JPS63175665A - 液体塗布具の穂先の製造方法 - Google Patents
液体塗布具の穂先の製造方法Info
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- JPS63175665A JPS63175665A JP62005819A JP581987A JPS63175665A JP S63175665 A JPS63175665 A JP S63175665A JP 62005819 A JP62005819 A JP 62005819A JP 581987 A JP581987 A JP 581987A JP S63175665 A JPS63175665 A JP S63175665A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、筆記具用インキを塗布する筆状の筆記具、又
は液体化粧料を塗布するアイライナー等の化粧具、その
他頭髪用薬液、塗料、接着剤等の広く液状体を塗布する
器具に於ける繊維を集束した穂先の製造方法に間する。
は液体化粧料を塗布するアイライナー等の化粧具、その
他頭髪用薬液、塗料、接着剤等の広く液状体を塗布する
器具に於ける繊維を集束した穂先の製造方法に間する。
この種の穂先は一般的に化学繊維等を所要形状に集束し
てその基端部を糸等を眉いて結束するか。
てその基端部を糸等を眉いて結束するか。
又は接着剤等により接着するか、又は加熱して溶着する
等の方法により製造されていたが、非常に作業が煩瑣で
熟練を要し生産能率が低いという不利が存在した。その
ためこの不利を解消するために、繊維を平面状に並列し
てその基@部を引き攬えてテープ上に載置しテープと[
維の基端部をミシンで縫着したり、又はテープと繊維の
基端部を接着剤で画定してその後にテープを巻回して穂
先の形状に完成する方法が一部で行われるようになった
。この方法は例えば実開昭58−82285号公報に見
られるように毛筆用増毛具等に応用されている。
等の方法により製造されていたが、非常に作業が煩瑣で
熟練を要し生産能率が低いという不利が存在した。その
ためこの不利を解消するために、繊維を平面状に並列し
てその基@部を引き攬えてテープ上に載置しテープと[
維の基端部をミシンで縫着したり、又はテープと繊維の
基端部を接着剤で画定してその後にテープを巻回して穂
先の形状に完成する方法が一部で行われるようになった
。この方法は例えば実開昭58−82285号公報に見
られるように毛筆用増毛具等に応用されている。
ところでテープ上に繊維の基端部を載置してテープと繊
維とを縫着し、又はテープと繊維とを接着し、その後に
テープを巻回して完成された穂先にはテープが内部に巻
き込まれているのでテープの肉厚によって繊維の密度に
差が生じて液体が穂先の内部に均一に分布されず塗布面
にムラが生じたり穂先から液体が垂れ落ちする等の支障
が生ずるおそれがあった。又、繊維の基端部にテープが
巻き付いていると柄や軸筒に取り付ける場合に例えば後
から液体誘導管を差し込む際に障害となったり、又繊維
の基端部に対する液体の含浸の妨げとなる等の弊が存在
する6本発明の目的はかかる問題点を解決した液体塗布
具の穂先の製造方法を提供することにある。
維とを縫着し、又はテープと繊維とを接着し、その後に
テープを巻回して完成された穂先にはテープが内部に巻
き込まれているのでテープの肉厚によって繊維の密度に
差が生じて液体が穂先の内部に均一に分布されず塗布面
にムラが生じたり穂先から液体が垂れ落ちする等の支障
が生ずるおそれがあった。又、繊維の基端部にテープが
巻き付いていると柄や軸筒に取り付ける場合に例えば後
から液体誘導管を差し込む際に障害となったり、又繊維
の基端部に対する液体の含浸の妨げとなる等の弊が存在
する6本発明の目的はかかる問題点を解決した液体塗布
具の穂先の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために案出された本発明の液体塗布
具の穂先の製造方法は、穂先用の繊維よりも低融点の細
幅樹脂テープに粘着剤を塗布し、#樹脂テープ上に基端
部を配して多数の繊維を樹脂テープに対して略垂直方向
に平面状に並列し、繊維の先端部を所要形状に切り揃え
、樹脂テープを渦巻状に巻回して繊維を束状となし、然
る後に繊維の基端部を樹脂テープの融点まで加熱して樹
脂テープを溶融しその溶融体を繊維の基端部の隙間に浸
み込ませて各繊維を相互に固着させることを特徴として
構成されるものである。
具の穂先の製造方法は、穂先用の繊維よりも低融点の細
幅樹脂テープに粘着剤を塗布し、#樹脂テープ上に基端
部を配して多数の繊維を樹脂テープに対して略垂直方向
に平面状に並列し、繊維の先端部を所要形状に切り揃え
、樹脂テープを渦巻状に巻回して繊維を束状となし、然
る後に繊維の基端部を樹脂テープの融点まで加熱して樹
脂テープを溶融しその溶融体を繊維の基端部の隙間に浸
み込ませて各繊維を相互に固着させることを特徴として
構成されるものである。
第1図は本発明第1実施例の製造工程を示すものである
。(1)は穂先用の繊維であり、ポリエステル、アクリ
ル、ナイロン、ビニロン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の合成繊維の中から適宜に選択される6(2)は細
幅の樹脂フィルム製テープであり、使用する繊維(1)
より低融点の樹脂製である。例えばポリエステルは融点
が225〜260℃、ポリプロピレンは融点が165〜
173℃、ナイロンは融点が約215℃であるから、繊
維(1)の材質をポリエステル又はナイロンとじた場合
は樹脂フィルム製テープ(2)にポリプロピレンが使用
可能となり、繊維(1)の材質に対応して適宜に選択す
れば良い、樹脂フィルム製テープ(2)の片面には粘着
剤(3)として、PVP (ポリビニルピロリドン)、
又はpVA (ポリビニルアルコール)、 又は(:
MC(カルボキシメチルセルロース)等の水溶液を塗布
する。粘着剤(3)を塗布した樹脂フィルム製テープ(
2)上に、多数の繊維(1)の基端部を引き揃えて載置
し、繊維(1)は樹脂フィルム製テープ(2)に対し略
垂直方向に平面状に並列させる0次に並列させた繊維(
1)の先端部を斜めに切り揃える。然るのち最長の繊維
が位置する側を中心として樹脂フィルム製テープ(2)
を渦巻状に巻回して繊維(1)を束状となし、然る後に
繊維(1)の基端部を樹脂フィルム製テープ(2)の融
点温度まで加熱して、樹脂フィルム製テープ(2を溶融
しその溶融体を繊維(1)の隙間に浸み込ませて各繊維
(1)を互に固着させ、溶融体を冷却固化した後に、粘
着剤(3)として眉いた水溶液がインキ等の使用液と反
応するのを防ぐためにこの水溶液を水洗して、先細の穂
先を完成する。
。(1)は穂先用の繊維であり、ポリエステル、アクリ
ル、ナイロン、ビニロン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の合成繊維の中から適宜に選択される6(2)は細
幅の樹脂フィルム製テープであり、使用する繊維(1)
より低融点の樹脂製である。例えばポリエステルは融点
が225〜260℃、ポリプロピレンは融点が165〜
173℃、ナイロンは融点が約215℃であるから、繊
維(1)の材質をポリエステル又はナイロンとじた場合
は樹脂フィルム製テープ(2)にポリプロピレンが使用
可能となり、繊維(1)の材質に対応して適宜に選択す
れば良い、樹脂フィルム製テープ(2)の片面には粘着
剤(3)として、PVP (ポリビニルピロリドン)、
又はpVA (ポリビニルアルコール)、 又は(:
MC(カルボキシメチルセルロース)等の水溶液を塗布
する。粘着剤(3)を塗布した樹脂フィルム製テープ(
2)上に、多数の繊維(1)の基端部を引き揃えて載置
し、繊維(1)は樹脂フィルム製テープ(2)に対し略
垂直方向に平面状に並列させる0次に並列させた繊維(
1)の先端部を斜めに切り揃える。然るのち最長の繊維
が位置する側を中心として樹脂フィルム製テープ(2)
を渦巻状に巻回して繊維(1)を束状となし、然る後に
繊維(1)の基端部を樹脂フィルム製テープ(2)の融
点温度まで加熱して、樹脂フィルム製テープ(2を溶融
しその溶融体を繊維(1)の隙間に浸み込ませて各繊維
(1)を互に固着させ、溶融体を冷却固化した後に、粘
着剤(3)として眉いた水溶液がインキ等の使用液と反
応するのを防ぐためにこの水溶液を水洗して、先細の穂
先を完成する。
次に第2図は本発明第2実施例の製造工程を示すもので
ある。上記第1実施例との差異は、樹脂フィルム製テー
プ(2)に基端部を接着した各繊維(1)の先端部を斜
めではなくテープに平行に切断した点である。これによ
り先細ではなく略円柱体状の穂先が完成される。
ある。上記第1実施例との差異は、樹脂フィルム製テー
プ(2)に基端部を接着した各繊維(1)の先端部を斜
めではなくテープに平行に切断した点である。これによ
り先細ではなく略円柱体状の穂先が完成される。
又、第3図は本発明第3実施例の製造工程を示すもので
ある。上記第1実施例との差異は、繊維(1)を平面状
に並列させた後に、最長の繊維側の1 樹脂フィルム
製テープ(2)の上に8捧(4)を載置し、この8捧(
4)を共に巻き込んで後に8捧(4ンを抜出する点であ
る。これにより基端部に液体誘導管の差込孔(5)を有
する穂先が完成される。
ある。上記第1実施例との差異は、繊維(1)を平面状
に並列させた後に、最長の繊維側の1 樹脂フィルム
製テープ(2)の上に8捧(4)を載置し、この8捧(
4)を共に巻き込んで後に8捧(4ンを抜出する点であ
る。これにより基端部に液体誘導管の差込孔(5)を有
する穂先が完成される。
本発明の構成は以上のとおりであり、穂先用繊維の基端
部を接着して巻回するm脂テープを穂先用繊維よりも低
融点の材質製とし、後に加熱してこの樹脂テープを溶融
して穂先用繊維の基端部に浸み込ませて各繊維を固着す
るので、従来の製法により製造した穂先の如くテープが
原形のまま残存しないので、テープの肉厚によって繊維
の密度が不均一となりこれによって穂先から液が垂れ落
ちたり塗布面にムラが生じたりする弊を解消させ、又、
柄や軸筒に取り付ける場合に例えばテープが邪魔になっ
て液体誘導管の差し込みの障害となる弊も解消させ、更
に繊維の基端部に対する液体の含浸がテープによって妨
げられる弊をも解消させる等の作用効果を奏する。又、
テープに穂先用繊維を縫着する方法に比べると縫着工程
が不要になって作業能率が向上する有利があり、テープ
に穂先用繊維を接着する方法に比べると、接着剤による
使泪液体への影響が解消される利点、及び接着剤は繊維
の片面にだけ付着するのに対し樹脂テープの溶融体は繊
維の全外周部に浸み込んでゆきわたるため固着力が増大
する利点がある。勿論、繊維を所要形状に集束してその
基端部を糸を用いて結束する方法、又は接着剤等により
固着する方法、又は加熱して溶着する方法等に比べると
、作業に熟練を要することなく生産能率が極めて向上す
ることは言うまでもない。
部を接着して巻回するm脂テープを穂先用繊維よりも低
融点の材質製とし、後に加熱してこの樹脂テープを溶融
して穂先用繊維の基端部に浸み込ませて各繊維を固着す
るので、従来の製法により製造した穂先の如くテープが
原形のまま残存しないので、テープの肉厚によって繊維
の密度が不均一となりこれによって穂先から液が垂れ落
ちたり塗布面にムラが生じたりする弊を解消させ、又、
柄や軸筒に取り付ける場合に例えばテープが邪魔になっ
て液体誘導管の差し込みの障害となる弊も解消させ、更
に繊維の基端部に対する液体の含浸がテープによって妨
げられる弊をも解消させる等の作用効果を奏する。又、
テープに穂先用繊維を縫着する方法に比べると縫着工程
が不要になって作業能率が向上する有利があり、テープ
に穂先用繊維を接着する方法に比べると、接着剤による
使泪液体への影響が解消される利点、及び接着剤は繊維
の片面にだけ付着するのに対し樹脂テープの溶融体は繊
維の全外周部に浸み込んでゆきわたるため固着力が増大
する利点がある。勿論、繊維を所要形状に集束してその
基端部を糸を用いて結束する方法、又は接着剤等により
固着する方法、又は加熱して溶着する方法等に比べると
、作業に熟練を要することなく生産能率が極めて向上す
ることは言うまでもない。
第1図は本発明第1実施例を示す概略製造工程図、第2
図は本発明第2実施例を示す概略製造工程図、第3図は
本発明第3実施例を示す概略製造工程図である。 (1)・・・穂先用の繊維、(2)・・・樹脂フィルム
製テープ、(3)・・・粘着剤、(4)・・・8捧、(
5)・・・差込孔。
図は本発明第2実施例を示す概略製造工程図、第3図は
本発明第3実施例を示す概略製造工程図である。 (1)・・・穂先用の繊維、(2)・・・樹脂フィルム
製テープ、(3)・・・粘着剤、(4)・・・8捧、(
5)・・・差込孔。
Claims (1)
- 穂先用の繊維よりも低融点の細幅樹脂テープに粘着剤を
塗布し、該樹脂テープ上に基端部を配して多数の繊維を
樹脂テープに対して略垂直方向に平面状に並列し、繊維
の先端部を所要形状に切り揃え、樹脂テープを渦巻状に
巻回して繊維を束状となし、然る後に繊維の基端部を樹
脂テープの融点まで加熱して樹脂テープを溶融しその溶
融体を繊維の基端部の隙間に浸み込ませて各繊維を相互
に固着させることを特徴とする液体塗布具の穂先の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62005819A JPS63175665A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 液体塗布具の穂先の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62005819A JPS63175665A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 液体塗布具の穂先の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63175665A true JPS63175665A (ja) | 1988-07-20 |
Family
ID=11621689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62005819A Pending JPS63175665A (ja) | 1987-01-13 | 1987-01-13 | 液体塗布具の穂先の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63175665A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07204032A (ja) * | 1994-01-21 | 1995-08-08 | Toyo Chem Co Ltd | スプレーの噴出口用ブラシ及びその製造方法 |
GB2434087A (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-18 | David Hitchin | Brush |
-
1987
- 1987-01-13 JP JP62005819A patent/JPS63175665A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07204032A (ja) * | 1994-01-21 | 1995-08-08 | Toyo Chem Co Ltd | スプレーの噴出口用ブラシ及びその製造方法 |
GB2434087A (en) * | 2006-01-12 | 2007-07-18 | David Hitchin | Brush |
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