JPS63171764A - シ−ト集積装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、搬送されて来た紙、フィルム、金属板等のシ
ートを集積するシート集積装置の改良に関するものであ
る。

（従来の技術） 一枚づつ搬送されてくるシートを積重ねて集積する装置
の１つに、シート搬送方向後方に設（）られた前ストッ
パにより搬送されてくるシートの前端を受は止めて該シ
ートをその前端位置を揃えながら集積するものが知られ
ている。

このようなシートの集積装置の１つとして、例えば′第
３図に示すように、可動式で緩衝作用を有する前ストッ
パ１と、この館ストッパ１に対向して設けられた侵スト
ッパ２とにより集積枠が形成され、この集積枠内にシー
ト３が投入されて集積されるタイプのものがある。

この集積装置の後ス（・ツバ２は、コンベア４により矢
印Ａｈ向に搬送されてさ゛たシート３ａの集積枠への投
入姿勢を良θｆにりるよう、エアー噴出孔２ａから集積
枠内へシート投入方向に沿って一定９のエアー（矢印Ｂ
）を吐出するよう形成されている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来の装置における後ストッパ２か
ら吐出されるエアー笛は常に一定であるので、例えば搬
送されてくるシートの種類が異なるか、あるいはシート
の種類は同一であってもシートの搬送速度が具なる等に
より搬送されてくるシー１−に関する各種の条件（シー
ト条件）、例えばシートの厚み、重υ、寸法、搬送速度
（集積枠へのシート投入速度）、シートのそり等が異な
る場合、一定のエアー吐出ωでシート条件の異なる全て
のシートの投入姿勢を常に最良の状態に保持するのは困
難である。

例えば第４Ａ図に示すように、予め設定されている一定
のエアー吐出量（矢印Ｂ）があるシート３ｂのシート条
件に適するエアーの吐出ωより大きいとシート３ｂの投
入姿勢（投入位置）が高くなりＪざ、シート３ｂの先端
部が前ストッパ１の不適正な位置に当たり、シーｔ−３
ｂに折れが発生したり、またシート３ｂの落下に時間が
かかり、後続シー１〜が衝突してシート破損やざらには
集積に支障を来たｊものとなる。

また、逆に第４Ｂ図に示Ｊように、予め設定されている
一定のエアー吐出量（矢印Ｂ）がシート３Ｇのシート条
ｆ１に適応づるエアーの吐出ωより少ない場合、シート
３Ｃが集積枠の中で早く落下り゛るためシート３Ｃの投
入姿勢（投入位置）が低くなりすぎ、シート３Ｃの先端
が集積されているシート３の上面をこりって傷を付けた
り、シート３Ｃの後端が後ストッパ２にひっかかり、後
続シートに衝突し集積に不都合を生じるものとなる。

上記のような問題点に鑑み、本発明の目的は、シートの
厚み、重石、寸法シートの投入速痘およびシートのそり
等のシート条件が異なるシートが投入されても、それら
のシートの投入姿勢を常に良好な状態に保つことのでき
るシートの集積装置を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明に係るシートの集積装置は、前記問題点を解決す
るために、前ストッパと後ストッパとにより集積枠が形
成され館記後ストッパからシート搬送方向前方に向けて
エアーを吐出させるシート集積装置にＪ３いて、シート
投入時におけるシート投入姿勢を検出するシート投入姿
勢検出手段と、該検出手段からの出力に基づいて各シー
トの投入姿勢が良好となるように前記後ストッパから吐
出されるエアー♀を制御する制御手段とを備えて成るこ
とを特徴とする。

なＪ）、前記シート投入姿勢検出手段とは、投入姿勢す
なわちシートの投入位置（８さ）や角度等を直接的に測
定するごンサ等が考えられるが、その他に前述したよう
な各種のシート条件を何らかの形で求め、それらのシー
ト条件値に基づいて投入姿勢を締出する手段であっても
よい。

（発明の効果） 本発明によるシート集積装置は、シートの投入姿勢が検
出され、これにより後ストッパから吐出４６エアーのＬ
ｎが制御されるため、シート条件の異なるシートが投入
される場合にも各シートを常に良好な投入姿勢で集積枠
に投入せしめることが可能となる。

また、シートの投入姿勢に応じて自動的にエアー吐出量
が調整できるため、従来のように異なるシート条件のシ
ートを投入する際ラインを停止し、手釣でエアー吐出量
を調整したりする必要がなく、ラインを連続して運転で
きる。

また、同種類のシートであってもシートのそり等が加工
中に変化し、投入姿勢がシートにより異なる場合でも、
シートの投入の姿勢に応じて自動的にエアーの吐出量が
調整されシートの投入姿勢が修正され安定保持されるた
め集積工程でのトラブルを防止できる。

（実　施　例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明によるシート集積装置の一実施例の側面
図である。なおこの図については従来例と同様の機能を
有する部材は同じ番号を用いて説明する。

本実施例においても従来例とほぼ同様にシートがコンベ
ア４により矢印へ方向に一枚ずつ搬送され、シート搬送
方向前方に設けられた前ストッパ１と後方に設（）られ
た後ストッパ２とにより形成される集積枠内に投入され
て集積される。

前ストッパ１はストッパプレート１ａを備えて成り、該
プレート１ａはシートの搬送方向く矢印へ方向）に前後
動可能に配設されると共にコイルスプリング１ｂにより
シー１〜搬送方向後方（矢印Ｃ方向）に付勢されて緩衝
作用を有し、その結果シートの前端部を破損させること
なく揃えて集積するものである。

この前ストッパ１ａに対向するシート搬送方向後方には
後ストッパ２が設けられている。後ストッパ２は集積枠
内に搬送方向前方に向ｃプでエアーを吐出するエアー吐
出孔２ａを有し、ファンブロア５により発生されたエア
ー（矢印Ｄ）が配管ダクト６を通過して前記エアー吐出
孔２ａより吐出され、シート３ｄを良好な投入姿勢に保
持して集積枠内へ誘導す゛るものである。

投入されるシート３ｄのシート投入姿勢は、シート投入
姿勢検出手段７（第２図参照〉により検出される。本実
施例におけるシート投入姿勢検出手段７は集積枠の上部
に設けられた検出器８、アンプ９、タイマ１０、コンパ
レータ１１を備えて成る。

検出器８は、図示しないが、検出光を出則す°る光源と
、その検出光の反射光を受光づる受光部と、受光部が受
光した反射光を光電変換して反射光の受光端を出力する
光電変換部と、この光電変換部の出力を制御づる制御部
とを１に−えて成る。置体的には、第１図に示すように
、シー１−３ａが投入されてその先端部が検出光出射位
置まで来ると、今まで集積枠の底部に集積されたシート
３によって反射されていた検出光は新たに投入されたシ
ート３ｄの先端部によって反射されることとなり、この
シート３ｄの先端部は上記集積シート３よりも上方の位
置（より検出器８に近い位置）にあるため検出器８によ
って受光される反射光の光ωは増大し、その結果反射光
の光發の大きさを示す光電変換部の出力（電流）も増入
りる。この光電変換部の出力を制御する制御部は予め設
定された閾値を有し、出力がこの閾値を越えたときに新
たなシートが投入されて来たと判断し、その時点からそ
の出力をアンプ９に向けて出力する。アンプ９はこの検
出器８からの出力を増幅する。増幅された出力はタイマ
１０を作動させると共にコンパレータ１１に入力され、
タイマ１０から所定の設定時間が経過したことを示ず信
号がコンパレータ１１に入力されるとその時点における
アンプ９からの出力がこのコンパレータ１１において予
め設定された所定の基準値と比較される。

上記検出器８によって受光される反射光Ｇは反射位置が
高い程大きくなり、従ってアンプ９がらの出力の大小は
投入されるシートの高さ、つまりシートの投入姿勢を示
すものである。即ち、前述の第４Ａ図に示す様にシート
が高い位置で投入されている場合にはアンプ９からの出
力は大きくなり、第４Ｂ図に示す様に低い位置で投入さ
れている場合には小さくなる。従って、予め最適な投入
高さの場合のアンプ９からの出力を求めてＪ３いて、そ
の出力値を基準値として設定しておくことにより、この
基準値との比較結果からシートが最適位置より高く投入
されているかあるいは低く投入されているかを知ること
ができる。

なお、本実施例ではタイマ９によって所定時間経過後の
アンプ出力値を基準値と比較するようにしている。即ち
シート先端部の高さではなく、該先端部から所定長免だ
け後方の部分の高さをシート投入高さを示す代表値とし
て選定している。

上記シート投入姿勢検出手段７の出力（コンパレータ１
１による比較結果）は制御１段１２に入力され、この制
御手段１２は検出手段７の出力に基づいてシート３ｄの
投入姿勢を最適にすべくブロア５を制御して後ストッパ
２からのエアー吐出量を制御づる。即ち、アンプ９から
の出力値が基準値よりも大きければ大きいほどエアー吐
出量を減少させ、小さければ小さいほどエアー吐出量を
増大させる。

本実施例では制御手段１２はコン［・ローラ１３とイン
バータ１４とから成り、コントローラ１３は検出手段７
からの出力に基づいてインバータ１４の作動を制御し、
このインバータ１４によってブロア５の駆動モータの回
転数を制御−するように構成されている。

上記実施例によれば、シートの投入姿勢（投入高さ）を
検出器によって直接的に検出し、その検出結果に応じて
自動的に後ストッパからのエアー吐出ωを制御するよう
になっているので、シート条件が異なるシートが投入さ
れて来ても各シートを扇適投入姿勢に保つことができ、
全シートを良好に集積することができると共に、上記エ
アー吐ｉ１１１１１の調整は自動的に行なわれ、よって
ラインを停止して手動調整する等゛の面倒な作業が不要
であるという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシート集積装置の一実施例の側面図、 第２図は前記実施例の検出手段および制御手段のシステ
ムを示すブロック図、 第３図は従来のシート集積装置の側面図、第４Ａ図、第
４Ｂ図は前記従来例におけるエアー吐出１の不適正時の
シートの状況を示す側面図である。 １・・・前ストッパ ２・・・後ストッパ ３・・・シ　−　ド ア・・・シート投入姿勢検出手段 １２・・・制　　御　　手　　段 第　１１マ１ 第２図 第３図 ＾ 第４Ａ紘１ 第４Ｂ崗

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 搬送されてきたシートを搬送方向前方に設けられた前ス
   トッパと、該前ストッパに対向してシート搬送方向後方
   に設けられた後ストッパとからなる集積枠内に投入する
   と共に前記後ストッパからシート搬送方向前方に向けて
   エアーを吐出させるシート集積装置において、 シート投入時におけるシート投入姿勢を検出するシート
   投入姿勢検出手段と、該検出手段からの出力に基づいて
   各シートの投入姿勢が良好となるように前記後ストッパ
   から吐出されるエアー量を制御する制御手段とを備えて
   成ることを特徴とするシート集積装置。