である。１０・・・投入ばね蓄勢用モータ、１１・・・投入ばね
、１２・・・閉鎖配電盤、１３・・・プラグ式遮断器制
御回路断路部、１４・・・プラグ式盤側制御回路断路部
、１５・・・遮断器、１６・・・投入カム、１７・・・
操作リンク、１８・・・遮断器主接点、１９・・・イン
ターロックレバ−１２０・・・インターロックスイッチ
、２１・・・投入コイル、２４・・・トグルスイッチ、
２５・・・表面カバー、２６・・・駆動ピン、２７・・
・取付フレーム、２８・・・駆動レバー、２９・・・駆
動ばね、３０・・・復帰ばね、３］・・・Ｅリング、３
２・・・害すピン、３３・・・自動連結式遮断器制御回
路断路部、３４・・・自動連結式盤側制御回路断路部、
３５・・・トグルスイッチのアーム、３６・・・リミッ
トスイッチ、３７・・・インタ一ロツクプレート。出願人代理人　　佐　　藤　　−雄弔１図　　　　　第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】１、接続位置と断路位置との間を出し入れ可能であり、
この遮断器の出し入れ時には遮断器を投入できないよう
にインターロック機構を備えた引出形遮断器において、
遮断器操作機構部の投入ばねを蓄勢するための投入ばね
蓄勢用モータ回路にスイッチ手段を設け、このスイッチ
手段は前記インターロック機構の動作時にＯＦＦ状態と
なるように構成したことを特徴とする引出形遮断器。２、前記スイッチ手段はトグルスイッチからなり、この
トグルスイッチレバーは遮断器表面カバーより外側へ突
出していることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
の引出形遮断器。