JPS63173188A - 文字処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 読取った図形データの特徴を抽出して所定文字として認
識処理する文字処理方式であって、１つの塊で構成され
る一文字列が縦書きのものと、横書きのものと混在して
いる文字図形データ処理の内で、縦書きの文字図形パタ
ーンの処理に長時間を要していたため、−文字列領域の
横幅と縦長の大きさの比率から横文字／縦文字を判定し
、縦書きと判定された場合には、その文字図形パターン
位置を９０°回転させて処理するように構成することに
より、横書き／縦書き文字列の混在した文字図形データ
を容易に短時間に処理することが可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、読取った図形データの特徴を抽出して所定文
字図形として認識処理する文字処理方式に関する。

例えば、論理回路図面等に書かれた文字列を所定記憶装
置に自動入力し、その図形データを製造部門その他が読
取り使用するような場合、文字図形データ列を横方向の
ドツト列毎に走査して認識処理して記憶装置に記憶させ
ている。

一般に、論理回路図面等に書かれた文字列は縦書き／横
書きが混在している場合が多く、この場合特に縦書きの
認識処理が複雑で実質的に認識困難であるため、オペレ
ータの掻作にて全て入力処理することが一般的であった
。

かかる場合の処理が、簡易な方法で短時間に自動処理さ
れることが望まれている。

〔従来の技術〕

第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は読取り
文字図形データの認識処理状況を説明する図をそれぞれ
示す。

第５図のブロック図は図形読取装置の概要を示し、その
構成は、 例えば、光学的に論理回路図面（ａ）を２値データとし
て読取るデータ読取り部１と、 データ読取り部１で読取った２値データを格納する読取
りデータ格納部２と、 読取りデータ格納部２に格納されているデータを格子状
に縦横に区切った領域で図形データを識亭 別するに有効な情報を抽出する特徴抽出部３と、特徴抽
出部３で抽出した情報にもとづく処理を特徴データに施
すデータ処理部４と、 データ処理部４で所定処理を施し、２値データの１つの
領域を分離しその領域のデータを所定文字図形として認
識するデータ認識部５と、データ認識部５で１つの領域
のデータを特徴情報から認識するために照合する各種情
報が予め記憶されている認識辞書部６と、 認識処理された論理回路図面（ａｌ上の文字図形データ
を貯蔵する図形メモリ７とを具備して構成されている。

又、本例のデータ処理部４は特徴抽出部３で抽出した情
報からデータ領域を判定するデータ判定部４１と、 データ判定部４１で判定したデータ領域をドツト単位の
データ列として処理データ記憶部４３にロードするデー
タ列ロード制御部４８と、 データ列ロード制御部４２の制御にもとづき所定データ
列を指定位置に記憶する処理データ記憶部４３と、 処理データ記憶部４３から１ずつのデータ列に分離して
読出し、データ認識部５に送出する１デ一タ列分離部４
４とを具備して構成されている。

例えば、第６図（Ａ）に示すような論理回路の原図面（
ａｌをデータ読取り部会で読取り、その一定の矩形領域
単位に特徴抽出を行い、文字図形らしい格子部分を検出
したものが第６図（Ｂ）に示すような状態である。

第６図（Ｂ）のデータは特徴データであり、矩形領域単
位に表示されている。又、（１）〜（７）の塊が特徴抽
出部３が所定格子領域に区切って得た特徴情報にもとづ
き、データ判定部４１で例えばある文字らしさを判定し
た塊である。

ｌデータ列分離部４４ではこの塊（１）〜（７）毎に分
離してデータ認識部５に送出し、このデータ認識部５に
て所定文字を認識して図形メモリ暮に１つの図面単位に
貯蔵する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

通常、文字図形データを認識する場合は、第６図（Ｂ）
に示すような文字図形らしさの特徴データにもとずき２
値データを横方向に走査して、読取ったデータの特徴情
報を認識辞書部６の情報と照合して認識している。

従って、例えば横書きの文字に縦書きの文字が混在して
いる場合、縦書きの文字の認識が困難となる。

そのため、第６図（Ａ）のような、例えば論理回路図面
（ａｌに書かれている記号名、線分名を表す横書き／縦
書きが混在する文字図形データは、オペレータを介して
入力処理をすることになり、その処理時間として膨大な
時間を要していた。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図は、図形読取装置
内データ処理部４０の機能ブロック構成を示し、その構
成は、 第５図で説明した機能ブロック４２．４３と、特徴が抽
出された該文字図形データが縦書きか、横書きかを判定
する情報を演算する演算手段（縦横比計算部）４５と、 演算手段（縦横比計算部）４５で求めた演算結果情報に
もとずき当該文字図形データの縦書き／横書きを判定す
る手段を具備する判定手段（データ判定部）４６と、 判定手段（データ判定部）４６の判定結果にもとづき当
該文字図形パターンの位置の回転処理を施すデータ回転
手段（文字データ回転部）４７とを具備して構成されて
いる。

〔作用〕

読取った図形データを複数の格子に分割した各格子軸単
位に図形処理され、その文字図形部分に相当する格子軸
に対して、文字らしさを示すフラグを特徴抽出部３にて
付与する。

この文字らしさのフラグが隣接する一塊の矩形領域を、
−文字列を構成する文字図形領域として抽出し、その矩
形領域処理の縦／横比を演算手段（縦横比計算部）４５
で計算する。

その計算結果の比率から縦書きと判定された場合は、デ
ータ回転手段（文字データ回転部）４７で図形パターン
位置を９０°回転させるように構成することにより、′
＃１／横書きが混在した図面の図形データを簡易な構成
で短時間に入力処理することが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図〜第４．図に示す実施例によ
り具体的に説明する。

第２図は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は
本発明の実施例における処理手順を説明する図、第４図
は本発明の実施例におけるデータ回転処理状況を説明す
る図をそれぞれ示す。尚、企図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。

第６図（Ａ）に示す論理回路図面（ａ）は、論理記号、
記号間を結ぶ線分、縦書き文字、横書き文字が混在して
おり、本発明で対象となるものは、図中の文字部分であ
る。

又、前述のように第６図（Ｂ）は、特徴抽出部３で一定
の矩形領域単位に特徴を抽出し、文字らしい格子軸を検
出したもので、図中の大丸は文字らしい部分を表す部分
でフラグ表示している部分であり、黒丸の部分は記号、
線分及び何もデータが無い部分を表している。

第４図（Ａ）は第６図（Ｂ）の領域（５）の文字らしい
部分について、文字領域を抽出する例を示したものであ
る。

この領域（５）の文字領域抽出は、図中の座標（Ｘ、、
Ｙ、）の点から、文字フラグ（大丸）の輪郭を追跡し、
この追跡の過程でＸ、　Ｙ方向の最小値。

最大値を検出しながら座標（Ｘ、、Ｙｎ）の点に戻った
時終了し、座標（Ｘア、Ｙ７）から座標（Ｘｎ　”　２
＊　Ｙ　ｎ　”　９）の矩形領域がこの文字列に対する
文字領域となる。

次に、ここで特徴抽出部３で抽出された最小位置（Ｘ、
、、Ｙｆｉ）、最大位置（Ｘｎ　十ｚ、Ｙｎ　”９）か
ら、縦横比計算部４５は次式に従って横幅（ＷＤ）、縦
長（ＨＴ）を求める。

横幅（ＷＤ）”（Ｘｆｉ十ｇ）　　（Ｘｎ　＋＋）・・
（１式）縦長（ＨＴ）＝（Ｙｎ、＋９）−（Ｙｆｉ＋、
）　・・（２式）又、横幅（ＷＤ）　、縦長（ＨＴ）が
以下に示す条件を満足した時に、縦書き文字列とデータ
判定部４６は判定し、それ以外の時は横書き文字列とす
る。即ち、（ＩＴ　／　２）　＞ＷＤ・・・（３式）の
条件が成立するか、又は （ＨＴ　＞ＷＤ）と（ＨＴ　＞Ｖ−ＴＨ）と（ＷＤ　≦
Ｖ　−ＴＨ）・・・（４式） が成立するかした場合は、縦書き文字列と判定する。

但し、Ｖ　、　ＴＨは予め定められた闇値を示す。

上記条件が成立し、データ判定部４６で縦書き文字列と
判定された時、座標位置（Ｘ、、、Ｙｎ）。

（Ｘｎ　十ｚ、　Ｙｎ　＋９）から、第４図（Ｂ）に示
す如く、最小位置（ＸＬ、ＹＬ　）　、最大位置（ＸＨ
，ＹＨ）とした矩形領域の図形データを時計回りに９０
゜回転させる。

即ち、座標位置を９０°変換した後、その図形データを
データ列ロード制御部４２の制御のちとにバッファであ
る処理データ記憶部４３に格納し、１デ一タ列分離部４
４にて処理データ記憶部４３内図形データから１文字図
形単位に分離し、データ認識部５で認識処理を行う。

尚、第３図は上記手順をフローチャートで図示したもの
である。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、縦／横書きが混在した図
面の図形データを簡易な構成で短時間に自動入力処理す
ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は本発明の
実施例における処理手順を説明する図、 第４図は本発明の実施例におけるデータ回転処理状況を
説明する図、 第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は読取り
文字図形データの認識処理状況を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 ｌはデータ読取り部、 ２は読取りデータ格納部、 ３は特徴抽出部、　　　　４，４０はデータ処理部、５
はデータ認識部、　　　６は認識辞書部、７は図形メモ
リ、　　　　４１はデータ判定部、４２はデータ列ロー
ド制御部、 ４３は処理データ記憶部、　４４は１デ一タ列分離部、
４５は縦横比計算部（演算手段）、 ４６はデータ判定部（判定手段）、 ４７は文字データ回転部（データ回転手段）、をそれぞ
れ示す。 場渣札日肋う　囲 、１５　　　デ”＞Ｆｂ （Ａ）　　　　　　　　　　（Ｂ） 話取り文゛宇図形テータ０吉乙名ハレ得理収シ兄？説朗
Ｔろ２第　６　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 読取ったデータの特徴を抽出し、そのデータを認識処理
   して所定文字図形として記憶部分に格納する装置におい
   て、 その特徴が抽出された文字図形データが縦書きか、横書
   きかを判定する情報を演算する演算手段（４５）と、 前記演算手段（４５）で求めた演算結果情報にもとずき
   当該文字図形データの縦書き／横書きを判定する機能を
   具備する判定手段（４６）と、 前記判定手段（４６）の判定結果にもとづき当該文字図
   形データの回転処理を施す文字データ回転手段（４７）
   とを設け、 所定文字図形データ領域の横幅と縦長の大きさの比率か
   ら当該文字図形の縦書き／横書きを判定し、縦書きの場
   合は当該文字図形パターン位置を所定角度に回転処理す
   ることを特徴とする文字処理方式。