JPS63170248A - 屈折率分布型レンズの製造方法 - Google Patents

屈折率分布型レンズの製造方法

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JPS63170248A
JPS63170248A JP31178686A JP31178686A JPS63170248A JP S63170248 A JPS63170248 A JP S63170248A JP 31178686 A JP31178686 A JP 31178686A JP 31178686 A JP31178686 A JP 31178686A JP S63170248 A JPS63170248 A JP S63170248A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ファイバーと光ファイバーもしくは光源と
光ファイバーとの光結合、マイクロレンズアレー等に使
用するそれぞれの用途に適した各種の間口数を有し、か
つ低収差の屈折率分布型レンズの製造方法に関するもの
である。
[従来技術] 屈折率分布型レンズの製造法としては、イオン交換法が
知られている。この方法の一例としては、「光学」第1
0巻第2号(1981年4月)98〜104頁に記載さ
れているごとく、あらかじめTI+、C5等の高屈折率
を生じるイオンを多量含有するガラス体を溶解法により
作製し、このガラス体をNa+やに+を含む溶U&塩中
に浸漬することによりイオン交換を行ないガラス体内に
高屈折率を生ずるイオンの濃度分布を形成し屈折率分布
型レンズを得る方法がある。
また特開昭61−222943号公報には、Na+やに
+等を多く含むガラス体をAQ”、TI+、Li+等の
高屈折率を生じるイオンを含む溶融塩中に浸漬して、上
記ガラス体を構成するイオン(Na” 、K” )と高
屈折率を生じるイオン(Aa” 、”IN” 、L i
” )とのイオン交換を十分に行ない高屈折率を生じる
イオンの濃度をガラス体の中心部から外方に亘うて均一
に高くすることにより、ガラス体の屈折率を一様に高く
した後、Na+やに+を含むr#融塩中で再びイオン交
換を行うことにより高い開口数を有する屈折率分布型レ
ンズを製造する方法が開示されている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、上記の従来の方法では、収差客の光学的
特性を満足するレンズは最適のイオン交換時間において
得られるので、高屈折率を生ずるイオンを含む一種類の
ガラスに対して光学的特性の良い屈折率分布型レンズと
しては−I!th類の開口数を有するレンズしか作製で
きない欠点があった。
屈折率分布型レンズをLD光源と光ファイバーとの光結
合に用いる場合には開口数0.6以上、光フアイバー同
志の光結合に用いる場合には開口数0.2〜0.3、複
写用のマイクロレンズアレーに用いる場合には同口数0
.05〜0.2が好ましいと言われており、用途に応じ
た各種の開口数のレンズを用意するために、従来の方法
では、それぞれ異なる組成のガラス体を溶解法により作
製する必要があった。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は、同一のガラス体から、任意の
異なる開口数を有し、しかも光学特性の良好な各種屈折
率分布型レンズを容易に製造する方法を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 上述の目的は、ガラス体を、該ガラス体を構成するイオ
ン[I]よりも高屈折率を生じ、しかもガラス中にイオ
ン拡散が可能なイオン[nlを含む溶融塩中に、ガラス
体中のイオン[I]の濃度がガラス体の中心部から外方
に亘って飽和し均一な濃度分布になる以前の任意の段階
まで浸漬し工、ガラス体中のイオン[I]の一部をイオ
ン[I]とイオン交換することにより、ガラス体の中心
部から外方に向かって、イオン[■、]及び[II]の
それぞれの濃度分布が均一でないガラス体を形成する第
一の工程と、第一の工程において得られたガラス体を、
ガラス体中のイオン[I]及び[I]のそれぞれの濃度
分布をガラス体の中心部から外方に亘って実質的に均一
にするに充分な程度に加熱する第二の工程と、第二の工
程において得られたガラス体を、イオン[II]よりも
低屈折率を生じるイオン[II1を含むi1m塩中に浸
漬して、ガラス体中のイオン[II]の一部をイオン[
II]とイオン交換することにより、イオン[II]の
濃度がガラス体の中心部から外方に向かって放物線状に
減少し、イオン[II111の濃度がガラス体の中心部
から外方に向かって放物線状に増加し、その結果ガラス
体の中心部から外方に向かって屈折率が低下する屈折率
分布型レンズを得る第三の工程とを含むこと、を特徴と
する本発明の屈折率分布型レンズの製造方法により達成
され、本発明によれば同一のガラス体から、任意の異な
る開口数を有し、しかも光、学的特性の良好な各@屈折
率分布型レンズを製造することが可能になった。
本発明の好ましい実施の態様を列挙すると以下の通りで
ある。
(i)  高屈折率を生じるイオン[II]をガラス体
に導入する第一の工程におけるイオン交換をガラス体に
電界を印加しながら行なう。
(ii)  ガラス体として円柱状の形状を有するもの
を使用し、中心部から半径の方向に向かって屈折率が低
下する屈折率分布型レンズを作製する。
−ガラス体として板状の形状を有するものを使用し、厚
さ方向にのみ屈折率分布を有する屈折率分布型レンズを
作製する。
(M ガラス体として球状の形状を有するものを使用し
、中心部から半径の方向に向かって屈折率が変化する屈
折率分布型レンズを作製する。
(v)  第一の工程において、高屈折率を生ずるイオ
ン[II]としてAにJ  、TI+またはl−1を用
÷ いる。
鈴 ガラス体としてリン酸塩ガラスを、また第一の工程
で高屈折率を生ずるイオン[nlとしてAQ+を用いる
以下図面に基づいて本発明を詳述する。
第1図は第3図(A>に示されたような形状を有する半
径r。のロッド状ガラスを出発ガラス体として用いて本
発明の方法を実施した場合における各工程後のガラス体
中のイオン濃度分布の変化を示したものである。
初めにNa+ヤK などのイオン(イオン[■])を多
く含有するロッド状ガラス体を溶解法により製造し、こ
れを本発明において出発ガラス体として用いる。この出
発ガラス体中のイオン[I]の濃度は同図(A)の点1
11aで示すように中心部0から半径r。に亘って均一
である(i濃度C)。
この出発ガラス体をAg1、TI+、Li+などの高屈
折率を生じるイオン(イオン[■])の硝酸塩やTa酸
塩等の溶融塩中に所定温度(T)で所定時間(1)浸漬
して、ガラス体中のイオン[II1の一部と溶融塩中の
イオン[II]とのイオン交換を行なう(第一の工程)
。この工程においてイオン交換は、溶融塩からガラス体
中に拡散移入するイオン[■]のガラス体中の濃度がガ
ラス体の中心部Oから半径r。に亘って飽和し均一な濃
度分布になる以前の任意の段階で停止することが本発明
において必須条件であり、この工程により、ガラス体中
のイオン[I]の濃度は第1図(B)の点11bで示す
ように中心部Oから半径ro力方向向かって放物線状に
減少するとともに、イオン[II]の濃度は実線2bで
示すように中心部Oから半径r の方向に向かって放物
線状に増加し、ガラス体の中心部Oから半径r。の方向
に向かってイオン[I]及び[II]のそれぞれの濃度
分布が均一でないガラス体が得られる。
次いでこのガラス体を溶融塩から取り出し、ガラス体中
のイオン[I]及び[II]のそれぞれの濃度分布をガ
ラス体の中心部Oから半径r。に亘って実質的に均一に
するに充分な程度に加熱する(第二の工程)。この工程
により、ガラス体中のイオン[I]とイオン[I]とは
相互拡散して、イオン[I]及びイオン[II]の濃濃
度布は第1図(C)の点線1C及び実線2Cでそれぞれ
示すように中心部Oから半径r。に亘って実質的に均一
となる。
次いでこのガラス体を、イオン[II]よりも低屈折率
を生じるNa”、K+等のイオン(イオン[■])を含
む溶融塩中に浸漬してガラス体中のイオン[II]の一
部をイオンCBIIとイオン交換する(第三の工程)。
この工程により、イオン[II]の濃度は第1図(D)
の実線2dに示すように中心部0から半径r。の方向に
向かって放物線状に減少し、逆にイオン[III]の濃
度は同図の破線3dに示すように中心部0から半径r。
の方向に向かって放04線状に増加し、その結果、第3
図(B)に示したようにガラス体の中心部Oから半径r
 の方向に向かって屈折率が低下する、屈折率分布型レ
ンズが得られる。
なお、第三の工程により、イオン[I]の濃度は第1図
(D)の点線1dに示すように中心部Oから半径r。の
方向に向かって放物線状に減少するS重分布になるが、
屈折率分布に対する影響は少ない。
次に屈折率分布型レンズの開口数の制御について説明す
る。上記の場合よりも開口数の小さなレンズを作製する
場合には、第一の工程において、ガラス体を溶畿塩に浸
漬する時間を上記時間tよりも短くするか、温度を上記
温度Tよりも低くする。こうすることにより°、溶融塩
からガラス体中へ拡散移入するイオン[II]のωは少
なくなり、第三の工程で得られるガラス体の中心部Oと
半径roにおけるイオン[I]の濃度差が小さくなり開
口数の小さな屈折率分布型レンズが得られる。
逆に開口数の大きなレンズを作製する場合、第一の工程
においてガラス体を溶融塩に浸漬する時間を上記時間t
よりも長くするか、温度を上記温度Tよりも高くする。
こうすることにより、溶融塩からガラス体中へ拡散移入
するイオン[II1の1は多くなり、第三の工程で得ら
れるガラス体の中心部Oと半径r。におけるイオン[I
]の濃痕差は大きくなり開口数の大きな屈折分布型レン
ズが得られる。
このように同一のガラス体から、任意の異なる開口数を
有する複数の屈折率分布型レンズが得られることは本発
明の最大の利点である。
以上、出発ガラス体として第3図(A)に示したような
形状のガラスロッドを用いた場合について説明してきた
が、本発明では出発ガラス体の形状を他の形状に変える
ことにより、種類の異なる屈折率分布型レンズを作製す
ることができる。たとえば、第4図(A)に示したよう
な形状の厚み2・doの板状ガラス体を用いることによ
り第4図(B)に示したような中心部Oから厚みd。方
向の一方向にのみ屈折率が放物線状に減少する一方向屈
折率分布型スラブレンズを、また第5図(A)に示した
ような形状の半径r。の球状のガラス体を用いることに
より第5図(B)に示したような中心部Oから半径r。
方向に屈折率が放物線状に減少する屈折率分布型球レン
ズを作製することが可能である。
また本発明では、第一の工程を、電界を印加しながら溶
融塩中のイオン[I]をガラス体へ拡散移入させる、い
わゆる電界イオン移入法で実施することも可能である。
この電界イオン移入法は、例えば第2図(A)に示した
ような装置を用いて行なわれる。この図において、溶融
塩容器10にはrB@塩7が満たされており、その中に
電極(プラス側)9が浸漬されており、一方、その四方
に壁が設けられていて内側容器を構成している皿状ガラ
ス試F16には溶融塩7が満たされており、その中に電
極(マイナス側)8が浸漬されている。
この装置を用いて、溶融塩7の温度を所定温度に保って
電極8.9問に所定の電界を印加すると、イオン[II
]のガラス体中への拡散移入速度が数倍程度早くなるの
で、処理時間を短縮するとができる。なお、電界イオン
移入法により第一の工程を実施することにより得られた
、第4図(A)に図示の如き形状の厚み2・doの板状
ガラス体中のイオン[I]及び[II]の濃度分布は、
第2図(B)の点線1e及び実線2eにそれぞれ示すよ
うに、中心部0から厚みd。の方向に向かって非対称に
なるが、第二の工程で加熱することにより、容易にイオ
ン[I]及び目[]のそれぞれの濃度分布を均一にする
ことができる。
また、第二の工程において加熱処理条件を調整しイオン
[II]の濃度分布が不均一な状態で第三の工程を行な
うことにより、最終的に得られるガラス体中の屈折率分
布を制御することも可能であり、かかる技術も本発明に
包含されるものである。
[実施例] 以下、実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 40+oz%のNa2Oを含有するリン酸塩ガラスから
成る直径3履のガラス棒を、出発ガラス体として用いた
。このガラス棒中のNa2Oの中心rAOから半径r。
の方向に向かっての濃度分布は第6図(A)の直線4a
で示されるように40SOt%で均一であった。
このガラス棒を重ght)準で40%のAqNO3と6
0%のKNO3とからなる、400℃の溶融塩中に15
0時間浸漬してガラス棒中のNa+と溶融塩中のAQ+
どのイオン交換を行なった(第一の工程)。第一の工程
により、Na、、Oの濃度は、第6図(B)の曲線4b
に示すように、中心部Oから半径r0の方向に向かって
放物線状に減少し、逆にAg2Oの濃度は、同図の曲線
5bに示すように、中心部Oから半径r。の方向に向か
って放物線状に増加した。
次にガラス棒を溶融塩から取り出し、空気中、400℃
で120時間加熱した(第二の工程)。
第二の工程により、Na  O及びΔq20の濃度は、
第6図(C)の直線4C及び5Cにそれぞれ示すように
、中心部0から半径r。に亘って一様に均一となった。
次にガラス棒を420℃のN a N O3溶融塩中に
18時間浸漬して、ガラス棒中のAg“と溶融塩中のN
a+どのイオン交換を行なった(第三の工程)。第三の
工程により、AQ20の濃度は、第6図(D)の曲線5
dに示すように、中心部Oから半径r。の方向に向かっ
て放物線状に減少し、一方Na2Oの濃度は、同図の曲
線4dに示すように、中心部Oから半径r。の方向に向
かって放物線状に増加し、その結果、ガラス体の中心部
Oから半径r。の方向に向かって屈折率が低下する屈折
率型レンズが得られた。このレンズの開口数は0.48
であった。
実施例2 実施例1と同一のガラス棒、溶融塩を用いて、第一の工
程のイオン交換を400℃で50時間行ない、第二の工
程の加熱処理を420℃で120時間行なった後、第三
の工程のイオン交換を440℃で13時間行なうことに
より得られたレンズの開口数は0.30であった。本実
施例によれば、実施例1と同一のガラス棒を用いて、実
施例1と異なる開口数を有する屈折率分布型レンズが得
られることが明らかである。
実施例3 厚さ1馴の板状のBK7と称される光学ガラス<’4m
基準でS i O68,9%、B2O310,1%、N
a2O8,8%、K2O3,4%、BaO2,8%、A
S2031.0%)を、−E/L、基準r30%のT1
2So4と40%のZnSO4と30%のに2S04と
からなる530℃の溶融塩中に100時間浸漬して第一
の工程のイオン交換を行ない、続いて空気中、530℃
で80時間加熱して第二の工程を行なった後、このガラ
ス板を530℃のKNO3溶融塩中に55時間浸漬して
第三の工程のイオン交換を行なうことにより、間口数0
.35の屈折率分布型レンズが得られた。
実施例4 第2図(A)に示した装置を用いて、第一の工程を電界
イオン移入法によって実施した。即ち、8に7光学ガラ
ス(組成は実施例3に記載されている)の皿状物(肉厚
1 ta >をガラス試料として用い、溶融塩として実
施例3で用いたものと同一のちのを用いて、7V/In
IRの電界を印加しながら530℃で20時間かけて第
一の工程のイオン交換を行なった。
次いで空気中、530℃で120時間加熱して第二の工
程を行なった後、実施例3と同様に第三の工程のイオン
交換処理を行なうことにより、実施例3で得られたレン
ズと同様な性能の屈折率分布型レンズが得られた。
比較例 従来技術として記載した特開昭61−222943号公
報に記載の方法によって屈折率分布型レンズを製造した
40+aoz%のNa  Oを含有するリン′R塩ガラ
スからなる直径3履のガラス棒(実施例1,2で用いた
ものとガラス組成及び形状が同一である)を出発ガラス
体として用いた。このガラス棒のN a 20 fli
 ffの中心部Oから半径r。の方向に向かっての濃度
分布は第7図(A)の直線4eで示すように40moz
%で均一であった。
このガラス棒を重要基準で40%のAC]NO3と60
%のKNO3とからなる、400℃の溶融塩(この溶融
塩も実施例1,2で用いたものと同一である)中に24
0時間浸漬してガラス棒中のNa+と溶融塩中のAQ+
との第一段階のイオン交換を行なった。この第一段階の
イオン交換により、第7図(B)の直線5fで示すよう
に、ガラス体中のAq20の濃度は、中心部Oから半径
r に亘ってほぼ40soz%と飽和し、均一な濃度分
布となり、一方、Na2Oの濃度も同図の4fで示すよ
うに中心部Oから半径r。に亘って一様に減少し、均一
な濃度分布となった。
次にこのガラス棒を400℃のN a N O3溶融塩
(この溶融塩も実施例1,2で用いたものと同一である
)中に18時間浸漬してガラス体中のAg“と溶UIA
塩中のNa+との第二段階のイオン交換を行なった。こ
の第二段階のイオン交換により、第7図(C)の曲線5
qで示すようにガラス体中のAg2Oの濃度は、中心部
Oから半径r。
の方向に向かって放物線状に減少し、一方Na2Oの濃
度は、同図の曲線4Qで示すように中心部Oから半径r
。の方向に向かって放物線状に増加する屈折率分布型レ
ンズが得られたが、このレンズの開口数は0.69であ
った。
この比較例の方法によれば、同一ガラス体から上記の開
口数0.69のものと異なる開口数を有する他の屈折率
分布型レンズを製造することはできない。
[発明の効果] 以上の通り、本発明の屈折率分布型レンズの製造方法は
ガラス体を構成するイオン[I]の一部を、高屈折率を
生ずるイオン[II]とイオン交換する第一の工程と、
ガラス体中のイオン[I]及び[II]のそれぞれの濃
濃度面を均一にする第二の工程と、ガラス体中のイオン
[II]の一部を、低屈折率を生じるイオン[l[]と
イオン交換する第三の工程からなるものであり、第一の
工程のイオン交換処理条件を制御することにより、高屈
折率を生ずるイオンを含む多種のガラス体を溶解法によ
り作製することなく、同一ガラス体から、任意の異なる
開口数を有する多種の屈折率分布型レンズを容易かつ安
定して作製することができるので、その工業的意義は極
めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施した場合における各工程
後のガラス体中のイオン濃度分布説明図、第2図は、第
一の工程を電界イオン移入法で実施する場合に用いられ
る装置の断面図およびガラス体中のイオンのII瓜分布
説明図、 第3図は、屈折率分布型Oラドレンズの斜視図と屈折率
分布説明図、 第4図は、一方向屈折埠分布型スラブレンズの斜視図と
屈折率分布説明図、 第5図は、屈折率分布型球レンズの斜視図と屈折率分布
説明図、 第6図は、実施例1における各工程後のガラス体中のイ
オン濃度分布説明図、 第7図は、比較例における各段階後のガラス体中のイオ
ン濃度分布説明図 である。 1a−8・・・イオン[I]の濃度分布線2b−e・・
・イオン[II]の濃度分布線3d・・・イオン[II
111の濃度分布線4a−Q・・・Na2Oの濃度分布 線5b−d、f、Q・・・AQ20の濃度分布線6・・
・ガラス試料 7・・・溶融塩 8・・・電極(マイナス側) 9・・・電極(プラス側) 10・・・溶融塩容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス体を、該ガラス体を構成するイオン[ I
    ]よりも高屈折率を生じ、しかもガラス中にイオン拡散
    が可能なイオン[II]を含む溶融塩中に、ガラス体中の
    イオン[II]の濃度がガラス体の中心部から外方に亘っ
    て飽和し均一な濃度分布になる以前の任意の段階まで浸
    漬して、ガラス体中のイオン[ I ]の一部をイオン[
    II]とイオン交換することにより、ガラス体の中心部か
    ら外方に向かって、イオン[ I ]及び[II]のそれぞ
    れの濃度分布が均一でないガラス体を形成する第一の工
    程と、第一の工程において得られたガラス体を、ガラス
    体中のイオン[ I ]及び[II]のそれぞれの濃度分布
    をガラス体の中心部から外方に亘って実質的に均一にす
    るに充分な程度に加熱する第二の工程と、第二の工程に
    おいて得られたガラス体を、イオン[II]よりも低屈折
    率を生じるイオン[III]を含む溶融塩中に浸漬して、
    ガラス体中のイオン[II]の一部をイオン[III]とイ
    オン交換することにより、イオン[II]の濃度がガラス
    体の中心部から外方に向かって放物線状に減少し、イオ
    ン[III]の濃度がガラス体の中心部から外方に向かっ
    て放物線状に増加し、その結果ガラス体の中心部から外
    方に向かって屈折率が低下する屈折率分布型レンズを得
    る第三の工程とを含むことを特徴とする屈折率分布型レ
    ンズの製造方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61222943A (ja) * 1985-03-29 1986-10-03 Hoya Corp 屈折率分布型レンズの製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61222943A (ja) * 1985-03-29 1986-10-03 Hoya Corp 屈折率分布型レンズの製造法

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