JPS63173990A - 円板による時刻表示時計 - Google Patents

円板による時刻表示時計

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JPS63173990A
JPS63173990A JP579187A JP579187A JPS63173990A JP S63173990 A JPS63173990 A JP S63173990A JP 579187 A JP579187 A JP 579187A JP 579187 A JP579187 A JP 579187A JP S63173990 A JPS63173990 A JP S63173990A
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JP
Japan
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display plate
hour
minute
disc
beads
Prior art date
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Pending
Application number
JP579187A
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English (en)
Inventor
Masao Mafune
真船 全雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円板シートを回転させて時刻を表示する円板に
よる時刻表示式の時計に関する。
〔従来の技術〕
一般のアナログ時計は時刻を表示するのに指針を用いて
いる。この指針は重量を軽減するためにAl材等比重が
軽く且つできる限り薄い板を細い巾に打ち抜いたものを
使用しているが、曲げ等に対する強度を増すために多少
山形形状としている。
しかし近年時計のより薄型化が望まれ、高価格品のみな
らず低価格品に到るまで市場での要求は高まっている。
しかし指針表示式の場合ムーブメントが薄くなっても指
針関係の厚さ、すなわち風防から文字板までの厚さを薄
くすることは非常に難しい。もし今の状態で風防から文
字板までの厚さを単に薄くしたのでは、指針間の接触や
指針と風防又は文字板との接触のため、指針の剛性によ
り時計の負荷が大きくなり、止まり等の原因となるため
にある程度の隙間を確保しなければならず、そのために
薄くすることが難しい。
そこで指針に変わり円板シートを用いて指針相互の接触
や指針と文字板又は風防との接触を許容しても時計の負
荷増を軽減し、指針関係の厚さを薄型化する動きがでて
きた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら指針として用いる円板シートがプラスチッ
ク材にて形成されているため種々の問題が発生する。そ
のなかでも、指針間又は文字板や風防との接触を許容し
ているために起る接触抵抗の問題と、多湿の環境におい
て水分が円板シートに付着して水接着剤的作用を起す問
題と、円板シートがプラスチック材であるために起る静
電気問題とが大きな問題点としてあげられる。
このうち通常の接触抵抗については大きな問題とはなら
ないが、2番目の水分等が付着すると円板シート同志又
は円板シートと文字板や風防との間の接触部分に一種の
水接着剤的な作用が起り、表示針を駆動するモータに負
荷がかかって消電を多くしたり、最悪には時刻の遅れや
時計としての致命的な欠陥である止まりにまで発展して
しまうという欠点を有している。
また3番目の静電気問題についても前述の如く円板シー
トがプラスチック材であるため、非常に乾燥した日に風
防面がこすられた時内部に静電気が発生し、円板シート
が貼り付いてしまい、水分の時と同様、時刻の遅れや止
まり等致命的な欠点となる。
本発明の目的は、上記欠点に鑑み成されたもので、特に
多湿の環境において、あるいは静電気が発生した時、円
板シートが接触しても接触による摩擦抵抗を減らし時刻
の遅れや止まりを無くすことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、指針をプラスチッ
ク材より成る複数の円板シートで形成して、該円板シー
トが相対向する面のうち少なくとも一方の面に小片が散
布され固着していることを特徴としている。
〔作用〕
上記構成によって、円板シートの相対向する面の接触を
面接触から点接触に近い状態となして接触による摩擦抵
抗を減少させて円板シートの回転をスムーズにさせよう
とするものである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
第1図は本発明の第1実施例によ・る時計の断面図であ
り、第2図は本発明の時計の表示板側からみた平面図、
第3図は時計中心部の部分断面図を示す。
1は時計ムーブメントで、通常の指針表示式時計と同様
にモーターや輪列群、電池や回路装置等が含まれている
。2は支軸で、後述する如く指針関係の回転中心となる
。6は文゛字板で、時字6aが印刷等により形成されて
いる。4は風防で、透明なプラスチック部材又はガラス
等より成る。5は時計用の側、6は裏蓋である。7は分
表示板で、プラスチック材であるポリエステル製のフィ
ルムより成る透明な円板シートに分針7aが印刷等によ
り形成されている。8は時表示板で、分表示板7同様に
ポリエステルフィルム製の透明な円板シートに時針8a
が印刷されている。9はビーズで、一般に透明なガラス
繊維やプラスチックビーズが使用される。プラスチック
ビーズは材質がアクリル系やナイロン系のビーズを使用
するのが良いが、プラスチックビーズは静電気が溜まり
やすくビーーズ同志が凝りやすいため、ビーズに透明な
導電性部材膜をコーティングする等の処理を施こすこと
が望ましい。ビーズ9の大きさは後述する如(本実施例
の場合数μm〜50μmくらいのものが良い。
第1図の場合、ビーズ9は分表示板7と時表示板8の対
向する面の分表示板7側に、分表示板7と略同心円状に
半径の外周側からほぼ2/3程度内側までの距離の中へ
、できる限り均一に分散させ散布されている。このよう
に分表示板7と時表示板8の対向する面にビーズ9を散
布固着することによって板同志の面接触から板とビーズ
の点接触へと変えることができ、静電気や水分による接
触抵抗の増大を極力低(おさえることができる。
10は時計基板としての地板、11は輪列受で、支軸2
が固着されている。12は中受である。
13は分カナで、時計ムーブメント1の中の図示しない
モーターからの動力を分表示板7に伝達している。14
は分板塵で、分表示板7を異形穴形状(図示せず)で位
置決め保持し、分カナ16に軽圧入されている。、15
は筒車で16時表示板8を複数の穴にて位置決め固定(
図示せず)し分カナ13に遊合されている。16は日ノ
裏車で、地板10と中受12にて軸支され分カナ16の
回転をl/12に減速して筒車15に伝達している。
尚、本実施例では静電気対策のため分表示板7には透明
部材膜7bが、時表示板8にも透明部材膜8bが、また
風防4にも透明部材膜4bが各々形成されている。17
はアースバネである。
指針軸廻りの構成についてもう少し詳しく説明すると、
分カナ13は支軸2の段部と地板10にてアガキ調整さ
れており、筒車15は地板10の凹部に収納され地板1
0と文字板6にてアガキが調節されている。また、静電
対策のための上面に透明部材膜7bをコーティングした
分表示板7は分板塵14の最大、径段部と筒車15の上
部にて、分表示板7同様静電対策のため上面に透明部材
膜8bをコーティングした時表示板8は分板塵14の中
間段と筒車15の次段部にて各々アガキが調整されてい
る。そして、支軸2近傍での分表示板7と時表示板8と
の間隔d、は約75μm程度で形成されている。この間
隔d1が約75μmであることから前述の如くビーズ9
の大きさd2は、あまり小さくても点接触の効果が薄れ
るし、あまり大きいと分表示板7と時表示板8がつり張
り現象を起す可能性があるため、数μm〜50μmくら
いのものが適当であり、特にd2<dlであるのが良い
第4図は本発明の第2実施例の表示板部の要部断面図で
ある。
風防4がプラスチック部材等でできていると風防4にも
静電気が発生して分表示板7が風防4に吹い寄せられる
ことがあるので、風防4との対向面である分表示板7の
上面側にビーズ9を分散散布し固着させたものであり、
分表示板7と時表示板8との間の場合は分表示板7との
対向面である時表示板8の上面側にビーズ9を散布固着
させ、風防4と分表示板7との間、分表示板7と時表示
板8との間の接触抵抗を極力減少させようとするもので
・ある。
第5図は本発明の第3実施例の表示板部の要部断面図で
ある。
第3実施例の場合は第2実施例に加えて更に時表示板8
と文字板6との間の摩擦抵抗を減らそうとするもので、
分表示板7の上面及び下面と時表示板8の下面に各々ビ
ーズ9を固着させて、分表示板7と風防4との間、分表
示板7と時表示板8との間及び時表示板8と文字板3と
の間のそれぞれ接触抵抗を少なくしようとしている。
この他、秒表示板等他の表示板が附加されればそれらに
も上下の対向する部材との間でビーズによる接触抵抗を
減少させ得ることは充分に考えられる。
次にこれら円板シートより成る表示板へのビーズの固着
方法について説明する。
第6図はスピンナ方式を用いた固着方法の工程図であり
、第8図(イ)、(ロ)はビーズを配した表示板の平面
図である。
工程〔イ〕は接着剤ボッティング工程で、スピンナ18
上に時又は分の表示板となる円板シート19を固定し、
ディスペンサー20より円板シート19の略中夫に接着
剤21をポツティングする。
工程〔口〕は接着剤均一塗布工程で、スピンナー18を
中心軸18aを回転中心に矢印18b方向に比較的高速
で回転させると、円板シート19上の接着剤21は均一
にしかも薄く延ばすことができる。
工程〔ハ〕はビーズ固着工程で、円板シート19に均一
に塗布された接着剤21を下方にして、台22上に散布
されているビーズ9に対し矢印23方向に押圧する。
工程〔二〕は完成で、台22の上に載っていたビーズ9
は接着剤21の中へ入り込み円板シート19に固着され
る。
この後接着剤21をキエアーすることによって完成する
。キュアーする温度は接着剤によって異ナルカ、80°
〜150℃程度の温度でできるのが良い。尚、接着剤が
透明な紫外線硬化型接着剤を使用すれば高熱がかからな
いので更に有効である。
工程〔二〕でビーズ9を円板シー°ト19にヤ布する時
の形状を第8図に示しであるが、例えば第8図〔イ〕の
ように円板シートの外周側に同心円的に配置する形状や
、第8図〔口〕のように中心より放射状に形成する等が
考えられるが、更に他の形状も必要に応じて形成するこ
とができる。これらの形成方法としては台22に位置決
め部を設けてそこにビーズ9を散布しておいて円板シー
ト19に転写する等が考えられる。
第7図は印刷方式を用いた固着方法の工程図である。
工程〔イ〕はスクリーン印刷工程で、下方に円板シート
を位置決めし、例えばドーナツ形状り、。
24aを抜いたスクリーン24を載置して接着剤をスク
リーン印刷により塗布する。
工程〔口〕は接着剤21を塗布された円板シート19を
示す。
工程〔ハ〕はビーズ固着工程で、円板シート19にスク
リーン印刷により均一に塗布された接着剤21を下方に
して、台22上に散布されているビーズ9に即し矢印2
5方向に押圧する。
工程〔二〕は完成で、接着剤21の中へ入り込んだビー
ズ9を固着した円板シート19を、80℃〜150℃程
度の温度でキ瓢アーし接着剤を硬化して完成する。
完成した円板シートへのビーズの配置形状としては第8
図に示すように、第8図〔イ〕は円板シート19の中空
部19aを除いてビーズ9を配置したドーナツ形状であ
り、第8図〔口〕は円板シート19に放射形状19bに
ビーズ9を配置した形状等が考えられる。
また、図示しないが更に円板シートにて秒表示板を積層
した場合は分表示板と秒表示板との間にもビーズを設け
る構成を付加するのが良い。
更に、本実施例では円板シートの対向面の片面にのみビ
ーズを設ける構°成で説明したが、ビーズの大きさ等を
適正に選ぶことによって円板シートの対向面の両面に設
けても良い。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明によれば、表示板間あるいは表示
板と他部材間に小径のビーズにより凸部又は凹凸を形成
したので、プラスチックの表示板の間の水蒸気等が付着
した時におこる水分の延性によるシート間の摩擦抵抗を
減らせることができる。更に通常の動作時でも点接触と
することにより接触による摩擦抵抗を減らすことができ
る。また、特に乾燥した日などに発生する静電気に対し
ても点接触とすることにより摩擦抵抗を減らして回転を
スムーズにさせることができる等によって時計としての
致命的欠点となる止まりや時間狂いを無くすことができ
るという多くの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例による時計の断面図、第2
図は本発明の時計の表示板側からみた平面図、第3図は
時計中心部の部分断面図、第4図は本発明の第2実施例
の表示板の断面図、第5図法の工程図、第8図(イ)、
(ロ)はビーズを配した表示板の平面口である。 1・・・・・・時計ムーブメント、 2・・・・・・支
軸、3・・・・・・文字板、 4・・・・・・風防、 
 7・・・・・・分表示板、8・・・・・・時表示板、
 9・・・・・・ビーズ、  10・・・・・・地板、
  13・・・・・・分カナ、  14・・・・・・分
板塵、15・・・・・・筒車、  16・・・・・・日
ノ裏車、  18・・・・・・スピンナ、  19・・
・・・・円板シート、  21・・・・・・接着剤、 
24・・・・・・スクリーン。 第 1 図 第2図 第3図 第7図 〔づ〕 [二]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 時分針を円板シートにより形成して時刻を表示する時刻
    表示時計において、分を表示するための分円板針と、時
    を表示するための時円板針と、前記分円板針を固定して
    回転させる2番車と、前記時円板針を固定して回転させ
    る筒車と、前記2番車や前記筒車を駆動するための時計
    ムーブメントとより構成されていて、前記分円板針と前
    記時円板針が相対向する面のうち少なくとも一方の面に
    小片が散布され、固着していることを特徴とする円板に
    よる時刻表示時計。
JP579187A 1987-01-13 1987-01-13 円板による時刻表示時計 Pending JPS63173990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP579187A JPS63173990A (ja) 1987-01-13 1987-01-13 円板による時刻表示時計

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JP579187A JPS63173990A (ja) 1987-01-13 1987-01-13 円板による時刻表示時計

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Publication Number Publication Date
JPS63173990A true JPS63173990A (ja) 1988-07-18

Family

ID=11620910

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JP579187A Pending JPS63173990A (ja) 1987-01-13 1987-01-13 円板による時刻表示時計

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JP (1) JPS63173990A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0352695U (ja) * 1989-09-29 1991-05-22

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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