JPS63173598A - 光学活性2−ヒドロキシ酸の製造法 - Google Patents

光学活性2−ヒドロキシ酸の製造法

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JPS63173598A
JPS63173598A JP399088A JP399088A JPS63173598A JP S63173598 A JPS63173598 A JP S63173598A JP 399088 A JP399088 A JP 399088A JP 399088 A JP399088 A JP 399088A JP S63173598 A JPS63173598 A JP S63173598A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2−ハロゲノカルボン酸(以下2−ハロ酸と
いう。)の0体に作用する性質を有する2−ハロ酸ハリ
ドヒドロラーゼを用いて光学活性な2−ヒドロキシ酸を
製造する光学活性2−ヒドロキシ酸の製造法に関するも
のである。
(従来の技術) 2−ハoilハlJ F ヒ)”ロラーゼは、2−八日
酸から光学活性な2−ヒドロキシ酸を製造する際に用い
られる酵素である。この光学活性2−ヒドロキシ酸を製
造する従来の方法としては、光学活性アミン類等の光学
分割剤を用いて、0体及びL体の2−ヒドロキシ酸を得
る方法が知られている。
しかしながら、この公知の方法は、用いられる光学分割
剤が高価であり、さらに、その操作が極めて煩雑である
ため、工業的に有利な方法ではなかった。そのため、2
−へロ酸ハリドヒドロラーゼが用いられており、この酵
素を用いると、2−八日酸から光学的に純粋な2−ヒド
ロキシ酸が容易にかつ高収率で得られ、光学活性な2−
ヒドロキシ酸を工業的に生産する方法として非常に有利
である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来知られている2−へロ酸ハリドヒド
ロラーゼは、ジャーナル・オブ・バイオロジカルケミス
トリー誌(J、 Biol、 Chem、)第243巻
、428頁(1968年)及びジャーナル・オプ・ヨー
ロピアン・バイオケミストリー誌(J。
Eur、 Biochen+、)第21巻、99頁(1
971年)等に記載されているように、いずれも2−ハ
ロ酸のL体のみに作用し、0体の2−ヒドロキシ酸を生
成し、0体の2−ハロ酸には作用しないものであった。
それゆえ、生化学的観点から、0体と比較し。
より重要なL体の2−ヒドロキシ酸の製造は、従来の2
−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いては不可能であった
。それに加え、原料である2−ハロ酸は、0体とL体と
の混合物であるラセミ体として存在するため、従来の2
−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いると、0体の2−ハ
ロ酸は原料のまま残存し、経済的にも不利であった。
(問題点を解決するための手段) そこで1本発明者らは、このような観点から。
安価かつ容易な操作で光学純度の高い光学活性2−ヒド
ロキシ酸の製造法を提供することを目的として鋭意研究
した結果、原料として2−ハロ酸のラセミ体を用い2反
応系に基質に対する立体特異性の異なる2つの酵素を作
用させると上記の目的が達成されることを見い出し2本
発明を完成した。
すなわち1本発明は、2−ハロ酸のL体のみに作用する
性質を有する2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いて光
学活性2−ヒドロキシ酸を製造するに際し、原料として
2−ハロ酸のラセミ体を用い2反応系に2−ハロ酸の0
体に作用する性質を有する2−ハロ酸ハリドヒドロラー
ゼを作用させることを特徴とする光学活性2−ヒドロキ
シ酸の製造法を要旨とするものである。
本発明において、2−ハロ酸とは、一般式R・CHX・
C00H(Xはハロゲン原子を表す。)又はR−CXZ
  ・C0OHで示される化合物で。
そのような具体例としては、モノクロル酢酸、モノブロ
モ酢酸、モノヨード酢酸、ジクロル酢酸。
ジブロモ酢酸あるいはトリクロル酢酸等の酢酸の誘導体
、2−クロルプロピオン酸、2−ブロモプロピオン11
.2.2−ジクロルプロピオン酸等のプロピオン酸誘導
体、2−クロル酪酸、2−ブロモ酪酸22.2−ジクロ
ル酪酸等の酪酸の誘導体、2−クロル吉草酸、2−ブロ
モ吉草酸、2,2−ジクロル吉草酸等の吉草酸の誘導体
があげられる。また、炭素数が5個以下のカルボン酸の
2番目の炭素原子に、塩素あるいは臭素等のハロゲン原
子が1個又は2個結合している化合物でもよいし、カル
ボン酸が酢酸の場合には、1〜3個結合している化合物
でもよい。
次に1本発明に用いられる2−ハロ酸の0体に作用する
性質を有する2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼの理化学的
性質を示す。
(1)作用 L−R,CIIX・C0OH+ HzO→D−R−CI
IO)I−COOII + H” + X−D−R−C
IIX・C00II + 1120→L−R,Cll0
1l・Cool + 11” + X−R,CXZ・C
0OH+ 11,0→R,CO・C00II + 21
1” + 2X−上記反応を触媒する。
なお、上記一般式中のRは、H,H2,HX。
xZ、CH:l、CzHs、CxH7等の原子団を表し
Xは塩素、臭素等のハロゲン原子を表す。水の存在下に
L−2−ハロ酸に作用してハロゲン原子を加水分解し、
D−2−ヒドロキシ酸を生成する。2−ハロ酸が0体の
場合には、L体の2−ヒドロキシ酸を生成する。また、
基質が2−ジハロ酸の場合には、2−ケト酸を生成する
(2)基質特異性 り、L&びDL−2−クロルプロピオン酸に対するミカ
エリス定数(km値)は、各々4.8゜1.1,3.2
mMである。この他に、炭素数が2〜5個までの2−ハ
ロ酸が基質となり、DL−2−クロルプロピオン酸を1
00とした場合の他の基質の反応速度は2次表のとおり
である。
(3)至適pH pH約9.5  (DL−2−クロルプロピオン酸を基
質とし、30℃にて測定した。) (4)安定pH範囲 pH約6〜12(4°C224時間経過後、もとの活性
の90%以上が存在。) (5)作用適温及び耐熱性 pH9,5で20℃より45℃まで温度の上昇とともに
活性は増大するが、45℃で15分間処理すると、活性
は50%以下に低下する。
(6)力価の測定法 50マイクロモルのり、L−2−クロルプロピオン酸を
含む0.1 M l−リス硫酸緩衝液(pH9,5)2
m&に酵素11〜100.uffiを加え。
30°Cにて10分間反応後、3.6規定硫酸0.1m
lを添加し1反応を停止した。この反応混合液中の塩素
イオンをチオシアン酸法により定量した。
すなわち2反応混合液あるいはその希釈溶液1mlに対
し、チオシアン酸水1ff10.1%を含む10%エタ
ノール含有ジオキサン?容ン夜1m!。
さらに、8%の鉄門パンを含む6規定硝酸?容液Q、4
 m lを加え、460nmの吸光度を測定し。
検量線から塩素イオン濃度を求めた。30℃で1分間に
1マイクロモルの塩素イオンを生成する酵素量を1単位
とした。
(7)分子量 セファデックスG−150ゲルクロマトグラフイーによ
り、約5万の分子量であった。
(8)阻害、活性化及び安定化剤 種々の金属イオン又は添加物を加え、酵素活性を測定し
たところ、下表に示すごとく、塩化第二水銀、亜鉛、マ
ンガン及びニッケル等により阻害された。また、今のと
ころ本酵素に特異的な活性化剤あるいは安定化剤は見い
出されていない。
+I文十’tM生:% 上記の2−へロ酸ハリドヒドロラーゼを製造するには1
次のごとき方法を採用することができる。
すなわち、シュードモナス属に属する細菌を培養し、そ
の培養物から上記の2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを採
取することによって得ることができる。シュードモナス
属に属する細菌の好ましい具体例としては1例えば1本
発明者らが京都府宇治市の土壌より分離した新菌株シュ
ードモナスUK113株(微工研菌寄第5666号)が
あげられる。この菌株は、特に上記の2−ハロ酸ハリド
ヒドロラーゼ生産能が高(、実用化に適したものである
このシュードモナス属に属する細菌を培養するに際して
用いられる培地の栄養源としては、細菌が資化可能な栄
養源であればいかなるものでも使用でき、炭素源として
は2例えば、グルコース。
グリセリン、アルコール類、油脂、脂肪酸、さらに2−
ハロ酸等が使用でき、窒素源としては2例えば、硫酸ア
ンモニウム、アンモニア、塩化アンモニウム、リン酸ア
ンモニウム、各種アミノ酸。
ペプトン、肉エキス、酵母エキス等無機又は有機物が使
用できる。さらに、無機塩類として2例えば、カリウム
、ナトリウム、リン酸、鉄、亜鉛。
マグネシウム、マンガン、銅、カルシウム、コバルト、
モリブデン等の各塩類、必要に応じて微量金属塩、コー
ン・ステイープ・リカー、ビタミン類、核酸等を使用し
てもよく、細菌の一般的栄養培地が使用できる。
これらの培地を用いて1本菌株を、好ましくは10〜3
6℃、さらに好ましくは20〜33°C2最適には20
〜30℃で約5〜48時間、好気的に培養し、得られた
培養物から本発明の2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼが採
取されるが、培養物。
分離生菌体1分離菌体の処理物、粗製酵素、精製酵素等
のあらゆる段階で採取できる。
精製法としては1通常の酵素精製法を用いることができ
る。すなわち、遠心分離等により菌体を得た後、菌体を
マントンゴーリン、ダイノミル。
フレンチプレス、超音波処理等により細菌破砕後。
遠心分離により細胞片を除去し、細胞抽出液を得。
これに硫酸ストレプトマイシン又は硫酸プロタミン処理
を行い、さらには、硫酸アンモニウム等による塩析処理
又はアセトン等による有機溶媒処理等を行い、精製する
ために、DEAEセルロースカラム等のイオン交換クロ
マトグラフィー、ヒドロキシアパタイトカラム等の吸着
クロマトグラフィー、セファデツタスクロマトグラフイ
ー等によるゲルクロマトグラフィーを組み合わせて行う
ことができる。このようにして、上記の2−ハロ酸ハリ
ドヒドロラーゼを単離、精製することができる。
また1本発明に用いられる2−ハロ酸のL体のみに作用
する性質を有する2−へロ酸ハリドヒドロラーゼとして
は1例えば、前記したジャーナル・オブ・バイオロジカ
ルケミストリー誌(J、 Biol。
Chelll、)第243巻、428頁(1968年)
及びジャーナル・オブ・ヨーロピアン・バイオケミスト
リー誌(J、 Eur、Bioches、)第21巻、
99頁(1971年)等に記載されているシュードモナ
ス・プチダ(Pseudomonas−匹旦並)から抽
出、精製した2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼがあげられ
る。
本発明で用いられる2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼの1
つは、2−ハロ酸の0体に作用するために、L−2−ハ
ロ酸に作用してD−2−ヒドロキシ酸を生成し、さらに
、D−2−ハロ酸に作用してL−2−ヒドロキシ酸を生
成す゛る。そのため。
L−2−ハロ酸にのみ作用し、D−2−ハロ酸には作用
しない従来の2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いては
不可能であったL−2−ヒドロキシ酸の製造を可能にす
ることができる。
例えば、2−ハロ酸として、DL−2−クロルプロピオ
ン酸を用いて光学活性な乳酸を採取するためには、まず
、従来知られているL体にのみ作用する2−ハロ酸ハリ
ドヒドロラーゼを用いて。
L−2−クロルプロピオン酸をD−乳酸に変換した後、
D−乳酸と残存するD−2−クロルプロピオン酸とを分
離する。その際の分離方法としては。
例えば、溶媒に対する溶解度の差あるいはイオン交換法
等が適用できる。次に1分離したD−2−クロルプロピ
オン酸を2−ハロ酸の0体に作用する性質を有する2−
ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いてL−乳酸に変換すれ
ばよい。このようにして、原料としてDL−2−クロル
プロピオン酸を用いた場合には、光学活性な乳酸を高収
率で採取することができ、従来の酵素で不可能であった
し一乳酸の生産が可能となる。
さらに、従来のし一乳酸の製造は、主として乳酸菌を用
いた醗酵基で行われているが9本発明における2−ハロ
酸の0体に作用する性質を有する2−ハロ酸ハリドヒド
ロラーゼを用いて製造する場合には、原料の価格が安価
であること、酵素法の利点である無公害、省エネルギー
等の点で従来法と比較して優れており、光学活性な乳酸
製造法として非常に有利である。
また、2−ハロ酸を原料として得られる光学活性な2−
ヒドロキシ酸は、医薬品又はアミノ酸の合成中間体とし
て有用であり、さらには、生化学的試薬としても使用で
きる。
(実施例) 次に9本発明を実施例により具体的に説明する。
参考例1 硫酸アンモニウム5 g/l、  リン酸−カリウム1
 g/a、  リン酸二ナトリウムIg/ffi、硫酸
マグネシウム0.05g/l、硫酸第一鉄0.005g
/A。
水酸化カルシウム0.005 g / A 、硫酸マン
ガン0.0015 g / 1 、 モリブデン酸ナト
リウム0.0015 g/l、pH7,0に調整した培
地24日iを120℃、30分間加熱殺菌した後、DL
−2−クロルプロピオン酸750gを、水酸化ナトリウ
ムにてpH7に調整後、除菌濾過したちの21を加え。
シュードモナスUK113株(徽工研菌寄第5666号
)を接種し、30℃で18時間通気攪拌培養し1次いで
、シャープレスを用いて遠心分離により菌体を採取して
、600gの菌体を得た。得られた菌体を凍結状態で保
存した。
次に、凍結菌体600gを1.22の0.1 Mリン酸
緩衝液(pH7,5)に懸濁し、ダイノミルを用いて細
胞を破壊後、遠心分離により細胞片を除去し、2−ハロ
酸ハリドヒドロラーゼを含む粗抽出液を得た。この粗抽
出液11当り2%の硫酸ブロタミン水溶液200 m 
lを添加し、十分攪拌した後、生じた沈殿を遠心分離に
より除去し、プロタミン上澄みを得た。この上澄みに固
形硫酸アンモニウムを徐々に加えて40%飽和(4℃)
とした。
生成した沈殿を遠心分離により除去し、上澄みにさらに
固形硫酸アンモニウムを徐々に加えて70%飽和(4℃
)とした。生成した沈殿を遠心分離により集め、再び5
0mMリン酸緩衝液(pH7,5)に溶かし1次いで、
30倍量の50mMリン酸緩衝液(pH7,5)に対し
て透析、脱塩して粗酵素液を得た。この粗酵素液を予め
50mMリン酸緩衝液(pH7,5)で平衡化したDE
AEセルロースカラムに通じ、リン酸緩衝液の濃度を徐
々に増して溶出せしめると、リン酸濃度100mM近く
で目的の2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼが溶出した。こ
の区分を集め fg縮、脱塩後、さらに、5mMリン酸
緩衝液(pH7,5)で平衡化したヒドロキシアパタイ
トカラムにその溶出液を通し、5mMリン酸緩衝液から
100mMIJン酸緩衝液の直線勾配の溶出を行ったと
ころ、  25 mMtQ度近(に目的の2−へロ酸ハ
リドヒドロラーゼが溶出した。この溶出区分を濃縮後、
50mMリン酸緩衝液(pH7,5)を溶出液に用いた
セファデックスG−150カラムクロマトグラフイーを
行うことにより、精製された2−ハロ酸ハリドヒドロラ
ーゼを得ることができた。
このようにして得た2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼは、
pH9,4の7.5%アクリルアミドディスク電気泳動
で陽極側に移動し、単一なバンドを与え、セファデック
スG−150ゲルクロマトグラフイーより9分子量は約
5万であった。その収量は約100■で、酵素1■当り
約35単位の力価を示し、その精製度は、粗抽出液を1
とすると約60であった。
実施例1 D及びL−2−クロルプロピオンa50マイクロモルを
含む0.1 M l−リス硫酸緩衝液(p H9,5)
2mlに、ジャーナル・オブ・ヨーロピアン・バイオケ
ミストリー誌(J、 Eur、 Biochem、)第
21巻、99頁(1971年)に記載されている方法に
より得た2−八日酸のL体にのみ作用する性質を有する
2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼ約1.5ユニットを添加
し、30℃にて2時間反応させた後2反応液中のD及び
L−乳酸を定量した。その結果。
D−乳酸(47マイクロモル)の生成が認められたが、
L−乳酸は検出されなかった。
次に、参考例1にて採取した精製酵素1.5ユニツトを
添加し、30℃にて2時間反応を行わしめた後2反応液
中のし一乳酸を定量したところ。
52マイクロモルのし一乳酸が生成していた。これらの
結果をまとめて第1表に示す。
なお、乳酸の定量は、0.4Mのヒドラジンを含む0.
5Mグリシン緩衝液(pH9,0)0.5mj!に30
mMのNAD にコチンアミドアデニンジヌクレオチド
)及び被検液を各々50μl添加し。
DあるいはL−乳酸脱水素酵素2.5ユニツトを加え、
25℃において340 nmにおける単位時間当りの吸
光度の増加を測定し、濃度既知の乳酸カルシウム溶液を
用いて予め作製した検量線から被検液中の乳酸を定量し
た。
第  1  表 第1表から明らかなように2本発明の方法により光学活
性2−ヒドロキシ酸の製造が可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、安価な原料から容易な操作でかつ光学
的に純粋な2−ヒドロキシ酸を製造することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2−ハロゲノカルボン酸のL体のみに作用する性
    質を有する2−ハロ酸ハリドヒドロラーゼを用いて光学
    活性2−ヒドロキシ酸を製造するに際し、原料として2
    −ハロゲノカルボン酸のラセミ体を用い、反応系に2−
    ハロゲノカルボン酸のD体に作用する性質を有する2−
    ハロ酸ハリドヒドロラーゼを作用させることを特徴とす
    る光学活性2−ヒドロキシ酸の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5322782A (en) * 1988-10-20 1994-06-21 Unitika Ltd. Method of synthesizing optically active β-halolactic acid

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5322782A (en) * 1988-10-20 1994-06-21 Unitika Ltd. Method of synthesizing optically active β-halolactic acid

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