JPS63175107A - 生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法 - Google Patents
生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法Info
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- JPS63175107A JPS63175107A JP31584086A JP31584086A JPS63175107A JP S63175107 A JPS63175107 A JP S63175107A JP 31584086 A JP31584086 A JP 31584086A JP 31584086 A JP31584086 A JP 31584086A JP S63175107 A JPS63175107 A JP S63175107A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超音波の振動作用と酵素の分解作用を利用し
た生組織物及び生糸の精練法、より詳しくは、アルカリ
プロテアーゼを含む水溶液中に生組織物または生糸を浸
漬し、超音波をかけることによって、セリシンを迅速に
取除く生絹織物及び生糸の精練法に関する。
た生組織物及び生糸の精練法、より詳しくは、アルカリ
プロテアーゼを含む水溶液中に生組織物または生糸を浸
漬し、超音波をかけることによって、セリシンを迅速に
取除く生絹織物及び生糸の精練法に関する。
生組織物及び生糸の精練は、絹繊維から繊維の主体であ
るフィブロインを損傷せず、フィブロインを被覆してい
るセリシン及び蚕に由来するたんばく質汚れのみを分解
除去するものであって、絹繊維独特の風合を持たせるこ
とが必要である。
るフィブロインを損傷せず、フィブロインを被覆してい
るセリシン及び蚕に由来するたんばく質汚れのみを分解
除去するものであって、絹繊維独特の風合を持たせるこ
とが必要である。
現在では、温度、時間の管理が難しいアルカリ精練に代
って比較的短い精練時間を以って高い純減率を達成する
ことができ、しかも風合いの良い絹織物を得ることがで
きる酵素精練が使用され始めている。酵素精練の利点を
列挙すれば次の通りである。
って比較的短い精練時間を以って高い純減率を達成する
ことができ、しかも風合いの良い絹織物を得ることがで
きる酵素精練が使用され始めている。酵素精練の利点を
列挙すれば次の通りである。
(1)フィブロ・インを損傷しないためM 16練の心
配がなく、絹特有の風合いが得られる。
配がなく、絹特有の風合いが得られる。
(2) !nの黄褐変化が遅くなる。
(3)アルカリ条件下で精練の難しい副蚕糸や交織絹織
物にも適用可能である。
物にも適用可能である。
(4)酵素濃度、温度、時間の管理が容易なため、土練
製品の製造も可能である。
製品の製造も可能である。
(5)低温で精練するため、エネルギーコストの軽減と
同時に紺の強伸度が保持される。
同時に紺の強伸度が保持される。
(6)精練時に石鹸を使用しないため、金属石鹸による
曇りや練り斑が起こらない。
曇りや練り斑が起こらない。
(7)排水処理の負担が軽減される。
本発明は上述のような酵素精練の利点を維持または助長
しつつ、短時間で高い純減率を得ることができる精練法
を提供することを目的とする。
しつつ、短時間で高い純減率を得ることができる精練法
を提供することを目的とする。
C問題点を解決するための手段〕
本発明の精練法は、40〜60℃においてアルカリプロ
テアーゼの存在下に超音波をかけながら生組織物または
生糸を水中浸漬処理し、セリシンを分解することを特徴
とする方法である。
テアーゼの存在下に超音波をかけながら生組織物または
生糸を水中浸漬処理し、セリシンを分解することを特徴
とする方法である。
精練すべき織物または生糸は、アルカリプロテアーゼ含
有水浴中で精練を行う。アルカリプロテアーゼとしては
、例えば、アルカラーゼ(Bacillus1iche
niformis由来)エスペラーゼ、サビナーゼ〈い
ずれもノボ・インダストリー社(デンマーク)製アルカ
リプロテアーゼの商品名〉等を用いることができる。ア
ルカリプロテアーゼの浴中濃度は0、O1〜0.10重
量%くアルカラーゼ2.5L、ノボ・インダストリー社
(デンマーク)製、2.5AU/gとして〉の範囲であ
る。
有水浴中で精練を行う。アルカリプロテアーゼとしては
、例えば、アルカラーゼ(Bacillus1iche
niformis由来)エスペラーゼ、サビナーゼ〈い
ずれもノボ・インダストリー社(デンマーク)製アルカ
リプロテアーゼの商品名〉等を用いることができる。ア
ルカリプロテアーゼの浴中濃度は0、O1〜0.10重
量%くアルカラーゼ2.5L、ノボ・インダストリー社
(デンマーク)製、2.5AU/gとして〉の範囲であ
る。
精練浴のpHは7〜9の範囲とする。p11調節剤とし
ては重炭酸ソーダその他常用されるものを用いることが
できる。また、アルカリプロテアーゼの織物中への浸透
を高めるため、精練浴中に少量のノニオンまたはアニオ
ン界面活性剤を混入することができる。
ては重炭酸ソーダその他常用されるものを用いることが
できる。また、アルカリプロテアーゼの織物中への浸透
を高めるため、精練浴中に少量のノニオンまたはアニオ
ン界面活性剤を混入することができる。
精練は40〜60℃、好ましくは50〜60℃において
約1〜2時間程度超音波をかけて行う。生絹織物の種類
によって、あるいは酵素濃度を上げることにより10〜
30分程度でも精練を行なうことが可能である。
約1〜2時間程度超音波をかけて行う。生絹織物の種類
によって、あるいは酵素濃度を上げることにより10〜
30分程度でも精練を行なうことが可能である。
本発明方法によれば、温度40〜60℃という比較的温
和な条件下で精練を行うため、絹繊維表面の損傷が非常
に小さく、絹繊維独特の風合が損われることなく、また
、超音波の効果のため、セリシンを従来の酵素精練法に
比べてより迅速に取除くことができる。
和な条件下で精練を行うため、絹繊維表面の損傷が非常
に小さく、絹繊維独特の風合が損われることなく、また
、超音波の効果のため、セリシンを従来の酵素精練法に
比べてより迅速に取除くことができる。
次に、本発明方法を以下の実施例について具体的に説明
する。実施例中、「%」は「重量%」を表わす。
する。実施例中、「%」は「重量%」を表わす。
実施例1゜
超音波洗浄器を使用して、重炭酸ソーダ0.5%、ノニ
オン界面活性剤0.1%及びアルカラーゼ2.5L (
ノボ・インダストリー社製アルカリプロテアーゼ) 0
.05%を含む酵素精練用水溶液に羽二重を浴比に26
50にて浸漬し、超音波をかけながら精練した。超音波
は、低波長24kHzと高波長44kllzを使用し、
精練時間は15分、30分、60分及び90分とした。
オン界面活性剤0.1%及びアルカラーゼ2.5L (
ノボ・インダストリー社製アルカリプロテアーゼ) 0
.05%を含む酵素精練用水溶液に羽二重を浴比に26
50にて浸漬し、超音波をかけながら精練した。超音波
は、低波長24kHzと高波長44kllzを使用し、
精練時間は15分、30分、60分及び90分とした。
精練後、湯洗し、充分に水洗して乾燥したところ、表1
及び第1図に示すごとく良好な結果を得た。すなわち、
精練時間は超音波を使用しない場合に比べ約2/3に短
縮され、一段と精練が促進されることが確認された。
及び第1図に示すごとく良好な結果を得た。すなわち、
精練時間は超音波を使用しない場合に比べ約2/3に短
縮され、一段と精練が促進されることが確認された。
表1
第11図は、実施例で得られた結果(精練時間と純減率
との関係)を示すグラフである。
との関係)を示すグラフである。
Claims (1)
- 40〜60℃においてアルカリプロテアーゼの存在下に
超音波をかけながら水中浸漬処理しセリシンを分解する
ことを特徴とする生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31584086A JPS63175107A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31584086A JPS63175107A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63175107A true JPS63175107A (ja) | 1988-07-19 |
Family
ID=18070210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31584086A Pending JPS63175107A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 生絹織物及び生糸の超音波酵素精練法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63175107A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02182966A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-17 | Naigai Tokushu Senko Kk | 布帛類の柔軟処理方法 |
GB2430203A (en) * | 2005-09-16 | 2007-03-21 | Ten Cate Advanced Textiles Bv | Apparatus for enzymatic and ultrasound treatment of textiles and method of treatment thereof |
JP2007308848A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Asakura Senpu Kk | 水中超音波を用いた布の精練方法及び装置 |
JP2013237959A (ja) * | 2012-05-14 | 2013-11-28 | Best Kobo:Kk | セリシン液を用いた手袋の加工方法 |
CN104005194A (zh) * | 2013-02-25 | 2014-08-27 | 江苏华信亚麻纺织有限公司 | 一种绢丝粗纱的脱胶漂白工艺 |
CN106435763A (zh) * | 2016-10-20 | 2017-02-22 | 东华大学 | 丝素蛋白纤维规模化生产的全自动脱胶装备及其使用方法 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP31584086A patent/JPS63175107A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02182966A (ja) * | 1989-01-06 | 1990-07-17 | Naigai Tokushu Senko Kk | 布帛類の柔軟処理方法 |
GB2430203A (en) * | 2005-09-16 | 2007-03-21 | Ten Cate Advanced Textiles Bv | Apparatus for enzymatic and ultrasound treatment of textiles and method of treatment thereof |
JP2007308848A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Asakura Senpu Kk | 水中超音波を用いた布の精練方法及び装置 |
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