JPS6317279B2 - - Google Patents

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JPS6317279B2
JPS6317279B2 JP9265981A JP9265981A JPS6317279B2 JP S6317279 B2 JPS6317279 B2 JP S6317279B2 JP 9265981 A JP9265981 A JP 9265981A JP 9265981 A JP9265981 A JP 9265981A JP S6317279 B2 JPS6317279 B2 JP S6317279B2
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JP
Japan
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digital switch
switch module
call
digital
virtual
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JP9265981A
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JPS57207498A (en
Inventor
Takao Fujita
Toshio Katsuki
Toshiki Hatanaka
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP9265981A priority Critical patent/JPS57207498A/ja
Publication of JPS57207498A publication Critical patent/JPS57207498A/ja
Publication of JPS6317279B2 publication Critical patent/JPS6317279B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイジタル通話路網の通話路の設定制
御方式、さらに詳しく言えば、複数個の電話機回
線等のターミナルを収容したデイジタル・スイツ
チ・モジユールの複数個から構成された通話路網
と、上記デイジタル・スイツチ・モジユールを個
個に制御するためにデイジタル・スイツチ・モジ
ユール毎に設けられたコール・プロセツサと、上
記コール・プロセツサの総てを制御するメイン・
プロセツサとを具備する分散制御形交換機におけ
るデイジタル通話路網の通話路の設定制御方式に
関する。
複数個の電話機、回線等のターミナルを収容し
たデイジタル・スイツチ・モジユールの複数個か
ら構成された通話路網を有し、デイジタル・スイ
ツチ・モジユール毎に設けたコールプロセツサに
より対応するデイジタル・スイツチ・モジユール
を制御して通話路設定等の呼処理を行なう分散制
御式のデイジタル交換機においては、接続すべき
ターミナル(電話機または中継回線)が異るデイ
ジタル・スイツチ・モジユールに属し、従つて、
呼制御に対して、異るデイジタル・スイツチ・モ
ジユールに対応する2個のコール・プロセツサが
1つの呼の呼制御に関与しなければならない場合
は、従来の考え方に従えば、発呼側のコール・プ
ロセツサは呼の制御情報を保持して呼の制御権を
有し、被呼側コール・プロセツサと相互に論理を
とりながら各種情報(発呼、被呼の状態遷移に関
する情報を含む)を通知しあいながら呼制御を行
う。
この従来の考え方に従つて構成した制御方式
は、一方のコール・プロセツサが障害となり、こ
のコール・プロセツサが呼制御ができなくなれ
ば、呼の接続制御が不可能となるのみならず、両
コール・プロセツサ間の制御論理がくずれるた
め、正常な相手コール・プロセツサまで障害に引
込まれ、他の呼の処理に重大な影響を与えるとい
うような障害に弱い欠点がある。
さらに、従来の方式は、各種要因の発生に対し
てプロセツサ間の処理を考慮しなければならない
ので、プロセツサ間の通信回数を減少させること
ができる、また、設計工数の削減およびソフト・
ウエア量の減少も不可能で、また、発呼および被
呼ターミナルの種別(例えばPBX、公衆電話、
台、一般加入者、会議電話発信等)が変わる毎
に、発呼、被呼ターミナル種別の組合せで接続処
理を定義する必要があり、各種類のサービスを実
行可能にしようとするとソフト・ウエア量が著し
く増加するが、実際には、サービス適用拡範が狭
くなつてもソフト・ウエア量を現実的に抑えなけ
ればならない、等の欠点がある。
本発明は、複数個のターミナルを収容したデイ
ジタル・スイツチ・モジユールの複数個から構成
された通話路網と、上記デイジタル・スイツチ・
モジユールを個々に制御するためにデイジタル・
スイツチ・モジユール毎に設けられたコール・プ
ロセツサと、上記コール・プロセツサの総べてを
制御するメイン・プロセツサとを具備する分散制
御形交換器の通話路設定制御方式において、従来
方式の上記の欠点を除去し、各デイジタル・スイ
ツチ・モジユールを恰も独立した交換機の通話路
網のように対応するコール・プロセツサで制御す
ることにより、障害に強く、プロセツサ間通信回
数、設計工数、ソフトウエア量を減少し得られ、
かつサービス適用範囲を拡大し得るこの種のデイ
ジタル通話路網の通話路の設定制御方式を提供す
ることを目的とする。
次に本発明を図面について説明する。
第1図は本発明を実施し得る上記の構成のデイ
ジタル交換機の一例の接続の概略を示す図であ
る。図において、DSMi,DSMjはそれぞれデイ
ジタル・スイツチ・モジユール、CPRi,CPRj
それぞれコール・プロセツサでそれぞれが対応す
るデイジタル・スイツチ・モジユールDSMi
DSMjの制御を行ない、MPRはメイン・プロセ
ツサで、総べてのコール・プロセツサCPRi
CPRjを制御する。デイジタル・スイツチ・モジ
ユールDSMi,DSMjのなかのMPXi,MPXjはマ
ルチプレクサ、PTSWi,PTSWjは1次時間スイ
ツチ、STSWi,STSWjは2次時間スイツチ、
DMPXi,DMPXjデマルチプレクサである。な
お、1次時間スイツチPTSWi,PTSWjの出側ハ
イウエイはゲートを介して、この交換機の全べて
のデイジタル・スイツチ・モジユールの2次時間
スイツチSTSWi,STSWj〜の入側ハイウエイに
接続され、これ等ハイウエイとゲートにより空間
スイツチSSWを構成している。図から容易に判
明するようにこのデイジタル通話路網はいわゆる
T−S−T構成である。なお、SA,SBはターミ
ナルとして電話機、TA,TBはそれぞれのター
ミナル回路であつて、電話機SA,SBよりの2線
式加入者回線を2線4線変換し、電話機から送ら
れる通話信号をデイジタル化してデイジタル通話
路網へ入力させ、デイジタル通話路網から出力す
るデイジタル通話信号をアナログ化して電話機に
出力する。CM1〜CM6は、それぞれ1次、2次
時間スイツチおよび空間スイツチのコントロー
ル・メモリである。コール・プロセツサCPRi
CPRjはそれぞれ中央制御装置CCi,CCjおよび主
記憶装置MMi,MMjとから構成され、メイン・
プロセツサMPRは中央制御装置CC、主記憶装置
MMおよびフアイル記憶装置FMとから構成さ
れ、なお、CBはこれ等中央制御装置間の通信を
行なうための共通バスである。
いま、デイジタル・スイツチ・モジユール
DSMiに収容されている電話機SAとデイジタル・
スイツチ・モジユールDSMjに収容されている
SBとの間に通話路を設定しようとすれば、各コ
ントロール・メモリCM1〜CM6に、コール・プ
ロセツサCPRi,CPRjにより、図示のようにデー
タを書き込む。ここにコントロール・メモリ
CM1〜CM6の左側の文字はタイムスロツト番号
に相当するもので、ここではコントロール・メモ
リのアドレスを示すものである。
電話機SAからの通話信号はターミナル回路
TAにおいてデイジタル化され、マルチプレクサ
MPXiの番号Mの端子から入力し、他の図示しな
い電話機からマルチプレクサMPXiの他の端子に
入力するデイジタル通話信号と時分割多重化され
て1次時間スイツチPTSWjに入力する。この際
電話機SAよりのデイジタル通話信号Aには、そ
の収容端子番号Mに相当するタイムスロツトTSn
にのせられる。1次時間スイツチPTSWiはラン
ダム書込み、シーケンシヤル読出し動作を行な
い、タイムスロツトTSnの時点において、コント
ロール・メモリCM1のアドレスm(タイムスロツ
トTSn上の通話信号が入力するときアクセスす
る)の内容αに従つて、1次時間スイツチ
PTSWiのアドレスαに書込まれる。1次時間ス
イツチPTSWiは、タイムスロツトに同期して順
次に(シーケンシヤルに)読出されるよう構成さ
れているので、タイムスロツトTS〓の時点におい
て通話信号Aが読み出され、すなわちタイムスロ
ツトTS〓にのせられて空間スイツチSSWに入力す
る。コントロールメモリCM2の内容に従つて、
タイムスロツトTS〓の時点において、ゲートJが
導通し、通話信号Aは、タイムスロツトTS〓にの
せられてデイジタル・スイツチ・モジユール
DSMjの2次時間スイツチSTSWjに入力する。2
次時間スイツチSTSWi,STSWjはシーケンシヤ
ル書込み、ランダム読出し動作を行なうよう構成
されているので、タイムスロツトTS〓にのつてい
る通話信号は、2次時間スイツチSTSWjのアド
レス順に書込まれ、この場合アドレスαに書込ま
れる。そして、タイムスロツトTSoの時点におい
て、コントロールメモリCM6のアドレスnの内
容αが読出され、この内容αをアドレスとして2
次時間スイツチSTSWjよりアドレスαに書込ま
れた通話信号Aが読出され、該通話信号Aはタイ
ムスロツトTSoにのつてデマルチプレクサ
DMPXjに入力する。このタイムスロツトTSo
の通話信号Aは、デマルチプレクサDMPXjの番
号Nの端子(電話機SBの収容端子)に分離され、
ターミナル回路TBにおいて、アナログ形式に復
号化されて電話機SBに達する。
電話機SBか送出される通話信号も上記と同様
にして電話機SAに達し、両電話機SA,SB間に
通話路が設定され通話が可能となる。
第1図に示す例においては、電話機SAの送話
側と受話側は、デイジタル・スイツチ・モジユー
ルDSMiのマルチプレクサMPXiおよびデマルチ
プレクサDMPXiの同一番号Mの端子に収容され、
また、電話機SBの送話側と受話側は、デイジタ
ル・スイツチ・モジユールDSMjのマルチプレク
サMPXjおよびデマルチプレクサDMPXjの同一
番号Nの端子に収容されている。この変換機の通
話路網はデイジタル・スイツチ・モジユールとし
てDSMi,DSMjの2個で構成された例を示した
が、デイジタル・スイツチ・モジユールは2個に
限ることなく、多数のデイジタル・スイツチ・モ
ジユールを用いてさらに大規模の通話路網を構成
することができる。このような場合各デイジタ
ル・スイツチ・モジユール毎にコール・プロセツ
サ(CPRi,CPRj〜等)を設けるが、メイン・プ
ロセツサMPRは1個で総べてのコール・プロセ
ツサを制御する。
本発明においては、前記した目的を達成するた
めに、コール・プロセツサ(CPRi,CPRj等)
は、自己の支配するデイジタル・スイツチ・モジ
ユールを恰も1個の独立した交換機の通話路網の
ように制御する。このために、第2図に示すよう
に、実線で示す実在するデイジタル・スイツチ・
モジユールDSMRi,DSMRj(それぞれ第1図の
DSMi,DSMjに対応)に対して、点線で示すよ
うに、実在するデイジタル・スイツチ・モジユー
ルと同様構成のデイジタル・スイツチ・モジユー
ルDSMIi,DSMIjが存在すると仮定して、制御系
特にコール・プロセツサは、実在するデイジタ
ル・スイツチ・モジユールと仮想のデイジタル・
スイツチ・モジユールとをともに同様に制御し得
るソフト・ウエアを有し、これ等両デイジタル・
スイツチ・モジユールに対する接続オーダを作成
し得るよう構成される。第2図における記号は第
1図の記号と対応するものを示す。電話機SAと、
異るデイジタル・スイツチ・モジユールに収容さ
れた電話機SBとの接続に当つては、電話機SAの
収容されているデイジタル・スイツチ・モジユー
ルDSMiを支配するコール・プロセツサCPRiにお
いて、電話機SAを仮想のデイジタル・スイツ
チ・モジユールDSMIiの仮想ターミナル回路TIi
に接続する接続オーダを編集して準備し、また、
デイジタル・スイツチ・モジユールDSMjを支配
するコール・プロセツサCPRjにおいても同様に
電話機SBの仮想のデイジタル・スイツチ・モジ
ユールDSMIjの仮想ターミナル回路TIjに接続す
る接続オーダを編集して準備する。この場合、こ
の通話接続は、電話機SAの発呼により、デイジ
タル・スイツチ・モジユールDSMiから被呼電話
機SBのデイジタル・スイツチ・モジユール
DSMjに達するものとすれば、仮想ターミナル回
路TIiは出力トランク、仮想ターミナル回路TIj
上記に対応する入トランクに対応し、両者は仮想
中継線LIで接続されているものと仮想する。コ
ール・プロセツサCPRi,CPRjにおいて、前記し
た呼接続に対する接続オーダの作成が完了したと
き、実在するデジジタル・スイツチ・モジユール
DSMRi,DSMRjに対する接続設定のための接続
オーダ(コントロールメモリに対する書込み)の
みを送出し、仮想デイジタル・スイツチ・モジユ
ールDSMIi,DSMIjに対する接続オーダの送出を
阻止する。これにより、第1図に示す通話路対応
の通話路が、第2図においても、実在するデイジ
タル・スイツチ・モジユールDSMRi,DSMjを経
て、実線で示すように設定される。
第3図は、上記の接続制御の手順およびコー
ル・プロセツサCPRi,CPRjの主記憶装置MMi
MMjおよびメイン・プロセツサMPRの主記憶装
置MM、フアイル記憶装置FMの内容を示す図で
ある。第3図は、第1図(あるいは第2図)にお
いて、コール・プロセツサCPRiの支配するデイ
ジタル・スイツチ・モジユールDSMiに収容され
ている電話機SAの発呼により、該電話機SAより
コール・プロセツサCPRjの支配する異るデイジ
タル・スイツチ・モジユールDSMjに収容されて
いる電話機SBに通話路を設定制御する場合を説
明するためのものである。
図において、MPRはメイン・プロセツサで、
その中央制御装置CCは主記憶装置MMとフアイ
ル記憶装置FMを有する。主記憶装置MMはタイ
ムスロツト空塞管理テーブルTSTを含み、この
タイムスロツト空塞管理テーブルTSTは、全べ
てのデイジタル・スイツチ・モジユール
(DSMi,DSMj〜)の空間スイツチSSWに入出力
するハイウエイのタイムスロツトの空塞情報が書
込まれている。フアイル記憶装置FMには加入者
データエリヤSDAが設けられ、全加入者に対し
て個々の加入者情報が格納されている。加入者情
報としては、加入者の電話番号情報、加入者の収
容位置情報、加入者クラス情報、加入者の現状
(接続可情報〜等)その他があり、加入者情報は
電話番号からでも、収容位置情報から検索するこ
とができる。
CPRiおよびCPRjはそれぞれ中央制御装置CCi
CCjおよび主記憶装置MMi,MMjを有する。各
主記憶装置MMi,MMj〜はそれぞれ加入者空塞
管理テーブルSBTおよび仮想ターミナルエリア
TIAを含む。加入者空塞管理テーブルには、自
コール・プロセツサの支配するデイジタル・スイ
ツチ・モジユール収容加入者の空塞の状態を示す
情報を格納し、加入者収容位置情報により検索す
ることができる。仮想ターミナルエリアTIAに
は、自コール・プロセツサの支配する仮想デイジ
タル・スイツチ・モジユールの仮想ターミナル回
路の情報(仮想収容位置情報等)と、これと対に
なる相手仮想ターミナル回路の情報を格納してい
る。自仮想ターミナル回路の情報は、実在する自
デイジタル・スイツチ・モジユールにおいて使用
するタイムスロツト番号(空間スイツチSSWに
入力する)で検索することにより求めることがで
きる。相手仮想ターミナル回路の情報は、自仮想
ターミナル回路の情報を相手デイジタル・スイツ
チ・モジユールの番号(上記DSMあるいはCPR
に付したサフイツクスに対応)から求めることが
できる。
次に、本発明による通話路の設定制御を第3図
について説明する。第1図あるいは第2図におい
て、デイジタル・スイツチ・モジユールDSMi
収容されている電話機SAの発した呼を異るデイ
ジタル・スイツチ・モジユールDSMjに収容され
た電話機SBに着信接続する制御の場合、次の手
順により行なわれる。図において1,2〜等で示
す線は、中央制御装置間の情報の授受を示す。
(1) 電話機SAが発呼すると、コール・プロセツ
サCPRiの中央制御装置CCiはこれを検出し、発
呼電話機SAの収容位置情報を得て、これを線
1で示すようにメイン・プロセツサMPRの中
央制御装置CCに送る。該中央制御装置CCは該
加入者位置情報に基づいて、フアイル記憶装置
中の加入者データエリアSDAより該発呼加入
者の加入者情報を得る。
(2) この加入者情報は線2で示すように、コー
ル・プロセツサCPRiの中央制御装置CCiに返送
される。中央制御装置CCiは発呼加入者情報を
主記憶装置CCiに記憶させる。
(3) 中央制御装置CCiは発呼電話機SAから発せら
れるダイヤル情報(被呼電話機電話番号情報)
を検出し、線3で示すようにこの情報をメイ
ン・プロセツサMPRの中央制御装置CCに送
る。中央制御装置CCは送られた被呼電話番号
情報により、フアイル記憶装置FMの中の加入
者データエリアSDAから被呼電話機SBの収容
されているデイジタル・スイツチ・モジユール
番号、収容位置情報を求める。
(4) 中央制御装置CCは上記の情報を線4で示す
ようにコール・プロセツサCPRiの中央制御装
置に送る。中央制御装置CCiはこの情報(被呼
電話機の収容されているデイジタル・スイツ
チ・モジユール番号情報、収容位置情報)を主
記憶装置MMiに書込む。
(5) 次に中央制御装置CCiは発呼および被呼電話
機SA,SBの収容されているデイジタル・スイ
ツチ・モジユール番号および収容位置情報をそ
の主記憶装置MMiから読取り線5で示すよう
にメイン・プロセツサMPRの中央制御装置CC
に送り、発呼および被呼電話機SA,SB間を接
続するためのそれぞれのデイジタル・スイツ
チ・モジユールDSMi,DSMjの空タイムスロ
ツト番号の通知を要求する。
(6) 上記情報を受けた中央制御装置CCは、主記
憶装置MMのタイムスロツト空塞管理テーブル
TSTより、デイジタル・スイツチ・モジユー
ルDSMiとDSMjとにおけるチヤネル・マツチ
した2個1組の空きタイムスロツトを見出す。
なお、デイジタル・スイツチ・モジユール
DSMiの空きタイムスロツトの番号をa、同じ
くデイジタル・スイツチ・モジユールDSMj
空きタイムスロツトの番号をbとしたとき、対
制御の場合a=b+f/2(ただし、fは1フ
レーム中のタイムスロツトの総数)となる1組
であればチヤネル・マツチはとれるので、この
ようなaとbとを見出すものとする。なお、こ
のa,bは第1図に示すタイムスロツト番号の
α,βに対応する。中央制御装置CCは、上記
のようにして見出したタイムスロツト番号a,
bを線bで示すように中央制御装置CCiに返送
する。
(7) 中央制御装置CCiが上記タイムスロツト番号
a,bを受けると、これ等を一旦記憶装置
MMiに格納し、自(発呼側)デイジタル・ス
イツチ・モジユールDSMi側のタイムスロツト
番号aに対応する仮想ターミナル回路TIiの収
容位置情報を、主記憶装置MMiの仮想ターミ
ナルエリアTIAから求め、このようにして求
められた仮想ターミナル収容位置情報により仮
想ターミナル回路TIiの起動オーダを作成し、
コール・プロセツサCPRi内で起動処理を行な
う。
(8) 中央制御装置CCiは発呼側の仮想ターミナル
回路TIiの収容位置情報a′および相手(被呼側)
デイジタル・スイツチ・モジユール番号(この
場合j)により相手側の仮想ターミナル回路
TIjの収容位置情報b′を得、また、被呼電話機
SBの収容位置情報を主記憶装置CCiから読出
し、線7で示すように、相手(被呼側)のコー
ル・プロセツサCPRjの中央制御装置CCjに、被
呼電話機SBの収容位置情報、相手デイジタ
ル・スイツチ・モジユールDSMjにおいて使用
すべき空きタイムスロツト番号情報bを送り、
また相手側仮想ターミナル回路TIjの収容位置
情報b′とともに該仮想ターミナル回路の起動制
御要求を送る。
(9) 中央制御装置CCjは上記情報を受けて、これ
等を主記憶装置MMjに格納するとともに、仮
想ターミナル回路TIjの起動要求により、その
収容位置情報に基づき、その起動オーダを作成
し、コール・プロセツサCPRj内で起動処理を
行ない、また、被呼電話機SBの収容位置情報
により、主記憶装置CCj中の加入者空塞管理テ
ーブルSBTを検索して、被呼電話機SBの空塞
を検出する。
(10) 被呼側コール・プロセツサCPRjにおいて、
その中央制御装置CCjが被呼電話機SBの空きを
検出すれば、(i)まづ、線8に示すように、この
旨を発呼側コール、プロセツサCPRiの中央制
御装置CCiに通知し、(ii)主記憶装置MMjに格納
されている加入者収容位置情報、タイムスロツ
ト番号b、仮想ターミナル回路TIjの収容位置
情報b′、発呼側デイジタル・スイツチ・モジユ
ールDSMi番号iから接続オーダーを編集し、
これと主記憶装置MMjに設定する。第2図の
被呼側のデイジタル・スイツチ・モジユール
DSMjにおいて、実在のデイジタル・スイツ
チ・モジユールDSMRjとともに仮想デイジタ
ル・スイツチ・モジユールDSMIjも実在する
ものとすれば、上記の接続オーダーをデイジタ
ル・スイツチ・モジユールに送出して、実行す
れば、被呼電話機SAと仮想ターミナル回路TIj
との間に通話路が設定されるであろうが、実際
には、主記憶装置MMjの中に組立てられた上
記接続オーダーのうち、実在のデイジタル・ス
イツチ・モジユールDSMRjに対するオーダー
のみを中央制御装置CCjを経由して送出して、
接続処理を実行させ、仮想デイジタル・スイツ
チ・モジユールDSMIjに対する接続オーダー
は、中央制御装置CCjにおいて送出を阻止す
る。
(11) 発呼側コール・プロセツサCPRiにおいては、
その中央制御装置CCiが前記の被呼電話機SBの
空き情報を受けると、被呼側コール・プロセツ
サCPRjにおける接続オーダ送出処理と同様に、
その主記憶装置MMiに格納されている、発呼
電話機収容位置情報、タイムスロツト番号a、
仮想スイツチ回路TIiの収容位置情報a′、被呼
側デイジタル・スイツチ・モジユールDSMj
号jから接続オーダーを編集し、これを主記憶
装置MMiに設定する。以後は被呼側コール・
プロセツサCPRjと同様な処理を行なう。
以上述べた手順で、第2図における実在のデイ
ジタル・スイツチ・モジユールDSMRi,DSMRj
を経て、電話機SA,SB間に実線で示す通話路が
設定される。第1図は、第2図から仮想デイジタ
ル・スイツチ・モジユールを取り去つて、実在デ
イジタル・スイツチ・モジユールを経て設定され
た実際の通話路が示される。第1図におけるタイ
ム・スロツト番号α,βは前記タイム・スロツト
番号a,bに対応し、またI,Jはデイジタル・
スイツチ・モジユールDSMi,DSMjの番号i,
jに対応する。上記の接続オーダにより、第1図
に示すように、各コントロール・メモリCM1
CM6に図示のデータが書込まれることは言うま
でもない。
以上本発明の一実施例を説明したが、本発明は
上記実施例に限られるものではなく、その技術的
範囲において、種々の変形が可能である。
上記実施例は、それぞれコール・プロセツサを
有する2個のデイジタル・スイツチ・モジユール
で構成した通話路網を有するものであるが、多数
のデイジタル・スイツチ・モジユールで構成し、
通話路網を拡大することができる。1次および2
次時間スイツチは、それぞれ、ランダム書込みシ
ーリアル読出し、および、シーリアル書込みラン
ダム読出し、を採用しているが、このやり方に限
定されるものでなく他のやり方を採用することも
可能であり、また、電話機等のターミナルに対し
て、収容位置対応のタイムスロツトを与えたが、
任意のタイムスロツトを与えるようにすることも
可能である。
本発明は上記のように構成されているので、複
数個の、電話機または回線等のターミナルを収容
したデイジタル・スイツチ・モジユールの複数個
から構成された通話路網を、デイジタル・スイツ
チ・モジユール対応に設けたコール・プロセツサ
に分散制御させて通話路の設定を行なう場合、異
るデイジタル・スイツチ・モジユールに亘る呼に
おいて、各コール・プロセツサはその通話路網制
御範囲すなわち、各コール・プロセツサの支配す
るデイジタル・スイツチ・モジユールの範囲を境
とし、その境界に仮想ターミナル回路を置き、各
コール・プロセツサは、自己の支配するデイジタ
ル・スイツチ・モジユール内において、電話機と
仮想ターミナル回路との間の接続を、恰も独立し
た交換局における1つの呼接続として扱い、自己
の仮想ターミナル回路と相手デイジタル・スイツ
チ・モジユールの仮想ターミナル回路とを局間の
接続として扱い、仮想ターミナル回路間の情報伝
送(例えば起動信号)には、CC−CC間通信によ
る局間信号方式を導入することにより、各コー
ル・プロセツサは、その支配するデイジタル・ス
イツチ・モジユールを独立した局として収容する
電話機および仮想ターミナル回路を独自に管理し
て呼を制御することができる。従つて、一方のコ
ール・プロセツサが障害となつても、そのプロセ
ツサの支配するデイジタル・スイツチ・モジユー
ルにおける電話機と仮想ターミナル回路との接続
は制御不能となるが、相手デイジタル・スイツ
チ・モジユールのコール・プロセツサは障害に引
込まれることはない。一方のコール・プロセツサ
の障害時には、障害コール・プロセツサの支配す
るデイジタル・スイツチ・モジユール収容の電話
機との通話はとだえることがあるが、正常なコー
ル・プロセツサの支配するデイジタル・スイツ
チ・モジユールは電話機が終話すれば正常に復旧
する。上記の場合正常なコール・プロセツサに保
持されている電話機または回線に関する情報が乱
されることはない。以上のように、本発明は障害
に強い効果がある。
また、従来の処理方式では、各種要因の発生に
対しプロセツサ間の処理を意識して設定しなけれ
ばならなかつたが、本発明ではプロセツサ間の処
理は仮想ターミナルに集約しているので、各種接
続処理に対して単一プロセツサで行なう処理とし
て設計すればよく、設計工数の削減とソフトウエ
ア量の減少がはかれる効果がある。
さらに、本発明においては、接続状態の移行
(移行要因としては、応答、終話等がある。)処理
において、相手電話機の状態チエツクは不要で、
単に移行要因通知だけでよく、プロセツサ間通信
は単純化し、通信回数も減少する。
発呼および被呼ターミナル(電話機、回線等)
を同一に管理する従来の接続処理方式では、発呼
および被呼ターミナル種別の組合せで接続処理を
定義する必要があり、その組合せの数はサービス
(一般加入電話機、PBX、公衆電話機、台〜等に
対するサービス)が増えれば著しく増加する。そ
のため多様のサービスを実施しようとすると多量
のソフト・ウエアが必要となり、実際上ソフト・
ウエアをある限度以上に増加させることができな
いのでサービス種類を限定しなければならなかつ
た。しかし、本発明では、発呼側被呼側のターミ
ナル種類をスロツト各々分離管理するので、接続
処理としては発呼側ターミナル種別、被呼側ター
ミナル種別を別々に考えればよく、そのためソフ
ト・ウエア量が減少するが、この減少した分をサ
ービスの拡大にふり向けることができ、従つてサ
ービス適用範囲の拡大をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施し得る分散制御形デイジ
タル交換機の一例の接続構成図、第2図は実在す
るデイジタル・スイツチ・モジユールに対して、
本発明に従つて仮想デイジタル・スイツチ・モジ
ユールおよび仮想ターミナル回路を付加した場合
の接続図、第3図は本発明の実施例における接続
制御手順と各プロセツサの主記憶装置の構成を示
す図である。 SA,SB……電話機、DSMi,DSMj……デイ
ジタル・スイツチ・モジユール、CPRi,CPRj
…コール・プロセツサ、MPR……メイン・プロ
セツサ、TA,TB……ターミナル回路、MPXi
MPXj……マルチプレクサ、PTSWi,PTSWj
…1次時間スイツチ、STSWi,STSWj……2次
時間スイツチ、DMPXi,DMPXj……デマルチプ
レクサ、SSW……空間スイツチ、MM,MMi
MMj……主記憶装置、FM……フアイル記憶装
置、CC,CCi,CCj……中央制御装置、CB……共
通バス、CM1〜CM6……コントロール・メモリ、
DSMRi,DSMRj……実在デイジタル・スイツ
チ・モジユール、DSMIi,DSMIj……仮想デイジ
タル・スイツチ・モジユール、TIi,TIj……仮想
ターミナル回路、LI……仮想中継線、TST……
タイムスロツト空塞管理テーブル、SDA……加
入者データ・エリア、SBT……加入者空塞管理
テーブル、TIA……仮想ターミナルエリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個のターミナルを収容したデイジタル・
    スイツチ・モジユールの複数個から構成された通
    話路網と、上記デイジタル・スイツチ・モジユー
    ルを個々に制御するためにデイジタル・スイツ
    チ・モジユール毎に設けられたコール・プロセツ
    サと、上記コール・プロセツサの総べてを制御す
    るメイン・プロセツサとを具備する分散制御形交
    換機において、各コール・プロセツサはその支配
    するデイジタル・スイツチ・モジユールと該デイ
    ジタル・スイツチ・モジユールと同様構成の仮想
    デイジタル・スイツチ・モジユールとの接続オー
    ダを作成することが可能なように構成され、異る
    デイジタル・スイツチ・モジユールに亘る呼の接
    続に際しては、発呼ターミナルの収容されている
    発呼側デイジタル・スイツチ・モジユールを支配
    するコール・プロセツサは、発呼側仮想デイジタ
    ル・スイツチ・モジユールに収容されていると仮
    想した仮想ターミナル回路の起動オーダを作成す
    るとともに被呼ターミナルの収容されている被呼
    側の仮想デイジタル・スイツチ・モジユールの上
    記仮想ターミナル回路に対応する仮想ターミナル
    回路の起動制御要求を被呼側コール・プロセツサ
    に送り、上記各コール・プロセツサはそれぞれ発
    呼および被呼ターミナルを実在するデイジタル・
    スイツチ・モジユール、仮想デイジタル・スイツ
    チ・モジユールを経て仮想ターミナル回路に接続
    するための接続オーダを編集し、接続処理の実行
    に当つては上記の編集された接続オーダの仮想デ
    イジタル・スイツチ・モジユールに対するものの
    送出を阻止し、実在するデイジタル・スイツチ・
    モジユールに対する接続オーダを送出して、上記
    発呼および被呼側のデイジタル・スイツチ・モジ
    ユールを経て発呼および被呼ターミナル間の通話
    路を設定することを特徴とするデイジタル通話路
    網制御方式。
JP9265981A 1981-06-16 1981-06-16 Controlling system for digital channel network Granted JPS57207498A (en)

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JPH0650915B2 (ja) * 1985-03-18 1994-06-29 日本電信電話株式会社 デ−タ駆動型デイジタル交換機
JP2772009B2 (ja) * 1989-01-12 1998-07-02 株式会社東芝 スイッチ制御装置

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