JPS6316958Y2 - - Google Patents

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JPS6316958Y2
JPS6316958Y2 JP1984020347U JP2034784U JPS6316958Y2 JP S6316958 Y2 JPS6316958 Y2 JP S6316958Y2 JP 1984020347 U JP1984020347 U JP 1984020347U JP 2034784 U JP2034784 U JP 2034784U JP S6316958 Y2 JPS6316958 Y2 JP S6316958Y2
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JP
Japan
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compressed air
valve
float
ring
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JP1984020347U
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JPS60131800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は圧縮空気のドレン排出装置に関するも
のである。
[背景技術] この種のドレン排出装置としては、フロートに
よる開閉機構にレバー機構を用いてドレンを排出
するようにしたものが広く用いられている。とこ
ろが、この構造のものはレバー機構に故障が生じ
易く、ゴミ等が詰ることにより作動不能になり易
い等の問題がある。
そこで、本出願人は、フロートと帯状の可動片
を使用し、そのフロートがドレンの水位上昇に応
じて上昇し帯状の可動片をめくり上げてドレン排
出弁を開く構造のドレン排出装置を既に提案して
いる(特公昭53−27490号公報参照)。
このドレン排出装置は収集容器内に溜つたドレ
ンをその水位が十分低くなるまで排出できること
により収集容器の有効利用が可能であると共に、
圧縮空気弁を構成する帯状の可動片をフロートで
めくり上げることによりフロートを小形に形成で
きる上に、Oリングによりピストンの受圧面積を
変化させてドレンの排出量を増大することができ
る等の優れた利点を有し、実用化されている。
ところで、このドレン排出装置においては、圧
縮空気弁を構成する帯状の可動片がその一端部の
みでフロートに連結されているため、該可動片に
よる弁孔の開閉が不安定となり、フロートの傾き
を生じてフロートが円滑に作動しなくなる等のお
それがある。
また、別の従来技術として、特開昭57−171198
号公報には、弾性管からなる弁部材をフロートの
下部の軸部に取り付けた構造が開示されている。
しかしながら、この従来構造では、弁座と当接す
る弁部分が弾性管の中空弯曲部であるため、この
中空弯曲部と弁座との接触による弁作用が確実に
得られず、また管の弾性による撓みにより中空弯
曲部が弁座を開閉する動作の速度が遅れる等の問
題点があることを本考案者は見い出した。
[考案の目的] 本考案の目的は、弁部材の開閉動作を平均的に
かつ安定して自動的に行うことができ、フロート
の誤作動の発生を防止できる圧縮空気のドレン排
出装置を提供することにある。
[考案の概要] 本考案は、本体の上部に形成された孔を開閉す
る弁部材が、リング状部と、該リング状部の直径
方向に両端で一体に連接保持された弁用の帯状部
とを持つ板状構造よりなり、前記リング状部の外
周部は、フロートの上部に取り付けられる保持部
材の下面側に形成された内周溝の中に圧入されて
保持されるようにしたことにより、平均的で安定
した弁部材の開閉を自動的に行うことができるよ
うにしたものである。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例である圧縮空気のド
レン排出装置を示す部分的縦断面図、第2図a,
bはそれぞれ弁部材と保持部の拡大断面図および
弁部材の平面図である。
この実施例において、ドレン排出装置の容器1
内には、圧縮空気のドレン2が収集される。この
容器1内には、本体3および本体3の突出部3a
で一体に嵌挿された受台4、該本体3と受台4と
の間に形成されたドレン流入孔5、該流入孔5へ
のドレンを濾過するスクリーン6、前記受台4の
段部4aとブツシユ19の上面との間に介設され
たゴム等のパツキン7、前記受台4に設けた止め
輪8、前記本体3内にVシール9を介して摺動自
在に設けられたピストン10、該ピストン10の
凹部内に配置されたフイルタ11、該フイルタ1
1と前記本体3の上部内側との間に形成された空
気室27、該空気室27に嵌装されたばね12、
前記ピストン10の下方に一体的に延びたピスト
ン主軸部13と前記受台4との間のVシール14
等が配設されている。ピストン主軸部13は、テ
ーパ部13aを有しその小径部はVシール14の
内径よりも小さくしてある。
前記本体3の上部中央には、突部15が設けら
れ、この突部15を貫通して圧縮空気供給用の孔
16が形成されている。また、ピストン主軸部1
3を貫通して通路17が絞り17aと共に形成さ
れている。
受台4の下方には、小径部4bを有し、その先
端が継手18に嵌挿され、継手18はばね部18
aによりブツシユ19に螺着されている。ブツシ
ユ19は容器1の段部1aと係合するつば部と止
め輪28で容器1に固定されている。
一方、前記本体3の外周側には、容器1内のド
レン2の量に応じて上昇または下降するフロート
20がスリーブ状に嵌装されている。フロート2
0の上部中央側には、キヤツプ(保持部材)21
が取り付けられ、フロート20の一部として該フ
ロート20と共に上昇、下降する。
キヤツプ21はその側面に圧縮空気流通用の連
通孔22を有し、またその中央部下面には突起2
3が下向きに一体形成されている。また、その下
面周囲には内周溝21aが形成されている。
このキヤツプ21の下面側(内側)には、たと
えば合成ゴム等の可撓性材料で作られた弁部材2
4が保持されている。本実施例の弁部材24は第
2図a,bからより明らかなように、リング状部
24aの直径方向に弁用の帯状部24bを両端で
連接支持するよう一体形成した略平板状の構造よ
りなる。
この弁部材24が取り付けられるキヤツプ21
はその下面(内側)周囲部に内周溝21aを有
し、この内周溝21aの中に弁部材24のリング
状部24aの外周が圧入されている。
この圧入状態において、弁部材24の帯状部2
4bの上面中央部は突起23の下端面と接触して
いる。
次に、本実施例の作用について説明する。
容器1内のドレン2が第1図に示すレベルにあ
る場合、フロート20は下降状態にあり、弁部材
24は第2図aに示すように本体1の上部中央の
孔16を閉塞している。また、ピストン10は、
通常は容器1内の圧力でばね12の力に抗して上
昇し、本体3に接触している。
この状態からドレン2が容器1内に溜ると、浮
力によりフロート20は第1図の位置から上昇す
る。
それにより、キヤツプ21の下側に保持された
弁部材24もフロート20と共に上昇し、該弁部
材24の帯状部24bが孔16から離れる。した
がつて、開通された孔16を通つて圧縮空気が本
体3内のピストン10の上方の空間に流入し、該
ピストン10を押し下げる。
ピストン10が下降すると、ピストン主軸部1
3の一部にテーパ部13aが設けられていること
により、このテーパ部13aとVシール14との
間に隙間が形成される。したがつて、ドレン2は
スクリーン6からこの隙間を通つて容器1の外部
に自動的に排出される。
所定量のドレン2が排出されると、ドレン2の
水位が下がり、それにつれてフロート20も下降
し、弁部材24が孔16を閉塞する。孔16が閉
じられると、本体3の内面とピストン10の上面
の空気室27の圧力空気は絞り17aに絞られて
連通路17から徐々に排出されるため、孔16が
閉じられてもピストン10は急激には上昇せず、
できるだけ多量のドレン2を排出するようにやや
時間をおいて上昇し始め、第1図の状態に戻る。
本実施例では、前記のような自動的ドレン排出
操作において、圧縮空気弁を構成する弁部材24
はその弁用の帯状部24bが両端でリング状部2
4aにより支持されているので、孔16の開閉動
作を常に安定して平均的に行うことができ、片持
ち式の場合のように、開閉動作に偏りがなく、均
等で安定した自動ドレン排出を十分に行うことが
できる。
また、本実施例によれば、弁部材24はそのリ
ング状部24aをキヤツプ21の内周溝21aに
圧入されているので、弁部材24をキヤツプ21
に確実かつ強固に取り付けることができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、他の様々な変形が可能である。
たとえば、弁部材24の弾性、硬度、厚さ等は
目的に応じて任意に選ぶことができる。
[考案の効果] 本考案によれば、本体上部に形成された孔を開
閉する可撓性の弁部材がリング状部および該リン
グ状部の直径方向に両端で一体に連接支持された
弁用の板状部を持つ板状構造よりなることによ
り、弁部材の開閉動作に偏りがなく、平均的にか
つ安定して自動的に弁の開閉を行うことができ、
フロートの作動不能の発生を防止できる。特に、
弁部として中空の弯曲部を持つ弁構造に比べて、
極めて確実で安定した弁作用が得られる。
また、弁部材のリング状部の外周部が保持部材
の下面側に形成された内周溝の中に圧入して保持
されていることにより、弁部材を保持部材に確実
かつ強固に保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である圧縮空気のド
レン排出装置の部分的縦断面図、第2図aとbは
それぞれ本実施例による弁部材とその保持部の拡
大断面図および弁部材の平面図である。 1……ドレン収集用の容器、2……ドレン、3
……本体、4……受台、5……ドレン流入孔、1
0……ピストン、13……ピストン主軸部、14
……Vシール、15……突部、16……孔、17
……連通路、20……フロート、21……キヤツ
プ(保持部材)、21a………内周溝、23……
突起、24……弁部材、24a……リング状部、
24b……帯状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 圧縮空気のドレンを収集する容器内に設けら
    れた本体と、この本体内に摺動可能に設けられ
    かつ内部に圧縮空気の通路を有するピストン
    と、前記本体の外側に可動に嵌合されたフロー
    トと、該フロートの上部に取り付けられた保持
    部材と、前記本体の上部に形成された孔を開閉
    するよう前記保持部材で保持された可撓性の弁
    部材とを備え、前記弁部材は、リング状部およ
    び該リング状部の直径方向に両端で一体に連接
    支持された弁用の帯状部を持つ板状構造よりな
    り、前記リング状部の外周部は、前記保持部材
    の下面側に形成された内周溝の中に圧入して保
    持されていることを特徴とする圧縮空気のドレ
    ン排出装置。 (2) 前記弁部材は略平板状の一体構造よりなり、
    前記帯状部の略中間部は、前記本体の前記孔と
    対向する位置において前記保持部材の下面側に
    設けた突起の下面と当接していることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧縮
    空気のドレン排出装置。
JP2034784U 1984-02-14 1984-02-14 圧縮空気のドレン排出装置 Granted JPS60131800U (ja)

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JP2034784U JPS60131800U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 圧縮空気のドレン排出装置

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JP2034784U JPS60131800U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 圧縮空気のドレン排出装置

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JPS60131800U JPS60131800U (ja) 1985-09-03
JPS6316958Y2 true JPS6316958Y2 (ja) 1988-05-13

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ID=30510748

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087632B2 (ja) * 1987-09-14 1996-01-29 株式会社テイエルブイ 蒸気用減圧弁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327490A (en) * 1976-08-27 1978-03-14 Dojindo Lab Method of detecting cyanogen ion under coexistence of sulphur compound
JPS57171198A (en) * 1981-03-26 1982-10-21 Atlas Copco Ab Drain valve assembly for compressed gas system

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JPS5327490A (en) * 1976-08-27 1978-03-14 Dojindo Lab Method of detecting cyanogen ion under coexistence of sulphur compound
JPS57171198A (en) * 1981-03-26 1982-10-21 Atlas Copco Ab Drain valve assembly for compressed gas system

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