JPS631758A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPS631758A
JPS631758A JP62108719A JP10871987A JPS631758A JP S631758 A JPS631758 A JP S631758A JP 62108719 A JP62108719 A JP 62108719A JP 10871987 A JP10871987 A JP 10871987A JP S631758 A JPS631758 A JP S631758A
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JP
Japan
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fuel
valve
valve member
injector
air
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JP62108719A
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English (en)
Inventor
アーネスト・リチャード・ステットナー
ドナルド・ディブル・ストルトマン
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明〕 〈産業上の利用分野〉 本発明は多シリンダ内燃エンジンの燃料噴射装置に関し
、複数の噴射ノズルがエンジンの各吸入口に隣接して燃
料を噴射し、単一の燃料噴射器がすべての噴射ノズルへ
の燃料を供給する形式の燃料噴射装置、燃料噴射器、お
よび噴射ノズルに関する。
〈従来の技術〉 現在の自動車用エンジンの燃料噴射装置は電磁燃料噴射
器を使用して燃料を調整してエンジンに供給している。
絞弁型燃料噴射装置は1または2個の燃料噴射器を使用
して絞弁を通って流れる空気中に燃料を送り、空気と燃
料の混合気が吸入マニホルドを通ってエンジンの燃焼室
に流れるようにしである。−方ポート型燃料噴射装置は
代表的には各吸入口に直接燃料を送る各別の燃料噴射器
を使用する。
〈発明が解決しようとする問題点〉 1または2個だけの燃料噴射器を使用する絞弁型燃料噴
射装置は複数個の燃料噴射器を使用するポート型燃料噴
射装置に対比してコスト的に有利である。しかし、ポー
ト型燃料噴射装置はエンジンの性能の点で有利である。
これらの点に鑑み、単一の燃料噴射器によって燃料を計
量供給し、これを複数の噴射ノズルを介してエンジンの
各シリンダに送る燃料噴射装置について要望がある。
本発明の目的は単一の燃料噴射器により燃料を供給して
複数の噴射ノズルを介してエンジンの各吸入口に送る燃
料噴射装置を得るにある。
〈発明の構成1作用および効果〉 本発明によれば、単一の燃料噴射器が該噴射器のベース
内の孔と、鎖孔に収容されるプラグとの間に形成される
円筒形の室に環状の区域を通って入る燃料を調整し1円
筒形室に通ずる複数の排出通路が燃料を噴射ノズルに導
く、このような構成により、燃料噴射器のソレノイド作
動弁が非常に少い運動で燃料噴射ノズルへの燃料を調整
できる。
本発明では、また、燃料噴射器は環状区域から環状区域
の中心に開く開口を具えた弁部材を含む。
このようにすることにより、弁部材が弁座から離れて形
成されたときに環状区域に流れる燃料は。
弁部材の周りと開口とを通る。従って、燃料排出通路へ
の燃料の調整を容易とする。
本発明では更に、調整弁が、燃料噴射器が燃料排出通路
への燃料を許容していないとき燃料排出通路への空気流
を許容する。このようにすることにより、燃料排出通路
を通り噴射ノズルへ至る燃料排出速度は維持される。さ
らに、燃料噴射器が燃料排出通路内の燃料流を開始しま
たは終了したときの圧力波を減少させる。
さらに1本発明によれば燃料噴射器は、燃料が各噴射ノ
ズルに指向される燃料排出ラインの端部を収容する複数
の燃料排出通路を具えたベースを有し、該噴射器ベース
は、燃料排出ラインの端部を取囲む空気入口と、燃料排
出ラインを取囲み空気を噴射ノズルに指向する空気ライ
ンとを有する。
これにより燃料排出ラインは熱的に絶縁される。
く実 施 例〉 以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき説明す
る。
第1図ないし第6図に示す燃料噴射装置において、単一
の燃料噴射器10が燃料供給源から所望の圧力の燃料を
受取って、6個の燃料排出ライン12への燃料を計量供
給する。各燃料排出ライン12は噴射ノズル14に燃料
を送り、各ノズル14は6シリンダ内燃エンジン21の
燃焼室20の1つに吸入マニホルド分岐管16と吸入ボ
ート18とを経て入る空気流内に計量供給された燃料を
配送する。
燃料噴射器10は燃料入口ポート24と過剰燃料出口ポ
ート26とを具えたハウジング22を有する。ハウジン
グ22は噴射器ベース28に固定される。ソレノイド作
動の弁部材3oがハウジング22からベース28の環状
区域32を経て6つの燃料排出通路34への燃料流を規
制する。燃料排出通路34は燃料排出ライン12に連通
ずる。
噴射器ベース28は中心孔36を有し、該中心孔内にプ
ラグ38が収容されて、孔36とプラグ38との間に円
筒形の燃料分配室40を形成する。
プラグ38の上方部分は6角形をなし、その中心孔36
に接するfi44が円筒形の燃料分配室40を6つのセ
クタ46に分割する。各セクタはそれぞれの燃料排出通
路34に通じている。
中心孔36を取囲む表面48aと、プラグ38の周縁に
おける表面48bとが環状の弁表面を画定する環状区域
32を形成している6 ばね50が弁部材30を偏倚して表面48a。
48b (48a、bと略記する)に係合させ、環状の
区域32を通る燃料流を阻止する。付勢されたときソレ
ノイドコイル52がばね50に抗して弁部材30を持上
げ、環状の区域32.と円筒形の燃料分配室40のセク
タ46とを経て燃料排出通路34と燃料排出ライン12
への燃料流を許容する。
弁部材30が表面48a、bから持上げられると燃料は
弁部材30と表面48aとの間の円筒形の区域に流れる
。この円筒形の区域は中心孔36の径と、弁部材30が
表面48a、bから持上げられる高さとの両者によって
決定される。中心孔36の径が増加すると弁部材30が
持上げられる高さを減少せしめても環状区域32への燃
料流は減少しない。プラグ38を設けて燃料流を環状の
区域に制限し、燃料分配室を円筒形の燃料分配室40と
する。燃料流区域の面積を増大させずに、かつ燃料分配
室の所望の容積を増加させずに、半径を増加させること
ができる。この環状の燃料流区域を設定することにより
、弁部材30がソレノイドコイル52によって持上げら
れる高さを減少させることができる。
さらに、弁部材30がソレノイドコイル52により上昇
せしめられる高さを減少させるため、弁部材30に開口
54を設けて該開口がハウジング22側から表面48b
内の弁部材30の下面の空間56に通じるようにする。
弁部材30が上昇すると燃料は環状の区域32に、弁部
材30の周縁と、開口54および空間56との双方を経
て流れる。従って、弁部材30と表面48aとの間に必
要とされる間隙は、開口54によって空間56と表面4
8bと弁部材30との間隙とを通って環状の区域32に
流れる通路を設けることにより、燃料流が弁部材3oと
表面48aとの間のみを通って環状の区域32に流れる
ものに対比して減少させることができる。
燃料噴射器10はソレノイドコイルを通常技術によって
パルス幅変調電流で付勢することにより燃料を供給する
ように制御される。パルス幅が増加すると弁部材は長時
間に亘って上昇し、燃料流の燃料排出ライン内の持続時
間が長くなる。 プラグ38は大気に開く凹所58と、
凹所58からいくらか下方に延びて円筒形の燃料分配室
のセクタ46に開く6つのポート60を有する。上方に
面する弁座64を有する中空の弁座部材62が凹所58
に収容される。薄いマイラー製の調整弁ディスク66が
弁座64に着座する。凹所58と弁座64と弁ディスク
66とが空気弁手段を構成する。
燃料噴射器ベース28は大気に開く大きい凹所68と、
燃料排出ライン12を取囲む6つの空気通路70とを有
する。空気通路70は、燃料排出ライン12の周りに同
軸に配置された空気ライン72を収容する。
燃料噴射器10の一般的構造と作動は空気弁手段以外は
公知であるので詳述しない。
燃料排出ライン12と空気ライン72とは噴射ノズル1
4まで延びている。各ノズル14は溝つきインサート7
4を有し、インサート74は燃料排出ライン12の端部
と係合するテーパした端部76と、空気ライン72の端
部と係合するテーパしたベース部78とを有する。イン
サート74は燃料排出ライン12を空気ライン72内で
整合させ、その溝8oは、燃料と空気とを吸入マニホル
ド分岐管16内を流れる空気流に配送する。
作動時に大きい凹所68内の大気圧によって空気流が空
気ライン72内に生じ、真空圧状態の吸入ポート18に
流れる。さらに、凹所58内の大気圧によって空気は調
整弁ディスク66、ポート6o、円筒形燃料分配室40
のセクタ46、燃料排出通路34、燃料排出ライン12
を通って真空圧状態の吸入ポート18に到達する。ソレ
ノイドコイル52が弁部材30を上昇させて、燃料が環
状の区域32を経て円筒形燃料分配室40のセクタ46
に流れると、燃料分配室40内の圧力が増加して、凹所
58からポート60を通る空気流を遮断するように調整
弁ディスク66を弁座64に係合させる。ソレノイドコ
イル52が除勢されてばね50が弁部材30を表面48
a、bに係合させると空気は調整弁ディスク66、ポー
ト60、円筒形燃料分配室4oのセクタ46、燃料排出
通路34.燃料排出ライン12を通って流れる。
円筒形分配室40のセクタ46と燃料排出通路34、燃
料排出ライン12とを通る空気流は、燃料の慣性による
排出速度の維持を可能とし、弁部材3oが表面48a、
bと係合し、および非係合となったときの燃料排出ライ
ン内の圧力波の伝達を減少させる。さらに、空気流は空
気源として弁部材30の直下方の大気圧を利用している
から。
弁部材3oが燃料を配送する区域32を実質的に一定圧
力とする。
燃料排出通路12はセクタ46の底部に開いており、ポ
ート60はいくらか下方に傾斜してセクタ46の上方部
に開いている。この構造はセクタ46を流れる燃料流に
よってポート60に真空圧が作用し、弁ディスク66を
弁座64から迅速に離れさせる。
空気ライン72を通る空気流は燃料排出ライン12を熱
的に絶縁し、実質的に大気圧の空気を吸入ポート18に
向って流れる空気流内に導入される燃料流が存在する噴
射ノズル14の先端部に供給する。
特定の実施例において、噴射ノズル14の寸法は空気ラ
イン72の燃料排出ライン12の端部の区域°2におけ
る真空圧が噴射ノズル14の端部における吸入ポート1
8の真空圧の約10%とする、すなわち、区域82の圧
力と大気圧との差が吸入ポート18の圧力と大気圧との
差の約10%とする。なお、燃料排出ラインは内径0.
864m(0,034in)、外径1.60nn(0,
063in)の管とし、空気ライン72は、内径2.3
6++n (0,093in)、外径3.0Oam(0
,118in)の管とした。他の部品の寸法は対応して
定める。
第7図、第8図に示す燃料噴射器110は燃料供給源か
ら所望の圧力の燃料を受取って、4個の燃料排出ライン
112への燃料を供給する。各燃料排出ライン112は
噴射ノズルに燃料を送り、各噴射ノズルは4シリンダ内
燃エンジンの各燃焼室に吸入マニホルド分岐管と吸入ポ
ートとを経て入る空気流内に供給された燃料を配送する
燃料噴射器110は燃料入口ポート124と過剰燃料出
口ポートとを具えたハウジング122を有し、ハウジン
グ122内に燃料通路が形成される。ハウジング122
は噴射器ベース128に固定される。ソレノイド作動の
弁部材130がハウジング122からベース128の環
状区域132を経て、4つの燃料排出通路134への燃
料流を調整する。燃料排出通路134は燃料排出ライン
112に連通する。
噴射器ベース128は中心孔136を有し、該中心孔内
にプラグ138が収容され、孔136とプラグ138と
の間に円筒形の燃料分配室140を限定する。プラグ1
38の上方部分は第2図、第3図のものと相違している
。プラグ138は円形でその周縁144は中心孔136
から均一の間隔をおかれている1円筒形の燃料分配室1
40がそれぞれの燃料排出通路134に通じている。
中心孔136を取囲む表面148aと、プラグ138の
周縁における表面148bとが環状の弁表面を形成して
環状の区域132を囲む。
ばね150が弁部材130を表面148a、bに係合す
るように偏倚して、環状の区域132を通る燃料流を阻
止する。付勢されたときソレノイド152がばね150
に抗して弁部材130を上昇せしめ、環状の区域132
と円筒形の燃料分配室140のセクタ146とを経て、
燃料排出通路134と燃料排出ライン112への燃料流
を許容する。
弁部材130が表面148a、bから上昇すると燃料は
弁部材130と表面148aとの間の円筒形の区域を通
って流れる。この円筒形の区域は中心孔136の径と弁
部材130が表面148a。
bから上昇する高さとの両者によって決定される。
中心孔136の径が増加すると弁部材130が上昇する
高さを減少せしめても環状区域132への燃料流は減少
しない。プラグ138を設けて燃料流を環状の区域13
2に制限し、燃料分配室を円筒形の燃料分配室140と
することにより、燃料流区域の面積を増大させずに、か
つ燃料分配室の所望の容積を増加させずに、半径を増加
させることができる。この環状の燃料流区域を設定する
ことにより、弁部材130がソレノイド152によって
上昇する高さを減少させることができる。
さらに、弁部材130がソレノイド152により上昇せ
しめられる高さを減少させるため、弁部材130に開口
154を設けてハウジング122から表面148b内の
弁部材130の下方の空間156に通じるようにする。
弁部材130が上昇すると燃料は環状の区域132に、
弁部材130の周縁からと、開口154および空間15
6との双方を経て流れる。従って、弁部材130と表面
148aとの間に必1要とされる間隙は開口154によ
って空間156および表面148bと弁部材130との
間隙とを通って環状の区域132に流れる通路を設けた
ので、燃料流が弁部材130と表面148aとの間のみ
を経て環状の区域132に流れるものに対比して減少せ
しめ得る。
プラグ138は大気に開く凹所158と、凹所158か
ら水平に延びて円筒形燃料分配室140に燃料排出通路
134に対向して開く4つのボ−ト160を有する。上
方に面する弁座164を有する中空の弁座部材162が
凹所158内に収容され、軽量のマイラー製の調整弁デ
ィスク166が弁座164に着座している。凹所158
、弁座164、調整弁166が空気弁手段を構成する。
噴射器ベース128は、燃料排出ライン112を囲む4
つの空気通路170に通じる大気に開く大きい凹所16
8を有する。空気通路170は、燃料排出ライン112
を同軸に取囲む空気ライン172を収容する。
燃料噴射器110は他の点で燃料噴射器10と同様であ
り、詳述しない。
作動時に大きい凹所168内の大気圧により空気流が空
気ライン172を通って真空圧の吸入ポートに流れ、凹
所158の大気圧により空気が、調整弁ディスク166
、ポート160、円筒形の燃料分配室140.燃料排出
通路134.燃料排出ライン112を経て、真空圧の吸
入ポートに流れる。ソレノイド152が弁部材130を
上昇させると燃料は燃料分配室140の環状区域130
に流れ、S湯弁配室140の圧力が上昇して凹所158
からポート160を通る空気流を遮断し。
調整弁ディスク166を弁座164に係合させる。
ソレノイド152が除勢さればね15′Oが弁部材13
0を表面148a、bに係合させると、凹所158から
調整弁ディスク166、ポート160゜円筒形燃料分配
室140、燃料排出通路134、燃料排出ライン112
を通って流れる空気流が再び生ずる。
円筒形燃料分配室140.燃料排出通路134、燃料排
出ライン112を通って流れる空気流は燃料がその慣性
によって排出速度を維持することを可能とし、弁部材1
30が表面148a、bから離れおよび係合するときの
燃料排出ライン112内の圧力波の伝達を減少させる。
空気流は弁部材130の直下方の実質的な大気圧を空気
源としているから環状の区域132に本質的に一定の圧
力を与え、これに対して弁部材130から燃料が送られ
る。
空気ライン172を通る空気流は燃料排出ライン112
を熱的に絶縁し、実質的に大気圧の空気を吸入ポートに
向って流れる空気流内に燃料を導入する噴射ノズル14
の先端部に供給する。
第9図、第10図に示す燃料噴射器210は燃料供給源
から所望の圧力の燃料を受取り、6つの燃料排出ライン
212への燃料を供給する。各燃料排出ライン212は
噴射ノズルに燃料を送り。
各噴射ノズルは6シリンダ内燃エンジンの各燃焼室に吸
入マニホルド分岐管と吸入ポートとを経て入る空気流内
に所定量の燃料を配送する。
燃料噴射器210は燃料入口ポート224と過剰燃料出
口ポートとを具えたハウジング222を有し、ハウジン
グ内に燃料通路が形成される。ハウジング222は噴射
器ベース228に固定される。ソレノイド作動の弁部材
230がハウジング222からベース228の環状区域
232を経て、燃料排出ライン212に連通する6つの
燃料排出通路134への燃料流を規制する。
噴射器ベース228は環状の区域232に通じる中心孔
236を有する板235を含む、環状の区域232は直
接に燃料排出通路134に通じている。
中心孔236を囲む表面248が環状の弁表面を形成す
る。ばね250が、弁部材230を表面248に係合す
るように偏倚し環状の区域232を通る燃料流を阻止す
る。ソレノイド252が付勢されるとばね250に抗し
て弁部材230が上昇して、環状の区域232を経て、
燃料排出通路234と燃料排出ライン212への燃料流
を許容する。
噴射器ベース228は大気に開いて環状の区域232に
通じる別の孔258を有する。ダイアフラム266が噴
射器ベース228の本体部分と板235との間に挟まれ
、環状の区域232の弁座面264の上方に位置してお
り、中心孔236と孔258とを分離している。ダイア
フラム266は燃料排出通路234に整合する6つの孔
267を有している。孔258、弁座面264、ダイア
フラム266が空気弁手段を構成する。
噴射器ベース228は、大気に開く大きい凹所268と
、燃料排出ライン212を囲む6つの空気通路270と
を有する。空気通路270は、燃料排出ライン212を
同軸に取囲んだ空気ライン272を収容する。
燃料噴射器210は他の点で燃料噴射器10と同様であ
り、詳述しない。
作動時に大きい凹所268内の大気圧により空気流が空
気ライン272を通って真空圧の吸入ポートに流れ、凹
所258の大気圧により空気がダイアフラム266の下
方に流れて、燃料排出通路234と燃料排出ライン21
2とを経て、真空圧の吸入ポートに流れる。ソレノイド
252が弁部材230を上昇させ、燃料が中心孔236
を通って流れると、中心孔236の圧力が上昇してダイ
アフラム266が環状の区域232に係合して、孔25
8から燃料排出通路234と燃料排出ライン212とを
通って流れる空気流を遮断する。ソレノイド252が除
勢され、ばね250が弁部材230を表面248に係合
させると、空気はダイアフラム266を環状の区域23
2から上昇させ、孔258から燃料排出通路234と燃
料排出ライン212とを通って流れる。
燃料排出通路234と燃料排出ライン212とを通って
流れる空気流は燃料がその慣性によって排出速度を維持
することを可能としており、弁部材230が表面248
から離れおよび係合するときの燃料排出ライン212内
の圧力波の伝達を減少させる。空気流は弁部材230の
直下方の実質的な大気圧を空気源としているから、環状
の区域232に本質的に一定の圧力を与え、これに対し
て弁部材230から燃料が送られる。
空気ライン272を通る空気流は燃料排出ライン212
を熱的に絶縁し、実質的に大気圧の空気を吸入ポートに
向って流れる空気流内に燃料を導入する噴射ノズルの先
端部に供給する。
第10図ないし第13図において単一の燃料噴射器31
0は燃料供給源から所望の圧力の燃料を受取って、6つ
の燃料排出ライン312への燃料を供給する。各燃料排
出ライン312は噴射ノズルに燃料を送り、各噴射ノズ
ルは6シリンダ内燃エンジンの各燃焼室に吸入マニホル
ド分岐管と吸入ポートとを経て入る空気流内に所定量の
燃料を配送する。
燃料噴射器310は燃料入口ポート324aと過剰燃料
のための出口ポートとを具えたハウジング322aを有
し、ハウジング322a内に燃料通路が形成される。ハ
ウジング322aは噴射器ベース328に固定される。
ソレノイド作動の弁部材330aがハウジング322か
ら噴射器ベース328の環状区域332aを経て、燃料
排出ライン312に延びる6つの燃料排出通路334a
への燃料流を制御する。
環状の区域332aは表面348aを含む。ばね350
aが弁部材330aを表面348aに係合せしめて環状
の区域332aを通る燃料流を阻止する。ソレノイド3
52aが付勢されるとばね350aに抗して弁部材33
0aが上昇または後退し、環状の区域332aを経て、
燃料排出通路334aと燃料排出ライン312aへの燃
料流を許容する。
燃料噴射器310は空気入口ポート324aを具えたハ
ウジング322bを有しており、ハウジング322bは
噴射器328に固定されている。
ソレノイド作動の弁部材330bが、ハウジング322
bから、噴射器ベース328の環状の部分332bを経
て、燃料排出ライン312に延びる6つの空気排出通路
334bへの空気流を制御する。
環状の区域332bは表面348bを含む、ばね350
bが弁部材330bを表面348bに係合するように偏
倚して環状の区域332bを通る空気流を阻止する。ソ
レノイド352aが付勢されると燃料は環状の区域33
2aを経て燃料排出通路334aと燃料排出ライン31
2に流れる。
燃料排出ライン312を通って流れる空気流は燃料がそ
の慣性によって排出速度を維持することを可能とし、弁
部材330aが表面348aから離れおよび係合すると
きの燃料排出ライン312内の圧力波の伝達を減少させ
る。空気流は弁部材330aが燃料を供給する環状の区
域332aに本質的に一定の圧力を与える。
第14図ないし第17図の燃料噴射装置において、単一
の燃料噴射器410が所望の圧力の燃料供給源から燃料
を受けて、所定量の燃料を3つの燃料排出ライン412
に送る。各燃料排出ライン412は噴射ノズル414に
導かれ、3シリンダエンジン421の各燃焼室420へ
、吸入マニホルド分岐管416と吸入ボート418とを
経て入る空気流内に燃料を配送する。
燃料噴射器410は燃料入口ポート424と過剰燃料の
ための出口ポートとを具えたハウジング422を有し、
ハウジング422内には燃料通路が形成されている。ハ
ウジング422は噴射器ベース428に固定される。ソ
レノイド作動の弁部材430が、ハウジング422から
噴射器ベース428の環状区域432を経て、燃料排出
ライン412に延びる3つの燃料排出通路434への燃
料流を制御する。
噴射器ベース428は中心孔436を有し、中心孔43
6内に収容されたプラグ438が、中心孔436とプラ
グ438との間に円筒形の燃料分配室440を限定する
。プラグ438の上方部分は円筒形の形状でその周縁4
44は中心孔436から均一の間隔をおかれている。円
筒形の燃料分配室440は燃料排出通路434に開いて
いる。
中心孔436を取囲む表面448aと、プラグ438の
周縁の表面448bとが環状の弁表面を形成して環状の
区域432を形成している。ばね450が弁部材430
を表面448a、bに係合するように偏倚して環状の区
域432を通る燃料流を阻止する。ソレノイド452が
付勢されると弁部材430はばね450に抗して上昇し
、環状の区域432と円筒形燃料分配室440を経て燃
料排出通路434と燃料排出ライン412とに流れる燃
料流を許容する。
弁部材430が表面448a、bから離れると燃料は弁
部材430が表面448aとの間の円筒形の区域を通っ
て流れる。この円筒形の区域は、中心孔436の径と弁
部材430が表面448 a ebから離れる高さとに
よって定まる。従って中心孔436の径を増加させれば
環状の区域432への燃料流を減少させずに弁部材43
0が上昇する高さを減少させることができる。プラグ4
38を使用して燃料流の区域を環状の区域432とし、
燃料分配室を円筒形の燃料分配室440とすれば、所望
の燃料流区域の面積と所望の燃料分配室の容積とをを増
加させずに半径を増加させることができる。すなわち、
環状の燃料流区域とすることにより、弁部材430がソ
レノイドコイル452によって上昇する運動を減少せし
め得る。
弁部材430がソレノイドコイル452によって上昇す
る運動をさらに減少せしめるために、ハウジング422
から、弁部材430の下方の表面448b内の空間45
6に通じる孔454を設ける。弁部材430がソレノイ
ドコイル452によって上昇すると、燃料は環状の区域
432に、弁部材430の周りと、孔454および空間
456との2つの経路で流れる。すなわち、孔454が
弁部材430と表面448bとの間を経て環状の区域4
32への経路を与えるので、弁部材430と表面448
aとの間隙は、すべての燃料流が弁部材430と表面4
48aとの間隙を経て環状の区域432へ達するものに
対比して減少させることができる。
噴射器ベース428には大気に開く凹所468があり、
燃料排出ライン412を囲む3つの空気通路470に通
じている。空気通路470は燃料排出ライン412の周
りに同軸に配置された空気ライン472に連結される。
燃料噴射器410は上述以外はほぼ燃料噴射器10と同
様であり、詳細な説明は省略する。
燃料排出ライン412と空気ライン472とは噴射ノズ
ル414まで延びている。各噴射ノズル414の端部4
75は閉じられ、各噴射ノズルは横方向の4つの孔47
7を有して燃料および空気を吸入マニホルド分岐管16
内を流れる空気流に配送する。各横方向孔477は、燃
料排出ライン412がら空気ライン472内に開く小さ
い径の孔479と、空気ライン472から開く大きい孔
481とを含む。
作動時に、凹所468内の大気圧により空気は空気ライ
ン472を通って真空圧の吸入マニホルド分岐部416
に流れる。ソレノイド452が弁部材430を上昇させ
ると、燃料は、環状の区域432、円筒形燃料分配室4
40、燃料排出通路434、燃料排出ライン412を経
て、燃料排出ライン412の端部において空気ライン4
72内の区域482を通って噴射される。
空気ライン472を通る空気流は燃料排出ライン412
を熱的に絶縁し、実質的に大気圧の空気を、吸入マニホ
ルド分岐管416内を流れる空気流内に燃料を導入する
噴射ノズル414の先端部に供給する。
この実施例の特定のものにおいて、燃料排出ライン41
2は内径0.864mm (0,034in)外径1.
60mm(0,063in)の管から形成され、空気ラ
イン472は内径2.95m (0,116in)外径
3.96mm(0,156in)の管から形成された。
孔479は径0.356+m(0,014in)トL、
、孔481は径1.02m (0,040in)とした
他の部品の寸法は対応して定めた。
第18図および第19図の噴射ノズルにおいて。
燃料排出ライン512と空気ライン572との終端に噴
射ノズル514がある。噴射ノズル514の端部575
はインサート574で閉じられ、噴射ノズルは燃料およ
び空気を吸入マニホルド分岐管を流れる空気流に噴射す
るため4つの横方向孔577を有する。各横方向孔57
7は、燃料排出ライン512がら空気ライン572に開
く小さい孔579と、空気ライン572から開く大きい
孔581とを含む。
特定の実施例において燃料排出ライン512は内径0.
711sm(0,028in)外径1.60an(0,
063in)の管から形成され、空気ライン572は内
径2.36mm(0,093in)外径3.0On+(
0,118in)の管から形成された。孔579は径0
.356mm (0,014in)とし。
孔581は径0.635鵬(0,025in)とした・
第20図ないし第22図に示す燃料噴射装置において、
単一の燃料噴射器610が所望圧力の燃料源からの燃料
を供給して6つの燃料排出ライン612に送る。各燃料
排出ライン612は6シリンダエンジン621の燃焼室
620に吸入マニホルド分岐管616と吸入ポート61
8を経て供給される空気流内に供給された燃料を噴射す
る噴射ノズル614に導かれる。
燃料噴射器610は燃料入口ポート624と過剰燃料の
ための出口ポート626とを具えたハウジング622を
有し、ハウジング622内に燃料通路が形成される。ハ
ウジング622は噴射器ベース628に固定される。ソ
レノイド作動の弁部材630が、ハウジング622がら
噴射器ベース628の環状の区域632を経て、燃料排
出ライン612に延びる6つの燃料排出通路634への
燃料流を制御する。
環状の区域632は1表面648を含む。ばね650が
弁部材630を偏倚して表面648と係合せしめて環状
の区域632を通る燃料流を阻止する。ソレノイド65
2が付勢されると、弁部材630はばね650に抗して
上昇し、環状の区域632を経て燃料排出通路634と
燃料排出ライン612への燃料流を許容する。
弁部材630がソレノイド652によって上昇する運動
を減少させるために、弁部材630にはハウジング62
2から環状の区域632の中心に開く孔654が設けら
れる。弁部材630がソレノイド652によって上昇す
ると、燃料は弁部材630の周りと、孔654との2つ
の経路を経て環状の区域632に流れる。従って弁部材
630と表面648との間に必要とされる間隙は、弁部
材630と表面648との間を通って環状の区域632
に流れる経路を与える孔654を設けることにより、環
状の区域632への全てのに流れが弁部材630を周っ
て弁部材630と表面648との間を通るものに対比し
て小となる。
燃料噴射器610は上述以外の点について燃料噴射器1
0と同様であり、詳述しない。
各燃料排出ライン612の終端には噴射ノズル614の
オリフィス679が配置される。噴射ノズル614はオ
リフィス681に終端を有する空気ライン672を持っ
ており、燃料と空気とを吸入ポート618を通る空気流
に噴射する。
作動時に、大気圧の空気は空気ライン672を経て、真
空圧の吸入ポート618に流れる。ソレノイド652が
付勢されると、燃料は環状の区域632を経て燃料排出
通路634と燃料排出ライン612に流れる。
空気ライン672を通る空気流によって、吸入ポート6
18を通る空気流に燃料を噴射する噴射ノズル614の
端部において、実質的に大気圧の空気供給源が形成され
る。
第23図の噴射ノズル714は、燃料排出ライン712
と空気ライン772との終端にある。噴射ノズル714
において空気ライン772の開いた端部775は縮径さ
れ、燃料ライン712の開いた端部は空気ライン772
の開いた端部775から間隔をおかれている。
燃料ライン712はらせん形の部分783を有し、らせ
ん形の部分783は関連する空気ライン772の内壁7
85に接して燃料ライン712を空気ライン772内に
支持する。
特定の実施例において燃料排出ライン712は内径0.
864ffn(0,034in)外径1.57mm (
0,062in)の管から形成され、空気ライン772
は内径3.05m (0,120in)外径3.961
m(0,156in)の管から形成された。らせん形の
部分783は自由外径を少くとも3.18mm(0,1
25in)として空気ライン772の内壁785に圧縮
係合するようにした。なお、空気ライン772の開いた
端部775は長さ1.02on(0,04in)以上に
亘って内径1.4mm (0,055in)とし、燃料
排出ライン712と空気ライン772の端部775との
間隔は所望の燃料噴震特性が得られるように調節した。
噴射ノズル714は第1図の実施例の噴射ノズル14に
代替使用可能である。別の実施例において第2図の燃料
噴射器を直接に吸入マニホルドの頂部に装架し、ソレノ
イド用端子を外方に突出させ、同軸の燃料および空気ラ
インはマニホルド内またはマニホルド余肉部内を延びて
噴射ノズルに達するようにする。この構造は装置の外観
を改善し同軸の燃料および空気ラインの破損を防止する
噴射ノズル714は吸入ポートを通ってエンジンの燃焼
室に流れる空気流にメタリングされた燃料を噴射する。
清浄空気供給源から燃料噴射器のベースに延びる空気供
給ラインを設けることが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は単一の燃料噴射器が6つの噴射ノズルに対して
設けられている本発明の実施例の概略図。 第2図は第1図の燃料噴射器の拡大断面図、第3図は第
2図の線3−3に沿う断面図、第4図は第1図の噴射ノ
ズルの先端部の拡大断面図、第5図は第4図の線5−5
に沿って見た噴射ノズルに装着前のインサートを示す図
、第6図は第1図の噴射ノズルの拡大端面図、第7図は
第2図とほぼ同様であるが4つの噴射ノズルのための燃
料噴射器の拡大断面図、第8図は第7図の線8−8に沿
う断面図。 第9図は本発明の別の実施例による燃料噴射器の部分断
面図、第10図は第9図の部分拡大図、第11図はさら
に別の実施例による燃料噴射器の部分断面図、第12図
は第11図の線12−12に沿う部分断面図、第13図
は第11図の線13−13に沿う部分断面図、第1.4
図は3つの噴射ノズルのための燃料噴射器を有する本発
明の実施例の概略図。 第15図は第14図の燃料噴射器の部分拡大断面図、第
16図は第14図の噴射ノズルの先端部の拡大図、第1
7図は第16図の線17−17に沿う断面図、第18図
は第16図の変形例を示す図、第19図は第18図の線
19−19に沿う断面図、第20図は本発明のさらに別
の実施例を示す概略図、第21図は第20図の燃料噴射
器の拡大断面図、第22図は第20図の噴射ノズルの拡
大断面図、第23図は第1図の噴射ノズルの変形例の断
面図である。 10、110,210.310.410.610:燃料
噴射器12.112.212.312.412.512
.612.712:燃料排出ライン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の燃料排出通路(34)と環状区域(32)と
    を有し、該環状区域を通って燃料が燃料排出通路に送ら
    れ、各燃料排出通路は燃料を各噴射ノズルに指向し、該
    環状区域が弁表面を含む噴射器ベース(28)と、 弁表面に関係して設けられ、弁表面に係合したとき燃料
    排出通路への燃料の配送を阻止する単一の弁部材(30
    )と、 弁部材を、弁表面から非係合として燃料排出通路への燃
    料の配送を可能とするソレノイド(52)とを含む、複
    数の噴射ノズル(14)へ燃料を供給する燃料噴射器(
    10)において、 燃料排出通路への空気流を制御する空気弁手段(58、
    64、66)が設けられ、弁部材が燃料排出通路に燃料
    を配送しているとき燃料排出通路への空気流を阻止し、
    弁部材が燃料排出通路への燃料の配送を阻止していると
    き燃料排出通路への空気流を許容することを特徴とする
    燃料噴射器。 2、空気弁手段が、噴射器ベース(28)に設けられて
    空気が燃料排出通路に流れる開口(58、158)と、
    該開口を取囲む弁座(64、164)と、該弁座に関連
    する調整弁(66、166)とを含み、該調整弁が圧力
    応答弁で前記弁部材(30)が燃料排出通路への燃料の
    配送を許容しているとき弁座と係合して該開口を通る空
    気流を阻止し、弁部材が燃料排出通路への燃料の配送を
    阻止しているとき弁座と非係合となって該開口を通る空
    気流を許容する特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射器
    。 3、前記調整弁が調整弁ディスクを含む特許請求の範囲
    第2項記載の燃料噴射器。 4、前記噴射器ベース(28)は中心孔(36)と、該
    中心孔に収容されたプラグ(38)とを有し、プラグと
    中心孔との間に燃料分配室(40)が形成され、燃料排
    出通路(34)が燃料分配室から通じており、弁表面が
    中心孔を取囲む第1の部分(48a)とプラグの周縁の
    第2の部分(48b)とを含む、特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいづれか1項記載の燃料噴射器。 5、プラグ(38)が、周縁方向で間隔をおかれた位置
    で中心孔(36)と係合して、燃料分配室(40)を複
    数のセクタ(46)に分割し、各燃料排出通路が各1つ
    のセクタから通じている特許請求の範囲第4項記載の燃
    料噴射器。 6、空気弁手段が、噴射器ベース(228)に設けられ
    て空気が燃料排出通路に流れる開口(258)と、弁座
    表面(264)を含む前記環状区域(232)と、弁座
    表面の上方のダイアフラム(266)とを含み、ダイア
    フラムは圧力応答性で、弁部材(230)が燃料排出通
    路への燃料の配送を許容しているとき弁座表面と係合し
    て前記開口を通る空気流を阻止し、弁部材が燃料排出通
    路への燃料の配送を阻止しているとき弁座表面と非係合
    となって前記開口を通る空気流を許容する特許請求の範
    囲第1項記載の燃料噴射器。 7、空気弁手段が、噴射器ベース(328)内の付加的
    環状区域(332を)を含み、該区域を通って空気が燃
    料排出通路(334a、334b)に流れ、該付加的環
    状区域が、付加的弁表面(348b)と、該付加的弁表
    面に関連して設けられ付加的弁表面に係合して燃料排出
    通路への空気流を阻止する単一の付加的弁部材(330
    b)と、付加的弁部材と付加的弁表面とを非係合として
    燃料排出通路への空気流を許容する付加的ソレノイド(
    352b)とを含む特許請求の範囲第1項記載の燃料噴
    射器。 8、燃料分配室(40、440)から通じている複数の
    燃料排出通路(34、434)を有する噴射器ベース(
    28、428)を含み、各燃料排出通路は燃料を各噴射
    ノズルに指向するようにされており、該噴射器ベースは
    環状の弁表面(48a、b;448a、b)と、該弁表
    面に関係して設けられ弁表面に係合したとき燃料分配室
    への燃料の配送を阻止する単一の弁部材(30、430
    )と、該弁部材を環状の弁表面から非係合として燃料分
    配室への、従って、燃料排出通路への燃料の配送を可能
    とするソレノイド(52、452)とを含む、複数の噴
    射ノズル(14、414)へ燃料を供給する燃料噴射器
    (10、410)において、 噴射器ベース(28、428)が中心孔(36、436
    )と、該中心孔に収容されて該孔との間に前記燃料分配
    室(40、440)を形成するプラグ(38、438)
    を含み、環状の弁表面が中心孔を取囲む第1の部分(4
    8a、448a)とプラグの周縁にある第2の部分(4
    8b、448b)とを含むことを特徴とする燃料噴射器
    。 9、プラグ(38)が周縁方向で間隔をおかれた位置で
    中心孔(36)と係合して燃料分配室(40)を複数の
    セクタ(46)に分割して、各燃料排出通路(34)が
    各1つのセクタから通じている特許請求の範囲第8項記
    載の燃料噴射器。 10、複数の噴射ノズル(614)への燃料を供給する
    燃料噴射器(310、610)において、環状の弁表面
    (348、648)と該環状の弁表面から通じている複
    数の燃料排出通路(334a、634)とを有するベー
    ス(328、628)を含み、各燃料排出通路は燃料を
    各噴射ノズルに指向するようにされ、前記弁表面に関係
    する単一の弁部材(330a、630)が設けられ、該
    弁部材は環状の弁表面に係合することにより燃料排出通
    路への燃料の配送を阻止するようにされており、弁部材
    を環状の弁表面から非係合とすることにより燃料排出通
    路への燃料の配送を許容するようにしたソレノイド(3
    52a、652)が設けられている前記燃料噴射器。 11、各燃料排出通路が環状の弁表面を通じて開く第1
    の部分を含み、各燃料排出通路が前記第1の部分に対し
    て角度をなして延び燃料を噴射ノズルの1つに指向する
    に適した第2の部分を含み、前記噴射器ベースは、空気
    が燃料排出通路に流れる開口と、該開口を取囲む弁座と
    、該弁座に関連する調整弁ディスクとを含み、調整弁デ
    ィスクは圧力応答性で、弁部材が燃料排出通路への燃料
    の配送を許容しているとき弁座に係合して前記開口を通
    る流れを阻止し、弁部材が燃料排出通路への燃料の配送
    を阻止しているとき弁座に非係合となって前記開口を通
    る流れを許容する特許請求の範囲第10項記載の燃料噴
    射器。 12、複数の燃料排出通路(34)と該燃料排出通路に
    開く環状の区域(32)とを具えた噴射器ベース(28
    )を有する燃料噴射器(10)を含み、該環状の区域が
    弁表面(48a、b)と、弁表面に関係する弁部材(3
    0)とを含み、弁部材は弁表面と係合することにより環
    状の区域から燃料排出通路への燃料の配送を阻止するよ
    うにされており、該弁部材を弁表面と非係合として環状
    の区域から燃料排出通路への燃料の配送を許容するため
    のソレノイド(52)が設けられ、それぞれ一端が燃料
    排出通路に連結され他端が噴射ノズルまで延びる複数の
    燃料排出ライン(12)が設けられている、複数の噴射
    ノズル(14)を介して燃料を噴射する燃料噴射装置に
    おいて、前記噴射器ベースが、各燃料排出ラインの一端
    を取囲む空気入口(68、70)を有し、一端が該空気
    入口に連結されそれぞれ前記燃料排出ラインを取囲んで
    他端が噴射ノズルに延びる複数の空気ライン(72)を
    有していることを特徴とする、燃料噴射装置。 13、燃料噴射器(10)が、燃料排出通路(34)へ
    の空気流を制御して弁部材が燃料排出通路への燃料の配
    送を許容しているとき燃料排出通路への空気流を阻止し
    、弁部材が燃料排出通路への燃料の配送を阻止している
    とき燃料排出通路への空気流を許容する空気弁手段(5
    8、64、66)を含む特許請求の範囲第12項記載の
    燃料噴射装置。 14、環状の区域(32、432)が燃料分配室(40
    、440)を含み、噴射器ベース(28、428)が中
    心孔(36、436)を有して、該中心孔に収容される
    プラグ(36、436)を含み、前記分配室がプラグと
    中心孔との間に限定され、前記弁表面(48、448)
    が中心孔を取囲む第1の部分(48a、448a)と、
    プラグの周縁における第2の部分(48b、448b)
    とを含む特許請求の範囲第12項記載の燃料噴射装置。 15、燃料排出通路(334a、634)が弁表面(3
    48、648)に通じている特許請求の範囲第12項記
    載の燃料噴射装置。 16、燃料排出ライン(412、512)と、該燃料排
    出ラインに同軸に配置された空気ライン(472、57
    2)と、燃料排出ラインから空気ラインへの複数の開口
    (479、579)と、空気ラインからの対応する複数
    の開口(481、581)とを含み、各空気ライン開口
    (481、581)が対応する燃料排出ライン開口(4
    79、579)と整合して且つ対応する燃料排出ライン
    開口より大きい流路面積を有することを特徴とする燃料
    噴射ノズル(414、514)。 17、燃料排出ライン(712)と、該燃料排出ライン
    に同軸に配置された空気ライン(472)とを含み、燃
    料排出ラインの端部は空気ライン内に開いており、空気
    ラインの端部は減少した断面積を有しており、燃料排出
    ラインは、空気ライン内部で燃料排出ラインが支持され
    るため空気ラインの内側(785)に係合するらせん形
    部分(783)を含む燃料噴射ノズル(714)。
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US5930026A (en) * 1996-10-25 1999-07-27 Massachusetts Institute Of Technology Nonemissive displays and piezoelectric power supplies therefor

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JPS6166862A (ja) * 1984-09-10 1986-04-05 Nippon Carbureter Co Ltd 燃料噴射装置

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