JPS6317152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317152Y2 JPS6317152Y2 JP17569786U JP17569786U JPS6317152Y2 JP S6317152 Y2 JPS6317152 Y2 JP S6317152Y2 JP 17569786 U JP17569786 U JP 17569786U JP 17569786 U JP17569786 U JP 17569786U JP S6317152 Y2 JPS6317152 Y2 JP S6317152Y2
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- Japan
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- low
- temperature melting
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- insulating film
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- Expired
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- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 21
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、通信機器の保安器に使用する通信用
半導体保安素子に関し、開放破壊等の故障を表示
するようにしたものである。
半導体保安素子に関し、開放破壊等の故障を表示
するようにしたものである。
この種の通信用半導体保安素子は、例えば第1
図に示すような電話加入者用保安器回路に使用さ
れている。この保安器回路は、外線Lと内線Iの
線路間に外線側からヒユーズFと非直線半導体素
子、例えばサーミスタRを直列に接続し、ヒユー
ズFとサーミスタRとの間に釦型ガス入放電管A
を挿入して接地する構成としていた。この保安器
回路は、ヒユーズFが破壊すれば、回線が使用で
きずに故障表示がなされる。
図に示すような電話加入者用保安器回路に使用さ
れている。この保安器回路は、外線Lと内線Iの
線路間に外線側からヒユーズFと非直線半導体素
子、例えばサーミスタRを直列に接続し、ヒユー
ズFとサーミスタRとの間に釦型ガス入放電管A
を挿入して接地する構成としていた。この保安器
回路は、ヒユーズFが破壊すれば、回線が使用で
きずに故障表示がなされる。
然しながら、ヒユーズFを破壊させないような
過電流等が混流した場合には、ガス入放電管Aが
継続放電し、放電熱の発生に伴なつて熱的過負荷
状態となつて開放破壊する。ガス入放電管Aの開
放破壊により、サーミスタRは上記過電流等の継
続によつて熱的過負荷状態となつて、抵抗値を喪
失させた状態で破壊する。このような破壊にも拘
らず、電話は支障なく使用でき、故障の表示が全
くなされない欠点があつた。
過電流等が混流した場合には、ガス入放電管Aが
継続放電し、放電熱の発生に伴なつて熱的過負荷
状態となつて開放破壊する。ガス入放電管Aの開
放破壊により、サーミスタRは上記過電流等の継
続によつて熱的過負荷状態となつて、抵抗値を喪
失させた状態で破壊する。このような破壊にも拘
らず、電話は支障なく使用でき、故障の表示が全
くなされない欠点があつた。
現在、このようなサーミスタ等の半導体保安素
子の故障に対しては、ガス入放電管に備えた短絡
機構によつて電話交換機を保護していたが、サー
ミスタのの故障自体の表示については全く研究さ
れておらず、定期点検作業に頼つているのが実情
である。
子の故障に対しては、ガス入放電管に備えた短絡
機構によつて電話交換機を保護していたが、サー
ミスタのの故障自体の表示については全く研究さ
れておらず、定期点検作業に頼つているのが実情
である。
而して、本考案は上記実情に鑑みて通信用半導
体保安素子に表示板を装着して故障表示機能を発
揮させようとするもので、過負荷時の熱を利用し
て低温溶融物を溶融させて故障を確実に表示し、
現在ある素子に何等の設計変更を施すことなく簡
単に装着できるようにし、併せて故障表示動作に
よつて電気的スイツチを形成できるようにしたこ
とを、その目的とする。
体保安素子に表示板を装着して故障表示機能を発
揮させようとするもので、過負荷時の熱を利用し
て低温溶融物を溶融させて故障を確実に表示し、
現在ある素子に何等の設計変更を施すことなく簡
単に装着できるようにし、併せて故障表示動作に
よつて電気的スイツチを形成できるようにしたこ
とを、その目的とする。
上記目的を達成するための本考案に係る故障表
示付通信用半導体保安素子の構成は、通信用保安
回路を構成して通信線路への過電流を発熱除去す
るための非直線半導体素子であつて、低温溶融物
で成型された表示板が熱結合状態で素子外面に装
着され、上記表示板のコ字型の装着部と素子外面
とに間に低温溶融絶縁フイルムで互いに絶縁され
た一対の薄板金属片が挟圧され、前記過電流等に
よる過負荷時の素子発熱により低温溶融物の溶融
を得た表示板が動作表示位置から自重に従つて下
方の故障表示位置へと移動されるとともに、前記
低温溶融絶縁フイルムの溶融によつて薄板金属片
が接触してスイツチが構成されることを特徴とす
るものである。
示付通信用半導体保安素子の構成は、通信用保安
回路を構成して通信線路への過電流を発熱除去す
るための非直線半導体素子であつて、低温溶融物
で成型された表示板が熱結合状態で素子外面に装
着され、上記表示板のコ字型の装着部と素子外面
とに間に低温溶融絶縁フイルムで互いに絶縁され
た一対の薄板金属片が挟圧され、前記過電流等に
よる過負荷時の素子発熱により低温溶融物の溶融
を得た表示板が動作表示位置から自重に従つて下
方の故障表示位置へと移動されるとともに、前記
低温溶融絶縁フイルムの溶融によつて薄板金属片
が接触してスイツチが構成されることを特徴とす
るものである。
通信用半導体保安素子の外面へ表示板を密着装
着すれば、熱結合状態となり、常時は動作表示位
置となつている。この場合に、一対の薄板金属片
は表示板のコ字型の装着部と素子外面とで挟圧さ
れつつ、低温溶融絶縁フイルムで絶縁状態となつ
ている。
着すれば、熱結合状態となり、常時は動作表示位
置となつている。この場合に、一対の薄板金属片
は表示板のコ字型の装着部と素子外面とで挟圧さ
れつつ、低温溶融絶縁フイルムで絶縁状態となつ
ている。
次に、通信線路へ過電流等が混入して通信用半
導体保安素子が発熱すれば、過負荷時の発熱によ
つて熱結合状態の表示板の低温溶融物が溶融す
る。斯る溶融によつて、表示板は自重に従つて動
作表示位置から故障表示置へと移動するので、故
障状態を捕捉できる。
導体保安素子が発熱すれば、過負荷時の発熱によ
つて熱結合状態の表示板の低温溶融物が溶融す
る。斯る溶融によつて、表示板は自重に従つて動
作表示位置から故障表示置へと移動するので、故
障状態を捕捉できる。
又、これと同時に、低温溶融絶縁フイルムが溶
融するので、薄板金属片が相互に接触することに
よつて、電気的スイツチが構成されるので、電気
的にも表示可能となる。
融するので、薄板金属片が相互に接触することに
よつて、電気的スイツチが構成されるので、電気
的にも表示可能となる。
図面第2図は本考案に係る故障表示付通信用半
導体保安素子の一実施例であり、サーミスタに実
施したものを示す。
導体保安素子の一実施例であり、サーミスタに実
施したものを示す。
表示板としての溶融表示板31は、少なくとも
表示部32を過負荷時の発熱によつて溶融する低
温溶融物で成型してコ字型の装着部33を備え、
コ字型内にサーミスタRを挟圧して装着する。コ
字型内には、薄板金属片34,35を低温溶融絶
縁フイルム36で互いに絶縁状態で被覆してリー
ド線37,38を介して電気的表示機構X,Xに
接続し、第3図に示す如きスイツチSを形成し
て保安回路を構成する。
表示部32を過負荷時の発熱によつて溶融する低
温溶融物で成型してコ字型の装着部33を備え、
コ字型内にサーミスタRを挟圧して装着する。コ
字型内には、薄板金属片34,35を低温溶融絶
縁フイルム36で互いに絶縁状態で被覆してリー
ド線37,38を介して電気的表示機構X,Xに
接続し、第3図に示す如きスイツチSを形成し
て保安回路を構成する。
上記スイツチを挟圧する薄板金属片34,35
としては、銅箔やアルミニユウム箔を用いること
ができ、非常に薄くしてサーミスタRの外面に容
易に添着できる。
としては、銅箔やアルミニユウム箔を用いること
ができ、非常に薄くしてサーミスタRの外面に容
易に添着できる。
上記構成に基づく作用を説明すると、サーミス
タRの外面へ装着部33を装着すれば、熱結合状
態となり、常時は動作表示位置となつている。こ
の場合に、一対の薄板金属片34,35は装着部
33と素子外面とで挟圧されつつ、低温溶融絶縁
フイルム36で絶縁状態となつている。
タRの外面へ装着部33を装着すれば、熱結合状
態となり、常時は動作表示位置となつている。こ
の場合に、一対の薄板金属片34,35は装着部
33と素子外面とで挟圧されつつ、低温溶融絶縁
フイルム36で絶縁状態となつている。
次に、通信線路へ過電流等が混入してサーミス
タRが発熱すれば、過負荷時の発熱によつて熱結
合状態の装着部33が溶融する。斯る溶融によつ
て、表示板31は自重に従つて動作表示位置から
故障表示位置へと移動するので、故障状態を捕捉
できる。
タRが発熱すれば、過負荷時の発熱によつて熱結
合状態の装着部33が溶融する。斯る溶融によつ
て、表示板31は自重に従つて動作表示位置から
故障表示位置へと移動するので、故障状態を捕捉
できる。
又、これと同時に、低温溶融絶縁フイルム36
が溶融するので、薄板金属片34と35とが相互
に接触することによつて、電気的スイツチSが
構成されるので、電気的にも表示可能となる。
が溶融するので、薄板金属片34と35とが相互
に接触することによつて、電気的スイツチSが
構成されるので、電気的にも表示可能となる。
上記一実施例において、通信用半導体保安素子
としてサーミスタを例示したが、何らの変更を要
することなくバリスタ等にも適用することができ
る。
としてサーミスタを例示したが、何らの変更を要
することなくバリスタ等にも適用することができ
る。
以上説明したように本考案によれば以下の効果
を奏する。
を奏する。
通信用半導体保安素子の過負荷時の自己発熱
を利用して故障を正確に捕捉可能で、表示板を
動作表示位置から故障表示位置に移動動作させ
て故障を外部的に識別させることができるう
え、スイツチ構成による電気的故障表示を併用
させることができ、故障した半導体保安素子を
迅速且つ正確に交換することができる。
を利用して故障を正確に捕捉可能で、表示板を
動作表示位置から故障表示位置に移動動作させ
て故障を外部的に識別させることができるう
え、スイツチ構成による電気的故障表示を併用
させることができ、故障した半導体保安素子を
迅速且つ正確に交換することができる。
表示板のコ字型の装着部と素子外面とに間に
低温溶融絶縁フイルムで互いに絶縁された一対
の薄板金属片を挟圧することによつて、過負荷
時の自己発熱で低温溶融絶縁フイルムを溶融さ
せて電気的スイツチを構成することができる。
この場合に発熱を正確に捕捉できるので、正確
なスイツチタイミングを保証できる。
低温溶融絶縁フイルムで互いに絶縁された一対
の薄板金属片を挟圧することによつて、過負荷
時の自己発熱で低温溶融絶縁フイルムを溶融さ
せて電気的スイツチを構成することができる。
この場合に発熱を正確に捕捉できるので、正確
なスイツチタイミングを保証できる。
図面第1図は従来の電話加入者用保安回路図、
第2図は本考案に係る故障表示付通信用半導体保
安素子としてサーミスタに使用する状態の一実施
例を示す分解斜視図、第3図は第2図の保安回路
図、第4図Aは動作表示状態を断面した説明図、
第4図Bは故障表示状態を断面した説明図であ
る。 R……サーミスタ、31……表示板、32……
表示部、33……装着部、34,35……薄板金
属片、36……低温溶融絶縁フイルム。
第2図は本考案に係る故障表示付通信用半導体保
安素子としてサーミスタに使用する状態の一実施
例を示す分解斜視図、第3図は第2図の保安回路
図、第4図Aは動作表示状態を断面した説明図、
第4図Bは故障表示状態を断面した説明図であ
る。 R……サーミスタ、31……表示板、32……
表示部、33……装着部、34,35……薄板金
属片、36……低温溶融絶縁フイルム。
Claims (1)
- 通信用保安回路を構成して通信線路への過電流
を発熱除去するための非直線半導体素子であつ
て、低温溶融物で成型した表示板が熱結合状態で
素子外面に装着されて動作表示位置とされ、上記
表示板のコ字型の装着部と素子外面との間に低温
溶融絶縁フイルムで互いに絶縁された一対の薄板
金属片が挟圧され、前記過電流等による過負荷時
の素子発熱により低温溶融物の溶融を得た表示板
が上記動作表示位置から自重に従つて下方の故障
表示位置へと移動されるとともに、前記低温溶融
絶縁フイルムの溶融によつて薄板金属片が接触し
てスイツチが構成されることを特徴とする故障表
示付通信用半導体保安素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17569786U JPS6317152Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17569786U JPS6317152Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6279346U JPS6279346U (ja) | 1987-05-21 |
JPS6317152Y2 true JPS6317152Y2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=31115263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17569786U Expired JPS6317152Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6317152Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-15 JP JP17569786U patent/JPS6317152Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6279346U (ja) | 1987-05-21 |
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