JPS63171007A - Fet利得可変増幅器 - Google Patents

Fet利得可変増幅器

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JPS63171007A
JPS63171007A JP160887A JP160887A JPS63171007A JP S63171007 A JPS63171007 A JP S63171007A JP 160887 A JP160887 A JP 160887A JP 160887 A JP160887 A JP 160887A JP S63171007 A JPS63171007 A JP S63171007A
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JP
Japan
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gain
width
variable
fets
maximum
Prior art date
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Pending
Application number
JP160887A
Other languages
English (en)
Inventor
Taizo Kinoshita
木下 泰三
Kiichi Yamashita
喜市 山下
Keiichi Kitamura
圭一 北村
Nobuo Kodera
小寺 信夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アナログ増幅器のうち、利得可変増幅器に係
り、特にGaAs−FET等を用いた超高速光通信用受
信回路に好適な利得可変増幅器に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば、「モノリシックIC化超広帯域増幅器」
、77頁1図6.it子通信学会 半導体・トランジス
タ研、5SD81−99に記載されているように、光通
信用受信回路に使用されていたバイポーラトランジスタ
を用いた利得可変増幅器は、最大利得と最小利得を与え
る2つの差動対から構成されており、各々2つの差動対
の利得を加算して共通の負荷RLから出力を取り出して
いる。第2図に従来回路の概念図を示す。図において、
最大利得を与える差動対トランジスタをQ1/Q2、最
小利得を与える差動対トランジスタをQ3/Q4、利得
制御用の差動対トランジスタをQ5/Q6とし、定電流
源電流を工とすると、最大利得、最小利得及び利得可変
幅は以下のように表わせる。
・・・(1) 1 + RF!z・I / 2 VT ここでV T = 25 m V テアル。
最大利得は(1)式においてR11!工=0とすれば、
第2図の回路構成となり最も高利得が得られる。
ここで最大利得の上限は、利得増加に伴う帯域劣化の制
限と、RL・工で表わされる電圧降下に伴う回路飽和の
制限から決定される。また、最小利得の下限は、RE2
・Iで表わされる電圧降下に伴う回路飽和の制限から決
定される。従って、回路飽和に関しては、次の式が成立
つ。
Raz−I <Vcc −Rt、・I −3・VCEE
   ”(1)今、出力振幅R+、・I=IV、I=2
mAとすると、バイポーラトランジスタの場合、Vcg
=0.5−0.7V程度あれば、安定なトランジスタ領
域で動作するため、(1)式よりRtz<lkΩとなる
従って、理想的には、5V程度の電源電圧が最大利得2
0dB、利得可変幅30dBが実現可能である。
この回路形式をそのままFET回路として置換すること
を考えると、最大利得、最小利得、利得可変幅は次式と
なる。
・・・(3) ここで1gasp R2は各々QI トランジスタの相
互コンダクタンス、及びに定数である。
ところでか、FETの場合は、安定な動作をするために
Vos=0.8〜1.2V8度必要とするため、 R8・工〈vDD−RL、・■−3・vDs  ・・・
(5)上式より、Rs<2000となるため、利得可変
幅は高々3dB程度となってしまう。また最大利得モ、
FETが基本的ニglIが200〜300m s / 
msと低いため、100μmのゲート幅でも高々8dB
程度であり、最大利得、利得可変幅共バイポーラトラン
ジスタ回路に比べ小さいものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、バイポーラトランジスタ回路では、トラ
ンジスタ動作のために必要なVCEが小さく、従ってエ
ミッタ抵抗REの大きな値がとれるため、エミッタ抵抗
比によって決まる利得可変幅を拡大することが容易であ
るのに対し、同じ回路形式をFET回路として使用する
場合には、トランジスタ動作のために必要なVosがバ
イポーラトランジスタのvcEに比べ約2倍必要となる
ため、ソース抵抗Rsの値が小さくなり、従って利得可
変幅も約1/10程度になってしまうという問題点があ
った。またFETは基本的にバイポーラトランジスタに
比べgmが約115〜1/10と小さいため、最大利得
も約174程度となってしまうという問題点があった。
本発明の目的は、上記、従来技術に鑑み、この最大利得
及び利得可変幅の劣化を同時に改善する手法を提案する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、(4)式において、gmlを大きくし、g
 Ill/ g axの比を大きくすることによって達
成できるe gmを向上させるには、(4)式に示すよ
うに電流工を大きくするか、k値を大、きくすればよい
が、電流工を大きくすると、Rt、・工による出力振幅
を増大させてしまうため回路飽和が生じてしまう、そこ
でに値を大きくすることを手段とした。FETのゲート
幅とに値は比例関係にあるため、(4)式よりkz及び
kt/kz比の向上、即ちWztを大きくし、W t 
1 / Wぎ2の比を大きくすることにより最大利得と
利得可変幅の改善が可能となる。つまり、上記目的は、
2つの差動対を、異ったゲート幅をもつFETで構成す
ることにより、達成される。
〔作用〕
前記のように、第1図において、2つの差動対に異なっ
たゲート幅のFETを使用することにより、(4)式で
示すg、比、即ちgmi/gm2を大きくすることがで
きる。FETのに値はゲート幅に比例するため、(4)
式で示したg、比はゲート幅の平方根に比例する。従っ
て、W g i / W g xの向上はkx/に2の
向上、g at/ g m2の向上となり、利得可変幅
を増大させることが可能となる。最大利得に関しても、
帯域の劣化を許容しつる範囲でゲー1” 幅W z 1
を大きくすれば、(3)式において出力振幅Rし・工を
大きくせずに、g+m1を向上させることができ、最大
利得の増大が期待できる。即ち、2つの差動対のゲート
幅比W g 1 / W z 2を向上させることが、
最大利得、利得可変幅を同時に改善することになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。上記
で述べたように、Wgr、Wet/W−zの向上が最大
利得と利得可変幅の増大を可能にする。
今、第1図におイテ、入力信号vL、l、v111は、
FETQI、Q2及びソース抵抗RSSを介して接続さ
れたQ3.Q4により増幅され、負荷抵抗RLの電圧降
下としてVo 、Voから出力信号が取り出される。こ
のとき、VAGCt Vrezの直流電圧を制御信号と
して、Q5.Q6のFET差動対が上述のQl、Q2或
いはQ3.Q4のFET差動対各々に流れる電流を分配
する機能を果たす、従ってGNDに対し、Voo電源電
圧(例えば5V)を与えると、制御電圧差ΔV=VAa
c  Vreiに対して定電流源電流Iが分配され、第
3図のように出力電圧信号振幅を変化させることが可能
となる。
このとき、最大利得と、利得可変幅は、下式のようにな
る。
1 + g llx・Rsz ・・・(3)′ ・・・(4)′ 例えば、I =2mA、 Rt、 =500Ω、 Rs
z=:200Ωの場合、k=2.5X10−8/ W 
g= 10μmとすると、Wgz=250μm、Wgz
=10pmの場合には、 GIIJIX = 12 d
 B 、 dy、range=17dBとなる。第4図
には、この一実施例における改善効果を表わす利得の周
波数特性を示す。
図より明らかなように、従来回路に比べ、4dBの高利
得化と14dBの広利得可変幅化が実現できていること
が分かる。また、ゲート幅比w、1/W Jl xに対
する利得可変幅の拡大効果を第5図に示す。最小利得を
与える差動対のFETゲート幅をWぎ2=10μmと固
定し、Wglを変化させたときの利得可変幅の変化は、
(4)1式に示したように、W t x / W t 
zの平方根に比例して増加していくことがよく分かる。
実際には、この利得可変幅の上限は、Wglの増加によ
る容量値の増加に伴う負荷抵抗との時定数で決まる帯域
仕様から決定される。
また、GaAs−FET等の超高速デバイスにおいては
、閾値電圧Vthの製造偏差が大きく、±0.2v程度
の変動が考えられる。従って、このV t h変動に伴
うg、値は約2〜1/2倍の偏差となる場合があり、こ
れにより、利得可変幅の効果は小さくなってしまう可能
性がある6第5図には、V t hが最悪−0,2V 
ばらついた場合の改善効果を示す。従って、この図より
明らかなように、ゲート幅比W z 1 / W z 
zが2以上であれば、FETに特有のVth変動に対し
ても、利冒可変幅の改善が十分見込めることになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ゲート幅の違いによって利得可変幅を
改善できるので、例えば同じ最大利得をもつ従来回路が
構成できたとしても、(4)1式より、2N−/にτ 
の利得可変幅の改善効果が期待できる。従って、従来よ
り、バイポーラトランジスタ回路は5V程度の電源電圧
で動作していたのに対し、FET回路が12〜15V程
度であったのが、バイポーラトランジスタと同じ5V程
度の電源電圧でFET回路を構成した場合の特性に比べ
本発明による回路構成では5倍以上の利得可変幅の改善
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回路構成図、第2図はバイポーラ
トランジスタを用いた従来回路構成図、第3図は従来回
路をFET回路として置き直した回路と本発明による回
路との特性比較図、第4図はゲート幅比W x s /
 W z xに対す利得可変幅の拡大を示す図、第5図
はVthがばらついた場合の改善効果を示す図である。 1・・・トランジスタ(バイポーラ1ヘランジスタ又は
FET)、2・・・1とは異なるゲート幅のトランジ第
 /  閉 5 鮫を夜源 第  2  図 /  トラ、ンジスタ 3.17LAj九 5 逆電jた看、 筈  3  記

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、利得の異なる2つのFET差動対とそれらの差動対
    に各々ドレインが接続された別のもう1つの差動対と、
    上記2つの差動対のドレインに共有された負荷抵抗から
    成る利得加算型利得可変増幅器において、異なったゲー
    ト幅を有するFETを用いて上記2つの差動対を構成す
    ることを特徴とするFET利得可変増幅器。 2、特許請求の範囲第1項において、2つのFET差動
    対のゲート幅比が2以上の異なったゲート幅のFETで
    構成した利得可変増幅器。
JP160887A 1987-01-09 1987-01-09 Fet利得可変増幅器 Pending JPS63171007A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04278712A (ja) * 1991-03-07 1992-10-05 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 波形整形回路
JP2000156616A (ja) * 1998-11-19 2000-06-06 Sony Corp 多入力差動増幅回路
KR100711514B1 (ko) 2006-02-14 2007-04-27 한양대학교 산학협력단 저전압 차동신호 수신기의 오프셋 보상회로와 이를 구비한저전압 차동신호 수신기 및 저전압 차동신호 수신기의오프셋 보상 방법

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