JPS63175663A - 塗料吐出制御装置 - Google Patents

塗料吐出制御装置

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Publication number
JPS63175663A
JPS63175663A JP62004122A JP412287A JPS63175663A JP S63175663 A JPS63175663 A JP S63175663A JP 62004122 A JP62004122 A JP 62004122A JP 412287 A JP412287 A JP 412287A JP S63175663 A JPS63175663 A JP S63175663A
Authority
JP
Japan
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paint
cylindrical container
coating
valve
piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP62004122A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Kosugi
小杉 英昭
Yasuharu Uchiumi
康晴 内海
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP62004122A priority Critical patent/JPS63175663A/ja
Publication of JPS63175663A publication Critical patent/JPS63175663A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被塗物に対して所定量の塗料を塗布ガンから吐
出するようにした塗料吐出制御装置に関する。
(従来の技術) 例えば自動車車体等を被塗物として、これに中塗り塗装
や上塗り塗装を行なう場合には、塗布ガンからスプレー
状に塗料を吐出させ、被塗物に塗料を塗着させている。
この塗布作業におっては、塗布ガンを作業者が操作して
行なったり、レシプロケータ等の機械に塗布ガンを装着
して行なったり、或いは塗装用ロボットのアームに塗布
ガンを取付けて行なっている。特に、自動車車体を被塗
物とする場合には、1つの塗布ガンから複数種類の色彩
の塗料を塗布するようにしているので、塗布ガンと塗料
供給源との間に、カラーチェンジバルブを設け、このバ
ルブに接続されそれぞれ色彩の異なった複数本の塗料供
給管のうち所定の色彩を供給する配管からの塗料を塗布
ガンに案内するようにしている。
第8図は従来自動車車体を被塗物として、これjこ中塗
り塗装や上塗り塗装を行なうために用いられている塗料
吐出制御装置を示す図でおる。図示しない塗装ブースの
周囲には第8図に示す多数本のメインパイプ1が敷設さ
れている。これらのメインパイプ1はそれぞれ色彩が異
なり塗布すべき塗料の色彩に相当する数の管と、洗浄用
のシンナーや空気を供給する管とからなる。
これらのメインパイプ1はそれぞれメインパイプ1から
分岐された流路2によってカラーチェンジバルブCCv
に接続されている。このカラーチェンジバルブCCvは
、それぞれの色彩用のバルブと、洗浄液用のバルブと、
エアーブロー用のバルブとが一体となったものである。
塗料供給用の流路2には、塗布すべき塗料の色彩に相当
する数のギヤポンプ3(図では4色分のみを示す。)が
取付けられており、これらはシャフトによって連結され
、1つのモータ4により駆動されるようになっている。
塗料を吐出する塗布ガン5は塗料供給用の流路6によっ
てカラーチェンジバルブCCVに接続されており、塗布
ガン5はレシプロケータ7に対して上下動可能に取付け
られている。
塗料の塗布は、モータ4により駆動されるギヤポンプ3
を回転することによって行なわれるが、塗料の種類や塗
布する量等に応じて回転数を変化させ、また吐出させな
い場合には低速回転に設定すべく、制御装置8からの信
号によってモータ4はインバータ9を経て制御される。
被塗物が自動車車体のように量産品である場合には、塗
装作業を行なうとき以外にモータ4を停止させておくと
、塗装作業を開始するモータ4の起動時に規定のモータ
回転数になるまでの応答性が遅れることとなるので、モ
ータ4は常に一定の回転数で回転させている。したがっ
て、従来ではモータ4駆動用のエネルギーロスとなって
いると共にメインテナンスの周期が早(なっているとい
う問題点がおった。また、モータ4によって、常に全て
のギヤポンプ3が駆動されており、これにより塗料が常
に循環しているので、メタリック塗料の場合には塗料の
中に含まれているアルミ粉がギヤポンプ3の中で押し潰
されており、仕上り品質の確保が容易でない。
更に、モータ4としては、防爆を配慮した溝造とする必
要があり、設置スペースが広くなるだけでなく、高価で
ある。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
あり、低コ・ストで高品質の塗装を行なう得るようにす
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、円筒容器内にピス
トンを進退移動可能に装着して前記円筒容器内に塗料収
容空間を形成し、塗料供給源に接続される入口ポートと
塗布ガンに接続される出口ポートとをそれぞれ前記途料
収容空間に連通させて前記円筒容器に形成し、前記円筒
容器内の塗料を前記塗布ガンから吐出させる際及び洗浄
させる際に、前記ピストンを前進移動させる駆動手段を
前記円筒容器に備え、前記洗浄時における前記ピストン
の前進限位置の下で前記入口ポートと前記出口ポートと
を前記塗料収容空間を介して導通状態としたことを特徴
とする塗料吐出制御装置である。
(作用) 1つの被塗物に対する塗装に要する量の塗料を塗料源か
ら円筒容器の塗料収容空間内に蓄積ないし収容するよう
にし、この円筒容器の前後の部分の2つの弁の開閉作業
と円筒容器内に設けられたピストンの進退移動によって
、円筒容器内に蓄積された塗料を駆動手段の作動により
塗布ガンから吐出させることができる。これにより、塗
装作業が必要となる場合のみ円筒容器内に塗料を蓄積し
、更に、この円筒容器内から塗料を吐出させことによっ
て、ギヤポンプ等を使用することなく、高品質の塗装を
達成することができる。また、別の色彩の塗料を用いて
塗装する際には、円筒容器内等を洗浄する必要があるが
、その際には入口ポートと出口ポートが塗料収容空間を
介して連通しているので、この塗料収容空間内をも確実
に洗浄することができる。
(実施例) 次に、図示する本発明の実施例に基いて説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示す図であり、
塗布すべき塗料の色彩の数に相当する数の配管と、洗浄
液及びエアー用の配管とからなるメインパイプ10から
分岐された流路11がカラーチェンジバルブCCVにそ
れぞれ接続されており、このカラーチェンジバルブCC
Vは、メインパイプ10及び流路11を介して図示しな
い塗料供給源としての塗料缶、洗浄液色や空圧源に接続
されている。また、このカラーチェンジバルブCCVに
は、流路11により塗布ガン12が接続されており、こ
の塗布ガン12はレシプロケータ13に対して上下動可
能に取付けられている。尚、この塗布ガン12は作業者
が塗布作業するようにしても良く、或いは塗装用ロボッ
トによって塗布作業を行なうようにしても良い。
カラーチェンジバルブCCVの下流側の流路11には、
この流路11を開閉する弁14が取付けられ、この弁1
4の下流側には、所定量の塗料を収容ないし蓄積する円
筒容器15が接続されている。この円筒容器15の詳細
構造を示すと第2図の通りである。
円筒容器15は図示するように円筒形状のシリンダ本体
16内にピストン17が准退移動可能に装着されており
、シリンダ本体16の一端に取付けられたヘッドカバー
18には入口ボート19と出口ポート20とが形成され
ている。それぞれのポート19.20はシリンダ本体1
6とピストン17とにより形成される塗料収容空間21
内に連通しており、流路11にそれぞれ接、読されるよ
うになっている。塗料収容空間21は、1つの被塗物に
対する1回分の塗装に必要な塗料が収容されるようにな
っている。ピストン17には、シリンダ本体16の他端
に固定されたヘッドカバー22を貫通するロッド23が
取付けられている。
塗料収容空間21内に充填された塗料を塗布ガン12か
ら吐出させる際に、ピストン17をヘッドカバー18に
向けて前進移動させるために、空圧源24に接続された
空圧流路25が接続されるようになっており、この空圧
流路25にはこの流路25を開閉する弁26が取付けら
れている。尚、この空圧源24及び空圧流路25は、ビ
ス1へン77を前進移動させるための駆動手段となって
いる。
ビス1ヘン17の前溝限位置は、ヘッドカバー18の内
面に設けられたストッパー27によって規制される。ピ
ストン17の背面側は、前記空圧流路25からの空気が
流入される加圧空間33となっている。
第1図に示すように、塗布ガン12の手前にはこの流路
11を開閉するための弁28が取付けられており、更に
、この弁28と円筒容器]5の間には、塗布ガン12か
ら吐出する塗料の流量を制御するために、流量調整弁2
9が取付けられている。
メインパイプ10からカラーチェンジバルブCC■を経
た塗料を円筒容器15内に注入する際には、カラーチェ
ンジバルブCC■を通過してh0圧状態となっている塗
料をそのまま円筒容器15内に流入させることによりな
される。ただし、この圧力が得られなかったり、流入に
時間が掛る場合には、空圧等により作動する仮想線で示
すシリンダ30のロッド31を前記円筒容器15のロッ
ド23に接続し、シリンダ30をアシストシリンダとし
てピストン17を後退移動させるようにしても良い。
円筒容器15内への塗料の蓄積と蓄積された塗料を吐出
させる操作は、制御手段40により自動的になされる。
ピストン17の位置とピストン17による塗料の吐出量
を検出するために、ロッド23にはギヤラック41が取
付けられ、このギヤラック4]の山や溝を検知するパル
ス発信器42がギヤラック41に隣接して設けられてい
る。このパルス発信器42はギヤラック410山ないし
溝を検知した際に光のパルスを発信するものであって、
この信号はオプチカルファイバー43により制御手段4
0の変換器44に送られ、この変換器44により光のパ
ルス信号が電気信号に変換される。このように、パルス
発信器42により光のパルスを発生させるようにしたの
は、防爆を配慮したためである。したがって、上述した
タイプ以外に、磁気を利用した防爆タイプの近接スイッ
チ等によって、ギヤラック41の山や溝を検知し、その
パルス信号を制御1段40に送るようにしても良い。
制御手段40には、変換器44からの信号がそれぞれ入
力される流量カウンター45と位置カウンター46とが
設けられている。制御手段40には更に記憶手段47が
52けられており、この記憶手段47は被塗物である車
体の車種や塗料の種類等に応じて、使用される塗料の爵
っより円筒容器15内のピストン17の位置等が記憶さ
れている。
また、塗料を塗布すべき部位、例えばW面、凹凸、コー
ナ一部や、塗料がメタリックであるがソリッドであるか
、又は色彩の相違等によって相違する吐出量のパターン
、即ち流速ないし流量データ、及び規定時間内の基準パ
ルス数等が記憶手段47には記憶されている。
制′m手段40は更にマイクロコンピュータ(CPU)
48を有しており、これには前記カウンター45.46
からと記憶手段47からの信号が送られ、これらのデー
タをベースに演算して結果を出力する。このCPU48
は弁作動手段49に接続されており、CPU48からの
信号に応じて弁14.26.28の開閉信号を送る。ま
た、CPU48からの信号によって、空圧制御弁32が
作動する。この空圧制御弁32は流量調整弁29を作動
するためのパイロットエアー圧を調整する弁であって、
CPU48からの信号はD/A変換器50によってアナ
ログ信号に変換され、アンプ51により電圧が上げられ
て空圧制御弁32に信号が送られる。
次に第3図(A)〜(D)に示すフローチャートを参照
しつつ第1.2図に示す塗料吐出制御装置の作動工程に
ついて説明する。
まず、円筒容器15内にメインパイプ10を通して図示
しない塗料缶からの塗料を収容ないし蓄積するには、弁
作動手段49からの信号によって第3図(A>に示すよ
うに、弁14を開き、弁28を閉じ、弁26を大気開放
にする。これにより、図示する場合にはメインパイプ1
0内の塗料はjO圧されているので、円筒容器15内の
ピストン17を塗料が押し上げてピストン17を後退さ
せて、円筒容器15内に塗料の蓄積が開始される。塗料
が加圧されていない場合には、アシストシリンダとして
のシリンダ30を作動させることによってピストン17
を後退させる。蓄積の開始によって、パルス発信器42
からの信号により位置カウンター46がパルスの計数を
開始する。
このパルス数をカウントし、予め記憶手段47に1台の
車体の塗装に必要な塗15量が、車種や車架に応じて規
定されで記憶されているので、規定カウント値と取込み
カウント値の差がOとなった否かを演算する。このカウ
ント値の差がOとなった場合、つまり円筒容器15内に
必要な塗料の量が蓄積された場合には、@3図(A>に
示すように弁14を閉じてカウンター46をリセットす
る。
これにより、車体に対する塗装作業の準備が完了したこ
とになる。
次に、上述のようにして塗装作業の準備が完了した後に
、第3図(B)に示すようにして塗布ガン12から塗料
を吐出させる。
塗装開始信号によって、予め記憶手段47に記憶されて
いる塗色や塗布部位に応じた流量調整弁29の開度の値
を記憶手段47から取出す。この値をD/A変換器50
により規定の電圧に変換して空圧制御弁32に送り、流
量調整弁29を基準値分だけ開く。次に、弁14を閉じ
、弁28を開き、弁26を空圧源24が加圧空間33内
に流入するように作動する。これにJ:す、円筒容器1
5内から塗料が押し出されて塗布ガン12から塗料が吐
出される。これと同時にパルス発信器42から発信され
るパルス信号が流量カウンター45に送られ、CPU4
8内の基準値タイマーがセットされると共に、流量カウ
ンター45がピストン17の前進ストロークをカウント
することになる。
つまりこの前進ストロークに応じた塗料の吐出流量がカ
ランl−されることとなる。
そして、前記基準値タイマーにより設定される時間は、
1回の塗装作業が終了する時間よりもかなり短い時間に
設定してあり、基準値タイマーにより設定された時間が
経過した際に、その時間における基準パルスカウント値
と、流量カウンター45がカウントした基準時間内の実
際のパルスカウント値とを比較する。例えば、この比較
値がマイナスであれば、第3図(B)に示すように、吐
出退が不足していることを意味するので、比較値から求
められた差に相当する開度だけ、流量調整弁29を開き
、同時に流量カウンター45と基準タイマーとをリセッ
トする。逆に、プラスであれば、吐出流量が多過ぎるの
で、流量調整弁29を絞ると共に、流量カウンター45
と基準タイマーとをリセットする。
基準時間内における基準パルスカウント値と、実際の:
a@カウンター45からのパルスカウント値との差がO
であれば、流@調整弁29の開度をそのままにする。こ
の工程を塗装完了信号が入るまで繰り返す。塗料終了信
号が入れば、弁26と弁28を閉じ、次の塗装作業のた
めに、前述したように、円筒容器15内に塗料を蓄積さ
せる。したがって、弁28は1台の被塗物を塗装する際
に、塗料を無駄にしないように、塗装作業が完了するま
でに何回かオンオフを繰り返すことになる。この場合に
は、誤演算しないように、弁28が開いてから、基準値
タイマーをセットする。
上述のように、1度の塗装作業よりも短い基準時間内で
ナイクルを繰り返すのは、塗料が温度等によって粘度等
が変化し、空圧源24からピストン17に対して同一の
空圧を加えても、同一の条件で吐出されないからである
。ただし、上述のように、塗料の流量制度を変化させる
要因は、塗料の温度変化によるものであるから、数秒単
位で変化することなく、数分或いは朝と昼、夏と冬等の
ナイクルであり、基準タイマーで設定された時間後にお
ける流量調整弁29の調整で高精度の制御が可能となる
ある色彩の塗料を用いて被塗物に対して塗装を行なって
いた状態から、他の色彩の塗料によって塗装作業を行な
うには、カラーチェンジバルブCC■から塗布ガン12
までを洗浄する必要がある。
このための洗浄工程について第3図(C)を参照しつつ
説明すると、メインパイプ10のうちシンナー等の洗浄
液を供給するものをカラーチェンジバルブCCvを作動
して導通状態とする。その後に、第3図(C)に示すよ
うに、弁14を開き、弁28を閉じ、弁26を作動させ
て加圧空間33内を大気開放状態とする。これにより、
円筒容器15内に洗浄液が蓄積される。次いで、弁26
と弁28を開き、弁14を閉じてピストン17を前進さ
せる。これにより、円筒容器15内の洗浄液は塗布ガン
12から吐出される。ピストン17が前進限の位置とな
った状態でカラーチェンジバルブCCVを作動させて、
メインパイプ10のうち圧縮空気を供給するものを連通
状態にする。これにより、塗布ガン12がら空気が吐出
される。
この動作を所定の回数(Nナイクル)繰り返し、塗料の
洗浄が終了する。
第3図(D>は他の洗浄工程を示す図であり、この場合
にはピストン17を前進限の位置に設定した状態で洗浄
液と圧縮空気とを塗布ガン12b1ら吐出させるように
した場合でおる。
次に第4図及び第5図に示す本発明の第2実施例につい
て説明する。
この実施例にあっては、前記第1実施例では、1つのパ
ルス発信器42を用いて流量カウンター45と位置カウ
ンター46とに信号を送るようにしたのに対して、塗料
蓄積時にあけるピストン17の位置を検出するための位
置センナ−55と、塗料の吐出時におけるピストン17
の流1(流速)を検知する流量センナ−56とを用いて
いる。この実施例におけるそれぞれのセンナ−55,5
6は、ロッド23に取付けられたギへ7ラツク4]と噛
み合う歯車57.58によって作動するようになってお
り、歯車57.5Bの回転状態を検出することによって
、ロッド23つまりピストン17の位置ないし速度を検
出するものである。ただし、これらのセンサー55.5
6は、歯車57.5Bを介することなく、Oラド23を
延長するか、ワイヤー等により塗装ブースの外に設置す
るようにしても良い。これらのセンサー55.56から
の信号は前記第1実施例における制御手段40とほぼ同
様の制御手段に送られる。ただし、この場合には、位置
センサー55と流量センナ−56とのパルスは、それぞ
れ別々の変換器44a、44bを経て、それぞれのカウ
ンター45と46に送られることとなる。
また、円筒容器15の構造は前記第1実施例における場
合とほぼ同様となっている。ただし、この実施例におっ
ては、前記実施例における弁14を用いることなく、カ
ラーチェンジバルブCC■から直接円筒容器15の入口
ボート19に流路11が接続されている。尚、この実施
例においては、前記第1実施例における部位と共通する
部位には、同一の符号を付しである。
次に、第4図に示す塗料吐出制御装置の作動工程を第5
図に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、円筒容器15内にメインパイプ10を通して図示
しない塗料缶からの塗料を蓄積するには、第5図(A)
に示すように、塗布ガン12から塗料が吐出されないよ
うに弁28を閉じ、弁26を作動して円筒容器15内の
加圧空間33を大気に開放する。次いで、所定の色彩の
塗料を流出させるだめにカラーチェンジバルブCCV内
の所定のバルブを開く。これにより、円筒容器15内の
塗料収容空fJ21内に塗料が流入し、ピストン17を
後退させて塗料の蓄積が開始される。
ピストン17が後退すると、その位置は位置センナ−5
5からのパルス信号を制御手段40内の上述した位置カ
ウンター46によってカウントされる。記憶手段47に
は前述したように、予め塗布される塗料の量が車種や塗
色等に応じてパラメータに設定されてあり、記憶手段4
7に設定された設定値カウント値と、位置カウンター4
6からのカウント値とがCPU48により比較演算され
る。CPU48によって、前記それぞれのカウント値の
差がOとなった時には、円筒容器15内に規定の量の塗
料が蓄積されたことを意味し、カラーチェンジバルブC
Cv内の所定のバルブが閉じると共に、弁26が作動す
ることによって大気開放状態ではなくなる。これにより
、円筒容器15内への塗料の蓄積が完了したことになる
次に、塗料の吐出工程について第5図(B)を参照しつ
つ説明する。
塗料の吐出を行なう場合にはカラーチェンジバルブCC
Vは閉じた状態となっている。したがって、円筒容器1
5内の塗料はメインパイプ10内の塗料とは隔離状態と
なっており、この中の塗料の圧力が変動しても円筒容器
15内の塗料にはその影響がない。次いで、弁28を開
くと共に、弁26を作動して加圧空間33内に空圧源2
4からの圧縮空気を供給することによって、ピストン1
7か前進して塗布ガン12からの塗料の吐出が開始され
る。
ピストン17が前進を始めると、その速度は制御手段内
の流量カウンター45によって計測され、CPU48に
よって、設定流量値と実際の流聞値とが比較される。設
定流量値は記憶手段47内に予め塗色や温度等によって
設定されている。そして、前記比較値がOとならない場
合には、その差に相当する電流を空圧制御弁32に送り
、流量調整弁29によって流路11内を流れる塗料の流
量を制御する。外部信号からの塗装作業が終了したこと
を示す信号によって、弁28を閉じ、弁26を作動させ
てピストン17の前進を停止させる。
ある被塗物に対する塗装作業が終了した1変に、他の色
彩の塗料によって別の被塗物を塗装するには、塗料の付
着した部分を洗浄する必要がある。
そのための洗浄工程は前記第1実施例における第3図A
(C)(D>に示す場合と同様である。
第6図は本発明の第3実施例を示す図であり、前記それ
ぞれの実施例と共通する部位には同一の符号を付しであ
る。
この場合には円筒容器15の入口ポート]9には直接カ
ラーチェンジバルブ]0が流路11により接続されてお
り、ピストン17の位置を検出するためにロッド23に
所定の間隔を隔てて設けられた2つのドグ60,61に
よって、リミットスイッチ62.63が作動するように
なっている。
この場合には空圧源24からの圧縮空気によって加圧空
間33内に所定の圧力を加え、流量制御弁29によって
流路11内を流れる塗料の流量を調整する。そして、こ
の場合にはリミットスイッチ62.63からの信号によ
り弁26.28等を制御するようにしているが、塗料の
流量自体は流量制御弁29を手動で32定することによ
ってなされる。塗料の円筒容器15内への蓄積、塗料の
吐出、及び洗浄作業は上述した場合と同様である。
第7図は本発明の第4実施例を示す図であり、この場合
にはメインパイプ10とカラーチェンジバルブCCVと
の間の流路11に円筒容器15と弁14を取付けるよう
にしており、更にこの場合にはメインパイプ10の本数
に相当する本数の流路11のそれぞれに円筒容器15、
及び弁14が取付けられている。この場合には、1つの
円筒容器15には一色の塗料しか流入しないので、メイ
ンパイプ10とカラーチェンジバルブ10との間の部分
を洗浄する必要がなくなる。このような位置に円筒容器
15を複数設けるようにした場合であっても、前記第1
及び第2実施例における場合と同様に、塗料の流量を制
御するようにしても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、塗料源と塗布ガンとの間
に設けられた円筒容器内に一回の塗装作業に用いる爵の
@料を蓄積ないし収容するようにし、所定量の塗料を円
筒容器内の塗料収容空間内に蓄積した後に、駆動手段に
よってピストンを前進さけることによって1つの被塗物
に対する塗装作業を行なうことができる。したがって、
従来のように、ギヤポンプを常に作動さてたいた場合に
比して、塗料特にメタリック塗料の品質を良好に維持さ
せることができると共にエネルギーロスも少なく、円滑
に高品質の塗装を行なうことができる。そして、色彩を
変更する場合には、駆動手段によってピストンを最も前
進した状態とする。このときには、入口ポートと出口ボ
ートは塗料収容空間を介して導通状態となり、この状態
で洗浄液を流すことによって、円筒容器内も確実に洗浄
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る塗料吐出制御装置を
示す回路図、第2図は第1図にあける円筒容器の詳細を
示す断面図、第3図(A)〜(D)は第1.2図に示す
塗料吐出制御装置のフローチャート、第4図は本発明の
第2実施例に係る塗料吐出装置を示す回路図、第5図(
A>(B)は第4図に示す塗料吐出制御装置のフローチ
ャート、第6図は本発明の第3実施例に係る塗料吐出制
御装置を示す回路図、第7図は本発明の第4実施例に係
る塗料吐出制御装置を示す回路図、第8図は従来の塗料
吐出制御装置を示す回路図である。 10・・・メインパイプ、11・・・流路、12・・・
塗布ガン、14・・・弁、15・・・円筒容器、17・
・・ピストン、19・・・入口ポート、20・・・出口
ポート、21・・・塗料収容空間、23・・・ロッド、
24・・・空圧源(駆動手段)、26・・・弁、28・
・・弁、29・・・流量制御弁、32・・・空圧制御弁
、40・・・!fJm手段。 第1図 第2図 第3図  (A) 第3図 (C)       (D) 第4図 第5図 (A)      (B) に尚口 第6図 4/′1 [;)−32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒容器内にピストンを進退移動可能に装着して前記円
    筒容器内に塗料収容空間を形成し、塗料供給源に接続さ
    れる入口ポートと塗布ガンに接続される出口ポートとを
    それぞれ前記途料収容空間に連通させて前記円筒容器に
    形成し、前記円筒容器内の塗料を前記塗布ガンから吐出
    させる際及び洗浄させる際に、前記ピストンを前進移動
    させる駆動手段を前記円筒容器に備え、前記洗浄時にお
    ける前記ピストンの前進限位置の下で前記入口ポートと
    前記出口ポートとを前記塗料収容空間を介して導通状態
    としたことを特徴とする塗料吐出制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275163U (ja) * 1988-11-29 1990-06-08
WO1998006503A1 (de) * 1996-08-10 1998-02-19 Herberts Gesellschaft mit beschränkter Haftung Vorrichtung und verfahren zur lackierung

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