JPS63170233A - ガラス管瓶の製造方法及びその装置 - Google Patents
ガラス管瓶の製造方法及びその装置Info
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- JPS63170233A JPS63170233A JP62005225A JP522587A JPS63170233A JP S63170233 A JPS63170233 A JP S63170233A JP 62005225 A JP62005225 A JP 62005225A JP 522587 A JP522587 A JP 522587A JP S63170233 A JPS63170233 A JP S63170233A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C4/00—Compositions for glass with special properties
- C03C4/20—Compositions for glass with special properties for chemical resistant glass
-
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- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
- C03C23/0075—Cleaning of glass
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、主として医療理化学の分野で薬品の保存容
器或いは検査試料の保存容器等として使用されるガラス
管瓶の製造方法及びその製造装置に関するものである。
器或いは検査試料の保存容器等として使用されるガラス
管瓶の製造方法及びその製造装置に関するものである。
医療理化学の分野において薬品の保存容器或いは検査試
料の保存容器等として使用されるガラス管瓶を製造する
方法及びその装置として、あらかじめ成形された良質の
ホウケイ酸ガラス管素材を所要長さに切断し、バーナ火
炎により溶融して瓶口と瓶底を加熱成形する方法及び装
置は従来公知である。
料の保存容器等として使用されるガラス管瓶を製造する
方法及びその装置として、あらかじめ成形された良質の
ホウケイ酸ガラス管素材を所要長さに切断し、バーナ火
炎により溶融して瓶口と瓶底を加熱成形する方法及び装
置は従来公知である。
ガラス管をバーナ火炎により溶融成形する場合、ガラス
はかなりの’に’／１４になるため、ガラス中に含まれ
るアルカリホウ酸成分が揮発し、管瓶の胴部内壁に付着
凝縮する。通常、成形の完了したガラス製品は成形歪み
を除くため熱処理を行うが、この付着凝縮した成分は熱
処理の際に強固に凝結し、通常の洗浄ではほとんど除去
できない。
はかなりの’に’／１４になるため、ガラス中に含まれ
るアルカリホウ酸成分が揮発し、管瓶の胴部内壁に付着
凝縮する。通常、成形の完了したガラス製品は成形歪み
を除くため熱処理を行うが、この付着凝縮した成分は熱
処理の際に強固に凝結し、通常の洗浄ではほとんど除去
できない。
従来の管瓶は、このように瓶内壁に強固にアルカリホウ
酸成分が厚く凝結した状態のまま製品となっており、表
面からのアルカリ溶出のきわめて高い容器となっている
。このような管瓶に薬液を保存すると、アルカリ溶出に
よって内容液を変質させたり、沈澱や結晶を析出させる
ことがある。
酸成分が厚く凝結した状態のまま製品となっており、表
面からのアルカリ溶出のきわめて高い容器となっている
。このような管瓶に薬液を保存すると、アルカリ溶出に
よって内容液を変質させたり、沈澱や結晶を析出させる
ことがある。
特別な使用においては、化学薬品によって瓶内壁の脱ア
ルカリ処理が行われることもあるが、コスト高になると
ともに処理薬品による環境汚染問題もあって望ましくな
い。
ルカリ処理が行われることもあるが、コスト高になると
ともに処理薬品による環境汚染問題もあって望ましくな
い。
そこで、この発明は管瓶の製造過程において、アルカリ
ホウ酸成分の付着を防止することにより、アルカリ溶出
の少ない管瓶の製造方法及び製造装置を提供することを
目的とする。
ホウ酸成分の付着を防止することにより、アルカリ溶出
の少ない管瓶の製造方法及び製造装置を提供することを
目的とする。
前記の問題点を解決するために、この発明に係る製造方
法は、ガラス管を加熱成形して瓶口と瓶底を形成するガ
ラス管瓶の製造方法において、瓶底を加熱成形しながら
瓶口から加圧空気又は加圧不活性ガスを注入するように
したものである。
法は、ガラス管を加熱成形して瓶口と瓶底を形成するガ
ラス管瓶の製造方法において、瓶底を加熱成形しながら
瓶口から加圧空気又は加圧不活性ガスを注入するように
したものである。
また、この発明に係る製造装置は、瓶底成形部に加圧空
気又は加圧不活性ガスの注入管端部を瓶口に臨む位置に
設けた構成としたものである。
気又は加圧不活性ガスの注入管端部を瓶口に臨む位置に
設けた構成としたものである。
第１図の＋８１図から＋ｉ１図までは製造工程の一例を
示すものである。全工程を通じて半製品１及び成形後の
管瓶２は横倒しの状態で自動゛供給される。
示すものである。全工程を通じて半製品１及び成形後の
管瓶２は横倒しの状態で自動゛供給される。
（８１図は半製品１の製作工程であり、素材ガラス管を
適当長さく１００〜３００ｅ＋ｎ）に切断する。
適当長さく１００〜３００ｅ＋ｎ）に切断する。
（ｂ１図は予備加熱工程であり、供給された半製品１を
回転するローラ上で自転させながらバーナ３により口部
成形のために予備加熱を行なう。
回転するローラ上で自転させながらバーナ３により口部
成形のために予備加熱を行なう。
（Ｃ１図は補助絞り工程であり、予備加熱した部分に成
形治具４を当て、口部成形に必要な肉取り量と層形内径
を決めるように絞り込む。
形治具４を当て、口部成形に必要な肉取り量と層形内径
を決めるように絞り込む。
ｔｄ１図は再加熱工程であり、自転させながら再びバー
ナ３により加熱し、口部成形に必要な肉取りを行なう。
ナ３により加熱し、口部成形に必要な肉取りを行なう。
＋２１図は口部成形工程であり、再加熱部分にネジ口等
の成形治具５を回転させながら当て、口部を成形する。
の成形治具５を回転させながら当て、口部を成形する。
（ｆ１図は底成形の予備加熱工程であり、口部成形の完
了した半製品１をローラで移送しながら、管瓶の底にな
る部分にバーナ６により予備加熱を施す。
了した半製品１をローラで移送しながら、管瓶の底にな
る部分にバーナ６により予備加熱を施す。
（１図は切断工程であり、予備加熱された半製品を引き
伸ばし機によって引き伸ばしながらバーナ６によって焼
き切り１本の管瓶２を作る。
伸ばし機によって引き伸ばしながらバーナ６によって焼
き切り１本の管瓶２を作る。
ｉｈ１図は底成形工程であり、１本となった管瓶２の底
部コーナをバーナ７で加熱し、胴部からガラスを集めて
均質な肉厚となるよう成形する。このとき、瓶口には加
圧空気供給管８の一端が臨み、この供給管８から加圧空
気を注入するとともに、瓶口の排出間隙から排出せしめ
る。
部コーナをバーナ７で加熱し、胴部からガラスを集めて
均質な肉厚となるよう成形する。このとき、瓶口には加
圧空気供給管８の一端が臨み、この供給管８から加圧空
気を注入するとともに、瓶口の排出間隙から排出せしめ
る。
（１１図はアニーリング工程である・
なお、第１図は半製品１の片側のみに加工成形を施す方
法を示しているが、同時に両側に同様の加工成形を施し
、１本の半製品１から２本の管瓶２を製作することも可
能である。
法を示しているが、同時に両側に同様の加工成形を施し
、１本の半製品１から２本の管瓶２を製作することも可
能である。
第２図は上記の底成形工程（ｈ図）を実施する’ｊｔＨ
の具体例を示すものである。管瓶２はその瓶口を当て板
９に沿わせるとともに、回転ローラ１０上で自転せしめ
られる。当て板９には空気供給管８及び放出管１２が取
付けられ、これら両管８．１２は管瓶２の軸線に平行に
配置され、その端部が管瓶２の口部に臨むようになって
いる。
の具体例を示すものである。管瓶２はその瓶口を当て板
９に沿わせるとともに、回転ローラ１０上で自転せしめ
られる。当て板９には空気供給管８及び放出管１２が取
付けられ、これら両管８．１２は管瓶２の軸線に平行に
配置され、その端部が管瓶２の口部に臨むようになって
いる。
空気供給管８あ他端には、加圧空気供給ボート１３が設
けられ、また必要に応じて低温空気発生装置１４示接続
される。放出管１２を使用しない場合は、当て板９の高
さを低く形成し、瓶口の上部を当て板Ｓ上に露出せしめ
、露出した間隙から放出させるようにしてもよい。
けられ、また必要に応じて低温空気発生装置１４示接続
される。放出管１２を使用しない場合は、当て板９の高
さを低く形成し、瓶口の上部を当て板Ｓ上に露出せしめ
、露出した間隙から放出させるようにしてもよい。
なお、１５は駆動軸、１６は伝達歯車である。
上記の底成形工程において、加圧空気を注入する理由は
次のとおりである。
次のとおりである。
管瓶２の口部成形工程及び底部成形工程においては、バ
ーナの火炎により加熱成形するため、火炎により強熱さ
れたガラスから、アルカリホウ酸成分が揮発する。特に
底部成形工程においては口部成形工程よりも溶融面積が
広いため、成形後の管瓶における底部からのアルカリ溶
出量は全体の９割近くを占める。
ーナの火炎により加熱成形するため、火炎により強熱さ
れたガラスから、アルカリホウ酸成分が揮発する。特に
底部成形工程においては口部成形工程よりも溶融面積が
広いため、成形後の管瓶における底部からのアルカリ溶
出量は全体の９割近くを占める。
そこで、この発明においては、底部成形工程において前
述のように加圧空気を管瓶２内に注入し、底部成形によ
り揮発しつつあるアルカリホウ酸の揮発成分を放出管１
２又は所要の間隙を通して排出することとしたものであ
る。
述のように加圧空気を管瓶２内に注入し、底部成形によ
り揮発しつつあるアルカリホウ酸の揮発成分を放出管１
２又は所要の間隙を通して排出することとしたものであ
る。
上記の底部成形工程におけるバーナの火炎の温度は、通
常どおり作業点（１１６４℃）を越える温度、例えば１
２２０℃に設定される。
常どおり作業点（１１６４℃）を越える温度、例えば１
２２０℃に設定される。
なお、アルカリホウ酸成分の揮発量は、加熱温度の降下
に従い指数関数的に減少するので、バーナの火炎温度を
作業点以下の温度でかつ軟火点以上の範囲で作業性を損
わない程度（例えば１１５０℃）に低くした低温加工を
行なうことは、揮発成分の揮発を抑制する上で効果的で
ある。特に、全長の長い管瓶の場合は空気注入による揮
発成分の放出が不十分となるので、このような低温加工
を行なうことが望ましい。
に従い指数関数的に減少するので、バーナの火炎温度を
作業点以下の温度でかつ軟火点以上の範囲で作業性を損
わない程度（例えば１１５０℃）に低くした低温加工を
行なうことは、揮発成分の揮発を抑制する上で効果的で
ある。特に、全長の長い管瓶の場合は空気注入による揮
発成分の放出が不十分となるので、このような低温加工
を行なうことが望ましい。
また、バーナ火炎の温度を従来どおり高温に設定し、注
入する加圧空気を第２図の低温空気発生装置１４を通じ
て冷却し、その冷却空気を管１１！２に注入するように
してもよい。
入する加圧空気を第２図の低温空気発生装置１４を通じ
て冷却し、その冷却空気を管１１！２に注入するように
してもよい。
なお、以上はいずれも加圧空気を注入するようにしてい
るが、これに代えて窒素ガス、炭酸ガス等の加圧不活性
ガスを使用することができる。
るが、これに代えて窒素ガス、炭酸ガス等の加圧不活性
ガスを使用することができる。
＋１＋ 実験条件
バーナ火炎温度 １０４０℃
空気の注入圧力 １．０ｋｇ／ｃＪ空気冷却の有無
無 （２）試作品の規格 試作品の管瓶（材質、ホウケイ酸ガラス）の規格を第１
表に示す。
無 （２）試作品の規格 試作品の管瓶（材質、ホウケイ酸ガラス）の規格を第１
表に示す。
第 １ 表
（３）性能評価
■ ０．０２ＮＨ２ＳＯ４消費量に基づき、従来品と試
作品のアルカリ溶出量の差を出し、従来品に対する低減
率を計算して改善度とした。これを第２表に示す。
作品のアルカリ溶出量の差を出し、従来品に対する低減
率を計算して改善度とした。これを第２表に示す。
■ 管瓶の溶液のＰＨ値を第３表に示す。
以上述べたように、この発明は管瓶の底部成形時に瓶口
がら空気又は不活性ガスを注入し、その流れによって内
部の揮発成分を排出せしめるようにしたものであるから
、アルカリ成分の溶出の少ない管瓶を製作することがで
きる。
がら空気又は不活性ガスを注入し、その流れによって内
部の揮発成分を排出せしめるようにしたものであるから
、アルカリ成分の溶出の少ない管瓶を製作することがで
きる。
第１図の＋８＋図から（１）図は製造工程図、第２図は
瓶底成形工程の詳細図である。 １・・・・・・半製品、２・・・・・・管瓶、７・・・
・・・バーナ、８・・・・・・空気供給管、９・・・・
・・当て仮、１０・・・・・・回転ロール、１２・・・
・・・放出管、１３・・・・・・加圧空気供給ボート、
１４・・・・・・低温空気発生装置。
瓶底成形工程の詳細図である。 １・・・・・・半製品、２・・・・・・管瓶、７・・・
・・・バーナ、８・・・・・・空気供給管、９・・・・
・・当て仮、１０・・・・・・回転ロール、１２・・・
・・・放出管、１３・・・・・・加圧空気供給ボート、
１４・・・・・・低温空気発生装置。
Claims (5)
- （１）ガラス管を加熱成形して瓶口と瓶底を形成するガ
ラス管瓶の製造方法において、瓶底を加熱成形しながら
瓶口から加圧空気又は加圧不活性ガスを注入することを
特徴とするガラス管瓶の製造方法。 - （２）瓶底部の加熱温度を、作業点より低く軟火点より
高い範囲に設定することを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載のガラス管瓶の製造方法。 - （３）加圧空気又は加圧不活性ガスを常温状態又は冷却
して注入することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載のガラス管瓶の製造方法。 - （４）ガラス管を加熱成形して瓶口と瓶底を形成するガ
ラス管瓶の製造装置において、瓶底成形部に加圧空気又
は加圧不活性ガスの注入管端部を瓶口に臨む位置に設け
たことを特徴とするガラス管瓶の製造装置。 - （５）上記注入管に必要に応じて冷却装置を設けたこと
を特徴とする特許請求の範囲第４項に記載のガラス管瓶
の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62005225A JPS63170233A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ガラス管瓶の製造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62005225A JPS63170233A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ガラス管瓶の製造方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63170233A true JPS63170233A (ja) | 1988-07-14 |
Family
ID=11605248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62005225A Pending JPS63170233A (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | ガラス管瓶の製造方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63170233A (ja) |
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-
1987
- 1987-01-06 JP JP62005225A patent/JPS63170233A/ja active Pending
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