JPS6317157Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317157Y2 JPS6317157Y2 JP1982135048U JP13504882U JPS6317157Y2 JP S6317157 Y2 JPS6317157 Y2 JP S6317157Y2 JP 1982135048 U JP1982135048 U JP 1982135048U JP 13504882 U JP13504882 U JP 13504882U JP S6317157 Y2 JPS6317157 Y2 JP S6317157Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling plate
- air passage
- fuel cell
- outlet side
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は燃料電池の冷却装置特に電池スタツク
に介在して冷却用空気通路を有する冷却板に関す
るものである。
に介在して冷却用空気通路を有する冷却板に関す
るものである。
背景技術
りん酸燃料電池は反応熱により200℃以上に昇
温するので、180℃前後の作動温度に維持するた
め冷却が必要である。電池の発生熱は反応空気で
も冷却されるが、電池スタツクが大型化するとこ
れだけでは不充分で通常空冷式としては、空気通
路を有する冷却板が用いられる。
温するので、180℃前後の作動温度に維持するた
め冷却が必要である。電池の発生熱は反応空気で
も冷却されるが、電池スタツクが大型化するとこ
れだけでは不充分で通常空冷式としては、空気通
路を有する冷却板が用いられる。
即ち電池スタツクＳは第１図に示すように単位
セル１と両面に夫々反応ガス供給溝２，３を有す
る炭素質ガス分離板４とを交互に積重し、数セル
毎に空気通路５を有する炭素者冷却板６を介在さ
せて構成される。
セル１と両面に夫々反応ガス供給溝２，３を有す
る炭素質ガス分離板４とを交互に積重し、数セル
毎に空気通路５を有する炭素者冷却板６を介在さ
せて構成される。
一般に炭素質冷却板６はグラフアイトとバイン
ダーの混合物をホツトプレス後高温熱処理で炭化
して形成されるが、空気通路の表面も前記のよう
な炭素質であつて、熱伝導率が低く放熱効果が悪
いため送風量を増大する必要があり従つてブロワ
の電力消費が大きくなつて電池効率を低下させ
る。又冷却板の熱伝導率が低いと電池スタツクの
入口側と出口側の温度差が大きくなり、電池特性
の不均一ひいては電池寿命の低下を起すなどの問
題があつた。
ダーの混合物をホツトプレス後高温熱処理で炭化
して形成されるが、空気通路の表面も前記のよう
な炭素質であつて、熱伝導率が低く放熱効果が悪
いため送風量を増大する必要があり従つてブロワ
の電力消費が大きくなつて電池効率を低下させ
る。又冷却板の熱伝導率が低いと電池スタツクの
入口側と出口側の温度差が大きくなり、電池特性
の不均一ひいては電池寿命の低下を起すなどの問
題があつた。
考案の開示
本考案により改良された炭素質冷却板は、接合
時に空気通路を形成する凹所を有する二枚の板で
構成され、前記冷却板の接合面に空気通路と直交
するよう熱伝導性良好な帯状片を埋設してその一
部を各空気通路の少くとも出口側に露出させ、放
熱効果の向上を図つたものである。
時に空気通路を形成する凹所を有する二枚の板で
構成され、前記冷却板の接合面に空気通路と直交
するよう熱伝導性良好な帯状片を埋設してその一
部を各空気通路の少くとも出口側に露出させ、放
熱効果の向上を図つたものである。
又前記帯状片は、空気通路の入口側より出口側
に向い順次巾広となるよう間隔を存して複数個配
列し、冷却板の放熱効果を入口より出口に向つて
順次増大することによりスタツクの温度勾配の低
減を図つたものである。
に向い順次巾広となるよう間隔を存して複数個配
列し、冷却板の放熱効果を入口より出口に向つて
順次増大することによりスタツクの温度勾配の低
減を図つたものである。
実施例
本考案冷却板１０は、上下二分割１０′，１
０′されてその接合面には互に合体して空気通路
１１を構成する対向凹所１１′，１１′を有する。
この一方の分割冷却板１０′には、第２図に示す
ように各凹所１１′間の接合面（凸条面）に係合
切欠１２を形成し、これら切欠１２に帯状片１３
をはめこむ。この帯状片１３は、熱伝導率が良好
であると共に耐酸性を有することが必要で、アル
マイト処理を施したアルミニウム板やステンレス
板が適当である。帯状片１３の厚みは約0.5mmで
空気抵抗を小さくするため空気通路１１に面する
側縁に丸みをつけておいてもよい。
０′されてその接合面には互に合体して空気通路
１１を構成する対向凹所１１′，１１′を有する。
この一方の分割冷却板１０′には、第２図に示す
ように各凹所１１′間の接合面（凸条面）に係合
切欠１２を形成し、これら切欠１２に帯状片１３
をはめこむ。この帯状片１３は、熱伝導率が良好
であると共に耐酸性を有することが必要で、アル
マイト処理を施したアルミニウム板やステンレス
板が適当である。帯状片１３の厚みは約0.5mmで
空気抵抗を小さくするため空気通路１１に面する
側縁に丸みをつけておいてもよい。
ついで第３図に示すように帯状片１３を取付け
た一方の分割冷却板１０′上に他方の分割冷却板
１０′を接合して完成する。尚接合は、周知のよ
うにグラフアイトとバインダーの混合物を溶剤で
ペイント状にしたものを接着剤として用い、接合
後前記バインダーの炭化する温度で熱処理する。
た一方の分割冷却板１０′上に他方の分割冷却板
１０′を接合して完成する。尚接合は、周知のよ
うにグラフアイトとバインダーの混合物を溶剤で
ペイント状にしたものを接着剤として用い、接合
後前記バインダーの炭化する温度で熱処理する。
尚各分割冷却板１０′，１０′の背面には、互に
交錯する状態で各反応ガス（空気及び水素）の供
給溝２，３が形成され、完成冷却板１０がガス分
離板を兼用している。
交錯する状態で各反応ガス（空気及び水素）の供
給溝２，３が形成され、完成冷却板１０がガス分
離板を兼用している。
以上のように構成された本考案冷却板１０に
は、熱伝導性良好な帯状片１３が埋設されて、そ
の一部が各空気通路１１に露出しているので、通
路１１を流れる空気によるスタツクＳの放熱効果
が良好となる。
は、熱伝導性良好な帯状片１３が埋設されて、そ
の一部が各空気通路１１に露出しているので、通
路１１を流れる空気によるスタツクＳの放熱効果
が良好となる。
第４図の実施例は、空気通路出口側に巾広の帯
状片１３を設けた場合、第５図の他実施例は放熱
効果を順次大きくするため、空気通路の入口側よ
り出口側に向い順次巾広（表面積大）となる帯状
片１３1，１３2……を間隔を存して配列した場合
を示し、これら各図において、イは分割冷却板１
０′の平面図、ロは正面図、ハはイ図のＡ−Ａ線
による断面図である。
状片１３を設けた場合、第５図の他実施例は放熱
効果を順次大きくするため、空気通路の入口側よ
り出口側に向い順次巾広（表面積大）となる帯状
片１３1，１３2……を間隔を存して配列した場合
を示し、これら各図において、イは分割冷却板１
０′の平面図、ロは正面図、ハはイ図のＡ−Ａ線
による断面図である。
又第６図は前記第５図の変形実施例で、帯状片
１３の配列状態は第５図の場合と同様であるが、
放熱効果をより大とするため、各帯状片１３の長
辺に突起１４を形成して、これら各突起１４を凹
所１１′間の各対向山部（接合面）に埋設させた
場合を示し、イは分割冷却板１０′の平面図、ロ
は正面図、ハはイ図のＡ−Ａ線による断面図、ニ
はイ図のＢ−Ｂ線による断面図である。
１３の配列状態は第５図の場合と同様であるが、
放熱効果をより大とするため、各帯状片１３の長
辺に突起１４を形成して、これら各突起１４を凹
所１１′間の各対向山部（接合面）に埋設させた
場合を示し、イは分割冷却板１０′の平面図、ロ
は正面図、ハはイ図のＡ−Ａ線による断面図、ニ
はイ図のＢ−Ｂ線による断面図である。
効 果
本考案による炭素質冷却板は、分割冷却板の接
合面に空気通路を直交するよう熱伝導性良好な帯
状片を埋設してその一部が空気通路の少くとも出
口側に露出しているので、放熱効果が良好とな
り、従来の冷却板を用いた場合に比しスタツクの
入口側と出口側の温度差を小さくして電池反応の
均一化と長寿命化が達成される。
合面に空気通路を直交するよう熱伝導性良好な帯
状片を埋設してその一部が空気通路の少くとも出
口側に露出しているので、放熱効果が良好とな
り、従来の冷却板を用いた場合に比しスタツクの
入口側と出口側の温度差を小さくして電池反応の
均一化と長寿命化が達成される。
更に放熱効果良好な冷却板によつて冷却用送風
空気量も従来のものに比し少くすることができる
ので、ブロワの能力も低減されて燃料電池の総合
効率の向上にも寄与するものである。
空気量も従来のものに比し少くすることができる
ので、ブロワの能力も低減されて燃料電池の総合
効率の向上にも寄与するものである。
第１図は従来の冷却板を備える電池スタツクの
斜面図、第２図及び第３図は本考案による冷却板
の組立構成を示す要部斜面図、第４図及び第５図
は同上冷却板における熱伝導性良好な帯状板の異
る配置状態を示し、イは分割冷却板の平面図、ロ
は正面図、ハはイ図のＡ−Ａ断面図である。又第
６図は第５図の変形実施例を示し、イは分割冷却
板の平面図、ロは正面図、ハはイ図のＡ−Ａ断面
図、ニは同じくＢ−Ｂ断面図である。 Ｓ……電池スタツク、１０……冷却板、１０′，
１０′……分割冷却板、１１′，１１′……対向凹
所、１１……空気通路、１２……係合切欠、１３
……帯状片、１４……突起。
斜面図、第２図及び第３図は本考案による冷却板
の組立構成を示す要部斜面図、第４図及び第５図
は同上冷却板における熱伝導性良好な帯状板の異
る配置状態を示し、イは分割冷却板の平面図、ロ
は正面図、ハはイ図のＡ−Ａ断面図である。又第
６図は第５図の変形実施例を示し、イは分割冷却
板の平面図、ロは正面図、ハはイ図のＡ−Ａ断面
図、ニは同じくＢ−Ｂ断面図である。 Ｓ……電池スタツク、１０……冷却板、１０′，
１０′……分割冷却板、１１′，１１′……対向凹
所、１１……空気通路、１２……係合切欠、１３
……帯状片、１４……突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 単位セルとガス分離板とを交互に積重し数単
位セル毎に空気通路を有する冷却板を介在させ
た電池スタツクを備える燃料電池において、前
記冷却板が接合時に前記空気通路を形成する凹
所を有する二枚の板で構成され、前記冷却板の
接合面に前記空気通路と直交するよう熱伝導性
良好な帯状片を埋設し、前記帯状片の一部を各
空気通路の少くとも出口側に露出せしめたこと
を特徴とする燃料電池。 前記帯状片は、前記空気通路の入口側より出
口側に向い順次巾広となるよう間隔を存して複
数個配列したことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第１項記載の燃料電池。 前記帯状片はアルマイト処理を施したアルミ
ニウム板で構成されていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項もしくは第２項記
載の燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982135048U JPS5939865U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982135048U JPS5939865U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 燃料電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939865U JPS5939865U (ja) | 1984-03-14 |
| JPS6317157Y2 true JPS6317157Y2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=30304091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982135048U Granted JPS5939865U (ja) | 1982-09-06 | 1982-09-06 | 燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939865U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106165172A (zh) * | 2014-03-31 | 2016-11-23 | 智慧能量有限公司 | 用于燃料电池的冷却板 |
-
1982
- 1982-09-06 JP JP1982135048U patent/JPS5939865U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106165172A (zh) * | 2014-03-31 | 2016-11-23 | 智慧能量有限公司 | 用于燃料电池的冷却板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939865U (ja) | 1984-03-14 |
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