JPS6317451A - 加圧画像形成装置 - Google Patents

加圧画像形成装置

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JPS6317451A
JPS6317451A JP61161224A JP16122486A JPS6317451A JP S6317451 A JPS6317451 A JP S6317451A JP 61161224 A JP61161224 A JP 61161224A JP 16122486 A JP16122486 A JP 16122486A JP S6317451 A JPS6317451 A JP S6317451A
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JP
Japan
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pressure
image
photosensitive material
photosensitive
receiving paper
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JP61161224A
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English (en)
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Akihiko Nanun
南雲 章彦
Minoru Ishikawa
稔 石川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar
    • GPHYSICS
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/002Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor
    • G03F7/0022Devices or apparatus
    • G03F7/0027Devices or apparatus characterised by pressure means
    • GPHYSICS
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性を有しかつ加熱によって現像が行われ
、得られた画像が圧力によって固定される物質を支持体
上に塗設した感光感圧性熱現像材料に像様露光後、加熱
現像を行って得られる画像を加圧によって固定する加圧
画像形成装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
感光性組成物を内包するマイクロカプセルを利用した画
像記録材料の例として、例えば、特開昭57−1798
36号公報に開示されている、支持体上にビニル化合物
、光重合開始剤、$よび着色剤プリカーサ−を含有する
合成高分子樹脂壁カプセルを担持したシステムが知られ
ている。このシステムを用いた画像記録方法は、露光に
よってマイクロカプセルを像様に硬化させ、加圧によっ
て未硬化のマイクロカプセルを破裂させ放出される着色
剤プリカーサ−から色画像を得るものであるが、この方
法は乾式の簡易な処理により、高い品質の画像が得られ
るという特徴を有している。
しかし、この系はハロゲン化銀を用いた系に比較して感
光性が著しく小さいという欠点を有している。
このような欠点を改良して、高い感光性を有し、乾式の
簡易な処理により、高い品質の画像を得ることのできる
新規な記録材料が本出願人の出願に係わる特願昭60 
117089号明細書に開示されている。この記録材料
は感光感圧性の熱現像材料であって、支持体上に少な(
とも感光性)10ゲン化銀、還元剤、重合性化合物およ
び色画像形成物質が塗設されており、少なくとも該重合
性化合物および色画像形成物質は同一のマイクロカプセ
ルに封入されている感光性組成物から成るものである。
この感光感圧性熱現像材料を用いて画像を記録する画像
記録方法については、本出願人の出願に係わる特願昭6
0−121284号明細書に開示されている。この画像
記録方法は、まず、像様露光を行って潜像を形成し、そ
の後加熱によって現像を行い、潜像が存在する部分の重
合性化合物を重合して高分子化合物を生成させてマイク
ロカプセルを硬化させる。ついで色画像形成物質が転写
しく尋るような受像層を有する受像材料と重ねて加圧し
、潜像が存在しない部分のマイクロカプセルの少なくと
も一部を破裂させ、色画像形成物質を受像材料に転写さ
せて受像材料上に画像を得るものである。この加圧転写
においては、加圧力が高い程転写される画像の発色濃度
が高まるということはいうまでもないことある。
上記加圧装置としては、重ね合わされた熱現像材料と受
像材料を一対の加圧ローラの間を通過させるもの等が知
られているが、加圧力が一定で調節できないために、露
光量の増加に対する画像の発色濃度変化の関係を示す現
像係数、いわゆるガンマ(γ)を文字原稿や写真原稿等
によって変えたいという要望を満たすことができない問
題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の加圧画像形成装置に係る上述の問題点
に鑑みなされたものであって、熱現像材料の厚さや幅が
変化しても常に所望の加圧力を所定範囲全域に均一に加
え、しかもその加圧力を調節して現像係数を変えること
ができる加圧画像形成装置を提供することを目的とする
〔問題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するための本発明の構成上の特徴とす
るところは、感光性を有し、加熱によって現像が行われ
、得られた画像が圧力によって像固定される物質を支持
体上に塗設した感光感圧性熱現像材料に像様露光後、加
熱現像を行って得られた画像を加圧によって固定する加
圧画像形成装置であって、上記感光感圧性熱現像材料を
少なくとも2つの異なった圧力で加圧する加圧装置を備
えたことである。
なお、本発明における感光感圧性熱現像材料は、前述し
た本出願人の出願に係る特願昭60−121284号明
細書に開示された、受像層を有する受像材料に色画像形
成物質を転写させて受像材料上に画像を得るタイプであ
ってもよく、また本出願人の出願に係る特許出願(昭和
61年3月10日)の明細書に開示された受像材料を用
いることなく色画像を感光感圧性熱現像材料に得るタイ
プのもの、すなわち受像層を感光感圧性熱現像材料その
ものに設けたものであってもよい。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例の加圧画像形成装置を組込んだ画
像記録装置を図に基づいて説明する。実施例の画像記録
装置は、第1図にその断面図を示すように、ハウジング
lの上面に原稿支持ガラス板2を矢印4の方向に往復摺
動可能に取付けてなる。すなわち、ガラス板2は原稿を
下向きに載贋して、図に実線で示す位置と想像線で示す
位置との間を摺動する。
ガラス板2の下部には、原稿を照明するための反射鏡6
付の照明ランプ8が設けられ、一方原稿像を所定位置の
感光感圧性熱現像材料(以下「感光材料」と称す)S上
に形成するためのファイバーレンズアレイ10が設けら
れている。
ハウジング1の側部には、感光材料Sを巻付けた感材ロ
ール12を収容した感材カートリッジ14が取りはずし
自在に取付けられている。感材カートリッジ14の感光
材料Sの出口16にはマガジン接続暗箱20に収納され
た1対の感材繰り出しローラ22.22が配置され、こ
れにより感材ロール12として巻かれていた感光材料S
が所定時に一定長さだけ繰り出される5g材繰り出しロ
ーラ22.22は、感光材料Sの先端部が進んで来たと
き、想像線で示すように互に離れる方向に移動して、感
光材料Sの進行を容易にする。マガジン接続暗箱20の
前方(以下、前方とは感光材料S等の進行方向に関する
下流を示すものとする)には感光材料Sを切断するため
のカッターユニット23、さらにガイド板24が配置さ
れている。
ガイド板24の前方には、露光感材支持ローラ26及び
これに圧接された2個の感材ニップローラ28.30が
配置される。ガイド板24によって案内された感光材料
Sは、感材ニップローラ28.30によって露光感材支
持ローラ26に密着させられ、感材ニップローラ28.
30の間の位置32においてファイバーレンズアレイ1
0によって原稿の像様露光がなされる。
露光感材支持ローラ26の前方には、露光された感光材
料Sを加熱して現像する加熱現像装置40が配置される
。加熱現像装置40は、断熱作用を有する現像ハウジン
グ42と、現像ハウジング42内に配置され、約120
℃に加熱される加熱ローラ44と、4つのベルト支持ロ
ーラ46.47.48.49によって支持され、加熱ロ
ーラ44の約270°の円弧の外周に巻付けられた無端
ベルト50と、支持ローラ46に圧接されたニップロー
ラ52とを有する。
加熱現像装置40は、さらに、露光感材支持ローラ26
から送られた感光材料Sを加熱p−シラ44上案内する
と共に感光材料Sを加熱現像後加熱ローラ44から離脱
させるガイド装置54と、支持ローラ49とニップロー
ラ52によって送られた現像法感光材料Sを出口56へ
案内する垂直ガイド装置58を有し、出口56には感材
先端検出センサ60が設けられる。
出口56の直下には、一対の圧接ローラ62.64と、
圧接ローラ64に圧接されたニップローラ66と、圧接
ローラ64とニップローラ66によって送られた感光材
料Sを圧接ローラ62.64の当接部へ案内するガイド
部材68とからなる感材受像紙重ね合わせ装置70が配
置される。
感材受像紙重ね合わせ装置70の側方には受像紙供給装
置72が配置される。受像紙供給装置72は、ハウジン
グ1から突出して、取り外し自在に取り付けられた受像
紙供給カセット74と、カセット74内の受像紙Cを繰
り出すための受像紙繰り出しローラ76と、繰り出しロ
ーラ76により繰り出された受像紙Cを圧接ローラ64
とニップローラ66の当接部へ案内するガイド板78と
からなる。ここで、受像紙Cはその巾が感光材料Sの巾
より約5 mm小さく、感材受像紙重ね合わせ装置70
において、受像紙Cが巾方向について感光材料Sの中央
になるように重ね合わされる。
感材受像紙重ね合わせ装置70の下方には感光材料Sと
受像紙Cの重ね合わされたもの(以下、シートWという
)を加圧して転写を行う転写装置88が配置される。転
写装置88は、第1図及び第2図に示すように、シート
Wの搬送方向を変えるための搬送ローラ300及びこの
ためのガイド板302と、加圧ローラ304及びこのた
めの2つのガイド板306.308と、シー)Wを加圧
ローラ304に押付けるための複数の押えローラ310
と、加圧ローラ304と協働してシートWを挟持するた
めのニップローラ312と、ニップローラ312から送
られたシー)Wの搬送方向を変えるための搬送ローラ3
14と、ガイド板316とを有する。押えローラ310
はハウジングl(第2図には図示せず)に軸支されたコ
字型軸部材320に軸支されている。加圧ローラ304
は一端に駆動ギヤ322を有し、駆動ギヤ322は搬送
モータ324の出力軸326に取付けられたギヤ328
と噛合っている。
転写装置88はさらに、鉄芯340の先端に衝撃ヘッド
H付の板バネ対342.343を吸着するそれぞれの板
バネ342.343に対応した複数対の電磁コイル34
4と、電磁コイル344を支持するための電磁コイル支
持部材346と、板バネ342.343を支持するため
の彼バネ支持部材348とを有する。ここで、板バネ3
42は強い弾性係数を有し高加圧するためのものであり
、板バネ343は弱い弾性係数を有し低加圧するための
ものであり、両者はガンマ選択ボタン(図示せず)によ
っていずれか一方が選択的に駆動するように制御される
。電磁コイル支持部材346と板バネ支持部材348は
一体となって、公知のレール部材及び付勢部材(図示せ
ず)により、加圧ローラ304の軸線と平行に第2図に
おける左方向に摺動付勢され、電磁コイル支持部材34
6が走査モータ350の駆動軸352に取付けられた偏
心カム354に当接するように配置される。衝撃ヘッド
Hは1本のワイヤ又は複数のワイヤを束ねて構成される
上記構成において、シー)Wが加圧ローラ304に送ら
れ、ニップローラ312により挟持されると、電磁コイ
ル344による鉄芯340の板バネ342.343の吸
着及び解放が繰返され、加圧ローラ304上のシートW
が板バネ342.343の反復力により衝撃ヘッドHを
介して部分的に加圧される。一方、搬送モータ324と
走査モータ350は制御系(図示せず)によって以下に
示すように駆動する。すなわち、走査モータ350は連
続的に回転し、これによる偏心カム3540回転により
電磁コイル支持部材346が隣り合う同一の電磁コイル
3440間隔にほぼ等しい距離だけ往復運動する。一方
、搬送モータ324は間欠的に回動し、衝撃ヘッドHに
よる往路又は復路の走査が完了する毎に衝撃ヘッドHに
よる加圧部分の搬送方向幅だけシートWを搬送する。
転写装置88の下方には感材受像紙剥離装置90が設け
られる。感材受像紙剥離装置90は、ガイド部材92と
、第1送りローラ94と、第2送りローラ9aと、第1
送りローラ94上の両外端部分において感光材料Sのみ
に圧接するように案内ロール98.100に掛けまわさ
れた剥離ベルト102とからなる。
剥離装置90の一方の側方には感材廃棄部104が設け
られ、他方の側方には定着装置106が設けられる。感
材廃棄部104はガイド部材108と、一対の送りロー
ラ110.112と、廃棄ボックス114とからなり、
剥離装置90から送られた感光材料Sを送りローラ11
0.112によって廃棄ボックス114へ投入する。
定着装置106は、ガイド部材120と、反射部材12
2付の紫外線照射ランプ124と、一対の送りローラ1
26.128とからなり、剥離装置90から送られ、ガ
イド部材120により案内されてきた受像紙Cを約5秒
間紫外光を照射して定着を行う。
定着装置106の前方には、受像紙Cを受入れる取出し
トレイ130がハウジングlから突出して取付けられる
画像記録装置は、さらに、照明ランプ8、カッターユニ
ット23、原稿支持ガラス板2、感材先端検出センサ6
0、感材受像紙重ね合わせ装萱70、及び転写装置88
に接続された制御装置(図示せず)が設けられ、以下の
作動が実行される。すなわち、画像記録装置の作動準備
段階、いわゆるコピー準備段階においては、感光材料S
の先端部がカッターユニット23の切断部付近あるいは
マガジン接続暗箱20内にあるようにする。
続いて、ガンマ選択ボタン(図示せず〉を原稿に応じて
予め選択し、コピースタートボタンを押すと、感材繰り
出しローラ22が作動して感光材料Sが送られ、その先
端部が位置32に達する直前に照明ランプ8が点灯して
原稿を照明する。そして、先端部が位置32に達すると
、原稿支持ガラス板2が移動し、これに対応して感光材
料Sが送られ、原稿像を該感光材料S上に投影して露光
する。一方、感光材料Sが原稿の移動方向の長さに等し
い距離だけ送られると、カッターユニット23が作動し
て、感光材料Sを切断する。
露光されて切断された感光材料Sは加熱現像装置40に
送られ、無端ベルト50により加熱ローラ44へ圧接さ
れて約120℃で加熱され、現像される。現像された感
光材料Sの先端部が出口56を通過したことが感材先端
検出センサ60により検出される。
一方、受像紙供給装置72においては、コピースタート
ボタンを押すこと又は露光スタートのタイミングに同期
して受像紙Cが繰り出され、その先端部が圧接ローラ6
4とニップローラ66によってニップされる位置まで送
られて受像紙Cが停止させられる。
感材受像紙重ね合わせ装置70においては、小中の受像
紙Cがより大巾の感光材料Sの巾方向の中央にあり、か
つ感光材料Sの先端部が受像紙Cの先端部とそろうか又
−11数ミリメートル先行するように重ね合わせられて
転写装置88へ送られ、上述の通りガンマ選択ボタンに
よって選択された板バネ342または343に対応した
電磁コイル344が励磁され、板バネ342または34
3の反撥力による衝撃加圧によりシー)Wが加圧されて
受像紙へ転写がなされる。
転写後の感光材料Sは剥離装置90において剥離ベルト
102により受像紙Cから剥離されて感材廃棄部104
へ送られる。一方、受像紙Cは定着装置106に送られ
て、ここで紫外光を約5秒間照射されて定着がなされ、
その後送りローラ126.128により取出しトレイ1
30へ送られる。
続いて、上記実施例の変形例について以下に述べる。最
初に、転写装置88は異なった弾性係数を有する板バネ
342.343を使用しているが、これらを同一の弾性
係数を有するものとなし、−力板バネ342.343に
対応する板バネが異なった吸着力をもつように構成して
もよい。さらに、転写装置88の他の構成として、電磁
コイル及び板バネはすべて同一に構成し、該板バネに吸
着による変形量を制限するための取りはずし自在な中間
拘束部材を設ける。そして、高加圧のときは、板バネに
上記中間拘束点を作用させず、一方低加圧のときは、中
間拘束部材が板バネに作用して電磁コイルの吸着による
板バネの変形量を少なくするように構成する。さらに、
加圧ヘッドが回転カムに従動するように構成して板バネ
の変形量を可変としてもよい。さらにまた、電磁コイル
やカムの駆動源にかえて圧縮空気パイブレークを使用し
て、空気圧力を変えることにより加圧力を変えるように
してもよい。
上記実施例の反射鏡付の照明ランプ8は、可視光を含む
放射線を放射するものであればよく、具体的には、スト
ロボ、フラッシュ、タングステンランプ、水銀灯、ヨー
ドランプ等のハロゲンランプ、キセノンランプ、レーザ
ー光線、CRT光源、プラズマ光源、蛍光管、発光ダイ
オードを光源として使用することができる。また、LC
D (液晶)やPLZT (ランタンをドープしたチタ
ンジルコニウム酸鉛)などを利用したマイクロシャッタ
ーアレイと線状光源もしくは平面状光源を組合わせて構
成することもできる。
上記実施例において、感光材料Sの露光は、ファイバー
レンズアレイ10によって原稿像を直接感光材料S上に
形成している。しかし、ファイバーレンズアレイ10の
代りに球面レンズを使用することもできる。また、感光
材料Sの露光を、画像電気信号によりCRT SF O
T (Fiber optictube ) 、L C
A (Liquid crystal array )
 、電気光学素子アレイ、レーザーと変調器とスキャナ
ーの組合わせ、LEDとスキャナーの組合わせ、等によ
り間接的に行うことも可能である。この場合、画像信号
に、投影画像の階調補正、色補正、変倍、編集等のため
の処理を施すことが可能となる。
また、上記実施例においては原稿のスキャニングは原稿
および感光材料の双方を移動させ、光学系を固定してい
るが、原稿又は感光材料のいずれか一方及び光学系を移
動させる方式も可能である。
さらに、上記実施例において加熱現像装置40は加熱ロ
ーラ44によって加熱しているが、これに代りベルト加
熱、発熱体をライン状に並べてなるサーマルヘッドによ
る加熱、通電加熱、マイクロ波又は赤外線の照射を行う
ように形成することも可能である。また、感光材料Sに
よっては電磁誘導により発生する渦電流を利用して加熱
することもできる。感光材料Sに対して不活性の液体、
たとえばフッ素系の液体を加熱したノ、イス中で加熱し
ても良い。これらの場合にふける加熱温度は一般に80
℃〜200℃、好ましくは100℃〜160℃の範囲で
ある。
上記実施例においてはまた、現像処理後の現像材料Sに
受像紙Cを重ね合わせて加圧転写をしているが、現像処
理前の現像材料Sに受像紙を重ね合わせた後に現像処理
をなし、続いて加圧転写するように構成した画像記録装
置にも好適に応用可能である。
さらに、上記実施例においては、受像材料に設けられた
受像層へ画像を加圧転写して画像を得る感光感圧性熱現
像材料を用いる場合の画像記録装置を示したが、受像層
を有する感光感圧性熱現像材料を用いる場合には、画像
記録装置の構成としては、受像材料供給装置と感光材料
廃棄トレイが省略されたものとなる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は感光感圧性熱現像材料を所望
の加圧力で広範囲にわたって均一に、しかも原稿に応じ
てその加圧力を調節して現像係数を変えて加圧できる利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の画像記録装置の構造説明図、
第2図は転写装置の斜視図である。 S・・・・・・感光感圧性熱現像材料 C・・・・・・受像紙 H・・・・・・衝撃ヘッド ■・・・・・・ハウジング 2・・・・・・原稿支持ガラス 8・・・・・・照明ランプ 14・・・・・・感材カートリッジ 40・・・・・・加熱現像装置 70・・・・・・感材受像紙重ね合わせ装置72・・・
・・・受像紙供給装置 88・・・・・・転写装置 90・・・・・・感材受像紙剥離装置 104・・・・・・感材廃棄部 106・・・・・・定着装置 200・・・・・・光照射装置 304・・・・・・加圧ローラ 342.343・・・・・・板バネ 344・・・・・・電磁コイル 354・・・・・・偏心カム 手続補正書  62,9.18 昭和  年  月  日 1、事件の表示  昭和61年特許願第161224号
2、発明の名称    加圧画像形成装置3、補正をす
る者 事件との関係   出願人 名 称   (520)富士写真フィルム株式会社4、
代理人 6、補正の対象    明細書全文 7、補正の内容    明細書を別紙の通り全文訂正す
る。 明   細   書 1、発明の名称  加圧画像形成装置 2、特許請求の範囲 (11像様露光により生じた画像が圧力によって固定さ
れる物質を支持体上に塗設した感光材料に像様露光後、
得られた画像を圧力によって固定する加圧画像形成装置
であって、上記感光材料を少なくとも2つの異なった圧
力で加圧する加圧装置を備えたことを特徴とする加圧画
像形成装置。 (2)  上記加圧装置が、感光材料の一方の側を面で
支持する受台と、他方の側で感光材料を衝撃加圧する衝
撃装置とからなる特許請求の範囲第(1)項に記載の加
圧画像形成装置。 (3)  上記衝撃装置が、電磁コイルと、板バネと、
これに支持された衝撃ヘッドからなる特許請求の範囲第
(2)項に記載の加圧画像形成装置。 (4)  上記衝撃装置が、感光材料の材料移送方向と
直交する方向に走査可能に構成された特許請求の範囲第
(2)項に記載の加圧画像形成装置。 数の板バネを備えている特許請求の範囲第(3)項に記
載の加圧画像形成装置。 (6)上記衝撃装置が、異なった吸着力を有する複数の
電磁コイルを備えている特許請求の範囲第(3)項に記
載の加圧画像形成装置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、像様露光により得られた画像を圧力によって
固定するための加圧画像形成装置に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 感光性組成物を内包するマイクロカプセルを利用した画
像記録材料の例として、例えば、特開昭57−1798
36号公報に開示されている、支持体上にビニル化合物
、光重合開始剤、および着色剤プリカーサ−を含有する
合成高分子樹脂壁カプセルを担持したシステムが知られ
ている。このシステムを用いた画像記録方法は、露光に
よってマイクロカプセルを像様に硬化させ、加圧によっ
て未硬化のマイクロカプセルを破裂させ放出される着色
剤プリカーサ−から色画像を得るものであるが、この方
法は乾式の簡易な処理により、高い品質の画像が得られ
るという特徴を有している。 しかし、この系はハロゲン化銀を用いた系に比較して感
光性が著しく小さいという欠点を有している。 このような欠点を改良して、高い感光性を有し、乾式の
簡易な処理により、高い品質の画像を得ることのできる
新規な記録材料が本出願人の出願に係わる特開昭61−
275742号明細書に開示されている。この記録材料
は、支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元剤
、重合性化合物および色画像形成物質が塗設されており
、少なくとも該重合性化合物および色画像形成物質は同
一のマイクロカプセルに封入されている感光性組成物か
ら成るものである。 この感光材料を用いて画像を記録する画像記録方法につ
いては、本出願人の出願に係わる特開昭61−2788
49号明細書に開示されている。 この画像記録方法は、まず、像様露光を行って潜像を形
成し、その後加熱によって現像を行い、潜像が存在する
部分の重合性化合物を重合して高分子化合物を生成させ
てマイクロカプセルを硬化させる。ついで色画像形成物
質が転写し得るような受像層を有する受像材料と重ねて
加圧し、潜像が存在しない部分のマイクロカプセルの少
な(とも一部を破裂させ、色画像形成物質を受像材料に
転写させて受像材料上に画像を得るものである。この加
圧転写においては、加圧力が高い程転写される画像の発
色濃度が高まるということはいうまでもないことである
。 上記加圧装置としては、重ね合わされた感光材料と受像
材料を一対の加圧ローラの間を通過させるもの等が知ら
れているが、加圧力が一定で調節できないために、露光
量の増加に対する画像の発色濃度変化の関係を示す現像
係数、いわゆるガンマ(r)を文字原稿や写真原稿等に
よって変えたいという要望を満たすことができない問題
がある。 〔発明の目的〕 本発明は、従来の加圧画像形成装置に係る上述の問題点
に鑑みなされたものであって、感光材料の厚さや幅が変
化しても常に所望の加圧力を所定範囲全域に均一に加え
、しかもその加圧力を調節して現像係数を変えることが
できる加圧画像形成装置を提供することを目的とする。 〔問題を解決するための手段〕 上述の目的を達成するための本発明の構成上の特徴とす
るところは、像様露光により生じた画像が圧力によって
固定される物質を支持体上に塗設した感光材料に像様露
光後、得られた画像を圧力によって固定する加圧画像形
成装置であって、上記感光材料を少なくとも2つの異な
った圧力で加圧する加圧装置を備えたことである。 なお、本発明における感光材料は、前述した本出願人の
出願に係る特開昭61−278849号明細書に開示さ
れた、受像層を有する受像材料に色画像形成物質を転写
させて受像材料上に画像を得るタイプであってもよく、
また本出願人の出願に係る特願昭61−53881号の
明細書に開示された受像材料を用いることなく色画像を
感光材料に得るタイプのもの、すなわち受像層を感光材
料そのものに設けたものであってもよい。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例の加圧画像形成装置を組込んだ画
像記録装置を図に基づいて説明する。実施例の画像記録
装置は、第1図にその断面図を示すように、ハウジング
1の上面に原稿支持ガラス板2を矢印4の方向に往復摺
動可能に取付けてなる。すなわち、ガラス板2は原稿を
下向きに載置して、図に実線で示す位置と想像線で示す
位置との間を摺動する。 ガラス板2の下部には、原稿を照明するための反射鏡6
付の照明ランプ8が設けられ、一方原稿像を所定位置の
感光材料S上に形成するためのファイバーレンズアレイ
10が設けられている。 ハウジング1の側部には、感光材料Sを巻付けた感材ロ
ール12を収容した感材カートリッジ14が取りはずし
自在に取付けられている。感材カートリッジ14の感光
材料Sの出口16にはマガジン接続暗箱20に収納され
た1対の感材繰り出しローラ22.22が配置され、こ
れにより感材ロール12として巻かれていた感光材料S
が所定時に一定長さだけ繰り出される。感材繰り出しロ
ーラ22.22は、感光材料Sの先端部が進んで来たと
き、想像線で示すように互に離れる方向に移動して、感
光材料Sの進行を容易にする。マガジン接続暗箱20の
前方(以下、前方とは感光材料S等の進行方向に関する
下流に示すものとする)には感光材料Sを切断するため
のカッターユニット23、さらにガイド板24が配置さ
れている。 ガイド板24の前方には、露光感材支持ローラ26及び
これに圧接された2個の感材ニップローラ28.30が
配置される。ガイド板24によって案内された感光材料
Sは、感材ニップローラ28.30によって露光感材支
持ローラ26に密着させられ、感材ニップローラ28.
30の間の位置32においてファイバーレンズアレイ1
0によって原稿の像様露光がなされる。 露光感材支持ローラ26の前方には、露光された感光材
料Sを加熱して現像する加熱現像装置40が配置される
。加熱現像装置40は、断熱作用を有する現像ハウジン
グ42と、現像ハウジング42内に配置され、約120
℃に加熱される加熱ローラ44と、4つのベルト支持ロ
ーラ46.47.48.49によって支持され、加熱ロ
ーラ44の約270°の円弧の外周に巻付けられた無端
ベルト50と、支持ローラ46に圧接されたニップロー
ラ52とを有する。 加熱現像装置40は、さらに、露光感材支持ローラ26
から送られた感光材料Sを加熱ローラ44上に案内する
と共に感光材料Sを加熱現像後加熱ローラ44から離脱
させるガイド装置54と、支持ローラ49とニップロー
ラ52によって送られた現像情感光材料Sを出口56へ
案内する垂直ガイド装置58を有し、出口56には窓材
先端検出センサ60が設けられる。 出口56の直下には、一対の圧接ローラ62.64と、
圧接ローラ64に圧接されたニップローラ66と、圧接
ローラ64とニップローラ66によって送られた受像紙
Cを圧接ローラ62.64の当接部へ案内するガイド部
材68とからなる感材受像紙重ね合わせ装置70が配置
される。 感材受像紙重ね合わせ装置70の何方には受像紙供給装
置72が配置される。受像紙供給装置72は、ハウジン
グ1から突出して、取り外し自在に取り付けられた受像
紙供給カセット74と、カセット74内の受像紙Cを繰
り出すための受像紙繰り出しローラ76と、操り出しロ
ーラ76により繰り出された受像紙Cを圧接ローラ64
とニップローラ66の当接部へ案内するガイド板78と
からなる。ここで、受像紙Cはその巾が感光材料Sの巾
より約61m小さく、感材受像紙重ね合わせ装W70に
おいて、受像紙Cが巾方向について感光材料Sの中央に
なるように重ね合わされる。 感材受像紙重ね合わせ装置70の下方には感光材料Sと
受像紙Cの重ね合わされたもの(以下、シートWという
)を加圧して転写を行う転写装置88が配置される。転
写装置88は、第1図及び第2図に示すように、シート
Wの搬送方向を変えるための搬送ローラ300及びこの
ためのガイド板302と、加圧ローラ304及びこのた
めの2つのガイド板306.308と、シートWを加圧
ローラ304に押付けるための複数の押えローラ310
と、加圧ローラ304と協働してシートWを挟持するた
めのニップローラ312と、ニップローラ312から送
られたシートWの搬送方向を変えるための搬送ローラ3
14と、ガイド板316とを有する。押えローラ310
はハウジング1 (第2図には図示せず)に軸支された
コ字型軸部材320に軸支されている。加圧ローラ30
4は一端に駆動ギヤ322を有し、駆動ギヤ322は搬
送モータ324の出力軸326に取付けられたギヤ32
8と噛合っている。 転写装置88はさらに、鉄芯340の先端に衝撃ヘッド
H付の板バネ対342.343を吸着するそれぞれの板
バネ342.343に対応した複数対の電磁コイル34
4と、電磁コイル344を支持するための電磁コイル支
持部材346と、板バネ342.343を支持するため
の板バネ支持部材348とを有する。ここで、板バネ3
42は強い弾性係数を有し高加圧するためのものであり
、板バネ343は弱い弾性係数を有し低加圧するための
ものであり、両者はガンマ選択ボタン(図示せず)によ
っていずれか一方が選択的に駆動するように制御される
。電磁コイル支持部材346と板バネ支持部材348は
一体となって、公知のレール部材及び付勢部材(図示せ
ず)により、加圧ローラ304の軸線と平行に第2図に
おける左方向に摺動付勢され、電磁コイル支持部材34
6が走査モータ350の駆動軸352に取付けられた偏
心カム354に当接するように配置される。衝撃ヘッド
Hは1本のワイヤ又は複数のワイヤを束ねて構成される
。 上記構成において、シートWが加圧ローラ304に送ら
れ、ニップローラ312により挟持されると、電磁コイ
ル344による鉄芯340の板バネ342.343の吸
着及び解放が繰返され、加圧ローラ304上のシートW
が板バネ342.343の反撥力により衝撃ヘッドHを
介して部分的に加圧される。一方、搬送モータ324と
走査モータ350は制御系(図示せず)によって以下に
示すように駆動する。すなわち、走査モータ350は連
続的に回転し、これによる偏心カム354の回転により
電磁コイル支持部材346が隣り合う同一の電磁コイル
344の間隔にほぼ等しい距離だけ往復運動する。一方
、搬送モータ324は間欠的に回動し、衝撃ヘッドHに
よる往路又は復路の走査が完了する毎に衝撃ヘッドHに
よる加圧部分の搬送方向幅だけシートWを搬送する。 転写装置88の下方には感材受像紙剥離装置90が設け
られる。感材受像紙剥離装置90は、ガイド部材92と
、第1送りローラ94と、第2送りローラ96と、第1
送りローラ94上の両外端部分において感光材料Sのみ
に圧接するように案内ロール98.100に掛けまわさ
れた剥離ベルト102とからなる。 剥離装置90の一方の側方には感材廃棄部104が設け
られ、他方の側方には定着装置106が設けられる。感
材廃棄部104はガイド部材108と、一対の送りロー
ラ110.112と、廃棄ボックス114とからなり、
剥離装置90から送られた感光材料Sを送りローラ11
0.112によって廃棄ボックス114へ投入する。 定着装置106は、ガイド部材120と、反射部材12
2付の紫外線照射ランプ124と、一対の送りローラ1
26.128とからなり、剥離装置90から送られ、ガ
イド部材120により案内されてきた受像紙Cを約5秒
間紫外光を照射して定着を行う。 定着装置106の前方には、受像紙Cを受入れる取出し
トレイ130がハウジング1から突出して取付けられる
。 画像記録装置は、さらに、照明ランプ8、カッターユニ
ット23、原稿支持ガラス板2、感材先端検出センサ6
0、感材受像紙重ね合わせ装置70、及び転写装置88
に接続された制御装置(図示せず)が設けられ、以下の
作動が実行される。すなわち、画像記録装置の作動準備
段階、いわゆるコピー準備段階においては、感光材料S
の先端部がカッターユニット23の切断部付近あるいは
マガジン接続暗箱20内にあるようにする。 続いて、ガンマ選択ボタン(図示せず)を原稿に応じて
予め選択し、コピースタートボタンを押すと、感材繰り
出しローラ22が作動して感光材料Sが送られ、その先
端部が位置32に達する直前に照明ランプ8が点灯して
原稿を照明する。そして、先端部が位置32に達すると
、原稿支持ガラス板2が移動し、これに対応して感光材
料Sが送られ、原稿像を該感光材料S上に投影して露光
する。一方、感光材料Sが原稿の移動方向の長さに等し
い距離だけ送られると、力、ターユニット23が作動し
て、感光材料Sを切断する。 露光されて切断された感光材料Sは加熱現像装置40に
送られ、無端ベルト50により加熱ローラ44へ圧接さ
れて約120℃で加熱され、現像される。現像された感
光材料Sの先端部が出口56を通過したことが感材先端
検出センサ60により検出される。 一方、受像紙供給装置72においては、コピースタート
ボタンを押すこと又は露光スタートのタイミングに同期
して受像紙Cが繰り出され、その先端部が圧接ローラ6
4とニップローラ66によってニップされる位置まで送
られて受像紙Cが停止させられる。 感材受像紙重ね合わせ装置70においては、小中の受像
紙Cがより大巾の感光材料Sの巾方向の中央にあり、か
つ感光材料Sの先端部が受像紙Cの先端部とそろうか又
は数ミリメートル先行するように重ね合わせられて転写
装置88へ送られ、上述の通りガンマ選択ボタンによっ
て選択された板バネ342または343に対応して電磁
コイル344が励磁され、仮バネ342または343の
反撥力による衝撃加圧によりシー)Wが加圧されて受像
紙へ転写がなされる。 転写後の感光材料Sは剥離装置90において剥離ベルト
102により受像紙Cから剥離されて感材廃棄部104
へ送られる。一方、受像紙Cは定着装置106に送られ
て、ここで紫外光を約5秒間照射されて定着がなされ、
その後送りローラ126.128により取出しトレイ1
30へ送られる。 続いて、上記実施例の変形例について以下に述べる。最
初に、転写装置88は異なった弾性係数を有する板バネ
342.343を使用しているが、これらを同一の弾性
係数を有するものとなし、−力板バネ342.343に
対応する電磁コイルが異なった吸着力をもつように構成
してもよい。さらに、転写装置88の他の構成として、
電磁コイル及び板バネはすべて同一に構成し、該板バネ
に吸着による変形量を制限する゛ための取りはずし自在
な中間拘束部材を設ける。そして、高加圧のときは、仮
バネに上記中間拘束点を作用させず、一方低加圧のとき
は、中間拘束部材が板バネに作用して電磁コイルの吸着
による板バネの変形量を少なくするように構成する。さ
らに、加圧ヘッドが回転カムに従動するように構成して
板バネの変形量を可変としてもよい。さらにまた、電磁
コイルやカムの駆動源にかえて圧縮空気パイブレークを
使用して、空気圧力を変えることにより加圧力を変える
ようにしてもよい。 上記実施例の反射鏡付の照明ランプ8は、可視光を含む
放射線を放射するものであればよく、具体的には、スト
ロボ、フラッシュ、タングステンランプ、水銀灯、ヨー
ドランプ等のハロゲンランプ、キセノンランプ、レーザ
ー光線、CRT光源、プラズマ光源、蛍光管、発光ダイ
オードを光源として使用することができる。また、LC
D (液晶)やPLZT (ランタンをドープしたチタ
ンジルコニウム酸鉛)などを利用したマイクロシャフタ
−アレイと線状光源もしくは平面状光源を組合わせて構
成することもできる。 上記実施例において、感光材料Sの露光は、ファイバー
レンズアレイ10によって原稿像を直接感光材料S上に
形成している。しかし、ファイバーレンズアレイ10の
代りに球面レンズを使用することもできる。また、感光
材料Sの露光を、画像電気信号によりCRT、 FOT
 (Fiber optictube) 、L CA 
(Liquid crystal array) 、電
気光学素子アレイ、レーザーと変調器とスキャナーの組
合わせ、LEDとスキャナーの組合わせ、等により間接
的に行うことも可能である。この場合、画像信号に、投
影画像の階調補正、色補正、変倍、編集等のための処理
を施すことが可能となる。 また、上記実施例においては原稿のスキャニングは原稿
および感光材料の双方を移動させ、光学系を固定してい
るが、原稿又は感光材料のいずれか一方及び光学系を移
動させる方式も可能である。 さらに、上記実施例において加熱現像装置40は加熱ロ
ーラ44によって加熱しているが、これに代りベルト加
熱、発熱体をライン状に並べてなるサーマルヘッドによ
る加熱、通電加熱、マイクロ波又は赤外線の照射を行う
ように形成することも可能である。また、感光材料Sに
よっては電磁誘導により発生する渦電流を利用して加熱
することもできる。感光材料Sに対して不活性の液体、
たとえばフッ素系の液体を加熱したバス中で加熱しても
良い。これらの場合における加熱温度は一般に80℃〜
200℃、好ましくは100℃〜160℃の範囲である
。 上記実施例においてはまた、現像処理後の現像材料Sに
受像紙Cを重ね合わせて加圧転写をしているが、現像処
理前の現像材料Sに受像紙を重ね合わせた後に現像処理
をなし、続いて加圧転写するように構成した画像記録装
置にも好適に応用可能である。 さらに、上記実施例においては、受像材料に設けられた
受像層へ画像を加圧転写して画像を得る感光材料を用い
る場合の画像記録装置を示したが、受像層を有する感光
材料を用いる場合には、画像記録装置の構成としては、
受像材料供給装置と感光材料廃棄トレイが省略されたも
のとなる。 〔発明の効果〕 上述したように、本発明は感光材料を所望の加圧力で広
範囲にわたって均一に、しかも原稿に応じてその加圧力
を調節して現像係数を変えて加圧できる利点を有する。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の実施例の画像記録装置の構造説明図、
第2図は転写装置の斜視図である。 S・・・感光材料 C・・・受像紙 H・・・衝撃ヘッド ト・・ハウジング 2・・・原稿支持ガラス 8・・・照明ランプ 14・・・感材カートリッジ 40・・・加熱現像装置 70・・・感材受像紙重ね合わせ装置 72・・・受像紙供給装置 88・・・転写装置 90・・・窓材受像紙剥離装置 104・・・感材廃棄部 106・・・定着装置 200・・・光照射装置 304・・・加圧ローラ 342.343・・・仮バネ 344・・・電磁コイル 354・・・偏心カム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感光性を有し、加熱によって現像が行われ、得ら
    れた画像が圧力によって像固定される物質を支持体上に
    塗設した感光感圧性熱現像材料に像様露光後、加熱現像
    を行って得られた画像を加圧によって固定する加圧画像
    形成装置であって、上記感光感圧性熱現像材料を少なく
    とも2つの異なった圧力で加圧する加圧装置を備えたこ
    とを特徴とする加圧画像形成装置。
  2. (2)上記加圧装置が、感光感圧性熱現像材料の一方の
    側を面で支持する受台と、他方の側で感光感圧性熱現像
    材料を衝撃加圧する衝撃装置とからなる特許請求の範囲
    第(1)項に記載の加圧画像形成装置。
  3. (3)上記衝撃装置が、電磁コイルと、板バネと、これ
    に支持された衝撃ヘッドからなる特許請求の範囲第(2
    )項に記載の加圧画像形成装置。
  4. (4)上記衝撃装置が、感光感圧性熱現像材料の材料移
    送方向と直交する方向に走査可能に構成された特許請求
    の範囲第(2)項に記載の加圧画像形成装置。
  5. (5)上記衝撃装置が、異なった反撥力を有する複数の
    板バネを備えている特許請求の範囲第(3)項に記載の
    加圧画像形成装置。
  6. (6)上記衝撃装置が、異なった吸着力を有する複数の
    電磁コイルを備えている特許請求の範囲第(3)項に記
    載の加圧画像形成装置。
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